CAPTAINの航海日記

CAPTAINの航海日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

CAPTAIN

CAPTAIN

Comments

CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校㏌1960's(09/18) >たんぽぽさんへ 郡山市の普通科系公立…
たんぽぽ@ Re:普通科高校㏌1960's(09/18) 引き続きすごい調査ですね。 盛岡とかは新…
CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校in1975(09/18) >たんぽぽさんへ いや~暇人なもので(…
たんぽぽ@ Re:普通科高校in1975(09/18) CAPTAINさん、毎度のことですがよくお調べ…
CAPTAIN @ Re[1]:福島大学の金谷川移転についてのIF(09/15) >elbe14さんへ いつもありがとうござい…
2022.09.12
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日書いた こちらのエントリ に関して、2015年度と2021年度の生徒数の変化を学科・コースごとに調べてみました。なお、2015年度の生徒数は、私の手持ちの「平成28年度版 福島県高等学校名鑑(共立通信刊)」によるものです。

・学法福島高校
  普通科特別進学コース  53人⇒26人
  普通科文理進学コース※ 37人⇒71人
  普通科実務選択コース  533人⇒505人
   ※文理進学コースは2015年度の時点で私立文系コースだった
(コメント)
ただでさえ少なかった特別進学コースの生徒数が半減している一方で、文理進学コースの生徒が倍増しているのが目を引きます。私立文系⇒文理進学への改称もさることながら、近年の特に私立大の受験パターンが一般選抜重視から推薦や総合型選抜重視に変わってきていることも大きな要因ではないかと思います。実務選択コースは少子化の進行に伴って微減といったところでしょうか。

・福島成蹊高校
  普通科         1,021人⇒1,020人
(コメント)
生徒数の変化がないように見えますが、恐らく中高一貫生と特別進学コースの生徒がほぼ半減し、代わりに2018年度創設された文理選抜コースのシェアが相当大きくなっているものと推察されます。文理選抜コースは推薦や総合型選抜で国公立大の合格者を多数輩出しており( 参考 )、特別進学コースよりも一見大学入試へのコスパの良さが目立つ感があります。

・桜の聖母学院高校
  普通科         358人⇒302人
  英語科         60人⇒0人(2018年募集停止)
(コメント)
英語科廃止など規模縮小を行っているものの、生徒数の減少に歯止めがかからない状況が続いています。6年間で4分の1の生徒が減ったことは相当な危機であり、生徒数の回復を第一に考えるならば、共学化などの対策が早急にとられてしかるべきだと考えます。

・福島東稜高校
  普通科         417人⇒527人
  ビジネス情報科     77人⇒0人(2015年募集停止)
  食物文化科       115人⇒105人
  看護科         102人⇒112人
(コメント)
ビジネス情報科が募集停止になったものの同時に普通科にキャリアデザインコースが創設されたため、事実上学科・コース編成に大きな変更はありません。入試難易度や進路指導面では普通科と学法福島の実務選択コースがシェアを食い合う形ですが、近年の趨勢を見ると東稜やや優勢か。

・聖光学院高校
  機械科         238人⇒166人
  電気科         82人⇒56人
  情報電子科       92人⇒75人
  普通科進学コース    217人⇒207人
  普通科福祉コース    81人⇒66人
(コメント)
すべてのコースで生徒数が減少しています。福島市内ではなく伊達市にキャンパスがあるというロケーションが影響した形でしょうか。特に工業系学科の落ち込みが顕著なこともあり、2022年度からは工学科100人、普通科120人と定員を変更し、学校イメージの転換を図りつつあるようです。

・郡山女子大附属高校
  普通科         202人⇒289人
  音楽科         24人⇒29人
  美術科         39人⇒48人
  食物科         90人⇒111人
(コメント)
聖光学院とは対照的に、すべての学科で生徒数が増加しています。女子校低迷の潮流の中意外にしぶとく生き残っている印象です。郡山都市圏全般で、非特進系の私立高校普通科に人気が集まる一方、郡山市外の非進学校系公立高校普通科の定員充足率が低下する傾向が見られます。その流れにとりあえずは乗っている形でしょうか。

・帝京安積高校
  普通科         675人⇒746人
  ビジネス総合科     503人⇒474人
(コメント)
郡山女子大附の項でも述べましたが、普通科の人気が高まっています。一方で、ビジネス総合科の生徒数がやや減少気味。普通科の大学・短大進学率は4割程度で、これは郡山市内の実業系高校よりも高い数値になります。

・尚志高校
  普通科特別進学コース  172人⇒126人
  普通科総合進学コース  1,038人⇒969人
  情報総合科       153人⇒89人
(コメント)
特別進学コースと情報総合科の生徒数減少は想定していましたが、総合進学コースの生徒数も減少しているとは予想外でした。スクールバスを走らせているとはいえ郡山市街地の外れにあり公共交通機関の便が悪いため、同じ私立高校であればより交通の便が良い郡山女子大附や帝京安積に生徒が流れる傾向があるのかもしれません。学科、コース的に「売り」が乏しい点も懸念材料。

・日大東北高校
  普通科         1,424人⇒1,489人
(コメント)
生徒数は安定して1,400人台をキープ。日大への推薦入学を目指すIコースと一般入試メインで国公立大への合格を目指すIIコースの比率を知りたいところではあったのですが、結局わからずじまいでした。


【中古】 首都圏私立高校・大学附属・系列校ガイド(2018) /晶文社学校案内編集部(編者) 【中古】afb





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.09.12 13:28:38
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: