CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校㏌1960's(09/18) >たんぽぽさんへ 郡山市の普通科系公立…
たんぽぽ@ Re:普通科高校㏌1960's(09/18) 引き続きすごい調査ですね。 盛岡とかは新…
CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校in1975(09/18) >たんぽぽさんへ いや~暇人なもので(…
たんぽぽ@ Re:普通科高校in1975(09/18) CAPTAINさん、毎度のことですがよくお調べ…
CAPTAIN @ Re[1]:福島大学の金谷川移転についてのIF(09/15) >elbe14さんへ いつもありがとうござい…
2011.07.08
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カテゴリ: 東日本大震災
福島第一原発事故の発生以降、各週刊誌では放射線関係の記事がこれでもかとばかり出ていますね。
大まかな論調としては、 元木昌彦氏 によると「放射能絶対危険煽り派は『週刊現代』を筆頭に『週刊文春』『サンデー毎日』『週刊朝日』。自ら『安全デマ雑誌』と呼ばれようといとわないと宣言する『週刊ポスト』、それに『週刊新潮』は慎重派。」とのことだそうです。
私もたまにこれらの週刊誌を買ったり立ち読みしたりするのですが、各誌とも福島県民の心情には寄り添っていない印象を受けます。煽り派は福島県はともかく東京ですら危険だという論調が多いし、慎重派もまた煽り派メディアの攻撃に偏していて、福島県民の立場を考慮した形跡は見られません。
変な話ですが、6年前に勃発した「若貴兄弟確執騒動」辺りに構図が似ているんですよね。確かあの時は、貴乃花親方を基準とすると「週刊現代」「週刊新潮」が批判的で「週刊ポスト」「週刊文春」が擁護する論調だったと記憶しているのですが、たかだか角界のゴシップと人命に関わるような放射線の情報とが同じような感覚で報じられていることに、大きな不満を感じます。
元木氏は文章の後半で「大新聞やテレビと同じ大本営発表で済ますなら、週刊誌の存在理由はない。ポストや新潮編集部はそのところをどう斬り込んでいくのか、注目したい。」と慎重派メディアを牽制していますが、元木氏自体が煽り派メディアの筆頭格である「週刊現代」の元編集長であることを考えると、額面通りには受け取れません。綿密な取材の結果大本営発表が正しかったという結論が導き出されるケースは、なくもないでしょうから。
福島県民としての立場から各誌に訴えたいのですが、私たちは不必要に危険あるいは安全であるといった「煽り」を欲していません。必要なのは、あくまで「正確な情報」。それを基準として今後の生活に対する指針をたてなければならない立場だということを、理解して欲しいのです。
センセーショナルな情報を流せば確かに雑誌は売れるかもしれません。各誌で議論を戦わせる構図を作り上げればなおのこと盛り上がるかもしれません。しかし、放射線に関する議論はそれと全く異なるものです。煽れば煽るほど福島県民が動揺します。これ以上心をかき乱すのは、勘弁して欲しいのです。


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Last updated  2011.07.08 10:26:28
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