動物園・水族館 0
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ちょっと遅くなりましたが、1月読書メモpart1で書きもらしたぶんを追加~(^^)/「西郷札―松本清張短編全集〈01〉」 (光文社文庫) 著者:松本 清張内容西南の役の賊軍が発行した軍票「西郷札」。出役した佐土原士族が、血のつながらぬ妹と、東京でめぐり逢ったとき、悲劇の幕が開いた。明治初年の投機騒動に材を取り、人の心に巣くう情念の炎を描いた処女作「西郷札」のほか、坂口安吾をして、推理小説作家としての著者の未来を予言させた芥川賞受賞作「或る『小倉日記』伝」など、最初期の名作八編で編まれた「短編全集」第一巻(「BOOK」データベースより)芥川賞受賞作である『或る「小倉日記」伝』は以前、2度ほど読んだことあるけど、何度読んでも心に強く響く名作です話の完成度といい、人物描写といい秀逸~読むたびに「でんびんや」の鈴の音が耳元に聞こえてくるような余韻に胸締め付けられます!「西郷札」は西南戦争の際に発行された軍票を巡ってのお話。その他の作品も、それぞれの時代の波に翻弄される「生き様」を描く深みのある作品ばかり。短編集とはいえ、読み応えが重くていささか疲れました(;^^)いっぽうコチラはライトな作風(?)でスラスラと読めた作品【中古】文庫 ≪海外ミステリー≫ ケイトが恐れるすべて / ピーター・スワンソン【中古】afb 内容ロンドンに住むケイトは、又従兄のコービンと住居を交換し、半年間ボストンのアパートメントで暮らすことにする。だが新居に到着した翌日、隣室の女性の死体が発見される。女性の友人と名乗る男や向かいの棟の住人は、彼女とコービンは恋人同士だが周囲には秘密にしていたといい、コービンはケイトに女性との関係を否定する。嘘をついているのは誰なのか?想像を絶する衝撃作!(「BOOK」データベースより)この作家さんは初読み!「このミス海外編2位」と評判が良いようだったので期待したんですが・・・「衝撃作」ってほどじゃなかったかな(;^^)設定もありがちだし、人物像も話の進み具合もやや冗漫。でも、ヒッチコック映画を思わせる映像的な美しさを感じさせられました他の作品も図書館で予約中~1月は途中で読了を断念した本が多くて残念でした↓の4作とも興味深い内容で読了したかったものの、途中で返却日がきてしまいアウトに~「【中古】 植物はなぜ薬を作るのか 文春新書1119/斉藤和季(著者) 【中古】afb」IQ / 原タイトル:IQ (ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 465-1)[本/雑誌] / ジョー・イデ/著 熊谷千寿/訳 世界をおどらせた地図 / 原タイトル:THE GOLDEN ATLAS (NATIONAL)[本/雑誌] / エドワード・ブルック=ヒッチング/著 関谷冬華/訳 【中古】 短編画廊 絵から生まれた17の物語 /ローレンス・ブロック(編者),田口俊樹(訳者) 【中古】afb 「植物はなぜ薬を作るのか」は再予約して読了を目指すつもりです【中古】 松本清張短編全集(09) 誤差 光文社文庫/松本清張【著】 【中古】afb【中古】 松本清張短編全集(04) 殺意 光文社文庫/松本清張【著】 【中古】afb
2020.03.17
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2月読了本は20冊でした。2桁の冊数になったのは昨年の6月以来!冊数躍進(笑)の原因は青空文庫の「半七捕物帳」です^^半七捕物帳岡本綺堂による時代小説。江戸の岡っ引として化政期から幕末期に数々の難事件・珍事件にかかわった半七老人を、明治時代に新聞記者の「わたし」が訪問し、茶飲み話のうちに手柄話や失敗談を聞きだすという構成で、旧幕時代の風俗を回顧しながら探偵小説としての謎解きのおもしろさを追求する趣向の小説である(ウィキより抜粋)幕末&明治初期の庶民の生活が情緒豊かに描写されていて「江戸趣味」の香りをたっぷり味わえる半七シリーズに、ただいまハマり中~♪ ドイルのシャーロック・ホームズ原著を読んだのをきっかけに、構想を練ったらしいんですが、謎解き自体のヒネリはやや薄めかもでも、半七親分と記者のやりとりが軽快で、思わずクスリとするシーンも多くなんとも長閑な雰囲気が魅力的です短編なので乗り物の待ち時間などスキマ時間に読めるのも嬉しいところ!青空文庫では69話プラス番外編の合計70話が読めるので「年内に全話読破」が目標だけど・・・果たして?2月の読書メーター読んだ本の数:20読んだページ数:2793ナイス数:84掘れ掘れ読本-考古学ギョーカイと発掘の愉快なお話の感想1月に読んだ「絵を見る技術 名画の構造を読み解く」にはビックリ仰天!絵画鑑賞のテクニックには目からウロコが落ちまくりでした。で、著者である秋田麻早子さんの他の本はないものか?と検索した結果、発見したのが本作です^^ 裏表紙のアイドル風写真には度肝を抜かれた(笑)けど「考古学や発掘」のイメージをガラリと変えてもらえる楽しい本でした♪ 古代文字の読み方や「古代おもしろ史料」なども興味深し~! 読了日:02月29日 著者:秋田麻早子半七捕物帳 06 半鐘の怪の感想昔読んだポーの「モルグ街の殺人」を思い出し~^^ 読了日:02月27日 著者:岡本 綺堂半七捕物帳 10 広重と河獺の感想ありゃりゃ?どう繋げるのかと思いきや・・2本立て!ちょっとキツネにつままれたような読後感(^m^) 読了日:02月27日 著者:岡本 綺堂人生で大切なことは泥酔に学んだ読了日:02月25日 著者:栗下直也半七捕物帳 09 春の雪解読了日:02月24日 著者:岡本 綺堂失われたアートの謎を解く (ちくま新書)読了日:02月24日 著者:半七捕物帳 07 奥女中読了日:02月21日 著者:岡本 綺堂秘蔵古写真 紀行読了日:02月21日 著者:地の指(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)の感想上巻が面白くて下巻も期待したけど…こちらはバタバタとした展開(@@)真犯人もとってつけたような雰囲気だし「メモ」の種明かしも少々お粗末では? 売れっ子で乱作してた頃の作品らしいので、ジックリと練る時間が足りなかったのかも(;^^) でも上下巻とも昭和の暮らし描写が細やかで楽しめました♪読了日:02月16日 著者:松本 清張地の指(上): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)の感想地域図書館本。都庁絡みの贈賄、銀座のバア、タクシー事情などなど、古き昭和をまざまざと思い出させる描写が多く「昭和20年代生まれ」としては懐かしさ溢れる読書タイムとなりました。事件の成り行きは「偶然に次ぐ偶然」多発(;^^)いささか興覚めの部分もあるけど、それを補ってあまりある清張氏の筆運びの良さ!安心して読み進められました。さ、下巻を早く借りてこなくちゃ。読了日:02月15日 著者:松本 清張大人の献立ルールは2品で10分 500kcalの感想地域図書館本。味噌汁に「マグロやサバ等の魚と野菜」の組み合わせが斬新でした。鯖缶やいわし缶を使って工夫したレシピもユニークで面白いし、シニアにはうってつけのヘルシーメニューばかり! ただし我が家には、まだ20代30代の子供も同居なので彼らにはいささか渋すぎる(笑)メニューかもww 老夫婦二人暮らしになった頃、また借りてきたい本です^^読了日:02月15日 著者:今泉 久美半七捕物帳 03 勘平の死読了日:02月13日 著者:岡本 綺堂予言の島読了日:02月11日 著者:澤村伊智半七捕物帳 05 お化け師匠読了日:02月10日 著者:岡本 綺堂半七捕物帳 08 帯取りの池読了日:02月10日 著者:岡本 綺堂半七捕物帳 04 湯屋の二階読了日:02月07日 著者:岡本 綺堂ヴァイオリン職人の探求と推理 (創元推理文庫)の感想伝説のストラディヴァリウスを巡っての殺人事件。いや~コレは久々の大ヒット☆ 往年の英国ミステリーを思わせる上質な読後感が味わえました! 昨今のミステリーって猟奇殺人事件やらサイコパスやらオドロオドロシイ内容のものが多くてテンポも速いジェットコースター的作品が主流。それはそれで楽しいけど…今作はユッ~クリと弦楽四重奏でも聴きながらノンビリ楽しみたい作品でした♪ シリーズ物のようなので、さっそく他二冊も図書館で予約!今から楽しみです^^読了日:02月05日 著者:ポール・アダム半七捕物帳 02 石灯籠読了日:02月03日 著者:岡本 綺堂孤独こそ最高の老後 (SB新書)の半七捕物帳 01 お文の魂の感想青空文庫にて、ついに半七デビュー(^m^)サクっと読めるので、乗り物の中での読書に最適!親分さんの語り口が魅力的♪読了日:02月01日 著者:岡本 綺堂読書メーター感想未記入の作品のうち数点は後日part2でアップする予定~半七捕物帳(完全版)【電子書籍】[ 岡本綺堂 ]DVD/国内TVドラマ/半七捕物帳 DVD-BOX/VUBG-5025半七捕物帳(1)新装版 時代推理小説 (光文社文庫) [ 岡本綺堂 ]【中古】 ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 創元推理文庫/ポール・アダム(著者),青木悦子(訳者) 【中古】afbヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密 創元推理文庫 / ポール・アダム 【文庫】
2020.03.01
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明日から3月スタートだというのに、今頃になって1月の読書メモを(;^^)1月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2141ナイス数:93絵を見る技術 名画の構造を読み解くの感想図書館本。まだ三分の一くらいしか読んでないのに青天の霹靂&「目からウロコ」がボロボロ~!これまでの自分の絵画鑑賞は一体何だったの?と脱力するくらいショックを受けました。「フォーカルポイント」「視線誘導の工夫」「リニア・スキーム」などなど、これまで考えたことのなかった絵画リテラシーの数々に大興奮☆ ただ期間切れのため本日返却(涙) 再度予約して全部読み切るつもりです(•̀ᴗ•́)و (いやいや、購入するべきかも?)読了日:01月29日 著者:秋田麻早子ヴァイオリン職人の探求と推理 (創元推理文庫)読了日:01月28日 著者:ポール・アダム姑の遺品整理は、迷惑です読了日:01月27日 著者:垣谷 美雨風々院風々風々居士―山田風太郎に聞く読了日:01月15日 著者:山田 風太郎名画は嘘をつく (ビジュアルだいわ文庫)の感想文庫本というサイズ的な制約があるものの全作品カラーなうえ要点を押さえた解説で、とても見ごたえ&読み応えありました!名画の嘘を暴くという刺激的(笑)な視点も面白くて楽しい読書タイム~♪木村氏の他の著書「嘘をつく2」や「名画の本音」なども読んでみたいです^^読了日:01月14日 著者:木村泰司西郷札―松本清張短編全集〈01〉 (光文社文庫)読了日:01月12日 著者:松本 清張ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)読了日:01月08日 著者:ピーター・スワンソンひととき2019年1月号【特集】京都 寿ぎの美 初老耽美派がゆく読了日:01月04日 著者:読書メーター1月の読了本は8冊。ホントはもっとたくさん手に取ったんですが、半分くらい読んで断念した本や最初の数ページでギブアップだった本が多くて~新聞や本の書評&読書メーターの評を読んで図書館でネット予約することが多いんですが、実物が届いた時点で「え?こんな分厚い本なの?」と怖気づくことも度々1月分は8冊のうち、たった2冊しかコメント書けてないこともあるので、part2でご紹介できればいいな、と思っていますところで!新型コロナの感染拡大は、ますます深刻な状況になってきましたね。例年だと「今年の桜はどこで見ようかな~」とプランを練りながら心躍らせる時期なんですが・・・サクラだ花見だなんて浮かれてる場合じゃな~い先月まで通っていた太極拳の施設も、市の体操教室も全て休館となりました!お出掛け好きの私にとっては鬱々とした日々になりそうでも、今が踏ん張りどころデマやフェイクニュースなどに惑わされることなく、自分のできる範囲で身を守りながら粛々と日常生活を送るしかないですね。十分な休息と栄養で体調を整えるせっけんを使ったこまめな手洗いせきエチケットを守る上記をしっかりと順守しつつ「不要不急」の外出を避けて家籠りの日々になりそうです。来月の友人とのお出かけ予定も全てキャンセルだろうし(:_;)でも、あまりに気に病むと免疫力低下につながりそうだから、あくまでも心朗らかに~幸い(?)まだ未アップのお出かけネタの在庫(笑)はあるので、読書ネタと共に少しづつ日記更新しようと思ってます感染拡大のストップと一日も早いワクチンの開発がなりますように皆様もくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいまし。
2020.02.29
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今日は雲の多いスッキリしないお天気でしたが、図書館まで30分近くウォーキングして、このところの運動不足を解消してきました実はここ数年、週一回通っていた太極拳教室が先週から閉鎖に~先生が急に入院され回復の見込みがたたないため、教室そのものが消滅ということになったようです。先週、教室のある施設から連絡をいただいたものの、詳しいことは分からずじまい(>_<)先生は昨年暮れから体調崩されていたようだけど「大丈夫、自分で治すから」と長く自己療法に頼っていたみたいなんです。心配だけど・・・・施設を通してしか情報は入ってこないので、今はただ先生の体調回復を祈るばかり~(―人―)ナムナム 今日は読書メモを昨年12月の読了本は8冊でした。12月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2232ナイス数:121わたし、定時で帰ります。 ハイパーの感想前作同様ホットな展開で一気読み~♪ 前作のインパール作戦にも驚いたけど今作は忠臣蔵絡み。そうきたか~!? ( ̄m ̄〃) いまだにそんな前時代的な会社あるの?という疑問もわくものの、肩ひじ張らないで純粋に楽しめる本作、またドラマ化必至ですね^^読了日:12月09日 著者:朱野 帰子エリザベスの友達の感想飛び切りの傑作だった『飛族』(谷崎潤一郎賞受賞)!今作は溥儀と妻・婉容の物語へと話が広がるのかと思いきや・・・時空を越えて過去へ立ち戻る認知症のお婆さん達のモノローグはせつなくて胸が塞がりました(:_;) でも温かく見守ってくれる家族や介護施設の人々の存在は大きな救い♪ 軍馬や軍犬の存在は知らなかったので、とても切なかったです(涙) 敬愛する村田先生の本はほとんど読みつくしてます^^ お身体大切にして、まだまだ意慾的に筆をふるっていただきたいです!!読了日:12月13日 著者:村田 喜代子土偶のリアル――発見・発掘から蒐集・国宝誕生までの感想譽田さんの本、3冊目♪ これまで縄文に馴染みの薄かった私も譽田さんの土偶愛に満ちた本を読むうちに土偶女子の仲間入り~(笑) 今作は発掘当時のバタバタ感や国宝指定に至る顛末など人間臭い生々しさが満載! 縄文の人々の精神性を感じることが出来る「割るという行為」章なども心に響きました。 2014年開催『日本国宝展』のおりに見た国宝土偶5体は、どれもスタイリッシュで独特のオーラ感じる造形美だったことを想いだし「日本にはピカソが何人いるのか」という海外の評価にも納得でした。読了日:12月14日 著者:譽田亜紀子俺の!いなり寿司 (Town Mook)の感想いなり寿司の発祥の地って意外なことにいまだ正確な場所は分からないんだとか(*〇o〇*)これだけ庶民的な食べ物である「いなり寿司」なのに、辿っていくと案外と謎多し?でも江戸時代に日本全国津々浦々にいきわたったのは「江戸に赴任してたお侍さんが国元にレシピを持ち帰ったからでは」という説には納得~☆甘じょっぱいお揚げと酢飯のコラボは、地域や諸店で形など様々とはいえど、手軽に食べられる庶民の味方!定番から個性派まで99店の紹介は嬉しいかぎり!ロングタイプは食べたことないので、ぜひともトライしてみたいです♪読了日:12月16日 著者:いなり王子第160回直木賞受賞 宝島の感想熱量溢れる文章に圧倒されながらページをめくっていたものの、本の厚さ&図書館返却日に大焦り~(>_<)ついついババっと斜め読みしちゃいました(^^ゞ 中途部分とラストシーンから推察する沖縄の戦後史には心痛みます。桐野夏生著の『メタラボ』と共通する空気感だったかも。時間があったらユックリと再読したいです♪読了日:12月17日 著者:真藤 順丈鏑木清方 (新潮日本美術文庫)の感想11月に行った「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」展の復習を兼ねて。これまで鏑木清方の美人画は「男性目線の理想の美しさ」という印象が強かったけど、同展でそのイメージが大きく覆され!「築地明石町」から放たれる生々しいオーラは圧倒的でした(〃▽〃) 実物鑑賞にはかなわないけど、ハンディサイズ&カラー本でジックリと観ることが出来て嬉しい一冊でした。読了日:12月19日 著者:([ん]1-6)3時のおやつ (ポプラ文庫)の感想30人によるエッセー集。世代によってバラエティに富んだおやつが次々に登場。懐かしく思い出すものも多数あり。私の世代だと「ロバのパン」が一番古い思い出かも^^ ただし、荷車をひくロバの哀しそうな眼は心に残ってるものの、肝心のパンの味は思い出せず(>_<) 短いページで読みやすいから、おやつ時間にチョコチョコ読むのに最適~♡ 読了日:12月22日 著者:壁井 ユカコ,大崎 梢,平山 夢明,絲山 秋子,森見登 美彦,仁木 英之,ミムラ,伊藤 たかみ,大島 真寿美,椰月 美智子死刑囚 (ハヤカワ・ミステリ文庫)読了日:12月27日 著者:アンデシュ ルースルンド,ベリエ ヘルストレム読書メーター月がかわると読書メーターの「まとめページ」が更新されちゃうので、慌ててのブログアップです(^^ゞコメントを入れそびれた一冊は【中古】 死刑囚 ハヤカワ・ミステリ文庫/アンデシュ・ルースルンド(著者),ベリエ・ヘルストレム(著者),ヘレンハルメ美穂(訳者) 【中古】afb《あらすじ》ジョンと名乗るカナダ籍の男がスウェーデンで暴力沙汰を起こして逮捕された。グレーンス警部らの捜査で、ジョンの国籍は偽造されたものだと判明。さらに彼の正体は米国の死刑囚なのではないかという疑惑が浮かぶ。だがその囚人は、数年前に刑務所で命を落としたはずだった―ありふれた傷害事件は各国政府を巻き込む大問題へと変貌する。ジョンを待つ運命とは?極限状況から人間の罪と罰に迫る警察小説シリーズ第三作(「BOOK」データベースより)スウェーデンの傷害事件で逮捕された男は、実はアメリカで死んだはずの死刑囚だった、という驚きの展開死刑制度という重いテーマのせいか、読後感はとても重たかったです(-"-)日本は米国と同様死刑存続国だけど、EUなど主だった先進国では死刑は×そんな価値観の違いや社会構造の違いなど、色々と考えさせられるものが大きかったぁ~おそらく問題提起の意味で書かれたところもあるのかも?そのせいか結末は少々不自然に感じましたが、それを補って余りある読み応え一級の作品おススメ☆☆☆☆地下道の少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [ アンデシュ・ルースルンド ]熊と踊れ 上/アンデシュ・ルースルンド/ステファン・トゥンベリ/ヘレンハルメ美穂【合計3000円以上で送料無料】熊と踊れ 下/アンデシュ・ルースルンド/ステファン・トゥンベリ/ヘレンハルメ美穂【合計3000円以上で送料無料】制裁【電子書籍】[ アンデシュ ルースルンド┴ベリエ ヘルストレム ]
2020.01.22
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いよいよ2019年もあと一か月を残すのみとなりましたね東京オリンピック開催が2020年と決定した時には「まだまだ先の話だわ~」と思ったものだけど・・・・もう、来夏に開催月日の経つのは早いですね~11月の読了本は7冊でした11月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2282ナイス数:58スキン・コレクター 下 (文春文庫)の感想久しぶりに読んだライムシリーズ! 第一作目の「ボーン・コレクター」を彷彿とさせる仕上がりだけど…後半のどんでん返しも既視感あって目新しさが少なめ(;^^) シリーズものって作を重ねると読者のほうも慣れてくるから「新味」を感じにくくなるのは致し方ないかも? 個人的にツボだったのは「タランティーノ監督」関連の言及(^m^) 読了日:11月23日 著者:ジェフリー ディーヴァーうちの子が結婚しないので (新潮文庫)読了日:11月19日 著者:垣谷 美雨皇室番 黒革の手帖 (宝島社新書)読了日:11月15日 著者:大木 賢一スキン・コレクター 上 (文春文庫)読了日:11月13日 著者:ジェフリー ディーヴァー泥棒はスプーンを数える (集英社文庫)の感想久々に読んだ泥棒バーニィシリーズ!前作『泥棒は深夜に徘徊する』(2004作)を読んだのはいつだったか覚えてないほど昔だったような?(焦)初期のバーニィシリーズは才気あふれる描きっぷりが目立ったけど、さすが今やアメリカミステリー界の重鎮だけあって余裕を感じる筋運びでした。一段とマニアックな蘊蓄(笑)&ウィットに富んだ会話に魅了され~(〃▽〃)第一作目から、また読み返してみようかな♪ 読了日:11月07日 著者:ローレンス・ブロック,田口 俊樹老後の資金がありませんの感想再読♪ 「女たちの避難所」がとても良かったので、こちらも図書館で再度貸し出し^^ 再読ということもあって、スラスラと読了♪ 初読のときは主人公の篤子さんやダンナさんはノンビリし過ぎじゃないの?とイライラ感が大でした。高級老人ホームや仕送り9万円などの金銭感覚は一般庶民にとっては絵空事っぽいし(-"-) でもあまりにリアルで切実な内容だと読むのが辛いですしね。「女たちの避難所」同様、明るく前向きなラストが用意されてて楽しく読めました^^ 読了日:11月06日 著者:垣谷 美雨ゴッホは殺されたのか 伝説の情報操作 (朝日新書 94)読了日:11月03日 著者:小林 利延読書メーター11月は以前、ハマってたシリーズ物を読んでみました。ジェフリー・ディーヴァー著『リンカーン・ライムシリーズ』と、ローレンス・ブロック著の『バーニイシリーズ』どちらもやっぱりいいな~と再確認^^泥棒はスプーンを数える (集英社文庫(海外)) [ ローレンス・ブロック ]内容お待たせしました! 泥棒探偵バーニイ・ローデンバー今回のターゲットは、フィッツジェラルドの生原稿!ついに最終巻!「ALLB」と記されたマニラフォルダーに包まれていたのは、フィッツジェラルドの最初の手書き原稿。匿名と思しきミスター・スミスに依頼され、難なく盗み出した泥棒探偵バーニイ・ローデンバー。第二の依頼もまたフィッツジェラルド絡みだった。そんな中、東92丁目で老婦人殺害事件が発生し、刑事のレイに呼び出されたバーニイが真相を追及する羽目に──。小粋な会話が心地いい円熟のシリーズ最終巻(「BOOK」データベースより)ローレンス・ブロックは『マッド・スカダーシリーズ』もいいけど、軽くて洒脱な味わいの『バーニィ・シリーズ』も格別の面白さ今回読んだ「泥棒はスプーンを数える」は最終話と謳ってるだけあって、ローレンス節が大炸裂~(笑)すっごいマニアックな蘊蓄とユーモア満載の会話には思わず( ̄ー ̄)ニヤリでした。これで最後といわず、まだまだ続けて欲しいな~【中古】スキン・コレクター 上/ DeaverJeffery Wilds内容毒の針で刺青を刻むスキン・コレクター――すぐには殺さない。謎の文字のタトゥーを刻まれた死体が発見された。刺青は毒によって彫られており、被害者はそれによって死亡していた。四肢麻痺の科学捜査の天才リンカーン・ライムが捜査を開始するが、犯人は現場に何の手がかりも証拠も残していなかった。犯人はライムの著書を精読し、証拠をきれいに除去していたとおぼしい。しかも犯人は、かの連続殺人犯〈ボーン・コレクター〉の手口を模倣するように、ニューヨークの地下で殺人をくりかえしているようだった。唯一の手がかりは、暗号めいたタトゥーの文字。それは犯人〈スキン・コレクター〉からのメッセージにちがいなかった。次の凶行を阻止すべく推理を導き出そうとする名探偵ライム。何重にも張り巡らされた擬装のかげには、壮大かつ緻密な完全犯罪計画が隠されている!(「BOOK」データベースより)【中古】スキン・コレクター 下/ DeaverJeffery Wilds内容ニューヨークの地下迷宮で殺人を繰り返す犯人。毒針で被害者の皮膚に刻まれた謎の文字は何を意味するのか。次の殺人はどこで起きるのか。そして犯人の狙いは何か。やがて浮かび上がる二重三重に擬装された完全犯罪―。「このミステリーがすごい!」1位に選ばれた、ドンデン返しの魔術師ディーヴァーの会心作。(「BOOK」データベースより)シリーズ一作目の「ボーン・コレクター」を読んだときは、どんでん返しの切れ味良さに大ビックリシリーズが進んでも、どんでん返しに次ぐどんでん返しの連続で驚かされたものです。が、あまりに同様な構成が続くといささか食傷気味に(;^ω^)なので、ここ数年手に取ることがなくなってました久々に読んだ今作は安定の面白さただ、サックス(←映画ではアンジェリーナ・ジョリー)の精彩がなさが気になり~今作も映画化・・という話はないのかな?ボーン・コレクター 上 (文春文庫) [ ジェフリー・ディーヴァー ]ボーン・コレクター 下 (文春文庫) [ ジェフリー・ディーヴァー ]ボーン・コレクター/デンゼル・ワシントン[DVD]【返品種別A】
2019.12.02
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先月は台風襲来や大雨など不安定なお天気続きでしたが、やっとここ数日、爽やかな青空広がる秋日和ですねやっぱり秋はこうでなくっちゃ~(^^♪とはいえ、近畿地方では「木枯らし一号」が吹いたんだとか季節は着実に進んでますね~!冬支度を急がないと~今日は10月の読書メモの続きをば『殺されたゴッホ』同様、大きな衝撃を受けた『女たちの避難所』女たちの避難所 新潮文庫 / 垣谷美雨 【文庫】大きな災害のあと、命からがら辿り着いた避難所で思いもかけない厄災が待っているとしたら・・・?内容九死に一生を得た福子は津波から助けた少年と、乳飲み子を抱えた遠乃は舅や義兄と、息子とはぐれたシングルマザーの渚は一人、避難所へ向かった。だがそこは、“絆”を盾に段ボールの仕切りも使わせない監視社会。男尊女卑が蔓延り、美しい遠乃は好奇の目の中、授乳もままならなかった。やがて虐げられた女たちは静かに怒り、立ち上がる。憤りで読む手が止まらぬ衝撃の震災小説(「BOOK」データベースより)↑の内容にもあるように、読んでる途中で何度も「なにそれ~ヽ(`Д´)ノ」と怒りでワナワナもちろんあくまでもフィクションですが・・作者は友人知人から聞いた震災体験を元に描いたということなので、この小説に近いことは実際にあったのでは?と思わせられました。避難所での食料・トイレ・お風呂・プライバシーといった数々の問題はよく報道されていますが、「被災地での性暴力の多発」のことはニュースでもあまり報道されてませんでしたよね?レイプによって希望しない妊娠を防ぐために緊急避妊薬ピル(レイプ後72時間以内に服用すれば着床しない)を配布されるというエピソードには震えが走りました(>_<)「避難所」は我々の住む社会の縮図といえるかも?「和を乱す」ことをおそれるあまり何も言えないってことは日常生活でもよくあることだし、男尊女卑や年長者の増長なども、日本社会ではいまだによく見る現象ですもの(-"-)おいそれと変えられるはずもないけど、そんな歪みが「避難所」という囲まれた空間だと一層大きな問題になりそうですよね。ただ、大きな災害があるたびに、被災地の方々のご苦労を思い心塞ぎながらも、ついつい「うちは大丈夫」と思いがち災害多発の昨今、それぞれが我がこととして、各家庭で防災・備品に力を入れるとともに、もしも避難所で暮らさねばなかなかったら、ということもシッカリとシミュレーションしておくべきだと感じました。ぜひともたくさんのかたに、ご一読をおススメします!(ただ、小説のラストはいささか都合よすぎの感あるハッピーエンドですが(^^;)ところで!連休中に、くうちゃんの納骨をしてきました。 ペットの供養はさまざまで、法的な縛りもないみたいです。自宅の庭に埋めてもOKなんだとか(他人の敷地や公共の場は)最近は「遺骨を自宅で保管」するご家庭も多いと聞きますが、我が家はペット専門葬祭場で火葬後、合同埋葬してもらいました。まだ四十九日は過ぎてないんですが、月一回の供養日に合わせて少々早めに埋葬を。前に飼ってたニャンコは違うペット専門霊園でお弔いしたんですが、今回の業者のほうが丁寧な応対で遺骨の取りあつかいなど誠意がこもってるように感じました。ペットとはいえ、家族の一員ですもの。心のこもったお別れが出来てありがたかったですくうちゃん、安らかに~ご報告まで<(_ _)>
2019.11.05
