さらさらの部屋~避難所

さらさらの部屋~避難所

2023年04月03日
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カテゴリ: アジア情勢
と言うわけで、前回はディープステイトのためのアジア情勢の話。第7回目でした。
・・・いや、もう7回目ですよ。我ながら、どれだけ話を続けるんでしょう?^^;

でもまあ、これも仕方ないんですよねぇ。
今まで書いてきた話は、アジア情勢を論じる上で不可欠の話。
それも基本的な・・・うーん。いやまあ、ちょっと難しい部分もあるんですが^^;
なので、これを知りませんでした。わかりませんでした。となると何も論じようが無いんです。

曲がりなりにも・・・と言うとアレですけれど^^;
世界のトップにして世界の超大国たるアメリカ合衆国であり。
さらには、それを裏から支配する立場。影の支配者だと言うのであればね。
そうだったら、この程度の事は理解しておいてもらわないと困ります。と言う感じなわけです^^;

ん-。当たり前の話ですけれどね。
何も理解しないまま。行き当たりばったりの、思い付きで政治をやると大変な事になります。
だから、もう本当に・・・真面目にやりましょうね?^^;



とまあ、それはそれとして。
前回の話題はオーカスに関する話で御座いましたね^^

うん。何と言いましょうか。なかなかにショッキングな話だったかもしれませんけれど・・・。
でもまあ、オーカスの性質。その目的については・・・実は言いますとね。
わかる人間なら一発でわかる程度の話でもあるんです^^;
それこそ私みたいなチンピラ風情でもオーカスが発表された瞬間にヤバイっ!と思う程度には。
それくらいに、あからさまな安全保障体制だったわけなのです。うん^^;


ただまあ、当時の事を思い出すのならば。
自民党や日本政府中枢は無論の事。防衛省や自衛隊ですら事の重大性について。
オーカスの重大性について正しく理解するには、幾分かの時間が必要になっていました。
この点については極めて大きな問題であり、今後において改善するべき点である。と、
そのように私は主張する次第で御座います。

・・・と言いますのもね^^;
オーカスが発表された数日後くらいに自衛隊がガタガタっ!と騒ぎ出したみたいでして・・・。
私個人と致しましても、遅いよっ!と思ったくらいなわけなのです。ナハハハ^^;


本来ならば、オーカスが計画される段階でね。
防衛省や自衛隊はもちろん。自民党や日本政府が大騒ぎするべきだったんですけれど。
そうならず誰も止めなかったのは、誰も事の重大性を正しく理解しなかった事であり。
もっと言えば、政府中枢にいる安全保障の担当官やら専門家の全員がさ。
・・・あまり言いたくはありませんが、私如きチンピラ風情を下回る実力しか持っていなかった。と、
その事の証明になってしまうわけなので御座います。

言うまでもありませんが、これは非常に憂慮するべき事態です。
もう本当に人事を一新。それも片っ端から根こそぎ変えても良いくらいの大失態になります。
それこそNSCでしたか?
・・・えーと。国家安全保障会議というのでしたか^^;
ここに参加している連中って、揃いも揃ってバカなんじゃないのか。と、
私は割と本気で疑っている次第で御座います。

地位と権力と、たっかい御給料をもらっているくせに。なんだこのザマは?・・・です^^;




とは言え、終わってしまった事を今更ながらに嘆いても仕方ありません。

オーカスが作られてしまった事は仕方ない
それを止められなかった事。誰も止める人間がいなかった事も仕方ない。
マトモな担当官や顧問。有識者が政府にいなかった事についても仕方ない。

・・・ですがっ!

これから先の事についてはね。仕方ない。の一言で終わらせる事は出来ません。
改めて申し上げます。
仕方ない。は、ここで終わりで御座います。

これ以降において適切に対処出来ませんでした。などと言うバカな輩は、もう日本にいらない。
何も出来ないくせに。義務を果たせず、責任を背負えないくせに地位と権力に固執するような。
そんな限度を超えた底抜けのバカなど、これより先の令和新時代には必要ありません。
日本の国益を守るためには、このような連中を片っ端から排除する以外にはありません。
そして、その筆頭が岸田総理であり、麻生さんや。アンタだよ。・・・です。




ささっ。それでは本日の本題で御座います^^
前回にオーカスの話を書かせて頂きましたので、本日はオーカスの構成国。
イギリスとオーストラリアについての話になります。
それでは参りましょう^^


