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遠藤農水相が、またもや政治とカネの問題で辞任しましたね。スキンヘッドのルックスに加え就任会見で「ここだけはやりたくなかった」と正直な(?)感想を述べており、今後マスコミの注目を浴びそうなキャラだっただけに、辞任はある意味残念です。でも、遠藤農水相の辞任を一番残念がっているのは、地元・山形県の人たちかもしれません。「地元から久々の大臣」と喜びの声が大きかったのに…山形県に限らず、東北地方では小沢一郎の地元ということもあってか都市化が進んでいない割には旧新進党→民主党の勢いが意外に強く、与党・自民党の有力議員が少ないのが現実。だから大臣に選出される東北選出の議員も、内閣に一人いるかどうかなんですよね。しかも、その数少ない入閣適齢期の議員も、元環境庁長官の鈴木俊一(岩手2区)は安倍首相と距離を置く古賀派の所属だし、前内閣補佐官の根本匠(福島2区)は逆に安倍首相の「お友達」とあって起用しにくい現状。果てさて、次回、東北選出議員の大臣はいつ選出されることやら。長~い目で成り行きを見守るしかなさそうですね。
2007.09.03
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こちらの日記でも触れたことがあった伊達市の不二屋食品が、この程破産しました。2002年頃から資金繰りが悪化していたとのことですが、やはり、今年に入ってからの不二家の事件も、影響しているんじゃないかと思います。同名(「屋」と「家」の違いはありますが)というだけで不利益を被ってしまうのも、可哀相な話ですよね。そういえば、岡山市でも、中国食品工業という海産物の製造企業が、中国産の食品を取り扱っているとの風評被害で破産したとのこと。社名の「中国」は中国地方という地域名なのに中華人民共和国と取り違えられてしまうんだから、これまた可哀相な話です。中国地方の呼び名は変えようがないから、せめて我が国で彼の国を支那とか(おいおい・笑)チャイナとか呼び替えるとかしないと、今後も第二、第三の中国食品工業が出てきそうな懸念がありますね。まぁ、それ以前に改善しなければならないのは、彼の国の食品に対する認識な訳ですが…
2007.08.31
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今日の高校野球決勝・佐賀北対広陵戦は、劇的な幕切れでしたね。8回裏、佐賀北の副島が放った逆転満塁ホームランを見ると、高校野球の神様って本当にいるんじゃないかな? と思わされます。ところで、佐賀北の快進撃のことを「がばい旋風」なんて表現するマスコミが多いですよね。「がばい」とは佐賀弁で「非常に」という意味なのに、「すごい」の意味で使われちゃってます。そもそも島田洋七(なんと広陵OB!)の「佐賀のがばいばあちゃん」からして用法を間違っている訳なんですが、とにかく佐賀といえば「がばい」になってしまっている次第。ちょっと前までは、佐賀といえば思い出すのははなわの「佐賀県」でしたよね。そういえば彼、この頃TVで見る機会が激減したような気がします。今回の優勝で復活できるかな?そうそう、「佐賀県」で思い出したのですが、確か歌詞中に、(県内唯一の民放局である)サガテレビが1994年夏に佐賀商業が甲子園で優勝した際同じ映像を4日間もゴールデン枠で流したという内容があったはず。今回の佐賀北優勝も、同様のことをやってくれるのでしょうか? その意味では、サガテレビの対応には要注目ですね(笑)
2007.08.22
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昨日、熊谷と多治見で最高気温40.9℃を記録し、74年ぶりに国内最高気温の更新となりました。それにしても、74年ぶりですか。ここ数十年夏に限らず平均気温は上昇の一途をたどっているのに、最高気温の記録が74年間も破られていなかったのは、ある意味驚きです。ひょっとしたら、気温の測定方法に不備があったのかなぁ? 記録を持っていた場所が東北の山形市ということもあるので、その懸念が拭えませんよね。しかも、国内最高気温のランキングを拾ってみると殆どが1990年代以降のもの(参考)であることを考えると、山形の記録は突出し過ぎでしょう。隣県住民としても、いくら山形が盆地でも40℃になんてなる訳ない、という感覚があります。でも、その一方で、その日だけ突然変異で40.8℃を記録したのかもという気持ちも、若干あります。となると、ちょっと恐ろしい想像をしてしまうのですが、近い将来日本のどこかで42℃前後の最高気温を記録する可能性はかなりあるんじゃないかと… 42℃といえば、体内のたんぱく質が凝固してしまう温度じゃなかったっけ? 怖い世の中になりましたね…
2007.08.17
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明日は早朝散歩を予定していますが、実は先週あさか野バイパスを歩いている最中に靴を履き潰してしまったため、出掛けられるかどうか微妙な状況でした。妻が通販で取り寄せた靴が、今日になってやっと届いた次第。とらえず、間に合って良かったです(笑)ちなみに、妻が頼んでくれた所は、ヒラキ。安価な靴の販売で知られている神戸市の企業ですが、通信販売の本拠地は、今は朝来市となってしまった兵庫県の生野にあるんですね。かつては幕府の直轄する銀山で栄えたことで知られる生野。うちの地元の桑折町でも「日本三大銀山=石見・生野・半田」(おいおい・笑)と教えられるので、馴染みの深い地名です。ちなみに、銀山は1973年に閉山になったとのことで、他の鉱山町と同様に、生野は企業進出や観光業を軸とした産業構造の転換を迫られている模様です。ヒラキも、恐らくは生野のラブコールを受けて進出してきたのでしょう。しかし、今年は「元鉱山町の受難」が相次いでいますよね。命運を観光に賭けた挙句に財政再建団体に転落してしまった夕張市や、ミートホープ事件でとばっちりを食らった北海道加ト吉の本社がある赤平市。他の元鉱山町にとっても、決して他山の石ではないと思います。生野は、その辺は多分大丈夫だと思いますが、一昨年に合併してしまい行政機能を失ってしまった(朝来市役所は生野の北方20キロほどに位置する和田山にあるのだ)のが将来的にどう響くか? 結局のところ、地方は様々な受難に巻き込まれてるよなぁ… と思います。
2007.08.04
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昨日、今日と、参議院選挙の状況分析を見ていて、正直驚きました。民主党圧勝の流れじゃないですか。これ。特に西日本の1人区で、軒並み民主党が優勢みたいですね。四国なんて、参議院はもちろんのこと、衆議院だって徳島1区を除けば自民党独占だったのに、ちょっと信じられません。ただ、各選挙区の状況を見ると、民主党というよりも、候補者の知名度や地縁が戦いを優位に進めている要因じゃないかとも思うんですよね。民主党には3年前の参議院選挙や一昨年の総選挙で惜敗した候補者が多いのも、幸いしているのかもです(苦笑)そんな選挙戦で、私が注目している選挙区が、島根県。竹下登→青木幹雄が支配するコテコテの自民党王国で、国民新党の新人候補が自民党の現職と競り合いを演じているとか。この状況も一昔前なら、信じられませんでしたよね。まぁ、国民新党の候補者が地元(比例中国)の代議士の子供ということもあるのでしょうが、聞くところによると、この候補者親子が石見の出身なので竹下・青木ラインの出雲勢との地域対抗戦になっている側面もあるようです。確かに、言われてみれば島根県のインフラって、出雲に集中していますよね。石見の側は辛うじて空港はあるけれども、高速道路は細切れにしか開通していないし、鉄道に至っては未だ非電化単線のままほったらかし。先日石見銀山が世界遺産に指定されましたけど観光資源としての価値がそんなに高いとも思えないし、観光資源といえば温泉津、江津、津和野の町並みぐらいでしょうか。石見の方には失礼ですが、地味な印象は否めないんですよね。そんな石見の現状が、出雲への対抗意識となって選挙情勢に表出しているのかな? と思います。選挙については地元の有権者の方の判断にお任せするしかないですが、石見という地域についてもっと知りたいなと思った次第です。
2007.07.23
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今日の午前中、勤務先で地震を感じました。さほど大きくない揺れだったのでさして気にも留めていなかったのですが、後でニュースを見てビックリ! 新潟、長野で震度6強を観測したというじゃないですか! ニュース映像で倒壊した木造家屋を見、胸が痛みました。被災地の方々には、心より、お見舞い申し上げます。それにしても、ここ数年の大地震って、どうして日本海側ばかりで起きるんでしょうか? 新潟県は3年前にも大地震があり未だに仮設住宅暮らしを余儀なくされている人たちがいるし、今年の3月には能登半島で大地震があったし… 更に古い話をすれば、1960年代には新潟地震とか松代群発地震なんてのがあった訳で、北信越地方はまさに地震の巣。少なくとも東海地方よりも激甚災害に晒されている訳ですから、地震予知の技術があるのなら、まずはこの地方のために役立ててもらいたいものです。復旧までの道は険しいですけど、被災地には、何とか立ち直って欲しいものです。機会があれば私も、カンパなど、協力したいと思っております。
2007.07.16
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5月に結婚した秋田県湯沢の友人から、お中元が届きました。彼は毎年律義にお中元を送ってくれる律義ぶりなんですが、その品目も毎年変わるので、その辺でも「今年は何を送ってくれるのだろう?」との楽しみがあったりします。今年のお中元は、日本酒と稲庭うどんのセットでした。有り難いです。本当に。ちなみに、日本酒の銘柄は、秋田木村。湯沢の日本酒と言えば両関と爛漫(秋田銘醸)が双璧であり、他県人の私にはあまり馴染みのないメーカーではあります。でも、味の方は、湯沢の酒でもナンバーワンじゃないかと思っています。日本酒(というか、醸造用糖類?)特有の甘ったるさがなく、飲みやすい口当たり。日本酒が苦手な私ですが、これならスイスイ飲めます。そう言えば、友人の結婚式の時にも、2人で1本空けてしまったっけ(笑)日本酒どころかアルコール類全般が苦手な妻も、「クセのない味だよね」とか言いながら飲んでいました。もうちょっと、知名度があってもおかしくないお酒だと思います。
2007.07.14
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俗に言う「奥州三名湯」は、飯坂(福島市)、秋保(仙台市太白区)、鳴子(宮城県大崎市)のことですが、このテの「奥州三○○」は他にもバリエーションがあって、東山(福島県会津若松市)、上山(山形県上山市)、湯野浜(山形県鶴岡市)の「奥州三楽郷」、信夫(福島市)、白布(山形県米沢市)、蔵王(山形市)の「奥州三高湯」なんてのがよく登場します。しかし、揃いも揃って南東北ばかりが選ばれるよな… と偏在ぶりが気になるところですが、よくよく考えてみると、それ以前におかしな点があったりします。そもそも山形県って「奥州」でしたっけ? 違いますよね。旧国名は「羽前」あるいは「出羽」で、奥州(陸奥、陸中、陸前、岩代、磐城)とは関係がありません。にもかかわらず、「奥州」あるいは「みちのく(陸奥)」が東北地方全体の代名詞として使われるケースは、後を絶ちません。例えば旧国名が羽後であるはずの秋田県仙北市角館なんか「みちのくの小京都」と呼ばれていますしね。このように呼ばれてしまうことに対し、当の山形や秋田の人はどう感じているのでしょう? 抵抗感とかないのかなぁ?