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10月の読了本は9冊でした。10月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:3191ナイス数:60殺されたゴッホ (小学館文庫)読了日:10月01日 著者:マリアンヌ ジェグレ,圀府寺 司代償 (角川文庫)読了日:10月04日 著者:伊岡 瞬国語教師読了日:10月08日 著者:ユーディト・W・タシュラー随筆集 明治の東京 (岩波文庫)読了日:10月10日 著者:鏑木 清方忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫)読了日:10月12日 著者:カズオ イシグロ,Kazuo Ishiguro女たちの避難所 (新潮文庫)読了日:10月17日 著者:垣谷 美雨鰐 ドストエフスキー ユーモア小説集 (講談社文芸文庫)読了日:10月20日 著者:ドストエフスキー厭な物語 (文春文庫)読了日:10月21日 著者:アガサ クリスティー,モーリス ルヴェル,ジョー・R. ランズデール,シャーリイ ジャクスン,パトリシア ハイスミスファミリーランド読了日:10月25日 著者:澤村 伊智読書メーター先月の読書をひるがえってみると・・・・私ってば、なぜにこんな暗めの本ばかり選んじゃったんだろ~?というのが第一の感想です(;^^)タイトルどおり嫌度大の『嫌な物語』をはじめ『ファミリーランド』澤村 伊智著や『代償』伊岡 瞬著など、ザラザラとした読後感の本が多くて、読めば読むほど憂鬱に~『国語教師』ユーディト・W・タシュラー著も、途中で嫌気がさして投げ出しそうになったんですが・・・後半になっていきなり急展開!意外なことにラストはせつなくて不覚にも(笑)涙がジワリと~(;ー;)全く知らないドイツ作家さんだけど、とても技巧的な構成のなせる技でしょうか?彼の今後の作品が楽しみですそして「暗い」というより胸がキリキリと切なかった、おススメ度ナンバーワンのこの一冊殺されたゴッホ 小学館文庫 / マリアンヌ ジェグレ 【文庫】「ゴッホはピストル自殺した」ということは長く定説ですよね?「実は他殺だった」という仮説のもとに描かれた『殺されたゴッホ』には度肝を抜かれましたw(゜o゜)wもちろんあくまでもフィクションです残された資料から導き出した推論をもとに作者が紡ぎだした本作は2016年刊行後にテレビ、ラジオなどでも取り上げられ評判となったんだとか。てっきり扇情的な内容かと思いきや、ゴッホの心情に寄り添った温かい眼差しと、よく練られた構成など、とても表情豊かな作品でしたもう一冊、ただいま読書中の『ゴッホは殺されたのか 伝説の情報操作』小林利延著にも、事件当時の捜査は実に大雑把で、証拠品はなにひとつ残ってなかったと書かれてました。死亡原因となったピストルはみつからず、その入手先も分からずじまい、傷の弾道は本人だととても打てない角度などなど不審な点ばかり。それなのに何故すぐに「自殺」と断定されたのかが、確かに不可解です。それまでのゴッホの不安定な精神状態から導かれた「自殺」説だったのか、それとも他に??『殺されたゴッホ』『ゴッホは殺されたのか』、2作どちらも真犯人と推理したのは全く違う人でした!(ネタバレになるので、興味あるかたは一読くださいませ)実は今開催中の『ゴッホ展』や来週公開の映画『永遠の門』の予習のつもりで読んだんですが、ゴッホの「生きること」への不器用さがせつなくて、映画も展示会も行く気が萎んでしまいました(;´д`)トホホ『永遠の門 ゴッホの見た未来』11月8日劇場公開スタート『ゴッホ展』上野の森美術館2020年1月13日までもう一冊のおススメ本はまた次回
2019.11.02
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日暮れが早くなりましたね!最近、夕方ふと気づくと外は真っ暗闇で「秋の日はつるべ落とし」という言葉どおり~今年は暑さがなかなかおさまらないから夏気分(笑)が抜けないけど、秋は確実に深まりつつあるということですね(;^^)今日は先月の読書メモを読了本は8冊でした9月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:1511ナイス数:70(039)幻 (百年文庫)読了日:09月24日 著者:川端康成,ヴァージニア・ウルフ,尾崎翠幽霊名画集―全生庵蔵・三遊亭円朝コレクション (ちくま学芸文庫)の感想先月、はとバス「立体怪談ツアー」に参加^^ 全生庵の「幽霊画展」も観たので、その復習として。ただ、あまりに掲載内容が濃すぎて返却日までに読んだのは、ほんの数ページだけ(涙)先月、東洋大学の井上円了記念博物館に行ったばかりなので、辻惟雄氏の井上円了に関する記述には少々引っ掛かったし…確認のためにまた再読したいです♪読了日:09月22日 著者:引き裂かれた絵の真相 夭折の天才 村山槐多の謎の感想『村山槐多耽美怪奇全集』再読を機会に「村山槐多まつり」を開催中ww 今作は槐多の従兄弟・山本鼎作と伝えられていた『大作』の謎を徹底的に調査するドキュメント。2枚の絵画から真実を導き出す粘り強い調査は20年近い年月を要したとか!?槐多の「火だるま」パワーが乗り移ったかのような学芸員さんの熱い想いがズシンと伝わってきました。読了日:09月21日 著者:村松 和明(006)心 (百年文庫)の感想「 (百年文庫)(16)妖」がとても魅力的だったので、百年文庫100冊コンプリートに挑戦中! 「幻 (39)」は掲載3作とも△だったけど「心(6)」は大当たり! 特に茶目っ気たっぷりのドストエフスキー著『正直な泥棒』、男女の心の綾の妙味溢れるプレヴォー著『田舎』は楽しく読めました♪ドストエフスキーは『カラマーゾフの兄弟』『白痴』2作しか読んでないので、こんな軽妙な作品もあるんだ⁉と驚き~!ただいま彼のユーモア小説集を読書中です。読了日:09月08日 著者:ドストエフスキー,芥川龍之介,プレヴォーときめく縄文図鑑 (ときめく図鑑+)の感想「知られざる縄文ライフ: え?貝塚ってゴミ捨て場じゃなかったんですか!?」に引き続き、譽田亜紀子さんの熱い縄文愛を感じる一冊でした。さまざまな土偶や装飾品の数々は実に独創的!見てるだけで心わくわく~o(^^)o 日本人の祖先である縄文人がこんなにもパワフル&ユーモアたっぷりだなんて嬉しいかぎり!八ヶ岳山麓にある「尖石縄文考古館」に行ってみた~い!!読了日:09月07日 著者:譽田 亜紀子怪談実話系 6 (MF文庫ダ・ヴィンチ)の感想「怪談実話系/愛」「怪談実話系7」に引き続き怪談実話系三冊目! こういうシリーズって途中で「もういいか」と飽きること多いけど、今後シリーズコンプリートしたいと思わせる充実ぶりでした☆ 「怖がらせよう」というワザトラシサが少ないところが好ましいし、スキマ時間にちょびちょびと楽しみながら読むのに最適~♪読了日:09月02日 著者:フランス女子の東京銭湯めぐりの感想銭湯=癒し空間、とはいえ慣れないものにとってはドキドキ空間かも?(;^_^ キュートなフランス女子が紹介する銭湯はどこも魅力的でした☆ とはいえ近場じゃないのが辛いところ(涙)都内散策のおりに寄ってみたくとも、帰りに満員電車に揺られることを思うとね~(-"-) 銭湯ヨガや銭湯ハンコ(知らなんだ!)などのコラムも楽し~♪読了日:09月01日 著者:ステファニー・コロイン刑罰読了日:09月01日 著者:フェルディナント・フォン・シーラッハ読書メーター今月も村山槐多関連本を継続する予定だったのに・・ただいまゴッホ関連本に浮気中ww迷走の読書スタイルはあいかわらず~(;^^)ゞもっと知りたい村山槐多 生涯と作品殺されたゴッホ 小学館文庫 / マリアンヌ ジェグレ 【文庫】
2019.10.05
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9月になりましたね!夏が戻ってきたような暑さのなか、昨日は映画を観てきました。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』タランティーノ節炸裂の映像と、ディカプリオとブラピの二人の演技、実に見ごたえありましたが、いささか長すぎの感も~(-"-)そちらについてはまた後日7月の読書メモもアップしてなかったので、今日は8月分と合わせてアップ~7月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1258ナイス数:34修復家だけが知る名画の真実 (プレイブックス・インテリジェンス)読了日:07月27日 著者:吉村 絵美留わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫)読了日:07月25日 著者:カズオ イシグロ東京おいしい老舗散歩 (かもめの本棚)読了日:07月23日 著者:安原 眞琴,鈴木 透死の天使ギルティネ 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)読了日:07月08日 著者:サンドローネ ダツィエーリ,Sandrone Dazieri読書メーター8月の読書メーター読んだ本の数:18読んだページ数:4153ナイス数:72ほうさんちゅう ちいさなふしぎな生きもののかたち読了日:08月30日 著者:かんちく たかこ村山槐多耽美怪奇全集―伝奇ノ匣〈4〉 (学研M文庫)読了日:08月30日 著者:村山 槐多(016)妖 (百年文庫)の感想さすが文豪揃い踏み!? 坂口安吾『夜長姫と耳男』檀一雄『光る道』谷崎潤一郎『秘密』いずれも妖しさ満ち満ちており、甲乙つけがたい作品揃い☆ 特に安吾の独特の語りには幻惑されました。『光る道』は穢れなき(?)乙女の魔性の描写が秀逸~( ̄ー ̄)ニヤリ読了日:08月21日 著者:坂口安吾,檀一雄,谷崎潤一郎白昼夢の森の少女読了日:08月19日 著者:恒川 光太郎ダンジョン飯 7巻 (ハルタコミックス)の感想2日間で1~7巻まで一気読みww 途中、新しい登場人物が増えて挫折しそうになりながら(笑)も、よくよく作り込んだ世界観に惚れ惚れしました☆センシの涙にはジーン( ;∀;) 巻末のよもやま話も面白いけど、できることなら巻頭に人物紹介をお願いしますデスm(^ω^)m読了日:08月18日 著者:九井 諒子知られざる縄文ライフ: え?貝塚ってゴミ捨て場じゃなかったんですか!?の感想多摩センター駅近くの「縄文の村」に行って以来、縄文がプチ・マイブーム^^ 長年「貝塚=ゴミ捨て場」と思ってただけに「へー知らなかった!」ということばかり!つい最近「縄文人のゲノムが解明した」という話だし、今後も要注目ですね。一万年以上も続いた縄文時代の、おおらかでパワー溢れる暮らしぶりから学ぶことも多そう♪巻末の博物館情報や資料データも嬉しい!読了日:08月18日 著者:譽田 亜紀子ダンジョン飯 6巻 (ハルタコミックス)読了日:08月17日 著者:九井 諒子ダンジョン飯 5巻 (ハルタコミックス)読了日:08月17日 著者:九井 諒子ダンジョン飯 4巻 (ハルタコミックス)読了日:08月17日 著者:九井 諒子ダンジョン飯 3巻 (ビームコミックス)読了日:08月17日 著者:九井 諒子ダンジョン飯 2巻 (ビームコミックス)読了日:08月17日 著者:九井 諒子ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)の感想夏風邪でダウン中に娘の書棚から借りて。いや~、面白い!前々から娘がハマってるのは知ってたけど、こりゃ楽しい♪娘を妊娠中にせっせとやってたドラゴンクエストを思い出しました(笑)実に美味しそうな料理にも目を奪われ~(〃▽〃)7巻まで一気読みww読了日:08月17日 著者:九井 諒子老いてこそユーモア (幻冬舎新書)読了日:08月16日 著者:阿刀田 高ねじれた家 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)の感想4月に観た映画「ねじれた家」の復習のため図書館で。実はアガサの本は昔2,3作読んだだけ。ポアロやミス・マープルシリーズなどは全く馴染めず~(>_<) 今作は映画であらすじは分かっていたせいもあるんだろうけど、とても楽しめました!余計な装飾無しの淡々した話の進め方がクール~☆ アガサって、こんな作風だっけ?いまさらですが、改めて他の作品も読んでみようかな♪読了日:08月15日 著者:アガサ・クリスティースイート・マイホーム読了日:08月14日 著者:神津 凛子郝景芳短篇集 (エクス・リブリス)読了日:08月10日 著者:郝景芳図地反転読了日:08月02日 著者:曽根 圭介飛族読了日:08月01日 著者:村田 喜代子読書メーター7月の読了本は4冊、8月は18冊でした。数冊を同時進行で読むことが多いので、7月は図書館返却期限に間に合わない本が続出そのぶんを8月に再度読み進めたため、8月読了本が増えちゃいました(;^^)詳細は、これまた後日に~m(__)m
2019.09.01
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「災害級」の雨が降り続いていた九州も、やっと小康状態になったみたいですね。雨のやんだあとも土砂災害などの危険は続いているようなので、今後も引き続きご注意してくださいませ!我が地域も今朝の通勤通学時間には土砂降りで、ときおり小雨がパラつく一日でした関東は今週いっぱいずっと、この調子だとか明日は久しぶりに内覧会に参加だというのに~交通機関の遅れだけは、ありませんように(-人-)6月の読了本は12冊でした。今月は大当たりの本ばかりそのわりに感想を書いてない本が多いんですが(^^ゞ↓何度編集しても表示が変~見づらくてスミマセンm(__)m6月の読書メーター読んだ本の数:12読んだページ数:3182ナイス数:32離陸 (文春文庫)の感想絲山作品6冊目。でも実は再読(初読は2015年。最初のダム場面は強烈に覚えてるのに、ラストの記憶が欠落してたため;^^)話のふり幅大だけど、話の核となる「揺るぎなさ」が心に染み入りました。既読の絲山作品すべてに共通する「潔さ」も魅力的!さ~、次はどれを読もうかな♪ 読了日:06月28日 著者:絲山 秋子死の天使ギルティネ 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)読了日:06月24日 著者:サンドローネ ダツィエーリ,Sandrone Dazieri滅びの園 (幽BOOKS)読了日:06月22日 著者:恒川 光太郎山本容子のアーティスト図鑑 100と19のポートレイトの感想先月銀座和光で開催された「山本容子 ポートレート展-本棚の仲間たち-」を観たあと、展示以外の作品も見たくて図書館で借りてみました。オシャレかつ洒脱なポートレート画、とても刺激的で楽しめました♡ が、絵についての山本さんの文章が私の肌には合わず~(>_<) パラパラめくってみただけのまま返却日が到来。一緒に借りた「本の話 絵の話」のほうは文章がメインだったので、ほんの数ページでギブアップでした★ 絵は好みなんですがね~(;^ω^)読了日:06月19日 著者:山本 容子パードレはそこにいる (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)読了日:06月17日 著者:サンドローネ ダツィエーリ,Sandrone Dazieri海の仙人 (新潮文庫)読了日:06月10日 著者:絲山 秋子ルポ 難民化する老人たち (イースト新書)読了日:06月10日 著者:林美保子にいちゃん (Canna Comics)読了日:06月04日 著者:はらだネガ (バンブーコミックス Qpaコレクション)読了日:06月04日 著者:はらだワンルームエンジェル (onBLUEコミックス)の感想知り合いからお借りして「はらだ」さんのBL祭り(笑) このジャンルは若かりし頃は大好物だったけど、さすがに今の私の年齢では(笑)他2冊はしんどかったです(;^^ でも!今作は大当たり~☆BL系じゃない、心温かな視線を感じる切なくも素晴らしいストーリーで、久々に漫画で泣きました(T_T) ジャンルを超えてたくさんの方に読んでいただきたい!読了日:06月04日 著者:はらだパードレはそこにいる (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)読了日:06月03日 著者:サンドローネ ダツィエーリ,Sandrone Dazieri消滅世界 (河出文庫)読了日:06月01日 著者:村田沙耶香読書メーター「読メ」で感想を書けてないものを少しだけ【中古】 パードレはそこにいる(上) ハヤカワ・ミステリ文庫/サンドローネ・ダツィエーリ(著者),清水由貴子(訳者) 【中古】afb【中古】 パードレはそこにいる(下) ハヤカワ・ミステリ文庫/サンドローネ・ダツィエーリ(著者),清水由貴子(訳者) 【中古】afb内容休職中の警察官コロンバと、コンサルタントのダンテ。二人が不承不承とりかかった失踪人捜索は、意外な展開を見せる。凶悪な犯人に立ち向かおうと決めた二人は、警察それ自体からも追われることになり……。ジェフリー・ディーヴァー絶賛。大型エンターテイメント・サスペンス登場!(「BOOK」データベースより)イタリアのミステリーはお初ですお国柄から(コラ)てっきり「食べ物やお色気」系(笑)の描写は外せないのでは?と思ってたんですが、、意外や意外どちらの描写もほとんど出てこなくてビックリでした(*〇o〇*)スピード感ある展開のため、あっという間に読了こちらはガラリと変わって、きわめてシリアスルポ 難民化する老人たち【電子書籍】[ 林美保子 ]内容紹介ひと昔前は、老後と言えば「悠々自適」という言葉が決まり文句のように冠されていた。一線を退いた後は仲間と趣味に興じて、夫婦で旅行に出かけ、気前よく子や孫に小遣いを渡して歓心を買う--。しかし時代は変わった。生活保護支給額よりも低い国民年金に頼る者は、貧困に喘いでいる。“個"の時代は、孤立死の問題までももたらした。超高齢社会の到来に、介護問題も噴き出している。こうした大きな社会変化の中で、立ちすくみ右往左往する高齢者たちを丹念に取材したルポルタージュ。(「BOOK」データベースより)医療モノや高齢者社会に関する本は、厚さのわりに中身が薄いことも多いのに、今作は多方面への調査&状況分析が秀逸エネルギッシュ&緻密なレポートに、シニア世代当事者(笑)である私は、身につまされっぱなしでした(-"-)「待ったなし」の高齢化社会の今後が、とても気になりますすこしだけ目次をご紹介すると第一章 年金が足りない~底をつく老後資金~第二章 自分の時間がない~ケアメンはつらいよ~第三章 仕事がない~フリーランスの末路~第四章 頼れる人がいない~孤立死の後始末~第五章 子どもが自立しない~増える年金パラサイト~などなど。村田沙耶香さんの「消滅世界」も刺激的な世界観でした 【中古】 消滅世界 河出文庫/村田沙耶香(著者) 【中古】afb
2019.07.04
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昨日7日、東海、北陸、東北南部、関東甲信は梅雨入り宣言がでましたね。でも、九州北部から近畿地方は今後晴れる日が多くなり、梅雨入りは見送られたんだとか関東甲信の平年の梅雨明けは7月21日頃ということですが、今年は平年より遅くなる可能性大とも書かれてました。果たしてどうなることやら?いつもギリギリアップになるので、今月は早めに先月の読書メモを~(^^)/4月は2冊だけだったけど、5月は15冊読了しました5月の読書メーター読んだ本の数:15読んだページ数:3746ナイス数:65ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)読了日:05月29日 著者:田中 経一日本おとぼけ絵画史 たのしい日本美術 (講談社ARTピース)の感想3月に行った「へそまがり日本美術展」の復習のため♪ 府中美術館の特別展では徳川家光の「鳳凰」がダントツのお気入りでした(^m^)今作では次から次に破天荒な(笑)絵画が登場、掲載作品数が多くてタップリと楽しめました! それぞれの作品を所有する美術館一覧も掲載されてるので今後の美術館探訪が楽しみに♪^^ 著者は府中市美術館の学芸員さんとか。府中美術館では過去に「かわいい江戸絵画」などもあり、企画力が秀逸ですね!今後の企画展に何が取り上げられるのか?いまから楽しみですo(^o^)o 読了日:05月28日 著者:金子 信久最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常読了日:05月24日 著者:二宮 敦人遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)の感想イシグロ作品5冊目。以前は苦手としていた作家さんなのに今では彼の世界にドップリと魅了されてます(〃▽〃)巻末の池澤夏樹氏の解説に深く納得☆「映画でいえば、静かなカメラワークを指示する監督の姿勢に近い」←確かに~! 今作も物語の登場人物に寄り添うようなイシグロ氏の静かな佇まいを強く感じました。 読了日:05月23日 著者:カズオ イシグロ眠れなくなる 夢十夜 (新潮文庫)読了日:05月22日 著者:阿刀田 高,あさの あつこ,西 加奈子,荻原 浩,北村 薫,谷村 志穂,野中 柊,道尾 秀介,小池 真理子,小路 幸也日本のアール・デコの建築家―渡辺仁から村野藤吾まで読了日:05月22日 著者:吉田 鋼市図説 エリザベス一世 (ふくろうの本/世界の歴史)読了日:05月20日 著者:石井 美樹子素顔の大建築家たち―弟子の見た巨匠の世界〈02〉の感想村野藤吾さんの項目だけ読了。多彩なスタイルを用いて多くの建物を築いた日本建築界の巨匠・村野藤吾氏。ご子息である村野漾(故人)氏の語る「学校から持ち帰った代数の宿題プリントを見て『美しくない』と涙された」など、家庭人としての村野氏の姿には驚かされました!豊かな感受性と強固な精神性には改めて大感動~☆ 他の大建築家の素顔を知るためにも、後日再度貸し出しするつもりです♪読了日:05月19日 著者:日本建築家協会残酷な王と悲しみの王妃の感想再読。読了日:05月18日 著者:中野 京子武侠映画の快楽―唐の時代からハリウッドまで剣士たちの凄技に迫るの感想映画『イップマン外伝 マスターZ』を観た後、昔よく観たカンフー映画を懐かしく思い出し、図書館にて借りてきました。が! 超マニアック(笑)な内容に感激したものの、中身が濃すぎてなかなか読み進めず。返却期限がきたため泣く泣く返却に(:_;) 少し時間を置いてまた借りる予定♪ 読了日:05月16日 著者:岡崎 由美,浦川 留午前三時のルースター (文春文庫)読了日:05月13日 著者:垣根 涼介芸術新潮 2019年 02 月号の感想東京都美術館で開催された「奇想の系譜展」を鑑賞後、復習のつもりで図書館に予約。展覧会図録かと思うばかりの気合の入った特集「奇想の日本美術史」が素晴らしかったです!岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪などの渾身の作品がズラリと並んだ展覧会を思い出し、感動再びでした☆ クリアな発色のグラビアが見ごたえあり、会場だと詳細に見え なかった図柄も丁寧に説明されていたのも嬉し~♪特に辻惟雄氏による「若冲はトランプを 見ていたのか?」は目からウロコでしたw(゜o゜)w特集以外の記事も読みごたえ充分でした。 読了日:05月12日 著者:残酷な王と悲しみの王妃 2読了日:05月10日 著者:中野 京子国宝の旅 ― 日本の美 日本のこころ (講談社MOOK)の感想図書館本。カラー写真満載で、作品についての解説や博物館&美術館(館近くの名店紹介も)解説など、見ごたえ&読み応えタップリの一冊でした!! とはいえ読んだのは「東京地域」だけ。地方のものはまた別の機会に~(;^_^A 各所蔵館とも国宝公開は期間が限定される所が多いようなので、ネットで事前チェックは欠かせませんね。前々から一度観たいと思っていた「雪松図」円山応挙筆は毎年年末年始に恒例公開(三井記念美術館)とか。今からカレンダーに〇付け~( ..)φメモメモ読了日:05月08日 著者:日の名残り (ハヤカワepi文庫)読了日:05月08日 著者:カズオ イシグロ読書メーターいつも2,3冊を同時進行で読んでるため、4月中に読んでた本も含まれています5月は読み応えある本が多数で大豊作でした感想はまだ書けてないんですが、↓の二冊もとても面白かったです、【中古】趣味・雑学 ≪趣味・雑学≫ 最後の秘境 東京藝大 / 二宮敦人【中古】afb「【中古】 図説 エリザベス一世 ふくろうの本/石井美樹子【著】 【中古】afb(ふくろうの本/世界の歴史)」著者:石井 美樹子ps:なんど編集しても、表示が変~読みづらくてスミマセンm(__)m
2019.06.08
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今日は久々にカラッとした五月晴れ~といっても、5月も残り一日ですね例の如く、ギリギリアップとなった4月の読書メモです(;^ω^)4月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:787ナイス数:23いちばん親切な 西洋美術史の感想昨年から美術展の内覧会にたびたび参加させていただいてますが、参加するごとに己の勉強不足を痛感(>_<)そもそも美術史については疎いので、自分なりに勉強していこうと思いブックオフで購入~(^m^ 初歩的な西洋美術の流れが簡潔に分かりやすく書かれており、おおよその流れを学ぶことが出来ました。とはいえ、しっかりと頭に定着させるためには繰り返し読むことになりそうです(;^^読了日:04月30日 著者:池上英洋盤上の向日葵読了日:04月19日 著者:柚月 裕子読書メーターなんと4月の読了本はたったの2冊でしたここ数年で一番少ない冊数かもお花見や美術展&映画&ギャラリー鑑賞などで、慌ただしかったのが敗因と思われます(;^^「いちばん親切な西洋美術史」のほうは↑を参照していただくとして、もう一冊の「盤上の向日葵」をご紹介【中古】単行本(小説・エッセイ) ≪国内ミステリー≫ 盤上の向日葵 / 柚月裕子【中古】afb実はこの本、二度目のトライです以前、話題になったおりに地域図書館で借りて読み始めたものの、総ページ数563p分厚い本を返却期間まで読み終える自信がなくて、最初の数ページを読んだだけで断念しちゃったんですよ今回、満を持して(笑)の再チャレンジ~内容埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが捜査を開始した。それから四か月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる竜昇戦の会場だ。世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とは―!?(「BOOK」データベースより)↑にあるように将棋の世界の話です。が、将棋のことを全く知らない私でもスラスラと読めて、ほぼ一気読みでしたなにしろページを追い出すと、手が止まらない面白さ~リーダビリティの凄さには驚嘆しました名匠作の伝説の将棋駒を絡めての人間ドラマと、巧みな構成力、本当に素晴らしかったですラストがちょっと切なくて( ̄ーÅ)ホロリでした。柚月さんの本は初読み彼女は、2008年『臨床真理』で「このミステリーがすごい!」大賞を、2013年には『検事の本懐』(宝島社)で第15回大藪春彦賞、2016年『孤狼の血』で日本推理作家協会賞など、数々の賞を受賞している実力派です昨年『孤狼の血』の映画化のおりに、原作を読んでみようかとも思ったんですが、警察&暴力団との抗争っぽい内容だったようなので、つい手が引っこんじゃって(^^ゞ他の作品もなんだか「男の世界」っぽいモノが多いような?そういうのって、ちょっと苦手で~でも、読まず嫌いはダメとつくづく反省しました!女性らしからぬ(こういう表現はマズイのかな?)骨太な柚月さんの作品、今後も少しずつ読み進めていく予定です【中古】 検事の本懐 佐方貞人シリーズ 宝島社文庫/柚月裕子【著】 【中古】afb【中古】 最後の証人 新装版 角川文庫/柚月裕子(著者) 【中古】afb【中古】 孤狼の血 角川文庫/柚月裕子(著者) 【中古】afb【中古】 パレートの誤算 祥伝社文庫/柚月裕子(著者) 【中古】afb
2019.05.30
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いよいよ平成も残りわずかになってきましたね。令和がスタートする前に、先月の読書メモをアップしなくちゃ!です3月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:653ナイス数:17イラストで読む 奇想の画家たち読了日:03月31日 著者:杉全 美帆子知識ゼロからの日本絵画入門の感想再読! 前回読んだ時点(2013年)では日本画は少々苦手だったので、ピンとこなかった絵師も多数でした。が、以後5年の間にアチコチの展覧会でほぼ全員の作品を鑑賞できたせいか、理解が深まりました。安河内先生の解説は分かりやすくて実に的確なことを再確認! まだ未見の二人(岡田為恭と宋紫石)の作品を観たあとに、また再読する予定です。楽しみ~♪読了日:03月23日 著者:安河内 眞美花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生読了日:03月16日 著者:デイヴィッド グラン読書メーター3月読了本は3冊でした。これまでに比べるとガクンとダウン実は、先月読んだ「死に山」が非常に面白かったので、ノンフィクション物をと「花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」「李方子 (一韓国人として悔いなく)の二冊を借りてきたんですが・・・どちらも思ってた以上に重い内容だったので、手間取りました結局「李方子」のほうは期限切れのため、途中で返却~(^^ゞ李王家最後の皇太子である李大王の子・李垠と婚約したものの、結婚直前に李大王の急死(毒殺説もあり)によって婚儀は延ばされ・・・のあたりまでしか読めてません前々から気になってた「李方子様は戦後どうして韓国に残り続けたのか?」という疑問を解くため、再度借りて続きを読みたいと思ってますもう一冊の大作は「花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生 」【中古】 花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生 /デイヴィッド・グラン(著者),倉田真木(訳者) 【中古】afb<内容>1920年代、禁酒法時代のアメリカ南部オクラホマ州。先住民オセージ族が「花殺しの月の頃」と呼ぶ5月のある夜に起きた2件の殺人。それは、オセージ族とその関係者20数人が、相次いで不審死を遂げる連続殺人事件の幕開けだった―。私立探偵や地元当局が解決に手をこまねくなか、のちのFBI長官J・エドガー・フーヴァーは、テキサス・レンジャー出身の特別捜査官トム・ホワイトに命じ、現地で捜査に当たらせるが、解明は困難を極める。石油利権と人種差別が複雑に絡みあう大がかりな陰謀の真相は?米国史の最暗部に迫り、主要メディアで絶賛された犯罪ノンフィクション。アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)受賞!(「BOOK」データベースより)いや~、超重量級のノンフィクションでした人間は「見下した相手に対して、ここまで残酷な仕打ちをなしうる」ということを、まざまざと見せつけられて暗澹とした気持ちにさせられました(-"-)人間の歴史って、ある意味「差別と残虐の歩み」ともいえるかも?アメリカ先住民であるオセージ族が、石油掘削権のリース料により莫大なお金を有していたということ自体を全く知らなかったんですが、そのお金を目当てに20人以上の連続殺人事件があったなんて初耳!どうやらアメリカでもあまり知られてない事件だったらしく、米主要メディアでも大絶賛されたノンフィクションだとかセンセーショナルな内容なので、描き方しだいではエンタメ系のノンフィクションにもなりえたと思うんですが…コツコツと地味な記述を積みあげるように描く作者の真摯な態度には圧倒されましたこの本を元に映画化の話もあるようです。レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督のタッグでレオ様とスコセッシ監督のコンビは「ウルフ・オブ・ウォールストリート」や「シャッターアイランド」などで、お馴染みですね。これは楽しみ~o(^o^)o ワクワク読了本の残り2冊は「知識ゼロからの日本絵画入門」「イラストで読む 奇想の画家たち」「知識ゼロからの日本絵画入門」は数年前読んだ時よりスラスラと頭に入ってきてビックリでしたやはり実際に自分で実物を観た経験が大きいのかも?アートは実物鑑賞するのが一番ですね【中古】 イラストで読む 奇想の画家たち /杉全美帆子(著者) 【中古】afb<内容>ちょっと不気味で、妙に心に残る絵を描いた画家の人生とは!?我が道を行く奇才の画家たちのおもしろエピソードが満載!豊富な作品とイラストでその生涯にせまる、待望の一冊。(「BOOK」データベースより)最近では奇想といえば若冲などの日本画家が注目されてるけど、こちらの本では「ボス、デューラー、カラヴァッジョ、ゴヤ、ブレイク、ルドン、ルソー」と西洋画家を紹介しています。イラストと分かりやすい説明でとても楽しめましたただ、どの画家も中野京子さんの著書で多く取り上げられてるので、知ってるエピソードが多かったかも。私としてはウィリアム・ブレイクの項目が興味深かったです彼の絵はトマス・ハリスの「ハンニバルシリーズ」に出てきたので、ご存知のかたも多いのでは?ウィリアム・ブレイク(1757−1827)イギリスの詩人、画家、銅版画職人。預言書『ミルトン』の序詞「古代あの足が」が1918年にヒューバート・パリーによって音楽が付けられたものが聖歌『エルサレム』として、事実上のイングランドの国歌として現在のイギリスではたいへんよく知られている(ウィキより)「産業革命」「フランス革命」等社会的な大変動期に、神秘的かつ幻影的な作品を多く描いたブレイクは、やや統合失調症気味(?)だったせいか幻視体験も多かったとか。絵画だけじゃなく詩や聖書の挿絵など多方面で才能を発揮したということですが、詩のほうは私には難解すぎて理解不能でした(;^ω^)ただ、映画でも使われた「偉大なる紅き竜」は万人にインパクトを与える絵だと思われます【中古】レツド・ドラゴン〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) トマス・ハリス; 小倉 多加志【中古】レッド・ドラゴン〈下〉 (ハヤカワ文庫NV) トマス・ハリス; 小倉 多加志
