CAPTAINの航海日記

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2012.12.12
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カテゴリ: マヌケな昔話
さて、私が児童会役員選挙に出馬した時の話です。
1983年、6年生の秋。後期の役員を選出する選挙で、副会長に立候補しました。
学年内に3つあったクラスからの立候補者は、1組と2組が女子、そして3組が私という顔ぶれ。
正直に言って「勝てる選挙だな」と思ってました。だって、女子二人に男子一人。異性への投票は冷やかしの対象になり得ますから多分避けるかなと(笑)選挙権を有する4年生以上(便宜上、各学年120人ずつ在籍していたものとします)の投票パターンを、こんな風に見込んでいたのです。

4年生 1組女子30票 2組女子30票 私60票
5年生 1組女子30票 2組女子30票 私60票
6年生 1組女子40票 2組女子40票 私40票
合計  1組女子100票 2組女子100票 私160票

選挙戦は個人戦ではなくクラス対抗戦の性格も有するので6年生ではクラスが推す各候補に平等に票が分散するけれど、4、5年生に関しては、男子の票が私の総取り、女子の票が1、2組の候補者で折半という形ですね。開票直前までは、余裕で当選するものとばかり思っていました。
ところが、いざ蓋を開けてみると、私は当選するにはしたのですが、次点だった1組女子との差がわずか5票程度だったでしょうか。かなりの接戦で、薄氷を踏む思いでの勝利だったのです。
後日、各候補者の各得票数の内訳を、担任の先生から見せられました。大雑把ですが、大体こんな傾向だったでしょうか。

4年生 1組女子45票 2組女子35票 私40票
5年生 1組女子50票 2組女子30票 私40票
6年生 1組女子35票 2組女子30票 私55票
合計  1組女子130票 2組女子95票 私135票

当てにしていた4、5年生で1組女子に先行を許しており、逆に6年生で予想外に得票できているという、事前の予想とはまるで違った展開。どうしてこんな票数になってしまったんでしょう?

今ならば、こんな感じで冷静に分析できます。

私が立候補したのは副会長。つまり会長を補佐する役割な訳で、その選出パターンは会長の人選に左右される傾向があります。
ちなみに、会長も同日に改選を迎えた訳ですが、1~3組から立候補したのはすべて男子で、その中から当選を果たしたのは地元の少年野球チームに所属していた2組の男子でした。少年野球チームのメンバーが各学年にいたから知名度は抜群。当選は当然の結果だったのですが、会長に「2組の男子」を選んだからこそ副会長は「2組以外の(この場合1組の)女子」を選ぼうというバランス感覚が、男女を問わず一定数の4、5年生に働いたのではないかと推察されます。私が冒頭で記した「異性への投票」は、あまり忌避されてはいなかったようです。
一方、6年生の方は「異性への投票」への忌避がある程度あったのだろう、と思います。実際、1組の男子から「お前に投票したぞ!」という声を頂戴しましたし(笑)とは言うものの、クラス総出でポスターを作るなどして応援体制を築いていたはずなのに、実際の投票ではものの見事に裏切り者が出ている訳ですから、特に落選した候補者からは恨み節が漏れてきそうですね。

ところが、当時の私は、そこまで考えが至りませんでした。1組の女子が実力で劣勢を挽回し当選寸前までこぎつけたものだと思っちゃったんですよね~
その伏線は、ありました。1組の女子って、結構ルックスが良かったんですよ(笑)5年生の2学期に私の通う小学校に転校してきたばかりで地縁も薄いはずなのに、何故かうちのクラスからも彼女に好意を寄せる男子がいたりして、知名度急上昇中でしたしね。
私? ルックスには全然、自信がありませんでした。色黒、メガネ、坊主頭…当時流行った映画から「ガンジー」なんて渾名がついてました(おいおい)でもって、オッチョコチョイで三枚目的なキャラでした。そう考えると、どうして私がクラス代表として副会長候補に推されたのかすら、わからなくなりますね(苦笑)

実は中学に進学後、1組の女子と同じクラスになったことがありました。ルックスだけではなく勉強もスポーツも学年のトップクラスだった彼女。こりゃ私なんか相手にもならないや…と常々思わされたものですが、意外にも話す機会は少なくありませんでした。仮に彼女があの時自分が勝つと信じて選挙戦を戦い抜いていたのならば、彼女を破った私という人物はいったい何者なんだろう?という興味を抱いていた可能性は、あったかもしれません。
遺恨めいたものは殆どありませんでしたね。ただ、彼女には非常に負けず嫌いな所があって、話の流れで私が選挙のネタを振ろうとして「○○(私の本名)のバカ!」と一喝されてしまったことが一度あったっけ(笑)


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Last updated  2012.12.13 06:44:11
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