2007.07.12
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今日、「白くま」を食べました。何年ぶりかなぁ? 美味しかったです。私は基本的に冷菓はバニラのアイスしか食べない偏食ぶりなんですが、白くまだけは別格。やっぱり、鹿児島の郷土菓子という部分に引かれちゃうんでしょうね。一度でいいから、本場の白くまを食べてみたいなぁ。今日食べたカップものじゃなくて、天文館あたりの喫茶店できちんと作っているやつ。やっぱり甘いのかなぁ? 以前中洲でとんこつラーメンを食べた時に「東日本で食べるとんこつラーメンと違って意外にあっさりしている!」という印象を持ったのですが、鹿児島の白くまも、地元ならではの食感があるんじゃないかと、期待してしまいます。でも、鹿児島は遠いなぁ… 福島からだと、飛行機を使ったとしても軽く半日は吹っ飛んでしまいそう。白くまだけを目当てに訪れるには、あまりにも離れすぎています。
2007.07.01
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渋谷の温泉施設で起こった爆発事故の原因は、地下に溜まっている天然ガスが噴出したからですよね。それにしても首都圏の地下が「南関東ガス田」と呼ばれる天然ガスの埋蔵地帯だったなんて、今回の事故で初めて知りました。温泉といえば地下数百メートルから千メートル以上を掘削するケースが多い訳ですが、今回の事故があった施設以外でも、お湯と一緒に危ないものまでほじくり出している所は結構あるんじゃないかなぁ? 怖いですよね。あと、特に都市部の天然温泉に関して言えば、地盤沈下の心配もありますよね。実際、南関東ガス田が千葉県南部などを除けばそれほど積極的に掘削されていないのは、地盤沈下の心配があるからだと言うし。こうして考えると、「天然温泉」とか「スパ」という響きは、自ら危険な施設だと名乗っているような気すらします。よく考えてみれば当然のことなのですが、それを強烈に印象付けてしまった今回の事故、という感じですね。
2007.06.20
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今度の早朝散歩は、17日の日曜日を予定しています。行き先は、本宮駅から旧白沢村(現本宮市)を経由して、旧岩代町(現二本松市)の中心地である小浜まで。10キロちょっとの行程です。小浜をはじめとする安達地方東部は戦国時代の城跡が多く残る地域ですが、正直言って、そういうのにも興味ないしなぁ… 強いて言えば、「小浜」という地名には、興味があるかな? 阿武隈高地の只中にある町なのに、何故「浜」なんて字が使われているのか興味津々。その理由を推察するだけでも、現地を拝む理由は、大いにあると思います。この小浜に限らず、山の中にあるにも関わらず海洋を連想させる地名が残されているケースって、結構ありますよね。比較的有名なのが、長野県南佐久郡を走る小海線。日本で一番標高が高い地点を走る鉄道として知られていますが、線名の由来となった小海をはじめ、「海」の字がつく駅が多いんですよね。どういう訳か。佐久海ノ口、海尻、小海、海瀬。狭い範囲に「海」の字のつく駅がなんと四つ! 山深い地域なだけに、これらの駅名の起源となった地名の名付け親は、「海」というものをどのように心得ていたのか? 地図を眺めていただけでは謎は深まるばかり。この地域も、やはり実地見聞してみたいなとの誘惑に駆られるのであります。
2007.06.14
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昨日のことになりますが、山形の支店に勤める従業員から、問い合わせの電話を受けました。「あのぉ、私の振込先の銀行が変わったんですけどぉ…」聞くと、これまで振込先に使っていた山形しあわせ銀行が殖産銀行と合併し、今月7日より「きらやか銀行」としてスタートしたとのこと。そう言えば、先日乗った山形新幹線の車中からも、真新しい看板を掲げた店舗がいくつかあったっけ。第二地銀とはいえ店舗数は実に117! これは、山形銀行(79店)、荘内銀行(74店)の両地銀を抑え、山形県内にある金融機関ではトップの数字です。それにしても、逆に驚かされてしまうのが、山形県内にある銀行の数の多さ。山形市に本社がある山形銀行、鶴岡市に本社がある荘内銀行に加えて、山形しあわせ、殖産の両第二地銀があった訳ですから。人口120万人あまりの小県(失礼!)にしては破格の多さだと思います。人口が2倍近い宮城県では銀行は七十七(地銀)、仙台(第二地銀)の2行のみ。宮城県と人口に大差がなくしかも山形県の1.5倍の面積を有する福島県も、東邦(地銀)、福島(第二地銀)、大東(第二地銀)の3行ですからね。群雄割拠な上に今後の人口減少を考えると、合併は必然の選択だったのかもしれませんね。とにもかくにも、新生きらやか銀行の躍進を、期待しております。
2007.05.16
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昨日のことになりますが、子供同士が親しくしている近所の方から、新潟市のマリンピア日本海までクルマで出かけてきたということで、ちょっとしたお土産を頂戴しました。自宅近辺からだと宮城県の松島水族館の方が距離的には圧倒的に近いし、また福島県内にもいわき市小名浜にアクアマリンふくしまがありますが、これらの水族館はたどりつくまでの道路状況にやや難があるので、高速道路とのアクセスが良いマリンピアの方が、行きやすいスポットのようです。新潟って、高速道路のICが市街地の至近にあるから、クルマで行くには結構便利な所なんですよね。難点は旧市街が一方通行の道路ばかりであることですが、それ以外の所は総じて道幅も広く、走りやすいです。また、「魅せる」点でも、松島、アクアマリンに比べて、マリンピアには一日の長があるような気がします。松島は園内の照明が暗い点、アクアマリンは飼育動物のアトラクションが皆無な点がマイナス要因。マリンピアは照明も明るいし、何よりイルカのアトラクションが豪快! イルカだけでも、見に行く価値は十分にあると思います。
2007.05.07
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今日、ウィキペディアで、かつて南樺太に存在した自治体のページをいろいろと見ていました。内地から見て北海道の更に奥にあるから原野ばかりが続いているのかと思いきや、中心都市だった豊原(現・ユジノサハリンスク)をはじめ、港湾都市、炭坑都市、製紙工業で栄えた町など、結構多くの町があったのには驚かされました。緯度が高すぎるから農業には向かない土地柄なんでしょうが、それなりに開発は進んでいたようです。発展の余地がまだまだ残されていただけに、1945年に日ソ中立条約を一方的に破棄してこの地に進攻したソ連軍を、ちょっと憎みます。もし今も樺太が日本領だったらどうなっていただろうか、と、ここでふと考えます。南樺太は四国よりも面積が大きくかなり広い地域だから豊原はちょっとした地方中枢都市並みの規模には成長していたかな? また、北海道との間に海底トンネルを掘るなんて事態にはまだならないだろうから、北海道北端の稚内と南樺太南部の大泊との連絡船が健在で、両都市は今以上に栄えていたかな? いや、飛行機の路線網の発達があるから、一時期は栄えていたとしても今は地盤沈下しているかな? とか、いろいろ考えてしまいます。その一方で、あまり良くないこともあるだろうなぁ、と思ったりもします。内地や北海道と同様に林業や製紙業、あるいは鉱業の不振が襲っただろうから大規模な人口流出があったかもなと思うし、北緯50度ラインでロシアと陸上で国境を接しているから警備の問題もあるでしょう。北端の敷香あたりでは米軍の大規模な駐留が見られたかもしれません。また、南樺太にはアイヌとは別の系統に属する先住民族・ウィルタや、戦時中の労働力不足の時期に働きにやって来た(あるいは連れてこられた)韓国人・朝鮮人が多数居住していたから、民族をめぐる問題が恐らく顕著になっていたでしょう。それでも、現在の「日本領・南樺太」を考えるのは、それなりに面白いです。やっぱり他地域に比べると「可能性」はかなり感じますものね。
2007.04.12
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最近、駅などで、置賜さくら回廊のポスターが目立ちます。旧米沢藩のべにばな、長井市のあやめ、川西町のダリヤなど花の名産品には事欠かない山形県南部ですが、桜の名所もいろいろあるとは全然知りませんでした。その中でも特にクローズアップされていたのが、長井市伊佐沢の久保桜。調べてみると、道路地図にも載っているぐらいの有名な桜のようです。ところで、伊佐沢といえば、その昔読んだ歴史の教科書で、大恐慌の頃役場に「娘売ります」という貼り紙を出していたのが確かここだったと記憶しています。写真に添えられた説明文には「大恐慌の影響で東北では『娘売ります』という貼り紙を出す村まであった」といった類の文章が載っていたかなぁ? 東北=農村=貧乏的なイメージが固定化されたみたいでちょっと嫌な気分がしましたね。地図で見る限りでは、伊佐沢って、長井の街から真東に3キロほどしか離れていないにも関わらず行くにはちょっとした峠を越えなければならないいわゆる中山間地域。その点では、標準的な東北の農村よりも元々の地理的条件が悪かった可能性が高いですし、逆にいえば、東北以外の中山間地域でも、伊佐沢と似たような状況はあったんじゃないかなぁ? と推察します。そういえば、山形県南部には、映画の舞台になった中山間地域も多いですね。「山びこ学校」の上山市狸森(むじなもり)、「ニッポン国古屋敷村」の上山市古屋敷、「わらびのこう」の飯豊町中津川… どうしてでしょうね(笑)