2019.04.21
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昨日は友人と飲み会をしてきました。↑駅前通りの枝垂れ桜が満開に~受験生を抱えていた友人とユックリ話せたのは3か月ぶりかも。娘さんは無事合格したということで、お祝いを兼ねて乾杯~平日限定・飲み放題付き(笑)のイタリアンは美味しかったです途中で撮影を忘れちゃったので、3品のみ(エビのアヒージョ、チキンのイタリアングリル、前菜の盛り合わせ)の画像(;^^株投資を再開したという彼女の話は、なかなかに刺激的でしたわ~映画メモに引き続き、今日は駆け足で読書メモを~ε=ε=┌(; ・_・)┘2月は9冊読みました。2月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2789ナイス数:8いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)読了日:02月01日 著者:青い日記帳死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相読了日:02月02日 著者:ドニー・アイカー琥珀の夢 下 小説 鳥井信治郎読了日:02月04日 著者:伊集院 静湖の男読了日:02月05日 著者:アーナルデュル・インドリダソン藤森照信の特選美術館三昧読了日:02月06日 著者:藤森 照信浮世の画家 (ハヤカワepi文庫)読了日:02月09日 著者:カズオ イシグロミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下読了日:02月23日 著者:ダヴィド ラーゲルクランツ老人の取扱説明書 (SB新書)読了日:02月27日 著者:平松 類日経 五つ星の美術館読了日:02月28日 著者:読書メーター2月はどの本も大当たりでした(⌒∇⌒)カリスマ美術ブロガーである「青い日記帳」さんの『いちばんやさしい美術鑑賞 』(ちくま新書)は、目からウロコの考察が多くて「さすが~」と唸ってしまいました。ブログのほうも常々参考にさせていただいてます『老人の取り扱い説明書』は身につまされ~現在進行形で「老化現象」を体験中のわたし、「先々、いずれはこういうふうになるんだ」と少し先の己の姿を想像できるせいか、とても気が滅入りました。でも、各章ごとに対処法、それも日常生活ですぐに取り入れやすい方法が提示されてるので、今後は参考にして精進するつもりです。とはいえ、実は具体的な対処方法はもう覚えてませ~んだめだこりゃもう一度、図書館から借りてくる予定ですwwカズオイシグロ氏の『浮世の画家』は、しみじみと心に染みる作品だったし、『藤森照信の特選美術館三昧』は藤森先生独特の表現が満載で思わず( ̄ー ̄)ニヤリ建築好きにとっては嬉しい一冊でしたと、豊作だった読了本のうち、ダントツの一等賞は『死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』【中古】単行本(実用) ≪エッセイ・随筆≫ 死に山 世界一不気味な遭難事故<<ディアトロフ峠事件>>の真相 / ドニー・アイカー【中古】afb内容1952年、冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた遭難事故。登山チーム九名はテントから一キロ半ほども離れた場所で、この世のものとは思えない凄惨な死に様で発見された。氷点下の中で衣服をろくに着けておらず、全員が靴を履いていない。三人は頭蓋骨折などの重傷、女性メンバーの一人は舌を喪失。遺体の着衣からは異常な濃度の放射線が検出された。最終報告書は「未知の不可抗力によって死亡」と語るのみ―。地元住民に「死に山」と名づけられ、事件から50年を経てもなおインターネットを席巻、われわれを翻弄しつづけるこの事件に、アメリカ人ドキュメンタリー映画作家が到達した驚くべき結末とは…!(「BOOK」データベースより)一時はUFO説、UMA説、隕石説、KGB説などなど諸説あふれた事件だとか(ちなみに1952年は私の生まれた年)遭難現場の状況をみると確かに尋常じゃない、と思わせられます。でも、そんな摩訶不思議感の強い事件を、現地まで出向いて現代科学の視点からコツコツと地味な捜査をする作者の努力には感銘を受けました犠牲になった若者達の当時の暮らしぶりや写真も多く掲載されているため、途中でやや冗漫な感じもしましたが、犠牲者及びそのご家族のことを思うと、彼らの「生きた証」としても貴重な本だといえるのでは?じつはこれまでドキュメントって、あまり読んだことのない分野でした!1月に読んだ『ある世捨て人の物語: 誰にも知られず森で27年間暮らした男』、そして今月読んだ『花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』と、3冊すべてに共通するのは、興味本位ではなく当事者に寄り添った真摯な態度で事件究明へ挑んでいる点です今後はドキュメント本をもっと積極的に読んでみたいと思いますある世捨て人の物語 誰にも知られず森で27年間暮らした男 [ マイケル・フィンケル ]【中古】 花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生 /デイヴィッド・グラン(著者),倉田真木(訳者) 【中古】afb
2019.03.28
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今日から確定申告作業をスタートしました(遅っ)毎年、昨年分の内訳書を参考にしながら作成するので、仕舞ってあるはずの箱を探すと・・・・なぜか見つからず~(>_<)過去の申告書は全部取ってあるので、探すとなると大変な量!なかなか見つからず、一番古いものからひっくり返してバタバタしてたら、箱の一番上にあった書類の中に挟まってるのを発見~☆なんのことはない、最初からあるべき場所にあったのに気づかなかっただけのようです最近こんなことが多くて、我ながら嫌になりますわ~┐(´д`)┌ヤレヤレこれも老化現象の一つですかね箱をひっくり返して探してる最中に見つけた古い申告書の控え昭和50年の申告書は夫の字だけど、翌年からはずっと私の字でしたいや~、我ながら40年以上、よく頑張ってるわ~(爆)そのわりに毎年「え~っと、どうやるんだったっけ?」と『手引書』見ながら悪戦苦闘なんですけど~と、探し物が見つかって少しホッとしたので、今日は先月の読書メモを1月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2200ナイス数:19カラー版 - 東京いい道、しぶい道 (中公新書ラクレ)読了日:01月04日 著者:泉 麻人ラスト・ヴァンパイア (新潮文庫)読了日:01月07日 著者:ホイットリー ストリーバーある世捨て人の物語: 誰にも知られず森で27年間暮らした男読了日:01月08日 著者:マイケル・フィンケルぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)読了日:01月09日 著者:澤村伊智歪んだ波紋読了日:01月18日 著者:塩田 武士戦場のコックたち読了日:01月19日 著者:深緑 野分ルーベンスぴあ (ぴあMOOK)読了日:01月29日 著者:読書メーター「ラスト・ヴァンパイア」や「ある世捨て人の物語: 誰にも知られず森で27年間暮らした男」は以前、ご紹介したので今回はこちらを【中古】日本文学 ≪日本文学≫ ぼぎわんが、来る / 澤村伊智【タイムセール】【中古】afb内容“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。それ以降、秀樹の周囲で起こる部下の原因不明の怪我や不気味な電話などの怪異。一連の事象は亡き祖父が恐れた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか。愛する家族を守るため、秀樹は比嘉真琴という女性霊能者を頼るが…!?全選考委員が大絶賛!第22回日本ホラー小説大賞“大賞”受賞作(「BOOK」データベースより)久々にゾクゾクした気分を味わわせてもらいました登場人物達のキャラクター描写もうまいし、適度な裏切られ感(笑)も巧みで、鈴木光司作『リング』を思わせる読み応えでした澤村伊智氏は初読みなので、他の作品もぜひ読んでみたいです。【中古】単行本(小説・エッセイ) ≪日本文学≫ 歪んだ波紋 / 塩田武士【タイムセール】【中古】afb内容「誤報」にまつわる5つの物語。新聞、テレビ、週刊誌、ネットメディア―昭和が終わり、平成も終わる。気づけば私たちは、リアルもフェイクも混じった膨大な情報に囲まれていた。その混沌につけ込み、真実を歪ませて「革命」を企む“わるいやつら”が、この国で蠢いている。松本清張は「戦争」を背負って昭和を描いた。塩田武士は「情報」を背負い、平成と未来を描く。全日本人必読。背筋も凍る世界が見えてくる(「BOOK」データベースより)以前読んだ『罪の声』も圧巻でしたが、こちらも秀作リアルとフェイクを操る昨今のメディアの裏側が活写されています。もしかすると、現実はもっともっと深刻な事態なのかも?と思わせるほど説得力がありました!最近、ますます進むテクノロジーについていけない感のある私としては、まさに「背筋が凍る」思いですと、と、気分転換はこのくらいにして、申告作業に戻ります作業完了するまではブログ更新は遅れるかも~(;^_^
2019.02.24
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今日は西日本~東日本の広い範囲で雨や雪のようですね。予報通り、我が地域も朝からドンヨリとした暗い雲が広がりました夜には雪になりそうで憂鬱ですひどく積もりませんように~(>_
2019.01.31
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お正月以来、寒い日が続いてましたが、今日はいつもより陽射しが暖か~3月並みの気温になる地域もありそうですね。冷たい風に縮こまる日が多かったので、少しだけε-(´∀`*)ホッとできましたただし、相変わらず空気が乾燥してるのが心配なところインフルエンザ予防のためにも、そしてカラカラに乾いた庭のためにも、そろそろお湿りが欲しいですそんな乾ききった庭でクリスマスローズが開花しました ↑下向きに咲くので撮影が大変我が庭で1月に開花とは珍し~い例年だと3月、早くても2月にしか咲かないんですが・・おそらく昨秋が暖かかったせいかもしれませんね。そんなことよりルーベンスはどうなった?とお思いのかたもいらっしゃるかも?実はまだ「ルーベンスぴあ」、1ページも読んでませ~ん(:_;)図書館の本2冊にかかりきりだったものでその二冊はこちら【中古】 ラスト・ヴァンパイア 新潮文庫/ホイットリー・ストリーバー(著者),山田順子(訳者) 【中古】afb【中古】 ある世捨て人の物語 誰にも知られず森で27年間暮らした男 /マイケル・フィンケル(著者),宇丹貴代実(訳者) 【中古】afbどちらも返却期限に間に合いそうにないので、途中から飛ばし読み~(爆)「ラストヴァンパイア」は先月読んだ「薔薇の渇き」の続編です。【中古】 薔薇の渇き 新潮文庫/ホイットリー・ストリーバー(著者),山田順子(訳者) 【中古】afb「薔薇の渇き」♦内容♦何世紀にもわたって生き続けている謎の貴婦人ミリアム。ここ180年ほどは夫ジョンと連れ添っていたが、急激に老い始めたジョンを目のあたりにして懊悩していた。パートナーを失うことを恐れた彼女は、老衰学の権威サラに接近し、自身の血の秘密を探ろうとするが…。恐怖と官能と科学とを融合させ、ホラー小説に新たな地平を拓いた幻の名作、ついに解禁!映画「ハンガー」原作。(「BOOK」データベースより)「ラストヴァンパイア」♦内容♦新たな伴侶を探すべく、タイで開催されるヴァンパイア仲間の集会に出かけたミリアム。ところが、仲間はすでに全滅させられ、危険を察知した彼女は慌てて姿を消す。一方、逃げ延びた敵の存在を知ったCIA対ヴァンパイア捜査班のポールは、仲間への警告に向かったミリアムをパリへと追う!孤高のヴァンパイアと人間との壮絶な闘いを、空前絶後の想像力で描いたハイパーホラー。(「BOOK」データベースより)2冊のあらすじをご覧になれば想像できるとおり、ほとんどB級ホラー映画っぽいお話ですwwただ、ヴァンパイアが実は食物連鎖の頂点に立つ捕食者で、人間は彼らの手によってサルから創造されたという設定が吸血鬼モノとしては異色かも(^m^) 「薔薇の渇き」はゴシック色濃かったけど、「ラストヴァンパイア」はテクノロジーも使いこなしていて、特に前半はアクション映画そのもの。前作よりこっちのほうが映画化には向いてるんじゃないのかな、と思われました。が、どちらにしてもエロシーンが多くて途中で辟易~特に「薔薇の渇き」はsexシーンが満載「ラストヴァンパイア」も前半はともかく、後半はウンザリ状態(笑)だったので、飛ばしに飛ばして読み切りました(爆)いや~、疲れた疲れたwwでも、こういうキワモノは大好物なので楽しい読書となりました( ̄m ̄〃)ぷぷっ!「薔薇の渇き」原作の映画「ハンガー」は、なんと、あのカトリーヌ・ドヌーブとデビッド・ボウイの共演とかしかも監督はリドリー・スコットの弟のトニー・スコットこれはぜひ観てみたいです!動画サイトを探してみなくちゃです話を本に戻して・・・もう一冊の「ある世捨て人の物語 誰にも知られず森で27年間暮らした男 」♦内容♦わずらわしい世間のあれこれから逃れて、森でひとり静かに過ごしたい……だれでも一度は夢想することを実行し、27年間森に暮らした男性の実話。森で本を読んだり瞑想したり。優雅な暮らしに聞こえるが、自然の恵みをほとんど期待できず、冬は想像を絶するきびしさ。飢えと寒さで死にかけること数回。それでも、この生活を続けたくて必死に森に身を潜めていた。何が彼をここまで駆り立てたのか。彼が生き延びるためにやったことは許されるのか。孤独とは、自由とは、幸福とは何かを考える全米ベストセラー。(「BOOK」データベースより)驚いたことに実話です「しがらみから逃れて一人で暮らしてみたい」と、誰しも一度は考えたことあるのでは?かくいう私も、若い頃は人付き合いが苦手だったので、よく夢想(笑)したものですただ、年齢を重ねると「自分ひとりでは何もできない」ことに思いあたり、すっかりそんな思いも忘れ去りましたwwナイト氏は盗みという手段を取りながらも、氷点下になる厳寒の地で暖房器具もないテント暮らしを、誰とも接触せず27年間も続けていたとは驚きです。作者のマイケル・フィンケル氏はジャーナリストということですが、感情過多になることなくナイト氏の生活を活写しているのが好ましかったです。「隠者」や「孤独」「幸福」についての考察も読みごたえがあったうえ、読み物としても上質な出来映えでした走り読みするには惜しい内容だったので、日を改めてもう一度読んでみたいです。ナイト氏の言葉「人は悟れば悟るほど、悟るべき事が何もないのを悟る」「自分で望んだ孤独は究極の幸せ」などなど、心に残る箴言(?)も多数あり。
2019.01.08
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今週の東京は晴天が続いて過ごしやすい陽気いまのうちに!とばかりに、一昨日、夫と一緒に都内散策してきたんですが・・・風邪菌を土産にもらってきたのか、喉が痛くて昨日は丸一日寝込んじゃいましたこの忙しい時期に不覚なり~とはいえ、今日はほぼ回復軽症でよかったぁ~なんせ来週月曜のイヴはkちゃんのライブですもの~(≧∇≦)体調万全で臨まねば~お出かけ日記が溜まるいっぽうなんですが、今日は先月の読書メモをといっても、いつものごとく簡単に(^^ゞ11月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1757ナイス数:28美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔 (PHP新書)読了日:11月26日 著者:中野 京子少女〈下〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)読了日:11月25日 著者:M・ヨート,H・ローセンフェルト金色機械 (文春文庫)の感想再読。初読みの時は面白さにひきずられてアッという間に読了。今回はジックリと楽しみながら読むつもりだったのに、初回同様に一気読み~ww 何度読んでも金色様の魅力に圧倒されてしまいます(〃∇〃)読了日:11月17日 著者:恒川 光太郎定年前にはじめる生前整理 人生後半が変わる4ステップ (講談社+α新書)読了日:11月15日 著者:古堅 純子ボロ家の春秋読了日:11月14日 著者:梅崎 春生フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記読了日:11月03日 著者:フジコ ヘミング塙保己一推理帖―観音参りの女 (カッパ・ノベルス)読了日:11月01日 著者:中津 文彦読書メーター11月は7冊読了16冊読んだ10月の反動(笑)か、ちょっと少な目です。どの本も楽しめたけど・・・「塙保己一推理帖」だけはイマイチだったかも(;^ω^)10月、塙保己一記念館で保己一さんの偉業に感動したあと、なにか関連本はないかと、図書館で検索して見つけた本です。主人公である盲目の保己一さんに謎解きをさせる、という設定は面白いものの、話の運びがあまりにも凡庸で魅力を感じられず~もう少しヒネリを加えると面白くなりそうなのに、チト残念(-_-)中野 京子さんの美術本や恒川光太郎さんの話は安定の面白さでした!フジコヘミングさんの絵日記の細やかさと可愛らしさにはため息生前整理の本は「わかっちゃいるけど、片づけは苦手」と違う意味でため息をww梅崎 春生さんは初読みです(青空文庫)「ボロ家の春秋」は第32回(1954年)直木賞受賞作だとか。 60年以上前の作品とは思えないような飄々として軽やかな作風なので「桜島」も読んでみましたが・・・その重苦しさにビックリ!終戦後すぐに書いた作品と戦後10年近く経った頃の作品とでは、これだけ違うものなのかと驚かされましたそして毎回、おおいに楽しませてくれる「犯罪心理捜査官セバスチャン」シリーズ史上最低の捜査官(?)・自信過剰のスケベ男というのが魅力(笑)のセバスチャンなのに、今回の「少女」では「え? このまま『いい人』になっちゃうの~?」という不安(笑)が~!!今後の展開がとても気になります(;'∀')と今月も超簡単モードの読書メモでした。おまけ(?)でコチラも一昨日、寄った乃木坂のパン屋さん「バイキングベーカリー エフ (VIKING BAKERY F)」 「ウエスト青山ガーデン」のすぐ隣です。昨年オープンしたばかりとかプレーンの食パンは2斤と大きすぎるので「オリーブ&オリーブオイル」半斤を買って帰ったんですが、パン生地の美味しさにウットリ(〃▽〃)私の好みの味です来年はプレーンの食パン、絶対にゲットしなくちゃ~
2018.12.21
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プチご無沙汰になっちゃいました週明けから、またもや体調イマイチになったもので病院に行ったり、お出かけしたりと、なにかと慌しくしておりました先月の頭に風邪を引いて以来、いったんは復活したものの、またもぶり返すの繰り返しです(ノД`)ちょっと良くなると浮かれてフラフラ出かけてしまうのがいけない、とは分かってはいるものの、ついつい~(^^;)ゞというわけで今日も午後から某美術展内覧会へ今日は先月の読書メモのみで失礼しますm(-_-)m先月は病中&病院での待ち時間&電車内読書とページが進み、読了本は16冊でした。楽しめた本が多いので、後日、またpart2をアップするつもりですではでは、これから皆様のところへちょっとだけお邪魔したあと、出発します(お邪魔しそびれたらば、また明日にでも すみませ~ん )10月の読書メーター読んだ本の数:16読んだページ数:4232ナイス数:5夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)読了日:10月29日 著者:カズオ イシグロ少女〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)読了日:10月27日 著者:M・ヨート,H・ローセンフェルト失はれる物語 (角川文庫)読了日:10月25日 著者:乙一カール・ラーション―わたしの家読了日:10月19日 著者:故郷のわが家読了日:10月11日 著者:村田 喜代子北加伊道: 松浦武四郎のエゾ地探検 (ポプラ社の絵本)読了日:10月07日 著者:関屋 敏隆東京の地霊(ゲニウス・ロキ) (ちくま学芸文庫)読了日:10月07日 著者:鈴木 博之雅楽がわかる本―千年の楽家が伝える雅楽の世界 (日本古典芸能シリーズ)読了日:10月07日 著者:安倍 季昌わたし、定時で帰ります。読了日:10月07日 著者:朱野 帰子偏愛ムラタ美術館読了日:10月05日 著者:村田 喜代子ウィステリアと三人の女たち読了日:10月05日 著者:川上 未映子あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)読了日:10月05日 著者:テッド・チャンわたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)読了日:10月04日 著者:カズオ・イシグロ裏切られた死体 (朝日文庫)読了日:10月03日 著者:上野正彦恋愛偏愛美術館 (新潮文庫)読了日:10月02日 著者:西岡 文彦怖い絵のひみつ。 「怖い絵」スペシャルブック読了日:10月01日 著者:中野 京子読書メーター
2018.11.01
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昨日は小田原まで行ってきましたあいにくの曇り空、おまけに小田急線が線路内点検とやらで遅延したうえ、ランチしたお店は大行列・・などなどトラブル続きで大きく時間ロス~おかげで、訪問予定していた最後のスポットは閉館時間に間に合いそうになかったので断念しちゃいましたせっかく遠出したのに中途半端なお出かけでガッカリ~ま、遠出といっても、接続が順調だと電車を乗り継いで1時間半くらいわが街から浅草まで同様に1時間半くらいだから、ほぼ同じ所要時間と考えれば、ある意味、行きやすい場所ではありますがでも、小田原散歩についてはまた後日<(_ _)> 今日から読書週間スタートということで、今日は昨日電車内で読んだこちらを【中古】 少女(上) 犯罪心理捜査官セバスチャン 創元推理文庫/M.ヨート(著者),H.ローセンフェルト(著者),ヘレンハルメ美穂(訳者) 【中古】afbあらすじ一家四人が無残な死体で発見された。凶器は散弾銃、怪しい人物はすぐに挙がった。近所の男が殺害された一家ともめていたのだ。だが、事件への関与を証明するのは困難。現場のあるトシュビー市長の夫で、捜査責任者の警部は外部から応援を要請する決心をした。昇進したての彼は、なんとしても早急に事件を解決し、自分の昇進が妻のコネではないと証明したかった。そこで呼ばれたのはトルケル率いる国家刑事警察殺人捜査特別班だった。好評シリーズ第4弾。(「BOOK」データベースより)これまでのセバスチャンシリーズは総て読んでるけど、前作の「白骨 下」は「え~?この場面で終わるの~」という衝撃のラストだったんですよ【中古】 白骨(上) 犯罪心理捜査官セバスチャン 創元推理文庫/M.ヨート(著者),H・ローセンフェルト(著者),ヘレンハルメ美穂(訳者) 【中古】afb【中古】白骨 犯罪心理捜査官セバスチャン 下 /東京創元社/ミカエル・ヨート (文庫)その続きである「少女〈上〉」はドキドキしながらページをめくり、「なんといううまい繋ぎ方!?」と驚嘆しました具体的なことはネタバレになるので書けませんが、作者Mヨート&Hローセンフェルトのコンビは絶好調の書きっぷり~殺人捜査班メンバーのキャラクターの描写も一段と深みを増してきてるせいか、小田原までの行き&帰りに一気読みでした「犯罪心理捜査官セバスチャン・シリーズ」は2016年に「模倣犯」を読んだのが最初です【中古】模倣犯 犯罪心理捜査官セバスチャン 上 /東京創元社/ミカエル・ヨ-ト (文庫)【中古】 模倣犯(下) 犯罪心理捜査官セバスチャン 創元推理文庫/M.ヨート(著者),H.ローセンフェルト(著者),ヘレンハルメ美穂(訳者) 【中古】afbあらすじ出張帰りの夫の目に飛び込んできたのは、縛られて首をかき切られた妻の死体。その状況は、かつてセバスチャンがつかまえた連続殺人犯ヒンデの手口に酷似していた。だが、ヒンデは服役中のはず。模倣犯の仕業なのか?ある動機で、ふたたび捜査チームに加わろうと企むセバスチャンは、渋るトルケルに売りこみをかけた。凄腕だが、自信過剰の迷惑男セバスチャンの捜査が始まる!(「BOOK」データベースより)当時の私の読書メモには「最近のミステリー物では情けない刑事が多数出てくるけど…こりゃまた桁外れにしょーもないヤツですねセバスチャン (≧▽≦)「いいかげんにしろ」と、ついつい眼が放せなくなるのは作者の術中にはまったということかもww」 と書いてます。なにしろセックス依存症で見境なく女に手を出すわ、あえて人に嫌われるようなイヤミばかり言うわ、保身のためには嘘八百も臆面もなくペラペラと・・と、まさに史上最低の捜査官(笑)が主役のこのシリーズ、「不愉快だ」と評する読者もいるようだけど、私には実に魅力的~以前愛読してた「刑事ヴァランダー「シリーズ」の作者ヘニング・マンケルは2015年にお亡くなりになったし、「ミレニアム」シリーズのスティーグ・ラーソンもすでに故人初期作品がとても新鮮だったユッシ・エーズラ・オールスン著の「特捜部Q」シリーズも最近はいささか停滞気味なので、今一番注目してる北欧ミステリがこの「セバスチャンシリーズ」ですう~ん、早く「少女 下」が届かないかしら~ (≧▽≦)(熱く語ってるわりに、結局、図書館頼み(笑) )そういえば、いよいよハロウィン間近ですね!今日明日の都内は各地で盛り上がるのかも私世代はハロウィンといっても全然ピンとこない人が多いと思うんですが・・カボチャが残ってたのでカボチャクッキーを焼いてみましたクッキーを焼くのは何年ぶりだろ~!?パウンドケーキなどは材料混ぜて焼くだけだから手間がいらないけど、クッキーって型を抜く手間が面倒なので、ついつい遠ざかってました^^;出来上がりもお店の品ほど美味しくできないし~(笑)今回のクッキーもいかにも手作りと思わせるお味でした(‾∇‾;)
2018.10.27