まず改めての確認で御座います。
オーカスは米英豪3か国の協力体制による安全保障体制になります。
その目的は日本への攻撃に他なりません。
アメリカのアジア戦略。対日戦略における最終的な解決手段として構想されたのがオーカスです。
それゆえに日米同盟から完全に独立した形での安全保障体制の確立を可能とし。
現状でのアジアの最有力国家たる日本の協力。その他一切を無視した行動が可能です。

・・・まっ。その分だけアメリカの負担が尋常ならざる事になるんですけれどね。



ただまあ、これは別に何も不思議な話では無くて、ですねぇ^^;
そもそもの話と致しましても、アメリカが日本を攻撃する。と言うのはさ。
それくらいの物凄いリスクがある。と言う話なわけなんです。
うん。当然ですね。
何しろ日本はアジア最大の親米国家であり、アジア最大のアメリカの味方ですから^^;
そんな最大の味方であるはずの日本をアメリカが攻撃する。と言うのです。
そりゃあ物凄い。信じられないほどのリスクが発生してしまうのは当たり前で御座います。

日本と協力して獲得出来るはずの利益。その全てを失う事は当然としても。
アジア地域で一番仲良くして最高レベルの信頼関係を構築しているはずの相手を。
一方的に裏切って丸裸も同然の、無防備な背中から襲い掛かる・・・わけでしょう?^^;
こんな頭のおかしい暴挙暴論を平然と実行するような国家を、どこの誰が信用するのでしょう?

断言しますが、今ここでアメリカが日本を攻撃したら今まで構築してきた同盟関係の全て。
アメリカの世界戦略の全てが一瞬で瓦解するのは、これはもう間違いありません。
どれだけのプロパガンダ。都合の良い偏向報道で国際世論を煽動しようとも・・・。
もう世界中の誰一人としてアメリカ合衆国をマトモに信頼する人間はいなくなるでしょう。



・・・わかりますでしょうか?アメリカ人の方々。
貴方達が作ったオーカスの正体ってコレなんですからね?
ウクライナでさ。ロシアの事を随分と批判しているようですけれど・・・。
そのロシアよりも遥かに。よっぽど酷い事を私達日本に対して実行しているんですからね?
だって、日本は裏切っていないから、です。うん^^;

しかもさ。
それをバイデン大統領など一部のバカなアメリカ人がやったんだ。と言うのならばまだしも。
先の中間選挙で、そのバイデン大統領が勝っちゃった時点でさ^^;
もう一部のアメリカ人だけが悪い。大多数のアメリカ人は反対だ。との論理は通用しません。
アメリカ国民の大多数の民意。アメリカ合衆国の総意によって実行している。と、
日米同盟を否定し、アジア最大の親米国家を一方的に裏切った。と、
その事が全世界に対して証明されちゃったわけで・・・わかります?どれだけ大変な事か?^^;

先のアメリカの中間選挙がさ。極めて不当な手段で選挙結果が歪められたものだ。と、
そんな事が証明でもされない限りはさ。
紛れも無いアメリカ国民の民意によって日米同盟は否定され、オーカスが肯定された。と、
アジア最大の親米国家であるはずの日本を、アジアの中核から外した。と、
どこの誰が何を言ったとしてもね。そういう結論になっちゃうんです。


・・・でさ。

これをさ。世界中のみんなが見ているんですからね?
あれだけ過剰なほど忠実だった日本を、アメリカが排除した。アメリカが裏切ってしまった。と、
この事実はさ。これから先の世界情勢に凄まじい影響を与えるのですからね?
だから、本当にさ。
今ここで適切に対処しないと、本当に大変な事になります。よくよくお気を付け下さいませ。




うん。とまあ、こんな感じがね^^;
米英豪3か国の協力体制。オーカスにおけるアメリカの状況になります。
簡単に言ってしまうとコレも前回に書いた通り。
踏んだり蹴ったりで、骨折り損のくたびれ儲け。・・・と言うわけです^^;

でまあ、こんなアメリカと比較するとイギリスやオーストラリアの状況は異なります。
・・・まっ。異なると言いましょうか。もう本当に正反対だ。と言っても良いでしょうね^^;
もう本当にさ。濡れ手に粟。棚から牡丹餅。みたいな感じでしょう。
うん。そりゃあそうですとも^^;
何にもしていないのに、とんでもない利益が勝手に転がり込んできたんですから^^