2007.04.02
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空港アクセスの話を書いていたら思い出しました。5月に秋田県湯沢で行なわれる友人の結婚式の件で、北海道室蘭に住んでいる別の友人から、「室蘭から秋田に行くにはどの空港を使えばいいんだい?」って訊かれてたんだっけ。確かに難しい問題です。秋田県だから秋田空港を使えばいいという単純な話じゃないんですよね。秋田空港は湯沢とは80キロぐらい離れているし、新千歳空港とを結ぶ便も1日2本しかありません。となると、距離的には離れているけれども新千歳便が1日10本飛んでいる仙台空港を利用した方が便利なんじゃないか? と友人は考えたようです。こういう話って個人的には大好き(笑)なので、一応調べました。で、その結果。結局、秋田空港からの方が便が良さそうなんですよね。ただし、秋田空港からの公共交通機関(バス)のアクセスは湯沢とは逆方向の秋田市方面にしかないので、空港の最寄駅である奥羽本線和田駅までタクシーで行き(所要時間10分弱)、後は電車を使うというパターン。タクシー代がちょっと勿体無いチョイスではあります。空港へのアクセスって、結局のところ、県庁所在地へのアクセスが最優先されますよね。それはもちろん採算性の問題もあるでしょう。秋田空港にも以前は由利本荘市方面へのバスが走っていましたが、利用が少ないので廃止されたという経緯があるようですしね。湯沢の近くの横手に本社がある羽後交通あたり、どうにかしてくれないものかなぁ?(ちなみに、秋田市~秋田空港間のバスは、秋田市に本社がある秋田中央交通の運行)また、和田駅がどんな駅なのかも、個人的にはちょっと気になります。旧河辺町(現・秋田市)の中心となる駅ではありますが、伊達、桑折、藤田といったうちの近所の「町の中心駅」のことを考えると、淋しそうな小駅のイメージが湧いてしまいます。行きの時はまぁいいとして、帰りの時にタクシーは拾えるんだろうか? ちょっと心配になってしまいました。
2007.03.18
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小沢一郎の地元でもある岩手県南部は、市町村合併がドラスティックに進んだ地域でもあります。合併の結果、村は完全に消滅。合併せずに残った町も、金ヶ崎、平泉、藤沢、住田の四つしかありません。商工業が発展し財政的には他町村より余裕のありそうな金ヶ崎、全国的に有名な観光地である平泉が単独町制の継続に踏み切ったのはある程度わかりますが、東磐井郡全体が一関市との合併を選択した中で多額の債務を抱え単独町制の道を当分歩まざるを得ない藤沢や、合併しようにも合併相手(陸前高田市)がいまいち頼りない住田は、果たしてどこまで頑張れるか。先行きが注目されます。この四つの町、宮城県本吉町との境界を有している藤沢を除いて、隣接している自治体がいずれも市なんですよね。金ヶ崎は奥州市と北上市、平泉は同じく奥州市と一関市にそれぞれ隣接していますが、すごいのが住田で、奥州、一関、陸前高田、大船渡、釜石、遠野の六市に隣接。隣接する自治体がすべて市、しかも六つもあってかつ自らは町という自治体は、あまり聞いたことがありません。日本全国探してみれば、住田のような自治体もあるのかなぁ? さすがに探す暇はありませんが、どなたか見つけたら、教えて欲しいです(笑)
2007.02.20
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一昨日の日記で四十九院(つるしいん)という難読地名のことを取り上げましたが、このテの「数字系難読地名」って結構あるんですよね。昨日ネットで検索してみたら、出るわ出るわ(笑)ちょっと紹介してみましょう。一口(いもあらい 京都府久御山町)一名代(てんなす 沖縄県大宜味村)一尺八寸山(みおうやま 大分県日田市)六合(くに 群馬県六合村)八神(ねりがみ 岡山県美咲町)上八(こうじょう 福岡県宗像市)十二月田(しわすだ 埼玉県川口市)十六島町(うっぷるいちょう 島根県出雲市)十八成浜(くぐなりはま 宮城県石巻市)十八女町(さかりちょう 徳島県阿南市)十九淵(つづらふち 和歌山県白浜町)廿里町(とどりちょう 東京都八王子市)廿木(はたき 山口県岩国市)廿五里(ついへいじ 千葉県市原市)二十六木(とどろき 秋田県由利本荘市)(東・西)四十物町(あいものちょう 富山県富山市)四十八願(よいなら 栃木県佐野市)すごすぎるなぁ、これ! 十二月田とか十八女町は教えてもらえれば何となく納得できるけど、十六島町は全然見当もつかないですよね。
2007.02.19
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柳澤厚労相って、静岡3区の選出なんですよね。静岡3区ってどのような地域か調べてみたら、掛川市、袋井市、磐田市を中心とした地域。静岡~浜松間のやや浜松寄りになります。静岡県の小選挙区って、県庁のある静岡市の葵区、駿河区が1区で、その西隣の焼津市、藤枝市、島田市を中心とした地域が2区。そしてその西側にある先述の3区となる訳ですが、更に西側の浜松市は、どういう訳か7区及び8区なんですよね。ちなみに4区は、静岡の東隣の静岡市清水区や富士宮市を中心とした地域。その更に東の富士市や三島市を中心とした地域が5区で、県の東端・伊豆半島の大部分に何故か沼津市が加わった地域が6区、そして一気に西に飛んで浜松市の7・8区となる次第。小選挙区の順番の配列なんてこれまで考えたことがなかったけれど、静岡県の例を見ると、整然とはしてないんですね。それにしても、静岡から西に向かって1区、2区、3区と進んできているのに、どうして4区で静岡市の東に反転するんでしょう? なんだか浜松が不当な扱いを受けているような気さえしてしまいます。
2007.01.31
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今年のセンバツの21世紀枠に都城泉ヶ丘高校が選出されました。なんでも、東国原知事の母校だとか。都城では一番の進学校だというけれど、まさに話題性の選出ですよね。数年前にも蓮池薫さんの母校の柏崎高校が21世紀枠に選ばれたことがありましたけど、都城泉ヶ丘も、東国原知事が誕生しなければ、果たして選出されていたかどうか? この辺の選出事情は、紅白歌合戦の出場歌手選出にも似通ったものがあるかもしれません。ところで、都城泉ヶ丘で思い出したのが、同じ都城市内にある都城高校の存在。長らく公立高校だと思っていたのですが、ここ、私立高校だったんですね。ここ数年はご無沙汰していますが、かつては甲子園の常連校。84年だったかなぁ? 左腕の田口投手と今もファイターズで現役を続ける田中幸雄内野手を擁してKKコンビのPL学園と死闘を演じた記憶が残っています。果たして、都城泉ヶ丘は、センバツでどのような活躍を見せてくれるのでしょうか? 21世紀枠の高校はたまに大化けして上位進出することがあるし、好勝負を見せて欲しいものですね。
2007.01.27
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さっきニュースで見たけど、そのまんま東が宮崎県知事選で当選したんですって?いろんな意味ですごいな~ というのが第一印象です。そのまんま東といえばスキャンダラスなイメージがありますけど、マラソンや大学への再入学など、自分を追い込んで行動する点では定評のある人。今回の県知事選出馬も単なる売名行為ではなく思うところがあってのことでしょうし、彼の長所が生きれば意外にしっかりした県政の運営ができるんじゃないかとも思うんですよね。ただ、それには県議会の協力が絶対不可欠。恐らくオール野党になるでしょうから、その辺の駆け引きが大変そうですね。東と同じくタレント的な立場から知事に当選した青島幸男や田中康夫は(本人の県知事としての資質は別問題として)議会との対立で神経をすり減らした一面がありますしね。まずは副知事選任からもめたりとかしないかなぁ? あと、やっぱり女性問題も、起こしたりしないかなという懸念があります。離婚して今奥さんがいない訳ですからね。どこかで羽目を外してしまい横山ノックのように辞任なんてオチになったら、笑うに笑えません。選挙期間中の東は、タレント時代とは違った真剣な表情だったし、それなりに好感が持てました。その初心を忘れないで、公約通りに、宮崎県のために頑張って欲しいものです。
2007.01.21