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プチお久しぶりです(^^)/前回の日記のあと、案の定、ダウンしちゃいました熱は37度台でたいしたことなかったけど喉痛と頭痛がひどくて~(涙)発熱時はかかりつけ病院の休診日だったため、結局医者には行かずじまい。布団の中で3日間、ひたすら安静にしてました。ま、なるべくならクスリに頼らず自力で治すにこしたことはないですよね。「セッカチ」な私はついつい病院に駆け込んじゃうんだけど、病院で処方されるのは解熱・痛み緩和などの対処療法に基づく感冒薬ですもんね。インフルエンザなどの細菌感染型の風邪じゃないかぎり「自然治癒力」で治すのが一番かも(^0-)とはいえ、昨日からまたもや夏の暑さがアゲイン~気温のアップダウンが激しすぎて体調管理に苦労しますわまだまだ天候不順が続きそうな気配なので、皆様も風邪にはくれぐれもご用心くださいませ週末予定していた某イベントへの参加もキャンセルしたし、今後もしばらくはお出かけ自粛モード(笑)です。でも、布団の中では読書三昧して、それなりに楽しめました【中古】 あなたの人生の物語 ハヤカワ文庫SF/テッド・チャン(著者),浅倉久志(訳者) 【中古】afb 再読【中古】単行本(小説・エッセイ) ≪日本文学≫ ウィステリアと三人の女たち / 川上未映子【中古】afb偏愛ムラタ美術館 再読東京の地霊(ゲニウス・ロキ)/鈴木博之【1000円以上送料無料】【中古】単行本(小説・エッセイ) ≪日本文学≫ わたし、定時で帰ります。 / 朱野帰子【中古】afbどれも良かったんですが、イチオシは朱野帰子さんの「わたし、定時で帰ります。」がメチャクチャ面白かったです彼女の作品は初読みだけど、これまでTVドラマ化された作品もあるんだとか今作もTVドラマ化確実のつかみOK、笑いどころたっぷり!しかも、ライトな物語かと思いきや、「働き方改革」に邁進する姿はシッカリと硬派でバランス感覚のいい作品でした病中、沈みがちだった気分も、この一冊でテンションアップしましたww失礼ながら、これまで全くノーチェキだった朱野さん!今後しばらく彼女の作品巡りになりそうです(^0-)と、10月の読了本はかなりの冊数になりそうなんでがすが・・・・9月の読了本は、たったの4冊でした^^;我が読書歴において記録的少なさです(笑)9月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1182ナイス数:9建築家、走る (新潮文庫)読了日:09月22日 著者:隈 研吾ミステリ原稿 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1647)読了日:09月08日 著者:オースティン・ライトフジ子・ヘミング―魂のピアニスト読了日:09月06日 著者:フジ子ヘミング火環: 八幡炎炎記 完結編読了日:09月06日 著者:村田 喜代子読書メーター9月のイチオシ本はこれ【中古】 建築家、走る /隈研吾【著】 【中古】afb/内容ブザンソン芸術文化センター、根津美術館、中国「竹の家」、アオーレ長岡(市庁舎)、la kagu ……いま世界中から依頼が殺到する建築家は、深く悩みながら疾走してきた。東京でのプロジェクト挫折、「登米町伝統芸能伝承館」をはじめ地方での活躍、怒濤のコンペ参加など、その建築家人生は紆余曲折の連続だった。「反・20世紀」的建築を創造する著者が、自伝的に語り尽くしたユニークな書。(「BOOK」データベースより)建築に興味のないかたにも面白く読めること間違いなしの一冊です。最初に語られる今の建築業界の現状には、驚愕いまどきの大きな建築プロジェクトはコンペティションが主流のため、「21世紀の建築家は国際コンペというレースに出走を余儀なくされる競走馬だ」なんだとか。世界一周チケットを使って北京、ミャンマー、パリ、エジンバラ、ニューヨークと駆けずり回り、クライアントに会ったり、現場に入ったり、打ち合わせをしたりと超ハードスケジュールの隈さん!しかも「激しい移動を日常的にこなしてるのは僕だけじゃなく世界の第一線にいる建築家は多かれ少なかれ似たような日々を過ごしてる」と言い切ってます。そんな現代建築家の日常紹介から始まり、話は世界経済へ。そして文化や民族、対災害システムなどなど、話をどんどん膨らませていく構成で、これがとても分かりやすく読めるうえ、隈さんの語り口がだんだんとベランメエ調になっていくところも実に愉快~今年の春に行った隈研吾の建築展「くまのもの」でも感じたことですが、様々なマイナスをプラスに変えてしまう着眼点の凄さと粘り強さが痛快そのもの気軽な読み物としても楽しめるので、また再読するつもりですそうそう!もう一冊ブログ仲間のwnaさんがご覧になった映画「ノクターナル アニマルズ」の原作です【中古】 ミステリ原稿 ハヤカワ・ミステリ/オースティン・ライト(著者),吉野美恵子(著者) 【中古】afb内容別れた夫が書いた小説の原稿を受けとった平凡な主婦のスーザン。20年もたった今になってショッキングな内容の原稿を送りつけた前夫の真意とは?そしてスーザンを襲う不安の正体とは?(「MARC」データベースより)作中小説の「夜の獣たち」はなかなかにサスペンスフルそれに比べて現実生活のほうは、いささか描写が弱いように感じました。でも映画と原作とでは設定がかなり違うんだとか大好きなジェイク君も出てることだし、やっぱり映画のほうも見なきゃですわwnaさん、いつも映画情報ありがとうございます(^^)/と、病み上がりだというのに、あいかわらずの駄文・長文失礼しました~<(_ _)>
2018.10.07
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日光旅行記が続いてるので、ここらでちょっと息抜き~wwというか、9月ももう後半に入ったというのに、先月の読書メモがまだなので、今日はこちらを~8月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:4388ナイス数:28女官 明治宮中出仕の記 (講談社学術文庫)読了日:08月31日 著者:山川 三千子ART GALLERY テーマで見る世界の名画 1 ヴィーナス 豊饒なる愛と美の女神読了日:08月31日 著者:青柳 正規,渡辺 晋輔穢れた風 (創元推理文庫)読了日:08月25日 著者:ネレ・ノイハウス乗客ナンバー23の消失読了日:08月24日 著者:セバスチャン フィツェック琥珀の夢 上 小説 鳥井信治郎読了日:08月21日 著者:伊集院 静ふたりジャネット (奇想コレクション)読了日:08月18日 著者:テリー・ビッスン20世紀の幽霊たち (小学館文庫)読了日:08月16日 著者:ジョー ヒルミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)読了日:08月12日 著者:ダヴィド ラーゲルクランツ口笛の上手な白雪姫読了日:08月11日 著者:小川 洋子ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)読了日:08月10日 著者:ダヴィド ラーゲルクランツ伊東忠太動物園読了日:08月08日 著者:藤森 照信,伊東 忠太建築巨人 伊東忠太読了日:08月07日 著者:怪談実話系7 (MF文庫ダ・ヴィンチ)読了日:08月04日 著者:高野秀行,岩井志麻子,黒史郎,伊藤三巳華,安曇潤平,松村進吉,勝山海百合,朱野帰子,黒木あるじ 恒川光太郎読書メーター8月は大当りの本が多くて充実の読書タイムを過ごせました13冊全部をご紹介すると時間がかかりそう(笑)なので、ホンの一部分だけ読書メモをば【中古】文庫 ≪日本文学≫ 女官 明治宮中出仕の記 / 山川三千子【中古】afb内容(「BOOK」データベースより)明治末から大正初年、明治天皇と皇后(昭憲皇太后)に仕えた女官の手記。筆者は明治42年、18歳で宮中に仕えた華族・久世家の長女、三千子。数十人にのぼる女官の職名と仕事、天皇自らがつけた源氏名とニックネーム。「雀」と呼ばれた著者は、天皇皇后の睦まじい様子に触れ、皇太子の意外な振る舞いに戸惑う。明治宮中の闇をあぶりだす一級資料。天皇皇后に仕えるお仕事と一口に言っても、我々下々の者(笑)にはまったく検討もつかないんですが・・・・実は親しくしている知人のなかに「某皇族家で行儀見習い」をしたという人がおりまして、たまに彼女から漏れ聞く(笑)お話はおそろしく「浮世離れ」しててビックリすることばかり~さすがに今の皇室は明治大正期の宮中とはかけ離れていることとは思いますが、一般人から見ると「なにかと気の張る暮らし」なのでは?と思ってしまいます^^;この作品では宮中内でのしきたりや天皇皇后の実像、同僚たちとのやりとりなどなど、思いのほか平易な言葉で語られており、とても興味深く読むことができました【中古】 乗客ナンバー23の消失 /セバスチャン・フィツェック(著者),酒寄進一(訳者) 【中古】afb内容(「BOOK」データベースより)乗客の失踪が相次ぐ大西洋横断客船“海のスルタン”号。消えた妻子の行方を追うべく乗船した敏腕捜査官の前に現れる謎、謎、謎。錯綜する謎を解かないかぎり、ニューヨーク到着まで逃げ場はない。無数の謎をちりばめて、ドイツ屈指のベストセラー作家が驀進させる閉鎖空間サスペンス。著者であるセバスチャン・フィツェックの本は、これまでにも「アイ・コレクター」「ラジオ・キラー」「治療島」の3冊を読んでます。どの作品もケレンミあるミステリーで、読んでる途中はハラハラドキドキただ、いかんせん話の収拾が腑に落ちないことが多くて、読後感はイマイチ(-_-;)ところが!今作はこれまで読んだ作品の中では、一番よくまとまってた(笑)うえ、後味も良くてハナマルセバスチャン・フィツェック氏は1971年生まれで、まだ40代。今後の活躍が期待されますと、今日は2冊だけのご紹介。残りは後日に~ 【中古】 アイ・コレクター ハヤカワ・ミステリ/セバスチャンフィツェック【著】,小津薫【訳】 【中古】afb
2018.09.20
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今日は立秋ですね東京はいきなりグーンと涼しくなって天国天国~ (≧▽≦)これまでの猛暑が嘘のような過ごしやすさですでも、西日本各地はまだまだ猛烈な暑さが続きそうとか。これまでどおり、熱中症対策万全にしてお過ごしくださいね~ま、東日本地域も涼しさに浮かれてばかりではいられない!台風13号が着々と近づいてきてるみたいですもんね。8日から9日にかけて暴風域を伴って東日本ににかなり接近する恐れ大とか風対策&雨対策、いまから充分に警戒しなくては~(-_-;)今日は先月の読書メモをば7月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1986ナイス数:25読書で離婚を考えた。の感想相互理解どころか、だんだんと夫婦の距離が遠ざかってるのでは?大丈夫か、この夫婦??…と読めば読むほど不安に~(爆)肝心な本の内容や感想も少々オザナリだし(-_-;)でも「隣の夫婦を覗き見」的な面白さ満載ではありました(笑)先月読んだ田辺青蛙さんの本が面白かったので、彼女の作品を追うつもりで読んだんですが、彼女の選ぶ本よりご主人である円城氏の本のほうが私には興味大☆さっそく彼の本を読んでみようと思ってます。ん?「読みたい本に出会える」というキャッチコピーどおりになってますね、まんまと(´艸`)読了日:07月29日 著者:円城 塔,田辺 青蛙森へ行きましょう読了日:07月22日 著者:川上 弘美「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか (NHK出版新書)読了日:07月14日 著者:中野 京子中野京子と読み解く 運命の絵読了日:07月10日 著者:中野 京子怪談実話系/愛 書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫ダ・ヴィンチ)読了日:07月07日 著者:辻村深月,香月日輪ほかあなたを選んでくれるもの (新潮クレスト・ブックス)読了日:07月06日 著者:ミランダ ジュライ皇室の邸宅―御用邸・離宮・宮家の本邸・別邸・庭園…全国25カ所 (JTBキャンブックス)読了日:07月01日 著者:読書メーター1ヵ月の読了本が10冊以下というのは久々かも~^^;あまりにも暑い日々だったので、読書する気力もダウン図書館から借りた本も「読まないまま返却」を繰り返したことが、敗因のようです( ;´д`)トホホ…相変わらず読後メモもホトンド書けてないので、本の内容とひと言メモだけをアップ~■「読書で離婚を考えた」著者:円城 塔,田辺 青蛙内容夫婦のかたちに正解はない。本の読み方にも正解はない。芥川賞作家の夫とホラー作家の妻、相互理解のために本を勧めあった結果―?夫婦の危機を覗き見ながら、読みたい本に出会える、―類まれなる書!(「BOOK」データベースより)■「森へ行きましょう」 著者:川上 弘美内容1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。「いつかは通る道」を見失った世代の女性たちのゆくてには無数の岐路があり、選択がなされる。選ぶ。判断する。突き進む。後悔する。また選ぶ。進学、就職、仕事か結婚か、子供を生むか…そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか。少女から50歳を迎えるまでの恋愛と結婚が、ふたりの人生にもたらしたものとは、はたしてー日経新聞夕刊連載、待望の単行本化(「BOOK」データベースより)途中から留津とルツが混同して話がつかめなくなり~(×へ×)相関図を書きながら再度読み直したいです■「「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか」 (NHK出版新書) 著者:中野 京子内容ルネサンス、バロック、印象派…もう、そんな西洋絵画の解説は聞き飽きた。知りたいのは「画家は、何を描いてきたか」、そして「最後に何を描いたか」。彼らにとって、絵を描くことは目的だったのか、それとも手段だったのかー。ボッティチェリ、ルーベンスからゴヤ、ゴッホまで、15人の画家「絶筆」の謎に迫る。(「BOOK」データベースより)ご存知「怖い絵」の作者・中野京子さんの本。絶筆というテーマがとても新鮮でした■「中野京子と読み解く 運命の絵」 著者:中野 京子内容とめられぬ恋、終わらぬ戦い、狂気の先には!?画家の人生を変えた一枚、運命の瞬間を留めた名画ー。英雄の葛藤、恍惚のとき、流転の始まり…。描いた者、観る者の心を揺さぶるドラマに迫る!テーマは“運命の絵”(「BOOK」データベースより)あれれ?またやっちゃいました以前、一度読んだ本ですわ~(^^;)ゞ■「怪談実話系/愛 書き下ろし怪談文芸競作集」 (MF文庫ダ・ヴィンチ) 著者:辻村深月,香月日輪ほか内容怪談文芸にとって、最も古く、最も強烈なテーマでもある「愛」を、待望の初参入をはじめとする手練れの作家が、実話にもとづきながら描き出し、新たな戦慄や感動を与えてくれるシリーズ十作目。虚実のあわいを愉しむ“実話系”怪談集(「BOOK」データベースより)辻村深月さんの『七つのカップ』がしみじみと心に染み渡りました(〃∇〃)■「皇室の邸宅―御用邸・離宮・宮家の本邸・別邸・庭園」 著者:(JTBキャンブックス)内容朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)/赤坂仮皇居御会食所(現・明治記念館本館)/久迩宮邸(現・聖心女子大学パレス)/竹田宮邸(現・高輪プリンスホテル貴賓館)/東宮御所(現・迎賓館赤坂離宮)/李王家邸(現・赤坂プリンスホテル旧館)/華頂侯爵邸(現・旧華頂宮邸)/閑院宮箱根強羅別邸(現・強羅花壇)/東伏見宮葉山別邸(現・イエズス孝女会葉山修道院)/東伏見伯爵横浜別邸(現・横浜プリンスホテル貴賓館)〔ほか〕(「BOOK」データベースより)都内に残る邸宅は行ったところも多いけど、写真と丁寧な解説が楽しめました。葉山や箱根に残る邸宅にはぜひとも行ってみたいです7月の☆☆☆本は・・■「あなたを選んでくれるもの」 (新潮クレスト・ブックス) 著者:ミランダ ジュライ内容アメリカの片隅で同じ時代を生きる、ひとりひとりの、忘れがたい輝き。映画の脚本執筆に行き詰まった著者は、フリーペーパーに売買広告を出す人々を訪ね、話を聞いてみた。革ジャン。オタマジャクシ。手製のアート作品。見知らぬ人の家族写真。それぞれの「もの」が、ひとりひとりの生活が、訴えかけてきたこととは。カラー写真満載、『いちばんここに似合う人』の著者による胸を打つインタビュー集。(「BOOK」データベースより)以前読んだ「いちばんここに似合う人」は、ヒリヒリとした孤独感やユーモア漂う作品など意表をつく面白い短編集で、とても強烈な印象が残ってますでも、今作はガラリと一転、創作に行き詰った彼女がミニコミ誌の「譲ります」コーナーに掲載してる人びとにインタビューをした顛末を綴ったドキュメント。最初はノホホ~ンと楽しみながら読んでたんだけど・・社会の片隅で生きることのしんどさや喜び、どんな人にもその人なりの「人生」というストーリーがあるということが、ストレートに胸に迫って思わず(T-T) ウルウル大好きな一冊となりましたおりにふれ再読したい本です!!
2018.08.07
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6月に読んだ本は10冊でした。6月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:2862ナイス数:14血染めの部屋―大人のための幻想童話 (ちくま文庫)読了日:06月30日 著者:アンジェラ カーターシンセミア(上)読了日:06月27日 著者:阿部 和重わたしのウチには、なんにもない。2 なくても暮していけるんです読了日:06月22日 著者:ゆるりまい短編伝説 愛を語れば (集英社文庫)読了日:06月20日 著者:東京さんぽ図鑑 町や建物の『新しい見方』を超図解!読了日:06月19日 著者:スタジオワーク夢宮殿 (創元ライブラリ)読了日:06月17日 著者:イスマイル・カダレテレビじゃ言えない (小学館新書)読了日:06月15日 著者:ビートたけし犯罪心理捜査官セバスチャン 下 (創元推理文庫)読了日:06月09日 著者:M・ヨート,H・ローセンフェルトしぐさで読む美術史 (ちくま文庫)読了日:06月06日 著者:宮下 規久朗東京ディズニーシーベストガイド 2018-2019 (Disney in Pocket)読了日:06月05日 著者:読書メーターどの本も、そこそこ楽しめたんですが「これこれ~」と強力プッシュしたくなる本はなかったかも^^;10冊のうち、一番印象に残ったのは血染めの部屋―大人のための幻想童話 (ちくま文庫)内容純白の処女の喉元に飾られた血の色の首飾り。さしこむ月光の中、下肢から血をしたたらせる狼少女…。女は、その身体の奥にいつも血の匂いを秘めている。赤頭巾、白雪姫、青ひげ、吸血鬼譚などに着想を得て、性のめざめと変容とを描く、セクシュアルで残酷な短編集。(「BOOK」データベースより)表紙の雰囲気やタイトルから、てっきりゴシック小説の流れかと思いきや、どの物語もフェミニスト的な観点から語られる展開が多くて、実に斬新でした1990年代に活躍した作家さんのようで、2008年にタイムズ紙に「1945年以降の英国における偉大な作家50人」に挙げたこともあるんだとかアンジェラ・カーター(1940年~1992年)イギリス・イングランドの小説家で、ジャーナリストや編集者、翻訳家としても活動。52歳の若さで病没した、あらためて注目され、その重要性も高まっている。なお彼女は日本に2年余り住んでいる(ウィキより)童話を元ネタにした本はよくあるんですが、彼女の場合、ヒネリかたが少々風変わりww表題作の「血染めの部屋」は『青髭』をなぞったものだけど、ラストでヒロイン救出に現れるのは、銃を抱えたお母さん←ネタバレでスミマセン<(_ _)> カッコイイったらないですわ~(〃∇〃)『赤ずきんちゃん』や『狼男』なども、「へ!?」てな展開に~ww彼女は日本に滞在してたおり、銀座でホステスをしたこともあるそうで、「日本女性の性が売り物にされているのを目にしてフェミニズムに目覚めた」んだとか日本人としては少々複雑な思いかも^^;ちなみに『血染めの部屋』はかなりエロチック&グロいシーンもあるので要注意お子様にはですので、念のため~wwもう一冊を選ぶとすると【中古】 わたしのウチには、なんにもない。 2 / ゆるりまい / エンターブレイン [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】ここ数年「断捨離」を目指してるものの、いっこうに部屋が片付かないというのが私の大きな悩みなので、コンマリさんの「人生がときめく魔法の片付け」などなど、片付け関連の本を見ると、ついつい手が伸びちゃうんですよね^^;でも、読後は「分かっちゃいるけど実行は難し」とタメイキついてオシマイ(笑)ということが多し~ww今回も同様でしたが、一つだけアイデアをいただき~それは・・・・「トイレマットを敷かない」これまでは漫然とトイレマットを敷いてたけど、別になくても全然ok(便座シートはやっぱり必要だけどww)トイレマットを敷かないようにすると、マット洗濯の手間がはぶけて大助かりだし、前よりマメにトイレ掃除に励むようになって一挙両得かも~毎朝チャッチャと短時間でトイレ掃除を済ます習慣がつくと、さほど負担にも感じなくなりました今日の東京はドンヨリとした曇りで蒸し蒸し~(×へ×)そんな時、なによりのオヤツはこれ別府の母から届いた大分日出産のハウスミカンです冷蔵庫で冷やしてたべるとお腹も気分も爽快に~母の心遣いに感謝ですと、ここでお知らせ(^^)/来週半ばから九州に帰省予定ですなので、来週はブログも一時お休みよろしくお願いします<(_ _)> といっても、今週はもう1,2回は更新するつもりですが~(^^;)ゞ
2018.07.05
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今朝の大阪の直下型地震には驚かされました最近、アチコチで噴火や地震など多発してることでもありますし、要注意時期とは思ってたんですが・・・まさかの関西地区とは時間が経つにつれ被害状況も大きく広がってきているようで心配です今後も当分のあいだ余震も続くということなので、該当地区の皆様はくれぐれもお気をつけてくださいね~!今日は太極拳の日ですが、教室のある体育館が休館日にあたるためお休みです。相変わらずの梅雨空のためお出掛けもままならず、本日は「お掃除day」に~朝から普段手の届かないところを重点的に頑張りましたといっても、すぐに息切れ~最近は持続力激減のため何事も長続きしないんですが、特に掃除は続かない~wwというわけで、結局、午後は読みかけの図書館本の読書タイムにただいま読んでるのはコチラ東京さんぽ図鑑 町や建物の゛新しい見方”を超図解! [ スタジオワーク ]!内容綿密なフィールドワークを得意とする建築士集団「スタジオワーク」が、実際に歩いて取材した東京の散歩スポット25を紹介。建築士ならではの詳細なイラストや図解とともに、新たな視点で街や建物の見方を教えてくれる一冊。(amazonブックより)上記にもあるように、東京の主だったスポットがイラスト&図解で解説されています。主な着眼点は地形や歴史、建築など。グルメや観光主体のガイドブックのような華やかさはないかわり、普段の街歩きでは気づかない視点から書かれてるところがとても興味深いです最初は写真がないのが少々不満だったけど・・・「図解やイラストって写真に比べるとかえって情報量が多いのかも?」ということに気づかされましたビッシリと詰った『町の新しい見方』がとてつもなく新鮮ですただ、あまりにも情報量が多すぎて返却期限までには全部読めそうもないので、自腹で購入を検討してます(^m^)で、こちらは先月の読書メモ5月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:2693ナイス数:18きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイド (立東舎)読了日:05月31日 著者:都甲 幸治,武田 将明,藤井 光,藤野 可織,朝吹 真理子,和田 忠彦,石井 千湖,阿部 賢一,岡和田 晃,江南 亜美子干し野菜クッキング―ちょこっと干してうまみがぎゅっ!読了日:05月30日 著者:本谷惠津子犯罪心理捜査官セバスチャン 上 (創元推理文庫)読了日:05月29日 著者:M・ヨート,H・ローセンフェルト嗤う名医 (集英社文庫)読了日:05月16日 著者:久坂部 羊生き屏風 (角川ホラー文庫)読了日:05月14日 著者:田辺 青蛙騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編読了日:05月12日 著者:村上 春樹カフェのある美術館 素敵な時間をたのしむ読了日:05月09日 著者:水声 (文春文庫)読了日:05月08日 著者:川上 弘美ぼくの死体をよろしくたのむ読了日:05月05日 著者:川上 弘美人魚の石 (文芸書)読了日:05月01日 著者:田辺 青蛙読書メーターあいかわらず読書メモはまったく書けてません( ;´д`)トホホ…5月読了本の10冊は村上春樹さんの本を含め、どれも面白く読めて大当り月でした特に一冊を選ぶとしたら・・・田辺青蛙(たなべせいあ)さんの本初読みの作家さんだったんですが、ちょっとトボけた雰囲気の世界観がなんとも魅力的でした異世界を巧みに描く梨木香歩さんの作風にちょっと似てるかも?梨木さんの「家守綺譚」「村田エフェンディ滞土録」が大好きな私としては「久々の逸材みっけ~」という気分です【中古】 生き屏風 角川ホラー文庫/田辺青蛙【著】 【中古】afb内容村はずれで暮らす妖鬼の皐月に、奇妙な依頼が持ち込まれた。病で死んだ酒屋の奥方の霊が屏風に宿り、夏になると屏風が喋るのだという。屏風の奥方はわがままで、家中が手を焼いている。そこで皐月に屏風の話相手をしてほしいというのだ。嫌々ながら出かけた皐月だが、次第に屏風の奥方と打ち解けるようになっていき―。しみじみと心に染みる、不思議な魅力の幻妖小説。第15回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作(「BOOK」データベースより)人魚の石【電子書籍】[ 田辺青蛙 ]内容人魚の男と私。おんぼろ寺での奇妙な共同生活は、私を壊す…。ある日私は誰もいないおんぼろ寺に帰ってきた。掃除に取り掛かった私が池で見つけたのは、真っ白な自称人魚の男『うお太郎』。人魚にも見えないが、人間とも思えない不思議な生物だった。うお太郎は「この寺の周辺には奇妙な石が埋っており、それを私には見つける力がある」と言うが…。(「BOOK」データベースより)読書で離婚を考えた。【電子書籍】[ 円城塔・田辺青蛙 ]↑こちらは図書館でリクエスト待ち中~ww
2018.06.18
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3月は8冊、4月は11冊とまずまずのペースでしたでも相変わらず読後メモが全然書けてないのが残念~3月分なんて、もうすでに「なんだっけ?」状態です( ;´д`)トホホ…3月4月のヒット本は「ミシェル ビュッシ」と「エルヴェ コメール」のミステリー二人ともフランス人作家です【中古】文庫 ≪海外ミステリー≫ 黒い睡蓮 / ミシェル・ビュッシ【中古】afb 内容(「BOOK」データベースより)叙述ミステリの傑作が登場! 三人の女性が語る三つの殺人事件。その真実とは? 読者を謎の迷宮に誘う、仏ルブラン賞・フロベール賞受賞の話題作。モネの“睡蓮”で有名な村で発生した、奇妙な殺人事件。殺された眼科医は女好きで、絵画のコレクターでもあった。動機は愛憎絡み、あるいは絵画取引きに関する怨恨なのか。事件を担当するセレナック警部は、眼科医が言い寄っていた美貌の女教師に話を聞くうちに、彼女に心惹かれていく。一方、村では風変りな老女が徘徊し…。【中古】 悪意の波紋 集英社文庫/エルヴェ・コメール(著者),山口羊子(訳者) 【中古】afb内容(「BOOK」データベースより)40年前の100万ドル強奪事件。当時犯行グループの一人だった老人のもとを記者の女性が訪れた。静かな余生も最早これまでか?他方、失恋で傷心中の青年イヴァンは、TVで元恋人が“元カレから届いたラブレター”を面白おかしく曝すのを見てショックを受ける。手紙を奪回すべく、彼女の実家へ赴くが…。因果の連鎖が波紋のように広がる群像劇、その陰に潜む人物とは?フランス推理小説界新星の話題作。最近は『その女アレックス』ピエール・ルメートル著 など、フレンチミステリが注目ですよね米国のストレートすぎるミステリーが少々苦手な私、以前は北欧ミステリに入れ込んでたけど、最近はもっぱらフレンチミステリ派です上記の「黒い睡蓮」「 悪意の波紋」ともフレンチ独特の歪み&ヒネリが特徴かも(^m^) そういえば「フランク・ティリエ」も歪んでたっけww彼の新作も早く読みた~い「月夜の島渡り」【中古】afb_【単品】_月夜の島渡り_(角川ホラー文庫)内容(「BOOK」データベースより)鳴り響く胡弓の音色は死者を、ヨマブリを、呼び寄せる―。願いを叶えてくれる魔物の隠れ家に忍び込む子供たち。人を殺めた男が遭遇した、無人島の洞窟に潜む謎の軟体動物。小さなパーラーで働く不気味な女たち。深夜に走るお化け電車と女の人生。集落の祭りの夜に現れる予言者。転生を繰り返す女が垣間見た数奇な琉球の歴史。美しい海と島々を擁する沖縄が、しだいに“異界”へと変容してゆく。7つの奇妙な短篇を収録。「無貌の神」【中古】日本文学 ≪日本文学≫ 無貌の神 / 恒川光太郎【中古】afb内容(「BOOK」データベースより)赤い橋の向こう、世界から見捨てられたような禁断の地にさまよいこんだ私。かの地の中心には、顔のない神が坐して、輝きを放っていた。万物を癒やす力を持つその神には、代々受け継がれている秘伝の奥義があった。そのことを知った私がとった行動とは?(「無貌の神」)デビュー作『夜市』を彷彿とさせる表題作ほか、生きることにつきまとうやるせなさをあぶりだしながら、時代も国籍もジャンルも縦横無尽に飛びこえ、自由闊達、神話的な語りの境地をみせる傑作ブラックファンタジー全6作!この世ならざる和風情緒が漂う表題作ほか、流罪人に青天狗の仮面を届けた男が耳にした後日談、死神に魅入られた少女による七十七人殺しの顛末、人語を話す囚われの獣の数奇な運命…暴力と不条理にあふれた世界に生きるやるせなさを幻想的にあぶり出す、大人のための暗黒童話全六篇!恒川さんは「夜市」の頃からのファンですが、「金色機械」あたりから一皮剥けた雰囲気で、今回読んだニ作品とも筆の成熟を感じる作品でした。初期の頃の荒削りでリリカルな感性はまろやかに熟成してきたような?それだけ個性的なところは減じてきたように思うけど、まだまだ変節を期待できそうな恒川さん、今後にも期待大です「東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。」川上弘美著【中古】 赤いゾンビ、青いゾンビ。 東京日記5/川上弘美(著者),門馬則雄(その他) 【中古】afb内容(「BOOK」データベースより)たんたんと、時にシュールに、そして深くリアルに……。2013年~現在までを綴ったライフワーク日記シリーズ、第5弾!独特の世界観溢れる川上さんの小説が大好き~でも彼女のエッセーを読んだのは始めてです!物語そのままの生活感(?)でとても楽しめました(^m^)「モチーフで読む美術史2」 (ちくま文庫)モチーフで読む美術史 2 ちくま文庫 / 宮下規久朗 【文庫】内容(「BOOK」データベースより)美術館でよく見かける絵に描かれた50のテーマ(=モチーフ)を手掛かりに、美術を読み解く画期的な名画鑑賞入門。中世から近現代までの代表的な西洋絵画をはじめ、壁画や国宝の襖絵まで和洋幅広いジャンルを網羅。これであなたも美術通、美術館に行くのが楽しくなる。カラー図版250点以上。ウェブ連載をもとに再構成、加筆したちくま文庫オリジナル。「絵画のモチーフを手がかりに絵を読み解く」という視点が面白い一冊でしたシリーズ一作目も読みたいけど、我が街の図書館には置いてないことが残念【中古】 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り! /大森望(著者),豊崎由美(著者) 【中古】afb内容(「BOOK」データベースより)『1Q84』から7年――、待ちかねた書き下ろし本格長編その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。どうして村上さんって必ずセックスシーンを入れたがるんでしょうね~?いつも圧倒的なストリートテーラーで、物語に酔わせてくれる村上さんですが・・・・必ず入るセックスシーンが私には少々目障りヾ(゚Д゚ )ォィォィ「それって、この物語の中でどうしても必要なの?」と、疑問に思えてしまって・・・・でもでも下巻を早く読みたい気持ちはマックス ww「空飛ぶタイヤ」池井戸潤著 も楽しめました【中古】文庫 ≪日本文学≫ 空飛ぶタイヤ 下 / 池井戸潤【タイムセール】【中古】afb内容(「BOOK」データベースより)事故か、事件か。走行中のトレーラーから外れたタイヤが、通りがかりの母子に…。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」かそれとも…。池井戸さんは「下町ロケット」など、企業ものを書かせたら文句なしの面白さ6月公開の映画もぜひ観にいきたいです!と、駆け足の読後メモ。いつものことながら言葉足らずで読みづらくスミマセンm(-_-)mお目汚しのお詫びに庭の花を↑八重のクレマチス。一番花はボッテリと重たげに咲きました^^;↑こちらはバナナパウンド。友人からいただいた「あじ・色・こく」の濃~い卵を使って焼いたので、いつもより数倍コクのある味わいでした!料理はもちろん、お菓子も素材でこんなにも違うのか~?と実感しました