これまた改めての確認です。
元々アジア秩序。アジアシステムは日米同盟を中核として構築されておりました。
アジア全体の安全保障体制を日本とアメリカが担っていた、わけですね^^;

ですので、必然的にアジア地域における最大の影響力は日本とアメリカにあった。
その上で日米同盟の主導権は常にアメリカにあったわけですので。
実質的には従来のアジア情勢はアメリカの独壇場だった、わけで御座います。

大事な事なので何度でも言いますが、この状況はアメリカにとって最も理想的でした。
アメリカ合衆国としての国益が文字通り最大化された状態だったわけです。
ですので、その意味においてアメリカは何一つ変える必要が無かったんです。
日米同盟を中核とするアジア秩序。アジアシステムを可能な限り長く継続させる事。
それこそがアメリカにとっての単純にして最高のアジア戦略だった、わけです^^;

でまあ、これを逆に言えばさ。
単純であるがゆえに誰も何も出来なかった。
アメリカの独壇場と言うアジア情勢を、誰も変える事が出来なかったんです。


・・・念のために申し上げておきます。
あの中国ですら日米同盟に依存していたのですからね?^^;
頭の先から足の先までドップリ全身が浸かるくらいには完全に依存していたんです。
この大前提がある限り、どれだけ中国が経済発展しようとも・・・アメリカの掌の上だったんです。
中国。習近平の生殺与奪の全てを、アメリカ合衆国が掌握している状態だったんです。

もう一度言いますね?^^;
日米同盟を中核とするアジア秩序。アジアシステムはアメリカにとって最も理想的だったんです。
これ以上ないほどにアメリカ合衆国の国益が最大化された状態だったのであり。
この状況を背荷重の誰も否定出来なかった。誰であろうと干渉する事が許されなかった。
もうね。
それほどまでにアメリカはアジア地域において圧倒的な地位を構築していたんです^^;

そのようなアメリカ合衆国にとって難攻不落の牙城。虎の子がさ・・・崩れたわけです。
他の誰でも無い。アメリカ自身の手によって、です。



皆々様。それでは基本的な事から申し上げますね^^;

オーカスは米英豪3か国の協力体制です。
この組織構成から物凄く単純に考えるのならば、3か国に3等分されるわけです。
アジア地域における利権やら権益の一切合切の全てが3等分される、わけで御座います^^;

いや、もちろん実際にはさ^^;
そんな単純な話ではありませんけれど・・・でも、理屈としてはそうなるんです。
安全保障戦略。安全保障体制を3か国で構成し、3か国で負担すると言う以上はさ。
当然ながら、その義務。責任に付随する権利。利権の全ても3等分されるのが道理です。


もう一度言いますが、そんな単純な話では無いんですよ?^^;
単純な話では無いんですけれど・・・でも、その権利を主張出来る立場になったんです。
それが現在のアジア地域におけるイギリスとオーストラリアの立場であり、状況なんです。
うん。そうですね^^;
どれだけ低く見積もったとしても英豪両国がオーカスにおいて手にする国益と言うのは。
それはもう信じられないほど莫大なものになるでしょうね。きっと^^



と言うような前提の話がありまして、もう少し詳しい話に入っていきましょう^^
まずはイギリスです。

現在のイギリスについては・・・うーん。ちょっと評価が難しいですよね^^;
このブログでも何度か話題にして厳しい指摘をしておりますが。
ウクライナと言うか。ロシアへの対応について、私の評価はどこまでも下がっております。
これも断言しますがイギリスのウクライナを含めた対ロ戦略は、全てが損失でしかありません。
何一つイギリスの国益にとってプラスになっていない。と私は声を大にして主張したいです。

ぶっちゃけ。
イギリスの立場であれば我関せず。として一番無関係の立場を維持するのがさ^^;
どう考えても一番の利益になるし一番利口な判断のはずなんですけれど・・・。
なぜかイギリスはウクライナに固執して、執拗なまでにロシアとの対立を続けております。

これは・・・まあ、そうですねぇ。よっぽどの事情がある。
もしくは今が底値になってしまって、損切りすら出来ない。
だから、何とか状況を変えて値を吊り上げてから損切りできないだろうか・・・みたいな。
そんなイギリス人らしいことを考えているのかもしれませんけれど^^;
でも、現在の対ロ戦略を継続させる事は、これはイギリスと言う国家を傾ける事になるでしょうね。
ウクライナやロシアと心中したい。と言う事なら私も止めませんけれど。
そうではないのならば、迅速に軌道修正する事をオススメ致します。これは心からの忠告で御座います。



