さらさらの部屋~避難所

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2024年01月07日
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カテゴリ: 中東情勢
と言うわけで。
前回は中東情勢からの世界情勢に関する話で御座いましたね。

まっ。このブログでも何度も書いていた事ではあるんですけれど。
現在の世界全体の混乱。その原因と言うのはアメリカ合衆国であり、ディープステイトです。

安全保障はもちろん。国益すらも無視して権力を乱用すれば間違いなく国家は傾きますが。
それが世界の超大国ともなれば、アメリカ合衆国どころか世界が傾きます。
ですので、現在の世界情勢を安定化させるためには。
とにもかくにもアメリカの暴走を止める以外には無い。
安全保障も国益も無視した権力の乱用を止める以外にはありません。

・・・とまあ、それが出来れば誰も苦労はしないんですけれどねぇ^^;




それで本日の話題なのですが、もう少しだけ中東地域の話をしたいと思います。
今回の話題の後に日本。アジア情勢の話をしますので、どうか御容赦下さいませ^^;
それでは参りましょう^^


まず最初に申し上げておきます。
中東地域に新しい秩序。中東和平。中東秩序の実現を目指すのであれば。
これは、どうあっても中東地域に対するアメリカの影響力を削る以外にはありません。
・・・そうしなければアメリカが全力で中東和平。中東秩序の破壊を画策するからです。

前回から書いておりますが現在のアメリカ合衆国。ディープステイトは異常です。
安全保障戦略はもちろん。アメリカの国益すら無視して権力が乱用されている。
特定の一部の人間。一部の勢力の利益のために権力が暴走している状態にあります。

そして、そんな異常なアメリカ。ディープステイトの思考回路は単純明快。
パクス・アメリカーナに反するものの徹底的な排除。
つまりは自分達の利益の最大化。損失の最小化を否定する全ての要素の排除にあります。

よって。
パクス・アメリカーナに代わる新しい安全保障体制。新しい秩序を構築しようとした場合。
現在のアメリカ合衆国。ディープステイトは間違いなく全否定しつつ、
あらゆる手段で新しい安全保障。新しい秩序の全てを破壊しようと画策する事になります。

それが、アジア地域ではオーカスの成立であり。またはウクライナの戦争そのものであり。
中東地域においては先のハマスによる凶悪なテロ事件として表面化している。と、
そのように判断するのが極めて妥当で御座います。



しかしながら、現在はチャンスで御座います^^

今のアメリカ。ディープステイトは幸いにして大統領選に集中しております。
大統領選以外の全ての事案は二の次であり、三の次の状態。
基本的に対外政策全般。アメリカ国外の事は全て後回しにしている状態にあります。
アメリカが。ディープステイトがマトモに動けない今が最大にして最後のチャンス。

ここで対アメリカを想定した上でね。
アメリカが介入出来ないほどに新しい安全保障体制を。新しい秩序を確立させる。
これによりアメリカの暴走。ディープステイトの暴走を阻止し。
今のままであれば第三次世界大戦。核戦争に至るだろう世界の混乱を止める。
世界の安定を実現させ、平和を取り戻す・・・わけで御座いますね^^


これまた前回に書いた事でもありますが、これは中東地域に限った話ではありません。
全世界。全人類。国際社会全体に同じ事が指摘出来ます。
アメリカの。ディープステイトの暴走を止める事。
それにより第三次世界大戦。核戦争と言う最悪の未来を回避する事。
これは、今この時代を生きる全ての人間にとっての責務です。

世界中の。あらゆる人間が協力してアメリカ。ディープステイトによる破壊の連鎖を止める。
安定を取りも押し、平和を取り戻し、私達の子供達に未来を託していく。
それをする事こそが今の時代を生きる私達の責任であり、間違いなく正義である。と、
そのように私は断言する次第で御座います。