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数日前の話ですが、電話で山形県の「寒河江」という地名をよどみなく話したら、山形県出身の同僚に「よく読めますね」と言われてしまいました。確かにまったく知らない人にとって「寒河江」は読みにくいかもですね。でも、同じ山形県の地名ならば寒河江のちょっと西にある大江町「左沢」とか県北端の真室川町「及位」、あとずっと前にこの日記でも紹介したことがある山形市の「山家」や鶴岡市の「手向」あるいは同じ鶴岡市にある「文下」のほうがよっぽど読みにくい。こうして見ると、山形県って難読地名の宝庫なんじゃないかと思います。もっとも、山形県の人から見たら、これらの地名は読めて当たり前なのかも知れません。逆に私の住んでいる福島県「桑折」が読めないかも。福島県にも、難読地名は結構ありますね。かつては自治体名だった福島市の「信夫」、郡山市の「安積」、いわき市の「勿来」、伊達市の「霊山」あたりでも、読めない人は読めないでしょう。かく言う私も、実は群馬県の「佐波郡」(2005年まで山口県にあった「佐波郡」とは読みが違います)が正確に読めなくて当地出身(しかもその時点での住所が「佐波郡東村大字上田」だったのだ。皆さんは読めるかな?)の知人を不機嫌にさせた経験があったりします。難読地名の読み方には特段のマニュアルがあるわけではなく、もう勘と慣れで読んでいくしかないんですよね。※本文中の難読地名には、あえてふりがなをつけておりません(笑)
2007.01.20
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不二家のニュースが毎日のように世間を騒がせていますが、この「不二家(屋)」という社名、件の不二家と資本関係がまったくない企業や商店が結構あるんですよね。googleで「不二屋」と検索すると、こんな調子で出るわ出るわ。私の地元・福島県伊達市にある不二屋食品などは、同じ洋菓子製造業ということもあってか、ホームページにて不二家と無関係であることを強調してたりします。不二屋といえば、郡山に本社を置く洋菓子製造業の三万石も、以前は三万石不二屋と言ってました。やはりここも、件の不二家とは無関係の企業です。まぁ、「不二」には「二つとないほど優れた」なんて意味合いもあるから、多くの企業や商店が好んでつける傾向があるんでしょうね。でも、この三万石に限って言えば、「不二屋」以外にも、どうして「三万石」なんて名前がついているんだろう? という疑問が、個人的には残っています。三万石と名のつく企業や商店を調べてみると、広島県三原市(浅野家三万石の城下町)の三万石せんべいとか長野県茅野市(隣の諏訪市が諏訪家三万石の城下町)の割烹旅館三万石など、いずれも地元の封建領主に由来しているんですね。ところが郡山の場合はそもそも城下町ではないし、近隣の城下町も二本松は丹羽家十万石、三春は秋田家五万石で、全然三万石じゃない。強いて言えば福島が板倉家三万石の城下町でしたが、福島市をイメージさせる名前を郡山市の企業がわざわざつけるだろうかとも思います。三万石のホームページを見ても、社名の由来や会社の沿革は書いてないしなぁ… どうして三万石なんて名前になったのか、誰かご存知ないでしょうか?
2007.01.19
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我が家から一番近い水族館は、宮城県松島町にあるマリンピア松島水族館です。距離は高速道路(東北自動車道~仙台南部道路~仙台東部道路~三陸自動車道)経由で約90キロ。電車で行っても仙石線の松島海岸駅の駅前だから、行きやすさでは間違いなくNo1でしょう。でも、マリンピア松島水族館の状況は、福島県ではほとんど流れません。施設が老朽化して運営の危機に瀕していることも、こっちではほとんど知られていないんです。その代わりと言ってはなんですが、いわき市にあるアクアマリンふくしまの情報はいくらでも入ってきていて、ともすればこちらの方が、我々にとっては身近な水族館だったりします。ところが、我が家からアクアマリンふくしままでの距離は、東北自動車道~磐越自動車道経由で約150キロ、松島水族館より60キロも遠いんです。しかもアクアマリンふくしまは公共交通機関の便があまり良くありません。我が家から150キロといえば、栃木県大田原市のなかがわ水遊園も、実はそのぐらいの距離の位置にあったりします(東北自動車道経由)。大田原といわきが同程度の距離という感覚は我々にはないので、意外な感じもします。あと、山形県鶴岡市の加茂水族館が、我が家からだと180キロ程度の距離にあります(山形自動車道経由)。山形県でも内陸の置賜や村山と違って月山を隔てた庄内は遠いところというイメージが強いので、これまた意外な印象。余談ですが、新潟市中央区のマリンピア日本海も、国道113号線経由だと、我が家から180キロ程度の位置にあります。もっとも、福島と新潟とを最短到達時間で結ぶルートは東北自動車道~磐越自動車道経由で、こちらだと約210キロになるんですけどね。とにもかくにも、実のところ、なかがわ水遊園も加茂水族館も、我が家からの到達時間という面では、アクアマリンふくしまとそんなに変わらないんですよね。でも、これらの水族館の情報は、やはり福島では入手が難しい。県という存在は距離感覚を歪めてしまうのかなぁ?
2007.01.16
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どういう事情でか妙に気になって、ペヤングソースやきそばのことを調べていました。東日本ではCMが流れない日がないほどの有名企業なのに、ここ、なんと公式ホームページが存在しないんですよね。いや、厳密には存在するのですが、なんと工事中! この中途半端なスタイルが、また笑えます。そう言えば、「ペヤング」って、商標名であって企業名ではないんですよね。ここの企業名は「まるか食品」と言います。「サッポロ一番」ブランドの食品会社の名前が「サンヨー食品」なのと同じなんです。ちなみに、まるか食品とサンヨー食品は、共に群馬県で創業したという共通項があります。サンヨー食品は後に登記上の本社を東京に移しました(ただし、実質的な本社機能は現在も前橋市にある)が、まるか食品は現在も伊勢崎市に本社を構えています。伊勢崎市で起業した企業といえばベイシアグループ(いせや→ベイシア、セーブオン、ワークマン、カインズホームなど)が知られてますが、ペヤングは意外だったなぁ。ところで、ペヤングのCMといえば、現在は立川志の輔と山田隆夫が出演していますが、昔出演していた四角い顔の落語家って何て名前だったっけ? 顔のインパクトは強烈でしたが名前がなかなか思い出せませんでした。ネットで一応調べてみたら、桂小益(現・桂文楽)とな。顔と名前がなかなか結びつきません。
2007.01.14
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今日は通勤電車が信号トラブルか何かで遅れたため、仙台駅に45分遅れで着きました。仕方なく、仙台駅東口からタクシーを飛ばして会社に行った次第。痛い出費だなぁ(涙)ところで、今回の本題はその話ではなく、タクシーの車中から見えた北海道銀行についての話。北海道銀行の仙台支店って、仙台に支店を置く都銀、地銀の中で唯一、仙台駅の東側にあるんですよね。他の銀行は青葉通とか広瀬通とか繁華街に程近い仙台駅西側の大通りに面しているのに(例えば、旧北海道拓殖銀行(拓銀)の仙台支店は、広瀬通と東二番丁通りの交点にあった)、何故か道銀だけが東口に所在。西口に比べて地代が安いからかなぁ? それにしても、利用者にとってはやや不便な立地じゃないかと思うんですが。そうそう先ほど「道銀」と言いましたが、この通称も変ですよね。北海道大学は「北大」、北海道電力も「北電」(一部に「道電」という人もいるようですが…)あとホクレンが元々「北海道信用購買販売組合聯(連)合会」だったことを考えると、なぜ北海道銀行だけが「道銀」なのか、よくわからないんですよね。現在においては北洋銀行が「北銀」と称しているので、北海道銀行が「道銀」と呼ぶのはそれなりに妥当性がありますが、北洋銀行は元々相互銀行だったし、普銀転換前から北海道銀行の通称は「道銀」だった模様。となると、考えられるのは、拓銀の存在かなぁ? 拓銀は北海道に本社を置きながら首都圏にも積極的に進出していたし、区分上も地銀ではなく都銀でしたものね。逆に道銀はコテコテの地銀。だから地元密着の銀行とであることを強調するために敢えて「道銀」と呼んだのか? 真相はわかりませんが、いろいろ推察するのは楽しいですね。
2007.01.12
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今日の高校サッカー決勝で、盛岡商が優勝しましたね。東北勢としては1966年度の秋田商以来、40年ぶりの優勝です。きっと、明日の河北新報あたりは大々的に紙面を割くんだろうなぁ。東北地方は高校生のスポーツが弱い地域だと昔から言われてきましたが、調べてみるとそうでもないんですよね。それって、20年ほど前の高校野球の状況からくるイメージだと思うんです。ラグビーは秋田工、男子バスケは能代工、女子バレーは古川商(現・古川学園)が一時代を築いているし、県外、いや国外からの留学生も多すぎて若干嫌気もさしますが、青森山田、東北、仙台育英あたりは複数の種目で全国レベルの活躍を見せています。だからこの辺は、東北人はもう少し自信を持って良いと思うし、他地域の人は誤解しないで欲しいなとも思うんです。それにしても、今年は盛岡商の優勝ということで、東北のスポーツ界にとっては幸先がいいですね。他の種目でも、続いて欲しいもの。何と言っても全国制覇して欲しいのは、やっぱり野球でしょうかね。とりあえず、地元出身者がエースの仙台育英にちょっぴり期待です。
2007.01.08
