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CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校㏌1960's(09/18) >たんぽぽさんへ 郡山市の普通科系公立…
たんぽぽ@ Re:普通科高校㏌1960's(09/18) 引き続きすごい調査ですね。 盛岡とかは新…
CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校in1975(09/18) >たんぽぽさんへ いや~暇人なもので(…
たんぽぽ@ Re:普通科高校in1975(09/18) CAPTAINさん、毎度のことですがよくお調べ…
CAPTAIN @ Re[1]:福島大学の金谷川移転についてのIF(09/15) >elbe14さんへ いつもありがとうござい…
2022.03.15
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昨日は福島県立高校前期選抜の合格発表で、各高校で悲喜こもごものの春を迎えた日でもありました。
その一方で、前期選抜で定員に満たず、後期選抜を実施する高校も多数見受けられます。少子化が進行中の福島県では県立高校の統合再編を段階的に行っている最中ですが、少子化のペースには追い付いていないようです。
福島県の県立高校の再編計画は、2028年度までのものが公表されています。が、出生数の推移を見ていると、これが最終形態ではなく、更なる統合再編が必要とされる可能性が極めて高いです。2028年に高校入試を迎える2012年の福島県内の出生数は13,799人。この人数は震災・原発事故を受けて前後の年よりもかなり少なくなっていて、2015~16年ぐらいまでの出生数ははこれと同程度から若干多い人数で推移しているのですが、一昨年来の新型コロナウイルスの影響を受けて、2021年では11,000人を割り込むというところまで減っています。つまり、2028年度の計画よりも更に2割減の定員を見込んだ県立高校の統合再編が見込まれるという訳でして。
そこで、どのようなパターンが考えられるのか試算してみたのですが、下記の再編が避けられないのではないか…という結果となりました。以下、地域ごとに紹介します。

【県北】
橘と福島東の統合
福島商、福島南、(福島西と福島北の統合校)の3校を2校に再編
川俣の廃校
安達、二本松実(2023年二本松工と安達東が統合して開校予定)、本宮の3校を2校に再編

【県中】
安積黎明、郡山東、あさか開成の3校を2校に再編
郡山商、郡山北工、清陵情報の3校を2校に再編
石川の廃校
田村、(船引と小野の統合校)の統合

【県南】
白河と白河旭の統合

【会津】
会津、葵、会津学鳳の3校を2校に再編
若松商、会津工、喜多方桐桜の3校を2校に再編
猪苗代、西会津の廃校
川口と只見の統合

【いわき】
磐城桜が丘といわき光洋の統合
磐城農、勿来、勿来工の3校を2校ないし1校に再編

【相双】
相馬農の廃校(あるいは相馬総合か小高産技の分校として存続)

この結果、最寄の高校まで20キロを超える地域が相当増えます。かなり怖い近未来像だと思います。


滋賀県の高校改革 県立高校再編問題の軌跡 [ 大橋 松行 ]





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Last updated  2022.03.15 20:55:40
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