CAPTAINの航海日記

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七詩 @ Re:なんか、腰が重い(05/21) 体重の負担等で関節の軟骨がすりへってい…
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CAPTAIN @ Re[3]:福島県、2040年の県立高校(執筆予告)(05/08) >情報提供さんへ この話題、当ブログで…
2023.02.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ネットで流れていた こちらの記事 、興味深く読みました。文中に「(大学の不合格率※の)観察期間の中でのピークは1990年で、入学志願者88万7000人のうち39万5000人(44.5%)が不合格になっていた。」と書かれていたのですがこの年はまさに私が大学入試に臨んだ年で、今思うとよく現役でこの時期を通り抜けることができたなぁ…と思った次第。
その不合格率は2022年ではわずか1.7%まで減っており、まさに大学全入の時代となっている訳ですが、筆者の舞田敏彦さんは更に近未来についても予言しており、2040年には「大学進学者(推定46万人)の中での(中略)5人に2人が国公立大ないしは『MARCH』以上の私大に入れる計算だ。その他の私大、とくに入試難易度の低い私大は退場させられている可能性が高い。」と記しています。
ただ、その頃になると、大学の難易度にも現在とは相当の差異が現れているのではないか?という気もします。舞田さんがおっしゃるところの「退場させられている可能性が高い入試難易度の低い私大」の大半は、少子化がより深刻な地方の大学なんじゃないかと推察します。また、少子化そのものによって、地方の国公立大の入試難易度低下もかなりの確率で起こりうるのではないかとも考えます。
というか、今の福島大の状況を見ると、明らかに昔よりも平均的な学力が下がっていますもの。もっとも昔は旧一期校、旧二期校の名残があって旧帝大など難関大を不合格になった人が多数入学していたものですが、今は共通テストを必須としない推薦や総合型選抜で3割ぐらいの学生を取ってしまうし、その傾向は少子化によってより強まるんじゃないかと思うんです。あと、「大学進学率をもっと向上させたい」地元からの要請もあって、学力の劣る学生を入学させて見かけ上大学進学率を向上させようという動きも盛んになるものと懸念しています。
このような状況が全国各地で起こってしまうと、大都市圏(主として首都圏)の大学と地方の大学との学力格差は今よりも広がってしまうのではないか?そして、地方の大学では知的好奇心を満たせない優秀な学生が今以上に大都市圏に流入するのではないか?とも思ってしまうんですよね。だから、MARCHもまた、地方国公立大を滑り止めとした上で難関大として生き残る…そんな予感があります。今現在だと特に理系学部において「地方国公立大>MARCH」というイメージが先行している感がありますが、2040年には恐らくこの概念が崩れているのではないかと…

※「(大学志願者数ー大学入学者数)/大学志願者数」の割合


データで読む 教育の論点 (犀の教室) [ 舞田敏彦 ]





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Last updated  2023.02.23 11:19:16
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