2018.05.03
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GWも後半に突入ですね!今日の東京は台風並みの大荒れでしたが、今は青空も顔を覗かせてます後半の4連休、皆様いかがお過ごしでしょうか?私のほうは昨日都内にお出掛けしたので週末は、またもや「おこもりモード」かも家事の合間にユックリと旅&お出掛け日記を綴りたいと思ってます。でも、その前に・・・先々月分から読書メモをサボってたことに気づき~備忘録かわりにアップしておきます<(_ _)> 3月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2221ナイス数:23月夜の島渡り (角川ホラー文庫)読了日:03月26日 著者:恒川 光太郎月の満ち欠け読了日:03月25日 著者:佐藤 正午命売ります (ちくま文庫)読了日:03月24日 著者:三島 由紀夫愚か者死すべし (ハヤカワ文庫 JA ハ 4-7)読了日:03月20日 著者:原 りょうフィボナッチ―自然の中にかくれた数を見つけた人読了日:03月15日 著者:ジョセフ ダグニーズ暗闇 下 (ヴィレッジブックス)読了日:03月13日 著者:コーディ ・マクファディンそして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))読了日:03月12日 著者:原 りょうある女 (Hayakawa Novels)読了日:03月05日 著者:アニー エルノー読書メーター4月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:4265ナイス数:33騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編読了日:04月30日 著者:村上 春樹東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。読了日:04月30日 著者:川上 弘美彼女のいない飛行機 (集英社文庫)読了日:04月29日 著者:ミシェル ビュッシ悪意の波紋 (集英社文庫)読了日:04月22日 著者:エルヴェ コメール空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)読了日:04月19日 著者:池井戸 潤京都 (まっぷるたびまる-こんどの旅はまるごと楽しい!- (15))読了日:04月17日 著者:空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)読了日:04月17日 著者:池井戸 潤無貌の神読了日:04月12日 著者:恒川 光太郎細雪 (上) (新潮文庫)読了日:04月09日 著者:谷崎 潤一郎黒い睡蓮 (集英社文庫)の感想え? あ? ああぁ~!?? なんと、叙述モノだったんですね~w(゚ロ゚)w 全く気づかず翻弄されました! 少々「それはないだろ!?」感も強かったんですが、最後はシンミリ&ほんのりとロマンの香り漂う読後感は、さすがフランスミステリー!ヾ(^^;) モネの好きなかたなら、ジヴェルニーを舞台にしてるというだけでタップリと楽しめるかも(^0-) 『彼女のいない飛行機』も、さっそく図書館予約~♪読了日:04月07日 著者:ミシェル ビュッシモチーフで読む美術史2 (ちくま文庫)読了日:04月05日 著者:宮下 規久朗読書メーター感想メモはpart2で
2018.05.03
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すっかり春めいた陽気になりましたね~今週は春本番を思わせる気温が続くという予報だったので、冬物コートや厚手のマフラーを洗ったり、ロングブーツを磨いたあと倉庫に仕舞ったりと、午前中は冬仕舞いをしてました。たぶん、もう数回くらい「寒の戻り」もありそうだけど・・・出来ることは出来るうちに~ということで、家事のあとはホテルの予約作業を~昨年、台湾旅行に一緒に行く予定だった友人のことを覚えておいででしょうか?ww結局、彼女のダンナ様の横やりが入って、女二人での台湾旅行計画はポシャッたんですが、ダンナ様いわく「国内一泊ならいい」ということなので、6月にディズニーシー一泊旅行に行くことにしましたディズニーリゾートは久しぶりだから楽しみ~彼女のダンナ様の気が変わらないうちに(笑)、とりあえずホテルを押さえておこうととニラメッコでアレコレ探してみたけど、先日の京都のホテル探し同様手頃なホテルはなかなか見つからず~結局、ちょっと離れたホテルに仮予約しちゃいました^^;あ、そだそだ忘れないうちにじぇりねこさんに教えていただいて、無事に「キーワードサーチ」を設置できました (←のカレンダーの上に)じぇりねこさん、詳しく教えていただいて感謝感謝です~(´▽`)/今日は2月の読書メモをば2月の読了本は7冊でした2月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2351ナイス数:60暗闇 上 (ヴィレッジブックス)読了日:02月25日 著者:コーディ ・マクファディン私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)読了日:02月21日 著者:原 りょう小川洋子の陶酔短篇箱 (河出文庫)読了日:02月19日 著者:小川 洋子不時着する流星たち読了日:02月17日 著者:小川 洋子(115)猫の學校: 猫と人の快適生活レッスン (ポプラ新書)の感想我家のニャンコは今年19歳!そろそろ介護&看取りを真剣に考えることも多くなった今日この頃なので、老猫に関する事柄はとても参考になりました☆特に最終章の「『正しいこと』よりも『大切にしたいこと』があっていい」という言葉には感銘を受けました!ともすれば正論を振りかざす人が多い世の中だけど「大切にしたいこと」は人それぞれ☆ 人間としてのありようにも参考になる言葉では? いい本と巡り合えて嬉しいです。老猫のとの暮らしを共に楽しみながら過ごしたいです♪^^読了日:02月14日 著者:南里 秀子ヒルダよ眠れ (ハヤカワ・ミステリ文庫)読了日:02月02日 著者:アンドリュウ・ガーヴ隣人 (双葉文庫)の感想初読みの作家さん。イヤミスというレビューもあったので身構えて読んだんですが、、毒は少なめで少々食い足りない感がありました。 ただ、日常の中に存在する「悪意のうごめき」を丁寧に描いてるのには好感をもてました。軽く読み流すにはいい作品かも♪読了日:02月01日 著者:永井 するみ読書メーター読んですぐに読後評をと言っておきながら、結局書けてないし~( ;´д`)トホホ…最近、頭を使う作業が億劫になってきてるんですよねこのままではブログ自体、存亡の危機かもww2月イチオシの本はこちら私が殺した少女【電子書籍】[ 原寮 ]<内容>まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…緻密なストーリー展開と強烈なサスペンスで独自のハードボイルド世界を確立し、日本の読書界を瞠目させた直木賞・ファルコン賞受賞作(「BOOK」データベースより)原りょうさん、今回初読みですお名前は以前からよくお見かけしてたけど、なぜか手にしそびれたままでした。まさに「和製レイモンドチャンドラー」そのものの、しゃれた語り口、よく練られたプロット、テンポの良さ・・・いや~、素晴らしかったですヽ(^∇^)ノ なぜいままで読んでなかったのか!??と悔やまれるほど、私好みの作品原 りょう佐賀県鳥栖市生まれ 大学卒業後フリージャズ・ピアニストとして活動。その後、帰郷して執筆に専念、1988年、西新宿に事務所を構える中年私立探偵・沢崎を主人公とした『そして夜は甦る』で作家デビュー。作品は自身も愛読したレイモンド・チャンドラーの作品群に影響を強く受けており、原はその事やチャンドラーへの憧れ、敬意を表明している。自他ともに認める寡作、遅筆作家である。「われながら困惑するほどの遅筆ぶり」であると述べている(ウィキより抜粋)原氏のデビュー作は1988年の「そして夜は甦る」今作は1889年作ということなので、ちょうど子育て真っ最中だったため読みそびれちゃったものと思われます『私が~』から第3作『さらば長き眠り』発表まで6年、『さらば~』から第4作『愚か者死すべし』発表まで9年と恐ろしく寡作!ということも、本を手に取る機会がなかった原因の一つかも^^;「私が殺した少女」を読了後、1作目の「そして夜は甦る」を先週読了!これから「愚か者死すべし」を読む予定です。新作の「それまでの明日」を入れても彼の作品は数冊しかないので、ジックリと味わいながら読まなくちゃ~(^0-)<ps>何度やっても読書メーターのまとめ表示がへんなふうに~(×へ×)これまではコピペで、ちゃんと表示できてたのにな~読みづらくてスミマセンそして夜は甦る【電子書籍】[ 原寮 ]愚か者死すべし / 原 著 - 早川書房さらば長き眠り (ハヤカワ文庫) [ 原りょう ]
2018.03.13
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トラブルその14.5年前に治療した歯のブリッジが浮き上がってきて、モノを噛むたびにガクガク動くようにトラブルその22,3年前、通販で買ったドライヤーが故障したのか、熱風が出ず冷風だけに~このドライヤー、ノズルがついてて髪の根元の立ち上げ効果が大だったので、とても気に入ってたんですがね~←HPより画像をお借りしました<(_ _)> ドライヤー「ルーツアップ」トラブルその3先月からノーパソの調子がイマイチだったけど、昨日、いきなりフリーズ~トラブルって、どうしてこう続くんでしょうね~(-_-;)歯のブリッジは歯科に駆け込んで、再調節してもらって一件落着パソコンのほうは「一時ファイルの消去」と「ディスクのデフラグ」をして、平常モードに復活なんとか大ごとにならず助かりましたでもドライヤーのほうは、機械の分解が趣味(笑)の夫が1時間ほどチャレンジしてくれたけど、結局修復不能のようですというわけで、ここ数日なにかと慌しく、前回の散歩日記の続きを書く気力が出ず、今日は最近の読書メモでお茶を濁させて(笑)いただきます<(_ _)> 【中古】afb_【単品】_隣人 (双葉文庫)_永井するみ内容紹介優しい夫に白い猫──満ち足りた生活は、夫の溺死により突然、ピリオドが打たれる。それは新たなる絶望への幕開けにすぎなかった。小説推理新人賞受賞作「隣人」を含む戦慄のサスペンス短編集。予測のつかない結末6編(「BOOK」データベースより)永井するみさん、初読みの作家さんです。イヤミスというレビューもあったので身構えて読んだんですが、毒は少なめで少々食い足りない感がありました^^;ただ、日常の中に存在する「悪意のうごめき」を丁寧に描いてるのには好感をもてました。軽く読み流すにはいい作品かもちなみに永井するみさんは数年前49歳でお亡くなりになられたとか。もう少し長く書き続けておられれば、物足りなさを払拭した独自の作品を書かれたかも?と思うだけに残念です猫の學校 猫と人の快適生活レッスン/南里秀子【2500円以上送料無料】内容子猫からお年寄り猫まで、猫との暮らしでいちばん大切なこと。空前の猫ブーム到来!でも、初めての猫との暮らしがうまくいかなかったり、長寿となった猫の介護に悩む人も増えているようです。留守番猫をサポートするキャットシッター歴25年の「猫のプロ」が、人と猫が家族としてずっと倖せに暮らす秘訣を伝授します(「BOOK」データベースより)うちのくうちゃんは今年19歳!そろそろ介護&看取りを真剣に考えることも多くなってきたので、老猫に関する事柄はとても参考になりました☆特に最終章の「『正しいこと』よりも『大切にしたいこと』があっていい」という言葉には感銘を受けましたともすれば正論を振りかざす人が多い世の中だけど「大切にしたいこと」は人それぞれ猫と人間のお付き合いだけじゃなく、人ととしてのありようにも参考になる言葉では?いい本と巡り合えて嬉しいです老猫のとの暮らしを、共に楽しみながら過ごしたいです
2018.02.16
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1月の読了本は7冊でした。最近読書ペースが落ちてるせいか、冊数がダウン仕方ないですね~^^;で1月の読書は・・・・と、いままでどおり、読みメの「まとめ」をコピーして貼り付けると・・なぜか表示ができませ~んどうなってるの~??楽プロフが終了したことも影響してるのかしら??仕方ないから、画像なしバージョンで~2018年1月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2083ページナイス数:51ナイスhttps://bookmeter.com/users/3187/summary/monthly■リップヴァンウィンクルの花嫁映画を観たブログ友さんのレビューを見て、思わず手にとった本ですが、久々に「もってかれ」体験! 少々胡散臭いスジ運び(コラ)と思いながらも、最後にはグッと心を鷲づかみされました。さすが岩井監督、脱帽です☆ 映像のほうも絶対に観るぞ~と勢いこんだものの…3時間もあるんですか!??う~ん、ちょっと腰が引ける長さかも(-_-;)読了日:01月30日 著者:岩井 俊二https://bookmeter.com/books/10103042■やってはいけないウォーキング (SB新書)「ウォーキングは体温が上がってる夕方にやったほうがいい」ということは目からウロコでした。「1万歩以上歩くと、免疫力が低下し病気になる」という論はチト極論かも?^^; でも何事もほどほどが肝要ということかもしれませんね☆ わりとオーバーな記述になりがちなこの手の健康本にしては控えめな表現が多いし、65歳以上の5000人を対象に1日24時間365日の生活行動を15年間も調査した結果らしいので説得力も大! 一日8000歩&中強度の運動20分を目指して、午後のウォーキングをスタートさせてみたいです(^0-)読了日:01月30日 著者:青栁 幸利https://bookmeter.com/books/10030882■戦慄〈下〉 (ヴィレッジブックス)先日読んだ「傷痕」があまりにも面白かったので、張り切ってシリーズ2作目へ進んだんですが…犯人の内面描写があまりにもオザナリすぎて、読後感はちと物足りなし~(-_-;) 被害者であるサラの記述に重点を置きすぎのような? part1の導入部が冗長に感じたこともあって、「傷痕」ほどの魅力を感じない作品でした。残念~(涙) でも最後まで読ませてしまう力量は確か。懲りずに三作目「暗闇」も読んでみる予定~♪^^読了日:01月27日 著者:コーディ マクファディンhttps://bookmeter.com/books/2006■戦慄〈上〉 (ヴィレッジブックス)導入部が長すぎて少々イラっ(-_-;) シリーズ物なので、それぞれのキャラクター説明は必要なんだろうけど、ちょっとくどい感じかも^^; でもサラの物語に入って一気に集中読みで下巻へ突入~!読了日:01月18日 著者:コーディ マクファディンhttps://bookmeter.com/books/2009■チェーン・ピープル読了日:01月10日 著者:三崎 亜記https://bookmeter.com/books/11727144■傷痕〈下〉 (ヴィレッジブックス)スラスラと読めて読後感も爽快! 皆さん書かれてるように犯人はほぼ最初の時点でうっすらと分かってしまうけど、女性捜査官の心理描写が細やかなため、コーンウエルの検屍官シリーズを彷彿とさせられました。それだけに作者が男性ということに驚き~w(゚ロ゚)w 今後のシリーズに大期待です☆読了日:01月06日 著者:コーディ マクファディンhttps://bookmeter.com/books/321846■台北 (タビトモ)年末に行った台北旅行のお供に♪コンパクトなサイズなので持ち運びに重宝しました。情報量は必要最低限な感じですが、主だった観光スポットやお店などはしっかり紹介されてたので、台北初心者にとっては充分でした^^読了日:01月04日 著者:https://bookmeter.com/books/11635810▼読書メーターhttps://bookmeter.com/今月も読んでる途中で図書館返却日になってしまって、泣く泣く返した本が数冊ありましたその一冊旅先でビ-ル [ 川本三郎 ]クセのないサッパリとした文体だし、ホンワリと楽しくなるエッセイなので半分くらい読んだんですが・・読んでると旅行に行きたい気持ちが募って、辛くなってくるほどwwまた後日改めて借りてきて、ビール片手に(笑)ユックリと読んでみたいと思います東京は今夜からまたもや雪になりそうな気配ですね~我が地域はすでにミゾレっぽい雨が降ってます明日は都内お出掛け予定だというのに~どうか電車がちゃんと動きますように~(-人-)ナムナム
2018.02.01
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このところ、ず~っとサボってた読書メモ前回書いたのは・・・カテゴリの「読書」で探してみると、なんと9月の記事「8月の読書メモ」が最後でした4ヶ月もサボってたとは自分でも驚き~4か月分を改めて遡るのは、もはや不可能(笑)なので、とりあえず2018年一年分のまとめをば2017年の読書メーター 読んだ本の数:159冊 読んだページ数:34191ページ ナイス数:907ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/3187/summary/yearlyたぶん、これまでと読書量は減ってないとは思うんですが、年々、メモを書くのが面倒になってきて、読書メーターもほぼ放置気味です( ;´д`)トホホ…「あとで書こう」と思ってても、数日経つと「え~っと、どんな内容だったっけ?」と思い出せないことも、ますます増えてきたし~というわけで、今年は心機一転、読んだ直後に「ひと言メモ」をしようと思ってます。身体の衰えはもちろん、頭の衰えも強く感じる日々ボケ防止をかねて頑張らねばなりますまい~^^;お正月中は以前、chiroakaさんが紹介してた「コーディ マクファディン」のシリーズ第一作「傷痕」を読んでました傷痕(きずあと)〈上〉 (ヴィレッジブックス)/コーディ マクファディン/文庫【中古】[☆3]傷痕(きずあと)〈下〉 (ヴィレッジブックス)/コーディ マクファディン/文庫【中古】[☆3]内容紹介コーンウェルをも凌駕する本年度最強の次世代サスペンス、ついに日本上陸! 夫に娘に親友まで・・・・・・自分が愛する相手を次々に失ったスモーキーをあざ笑うかのように、ジャック・ジュニアは彼女が大事に思う人たちの、一番大切なモノを標的にしはじめる。怒りに燃えるスモーキーと彼女の優秀なチームの面々は、しだいに犯人像に迫ってゆくが、そのあいだにも凄惨な殺人ビデオは届き続けた。とうとうスモーキーは犯人を挑発し、罠にかけることにする。ここで逃したら、今度はきっと大事な人たちそのものが毒牙にかかってしまう− 不退転の決意で臨むスモーキーの作戦とは?ジャック・ジュニアの正体とは一体?スピーディーでスリリングな展開は、ラストに向けて一気に加速する(「BOOK」データベースより)スラスラと読めたうえ、読後感も爽快犯人はほぼ最初の時点でうっすらと分かってしまうけど、それでも充分スリリングな展開を楽しめました女性捜査官の細やかな心理描写など、昔熱心に読んだコーンウエルの「検屍官シリーズ」を思い出し~それだけに、作者が男性ということにはビックリでしたw(゚ロ゚)w ウィキによるとコーディ マクファディン1968年、テキサス州に生まれる。ドラッグ問題を抱える人々のカウンセリングなどの社会奉仕活動に従事した後、ウェブ関係のデザイナーとなりゲームの分野で活躍した。30代前半、本格的に執筆活動を開始する。2006年、処女作の『傷痕』が大手出版社の目に止まり、デビューを果たす。同作は海外書評誌では『羊たちの沈黙』を凌駕する作品との賛辞を受けており、作風はトマス・ハリスやジェフリー・ディーヴァーなどと比されている。chiroakaさんが読まれてた「暗闇」はシリーズ3作目みたいですねFBI捜査官スモーキーシリーズ傷痕 Shadow Man 戦慄 The Face of Death 暗闇 The Darker Side 遺棄 Abandoned 第二作目の「戦慄」も手元に届いたので、楽しみですchiroakaさん、教えてくれてありがと~(´▽`)/
2018.01.10
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9月も最終日となりましたね!明日から10月 神無月(かんなづき)ということは今年も、もう3ヶ月を残すのみ健康面で色々とトラブル続出の2017年、どうせのことならサッサと過ぎてしまえ~の境地ですヾ(^^;)ォィォィと、最近、少々自暴自棄気味の私(笑)、読書のほうもイマヒトツ興が乗らず滞り気味です(-_-;)読みメのレビュー欄も空白ばかりとは情けない~でも、読みメの「まとめ機能」は先月分だけしか表示できないため、このまま見切り発車(最近いつもコレばっか)でアップしちゃいます(^^;)ゞ8月の読了本は20冊でした。もっとも半分近くはオーディブルでの「聴く読書」家事や電車などでの移動中も聴けるので、大変重宝しています8月の読書メーター読んだ本の数:20読んだページ数:2983ナイス数:87宮本武蔵(3)読了日:08月27日 著者:吉川英治服を買うなら、捨てなさい読了日:08月23日 著者:地曳 いく子アンティシペイション (サンリオSF文庫)読了日:08月22日 著者:せいめいのれきし 改訂版読了日:08月20日 著者:バージニア・リー・バートン宮本武蔵 02読了日:08月20日 著者:吉川 英治暗礁〈下〉 (幻冬舎文庫)読了日:08月16日 著者:黒川 博行エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)読了日:08月13日 著者:オースン・スコット・カードこれは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)読了日:08月11日 著者:青木 祐子夏の嘘 (新潮クレスト・ブックス)読了日:08月11日 著者:ベルンハルト シュリンク宮本武蔵 01読了日:08月11日 著者:吉川 英治三軒長屋(下)読了日:08月09日 著者:(株)文化放送浮世床読了日:08月09日 著者:(株)文化放送三軒長屋(上)読了日:08月09日 著者:(株)文化放送真田小僧(下)読了日:08月09日 著者:(株)文化放送真田小僧(上)読了日:08月09日 著者:(株)文化放送人間失格の感想無料お試しでAudibleデビュー☆一番最初にセレクトしたのは、今まで一度も読了したことのない太宰本。何度かトライしたものの途中で「え~いウジウジするでな~い (`A´)」と放り出すこと度々ww 今回は淡々と流れる朗読のせいか、なんとか最後までたどり着きました。ただし、やっぱり太宰ワールドは性に合わぬことを確認^^;読了日:08月09日 著者:太宰 治われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)読了日:08月08日 著者:アイザック・アシモフ藤森照信×山口 晃 探検! 東京国立博物館読了日:08月07日 著者:藤森 照信,山口 晃九十歳。何がめでたい読了日:08月05日 著者:佐藤愛子花のあと (文春文庫)読了日:08月04日 著者:藤沢 周平読書メーターオーディブルで聴く落語は3代目三遊亭 金馬さんばかりですいつぞやかも書きましたが、彼は滑舌が良くて聴きやすいのが魅力お写真を見ると、歯がかなり全面に主張したお顔(笑)なんですが・・・・話術の邪魔にはならないご様子ですねww巧みな話芸に惚れ惚れとしちゃいます(〃∇〃)吉川英治作の「宮本武蔵」は今月無事に全巻聴き終えましたいや~、聴きごたえタップリでしたよ~さすが「国民的作家」といわれるだけある吉川さんの代表作!日本人の心のツボをピタリと押さえた名作ですね一巻聴き終えるたびに「次はどうなるだろ~?」とワクワクしながらイヤホンを耳にする毎日、楽しい楽しい時間でした宮本武蔵(みやもとむさし)吉川英治の新聞小説。朝日新聞に連載されたこの作品は、1935年の8月23日から4年後の1939年7月11日まで続いた。二天一流の開祖でもある剣豪・宮本武蔵の剣士として自己を確立するに至るまでの成長を描く。同時に、彼を取り巻く武芸者たちの人生も描かれている。剣禅一如を目指す求道者・宮本武蔵を描いたこの作品は、太平洋戦争下の人心に呼応し、新聞小説史上かつてないほどの人気を得た大衆小説の代表作である(ウィキより)ちなみに今は司馬遼太郎の「人斬り以蔵」を聴いてるんですが・・・明るさが全編に貫かれていた「武蔵」と違って、聴いていて少々辛い感じま、題材が題材だから、いたしかたないのかも?^^;
2017.09.30
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またまた暑い日が続いてますね先々週はいったん暑さも緩んだ日があっただけに「まだまだ夏!」と押し寄せてくる熱気にウンザリですそんな暑さのなか、今日も歯医者へ~根の治療継続中ですが、ここ数日、最初痛かった歯の反対側の歯までズキズキするように~痛い歯をかばって反対側ばかりで噛んでたせいでしょうか以前、アキレス腱を傷めたときも、治療中に反対側の足が痛くなったっけ痛いほうをかばって、痛くないほうまで痛くなる・・・・まさに痛みの連鎖!??人間の身体って厄介ですね~( ;´д`)トホホ…ところで8月も今日明日でお終いですね。まだ7月分の読書メモも終わってないので、大慌てで~7月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:2946ナイス数:65日本の最も美しい教会の感想以前、入間にあるヴォーリズ建築「日本キリスト教団 武蔵豊岡教会」に見学に行ったおり、牧師様に教えていただいた本です。もちろん武蔵豊岡教会も掲載。どの教会も心を打つ美しさでした☆安藤忠雄氏設計の「光の教会」は、そのシンプルさゆえに特に印象的な美しさ(〃∇〃)読了日:07月02日 著者:八木谷 涼子死ぬまでに見たい世界の名建築なんでもベスト10 (エクスナレッジムック)の感想各カテゴリー別建築ベスト10のフォトはどれも格別の美しさ~☆「死ぬまでに見たい」と思っても、海外のものは、おそらく見ること叶わないまま死ぬことになりそうですが^^; せめて本の上での名建築見学旅行を楽しませてもらいました♪目の保養、目の保養~(〃∇〃)読了日:07月03日 著者:光嶋 裕介玄鳥 (文春文庫)の感想いや~、さすが!! (^|0|^) と思わず掛け声をかけたくなる味わい深い作品ばかり!時代小説の手練、藤沢さんらしい心に染みる美しい文章と、心にズキンと残る余韻に至福の読書タイムを過ごさせていただきました☆ 若い頃は「貧乏くさくて」(ゴメンナサイ!)と敬遠してた藤沢作品をやっと懐深く受け止められる年齢になったということでしょうかww 幸いにも未読の作品が多いので、今後は彼の作品をポツポツと読み進めたいです♪読了日:07月07日 著者:藤沢 周平週末台湾でちょっと一息 (朝日文庫)読了日:07月09日 著者:下川裕治東京高級住宅地探訪読了日:07月19日 著者:三浦 展東京幻風景読了日:07月22日 著者:丸田 祥三SFはこれを読め! (ちくまプリマー新書)読了日:07月23日 著者:谷岡 一郎暗礁〈上〉 (幻冬舎文庫)読了日:07月25日 著者:黒川 博行屋根をかける人読了日:07月29日 著者:門井 慶喜暗幕のゲルニカ読了日:07月30日 著者:原田 マハちいさいおうち (岩波の子どもの本)の感想東陽町の「GALLERY A4」で開催された『ヴァージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」―時代を超えて生き続けるメッセージ―』に行ったのを記念(笑)して図書館から借りてきました。1942年の作品ということですが、今回初読み~♪ 静かな田園風景から大都市へという環境の変化につれて、心侘しくなる「ちいさいおうち」の心境(?)が胸にせまって、強く訴えかけるチカラをもった作品でした! 展示会会場では「おうち」の再現モデルもあって、思わずこんな家に住みた~いとワクワクしちゃいました♪^^読了日:07月30日 著者:バージニア・リー・バートンいたずらきかんしゃちゅうちゅう (世界傑作絵本シリーズ)の感想東陽町の「GALLERY A4」で開催された『ヴァージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」―時代を超えて生き続けるメッセージ―』に行ったのを記念(笑)して図書館から借りてきました。ちゅうちゅうトレインのワンパクぶりが可愛くて「どうなるのかな?」とワクワクしながらページをめくりました♪ 1937年に書かれた作品とは思えないほど現代的で躍動感溢れる絵が大迫力のチャーミングな一冊☆ 機関車大好きなお子さんだと大喜びしそうですね^^読了日:07月30日 著者:バージニア・リー・バートン食味風々録 (中公文庫)の感想阿川弘之氏の作品、初読み^^; お名前だけは存じ上げていたものの、「大家」のイメージが強くてなかなか手が伸びず。 でも意外や意外、クセのない軽妙な語り口が魅力的な一冊でした! 「ミスター海軍」「ガチガチのこわもて」と勝手に決め込んでいましたが(スミマセン<(_ _)> )、食べ物の話は作家さんの本質がチョロチョロと漏れ出ること多くて楽しいですね。食に対するこだわりとわがまま(笑)など温かなエピソードが多くて楽しめました!次は「海軍こぼれ話」あたりを読んでみようかな?読了日:07月30日 著者:阿川 弘之読書メーター7月の読了本は13冊。ご覧のように半分弱しかメモできてないけど、読メの「まとめ」機能は前月分しか表示できないので、やむなく見切り発車です九州帰省の前にアップしなきゃいけないモニターレポートもあるし~あいかわらず「締め切り前にならないと手をつけない」という悪癖が治らないわたし困ったもんですではでは、これから歯科医院へ出発~皆様のところへのご訪問は夜になるかもです(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ
2017.08.30
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台風五号は和歌山に上陸後北陸付近まで進み、日本海に抜けたみたいですね我が地域でも昨夜は暴風雨が一晩中吹き荒れて、夜中も度々目が覚めるほどでしたでも、昼前には台風一過の青空が広がって蝉の鳴き声が賑やかに~なので今朝も蒸し暑さにめげずウォーキングしてきました最近のウォーキングのお供はこちらブログ&読メ仲間のajinomotoippaiさんに教えていただいた「オーディブル」でDLした3冊です「オーディブル」は、これまでも友人に薦められていたものの、アプリをDLしてから聴くという一手間が面倒くさく感じて、チャレンジしそこねてました^^;でも耳から聴く読書は家事や散歩をしながらでも出来るから、メリット大~以前は「青空文庫」のアプリで聴くこともあったけど・・・「青空文庫」は作品が限られるし、朗読者の声や読み方が気に触る(コラ)こともあってイマイチ(-_-;)今回、「オーディブル」をお試ししてみて一番感心したのは、朗読者が「無個性」に徹してること淡々と読んでくれるから耳障りになることもなく、話に集中できるんですよamazonプライム会員なので3ヶ月間無料お試しというのも嬉しいですね!と~っても気に入りましたajinomotoippaiさん、教えていただいて感謝感謝です~<(_ _)> ところで、太宰治の作品って、一部熱狂的なファンがいるようですが・・・私はこれまで一冊も読み終えたことナッシング読んでる途中で「え~い、ウジウジするでな~い」と放り出すことばかりで(爆)(太宰ファンのかた、スミマセ~ン(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ)でも朗読だと、わりあい寛容になれるようです(笑)とりあえず「人間失格」だけは聞き終えましたよ~!我ながら快挙ただし・・・・やっぱり相性悪いのでコレっきりになること決定ですけど「三国志」や「宮本武蔵」はどちらも長いから、お試し期間3ヶ月内に全部聴き終えることが出来るか少々不安小説以外に落語もDLしました落語は以前からネットやCDでも聴いてたけど、「オーディブル」でもかなりの数が揃ってそうなので、今後も色々聴いてみたいな私のお気に入りの落語家は「5代目古今亭志ん生」や「3代目三遊亭金馬」など故人の名人達がメイン(^m^)5代目 古今亭志ん生(1890年〈明治23年〉- 1973年〈昭和48年〉)明治後期から昭和期にかけて活躍した東京の落語家。生前は落語協会所属。出囃子は「一丁入り」。戦後の東京落語界を代表する落語家の一人と称される(画像ともウィキより)志ん生師匠は、いかにも江戸っ子風の口調がたまりませ~ん自伝的な著書「なめくじ艦隊」や「びんぼう自慢」も抱腹絶倒の面白さ3代目三遊亭 金馬(1894年- 1964年)東京府東京市本所(現・東京都墨田区本所)生まれの落語家。家業は洋傘屋であった。大正・昭和時代に活躍した名人の一人。出囃子は「本調子カッコ」(画像ともウィキより)金馬師匠は、ちょっとアクの強い(?)話し方ww最初は違和感あったんだけど、慣れてしまうとパキパキした滑舌の良さが魅力ですホント言えば、寄席に行って若い噺家さんの落語も生で聞いてみたいんだけど、なかなかね~昔、新宿の「末廣亭」に行ったときは、涙が出るほど笑い転げて楽しかったのなんの「笑うとエンドルフィンという“幸福ホルモン”が分泌される」というし、「笑いは最良の薬」ともいいますよね生落語は無理でも「オーディブル」で、おおいに笑い転げたいと思いますただ、ウォーキング中にニヤニヤして「危ないオバサン」と思われないように気をつけなきゃ~ なめくじ艦隊 ーー志ん生半生記【電子書籍】[ 古今亭志ん生 ]三遊亭金馬 (3代目)【中古】びんぼう自慢 (ちくま文庫)/ 古今亭 志ん生,小島貞二
2017.08.08
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東京はここ数日、梅雨に逆戻りのようなスッキリしない空模様ですそのぶん気温も少し低めで快適~でも西日本のほうは猛暑継続中のようですね大分県の日田地方では今年最高の38.3℃を観測したんだとか猛暑日も長く続いてるようだし・・・実家(別府)の母も、電話で「暑くてかなわん」と音を上げていました。いささか心配です7月も明日で終了、明後日からは8月ですね。またまた激しく遅れてしまった読書メモ、いまさらの6月分です(^^;)ゞ6月の読書メーター読んだ本の数:14読んだページ数:3574ナイス数:121日本のステンドグラス 明治・大正・昭和の名品読了日:06月28日 著者:田辺 千代国境 (講談社文庫)読了日:06月28日 著者:黒川 博行あんこのことがすべてわかる本: つくる、食べる、もてなすの感想尻尾までギッシリとあんこが詰まったたい焼きを食べたかのような読後感~(笑)あんこのアレコレが余すところなく語られていて幸せな気持ちで読み終えました。日本全国の銘菓やあんこレシピなども読み応えタップリ!小豆は偉大ですね~☆^^読了日:06月23日 著者:芝崎 本実サロメ読了日:06月18日 著者:原田 マハ仮面病棟 (実業之日本社文庫)読了日:06月16日 著者:知念 実希人ヘンな日本美術史の感想読み始め、山口氏独特の語り口が気になって少々読みづらかったんですが・・「雪舟は前のめり」などの独特の表現が面白く後半はスラスラと~♪「ヘンな美術史」と銘打ってるとおり、独自の視点がユニークかつ愉快^^ ただいま「藤森照信×山口晃 日本建築集中講義」を読んでますが、こちらも山口画伯の個性が光って楽しい一冊となってます。山口画伯の今後の活躍に注目~☆読了日:06月13日 著者:山口 晃仏像のひみつの感想「相撲のひみつ」に引き続き読んだ「ひみつ」シリーズ…こちらも格別の分かりやすさで大当りの本でした!これまで漠然と観ていた仏像の種類、位、時代背景、製造工程などなど、平易な言葉で説明されており、「そうだったんだ!??w(゚ロ゚)w」と深く頷くことばかりでした。おそらく小中学生向けの本なんでしょうが、仏像初心者には嬉しいガイド本といえるのでは?図書館から借りた本でしたが、ぜひとも手元に置いて今後の仏像見学の手引きとして役立てたいです(^0-)読了日:06月13日 著者:山本 勉怖い夜の感想少女チックな小花模様の表紙のわりに、中身は泥臭さ感じるレトロな絵柄。お話は聞き馴染みのあるものも多いけど、どこかしら垢抜けない持ち味で、絵柄と一体感ありますね^^ 小さいお子さんが読むと、このシンプルさがかえって怖いかも?読了日:06月11日 著者:いちだ きいち竹 淡交【別冊】愛憎版 (淡交, 別冊2月号)読了日:06月07日 著者:西洋絵画のひみつ読了日:06月05日 著者:藤原 えりみ無私の日本人 (文春文庫)読了日:06月04日 著者:磯田 道史日本のたくみ (新潮文庫)読了日:06月03日 著者:白洲 正子妻の超然 (新潮文庫)読了日:06月03日 著者:絲山 秋子相撲のひみつの感想相撲関連の本は何冊か読みましたが…これまでで一番読みやすかったかも!? 「国技」として変に持ち上げすぎず、偏りのない視点が好感がもてるうえ、説明&イラストも分かりやすく入門書として最適だと思われます☆ 相撲の技の説明が詳しいイラスト入りだったのもハナマル~♪^^読了日:06月01日 著者:新田 一郎読書メーター6月の読了本は14冊でしたでも、読後メモが半分も書けてないのが情けなや~6月のお気に入り☆☆☆の本は「仏像のひみつ」「相撲のひみつ」「ヘンな日本美術史」「あんこのことがすべてわかる本」に加えて、深く感銘を受けた一冊はこちら【中古】 日本のたくみ 新潮文庫/白洲正子(著者) 【中古】afb内容紹介歴史と伝統に培われ、真に美しいものを目指して打ち込む人々。扇、染織、陶器、木工から、刺青、現代彫刻まで――伝統芸術に深い造詣をもつ著者が、手仕事のすばらしさを静かに守り抜いているさまざまな日本のたくみを訪ねる。その技術や伝統はもちろん、彼らの「つくる喜び」、さらに、つくり出されたものの使い心地や味わいのよさをも紹介する。カラー・モノクロ図版多数収録。昭和54年~55年に藝術新潮に連載された随筆ということですが、この当時ですら風前の灯という状況だった伝統工芸の数々!現在の職人さんがたの置かれた環境はもっと厳しいものになっているのでは?と、読後、いささか薄寒い心地がしましたそれはさておき、この本で紹介されてる伝統の手仕事に携わる職人さんの「気概」の高さには驚くばかり伝統技術を守る人びとへの、白州さんの真剣勝負の眼差しにも圧倒される一冊でした実はこの本、昨年、夏祭りの古本コーナーで見つけた本です日々、ついつい瑣末なことで心貧しくなりがちな日常のなか、「心の豊かさ」や「清く、かつ強かであること」を考えさせてしてくれる素晴らしい一冊まさに掘り出し物でした~
2017.07.30
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いよいよ6月もラストウィークですね!今年上半期も残すところあと数日・・・なんとなく焦ります~ww特別な締め切りがあるわけじゃない生活だから、焦らなくてもいいはずだけど、「区切り」がないとダラダラグズグズの生活になりがちですからね今日は自分に鞭打って(笑)、毎月アップを自分に義務付けてる「読書メモ」をば~5月の読了本は14冊でした5月の読書メーター読んだ本の数:14読んだページ数:2480ナイス数:119日本の不思議な建物101の感想最近の趣味は近代建築巡り♪ なのでクラシックで優雅な建築ばかり見てまわってるせいか、「不思議な建物」の奇妙キテレツぶりには目が点になるばかり(爆)なぜに??と疑問符が羅列しそうな建物が多かったけど、銀座の奥野ビルは先日見に行ったばかりの近代建築。やはり歴史のある建物には味わいがありました☆ はたしてこの本に載ってる建物、あと50年くらい後にどれくらい残っているのやら?消滅しないうちに見て回りたいですヾ(^^;)ォィォィ読了日:05月29日 著者:加藤 純モネのあしあと 私の印象派鑑賞術 (幻冬舎新書)の感想実はモネの絵(というか印象派の絵全体的に)ちょっと苦手(-_-;) でも、そんな思いが今作を読んでひっくり返ってしまったかも!? 今でこそ主流派(特に日本人は印象派好きが多いですよね)の印象派も「かつてはフランスアカデミーの反逆児だった」ということを、元キューレターらしいキメ細やかな視点で解説してくれてるので、すんなりと腑に落ちました。著者の講演をもとにして書かれてるせいか、マハさんのモネ愛がダイレクトに伝わって、読後感もホンワカ~♪モネが大好きな友人に「読んでみて~♪」と勧めてみたくなりました(^0-)読了日:05月25日 著者:原田 マハ週末ちょっとディープな台湾旅 (朝日文庫)の感想台湾旅行準備用の一冊。たぶん、こんなコアな旅はしないだろうけど(´艸`) 蒋介石像だらけの公園といい、緑島の話といい、これまで知ってた台湾とはかけ離れたディープさにビックリでしたw(゚ロ゚)w パック旅行では絶対に体験できそうもない台湾の日常生活アレコレ、とても楽しめました♪焼きビーフン、食べた~い!!読了日:05月22日 著者:下川裕治その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ) (ハヤカワ・ミステリ 1912)読了日:05月16日 著者:ジョー・ネスボプロメテウスの涙読了日:05月15日 著者:乾 ルカ物語 ジョサイア・コンドル―丸の内赤レンガ街をつくった男読了日:05月13日 著者:永野 芳宣江戸アルキ帖 (新潮文庫)読了日:05月10日 著者:杉浦 日向子大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)の感想「人間年をとれば身体のアチコチにガタがくる」という当たり前のことを認めたくないのか、毎日のように病院巡りをしている母に、この本を勧めてみようかと思います。最近、延命治療拒否の機運は高まってはきたものの、まだまだ具体的な対処法となると心もとないのが現実かも。同じ様な内容の本もアレコレ出ていますが、長く老人ホームで医療に携わってきた中村氏の言葉は重みがありました。私もできることなら濃厚医療は避けて、目指せ「穏やかな自然死」です^^;読了日:05月08日 著者:中村 仁一ばかものの感想始めて読んだ「袋小路の男」に心惹かれて以来、絲山さん本4冊目です。でもこれまで読んだ作品とは少々違う風が吹いている?^^; 醒めた視線が持ち味かと思ってたら、今作は生きることのせつなさが直球でドカンと伝わる熱い作品でした☆ お次はどの作品を読もうか一段と楽しみに~♪^^読了日:05月07日 著者:絲山 秋子きょうのスー(3) (アクションコミックス)の感想2代目スー達の生活は一段とシビアに~^^; なんだか世知辛い人間世界を思わせる過酷な鳥ワールド…少々身につまされるところも(´艸`) これで終了とは寂しい限りです。読了日:05月05日 著者:マツダ ユカくらべる東西読了日:05月05日 著者:おかべ たかし異類婚姻譚の感想本谷由希子さん、初読み♪「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた」←結婚生活40年以上の私にとってはなんら違和感のない言葉でしたが…だんだんと不穏な世界に迷い込む感があって引き込まれました☆とても好みです(〃∇〃)もっとも他の収録作も不条理度高めなので、読み手によって評価が分かれそうな作家さんですね!他の作品も読んでみたいです♪読了日:05月04日 著者:本谷 有希子きょうのスー : 2 (アクションコミックス)の感想娘の本棚よりレンタルww 1に引き続きスズメのシビアな生態に苦笑連続~ww 可愛い姿ながら、厳しい現実と戦うスー達に思わずエールを送りたくなりました☆読了日:05月01日 著者:マツダユカわたしのすきな台湾案内 ~台北、台北近郊。台中、台南、高雄にも足をのばして~の感想友人との台湾旅行を前に下調べ~♪でも、たぶん台北しか行かないと思われますが…日本同様、地方も魅力的ですね!もし2度目があるなら(まだ1度目すら実行できてないのに(笑))台南あたりにも足を伸ばしてみたくなりました^^読了日:05月01日 著者:柳沢 小実読書メーター5月のお気に入り本は・・・う~ん、ダントツ本はなかったかも^^;比較的おススメ度の高いのは「モネのあしあと」読後、美術館に行きたくなること必至ですところで!今月の10日あたりに発症した私の帯状疱疹、その後、発疹も痒みもすっかり落ち着いたんですが・・・先週末くらいから背中の痛みが激しくて、下着がこすれるのが不快に~本日、再度皮膚科に行ったところ、帯状疱疹の後遺症である「帯状疱疹後神経痛」なんだとかまたまた飲み薬と塗り薬の生活に逆戻りですう~ん、しぶといな~帯状疱疹って来月、堅ちゃんの七夕ライブに参加する予定なので、それまでにはなんとか綺麗な身体(笑)になりたいものですww
2017.06.26
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ふと気づくと・・・もう5月もあと2日だけ?大変大変~~(×へ×)まだ4月の読書メモをアップしてなかったことに気づいて、大慌て~横須賀日記もまだ途中なんですが・・読メの感想レビューもほぼ真っ白(笑)だったので、駆け足で書き込んできましたww4月の読了本は11冊でした4月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:2155ナイス数:98きょうのスー(1) (アクションコミックス)の感想娘の本棚よりww 最新巻である3を読む前に復習として再読♪ 楽しい~(*˘︶˘*)読了日:04月30日 著者:マツダ ユカ歴史さんぽ 東京の神社・お寺めぐりの感想以前、狛犬巡りをしていた「流れ」(笑)で図書館から借りてきました。神社の由来や歴史やミニうんちくなどに加え、最寄のお店情報などもあって、東京のお散歩ガイドとしても楽しめました♪読了日:04月26日 著者:渋谷申博村上海賊の娘(一) (新潮文庫)読了日:04月24日 著者:和田 竜歳時記てくてく さんぽの時間の感想歳時記というだけあって、季節おりおりのお散歩スポットがイラスト入りで載ってます。作者さんの好みが全面に出てるせいか、ご自身がおさんぽを思い切り楽しんでいることが伝わってきて、コチラまでワクワク♪「おさんぽ計画表」などのおまけページ付きでしたが、図書館本なので書き込めず~(爆)参考にして自分用に計画表を作りたくなりました(´▽`*)読了日:04月22日 著者:Yuzukoもうひとつ別の東京―ひそかに愛し、静かに訪ねる55景の感想最近、都内散策を趣味にしている私としては、ほとんど行った場所ばかりでした。どちらかというと穴場的なスポットより、誰でも知ってるような有名どころが多かったせいかも? ただ、さっぱりとしてるのに雰囲気のある文章と写真は良かったです♪ いかにも「静かに訪ねる」というタイトルにピッタリ☆読了日:04月22日 著者:木村 衣有子美術館の舞台裏: 魅せる展覧会を作るには (ちくま新書)の感想国立西洋美術館の勤務を経てオルセー美術館の立ち上げに参加し、現在は三菱一号美術館の館長をつとめる高橋明也氏が語る美術館の舞台裏。美術展そのものと同じくらい美術館という空間が大好きな私にとっては、興味深い話ばかりで一気に読了! 今後の美術館運営や世界戦略についての考察などは眼からウロコでした☆ 読了後、美術館に行くたびに、展示物を飾ってる壁の色合いがとても気になります(´艸`) 読了日:04月20日 著者:高橋 明也猫と漱石と悪妻 (中公文庫 う 29-4)の感想「見合い相手として現れた夏目金之助(漱石)に一目惚れした鏡子」…これまでの悪妻というイメージを覆す、鏡子さんの視点から書かれた漱石夫妻物語。テンポよくスイスイと読めて楽しめました♪ これってドラマを文章化した作品?それともドラマの原作本? 少々軽すぎという感もあるけど、夫婦の細やかな機微が伝わってきてホロリとさせられました(T▽T)ドラマのほうも見てみたかったです♪読了日:04月14日 著者:植松 三十里熱帯夜 (角川ホラー文庫)読了日:04月05日 著者:曽根 圭介(山怪 続編) 山怪 弐 山人が語る不思議な話 続編の感想前作も興味深く読みましたが…私としては今作のほうが断然怖かったです!! 奥多摩や秩父など比較的身近な山の話が多かったせいでしょうか? 遠方の奥深い山の話だと「そんなこともあるんだろうな」と他人事のように読んでいたのかも^^; 以前は気軽にハイキングを楽しんでましたが、これからの山歩きは風のそよぎやちょっとした物音にもビビリそうですわ( ;´д`)トホホ…読了日:04月04日 著者:田中康弘作家のお菓子 (コロナ・ブックス)の感想以前読んだ「作家のおやつ」同様、作家さん達の様々なお菓子を巡るエピソードが楽しい一冊でした。奇跡的に(笑)我が家の近くにも掲載されてるお店があることに気づき、さっそく購入~☆ 地味な外見のお店だったので、これまで素通りでしたが…確かに美味しかったですよ森○さん(笑)これからは都内散策の度に掲載のお店を巡る楽しみが増えました♪ コロナ・ブックスさんは他にも「作家の食卓」などなど作家シリーズがあるので、こちらも読んでみたいです^^読了日:04月01日 著者:シルバー川柳2 「アーンして」むかしラブラブいま介護 (一般書)読了日:04月01日 著者:全国有料老人ホーム協会読書メーター4月のお気に入り本は・・・・ダントツで美術館の舞台裏 ──魅せる展覧会を作るには【電子書籍】[ 高橋明也 ]美術館好きのかたには超おススメですスイーツ好きのかたにはコチラがおススメ作家のお菓子著名人達の甘いモノ好きぶりに、ホッコリさせられること間違いなしです明日、そして週末にもお出掛け予定があるので、続きの横須賀日記は来週になっちゃうかも~よろしくです(^^)/
2017.05.29
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もう4月も終わろうかというのに、いまさらの3月の読書メモです3月の読了は10冊でした3月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:2775ナイス数:80おさんぽ美術館 ぶらりとめぐる アート・雑貨・カフェ (MOE BOOKS)読了日:03月31日 著者:杉浦 さやかあんこ読本 あんこなしでは生きられないの感想ページをめくるにつれて打ち震えるくらいに大興奮(笑)関東地区20店のうち、食べたことのあるのは8店!残りの名店、ぜひとも制覇しなくては~☆巻末の「あんこ百科事典」も圧巻でした! 小豆に関することわざ「狐に小豆飯」「小豆の豆腐」は初耳ですが(?へ?)アンコの詳しい作り方が載ってるのも嬉しいところ 。それにしても「小倉あんの由来」が「鹿の斑点に似てる→鹿といえばもみじ→紅葉といえば京都小倉山」って?こじつけ過ぎじゃないですか~(*_ _)ノ彡 読了日:03月30日 著者:和菓子好き委員会あんこ部日本の近代建築〈上 幕末・明治篇〉 (岩波新書)の感想ここ数年、近代建築巡りが趣味の私、クラシックな外観を愛でるだけでは飽きたらず、近代建築に至る道筋を少々勉強したくなったため手にした本作。これまで読んだことのある藤森氏の「看板建築」関連本同様、素人でも分かりやすく多彩なエピソードを積み上げてくれてるので、とても読みやすかったです。ただ、導入部をヴェランダコロニアル建築から始ってるのにはビックリ(´艸`)お雇い外国人による近代西洋建築から日本人建築家の登場までワクワクの連続でした。建築物の写真が掲載されているところも花丸☆ 下巻も楽しみです♪読了日:03月30日 著者:藤森 照信くじ (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想ゾワゾワとお腹の中から湧き上がってくるような異物感…S・ジャクスンのどの作品からも立ち上ってくる気配がたまりません(〃∇〃) 読む人によっては顔を背けたくなる作品が多いかも? 語り口自体は穏やかなのに不条理なまでに淡々と進む底なし沼のような世界観! 人間のもつ暗い想像力を思い切り刺激する作品ぞろいで充実の一冊です☆ 表題作の「くじ」は以前なにかのアンソロジーで読んだことあるけど、何度読んでもピカ一の「怖さ」かも。読了日:03月28日 著者:シャーリイ・ジャクスンなんでもない一日 (シャーリイ・ジャクスン短編集) (創元推理文庫)読了日:03月24日 著者:シャーリイ・ジャクスン人形つくり (ドーキー・アーカイヴ)の感想独特のエロティシズムと精緻な文章で綴られた「徹底した被支配関係から生じる恍惚と恐怖…謎の英国作家サーバンによる戦慄の幻想譚」ということですが…いささか古めかしすぎて話に入っていくのに一苦労でした^^; なにやら江戸川乱歩風の隠微な世界かも? 埋もれた異色作を紹介する新海外文学シリーズの一冊ですが、既読の『虚構の男』のような「ナンじゃこりゃ~?」感(笑)は薄く、どちらかというと微かにサドマゾ風味が加味された妄想ファンタジーかも(´艸`)読了日:03月22日 著者:サーバン疫病神 (新潮文庫)の感想「破門」を読んで、すっかりツボってしまった黒川さん!これはシリーズ最初から読まなくちゃと図書館へ三┏( ^o^)┛ シリーズ第一話だけあって、二宮と桑原、二人とも若さハチキレ~ww 会話も一段とポンポンと弾んでて何度もふきだしちゃいました(^m^)産廃開発のしくみは勉強になったし(笑)、おもろかったわぁ♪^^ 読了日:03月17日 著者:黒川 博行わたしのすきな台北案内の感想図書館本。お初の台湾旅行のため借りてきたものの、旅行延期になったせいでモチベーションが急下降(笑)ペラペラとめくっただけで読了^^; 現地在住者やリピーター向けのコアな情報が多そうでした。秋になったら、再度借りて読んでみよっと♪ヾ(^^;)ォィォィ読了日:03月12日 著者:柳沢 小実おかんメールの感想家事の合間のスキマ時間にページをめくるのに最適な一冊☆ 笑いのツボが満載でおなかが捻れるほど笑わせていただきました! でも・・・思わず自分もやらかしてるのでは?と不安になったりして(^^;)ゞ読了日:03月08日 著者:ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫)読了日:03月05日 著者:シャーリィ ジャクスン読書メーター以前から本の感想を書くのは苦手だったけど、最近は一段とおっくうになってしまって「読書メーター」のほうは放置状態でした(^^;)ゞとりあえず自分の読書の記録を取っておきたいだけだから、本の題名だけ書いておけばいいと思いながらも、最近は「あれ?どんな内容だっけな~??」と覚えてないことが度々となると、たとえひと言でも書いておいたほうが後々助かるかも同じ本を二度も三度も借りてくるようなヘマも減るだろうし~(爆)3月のお気に入り度☆☆☆は「あんこ読本」「くじ」「日本の近代建築 上」の3冊【中古】 あんこ読本 あんこなしでは生きられない /和菓子好き委員会あんこ部(著者) 【中古】afbいまだ未踏のお店は「徳太楼」浅草 きんつば「ちもと」都立大 草団子「あんや」成城学園 わらび餅「すずめや」池袋 どらやき「まめ」南青山 イチゴ大福「カタネベーカリー」代々木上原 あんぱん 「花月堂」三ノ輪 あわきび大福 「西河製菓店」二子玉川 あんころもち 「みつばち」湯島 小倉アイス 「あんですMATOBA」浅草 小倉あんぱん 「だるまや餅菓子店」十条 宇治金時 「中里」 駒込 ふどう餅 「日本の近代建築【中古】新書 ≪政治・経済・社会≫ 日本の近代建築 上 幕末・明治篇 / 藤森照信【中古】afb 上」「くじ」はアフィリエイトでは出てこない~「日本の近代建築 上」は下巻とあわせて今後も何度か再読するつもりです
2017.04.24
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今日は冬に逆戻りのような寒い一日でしたでも、雪の予報は外れて大助かり~(^m^)このまま、雪かき無しで春を迎えたいものですww今日はアップしそびれてた2月の読書メモをば最近、読書後のメモがなかなか書けず、ズルズルとアップしそびれてましたもう3月も半分過ぎてしまったことでもあるし、諦めて半分だけの状態でアップ~見苦しくてすみません そうそう見苦しい(笑)といえば・・・旅行計画は延期に決定友人ちの家庭事情が落ち着かず、このまま家庭争議になってしまっても困るので、とりあえず一旦延期としました。なんせ主婦の外遊びは家族の協力があってこそですもんね台湾は4月過ぎからは雨季乾季にはいる秋以降に行けるよう、夏の間じっくりとプランを練ることにしました。図書館から台湾関連本を大量に借りてるので、台湾通になれるよう頑張らなくちゃ~2017年2月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:2754ページナイス数:141ナイスことりっぷ 海外版 台北 (海外|観光・旅行ガイドブック/ガイド)の感想久々の海外旅行準備のために娘に借りた本。娘が旅行したのは5,6年前。でも基本的なことを押さえるためにはちょうどいい情報量でした。「ことりっぷ」は国内旅行のおりによく利用するけど、海外版も見やすくていいですね(´▽`*)読了日:2月28日 著者:ささやく真実 (創元推理文庫)の感想ココ最近読んだマクロイの本は社会的な背景などが織り込まれてることが多かったけど、今作は気軽に読めるエンタメ作☆ 人が心の奥底に秘めた本心が暴露されるとき…マクロイ作品にしては珍しく俗っぽくて、楽しかったです(´艸`)読了日:2月25日 著者:ヘレン・マクロイ鳥の巣 (DALKEY ARCHIVE)の感想ひところ大流行だった多重人格モノだけど、今作はなんと1954年作☆ こんな早い時期にここまでシッカリとした多重人格の描写がなされてるとは驚き! 多重人格モノにありがちなオカルト的な扱いはいっさいないうえ、治療を巡っての展開はとても丁寧なのでグイグイと引き込まれました。ともすれば息苦しさを覚えそうな題材なのにコミカルな味わいもあって、とても楽しめました♪読了日:2月20日 著者:シャーリイ・ジャクスン毎朝10回の「深い呼吸」で体が変わるの感想6年ほど続けた太極拳はもちろんのこと、ちょっとだけかじったヨガや気功でも基本は呼吸法でした。最近は科学的な根拠もみとめられた瞑想も、やっぱり呼吸が基本ですってね。 鼻から吸って、倍以上の時間をかけて息を吐く「丹田呼吸」は太極拳の時に習ってはいたものの、最近はサボりがち^^; 再度、心がけて免疫力をアップしたいです(^0-)読了日:2月18日 著者:藤麻美子吸血鬼の感想「バルタザールの遍歴」や「ミノタウロス」に圧倒されて以来、ずっと追いかけてきた佐藤さん☆ 最近は「金の仔牛」以来、ご無沙汰だったんですが…圧倒的な筆力はあいかわらずで楽しめました♪ 亜紀ワールドにどっぷりと浸かって充実の読書タイム、感謝です(^^)/読了日:2月15日 著者:佐藤亜紀50歳、おしゃれ元年。 (集英社文庫)の感想何を着ても落ち着かず、ワードローブ混迷地獄に陥ってた40~50代の頃に読みたかったです! 読む進むほどに「そうそう!」と深く頷く私は、もはやシニア世代ww もう少し早めに「スタメン服のみ」という洋服選びを体得できていれば、お金の無駄遣いもしなくて済んだのに~(-_-;) 最近注目のミニマムライフにも通じる洋服論、参考になりました。読了日:2月12日 著者:地曳いく子老後の資金がありません読了日:2月10日 著者:垣谷美雨小鬼の市 (創元推理文庫)読了日:2月8日 著者:ヘレン・マクロイ天才読了日:2月6日 著者:石原慎太郎眩読了日:2月1日 著者:朝井まかて読書メーター2月のお気に入り本は「鳥の巣」 シャーリィ・ジャクソン 著「吸血鬼」 佐藤亜紀 著「天才」「眩」についても、ひと言書きたかったんですが・・・・3月分アップのさいに、ということで(^^;)/