とまあ、そんな大きな問題点があるイギリスではあるんですが^^;
オーカスが構築されて、そこに参加出来た時点でイギリスはアジア地域では完全な勝ち組です。
もう無条件に勝ち組だ。と言ってもよろしい非常に恵まれた立場にあります^^
バカな真似をして物凄い自爆でもしない限りは、このイギリスの立場が変わる事はありません。
この1点だけを見てもイギリスは他のヨーロッパ諸国とは異なる別格の国家です。
私が日米英ロ印と言う次世代の列強5か国において、イギリスを含めた理由は十分だと思います。

そして、このアジア地域での勝ち組の地位は今後の世界情勢。
特に海上運送。シーレーンに対する影響力の増大が期待出来ます。
これを背景とすればヨーロッパ全域に対するイギリスの影響力を拡大出来るでしょうし。
少なくとも、米英同盟の存在が今以上に重要な地位を獲得する事は確実です。

・・・その気になればNATOに変わる新しいヨーロッパ秩序を構築する事すら十分に可能でしょう。




まあ、これも一応ながら取り上げておきましょうか^^;
『​ 英TPP加盟、大筋合意へ、発足11カ国以外で初、年内に正式承認見込み ​』

これは産経さんの記事で、イギリスのTPPへの参加について書かれております。


これね。
普通だったらイギリスほどの国家であろうとも、もう少し迷っても不思議では無いんです。
それは、それくらいにTPPと言う組織が強力だからで御座います。
でも、実際にはイギリスは一切迷わなかった事でしょう。
なぜなら、イギリスはアジア地域における自分達の影響力拡大を確信していたからです。


・・・ただまあ、さすがにさ^^;
オーカスみたいな安全保障体制が構築される。なんて超ド級の大事件が起こるような・・・。
そこまではイギリスであろうとも予想していなかったとは思いますね。うん^^;

でも、それでもアジア地域における今後の予想。
ここでアジア地域に進出すれば確実にイギリスの影響力を拡大出来る。国益を拡大出来る。と、
そこまでの予想したのは、さすがはイギリス。さすがは大英帝国だ。と言える先見の明でした。
ヨーロッパ諸国の、誰よりも先んじてイギリスが動いたのは見事でしたね^^

結果だけを見てもオーカスの構成国になった時点でね。
イギリスはアジア地域における完全な勝ち組になったのであってさ。
それはTPPと言う非常に強力な経済協力体制においても確実に利益を獲得出来る。と、
そのように考えるには十分な説得材料になります。

それに何よりもね。
仮に利益獲得に失敗しても、オーカスと言う安全保障体制において。
アジア秩序。アジアシステムと言う側面からのリカバリー。利益を取り返す事は十分可能だ。と、
そこまでの事を見越した上での、それゆえのイギリスのTPP参加だ。…と言うわけで御座います^^
つまるところ。
イギリスは絶対に負けない戦い。絶対に勝てる戦いとしてTPP参加だったわけです。
うん。まあ、ここまで上手く立ち回れるのであれば・・・そりゃあ世界の列強国になりますとも^^


それに・・・これは親米派の立場としては言い難い事なんですが。
アメリカがTPPに参加していない。と言うのも、今ここでは非常に大きな意味を持ちますね。
何しろもう1つのオーカス構成国であるオーストラリアはTPP発足当初からの構成国ですから^^

これで英豪両国はTPPと言う組織においてアジア地域の利益を獲得出来る立場にもなった。
アメリカにとっては泣きっ面に蜂で御座いますね^^;
・・・これで日米同盟が残っていれば。日米同盟を中核とする従来のアジア秩序が残っていればさ。
日米同盟。安全保障と言う側面からTPPを牽制する事も出来たと言うのにねぇ・・・。

一応確認しますが、日米同盟とオーカスではアメリカの影響力は段違いです。
まあ、確かにね。
パクス・アメリカーナが消滅した事で日本の影響力拡大は不可避ではありましたが。
それでもアメリカのアジア地域における圧倒的な優位性は変わらないくらいにはさ。
日米同盟と言うのは、本当にアメリカにとって理想的だったはずなんですけれど^^;