とまあ、そんな前提となる話がありまして^^;
今回の中東地域での話題で、どんな話をするのか?と言いますとね。
ズバリそれはクルド人について、で御座います。

・・・まっ。昨年末と言うか。大晦日の最後の話題で無理やり捻じ込んでしまったので。
もう少し詳しく話題にするべきかなぁ。と思ったわけですね。ナハハハ^^;


それで、このクルド人についての話なんですけれどね。
私が提案する第二次イラク戦争。すなわちイラクの親米政権。親米勢力の打倒であり。
それによる中東地域に対するアメリカの影響力の削減でもあるわけなんですが。
この戦争について話題にする際に、私はクルド人には一切戦わせるな。と書きました。
と言いますのもね。
このイラクのクルド人と言うのが、そのまま親米勢力になっているからです。うん^^;


まあ、このイラクのクルド人について説明すると長くなってしまうんですけれど・・・。
ん-。そうだなぁ。
先のイラク戦争。当時の独裁者であるフセイン大統領を排除するために。
そのためにアメリカが仕掛けた戦争になるわけなんですが。

この時にね。
アメリカと協力してフセイン政権打倒のために戦ったイラク国内勢力の1つ。
それがイラクのクルド人と言う事になります。
うん。そうですね。
自分達を弾圧した独裁者の打倒なわけですから、クルド人は積極的に協力したはずです^^

それで、これに加えてねイラク戦争の後の戦い。
つまりはイスラム国との戦いにおいてもクルド人は重要な役割を果たしたんです。
うん。イラク戦争の時と同様にアメリカと協力してクルド人はイスラム国と戦いました。

ですので、これら2つの戦争から考えますに。
イラクのクルド人と言うのは、ほぼ確実に親米勢力の親米派。
それも相当に強力なアメリカの味方である。と結論付ける事が出来ます。
でまあ、そうであればこそね。
そんな親米勢力のクルド人には、戦争に参加してもらっちゃあ困る、わけです^^;



「いやいや、困ると言ってもイラクで戦争が起こったら絶対に参戦するだろう。
事実。イラク戦争とイスラム国の戦いで参戦したわけなんだから。
それこそ第二次イラク戦争なんてものが起こったらクルド人は絶対に戦おうとするはずだ」

うん。もっともな意見で御座います^^
何の対策もしないままにイラクで戦争を始めてしまえば、ほぼ確実に。
それこそ100%と言って良いくらいクルド人は参戦します。それもアメリカ陣営としてね。
なので、1つ小細工をしておく必要があります^^;

それこそがクルド人国家の樹立と承認。になるわけで御座いますね^^



改めて申し上げますが、イラクのクルド人と言うのは。
先のイラク戦争。またその後のイスラム国との戦いにおいて。
アメリカ陣営として。親米勢力として。アメリカの強力な味方としてね。
それぞれの戦争に参戦してきた事実があります。

なぜそこまでしてクルド人が戦い続けるのか?と言えば、その理由は唯一つ。
クルド人国家の樹立と言う民族の悲願があればこそ。
自分達の祖国が存在しない。流浪の民としての歴史を終わらせる。と思えばこそ、です。

ですが。

そのために戦い続けたクルド人でしたが・・・どうぞ結果を見て下さいませ。
あれほどまでにアメリカと共に戦い続けたクルド人は、しかしながら悲願を成就させていない。
クルド人の誰もが熱望するクルド人国家の樹立。それが実現していないんです。



これについては・・・まあ、ハッキリ言ってしまいますとね。
全てはアメリカ側の事情によるものです。
クルド人が参戦し、共に戦ってくれた事についてアメリカは感謝しているはずです。
その点については私としても異論はありませんとも^^;
アメリカとしてもクルド人に対して様々な配慮。手厚い支援をしてきたはずです。きっとね^^

