CAPTAINの航海日記

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2023.08.09
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カテゴリ: 企画モノ


前のエントリで、出生率は都市部の方が郡部より高い傾向にあるという話を書きました。
これを図にすると、下記のようになります。千葉県の図です。





出生率が高い自治体ほど色が濃くなるように配色しました。流山、袖ケ浦、印西の3市の出生率が飛び抜けて高くなりますが全体的に都市部(東京寄り)の方が色が濃くなる傾向にあります。
しかし、山梨県は違います。千葉県内の自治体と同程度の出生率を同じ色に配色した地図が、以下のものです。





忍野村の色がめちゃくちゃ濃い!のが目立ちますが、昭和町や富士河口湖町といった町も健闘している様子が伺えます。忍野村には産業用ロボットの世界的メーカーであるファナックの本社があり、昭和町や富士河口湖町はリニア中央新幹線の山梨県駅予定地から比較的近い地点にあります。山梨県駅自体は甲府市の南部に設置予定ですが、駅設置効果と思しき人口流入や出生率の向上は、当の甲府市よりも先に述べた昭和町や富士河口湖町の他、南アルプス市、甲斐市、笛吹市、中央市といった周縁の自治体に見られるようです。なお、4市とも平成の大合併によって発足した市で、それ以前は町村でした。
一方、平成の大合併以前から市だった地域は、軒並み出生率が低めだったりします。特に中央本線沿線が悲惨な状況になっており、大月、甲州、山梨、韮崎といった市はいずれも出生率が昭和町の半分以下となっています。上野原市や北杜市といった平成の大合併後に発足した市も中央本線沿線だと出生率は低くなります。
山梨県の交通軸はもはやリニアが中心となりつつあり、彼我の差がハッキリ現れている状況です。いや、「軸」ではないですね。駅という「点」が、明確に出生率に影響しています。忍野村におけるファナックも、富士吉田市など隣接自治体の出生率を押し上げる状況になっていないことを考えると、リニア山梨県駅と同様「点」でしょうね。





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Last updated  2023.08.09 12:05:47
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