であればこそね。
そんな理想的な日米同盟と同じ事をオーカスでやる。同じだけの地位を獲得する事と言うのは。
これはねぇ・・・。
いっくらアメリカ合衆国だったとしても無理ってもんでしょうねぇ。うん。
まっ。これは今更ながらに嘆いても仕方ない。終わった話で御座います。そう割り切るべきでしょう。

とまあ、そんなわけだからさ。
日米同盟では出来てもオーカスでは出来ない以上。今後のアメリカは自らもTPPに参加するか。
もしくはTPPを、さらに上回るほどの物凄く強力な経済協力体制を作るのか^^;
どっちの選択肢も難しいですが、それでもどちらかを選ぶ事になるでしょう。



うーん。傷口に塩を塗り込むようで私としても不本意ながら、それでもあえて指摘します。
ちょっと前にバイデン大統領が提唱した経済協力体制。・・・なんでしたっけね?^^;
えーと・・・IPEF。インド太平洋経済枠組みでしたか?
こんなものは、正直に言いまして茶番で御座います。話になりません^^;

ハッキリと申し上げます。
TPPなどよりもコッチのIPEFを選べ。などと言うゴリ押しが出来るような。
そんな力など今のアメリカにはありません。
ましてや英豪両国がTPPに加盟した以上。オーカスの観点からIPEFは否定されるでしょう。

・・・まっ。さすがに露骨に。正面から否定される事は無いでしょうけれど^^;
まあ、アメリカのゴリ押しで都合の悪い事は聞き流されて。テキトーにあしらわれた挙句。
アメリカ以外の国家によって都合良く扱われる事になる・・・でしょうねぇ。たぶん^^;


いや、だからさ。
アメリカの方々。よくよく聞いて下さいませ。

パクス・アメリカーナが消滅した事。自分達が世界の警察では無い事を自覚しなさいや。
アメリカの意思が世界の意思だった時代は終わったんです。
国際社会における絶対的な地位を誇っていたアメリカの黄金時代は終わったんです。

現在のアメリカに全盛期と同じ事など出来ないんです。出来ないほどにアメリカは弱くなってしまった。
今まで出来ていたから、これから先も出来る。みたいな主張は致命的な勘違いですし。
そのような致命的な勘違いはアメリカ合衆国にとって命取りである。と私は強く警告する次第です。




とまあ、その話は今は置いておきましょう。それよりも次はオーストラリアの話ですね^^

オーストラリアは・・・イギリスを遥かに上回ります。もう本当に爆上げで御座います^^;
米英豪三か国の協力体制。オーカスの構成国となった事につきまして。
宝クジの一等賞が連続で100回くらい当たった。と、
それくらいの物凄い幸運によって、一番得をしているのがオーストラリアになりますね。うん^^;


そもそもの話をしますと、オーストラリアと言う国家と言うのはさ。
そこまで国際的な地位の低い国家ではありませんでした。
ただ逆にね。
そこまで国際的な地位の高い国家だ。と言うわけでも無かったんです。
ですので、アジア情勢を左右するような。そこまでの国家にはならないはずだったんです。


ところが、です^^;

アメリカと言うか。バイデン大統領が突如として提唱したオーカスによって。
その構成国になる事によってオーストラリアの国際的な地位が爆上げしました。
それは何と言いましょうか。うう、ウソだろーっ!?・・・って言うくらいです^^;

それでまあ、これから先のアジア情勢は言うまでも無くね。
世界情勢においてもオーストラリアを無視して論じる事は出来なくなりました。
それくらいにね。
先に述べたイギリスはもちろん。このオーストラリアの地位が爆上げしたんです。ホントにね^^;

それで当たり前の話と言いましょうか。必然的な話をします。
アジア情勢。国際情勢においてオーストラリアの重要度が激増し、影響力が爆増した事は。
それは、そのまま相対的にアメリカの影響力の低下に直結する、わけで御座います。うん^^;



それで、ですねぇ。

そんなオーストラリアについて話をするのであれば、やはりコレでしょう。
豪、米原潜最大5隻購入か 30年代と報道、中国に対抗 ​』

これまた産経さんの記事で、オーストラリアの原潜購入について書かれております。



いやぁ~。コレさ。このブログでも何度か話題にしてきたわけですけれど。
コレはもうハンパじゃありませんよ^^;
オーストラリアに原子力潜水艦が提供される。と言うのは特大ニュースで御座います。
まさしく世界中に激震が走るレベルの、物凄い大変革をもたらしましたね^^;