しかし、そうだからと言ってクルド人国家を樹立させる。それをアメリカが承認する。と、
そこまでになると・・・まったく話は変わってくるんです。
どれだけアメリカと共に戦ってくれたとしても、そこまでのリスクを背負う事は出来なかった。
つまるところ。
クルド人国家の樹立が、第二のイスラエルとなってしまう事をアメリカは恐れたんです。



そもそもの話として。
存在しないはずの国家を新しく作る。それも自分のテリトリーとは完全に異なる場所。
赤の他人の土地で新しい国家を樹立させる。・・・と言うのはさ。
これは、相当にリスクのある話になるわけで御座いますね^^;

無論。クルド人も中東地域における重要な構成員の1つだ。と、
その点については間違いありませんし、それを否定する人間も誰もいないんですけど。
でも、やっぱりね。
新しい国家。独立した主権国家を樹立させる。と言うのは、ちょっとレベルの違う話です。


何よりもイラク戦争の時はともかく。
その後のイスラム国の戦いにおいては、既にアメリカは世界の警察では無い。
パクス・アメリカーナが消滅した後になっていましたからねぇ。
そんな状態のアメリカにさ。
第二のイスラエルなんて問題を抱え込む事は絶対に出来なかったんです。

このような背景。経緯があってクルド人はアメリカ陣営の重要な味方として戦いつつも。
それでもクルド人国家の樹立。と言う悲願を成就させる事は出来なかった、わけです。



さあ。それで、です^^;

そんな状態にあるクルド人に対して、もし中東各国がクルド人国家の樹立を承認する。と、
そのような提案をした場合には、間違いなくクルド人全体に激震が走ります。
クルド人全体において天地がひっくり返るような大騒ぎになる事は確実でしょう^^;

ただそれには1つ条件があります。
第二次イラク戦争。イスラム国の再来によるイラク国内の親米政権及び親米勢力の排除。
この戦争に一切参加しない事。最後まで干渉せず中立の立場を確約する事、です。


実にクルド人にとっては悩みどころです。
今までの経緯を考えても、第二次イラク戦争が勃発すれば確実にアメリカから参戦要求がくる。
それを拒否して参戦しない。となれば確実にアメリカとの関係は悪化する。
とは言え。
今ここでのクルド人国家の樹立。その承認を中東各国がすると言うのは。
最初で最後のチャンスかもしれない。・・・さてはて。一体どうするべきなのか?



あくまでも私個人の意見ではありますけれど。
クルド人は、クルド人国家の樹立を選ぶだろう。と考えております。
それによりアメリカからの参戦要求を拒否するはずです。

今のまま。アメリカからの要求に応じたところで支援される金額が増えるのが関の山。
アメリカは従来通り。間違ってもクルド人国家の樹立。その承認をする事は無い。
重ねて申し上げます。
クルド人国家が第二のイスラエルとなる事。中東諸国の反発を受ける事が怖いからです。

となれば。
クルド人は十中八九。アメリカとの関係を切ってでも、クルド人国家の樹立を優先させる。
民族の悲願を成就させる方を選ぶ。
よって。
第二次イラク戦争においてクルド人は動かないし、動けない。

この事実はイラクの親米政権。ひいては全ての親米勢力に極めて大きな影響を与える。
強力で貴重な味方だと思っていたクルド人が土壇場で裏切った、わけですからね。
となれば、次にどこの誰が裏切るのかわからない。
疑心暗鬼のまま襲い来るイスラム国と戦い続けるのは・・・実に苦しいものとなるでしょう。

そんなわけですので第二次イラク戦争は終始。イスラム国が優勢を維持するかと思います。
・・・それに戦後を見据えた場合でも、親米勢力としてのクルド人を否定出来た事は大きい。
クルド人とアメリカの関係性を破壊出来る事と言うのは。
必然的に中東地域に対するアメリカの影響力低下を意味する事でもあるのですからね。


・・・どうかな?^^;
私も色々と考えた上での結論ではあるのですけれど。
ん-。それなりに良い線に届いているんじゃないかなぁ?どうでしょ?^^;




でまあ、最後にもう1つ。
イスラエルとハマスの戦争についての話をして終わろうと思います^^;

話としては単純です。
イスラエルとしては一体どこまでやるつもりなのか?
どこを着地点として見定めているのか?