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今秋発売された「週刊現代」の巻末グラビアに、城下町の小特集が掲載されていました。紹介されていたのは会津若松、松本、金沢、松山の4ヶ所。いずれも個性溢れる街です。この4都市の中で特に行ってみたいのは、松山かな? 松山駅から路面電車に乗って道後温泉まで行ってみたいです。でも、情けないことに、松山で知っている事柄と言えば、それぐらい。繁華街や歓楽街の名前も知らないし、領主の名前もよく知らない(加藤嘉明なんて「週刊現代」の記事で初めて知った)。名物料理も全然分からないし(伊予柑とかポンジュースは料理じゃないですもんね)、ここで行なわれる祭りの名前も聞いたことがないんです。四国最大の人口を誇る50万都市にしては、情報がなかなか入ってこないんですよね。いや、四国でも、高松の讃岐うどん、徳島の阿波踊り、高知のよさこいぐらいは、いくら私でも知ってます。ただ松山となると、これらに匹敵するものが、どうしても出てこない。う~ん…でも、自分にとってそういう街であるからこそ、行ってみたいなという思いは、他の街よりも強いのかもしれません。これも私でも知っていることですが、松山は正岡子規をはじめ多くの文人を産んだ地。その雰囲気も、肌で感じられたらと思うんです。
2007.01.06
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秋田県といえば、今の時期はもう積雪があるんですよね。同じ東北でも太平洋側は積雪なんてまだまだ先の話だから、ずいぶん不平等というか、差がありますよね。でも、秋田県には、横手のかまくらをはじめとした「雪祭り」の文化が根づいています。これは逆に、太平洋側には見られない風習ですね。横手のかまくらには、1998年に訪れたことがあります。あの時は、友人のつてで湯沢のホテルに宿を確保し、その友人の運転するクルマで横手まで連れてってもらいました。パンフレットあたりで見るかまくらは非常に幻想的に見えますが、実物もイメージに違わないですね。普通は、実物の方が大したことなかったというオチになりがちなんですが、横手は違いました。あ、そうそう、この時ついでに湯沢の犬ッコまつりも見てきたんですが、こちらはパンフレットと実物にいささか差がありましたね(笑)来年の2月にも、また大々的にかまくらが行なわれるんでしょうか。もう一度、訪れてみたいものです。子供を連れていくと喜ぶかな?
2006.12.24
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今日、北海道は標茶町のお客様へ荷物を送った際の宅配便の伝票の控えを見て驚きました。お届け先の電話番号が「015-485-XXXX」となっているではないですか。あれ? この辺って市外局番3桁になったのかな? それとも起票者の書き間違いかな? と思いながら正解をネットで検索してみると、またまたびっくり! なんと、標茶とその隣の弟子屈町だけが、昨年の6月から市外局番が「015」の3桁だったんですね。それにしても何故? 同じ「015」地域の中心都市・釧路は「0154」、帯広は「0155」と未だ市外局番は4桁のまま。というか、北海道は総じて市外局番の3桁化が遅れていて、旭川も函館も市外局番は未だ4桁だし、逆に3桁の地域は札幌近辺の「011」しかなかったはず。それがこれまで「01548」と5桁の市外局番だった標茶・弟子屈がいきなり3桁化とは… 「市街局番3桁の地域は地方の中核都市周辺」という常識をもぶっ壊す変更ではあります。考えてみると、「0154」で始まる市外局番の地域は、「0154-2~6,9」が釧路市(旧音別町を除く)及び釧路町、鶴居村、「01547」の地域が白糠町及び旧音別町だから、標茶や弟子屈が「0154」になっても新しい局番が割り当てられる余地が殆どないんですよね。逆に思い切って「015」と3桁化すれば、現在空き番になっている「015-9」の番号が使えますしね。※未だ市外局番5桁の地域が多く残る北海道ですが、今後はこの標茶・弟子屈のようにドラスティックな「市外局番2階級特進」が各地で見られるかもしれません。※「015」で始まる市外局番の大まかな地域割は、下記の通り。0152…網走支庁東部(網走市、美幌町、斜里町、北見市(旧常呂町)など)0153…根室支庁全域及び釧路支庁東部(厚岸町など)0154…東部を除く釧路支庁0155…北部を除く十勝支庁0156…十勝支庁北部(足寄町、士幌町、新得町など)0157…網走支庁中部(北見市(旧常呂町を除く)、置戸町など)0158…網走支庁北部(紋別市、遠軽町、雄武町など)
2006.11.22
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前の日記で福武書店がベネッセコーポレーションに社名変更したことをチラッと書きましたが、ベネッセって、岡山に本社があるんですよね。岡山に本社のある企業でセンセーショナルな社名変更といえば、思い出すのがトマト銀行。もう20年近く前の話ですが当時は奇異の目で見られたなぁ。今でこそ銀行は合併続きの都銀を中心に銀行らしくない名前が相次いでいますが、そのはしりと言っていいネーミングです。他にも、岡山県に本社のある有名企業って、妙に味があるというか、個性的な企業が多いような気がします。ベネッセ、トマト銀行の次に思い出すのが、菓子製造のカバヤ食品ですか。ジューシーなんてもう何十年も口にしてませんけど(笑)このカバヤといい、ベビースターラーメンのおやつカンパニー(三重県)といい、よっちゃんいかのよっちゃん食品(茨城県)といい、駄菓子業界は地方の企業が頑張ってますよね。紳士服のはるやま商事も面白い。お隣広島県は福山に本社を置く青山商事と競うようにして店舗網を全国に広げていったこの企業、どういう事情かこの会社は、私の住む東北地方では「紳士服のマスカット」の名前で出店しているんですよ。マスカット… いかにも岡山らしいネーミングですね。そう言えば、ここのCMに昔出演していた押坂忍も、岡山出身じゃなかったっけ?地方らしさがにじみ出ているといえば、クラレやクラボウなんてのもありましたね。元々の社名が倉敷レイヨン、倉敷紡績です。なお、工具製造のリョービも旧備前国、備中国に位置し「両備○○」と名のつく企業が多い岡山県の企業っぽい響きですが、残念ながらここの本社は旧備後国の広島県府中市にあります。あと、意外に全国的な知名度のある企業としては、苫田郡鏡野(かがの)に本社がある山田養蜂場も挙げられますね。「♪ミツバチ ミツバチ ミツバチ」と自社のフリーダイヤル(0120-383838)を連呼するCMは、東北でもお馴染みです。ベネッセからスタートしたので再び教育業界(?)に戻ると、英会話のイーオンも、本社は岡山にあるんだとか。それにしても、調べてみると色んな企業があるものですね。驚きました。
2006.11.16
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源義経の大河ドラマが放映されたのを機に義経にゆかりのある市町村が会して一昨年から開催されている「義経サミット」というイベントがあります。でも、参加した市町村の顔ぶれを見ると、、妙なのが混じっていたりするんですよね。例えば、滋賀県竜王町で開催された第1回義経サミットの参加市町村と義経との関連を列挙していくと、こんな感じ。山口県下関市 壇の浦の戦い(義経の船から船への飛び移り敵をかわす) 香川県高松市 屋島の戦い(那須の与一が扇の的を射落とし) 奈良県吉野町 吉水神社、義経隠れ塔、静御前舞塚等(義経・静御前の悲話) 石川県小松市 安宅の関「義経・弁慶・富樫の大銅像」 神奈川県鎌倉市 腰越状(兄頼朝の怒りを解くため書状を出し頼んだ) 神奈川県藤沢市 義経の首塚 白旗神社「義経公鎮霊祭」 岩手県平泉町 中尊寺(義経が藤原秀衡のもとで成長する)、高館義経堂(兄頼朝に追われ、妻子とともに持仏堂で自害する) 北海道平取町 義経神社、義経公園、義経資料館(蝦夷地に渡る「カムイ義経」) 滋賀県竜王町 義経元服の地「鏡の宿」(義経元服の池、烏帽子掛松、元服の盥、鏡神社) 史実と伝説とがごっちゃ。「自害」した平泉町に「首塚」のある藤沢市があるにもかかわらず、「平泉で死なず蝦夷地に渡った」との伝説を持つ平取町があるのだから、ある意味笑えます。今から800年も前となると、史料も少ないからどうしてもそうなってしまうんでしょうね。私の地元でも義経と何の歴史的関係もないのに「義経まつり」なるイベントを毎年開催している町がありますが、そのテの自治体は、探せば数限りなくありそうな気がします。
2006.11.04