まあ、学者やら有識者の中には原子力潜水艦の提供など大した事では無い。
単なる軍事技術の提供でしかない。・・・とかさ。
そのような事を主張する人もいるんですけれど・・・とんでもない勘違いですっ!^^;
原子力潜水艦の提供を単なる軍事技術。軍事支援の一環と解釈するなど不可能です。
大変失礼ながら、あまりにも見識に欠ける。と指摘する以外にはありません。

原子力潜水艦の提供とは核技術の軍事転用を容認する。と言う事に他ならず。
何よりも原子力潜水艦には核兵器が搭載可能だ。と言う事です。
すなわち将来的な核保有国になる可能性すら容認された。との解釈にも繋がるからです。

・・・だからさ。
このオーストラリアへの原子力潜水艦の提供とは、軍事バランスを崩壊させる程度には。
それこそ日米同盟を中核とする従来なアジア秩序を全否定する程度には。
割とシャレにならないレベルの。世界的な大事件だった、と言うわけなんです。うん。


まあ、これも一応確認しておきますが、私達日本って原子力潜水艦を持っていませんからね?^^;
アジアの盟主にしてアジア最大の親米国家であるはずの私達日本が持っていないのに。
その日本の頭を完全に飛び越える形で、先にオーストラリアに対して提供されてしまった。

この1点だけを見てもアメリカが日米同盟を全否定し、私達日本を裏切った。と、
お前。ホントにマジで何やってくれてんだっ!?・・・と、
そのように判断するには十分過ぎる大事件なわけです。うん^^;



・・・ん-。まだ事件の重大性についての説明としては不足でしたか。

皆々様。どうか前回の話題について思い出して下さいませ。
オーカスが一体何を目的にしていたのか?
よろしいですか?
米英豪3か国の協力体制であるオーカスと言う安全保障体制と言うのは。
これは紛れもなく日本を攻撃する事を目的にしていたんです。
その上でさ。
今しがた話題に出しているオーストラリアに対する原子力潜水艦の提供について考えて下さい。
そうすれば非常に重大な事実について、皆々様にも御理解頂ける事かと思います。

・・・オーカスを前提とするオーストラリアへの原子力潜水艦の提供が何を意味するのか?

それは日本に対する3度目。4度目の核攻撃を示唆するものだ。と言う事で御座います。




うん。オーカスの発表と共にオーストラリアに対する原子力潜水艦が提供された事実。
それについて私が即座に思い至ったのが、つまりはコレです^^;
これで日本はアメリカに銃口どころか。核ミサイルを突き付けられた状態になった・・・ってね。

いやまあ、だからさ^^;
自民党や日本政府はもちろん。防衛省や自衛隊ですらね。
このオーカスが物凄くヤバイ事に気が付くまでに時間がかかった。と言うのは大問題なんです。
私もさ。口に出して言葉にはしませんでしたけれど・・・。

「自衛隊の。統合幕僚ともあろうものが、この程度の事をもわからないのかっ!」

・・・とまあ、そんな感じでさ。
心の中で絶叫しながら号泣したりしておりました。ナハハハ^^;


でまあ、しつこいようですが改めて確認として申し上げますけれど。
先のアメリカの中間選挙によって。バイデン大統領の勝利によってコレをアメリカ国民が支持した。
アメリカ国民の民意において、日本に対する核攻撃が支持されてしまった。と、
つまりは、そういうような恐るべき事態に突入している・・・わけで御座います。


・・・岸田総理。そして、麻生さんや。
アンタらが緊縮増税を続けて、日米同盟を破綻させた結果がコレなんだからな?
今の日本は中国と対立し、ロシアとも対立し、さらにアメリカから核ミサイルで狙われている。
そんな第二次世界大戦を再現したような状況に陥っている、わけでしてね。
ここまで言えばさ。
なんで自分達が地獄に落ちなければならないのか。いい加減に理解出来ますでしょう?


