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七詩 @ Re:なんか、腰が重い(05/21) 体重の負担等で関節の軟骨がすりへってい…

ＣＡＰＴＡＩＮ @ Re[1]:調べましたねぇー(05/19) >lavien10さんへいや～暇人なもので(…

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ＣＡＰＴＡＩＮ @ Re[3]:福島県、2040年の県立高校(執筆予告)(05/08) >情報提供さんへこの話題、当ブログで…

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2023.12.15

数日前の地元紙に、こんな記事が掲載されていました。引用します。

「浪江『学園都市』構想、24年3月策定　エフレイ効果波及へ

福島県浪江町は来年3月、福島国際研究教育機構(エフレイ)の立地に対応した町づくりを進めるための指針となる『浪江国際研究学園都市構想』(仮称)を策定する。構想では、町民や研究者、企業など『多様な主体』が共生し、持続可能な町づくりを実現すると掲げた。町の復興をはじめ、エフレイの波及効果を浜通りや本県、国内外へと広域的につなぎ、産業創出や人材育成、人口増加などを進めていく。
6日、町議会全員協議会で町が構想の中間報告を示した。町は策定に向け今月中旬に町民全戸に中間報告を郵送し、18日から1カ月間にわたって意見を募る。住民ワークショップや町議会の意見も踏まえて構想をまとめる。
エフレイの本施設は2030年度までに順次整備されることから、構想の計画期間は24～33年度の10年間とした。対象範囲は町全域。JR浪江駅周辺の再開発エリアを含む市街地を『キャンパスタウン』、エフレイ本施設を含む周辺を『タウンセンター』、そのほかを『郊外拠点』として位置付けた。
構想のビジョンは『地域とエフレイをはじめとした多様な主体が共生する持続可能なまちづくりの実現』。町の課題や魅力を整理した上で、ビジョンを基に『誰もが過ごしやすいまちづくり』をはじめ、産業振興や人材育成、伝統文化の承継など四つの目標を掲げ、目標達成に向けた八つの方向性を示した。
方向性では、産学官民が一体となったコミュニティー形成、外国人受け入れに向けた環境整備、小中学校から高等教育機関まで多様な教育機能の誘導、交通アクセス向上などのほか、実験・実証がしやすい環境づくりや研究成果の産業化、エフレイを核とした広域ネットワーク形成などを挙げた。構想に基づく浪江町の未来のイメージも描いた。
構想の冊子の表紙には近隣市町村との広域連携を推進しようと、相馬野馬追など原発事故で避難指示が出るなどした被災12市町村のシンボルをデザインした。」

理想は凄いです。
ただ、個人的には大きな懸念があるんですよね。
それは「浪江町に高校がない現状をどのように克服するのか」ということ。ＪＲ常磐線の距離でいえば浪江町中心部から最も近い高校は実業系の小高産技(浪江～小高間8.9キロ)であり、普通科系高校だと原町(浪江～原町間18.3キロ)が最寄りとなります。ここまで高校と離れた町で持続可能なまちづくりって、ちょっと厳しいようにも感じるんですよね。
そこで、原発事故前にあった浪江高校の復活も検討して欲しいところなんですが、浪江高校は県立だったこともあり、町が策定した今回の構想には具体案は示されていない模様。果たして二の矢、三の矢が出てくるのかどうか、状況を注視していきたいと思います。