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2014.06.04
カテゴリ： ワイン会
先日のワイン祭でお会いした焼き肉屋の大将に思わず行くといってしまいました。どっちかというとブラネールより田崎真也さんを見たいのが本心です。なかなか、田舎にいると彼の話を聞く機会はないですからね。
いやー、貫禄ありますねー、声も。
真ん中が1988から現在のシャトーのオーナー、マルトーさん。田崎さんの友達らしく6年間日本のソムリエ協会支部を渡り歩いたそうです。カベルネのタンニンの質に土壌のミネラルが重要で、パワフルではない果実味のあるエレガントなワインを目指すとのことで1991年に施設を新しくしたりしてます。
で、田崎さんのテイスティングコメントのメモ書き。
Duluc de Branaire Ducru 2009
色は濃い紫で、香りは豊かでふくよかな果実味があり、赤白フルーツのコンフォート。土やチョウジを若干感じる。味は余韻の酸が特徴的で樽は少し感じる程度で溶け込んでいる。カシスジャムを添えたフォアグラとあう。
Duluc de Branaire Ducru 2007
2009より若干明るい色で香りは華やかで爽やか。赤白フルーツのコンフォートがあるが、メントール系がありそれが爽やかに感じる。樹脂の香りもある。熟成したイチゴをへたごと口に含んだような野性味がある。味わいは香りそのままで爽やかでシルキー。タンニンが溶け込んでいる。鱧のムニエルと梅肉にポテトを添えたものとあう。
Branaire Ducru 2011
深くて濃い紫色。香りは閉じているが黒系果実ややスミレ系。タンニンはスパイシーで樽のビター香あり。味わいはふくよかでまろやかで同時に酸がひろがり余韻に樽の苦さやスパイシーさが残る。デキャンタを要する。赤身の牛肉の炭火焼きがいい。
Branaire Ducru 2010
2011と似ているが広がりが大きくなめらか。余韻のタンニンが滑らかな点が南仏と違う。熟成牛肉の炭火焼きがいい。
Branaire Ducru 2008
エッジがややオレンジ。香りはとじているが赤黒果実のコンフォートとタンニン。オリエンタルで甘苦いスパイス。鉛筆を削ったあと。ジンジャーやクミン。野バラやハイビスカス、クミン、ジンジャー、シガー。味わいはCSが強く酸がしっかりしていて同時に収斂味あり。余韻に甘苦いタンニンがスパイシーに残る。デキャンタ要する。仔羊のローストがいい。
Branaire Ducru 2006
ゆたかでほろ苦い香り。果実のコンフォートと腐葉土、煙草、枯葉、はなやかなスパイス、樽が溶け込んだ香り。味わいはふくよかでまろやかな酸味がありタンニンとうまくとけ合っている。余韻はスパイシー。もろみなどをつかったソースのあるオリーブ牛の煮込みなどと。
いやー、何回も同じことをよそのセミナーでもいっているからでしょうが、直に聞くとおおっなるほどと思いますねえ。でも、正気に戻って自分なりに飲むとえぬうにとってはどれも若干単調な感じがしました。カベルネをシンプルに味わっていると思えばそうですが構成要素が少ない気がします。また、2007のDulucは時間が経つとベターっとした安っぽいワインになりました。2008 Branaireからは馬小屋臭がしました。
田崎さん、マルトーさん、通訳の方でセミナー前になんとかバカといううどん屋にいって肉玉ぶっかけ中を食べたというのでえぬうもセミナーの後で同じところへ行き同じものの小を食べてみました。硬系であまり弾力のない讃岐人好みのものでえぬうの好みではなかったのですがご一行にはどう感じたのでしょうか。お忙しいご一行様は讃岐滞在はほぼ半日くらいだったようです。また、いらしてほしいもんです。
いやー、貫禄ありますねー、声も。
真ん中が1988から現在のシャトーのオーナー、マルトーさん。田崎さんの友達らしく6年間日本のソムリエ協会支部を渡り歩いたそうです。カベルネのタンニンの質に土壌のミネラルが重要で、パワフルではない果実味のあるエレガントなワインを目指すとのことで1991年に施設を新しくしたりしてます。
で、田崎さんのテイスティングコメントのメモ書き。
Duluc de Branaire Ducru 2009
色は濃い紫で、香りは豊かでふくよかな果実味があり、赤白フルーツのコンフォート。土やチョウジを若干感じる。味は余韻の酸が特徴的で樽は少し感じる程度で溶け込んでいる。カシスジャムを添えたフォアグラとあう。
Duluc de Branaire Ducru 2007
2009より若干明るい色で香りは華やかで爽やか。赤白フルーツのコンフォートがあるが、メントール系がありそれが爽やかに感じる。樹脂の香りもある。熟成したイチゴをへたごと口に含んだような野性味がある。味わいは香りそのままで爽やかでシルキー。タンニンが溶け込んでいる。鱧のムニエルと梅肉にポテトを添えたものとあう。
Branaire Ducru 2011
深くて濃い紫色。香りは閉じているが黒系果実ややスミレ系。タンニンはスパイシーで樽のビター香あり。味わいはふくよかでまろやかで同時に酸がひろがり余韻に樽の苦さやスパイシーさが残る。デキャンタを要する。赤身の牛肉の炭火焼きがいい。
Branaire Ducru 2010
2011と似ているが広がりが大きくなめらか。余韻のタンニンが滑らかな点が南仏と違う。熟成牛肉の炭火焼きがいい。
Branaire Ducru 2008
エッジがややオレンジ。香りはとじているが赤黒果実のコンフォートとタンニン。オリエンタルで甘苦いスパイス。鉛筆を削ったあと。ジンジャーやクミン。野バラやハイビスカス、クミン、ジンジャー、シガー。味わいはCSが強く酸がしっかりしていて同時に収斂味あり。余韻に甘苦いタンニンがスパイシーに残る。デキャンタ要する。仔羊のローストがいい。
Branaire Ducru 2006
ゆたかでほろ苦い香り。果実のコンフォートと腐葉土、煙草、枯葉、はなやかなスパイス、樽が溶け込んだ香り。味わいはふくよかでまろやかな酸味がありタンニンとうまくとけ合っている。余韻はスパイシー。もろみなどをつかったソースのあるオリーブ牛の煮込みなどと。
いやー、何回も同じことをよそのセミナーでもいっているからでしょうが、直に聞くとおおっなるほどと思いますねえ。でも、正気に戻って自分なりに飲むとえぬうにとってはどれも若干単調な感じがしました。カベルネをシンプルに味わっていると思えばそうですが構成要素が少ない気がします。また、2007のDulucは時間が経つとベターっとした安っぽいワインになりました。2008 Branaireからは馬小屋臭がしました。
田崎さん、マルトーさん、通訳の方でセミナー前になんとかバカといううどん屋にいって肉玉ぶっかけ中を食べたというのでえぬうもセミナーの後で同じところへ行き同じものの小を食べてみました。硬系であまり弾力のない讃岐人好みのものでえぬうの好みではなかったのですがご一行にはどう感じたのでしょうか。お忙しいご一行様は讃岐滞在はほぼ半日くらいだったようです。また、いらしてほしいもんです。
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