私がさ。
最悪の場合。東京のド真ん中に核ミサイルが撃ち込まれるかもしれない。と、
そのように書いたのは、決してウソでも冗談でも何でも無いんです。本当の事なんです。
本当に現実的な可能性として出現しているから、そのように書いたんです。

ここまで日本の平和と未来を木っ端微塵になるまでブッ壊しておいてさ。
五体満足。無事に残りの人生を安らかに過ごせる・・・わけねぇだろうがっ!
どこの誰が何と言おうとも、お前達は地獄に落ちる。売国奴として地獄に落ちる以外には無い。


・・・うん。まっ。そういう事なわけで御座いますね。




でまあ、話を戻しますけれど。
今しがた書いた事はさ。あくまでもアメリカ側の話。
しかも遥か昔の、物凄く優秀な誰かさんが未来のアメリカのために考えた話なのであってさ^^;
もちろんオーストラリアが。またイギリスについてもね。そんな事を考えているわけもありません。
今ここで日本を攻撃する。なんてバカのやる事ですからね^^;

それにまあ、これもどう偏った視点で考えてもね。
バイデン大統領やバイデン政権も同じく何も考えていなかった事でしょうね^^;
さすがのアメリカでも、ここまでの事はやらない・・・と思いたいですよねぇ。


ん-。蛇足かもしれませんが、オーストラリアに対する原子力潜水艦の提供について。
その背景について一応ながら予想するのならば・・・。
オーカスと言う安全保障体制に内蔵されたオプション。1つの具体的な選択肢としてさ。
日本に対する核攻撃を可能とする。と、
そんな物凄い想定の上でオーストラリアへの原子力潜水艦が計画に組み込まれていた。と、
それを都合良く使えそうだ。と思ったから何も考えずにバイデン大統領が愚かにも行使した。と、
結局はそういう事であるだろうなぁ。と私は考えているわけなんです^^;


・・・あの、客観的に考えてさ。
バイデン大統領がオーストラリアに原子力潜水艦を提供する。だなんてさ。
そんな恐ろしく高度な決断が出来ると思います?
いや、仮に決断出来たとしても。それを実行するだけの実力。ネマワシが出来ると思いますか?^^;

だって、コレ一つだけで日米同盟を全否定するくらいには。
もう本当に。とてつもなく軍事バランスをブッ壊す決断なわけですからね。
そこまでの事をやるとなったら、相当に大変な事になるはずです。
ムチャクチャに時間もお金も労力もかけて、なおかつ物凄い政治力。政治センスが要求されます。
オーストラリアに原子力潜水艦を提供する。って、そういう事だからです。

それでまあ、もしもバイデン大統領がね。
それだけの政治センス。政治力がある政治家なら・・・そもそもオーカスなんて作りません^^;
従来のまま。日米同盟を中核にしたアジア戦略を維持するはずです。絶対にね。


さて。そうだとすれば。
なぜバイデン大統領はオーストラリアに原子力潜水艦を提供出来たのか?
それは十中八九。全てお膳立てされていたからです^^;
オーカスを一番最初に作った人が、その辺りの準備を全て完璧にやっていたんです。
各所の交渉。調整の一切合切をやって、実行可能な選択肢としてオーカスに組み込んだんです。
それをバイデン大統領が行使した。と言うのが事の真相だろうなぁ。と私は考えていますので。
だから、たぶんですけれど^^;
バイデン大統領は自分がやった事の重大性を正しく理解していないはずです。今この時もね。



まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
この辺りの事を含めて。原子力潜水艦についてアメリカとオーストラリアの両国と言うのは。
大して話し合いがされていない状況である可能性が物凄く大きい。と私は見ているんです。

もうさ。
普通だったら。常識的に考えてオーストラリアに原子力潜水艦を提供するとなればさ。
そりゃあもう凄まじいほどの話し合い。調整が必要になる事は明らかで御座います。

それが・・・まったく行われないままに実行されるわけです^^;
バイデン大統領は信じられないくらい行き当たりばったりにオーカスを動かしているわけでさ。
これはね。
オーストラリア側にとって非常に都合が良い、わけなんです^^;


うん。そうでしようねぇ。
このまま大した話し合いもされず。調整もされずにね。
半ば宙ぶらりんのまま原子力潜水艦が提供されてしまえばさ。
相当の部分で。なし崩し的にオーストラリアは影響力を拡大させる事が出来るからです^^;

そして、このままいけば実際にそうなるでしょう。
おそらくですが、原子力潜水艦が提供されて正式に配備された段階でね。
オーストラリアは国連の非常任理事国どころか。
もしかすると常任理事国入りの声が出ても不思議では無くなります。
それくらいにオーストラリアの国際社会における地位が爆上げするからです。うん^^;