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首都圏を中心に店舗展開している「OK」というスーパーがあります。今日の昼休みに暇潰しにこのスーパーについて調べてみたんですが、不思議ですね。公式サイトが存在しないんです。店舗数が40以上ありまたそれなりに知名度のあるスーパーにしては、珍しいことだと思います。よく考えてみると、OKって、CMも打たないんですよね。折り込みチラシは配っているらしいけどいわゆる特売もなし。ただOKの通常価格は他店の特売価格よりも安いことが多いようで、口コミでの顧客拡大を図ってはいる感がありますけどね。ちなみに、OKの創業者である飯田勧は、居酒屋「天狗」で知られるテンアライドの創業者・飯田保を兄に、セコムの創業者である飯田亮を弟に持つ、創業者兄弟の出身。テンアライドもセコムも東証一部上場を果たしているのを尻目にOKは未だ上場予定なし。広告面でも言えますが、情報公開に消極的な企業スタイルのようです。店舗についても、妙に安普請というか、こだわりが薄いですよね。他のスーパーのように駐車場を充実させる訳でもなく、街中でひっそりと運営しているような印象。例えばマンションの1階にあったりとかね。あと、70年代に廃業したボウリング場の建物を改装して開店させた、なんてケースも多いようです。でも、個人的に一番疑問に思っているのは、ほとんどの店舗が首都圏にあるのに、何故か仙台市内に離れ小島のように3店舗が所在すること。しかも青葉区一番町、太白区長町、宮城野区原町といずれも旧来からの市街地の商店街に。首都圏と違って仙台圏なら土地はまだまだ余っているし駐車場を充実させたSCタイプの店舗の建設が可能だと思うんですが、そうしないところがやっぱりOKのこだわりなんでしょうね。
2006.10.23
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今日、知人の所にお邪魔した時、お茶請けの菓子に群馬県は四万温泉で販売されている高原花まめというのが出てきました。大粒の花インゲンを甘く煮ただけのお菓子なんですが、これが美味しいこと! 甘いけど、これがお菓子にありげな毒々しい甘さではなく、あくまで自然な甘さ。一個ではもの足りず、二個、三個と食べたくなっちゃう一品です。「前に四万温泉に行った時に買って食べてみたら美味しくて、以後も電話で注文して取り寄せてるんですよ」とは知人の話。確かにそれだけの値打ちはあると思います。ところで、四万温泉ねぇ… もちろん行ったことは、ありません。というか、四万どころか草津にも伊香保にも行ったことがないんですよね。私の住む福島県と四万温泉のある群馬県とは隣接していますが、自宅から四万温泉に行くには栃木ないしは新潟経由の遠回りが必要ですからね。そんな行きにくい群馬県だからこそ、高原花まめの本場の四万温泉ってどんな所なんだろう? と逆に興味が湧きます。せめて四万と新潟県苗場とを結ぶ国道353号線が全線開通していればなぁ… そうすれば、行きやすくなるのに(笑)
2006.10.15
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我が地元・南東北の鉄道路線には殆ど乗ったことがあるんですが、未乗の路線もいくつかあります。調べてみると、会津鉄道・野岩鉄道を除いた全路線が盲腸線。終点の駅に用がなければ盲腸線には乗り辛いものがあるから致し方がない面はあるんですが、時間があったら乗りたいなという気持ちは、今でも持っています。特に気になって仕方ないのが、山形県内を走るJR左沢(あてらざわ)線と第三セクターの山形鉄道フラワー長井線の2路線。両路線とも寒河江や長井が終点だったらどちらもそこそこ大きい街だしタウンウォッチングを目的に乗り通すことができたんですが、現実には終点はその数キロ先にある左沢と荒砥。左沢、荒砥といっても他県人の私にはイマイチピンとこない町だし規模も小さいから、終点まで行こうという気がなかなか起きないんですよね。ちなみに、この両路線の終点・左沢と荒砥を鉄路で結ぶ計画も昔はあったそうで、もし開通していたら確実に乗っていたと思う(ついでに言えば、長井線の第三セクター化もなかったと思う)んですが、その計画も実現はもう不可能。左沢と荒砥の間は20キロぐらいだから無理をすれば歩けなくはないけれど(おいおい)、そんなことまでして乗りに行くのもなんだかなぁ…
2006.10.12
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「けいはんしん」という訓み方から連想される漢字は、普通「京都・大阪・神戸」を指す「京阪神」ですが、「京都・大阪・大津」を指す「京阪津」という表記もあることを、今日初めて知りました。「京阪津」。一体誰が使ってるんだろう? 少なくとも大阪の人は殆ど使ってないんでしょうね。イメージからすると、京滋(という広域名称もありますね)を中心に営業展開していた企業が大阪に進出して「京阪津」と言い出すようになったとか、大阪に通勤する滋賀の人たちがそういう表現を好んで使っているとか… いずれにせよ、ウチの地元で言うと郡山の人たちが「自分らは北関東の人間だ」と言い張るようなムリヤリ感が漂う表記ですよね。京阪津よりもすこしメジャーな表記に「京都・大阪・奈良」を指す「京阪奈」ってのもありますよね。今年の春に近鉄けいはんな線(何故にひらがな?)が開業してますます定着が図られそうな表記ですが、見てると大阪東部や奈良の人たちに多用されており、京都の側からは自発的に使われていないような気がします。近鉄の路線にしても京都府内は通らないし、「本当は『阪奈』でいいんだけど、京都府南部も範疇に含まれるし、語呂もいいから『京阪奈』にしちゃおうか」って雰囲気を、感じちゃうんですよね。
2006.09.22
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今日のトップニュースは「地価」でしたね。三大都市圏で16年ぶりに地価が上昇に転じるなどの話題もありましたが、何と言っても注目を集めたのは、北海道倶知安町の住宅地の地価上昇率が日本一となったこと。倶知安といえばその独特の地名の響きと、小樽を差し置いてどういう訳か後志支庁の支庁所在地となっていることでそれなりに知られた町ですが、こういう話題でクローズアップされるとは思いもしませんでした。なんでも、オーストラリアからのスキー客が急増して彼の地の資本によるリゾートマンションやコテージの建設ラッシュなんですって? 外国人観光客で賑わう町というのも、最近の日本では初めてのケースでしょう。外国から来る観光客といえば、アジア諸国からの観光客を真っ先に思い出しがちなんですけど、倶知安の場合はオーストラリアだった、というのがまた驚きです。ニュースでも言ってましたが、オーストラリアと日本とは時差がないし、ケアンズと千歳の間には直行便が飛んでいるし、雪の少ない彼の地の人々にとっては、訪れやすいスキーリゾート地なんでしょう。でも、ニュースの画像を見ていて、違和感というか、不気味さを感じたのもまた事実。我々はアジア諸国の人々に対しては過剰な危機感を抱きがちなんですが、白人に対してはそのタガが非常に緩くなる傾向があります。困ったことに、我々の側にはオーストラリア人がどのような考えを持った人たちなのか、正直なところ十分な知識がありません。ついこないだまで白豪政策なんてやってた国の人々だから、黄色人種の我々は少なくともナメられないようにした方がいいとは思うんですけどね。日本人とオーストラリア人、無用のトラブルを避けるべくお互い良く理解しあって、観光地・倶知安の更なる発展を目指して欲しいなと思います。
2006.09.19
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そう言えば、今年の高校野球で、富山県代表に福岡高校なんて学校が、出場してましたね。現在は高岡市となりましたが、「JR福岡駅」があることで知られる旧・西礪波郡福岡町からの出場です。富山からの甲子園出場といえば富山市か旧・高岡市からの出場が定番で、たまに新湊あたりが出場するぐらいだっただけに、新鮮な印象を受けました。甲子園で福岡高校と言えば、個人的には真っ先に思い出すのが岩手県二戸市にある福岡高校。岩手県勢では最多の夏の甲子園10回出場を果した名門で、かつてホエールズで活躍した欠端光則などのOBを輩出していますが、岩手でも最近は私立勢の台頭がすさまじく、1985年夏を最後に甲子園出場から遠ざかっています。今年も県大会では初戦敗退と振るいませんが、バンカラ風の応援に個性を感じるだけに、復活を期待したいところ。あともう一つ、埼玉県ふじみ野市にある福岡高校もまた、甲子園出場こそありませんが、妙に印象に残る学校です。現在イーグルスの二軍コーチを務めている星野おさむが、この高校のOB。現役時代の選手名鑑に「埼玉・福岡高出身」と出ていたので、あ、岩手以外にも福岡高校ってあるんだな、と思ったものです。二戸市の中心駅は1986年まで北福岡(現・二戸)、ふじみ野市の中心駅は上福岡と微妙に同名が避けられていますが、学校名はまったく同じというのが、面白いですよね。ちなみに、福岡の本家本元(?)福岡市にも、福岡高校はあります。なんでも、地元・九州大学に毎年100名を軽く超える合格者を輩出している進学校だとか。地元では文武両道を標榜する学校としても知られているそうですが、残念ながら野球部の活躍は、あまり聞こえてきません。上記3校に負けない活躍を、期待したいものですね。
2006.08.18
