CAPTAINの航海日記

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2020.03.25
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​上の子が宮口幸治著「ケーキの切れない非行少年たち」なんて本を買ってきました。「これから大学に入るんだから新書とかも読んでいた方がいいよ」と以前アドバイスしたことがあったのですが、まさか(私が知る限りで)最初に買った本がそれとは…今後学ぶ学問とも関係は深くなかったりするのですが、多分、タイトルに惹かれて買ったのでしょう。それはそれで、悪くないと思います。手当たり次第にいろんなジャンルの本を読むことで、自身の関心分野も明確になってくるでしょうし。
で、私もこの本を手に取って読んでみたのですが、まず思ったのが「人が人を理解するのは難しいな…」ということ。この本で紹介されているところの「非行少年」の多くは認知機能が普通の人より劣っている(その象徴的な喩が、タイトルにある「ケーキの切れない(厳密に言うと、三等分できない)」という事例)にも関わらずいわゆる知的障害者にも分類されることもないという立場であり、本来ならば支援の手が差し伸べられるべきなのにそれがなされず長年放置されてしまったために犯罪者への道を歩むことになってしまった…書かれていることを要約すると、こんな感じでしょうか。統計上は約14%(35人学級だと約5人)がこの「非行少年予備軍」的なカテゴリにいるそうですが、実際問題として彼らを「発見」するのは非常に難しいかもしれませんね。
また、彼らを矯正する方法として、著者自身が開発に携わった「コグトレ」なる教材(?)の紹介もされていましたが、これがどの程度認知機能の改善に寄与するのかどうかも不明確でした。そもそも認知機能って、後天的な教育でどこまで改善されるものなのかどうか? するケースもあればしないケースもあるのかな、と私などは素人考えしてしまうのですが…
非行少年およびその予備軍が一定数いることは理解できるのですが、その数を減らし、この本でも書かれていた「犯罪者を納税者に」変えていくためのメソッドはまだ道半ば。そんな印象を受けました。


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Last updated  2020.03.25 15:47:54
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