2006年10月13日
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カテゴリ: マイホームへの道
両親が言った。


「土地を買って、まさかすぐ家を建てるとは思わなかった。」



おや?



そういえば。



土地、別に建築条件なんかついてもないよ。
今すぐ住む家に困ってることなんて、全然ないよ。
いや、むしろこの賃貸マンション、めちゃ気に入ってるよ。


もういっそ一生賃貸で、
終の棲家は少々リッチな老人保健施設、
とも考えていたくらい。



なのになのに、なぜそんないばらの道(ローン)を歩むのだ、私よ。



頭を1ヶ月前ほどに巻き戻す。
きゅるきゅるきゅる。←アナログです。


まず第一に、ハウスメーカー・Mホームから、
9月決算なので1年でも最大限お引きできる時期です、
と言われておぉ、そうなのか、と乗り気になってしまった、
うっかりやさんの私が垣間見えます。


あぁ・・・バカですね・・・。


決算時期なんか毎年来るじゃんか。
ハウスメーカーだって何年もかけて
営業するもんだと思ってるというのに
(だから1ヶ月で決めて営業担当者に驚かれた)。


そして第二に、とあるマンションの新聞折込に、
ゼロ金利解除!金利上昇傾向!とよくある見出しが踊る。
しかしその下の記載に釘付け。
「もっと貯金をして頭金にしようとしても、
ローン金利が1%上がれば数年間の努力は無駄に・・・」的な試算が。
やっぱり今だ! と確信してしまった、
そそっかしい私が垣間見えます。


あぁ・・・バカですね・・・。


今後の金利のことなんか、結局闇の中なのに。
それに数値的には同じでも、数年間がんばってお金貯めるのと、
数年間がんばってローンの利息だけ払うのって、
全然感情的なハリが違うと思う。



第三に、賃貸に掛け捨て的に部屋代払うんだったら
いっそローンの返済にあてよう、と思ってしまった、
本末転倒な私が垣間見えます。


あぁ・・・バカですね・・・。


自分が一生賃貸でいいや、と思った理由がすっかり
頭から飛んでいます。
資産を持つというしがらみ、自然災害、固定資産税・・・
賃貸が身軽でいいや、と結論づけた自分はなんだったの?




はっ、と現在の自分に戻る。




そうだね。
本当に勇み足だったかもしれない。


両親にも「金銭的余裕のなくなる、
今後のあんたが心配。」と言われ、ズキッ。


両親曰く、
金銭的余裕 = 精神的余裕
なのだらしい。


まぁね。
あながち間違ってないよね。
だから胸も痛むわけだ。


いい意味でどんぶり勘定だった私も、
これからはお金にダーティーになっていくわけだ
(いや、そんな大げさなものでなく・・・)。


でも、ここ15年ほどで10回以上引越しをし、
流浪の旅にもほとほと疲れてしまった。
さらに子どもも生まれ、できれば早めに生活の場を
安定させたいというのもあった。


今は満足のこの賃貸マンションも、
数年もすれば手狭になるのは目に見えてるし、
今も子どもの足音が下に響いてないか気になる。


子どもが親を慕って寄ってきてくれる時期なんてほんのわずか。
その思い出を詰め込む空間が欲しかったってのもあるかな。
自分が保育園児だった頃に建った実家、
もうボロイけど思い入れがあるもんなぁ、自分なりに。


どうも話が子ども中心になりがちだけど、
結論はやっぱりコレ。



昔からこつこつ貯金してたのは、
家が欲しかったから。



だから金銭的な時期の正解、不正解はあるかもしれないけど、
家を買うことは自分の中では正解なのだ。


だよね?だよね?自分?

(今日の日記は終わりが見えない。
ので強制終了)








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最終更新日  2006年10月13日 15時34分43秒
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