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東北地方の高校野球界では長年、宮城、秋田の両県が2強(と言っても全国的には弱いけど・苦笑)、岩手、福島の両県が中間で、青森、山形の両県が2弱、という構造が続いてきました。ところが、最近の青森県勢の活躍は凄いですね。県代表の青森山田は今年も初戦を突破。過去8年間だけの数字を見ると、1999年~2001年までの3回連続を含め4回ベスト8進出(うち1回はベスト4)を果すという活躍ぶりです。80年代は「三沢(1969年夏に準優勝)以来の甲子園勝利を目指す」と毎年言われてきたことを考えると、まさに隔世の感があります。でも、最近の青森県勢の活躍って、正直なところ、青森山田と光星学院が突出して強いだけなんですよね。しかも今年のメンバーを見ると、スタメン中過半数の5人の選手が関西出身。ついでに言うと監督も、日大山形の監督を長年務めた渋谷監督が就任していたりします。スタメンの話に戻ると、残りの4人は青森県内の中学の出身になるんですが、うち3人はなんと「青森山田中学」出身。ここの出身の選手って、純粋な地元出身なのかなぁ? 青森山田中学といえばどうしても思い出してしまうのが、現在も青森山田高校に在学中の卓球の福原愛。確か彼女は大阪の近大付属小学(この進路すら「卓球留学」だ)から青森山田中学に進んだはず。これと同じ構図を、青森山田中学出身の青森山田高校の野球部員にも、どうしても感じてしまうんです。中学から「青田買い」かぁ… もしそうだとしたら、ちょっと興醒めですね。
2006.08.11
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7月2日の日記で休日に散歩していることを書きましたが、今日も決行。でも、今日も生憎の雨模様。数分歩いただけで自宅に引き返しました。このところ、福島では日曜日には雨というパターンが定着している感じがします。まぁ、梅雨だから仕方ありませんが(笑)、なんだか私が休みだから雨が降るみたいでちょっと気分が悪くなります。散歩中って、日記のネタが結構練られるんですよね。でも今日は中途半端に終わったから、ネタもまとまらず。仕方ないので帰宅してから一昨日の日記にも登場した茨城県の地図なんか見てました(笑)地図自体には想像力が掻き立てられ疑似旅行が体験できますが、9年前に買った物とは言えここ数年での茨城県のドラスティックすぎる市町村合併を考えると、地名検索にはあまり役に立ちません。水海道市が常総市、岩井市が坂東市、下館市が筑西市と衣更え。何故かひらがなのつくばみらい市、かすみがうら市や「小川+美野里+玉里」=小美玉市なんてのも新登場しています。これだけ変わってしまうと、なんだか旧ソ連を彷彿とさせますね。
2006.07.09
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今日、仕事場で支払伝票を見ていたら、茨城県常陸大宮市に所在するのに支払先の口座が隣の栃木県那須烏山市にある足利銀行烏山支店になっている業者を見つけました。両県とも私の住む福島県の隣の県ですけど、「常陸大宮市と那須烏山市ってそんなに近かったっけ?」と一瞬疑問に思ってしまいました。気になって帰宅後ちょっぴり古い茨城県の地図を引っ張り出して確認したところ、常陸大宮市内でも市の中心にあたる旧大宮町に出るよりも那須烏山市の中心にあたる旧烏山町に出た方が近そうな地域は確かにあるんですね。茨城県と栃木県とを結ぶ交通路というと、どうしてもJR水戸線や国道50号線と「水戸~筑西(下館)~小山」の県南部を通るラインが目立ちがちなせいもあり、県北部の位置関係は全然頭に入っていませんでした。そう言えば、昨年、栃木県日光市(旧今市市。ってここまで書いててこのところの市町村合併のドラスティックさに軽くムカつく私・苦笑)の小学生が殺害されて常陸大宮市内の山林で遺体が発見された事件がありましたね。そんな例を引き合いに出すのはかなり気が引ける(て言うか、犯人早く捕まえて!)んですが、この地域でも県境を越えた人や物の交流は、それなりにあるんでしょう。烏山から常磐自動車道那珂ICを経由して東京まで行く高速バスも、本数は少ないながら走っているようですしね。今は盲腸線になっているJR烏山線や真岡鉄道が茨城県北部まで通っていれば、交流状況ももっと活発化してたのかなぁ? 特に烏山線は水戸と宇都宮とを直結する路線になり得ただけに、仮にJR水郡線もしくは既に廃止されて久しい茨城交通茨城線(御前山線)と結ばれていたら、相乗効果で道路交通ももっと整備されていたかもしれませんね。国道50号線に近いルートで建設が進んでいる北関東自動車道ももう少し北寄りのルートになっていたかもしれないし、大宮も烏山ももっと早く市制施行できたかも?
2006.07.07
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今日、「日本一短い母への手紙」で知られる福井県丸岡町に手紙を出そうとしたら、今年の3月に周辺の町と合併して「坂井市」になっていることを知りました。丸岡はもともと坂井郡だったから合併して坂井市になるのは自然な流れだと思いますが、大阪の堺市と訓みがまったく同じなのが、若干気になるところ。数年前までは、この種の同名市は、それほど多くありませんでした。漢字もまったく同じ府中市(東京と広島)を筆頭に、仙台市(宮城)と川内市(鹿児島。現・薩摩川内市)、本荘市(秋田。現・由利本荘市)と本庄市(埼玉)、和泉市(大阪)と出水市(鹿児島)と泉市(宮城。現・仙台市泉区)ぐらい。ところが平成の大合併の影響もあってか、このところ同名市がやたらと増加しているんですね。例を挙げると、伊達市(北海道)と伊達市(福島)鹿島市(佐賀)と鹿嶋市(茨城)古河市(茨城)と古賀市(福岡)山形市(山形)と山県市(岐阜)津島市(愛知)と対馬市(長崎)佐倉市(千葉)とさくら市(栃木)。ついでに桜川市(茨城)なんてのもありますね。北杜市(山梨)と北斗市(北海道)江南市(愛知)と香南市(高知)三次市(広島)と三好市(徳島)てな感じ。これらの中には由緒ある地名をもとにしていて同名が避けられなかったものもありますが、さくら市や両「ほくと」市などどうにかならなかったのかなぁ?あと、訓みは異なりますが相馬市と南相馬市(福島)や富士見市とふじみ野市(埼玉)、魚沼市と南魚沼市(新潟)あたりも、隣接している市だけあって非常に紛らわしいと言うか何と言うか…
2006.06.22
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東北地方で一番人口が多い都市は? と訊かれれば、ほぼ100%の人が、仙台市と答えるでしょう。では、東北地方で二番目に人口が多い都市は? となると東北以外の方には難問になりますが、いわき市が正解。繁華街の賑わいは東北地方のどの県庁所在地よりも劣ります(キッパリ)が、5市4町5村が大同合併した市だけあって、合併直後の1966年から東北No2の座を守っています。ところがいわき市のNo2の座も、このところ怪しくなってきています。今年初頭の時点では、いわき市が35万4千人に対し、その後を追う郡山市が33万9千人。わずか1万5千人の差しかありません。20年前には両市の人口差は10万人近くありましたから、すごい勢いで郡山が追い上げていることがわかります。現時点でいわき市の人口は減少基調、郡山市の人口は増加基調にあるから、数年のうちに逆転するのは確実な情勢です。ところが郡山も、いわき同様、繁華街の賑わいとなると、イマイチの感があります。その辺も加味すると、個人的には実質東北No2といえるのは、盛岡市じゃないかと思っています。盛岡市は本年1月に玉山村と合併して人口がようやく30万人を突破し自治体としては郡山市、秋田市(33万3千人)、青森(31万3千人)に次いで第6位となりますが、上位都市がいずれも周辺町村との合併を経て人口を増やしているのに対し、こちらは人口5万3千人を超える全国最大の村・滝沢村の他、紫波町(3万4千人)、矢巾町(2万7千人)と近場に未合併で残っている町村が点在。もしこれらの町村と大同合併すれば、盛岡市の人口は40万人を突破する、という訳。また、人口に限らず、盛岡の街は他の東北諸都市と比べても人通りが多く、賑やかです。また工場が少なく街に「ゴミゴミ感」がないのも、個人的にはお気に入り。独身時代は毎年のように足を運んでいたんですが、結婚してから足が遠のいているのが、ちょっと残念です。
2006.06.21
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今日初めて知ったんですが、JR東日本の秋田支社管内で、今年3月にいくつかの駅でみどりの窓口が廃止されたんですってね。廃止されたのは、秋田県の湯沢、土崎、追分、八郎潟、鷹ノ巣(以上奥羽本線)、象潟(羽越本線)、男鹿(男鹿線)、能代(五能線)の8駅と、青森県の五所川原駅(五能線)の計9駅。これらの駅では廃止の代わりに対話型券売機「Kaeruくん」が設置されて長距離乗車券や指定券などの販売業務を行っているとのことです。対話型券売機って言葉も初めて聞いたんですが、この券売機は盛岡市にある販売センターと通信回線でつながっており、利用者はオペレーターと会話しながら切符を購入するとのこと。まぁ、サラ金の自動契約機みたいなものですね。これにより乗車券、指定席券、定期券、学割切符など、これまでみどりの窓口で購入できたほとんどの種類の切符を買うことができます(でもこれらの切符って、みどりの窓口がない有人駅でも買えないか?)が、航空券とホテルなどの宿泊券は対象外になるとのことです。みどりの窓口… それほど利用頻度の高くない施設かもしれませんが、駅のステータスシンボルではありますよね。時刻表の路線図ではみどりの窓口の設置駅が緑色にマーキングされてたりして(笑)それがなくなったことでプライドを傷付けられた利用者も多いことでしょうし、また話の内容を聞く限り、サービスの低下でもありますしね。事実、湯沢駅などでは廃止に先立って早朝夜間の時間帯の無人駅化が行われたこともあり、湯沢市長から反対の声が上がったそうです。ただ、廃止された駅の傾向を見ると、ちょっと面白いことがわかります。廃止された駅の大半は市の代表駅ないしは特急停車駅であるんですが、これらの駅より利用者が少ない駅、例えば十文字(奥羽本線)や二ツ井(奥羽本線)などで未だにみどりの窓口が残されていたりするんですよ。このことから考えると、周辺に民間の旅行会社があり廃止しても代替サービスが可能な地域の駅が、今回廃止のターゲットにされたようです。ここまで書いてきてふと心配になったのが、うちの地元でも同様の事態が起こらないかな… ということ。福島県内には現在34のみどりの窓口設置駅がありますが、白河、須賀川、二本松、喜多方、船引、相馬と、ヤバそうな市の代表駅がズラリ。今後が気になるところです。