2017.03.15
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今日も日本海側では大雪のようですね明日にかけては記録的な大雪の恐れもあるとか該当地域の皆様、くれぐれもお気をつけて~我が地域も昨夕は雪がチラチラ舞いました今朝はグッと冷え込んだせいか、雨戸が凍ってて開けるのに一苦労でしたよでも、そのぶん空は澄んで快晴~朝のウォーキングも気持ちよかったです今日は先月分の読書メモをば1月の読了本は10冊でした2017年1月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:3219ページナイス数:115ナイス殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)の感想驚き、呆れ、憤り、そして犠牲になった少女達とご家族の方々の無念に、ただひたすら涙…なぜこんなことが?と問題をなげかける本書、力作でした☆ 一日も早く、真の意味での事件解決を祈ります(-人-)読了日:1月28日 著者:清水潔移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活の感想本を手にした時、「移民」という単語に少々違和感感じたんですが…あえて「在日」ではなく「移民」を使ったのは高野氏のこだわりとか!? タイ人、イラン人、フィリピン人、フランス人などなど日本で暮らすたくさんの外国人の暮らしぶりを、「食」に着目してまとめ上げた一冊☆最初は軽めに読めるかな?と侮ってた(ゴメンナサイ)んですが、なんのなんの、とても奥深い内容でした!ちょうど東日本大震災の時期の取材だったせいか、日本に長く住む海外の人達の逞しさ&情の深さに感銘を受けました。高野氏の他の作品も読んでみたいな~♪読了日:1月25日 著者:高野秀行破門 (角川文庫)の感想「後妻業」の面白さに圧倒され、直木賞受賞の今作を♪ いや~、こちらもオモロイですね (≧▽≦) 完璧にエンタメに徹してるところが潔くて、惚れ惚れでした(〃∇〃)さっそく、シリーズ1の「疫病神」を図書館予約~ww 読了日:1月21日 著者:黒川博行彼女に関する十二章読了日:1月12日 著者:中島京子ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)の感想蛭子さんのヘラヘラ笑いは防御率高し~ww 同感できることだらけです!ただ「ひとりぼっち」と言いながら、奥様の存在が唯一無二の支えなのでは? 独身者の人には「ズルイ」と言われそうな気もします(´艸`)読了日:1月11日 著者:蛭子能収蘭 竹西寛子自選短編集 (集英社文庫)の感想竹西寛子さん初読み♪ 失礼ながら、お名前すら全く存じ上げなかったんですが…みずみずしい感性と描写に魅了されました(〃∇〃)「兵隊宿」「蘭」「神馬」など、どれも戦争時の少年の不安や息苦しさなど鮮明に描かれており、読んでるコチラまでやりきれなさに囚われるほど。派手さはないものの、余韻深い作品ばかりでした☆ 他の作品も読んでみたいです。読了日:1月10日 著者:竹西寛子若冲ワンダフルワールド (とんぼの本)の感想昨年の若冲展のおり、予習本として図書館予約してた本なんですが…今頃到着とは若冲人気恐るべし~ww 実際に観た『動植綵絵』の素晴らしさは圧倒的でした☆(3時間待ちの行列には疲れ果てたけど^^;)澤田瞳子さんの「若冲」をはじめ、関連本も数冊読んだ後なので、サラサラ~と流し読み。絵画や生い立ちなどの解説も丁寧で若冲入門書としては最適だと思われます♪読了日:1月9日 著者:辻惟雄,小林忠,狩野博幸,太田彩,池澤一郎,岡田秀之山怪 山人が語る不思議な話の感想マタギや山暮らしを長年続ける人びとからの伝聞なのでオチのないお話が主でしたが、それだけに理屈抜きの「気配」を感じられました! 狐&狸の化かし合い的な牧歌的なモノも多いのは、自然と一体になって動物と共に暮らす生活があったからこそかも? ネットやバーチャル世界で大きな世界を手に入れたと勘違い(?)することの多い昨今だけど、奥深い山に身体一つで入ってしまえば、人間なんてごくごくちっぽけな存在ですもんね。「山の神」の気配を感じるために「弐」も読んでみたいです♪読了日:1月7日 著者:田中康弘私のサイクロプスの感想『エムブリヲ奇譚』の続編ということですが…耳彦ってここまで壊れて(笑)ましたっけ? お話は一段と凄みを増して、怪しのキラメキが炸裂~☆ 「一つ目巨人」の話など、スタンダードな説話を思わせる感動作でした。本家本元「乙一」名義でデビュー当時、「すごい人が出てきた~!」と驚いたことを思い出し感無量(〃∇〃)名義を変えながらも、次々と意欲的な創作活動されてるようで今後も楽しみです♪読了日:1月7日 著者:山白朝子絵画鑑定家 (ランダムハウス講談社文庫)の感想「縮みゆく記憶」に続きマルティンズーター読みニ作目。「縮みゆく」は「スイスを代表するストーリーテラー」の面目躍如という感じでしたが、本作は「スイス味」は感じず、少々フランス風?^^; 以前観た映画「鑑定士と顔のない依頼人」と雰囲気が似通ってて少々戸惑ってしまったかも。もちろん映画とは全然別物なんですが…「鑑定士と顔のない依頼人」と違って、魅惑のファム・ファタールに翻弄されるだけで終わらないところが一安心でしたww読了日:1月3日 著者:マルティンズーター読書メーター1月は、ほぼ全作品ハズレなし充実の読書タイムを過ごせました今月は確定申告作業をしなきゃいけないので、本もあまり読めなくなりそうな予感~以前に比べ計算が楽(つまりお金の動きがダウンww)なんですが、年収と同様に集中力もダウンしてるので、作業効率もになりがち。早めに取り掛からなくちゃ~あ~、めんどくさ~ぁ←心の叫びwwそうそう先日エントリーしたKちゃんライブのFC抽選、無事当選しました~昨年の七夕ライブ以来、今年初のライブ参加、とても楽しみです (≧▽≦)
2017.02.11
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昨日は今年初のヘアカット&カラーへ行ってきました年末行きそびれてたので、お正月は白髪が見え隠れする頭だったけど、カラーリングしてもらって、やっとスッキリしました^^;ここ数年、新宿駅近くのサロンに通ってるんですが、今回、担当の女性スタッフさんから「近々、お店を辞めます」と告げられてショック~次からどうしようかな~??←美容室難民?先月読んだ本は12冊でした2016年12月の読書メーター読んだ本の数:12冊読んだページ数:3993ページナイス数:82ナイス私が、生きる肌〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕の感想本作を読んだあと映画のほうも観ましたが…断然、原作のほうが面白い☆ ともすればエログロ話となりそうなのに、構成力のうまさが際立って独特の魅力を醸してます! この表紙はかえってマイナスだと思うけどな~(-_-;)読了日:12月30日 著者:ティエリー・ジョンケ後妻業の感想映画版の紹介をTVで見て興味が湧き図書館で借りてきました。2016年最後の読了本となりましたが圧巻の読後感で大満足☆^^ 実は10年以上前、「ご近所の老人が知らないうちに若い女性と入籍後に急死」ということがあり、当時は『事実は小説より奇なり』と思ったものですが…事実を上回りそうな(笑)この作品、圧倒的な面白さでした! 芸達者な大竹しのぶさんとトヨエツ共演の映画もぜひ見なくちゃ♪読了日:12月30日 著者:黒川博行夏井いつきの超カンタン! 俳句塾の感想脳科学者・茂木健一郎氏との対談が興味深くてビシビシと刺激を受けました! 脳に負荷をかけるのに俳句は最適そうですね☆ ただ、哀しいかな俳句そのものにはほとんど反応できない我が脳みそww 季語を見るのは好きなんですけどね~( ;´д`)トホホ… 読了日:12月27日 著者:夏井いつき海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)読了日:12月26日 著者:百田尚樹逃げる幻 (創元推理文庫)の感想『幽霊の2/3』に魅了されて以来、マクロイ本は9冊目 (たぶん^^;)緻密な伏線の積み重ねに幻惑されて「それは想定外~☆」と思い切り意表をつかされました!さすがマクロイ!!ただ、大戦後の暗い世相と悲哀が漂い、読後感は重苦しかったかも。それもマクロイの素晴らしい描写力の賜物といえそうですが。読了日:12月20日 著者:ヘレン・マクロイ長いお別れの感想有吉佐和子さんの「恍惚の人」は昭和48年作。それから40年以上を経て、認知症や介護に関する認識は格段に向上したと思えるものの、実際の介護の現場は相変わらず右往左往というのが現状だと思われます。ただ、嫁が孤軍奮闘する「恍惚の人」と違って、平成の介護事情はGSP機能を使ったりとクールで明るいトーン。身につまされる題材のわりには、重苦しさのない読後感が嬉しかったです♪ 中島さんの冴えた筆力、安定感大ですね☆読了日:12月19日 著者:中島京子血の季節 (宝島社文庫)読了日:12月18日 著者:小泉喜美子あなたは誰? (ちくま文庫)読了日:12月13日 著者:ヘレンマクロイ続・職務質問 東京下町に潜むワルの面々 (幻冬舎アウトロー文庫)読了日:12月9日 著者:高橋和義あなたの人生、片づけますの感想てっきりコンマリさん風の片付けの本かと思いきや(笑)…片付け屋さんにまつわるお話アレコレ小説でしたww 断捨離という言葉がもてはやされて早6,7年? まだまだ「片付け」関連の本が絶えることなく出版されるということは「片付けられない人間&人生」が多いということでしょうね^^; もちろんワタクシも、その一人ですがww 軽やかな読後感のこの作品、片付けの実用効果はないものの、心機一転、部屋整理に再挑戦しようという気持ちにさせてくれました☆読了日:12月8日 著者:垣谷美雨野兎を悼む春 (創元推理文庫)読了日:12月4日 著者:アン・クリーヴス忌まわしき絆 (論創海外ミステリ)の感想「虚構の男」にノックアウト(笑)されて、さっそく借りてきたコチラ…「虚構」に比べると随分とマトモでビックリでした^^; 早い段階で「超能力モノ」と察しがつくんですが、発表された1964年当時はキワモノ扱いにされたのかも? 実に緻密な描写と構成力で読み応えある作品になってます。が謎解き役のカップルなど牧歌的で明るい雰囲気なので、ちょっと物足りない感もあり^^;読了日:12月2日 著者:L.P.デイビス読書メーター当たりの本が多くて充実してました「海賊と呼ばれた男」も面白かったんですが、途中で返却日になってしまって残念人気作品なので図書館では下巻も、なかなか回ってきそうもないです12月のおススメ本は「後妻業」 黒川博行 著「長いお別れ」 中島京子 著一風変わった読み味をお求めのかたには「私が、生きる肌」がイチオシですww【中古】 私が、生きる肌 ハヤカワ・ミステリ文庫/ティエリージョンケ【著】,平岡敦【訳】 【中古】afb内容国際的知名度を誇る形成外科医のリシャールは、愛人のエヴを連れて今夜も出掛ける。美貌のエヴにいっさいの自由はない。すべてリシャールの言いなりに従うしかないのだ。上級のパーティへ、高級なレストランへ、だが時には......読者の意表を衝き、次々に明らかにされる謎と衝撃。もつれあう物語の迷宮の果てに待つものは? 本国フランスのみならず、英米でも高く評価され、巨匠ペドロ・アルモドバル監督に映画化された著者の代表作! 【『蜘蛛の微笑』改題】 (amazonより)昨年2016年の読了本は147冊でした2016年の読書メーター読んだ本の数:147冊読んだページ数:38926ページナイス数:1316ナイス以前に比べて読書ペースが落ち気味ですが、今年も私のアンテナにピピッとくる面白い本とめぐり合いたいです今日のモニプラ応募はこちらさむーい冬に大活躍!冷え足さん必見!「足首ふんわりレギンス」モニターさん大募集!足首までポッカポカでいられそうなレギンス、いいですね~我が家はコタツがないので、暖房を入れてても足元はスースー(涙)本好きの私にとって、読書中の足の寒さが気になります足元までくるまれるホカホカのレギンスがあれば、心地よさにページも進んじゃうかも(^0-)身体の冷えをとことん考えてくれる山忠さんの「温むすび」今月~来月にかけて色んなイベントに出店だとか【アースガーデン“冬”2017】1月21日(土)・22日(日)会場:代々木公園 ケヤキ並木(野外音楽堂付近)住所:東京都渋谷区代々木公園【イオンモール新潟南 久世福商店前スペース】・第1回 1月27日(金)~29日(日)・第2回 2月10日(金)~14日(火)会場:イオンモール新潟南 1階 久世福商店前スペース住所:新潟県新潟市江南区下早通柳田1丁目1番1号お近くのかたは要チェックですよ~(^^)/
2017.01.11
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昨日は底冷えのする一日だったのに・・・今日はまたまたポカポカ陽気の東京ですこの変動の大きさはなに~??もう、いいかげんにしてくれ、と言いたい気分です^^;そんな気候のせいか、体調崩されてるかたが多いみたいですね皆様もお気をつけて~(^^)/11月の読了本は10冊でした2016年11月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:2563ページナイス数:139ナイス一色一生の感想世田谷美術館で開催された「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」を鑑賞後、復習のつもりで借りてきました。展覧会では香りたつような色合いの素晴らしさと色の持つ奥深さに感服~(〃∇〃) 特に薫梅や朱茜など日本の色の名が付いた無地の着物が並ぶコーナーから漂ってきたのは「求道者」という言葉☆ 色に向き合う熱い心を痛いほど感じたんですが、この本の中で語られる家族の歴史を読んで、母から自分そして娘へと面々と続く「染・織」への執念のようなものが源なのかも?と深く納得できました。読了日:11月26日 著者:志村ふくみ伝書―しむらのいろの感想世田谷美術館で開催された「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」を鑑賞後、「一色一生」と同時読み。~~色はただの色ではなく木の精なのです。色の背後に、一筋の道が通っていて、そこから何かが匂い立ってくるのです~~色に向かいあうストイックなまでのこだわりがひしひしと伝わってきました。まさに探求者そのもののような観念的な表現も多く、たくさんの「気づき」をもたらしてくれる素晴らしい一冊でした☆読了日:11月25日 著者:志村ふくみ玉子ふわふわ (ちくま文庫)の感想以前読んだ早川さん監修「なんたってドーナツ」の楽しさにつられてコチラも♪ ドーナツ同様、各人各様のこだわり大で最後のページまで楽しく読めました☆ オムレツ、目玉焼き、卵焼きなどなど玉子にまつわる30人以上の方々の食エッセー、楽しくないはずがないですよね(´艸`) 多種多様な調理法があるけど一番驚いたのは「はっさくタマゴ」(゚Д゚)ガーン 奥深いですねタマゴってww読了日:11月25日 著者:骨董市で家を買う―ハットリ邸古民家新築プロジェクト (中公文庫)の感想てっきりドキュメントかと思いきや…主人公をダンナ様に置き換えての軽妙な語り口♪スラスラと読了しました。だれもが(?)憧れる古民家を骨董市で入手して品川に建てるという荒業、すごいですね~!次々に沸き起こる難問難関を潜り抜けて無事達成するとは素晴らしいヽ(^ ∇^)ノ ただ、こんなに大変なことよくやったな~!??と半分はあきれ気味ですがww 読了日:11月21日 著者:服部真澄ちいさな曲芸師バーナビー読了日:11月19日 著者:バーバラクーニー縮みゆく記憶 (ランダムハウス講談社文庫 ス 2-1)の感想初読みの作家さん…というか、スイス人作家さんの作品は全く初めて^^; 話の出だしが少々とっつきにくかったんですが、アルツハイマーの症状が絡んでくるにつれ惹きこまれ~☆ これまで読んだことのあるサスペンスものとは少々異質な触感で、クールな話運びがとても魅力的でした。奇抜な事件や派手などんでん返しはないけれど、読後感はなぜかしら印象的。「スイスを代表するストーリーテラー」という解説に納得の秀作でした。読了日:11月17日 著者:マルティンズーター白夜に惑う夏 (創元推理文庫)読了日:11月12日 著者:アン・クリーヴスかんたん・かわいい・おしゃれ 3つの刺し方でできる和の刺しゅうの感想10月に行った浅草の「江戸下町伝統工芸館」で見た『江戸刺繍』(日本刺繍)に惚れ惚れ~(〃∇〃)さっそく図書館で「日本刺繍の美しい図案 NHKおしゃれ工房 」著・草乃しずかを借りてきたんですが、あまりに高度なものばかりでガッカリでした(涙)でも、こちらは「私でも出来るかも?」と思わせるシンプルな和刺繍がメインなので、見ていて心踊りました♪来年(笑)チャレンジしてみたいです(^0-)読了日:11月3日 著者:沖文物語からうまれた刺繍とノスタルジックな布小物読了日:11月2日 著者:浅賀菜緒子光圀: 古着屋総兵衛 初傳 (新潮文庫)の感想佐伯さん初読みです。前々から話題の「居眠り磐音」シリーズを読んでみたいと思ってたんですが…こちらは違うシリーズの番外編的な一冊のようですね。読みやすかったですが、惹きつけられ度は低かったかも^^; 読了日:11月2日 著者:佐伯泰英読書メーターどの本もそこそこ面白かったけど、今月はこれというのはなかったかも^^;ここ数日、ボチボチと大掃除を進めています先月やり残していた高圧洗浄機での外回り洗浄も、やっと完了しましたよ ↑まだ汚れが残ってるけど、築20年近いからこの程度で良しとしなければ^^;室内ではドアや家具を磨いたりとチマチマしたことを進行中~でも、一番の大物「障子の張替え」がまだなんですよね去年はサボってしまったから、今年こそはやらないといけないんですけどね~こちらは実家の母から送られてきた大分の梨大きくてビックリ~愛宕梨というんだとか ←ミカンと比べると巨大さハッキリ愛宕(あたご)梨重さが1kg以上になるビッグサイズの晩生種。肉質柔らかく多汁。独特の芳香を持ち糖度は12~15度。昔「新高梨」というジャンボな梨があったけど、あれとはまた違う品種のようです。お正月用に最適ということだけど・・・美味しいのでお正月までにはなくなりそうな予感~
2016.12.09
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↑は昨朝の庭画像です。この時点では、まだ残ってた雪も午後には解けて安心しました!1月や2月の雪だと根雪になって一週間は残ってしまうんですが・・・なんといっても、まだ11月ですものね^^;とはいえ4日後には、もう12月!?2016年も残りわずかになってきましたね~映画メモも滞ったままですが、ひとまず10月の読書メモをば10月は体調不良のため寝込んでた日が多かったせいで読書量は多めでした。寝てると読書くらいしか出来ることがないですからね~(-_-;)2016年10月の読書メーター読んだ本の数:14冊読んだページ数:3736ページナイス数:36ナイス恍惚の人 (新潮文庫)の感想身につまされるのひと言(-_-;) 1972年の作品(40年以上も昔!!)とは、とても思えません。当時は認知症という言葉もなかったはずなのに、今読んでもほとんど古さを感じず! 今では高齢化社会対策として介護保険や有料老人ホームなどなど幅広い受け皿はあるものの、最終的には家族で抱える現状はたいして変わってないのでは? 「いづれ我が身も」「長生きは恐怖」と思うと気が塞ぎます(涙)ただ、ユーモアも交えた読みやすい作品なので、改めてもう一度、若い方々にも広く読まれていい本だと感じました。読了日:10月30日 著者:有吉佐和子コンビニ人間の感想これまで読んだ芥川賞受賞作品の中ではピカイチ☆ 自分自身や回りの人に対する洞察力溢れた描写は素晴らしいですね!独特の世界観を貫きとおす潔さも秀逸だし。今後の活躍に大期待です♪読了日:10月26日 著者:村田沙耶香手のひらの音符読了日:10月21日 著者:藤岡陽子新装版 和宮様御留 (講談社文庫)の感想恥ずかしながら、有吉さん初読み。超有名な方なのに、なぜかこれまで一冊も手にせず…いや~、読まず嫌いとはこのこと!??^^; 幕末の皇女和宮の降嫁を、こんなにも興味深く読ませてくれるとは嬉しい驚きでした☆ 身代わりの少女の結末も切なくて、読後の余韻が胸を締め付けました。コレを機会に他の有吉作品を読んでみるつもりです♪読了日:10月20日 著者:有吉佐和子「いい猫だね」僕が日本と世界で出会った50匹の猫たち(ヤマケイ新書)の感想岩合さんの心に残る思い出のニャンコ達、どの子もどの子も個性的かつ魅力的~☆ 素敵な猫写真の裏側には色んな出会いと触れ合いがあったのだと納得のチャーミングな一冊でした(*???*)読了日:10月19日 著者:岩合光昭日本刺繍の美しい図案 (NHKおしゃれ工房)の感想10月に行った浅草の「江戸下町伝統工芸館」で見た『江戸刺繍』(日本刺繍)に惚れ惚れ~(〃∇〃)さっそく図書館で「日本刺繍」と検索をかけて借りてきました。絹糸刺繍の艶やかさ&繊細さには魅了されましたが…釜糸や道具など、敷居の高さにビックリ!独学では無理そうなので断念しました(涙)読了日:10月16日 著者:草乃しずか別府 湯布院 (マニマニ)の感想母と由布院二人旅の準備のため購入♪ 思えば結婚以来、東京暮らしも40年以上ww 実家のある別府にも年一回くらいしか帰省しないので、街やお店も様変わりしててビックリです!30年ぶりの湯布院はもちろん、別府の記事も楽しめました!読了日:10月15日 著者:虚構の男 (ドーキー・アーカイヴ)の感想いや~、面白かった☆ 「ステップフォード・ワイフ」を思わせる不穏な出だしにワクワク♪ 舞台はなんと2016年!今年中に読めてラッキーでした(^m^)とても50年以上も前の作品とは思えないブッ飛んだ怪作ぶり、とても好みですww読了日:10月9日 著者:L.P.デイヴィスオリンピックの身代金(下) (講談社文庫)の感想躍動感溢れる話運びに引き込まれ、最後まで一気読みでした☆ 2020年東京オリンピックを控えた今読むと、改めて感慨深いですね。高度成長時代の光と影…今も格差は広がる状況を考えると苦い思いが余韻として残ります(-_-;)読了日:10月8日 著者:奥田英朗なんたってドーナツ: 美味しくて不思議な41の話 (ちくま文庫)の感想ドーナツ話が揃い踏み~ww 思わず昔食べてた素朴なドーナツの懐かしい味が蘇ってきました(´▽`*) 今のフワフワドーナツには違和感を覚える世代なので、固めのドーナツが恋しいです♪ 41話のアンソロジーはどこから読んでも、お腹が減ってくること間違いなし~ww ちゃんと「ドーナツの作り方」の章もあるのが嬉しいです!!読了日:10月5日 著者:台所のニホヘト読了日:10月4日 著者:伊藤まさこ東京空気公園―誰も知らない穴場満載、東京公園お散歩ガイドの感想都内散策が趣味なので、行ったことのある場所もチラホラ♪街角の中にひっそりとある公園の、さりげない日常感あふれる写真が素敵でした。公園案内(?)の漫画もフンワカした雰囲気で可愛いし、眺めているだけで楽しめる一冊☆読了日:10月3日 著者:Tsukaoオリンピックの身代金(上) (講談社文庫)読了日:10月2日 著者:奥田英朗外国人だけが知っている美しい日本~スイス人の私が愛する人と街と自然~読了日:10月1日 著者:ステファン・シャウエッカー読書メーター10月のおススメ本は「恍惚の人」「コンビニ人間」ただ、個人的に一番萌えた(笑)のはコチラ虚構の男/L・P・デイヴィス/矢口誠【2500円以上送料無料】内容時は1966年、イングランドの閑静な小村で小説家アラン・フレイザーが50年後(2016年!)を舞台にしたSF小説の執筆にいそしんでいるところから物語は始まる。気さくな隣人、人懐っこい村の人々はみな彼の友だちだ。やがて一人の謎の女と出会い、アランの人生は次第に混沌と謎の渦巻く虚構の世界に入り込んでいく――国際サスペンスノベルか、SFか? 知る人ぞ知る英国ミステリ作家L・P・デイヴィスが放つ、どんでん返しに次ぐどんでん返しのエンターテインメントにして、すれっからしの読者をも驚かせる正真正銘の問題作(1965年作)唖然とする展開、開いた口がふさがらなくなるラスト……早すぎたジャンルミックス作家L・P・デイヴィスによるストーリー紹介厳禁のサプライズ連打小説! 本邦初訳。(「BOOK」データベースより)メモにも書いてますが、おいおい何処に行くんだよ~??(笑)と振り回されてしまう怪作ぶりが実にお見事今だったらマニアにもてはやされたのでは?と思わせられますが・・解説で若島正氏が述べてるように「早過ぎたジャンル混淆作家」!邦訳されてるものが少ないのが残念です
2016.11.27
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9月の読了本のなかで☆☆☆☆のお気に入りは死の接吻 ハヤカワ・ミステリ文庫 / アイラ・レヴィン 【文庫】内容二人は学生同士の恋人だった。女は妊娠しており、男は結婚を迫られていた。彼女をなんとかしなければならない。おれには野心があるのだ――冷酷非情のアプレゲール青年の練りあげた戦慄すべき完全犯罪。当時弱冠二十三歳の天才作家の手になる恐るべき傑作! アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞受賞作(amazonより)設定や展開が今だとありがちに思えるけど、50年以上前の犯罪小説であることを思えば実に斬新な作品といえそうです少々ゆったりとしたペースだけど、最後まで惹き付ける面白さは一級品~ほしじいたけ ほしばあたけ【電子書籍】[ 石川基子 ] 内容タマゴタケやキヌガサダケ……いろいろなきのこが暮らすきのこ村は、いつもにぎやか。そんなみんなから敬愛されているのが、ほしじいたけと、ほしばあたけ。ある日、村の子どもが谷から落ちてしまい、それを聞いたほしじいたけは、体を張って助けようとするのですが……。個性ゆたかに描かれたきのこたちの魅力も満点の、ユーモアと驚きたっぷりの楽しいお話。講談社絵本新人賞を受賞した著者デビュー作(「BOOK」データベースより)生きる希望と勇気をあたえてくれる高齢者必読の絵本ww老人ホームなどの本棚にぜひとも置いて欲しいです(^m^) 水の葬送【電子書籍】[ アン・クリーヴス ]内容シェトランド諸島の地方検察官ローナは、小船にのせられ外海へ出ようとしていた死体の発見者となる。被害者は地元出身の若い新聞記者だった。本土から派遣された女性警部がサンディ刑事たちと進める捜査に、病気休暇中のペレス警部も参加し、島特有の人間関係とエネルギー産業問題が絡む難事件に挑む。“シェトランド四重奏”を経て著者が到達した、現代英国ミステリの新たな高み。(「BOOK」データベースより)【中古】 大鴉の啼く冬 創元推理文庫/アンクリーヴス【著】,玉木亨【訳】 【中古】afb内容新年を迎えたシェトランド島。孤独な老人を夜に訪れた黒髪の少女は、四日後の朝、雪原で死んでいた。真っ赤なマフラーで首を絞められて。顔見知りばかりの小さな町で、誰が、なぜ彼女を殺したのか。ペレス警部の捜査で浮かびあがる、八年前の少女失踪事件との奇妙な共通項とは?現代英国本格派の旗手が緻密な伏線と大胆なトリックで読者に挑戦する、CWA最優秀長篇賞受賞作。(「BOOK」データベースより)最近は北欧作家のミステリーや仏作家ピエールルメートルの一連の作品など、陰惨かつ読者を驚かす展開の作品がもてはやされてますが、この作家の作品は一昔前の懐かしい英国ミステリーを思わせます奇抜なサスペンスを望む人には物足りないだろうけど、よく練った話運びと丁寧な人物造形が私の好み~ペレス警部シリーズ、読破しなくちゃ
2016.10.31