いやぁ~。でも、本当にさ^^;
本来のアメリカの立場。バイデン大統領の立場であればね。
原子力潜水艦の提供について、オーストラリア側と徹底的に。トコトン話し合いをしてさ。
ガッチガチに物凄い制限をかける。くらいに事をしても良いはずだというのに。
その辺りの話が・・・されていないよね。きっとさ^^;

むしろオーストラリア側の方が交渉の主導権を握っている。と私は見ております。
なぜかと言うと、オーストラリアとの話を進めれば進めるほどにね。
日米同盟からオーカスへの移行が早まるからです。
うん。日本よりもオーストラリアを重視する。との姿勢が明確になってしまうからです。


今のアメリカと言うか。バイデン大統領に日米同盟に関する利権やら利権に未練がある以上。
この辺りの交渉はテキトーに扱っているはずです。
つまりは日米同盟を選べない。オーカスも選べないし、どっちも捨てられない。
『二兎を追う者は一兎をも得ず』って奴ですね^^;
そんな中途半端な今のアメリカの態度。どっちつかずの決断出来ないバイデン大統領。
それら全てを見透かした上でね。
オーストラリア側はガッツリとアメリカの足元を見ている、わけで御座います^^;

言うまでもありませんが、アメリカの未来を考えれば間違いなく悪手。
とっとと損切りして日米同盟からオーカスへの移行を宣言し。
今すぐにでも本格的にオーストラリアとの交渉をする方が良いに決まっているんですが・・・。
まあ、それはバイデン大統領には難しいでしょうねぇ^^;



それで、これも先に言っておきましょう。
このオーストラリアが本格的な交渉をするのがいつなのか?
それは・・・たぶんですが、インドと同じタイミングです^^;


ほら。以前にインドについて話をした時にチラッとだけ言いましたでしょう?
今のインドはアメリカを。バイデン大統領に対して物凄く不信感を持っている。
だから、可能な限りインドは交渉をしない。交渉を先延ばしにする。
どこまで先延ばしにするのか?と言えば、次の大統領選の直前。
インドが一番強くて、アメリカが一番弱い状況になってから、そこまで本格的に交渉を始める。と、
そのような話をしたわけなんですが・・・。

これとオーストラリアも同じだ。と考えてよろしいかと思いますね^^;
オーストラリアもまたインドと同様に。何ならインドと協力してアメリカと交渉をする。
自国の国益を最大化するように全力でアメリカに圧力をかける。と、
そんな流れになる可能性が極めて高いですし・・・あるいは、そこにイギリスも加わるかもしれない。


この程度の事は今のうちからアメリカの方々は覚悟しておいた方が良いでしょうね。



と言うわけで。
結果的にオーカスと言う新しい安全保障体制ではイギリス。オーストラリアの影響力が拡大。
それに伴ってアジア地域での利権やら利益についても拡大するでしょうし。
その分だけアメリカの影響力は低下し、同時にアジア地域の利権やら利益は縮小します。
ですので、改めて申し上げます。
オーカスの構築によりアメリカは踏んだり蹴ったり。骨折り損のくたびれ儲け。となりました。

・・・はい。終わり^^;




それで、ちょっとフライングして少しばかり次回の話をしますとね。

次回は今後のアジア情勢の話。
これから先にアメリカがどんな決断をするのか。それ次第で色々と話は変わるんですけれど。
・・・うーん。何と言えば良いのかな^^;

今の状況だけを見れば、たぶんですがアメリカは決断出来ない。
バイデン大統領は決断出来なくてグダグダになってから。手遅れになってから何かをやる。
何かをやって、さらに自爆する。・・・と言う可能性が物凄く高いような、そんな気がするんです。

・・・って言うか。今までが、そんな感じでしたからね^^;
どんなに警告されても決断出来ず、行動出来ず。
手遅れになってから大慌てで何かをやろうとして、それで自爆して今以上に事態を悪化させる。
これがテンプレと言うか。バイデン大統領の政治ってコレばっかりなわけです^^;

それを踏まえた上で・・・大サービスです^^;
私達日本が次にどのように動くのか。またアジア各国がどのように動くのか。
その話をして・・・それで長かったアジア情勢の話は終わりたいと思います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^









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最終更新日  2023年04月03日 00時57分18秒
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