2006.06.18
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昨日の日記でも少し触れましたが、東北地方って、「地方」よりも「県」の方が重要な単位だという認識が強いところなんですよね。だから隣の県にあれができたとなると「是非我が県にも」という話になりがちだし、結果、余計なインフラができたりする次第。例えば、空港。大館能代空港なんて本当に必要なんでしょうか? 能代から秋田空港へは高速道路でほぼ直結しているし、大館からだって青森空港へのアクセスの向上を図れば済んだ話。我が福島県の福島空港も、言っちゃなんだがどうしてあんな山の中に作ったのか? 北関東からの需要を当てにするんだったら最初から交通の便が良い栃木県の那須塩原か大田原あたりに空港を作って、そこへのアクセスアップを図った方が得策だったように思うんですが。この種の「わが県」意識が特に強いのが、マスコミなんですよね。新聞もテレビ局も、県が単位。そういう風に法律で決まっているのかどうなのかよくわからないんですが、どっちも、せめて北東北(青森、岩手、秋田)、南東北(宮城、山形、福島)単位でまとまってくれないかな… と思うんです。というのも、テレビは自社製作の番組が少ないからまだいいとして、新聞はあまりにもローカルな話題ばかり拾ってくるから内容が薄いし、しかも1県1紙(福島県のみ2紙)で競争相手がほぼ不在だから紙面に緊張感が感じられないんですよね。銀行も市町村も合併している今の時代。マスコミも県の垣根を越えて合併し、今のぬるま湯的体質から脱却して欲しいな、と思います。少なくとも記事中に「本県」なんて文字は、使って欲しくないですね。
2006.06.14
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今日、電話で「山家さん」という人と話しました。「山家」と書いて「やんべ」と訓みます。宮城県と山形県に特に多い… というか、この両県以外ではまず見かけない苗字です。調べてみると、山形市街の北に山家という地名があり、その近辺が発祥らしいです。「山家」と書くと、普通は「やまいえ」って訓んじゃいますよね。ところが全国にある「山家」の訓みは必ずしもそうじゃなかったりするから面白い。京都府綾部市や広島県三次市にある山家は「やまが」だし、福岡県筑紫野市にある山家は「やまえ」。音だけ聞くと全然違う地名のようです。ちなみに、山形市山家の地名の由来は、山部、あるいは山辺が転じたものとの話があるようですが、各地の山家にはどんな謂れがあるんだろう? ちょっと気になりますね。
2006.06.07
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最近は出歩く機会がとんと少なくなりましたが、独身時代は東日本各地の街を電車やクルマで訪れるのが、趣味のひとつでした。見知らぬ街を歩いていて意外に目立つのが、「ホテルα-1」の建物。人口10万人程度の都市にはかなりの確率で見られるんですよね。調べてみると、このホテルα-1は、東横インに次いで日本で二番目の規模を誇るビジネスホテルチェーンとのこと。ところが、東横インが大都市へのドミナント出店(例えば仙台市には4軒ある)を得意としているのに対し、ホテルα-1は仙台市には全くなく、もう少し規模の小さい都市を狙って出店しているような印象が強いです。ちなみに、ホテルα-1が出店している都市を示すと、以下の通り。<秋田県> 秋田市<山形県> 山形市、米沢市、鶴岡市、酒田市<福島県> 会津若松市、郡山市(2ヶ所)、いわき市<新潟県> 新潟市、長岡市、柏崎市、上越市<富山県> 富山市(3ヶ所)、高岡市(2ヶ所)<石川県> 金沢市※、七尾市和倉温泉<福井県> 鯖江市、敦賀市(2ヶ所)<岐阜県> 高山市(2ヶ所)<静岡県> 三島市、御殿場市(本年開業予定)<愛知県> 豊田市<滋賀県> 大津市<鳥取県> 鳥取市、米子市<島根県> 松江市(2ヶ所)、出雲市<岡山県> 津山市<広島県> 尾道市、三次市<山口県> 山口市(2ヶ所。うち1ヶ所は旧小郡町)、岩国市、周南市(旧徳山市)、防府市<香川県> 丸亀市<愛媛県> 新居浜市<熊本県> 八代市<宮崎県> 都城市※系列の金沢シティホテル全国に散らばっている割には太平洋ベルト地帯の大都市や県庁所在地クラスの都市にはほとんど出店していないんですよね。出店している街って金沢や尾道などいくつか例外はあるけれど観光的には地味なところが多いから、出張客を確実に拾っているのかなぁ? これらの街に泊まる機会は今のところなさそうですが、いつかはα-1に立ち寄ってみたいものです。
2006.06.02
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私の住んでいる福島県中通りを走る東北本線って、伊達・桑折・藤田・貝田・越河・白石と漢字2文字の駅が6駅も連続するんですよね。鉄道の駅には旧国名や地域名、あと東西南北新本元などが冠せられたり「○○前」なんて命名になったりするケースが多いから、これは珍しいよな、と思っていたんです。ところが調べてみると、6駅連続なんて特に珍しくないんですよね。お隣の山形県には奥羽本線に大沢・関根・米沢・置賜・高畠・赤湯・中川、陸羽西線に津谷・古口・高屋・清川・狩川・南野・余目と7駅連続の例があるし、山形新幹線が新庄に延伸する以前は奥羽本線に漆山、高擶、天童、乱川、神町、蟹沢(山形新幹線の延伸と同時に廃止され、近くにさくらんぼ東根駅が開業)、東根、楯岡(現・村山)、袖崎と9駅連続の例があったぐらいです。全国的に見ると、10駅以上連続するケースも、いくつかあったりします。北から順に列挙すると、北海道・室蘭本線…遠浅・早来・安平・追分・三川・古山・由仁・栗山・栗岡・栗沢・志文(11駅)茨城県・水戸線…川島・玉戸・下館・新治・大和・岩瀬・羽黒・福原・稲田・笠間・宍戸・友部(12駅)群馬県、栃木県・わたらせ渓谷鐵道…本宿・水沼・花輪・中野・小中・神戸・沢入・原向・通洞・足尾・間藤(11駅)奈良県・桜井線…奈良・京終・帯解・櫟本・天理・長柄・柳本・巻向・三輪・桜井(10駅)兵庫県、岡山県・山陽本線…網干・竜野・相生・有年・上郡・三石・吉永・和気・熊山・万富・瀬戸・上道(12駅)こんな具合。あと、途中で臨時駅が入るため参考記録ですが、茨城県・常磐線…土浦・神立・高浜・石岡・羽鳥・岩間・友部・内原・赤塚・水戸・勝田・佐和・東海・大甕(赤塚~水戸間の臨時駅・偕楽園を無視すれば14駅)があります。それにしても、北関東勢の凄さが目立つなぁ… この地域には他にも栃木県と群馬県とを結ぶ両毛線に9駅連続(岩舟・佐野・富田・足利・山前・小俣・桐生・岩宿・国定)があったりしますしね。
2006.06.01
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前の日記から続いている妄想、まだまだ止まりません。今度は、若き日の田中角栄がぶったという演説が、どういう訳か登場。「三国峠を切り崩せば雪雲は関東に抜けていき、新潟に雪は降らなくなる。そして切り崩した山の土砂で佐渡海峡を埋め立てれば、佐渡とは陸続きになる!」ここまで豪快な演説をした政治家ってもう出てこないでしょうけど、これ、本当に実施されたらすごいことになってただろうな… と想像しちゃったんですよ。三国峠(というか、清水峠もだろうな)を切り崩せば、確かに新潟の雪雲は、関東に抜けるかもしれません。が、そしたら東京って、日本海からの湿った空気が関ケ原経由で到達してしまう名古屋みたいに時折ドカ雪に悩まされる都市になってたかなぁ? とも思うんですよね。上州名物も「カカア天下と湿った風」になっちゃたりして(笑) それに、利根川や魚野川の水源が枯れないかどうかの心配もあるし、越後湯沢やみなかみ(水上)も、三国峠や清水峠がなかったら、今のようなリゾート地として賑わっていられたかも疑問ですよね。苗プリの位置も見事な水田だったりとか(笑)あと、佐渡についても、三国峠や清水峠の土砂だけで陸続きになるとは到底思えません。せいぜい、佐渡海峡の最短距離(新潟市巻の角田山近辺~佐渡市赤泊?)を道路1本分の幅だけ細長く埋め立てることができるかどうかじゃないでしょうか。特に佐渡側は赤泊から両津や相川への道路状況が良くないから、こちらも整備しなければならないでしょうしね。こうしてみると、角栄の提案って、欠点ばかりが目立つなぁ(笑) しかしそれでも、仮にそうなったらという世界を想像するのは面白いんですよね。
2006.05.31
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