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なんとなんと10月も今日で終わりですね!?今月は風邪のため寝込んでた期間が長すぎたせいか、一段と月日の経つのが早い~(涙)パートを辞めて以来、ここ数年は気候のいい時期に大掃除の前倒しとして掃除&片付けをしていたのに、今月は全くやれないままでした(-_-;)本格的な寒さの前に外回りだけでも、やっておきたかったんですけどね~いまさらの9月の読書メモですww9月の読了本は18冊でした久々に大量~2016年9月の読書メーター読んだ本の数:18冊読んだページ数:4484ページナイス数:193ナイス60分DVD付き 高津文美子の美顔ヨガ―1日3分の自力整形で、なりたい顔になる!の感想間々田佳子さんの「顔ヨガ」本に引き続き、こちらも図書館で借りました。付録のDVDが添付されてなかったのが実に残念~(ノД`) でも基本の美顔ヨガが分かりやすくて、即実行できそうです♪読了日:9月29日 著者:高津文美子鼓笛隊の襲来読了日:9月27日 著者:三崎亜記若冲読了日:9月21日 著者:澤田瞳子プラージュ読了日:9月19日 著者:誉田哲也東京屋上散歩の感想昔のデパートの屋上はミニ遊園地があって楽しみにしてたものですが、最近すっかり様変わりして庭園風の所が多いですよね♪ この本、てっきり今風のオシャレ屋上が満載かと思いきや…昭和の残り香漂う屋上画像も多くて、時代の移り変わりをシミジミと感じさせられました。 今後の屋上散歩の指針にしようと思ってたんですが、すでにないものや立ち入り不能の場所も多く、その点がちょっと残念^^;読了日:9月18日 著者:鷹野晃大鴉の啼く冬 (創元推理文庫)読了日:9月17日 著者:アンクリーヴスほしじいたけ ほしばあたけ (講談社の創作絵本)の感想読メ仲間さんのレビューを見て、即座にとびついた(笑)この絵本、最高にホッコリできました(〃∇〃)すでに「じいさまばあさま世代」の私、干ししいたけ夫妻の活躍を見て、ちょっと勇気付けられたような気も~ww たとえシワシワでも心の瑞々しさを失いたくな~い☆なんちゃって(´艸`) 続編を熱烈希望~!読了日:9月13日 著者:石川基子金原瑞人YAセレクション みじかい眠りにつく前に 2 昼下がりに読みたい10の話 (ピュアフル文庫 ん 1-12)の感想山尾悠子さんの作品めあてで借りた図書館本。「みじかい眠りにつく前に」というタイトルにしては不穏な雰囲気が満ち満ちてる作品が多いのでは?就寝前に読んでたんですが、だんだん目がさえて寝れなくなり~^^; どの作品も印象的だけど一番心に残ったのは壇一雄氏の「花筐」壇さんの作品は初読みだけど独特の世界観ですね~!普通だと絶対に読まないだろう作品にめぐり合えるのがアンソロジーの嬉しいところ☆この作品、大林宣彦監督が映画化する予定だとか!?? どんな映像にするのか楽しみです♪読了日:9月13日 著者:あさのあつこ,芦原すなお,石井睦美,大島真寿美,加納朋子,川島誠,檀一雄,松村栄子,森絵都,山尾悠子ミステリアス・ショーケース (ハヤカワ・ミステリ)読了日:9月13日 著者:デイヴィッド・ゴードン,ニック・ピゾラット,トム・フランクリン,スティーヴ・ハミルトン,ダグ・アリン,トマス・H・クック,デイヴィッド・ベニオフ,ベス・アン・フェンリイ家事のニホヘトの感想数ヶ月前から伊藤まさこさんの本にハマってます♪「オシャレ主婦」のイメージだけど、家事もバッチリとこなされてるのがスゴイですね☆ 伊藤さんのいう「もやり」だらけの我が家(爆)なんとかしなきゃ~(×へ×)この本一冊あれば、家事全般を効率よくこなすようになれそう! 主婦業スタート時(40年ほど前ww)に読みたかったです^^;読了日:9月13日 著者:伊藤まさこ短歌ください 君の抜け殻篇読了日:9月12日 著者:穂村弘私の好きなもの―暮しのヒント101 (とんぼの本)の感想各人こだわりの品々や場所など、「ほうほう」「ふーん」とページをめくるたびに感心しきり☆ 「天抜き」に到っては目が点にww 各人各様のこだわりチョイスがとても刺激的だし、眺めてるだけで心豊かになれそうな気がしますww 巻末の地図もとても親切だし…図書館本なので、もう一度再貸し出ししたい本です(^0-)読了日:9月11日 著者:岡尾美代子,東野翠れん,福田里香,高橋みどり水の葬送 (創元推理文庫)読了日:9月10日 著者:アン・クリーヴス東京23話 (一般書)の感想ここ数年、都内散策が趣味なので東京23区にまつわるお話、どれも非常に興味深かったです☆ そつなくまとめられてて好感度大~☆ お散歩好きな人には強力おススメの一冊!楽しい語り口だから実際に歩かなくとも散策気分も味わえるし、ちょっとしたプチ薀蓄も高感度大でした(´▽`*) 歌川広重の「東海道五十三次」の絵にスカイツリーが!という都市伝説は全く知らなかったので驚愕~w(゚ロ゚)w 読了日:9月9日 著者:山内マリコ上野公園へ行こう―歴史&アート探検 (岩波ジュニア新書)読了日:9月6日 著者:浦井正明横綱読了日:9月4日 著者:武田葉月スープと煮込み ―心と体をあたためる、一生モノのレシピが見つかる。 (主婦の友実用No.1シリーズ)の感想図書館本。ササっと写真を眺めただけで返却日に(涙) どれも美味しそうだけど、なにしろ暑すぎて見てるだけで汗だく~(笑)借りる時期が悪すぎましたww 寒くなったら再読して、あたたかスープに大チャレンジする予定♪^^読了日:9月4日 著者:渡辺麻紀死の接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 20-1)読了日:9月3日 著者:アイラ・レヴィン読書メーター読書評は、かろうじてメモってた分だけ 最近、一段と記憶力低下のため、「面白かった~」と思った本ですら、内容をほとんど覚えてないという体たらくあ~情けなや~とりあえず面白かったという余韻(笑)が強かった本をpart2にて
2016.10.31
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またまた大型台風が近づいてますね!九州に接近&上陸のおそれが大きいとか週末は西日本~関東地区まで影響が出そうな雲行きですね。おまけに関東地域の来週の天気予報を見ると、来週はほぼ一週間全部雨マーク風邪も全快したことだし、来週は久々にお出掛けしようと思ってたのに~(涙)と、それはともかく、このところ大きな自然災害が続いてるので心配です。どうか大きな被害がでませんように~(-人-)8月の読了本は10冊でした2016年8月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:2728ページナイス数:81ナイス間々田佳子の顔ヨガでアンチエイジング (ぴあMOOK)の感想還暦すぎてお肌の老化はいかんともしがたし(涙) とはいえ、努力は怠りたくなし☆ 具体的なやりかたを大きめ図案で見れるのがいいですね♪ もっとも図書館本なので、そのままお風呂に持ち込めず^^; コピーして永久保存~! 豊かな顔の表情があればマイナス年齢は可能…と信じて(笑)入浴タイムに顔ヨガ頑張りたいですp(*^-^*)q 読了日:8月25日 著者:間々田佳子輪廻の蛇 (ハヤカワ文庫SF)の感想先日観たDVD「プリディスティネーション」の原作が「輪廻の蛇」 少ないページながら、タイムパラドックスの面白さは秀逸☆ 映画のほうは、少々蛇足が多すぎましたけどね^^; ハインラインは昔、「夏への扉」など読んで以来!「ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業」も面白かったし、これを機会にまた他の作品も読んでみたくなりました♪読了日:8月22日 著者:ロバート・A.ハインライン永い言い訳読了日:8月18日 著者:西川美和にょにょにょっ記の感想久しぶりのホムホムワールド♪ あいかわらずのマッタリさに、顔の筋肉が緩みっぱなしww 読了日:8月17日 著者:穂村弘,フジモトマサルわらの女 【新版】 (創元推理文庫)の感想アルレー、初読み☆ まるでハーレクインロマンスばりの設定と成り行きで一気に読了! いかにも通俗的なお話で、話の成り行きも安直(ごめんなさい)で予想がつくけど、語り口のうまさは抜群☆ ミステリー史上の傑作といわれるだけのことはありますね! さっそく他のアルレー作品を2冊貸し出し中~♪ 読了日:8月11日 著者:カトリーヌ・アルレー宮脇檀 旅の手帖の感想近代建築や数寄屋造り鑑賞目的の散策が趣味なので、「見取り図を描く」という素敵なアイデアに衝撃を受けました☆これまで撮影禁止の施設も多くて悔しい思いをしてきただけに「その手があったかぁ~!??」と驚愕ww さっそく、これからの散策時にはスケッチブックを持参たいです♪「見ようという目を持って旅をすると、普段見えないものが見えてくる」←心に響きました(〃∇〃)読了日:8月8日 著者:鏡の国のアリス (角川文庫)の感想学生時代から何度も読んだ愛読書♪先日、「アリス殺し」小林泰三著を読んで、久しぶりに手にとってみました。チェスに絡ませてるせいか少々「理詰め」臭さもあるけど、懐かしいワンダーランドの世界に浸れて楽しい読書タイムを過ごせました☆ 私にとっては「不思議の国のアリス」と共に、幾つになっても、何度読んでも楽しめる一冊です(*???*)読了日:8月8日 著者:ルイス・キャロル日本人の坐り方 (集英社新書)の感想ごくごく当たり前に思ってた「正座」が、明治大正時代から、とは驚愕(゚Д゚)ガーン 日本人の体型や暮らしのなかから変わっていった「座る」という動作。まさに、久々の「目からウロコ本」☆ ただいま同じ著者の「からだのメソッド」を読書中ですが、こちらもウロコぼろぼろww 「座り方」だけじゃなく「姿勢」「歩き方」など生活全般を見直す意味で、名著だと思われます(^0-)読了日:8月5日 著者:矢田部英正ナオミとカナコの感想図書館予約したものの、あまりにも時間がかかりすぎて今頃の到着^^; 前半は奥田さん特有の読みやすさでサクサクとページが進んでいったんですが…安直な成り行きとお粗末な犯行にビックリw(゚ロ゚)w 結末も安易だし少々ガッカリでした。ファンのかたゴメンナサ~イ(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ読了日:8月5日 著者:奥田英朗モナドの領域読了日:8月3日 著者:筒井康隆読書メーター8月のお気に入り☆4の本は「旅の手帖」(宮脇壇)と「日本人の座り方」(矢田部英正)どちらの本も、これまでのモノの見方&感じ方をガラリと変えてくれる本でしたではでは、皆様いい週末をお過ごしください(^^)/
2016.09.02
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7月の読了本は17冊でしたこのところ月10冊前後だったから、久々に大量~☆しかも大当りの本が多くて楽しい読書タイムを過ごせましたもちろん、ほぼ全て(マンガ「花びら日記」を除いて)図書館本です図書館さまさま、でございますわ(^人^) 2016年7月の読書メーター読んだ本の数:17冊読んだページ数:4219ページナイス数:174ナイス日本近代随筆選1 出会いの時 (岩波文庫)の感想冒頭の森鴎外「サフラン」をはじめ滋味豊かな掌編が詰まった随筆短編集☆若い頃だったら「退屈~(-_-;)」と読むのを諦めたかもww でも、たった数枚の随筆から各人各様の人となりがジンワリと伝わる作品ばかりで、とても楽しめました♪ 年齢を重ねて初めて味わえる「美酒」といえるかも(´艸`)クスッ 小出楢重(洋画家)や宮城道雄(作曲家・箏曲家)など、文学者以外の作品も味わい深くて印象的☆読了日:7月1日 著者:花びら日記 (フラワーコミックス・デラックス)の感想懐かしい~~~ぃ(〃∇〃)若かりし頃、胸ときめかせて読みふけった西谷祥子ワールド☆50年(!)近い月日を経てもハッキリと覚えてることに我ながらビックリです。当時は気づかなかったけど「女性の自立」ということを真剣に模索する内容だったんですね。思いっきり肩に力の入ったセリフに感銘を受けましたww 読了日:7月6日 著者:西谷祥子ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集読了日:7月7日 著者:村上春樹粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 (文春文庫)読了日:7月8日 著者:城山三郎伊藤まさこの雑食よみ 日々、読書好日。読了日:7月9日 著者:伊藤まさこあの家に暮らす四人の女読了日:7月14日 著者:三浦しをん猟犬 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)読了日:7月15日 著者:ヨルンリーエルホルスト,JørnLierHorstあたまからつま先まで ザ・まさこスタイルの感想最近、なにかと気になる存在の伊藤まさこさん♪ 「暮らしまわりのスタイリスト」という肩書き(?)だそうですが、衣食住すべてにハイセンスな暮らしぶりが光ってますね。彼女のワードローブを紹介したこの本もキラキラとしたオーラ満載ww 当然のことながら、全てに「上質」でオシャレ~☆ 目の保養をさせていただきました(︶。︶♪読了日:7月15日 著者:伊藤まさこ長嶺輝明の「かわいい」写真術―誰も教えてくれなかった「被写体探し」と「空気感」のつかみ方! (MARBLE BOOKS)の感想写真を撮るのは、いつもスマホ。基本的にカメラ技術などチンプンカンプンです^^; でも自分で「いいな」と思える写真が撮れると、とっても嬉し~い☆そんな自己満派の私にとって、被写体選びなどは参考になりました!自分の感性を大切にして、気軽にドンドン写真を撮ろ~っと♪読了日:7月18日 著者:長嶺輝明悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)読了日:7月18日 著者:不思議で美しい石の図鑑の感想横浜で開催のミネラルショーに行く前に予習(笑)のつもりで借りた図書館本ですが…なんと瑪瑙ばかりw(゚ロ゚)w 確かに綺麗だけど鉱物系も期待してたけに、ちょっとガッカリでした。でも、ホントに不思議ですね、石の世界って☆人間の想像を超えてえるような?^^;読了日:7月20日 著者:山田英春プリズンの満月 (新潮文庫)読了日:7月22日 著者:吉村昭石の卵 (たくさんのふしぎ傑作集)の感想今週末開かれるミネラルショーへ行くための予習本ww ただの石の塊かと思いきや…明けてビックリ玉手箱ならぬ、ミラクルな模様が出現~☆自然の力で出来たとは到底思えぬほどの素晴らしさに圧倒されました!ほとんどアートの世界♪「ドラゴンの卵」や「雷の卵」を探しての『ロックハウンド(石追い)』…憧れます(〃∇〃)読了日:7月22日 著者:山田英春アリス殺し (創元クライム・クラブ)の感想アリスは幼い頃から繰り返し読んで熱中した本。特に「鏡の国のアリス」は魅惑の世界♪そんなアリスの世界を下敷きにしてるので、登場人物(?)達のネジの切れたような会話は楽しめましたが…途中で少々ウンザリ(コラ)で、流し読みで読了!ちょっとしたどんでん返しもあったし、最終的にはかなり楽しめました(´艸`)、アリスを読んだことない人には全くおススメできませんが^^;読了日:7月27日 著者:小林泰三へんな生きもの へんな生きざまの感想いや~、見事にヘンテコな生き物ばかり!! 思わず「見て見て、これ~☆」と家族に見せて回って嫌がられました(爆)写真の素晴らしさもだけど、解説文の軽妙さにも惚れ惚れ(〃∇〃)読了日:7月28日 著者:早川いくをごはんよければ すべてよしの感想美味しいものへの貪欲さには圧倒されました! 食いしん坊パワー全開ですね(´艸`) ただ、そこまで食にこだわりを持てない私としては、読むほどに少々「ついていけない感」アップだったかも~^^; 掲載のレシピは美味しそうで試してみたくなるものも多かったです☆もっとも「さば寿司」は、あまりにもハードル高し~ww 読了日:7月29日 著者:宮脇彩東京湧水せせらぎ散歩の感想涼やかな湧き水散策、今の季節にピッタリと思って借りた図書館本です。でも、猛暑の中では目的地に行き着く前にダウンしてしまいそう^^; 秋風吹いてから「せせらぎ散歩」してみたいです。ただ、国分寺崖線と区部南部はすでに半分以上、散策済み。他の地域の湧き水にも挑戦しなくちゃ♪読了日:7月31日 著者:高村弘毅読書メーター珍しく頑張って(笑)読後メモを書いたつもりだけど・・・全部は無理~読むのは簡単なれど、自分の言葉で綴ることのなんと難しいことよ7月の☆☆☆☆お気に入り本は「へんな生き物、へんな生きざま」「プリズンの満月」「粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 」「日本近代随筆選1 出会いの時 」「悲しみのイレーヌ 」
2016.08.05
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午前中の更新は珍しくショートバージョンだったので(笑)、珍しついでに本日2度目の更新~ww関東甲信越も、やっと梅雨明け宣言が出たようですね「平年よりも7日遅く、昨年よりも18日遅い梅雨明け」だとかここしばらく過ごしやすい気温だったので、我が家ではエアコンもほとんど使わないままでしたこのまま「涼しい夏」だったらいいのにな~、と思うものの、作物や生態系のためには普段どおりの暑さがこないと困るかも?どうか、ほどほどの(笑)暑い夏でありますように~(・人・)6月読了本は11冊でした2016年6月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:2775ページナイス数:72ナイス抱く女の感想70年代…ジャズ喫茶や雀荘などなど学生運動終盤期のけだるさ満載のこの小説、桐野さんと同世代のワタクシメ、実に懐かしい思いで楽しめました。おそらく桐野さんご自身の体験が基盤となっているのかも? ただ、不穏な時代感は伝わってくるものの、お若いかたにはイマヒトツ伝わらないのでは?とも思えました^^; 最近の桐野作品からは以前のような毒オーラが薄いですね。もっとヒリヒリさせて欲しいのに~ww読了日:6月30日 著者:桐野夏生武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)の感想ワクワクの読書体験をありがとう♪と作者磯田さんに伝えたいです(*˘︶˘*) 江戸時代の武士の家計と暮らしをこんなにもわかりやすく興味ぶかく紡いでくれるとはありがたい~☆ 日本近代史の見直しを余儀なくされるほどの第一級歴史資料を一般人にも分かりやすく楽しめる書物にした磯田氏の力量は素晴らしいですねヽ(^ ∇^)ノ 映画「殿、利息でござる」の原作本「無私の日本人」も読まなくっちゃ♪ ちなみに映画「武士の家計簿」も面白かったです!読了日:6月30日 著者:磯田道史あの人の食器棚の感想本棚にも、その人の個性が出るとは思うけど、食器棚も然り~☆各人各様、日々の暮らしぶりが伺えて、とても興味深かったです。もちろん、どのお宅の食器棚も素敵(〃∇〃)キチンと自分の暮らしを楽しんでることが伝わってくる佇まいが感動的でした。それにひきかえ我が家は・・・(-_-;)ドヨヨーン 合間に紹介されるお食事も美味しそうで二倍楽しめた気分です♪読了日:6月29日 著者:伊藤まさこ怪奇小説傑作集 3 【新版】 (創元推理文庫)読了日:6月23日 著者:ラヴクラフト奴隷小説読了日:6月20日 著者:桐野夏生株分け・さし木・とり木・つぎ木―好きな植物が、自分でどんどん殖やせる (ブティック・ムック (No.256))読了日:6月20日 著者:早川満生,高橋章ナイルパーチの女子会の感想「アッコちゃんシリーズ」はともかく、柚木さんの作品は読後感の悪さがイヤミス並みの作品が多いような?(ファンのかたスミマセン )読後に本を投げつけたくなった(笑)「けむたい後輩」や「伊藤くんAtoE」ほどじゃないけど、やっぱり後味悪いですね~、こちらも(-_-;) とか言いながら、なぜか柚木さんの作品を何冊も読んでる私って・・・怖いもの見たさ、ってヤツでしょうか^^;読了日:6月16日 著者:柚木麻子花桃実桃 (中公文庫)の感想デビュー直後の『FUTON』や『イトウの恋』をこよなく愛する私から見ると「中島さんてば、こんなに上手になって」(  ̄ - ̄) 遠い目~☆と感慨深かったです! 全くそつのない文章とストレスフリーのストーリー作り、熟練と言ってもいい出来栄えですね!でも、そのぶん、初期の頃の魅力が薄れてしまったような? ないものねだりだとは分かってますが、初期作品の破天荒といえるほどの破綻を加味したストーリーが懐かしくなってしまいましたヾ(^^;)ォィォィ読了日:6月11日 著者:中島京子異能の画家 伊藤若冲 (とんぼの本)の感想5月に3時間ほど並んで鑑賞した若冲展☆ 展覧会前に読みたかったんですが間に合わず、鑑賞後の「復習」(笑)となってしまいました^^; 若冲の生涯、画業など広く過不足ない内容で、バランスの良さが秀逸! 若冲入門書として最適だと思われます♪読了日:6月8日 著者:狩野博幸,森村泰昌怪奇小説傑作集〈2〉英米編2 (創元推理文庫)読了日:6月5日 著者:ジョンコリアーならいごとノート読了日:6月1日 著者:伊藤まさこ読書メーター6月も充実の読書タイムを過ごせました日々の暮らしに彩りを加えてくれそうな「伊藤まさこ」さんの本が気に入ったので、今後も彼女の本をまとめて読む予定~それと、6月一番の☆☆☆☆は【中古】 武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新 新潮新書/磯田道史(著者) 【中古】afb「武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 」(新潮新書)学術的なものの多い新書とは思えぬほど読みやすい内容で、知られざる江戸時代武士の経済事情を楽しく読むことが出来ました歴史嫌いの人も、こういう題材&柔らかい語り口だとスラスラ読めること間違いなし!今月イチオシのおススメです(^^)/
2016.07.28
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5月の読了本は12冊でした2016年5月の読書メーター読んだ本の数:12冊読んだページ数:2949ページナイス数:72ナイス声の感想『湿地』や『緑衣の女』同様、暗めの話であるものの、シリーズ中一番の面白さでは?「天使の歌声を持った少年」という掴みはOK☆ ぐいぐいと引き寄せられる話展開で楽しめました。前二作に比べると、スマートな話運びなせいで吸引力アップしてますね! ただ、相変わらずアイルランド人の名前に馴染みがなさすぎて、人物を追うのに苦労しました^^;犯罪捜査官エーレンデュルのプライベートも進展がありそうで、今後も大注目~♪読了日:5月31日 著者:アーナルデュル・インドリダソン車谷長吉の人生相談 人生の救い (朝日文庫)の感想悩み事相談の答えとは思えないメッタ切り(笑)状態の回答の数々!コレ、本当に新聞欄に載せたの~?と危ぶむくらいの激烈回答も多くて圧倒されました^^; 車谷さんの生き様そのものの名セリフも多く車谷ファン必見の書では? 「私は死の日が来るのが楽しみです」と語りながらも奥様のために「私は死ぬまでお金を稼がなければなりません」と何度も繰り返される車谷さん。奥様に寄せる深い愛を感じます☆o(T^T)o ご冥福をお祈りします!!読了日:5月30日 著者:車谷長吉日々のくらし、日々のはな―贈る花と飾る花のアイディアブックの感想華やか過ぎず、かといって地味過ぎず、ほどよいサジ加減の花ブック☆部屋に飾ったりプレゼントに贈ったりと、日々の暮らしの中でアクセントになるアイデア満載なのも嬉しいポイントでした。我が家の庭は猫の額ほどの狭さなので栽培するお花も種類が限られますが、それでも毎朝コーヒーを飲みながら季節の花を愛でるのは至福の楽しみ♪花からパワーをもらえますね(*˘︶˘*)読了日:5月25日 著者:並木容子江戸が息づく古典落語50席 (PHP文庫)読了日:5月24日 著者:柳家権太楼M・R・ジェイムズ怪談全集〈2〉 (創元推理文庫)読了日:5月23日 著者:M.R.ジェイムズスタープレイヤー (単行本)読了日:5月22日 著者:恒川光太郎怪奇小説傑作集 1 英米編 1 [新版] (創元推理文庫)の感想まさに古色蒼然の佇まい!←あくまでもいい意味で(^0-)格調高い文体に、ややもすると読みづらさも感じましたが、そこがまた浪漫な雰囲気を盛り上げて快い読後感でした。怪奇幻想小説古典の入門書として好適な一冊だと思われます。読了日:5月20日 著者:アルジャーノン・ブラックウッド,ブルワー・リットン,ヘンリー・ジェイムズ,M・R・ジェイムズ,W・W・ジェイコブズ,アーサー・マッケン,E・F・ベンスン,W・F・ハーヴィー,J・S・レ・ファニュ若冲の衝撃 (和樂ムック)の感想ただいま開催中の「生誕300年記念展」の予習のため、図書館で借りてきました。プライスさんのパッションとゴージャスな邸宅に感動~ww で、昨日上野へ行ってきましたが…なんと朝から200分待ち(×へ×)ヘトヘトになったものの、精緻な超絶技満載の「動植綵絵」の素晴らしさには圧倒されました(〃∇〃)まさに法悦のひととき~☆読了日:5月13日 著者:カラー版 大人のための東京散歩案内 増補改訂版 (COLOR新書y)読了日:5月6日 著者:三浦展タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)読了日:5月5日 著者:近藤史恵絶叫委員会 (ちくま文庫)読了日:5月3日 著者:穂村弘広岡浅子の生涯 (別冊宝島 2387)読了日:5月2日 著者:読書メーター5月の☆4つのお気に入り本はこちら車谷長吉の人生相談 人生の救い 車谷 長吉 /出版社:朝日新聞出版車谷さんの作品を始めて読んだのは直木賞受賞作である「赤目四十八瀧心中未遂」です。いや~、実に衝撃的でした作品からタダ事ではないオーラが立ち昇り、読了後はしばしボーっとするくらい打ちのめされましたww【メール便送料無料、通常24時間以内発送、午後1時までは当日発送】【中古】 赤目四十八滝心中未遂 / 車谷 長吉 / 文藝春秋 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】著者略歴車谷/長吉昭和20(1945)年7月、兵庫県飾磨市(現・姫路市)に生れる。昭和43年春、慶応義塾大学独文科卒。広告代理店などに勤務しながら小説を書く。その後、東京を離れ、関西で下足番、料理人となって働く。平成4年に出版された初めての作品集「鹽壺の匙」(新潮社)で芸術選奨文部大臣新人賞、三島由紀夫賞を受賞。平成10年、「赤目四十八滝心中未遂」で第119回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より)車谷さんの作品は「赤目」をはじめ、どれもいわゆる社会の底辺で長く過ごしてこられた生き様をストレートに原稿に吐き出したかのような作風だったように思います。そんな車谷さんの人生相談って・・そもそも、彼を回答者に選んだ人がスゴイのでは?(爆)『車谷長吉の人生相談 人生の救い』の内容は新聞連載時より話題沸騰!“最後の文士”にして“反時代的毒虫”たる著者が、老若男女からの投稿による身の上相談に答える。妻子ある教師の「教え子の女子高生が恋しい」、主婦の「義父母を看取るのが苦しい」…これら切実な問いに著者が突きつける回答とは。(「BOOK」データベースより)感想欄にも書きましたが、一筋縄ではいかない痛烈な回答の数々はすさまじい迫力ww教え子の女子生徒に思いを寄せる高校教師には「好きになった女生徒と出来てしまえばよいのです」と明快なお答えだし「破綻して、職業も名誉も家庭も失った時、はじめて人間とはなにかということが見えるのです」と、まさに一刀両断ですよww本のタイトルは「人生の救い」だけど、「人生に救いはない。その救いのない人生を、救いを求めて生きるのが人の一生です」と長吉氏はキッパリと言い切っておられます。まさに名言~悩みを抱えてる人に、ぜひとも読んでいただきたい一冊です。ただし「劇薬」なのでお気をつけて~www
2016.06.23
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4月読了本の中でもっとも感銘を受けた本、どちらも作者はフェルディナント・フォン・シーラッハですフェルディナント・フォン・シーラッハ1964年生まれ、ドイツの小説家、弁護士。祖父はナチ党全国青少年指導者バルドゥール・フォン・シーラッハ。ボンの大学で学び、ケルンでの研修を経て1994年よりベルリンで刑事事件弁護士として活動。ドイツでも屈指の弁護士と見なされている。2009年、自身の事務所が扱った事件をベースにした物語集『犯罪』を刊行し、45万部を越えるベストセラーとなった。(ウキィペディアより)彼の作品は他にも「犯罪」「罪悪」「コリーニ事件」を読んでますが、今回の「禁忌」「カールの降誕祭」は、これまでと趣きがガラリと違うように感じましたこれまでは、淡々とした作風のせいか、まるで取り調べ調書を読んでるような(笑)「そっけなさ」を感じることが多かったんですが、この二冊はグッと文学的~【楽天ブックスならいつでも送料無料】禁忌 [ フェルディナント・フォン・シーラッハ ]内容ドイツ名家の御曹司ゼバスティアン・フォン・エッシュブルク。彼は万物に人が知覚する以上の色彩を認識し、文字のひとつひとつにも色を感じる共感覚の持ち主だった。ベルリンにアトリエを構え写真家として大成功をおさめるが、ある日、若い女性を誘拐したとして緊急逮捕されてしまう。被害者の居場所を吐かせようとする捜査官に強要され、彼は殺害を自供する。殺人容疑で起訴されたエッシュブルクを弁護するため、敏腕弁護士ビーグラーが法廷に立つ。はたして、彼は有罪か無罪か―。刑事事件専門の弁護士として活躍する著者が暴きだした、芸術と人間の本質、そして法律の陥穽。ドイツのみならずヨーロッパ読書界に衝撃をもたらした新たなる傑作(「BOOK」データベースより)毎回、そっけないほどの乾いた文体と、理論整然とした構成でカッチリと作りこまれた作品が多かっただけに、「禁忌」の不穏さを秘めた揺らぎのあるストーリー運びに魅了されましたただ「結局、真実は?」とはぐらかされたような気分も巻末の「日本の読者のみなさんへ」と題した寄稿文の中には、良寛の「うらを見せおもてを見せて散るもみぢ」という俳句が記されているんですが・・・・(´・ε・`)ムー して、そのココロは?wwいっぽう、もう一冊の「カールの降臨祭」のほうは、なんともブラックなスパイスが効いた楽しい(?)短編集でした【楽天ブックスならいつでも送料無料】カールの降誕祭 [ フェルディナント・フォン・シーラッハ ]内容ドイツでは、クリスマスに最も殺人が多い。十世紀から続く貴族トーアベルク家のクリスマスの惨劇を描いた表題作と、日本人の女子留学生に恋をしたパン職人の物語「パン屋の主人」、公明正大だった裁判官の退職後の数奇な運命を描く「ザイボルト」を収録。本屋大賞翻訳小説部門第1位『犯罪』のシーラッハによる珠玉の短編を、気鋭の版画家タダジュンの謎めいたイラストが彩る。ふたりの天才が贈るブラックなクリスマス・プレゼント。(「BOOK」データベースより)人間の奥裏に潜む「ネジレたモノ」を、これだけ簡潔に哀しみとユーモアをにじませた短編に出来るのはさすがシーラッハの力技思わず感服の一冊でした『パン屋の主人』の主人公が「日本人はケーキ好き」だから「東京でケーキ屋を開くのが夢」と語るところには思わずクスリ(´艸`)確かに間違ってないけど~wwwシーラッハ以外では【楽天ブックスならいつでも送料無料】欧米に寝たきり老人はいない [ 宮本顕二 ] - 【楽天ブックスならいつでも送料無料】アリスのままで [ リサ・ジェノヴァ ]どちらも共に認知症関連本。身につまされました(‾∇‾;)そうそう、こちらも!【中古】 砂漠の惑星 ハヤカワ文庫SF/スタニスワフレム【著】,飯田規和【訳】 【中古】afb昔、SF小説に凝った時期があって、スタニスワフ・レムの「惑星ソラリス」には感銘を受けたものですが、彼の作品はサイバネティクス、量子力学、進化論、言語学などなど最先端の理論が満載で、科学オンチには歯が立たないものが多くて敬遠しがちでしたが・・この「砂漠の惑星」は読みやすくてビックリ!久しぶりにSFワールドに浸れました
2016.05.31
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