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妻が亡くなってから2週間以上経ちました。
大きな変化がありました。
今週の水曜日に、ついに私と妻の口座が凍結されてしまい、
これにより全ての送金や引き落とし、カードでの買い物は出来なくなりました。
では、送付されてきた請求書や銀行引き落としはどうすればいいのか?
息子が銀行に確認したところ、いくつかのオプションがあるようです。
1. 銀行が私用にもう一つの口座をってくれ、そこに最大5千ユーロまで入金でき、そこから送金や支払いをする。
2.
口座が凍結解除するまで、
Notaire(公証人)に全ての請求書の金額を立て替えてもらう。
3. Notaireではなく、家族に立て替えてもらう。
4. 銀行に立て替えてもらう、ことも出来るようです。
息子から詳しい話を聞いても、自分から積極的には何も決めていないです。
何か面倒くさくて…。
ただ、妻が入院していた病院の支払いはかなりの高額になると予想されるので、それについてはNotaireに立て替えてもらうことで考えてはいます。
ハッキリ言って、もう支払いなんかどうでもよくなってきました。
今私が困っている、悩んでいるのは、
この頃夜中にトイレなどで目が覚めると、用を足した後眠れなくなることがめっきり増えてしまったことです。一度目が覚めてしまうと、ここ一週間ほどは全く眠れなくなってしまったのです。
亡くなった当初は、本来いるべき人がいなくなってしまった悲しさや寂しさで寝つきが非常に悪かったのですが、一方で一旦寝ついてしまえば夜中に目が覚めても何とかまた眠れました。
ところが最近は、どういう訳か未来のことを考えることが多くなり、そのことを考えると全く眠気が起きないのです。
未来と言っても二通りあります。
一つは、今まで妻がやってきたこと担当してきたことをどうやって継続していくのか? 分かりやすい所では、家のメンテや修理を業者に依頼することは言葉の問題から妻が取り仕切ってきましたが、それについても私がやらざるを得ません。
これらのことは、一つ一つは大したことはないように思えて、実はかなり件数が多いので、これからは切れ目なく発生することに思えます。
これらについては、子供たちと相談しながらも、あまり彼らの負担にはならないようにしたいとは思っています。
未来のことについては、もう一つあります。
これは今すぐどうかしなければならないことではないのですが、家(今の家に住み続けるのかどうか)のことも含めてどうしても考えてしまいます。正直言って考えたくはないのですが、夜中に目が覚めた時にはトイレの中で無意識のうちに頭に浮かんできてしまいます。
私は10年後や15年後にはどこにいるんだろう
、言い換えれば『自分は何処かの高齢者施設に入っているのだろうか?』ということです。
今の自分には、そんなところにいる自分を想像することすらできません。
こんな恐ろしいことを考えていたら、どうしたって眠気なんか引っ込んじゃいますよ💦。
亡き妻の母親は現在90歳を超え記憶力は衰えてきたものの認知症は患っていないので、転んで大きなあざを作っても高齢者施設に入ることを頑なに拒絶し続けて、今でもアパ-トに一人住まいです。
当初は、何故不便で危険な独り住まいを選んだのか、私には全く理解できませんでした。独り住まいということは、何か事故があった時には直ぐに助けに来てくれる人がいないのですから、まさに命を懸けた生活をしている訳です。
しかし、妻を亡くして一人きりになった今、義理の母親の気持ちが分かってきたように思えます。
やっぱり私も一人でもいいから自由に生き続けたい、と。
勿論それが可能なのは、健康な体があってこそです。
これからは毎日の細々としたことに加えて、しっかり体のメンテもしていかないといけないですね。
無理をしない、腹を立てない、頑張らないけど諦めない、そして笑顔でしょうか…。
これからは品行方正な人間として生きていかないと、いけないみたいで す。
私にできるのでしょうか?
そういう自分を想像するのも難しいですね
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