これについては簡単だと私は考えております^^;
つまり、イスラエルはガザ地区それ自体を消滅させるつもりです。
具体的に言えば。
ガザ地区にいる全てのパレスチナ人を移住させて一か所にまとめます。
もう1つの自治区であるヨルダン川西部に全てまとめる、わけですね^^;


あの、これは断言しますけれどね。
ガザにあるパレスチナ人自治区。
つまりはガザ地区がある限りハマスは壊滅しません。うん^^;

ガザ地区がある限り、そこのパレスチナ人自治区に潜伏するはずです。
その上で再びテロ事件を引き起こそうとするでしょう。
ですので、ハマスの問題を本気でカタをつけるのならばガザ地区を消滅させる。
イスラエルの領土として全てを接収する。


その代わり、です^^;

ガザ地区と最低でも同規模。出来る事ならば倍以上の土地をパレスチナ人に割譲する。
ヨルダン川西部のパレスチナ人自治区を拡大させる。
その上で、さらにイスラエルは自治区から独立した主権国家となる事を認める。
正式にパレスチナ人国家の独立を承認する。

無論。その間で戦争における犠牲者に対して深い哀悼と共に。
ハマスを排除するためとは言え、凶悪なテロリストと戦うためとは言え。
多くのパレスチナ人が巻き込まれて犠牲になってしまった事を深く謝罪する。

うん。そうですね。
これが十中八九。イスラエル側。ネタニヤフ首相が考えている今回の戦争の結末。
イスラエルとしての落としどころ、でしょうね。たぶん^^;

ここまでやれば中東諸国も、それなりにイスラエルの対応を評価するはずですし。
国内でのイスラエルに対する反発を抑えようとしてくれるはずでしょう^^

・・・その代わり第二次イラク戦争では協力してね。と言う感じでしょうか^^;



それで、この決着の重要点としては。
パレスチナ人を一か所に集める。と言う事であると同時に。
それによりパレスチナ人自身にパレスチナの問題を対処させる事にあります。

・・・まあ、何が言いたいのか?と言えばさ^^;
パレスチナ人にハマスの後始末をさせる。と言う事にあります。



あの、ですねぇ。

これはイスラエル。ユダヤ人の方々も十分に理解している事だとは思うのですが。
そもそもの話としてパレスチナ人自治区が2つある事が問題なんです^^;

2つもあればこそ片方は穏健派のファタハ。もう片方を強硬派のハマスが支配する。と、
そんな状況が出現しているのであり・・・もっと言えばさ。
パレスチナとハマスは別物だ。とのパレスチナ人の論理が成立してしまう、わけです^^;

でまあ、こんな屁理屈が成立している限りはさ。
イスラエルとパレスチナの争いは延々と終わらないわけで御座います。
争いを終わらせるとすれば、パレスチナ人自身にも責任を背負わせるべきです。

・・・うん。当然ですね。
権利と義務は表裏一体。パレスチナ人国家の独立を承認するわけですから。
当然ながら、パレスチナ人は国際社会の一員としてハマスのような凶悪なテロ組織。
テロ行為の全てを批判し、根絶するために努力する義務があるはずです。

であればこそ。
これから先のハマスの後始末についてはパレスチナ人に全てやらせる。
それでもなおハマスが存続し続けて、テロ行為を続けるようであるならば。
パレスチナは義務を果たしていない。ハマスの殲滅。排除が出来ていない事を理由として。
イスラエルがパレスチナをボロクソになるまで批判出来る、わけで御座いますね^^;



でまあ、このような話ってさ。
何となくでもお察し頂ける事だとは思うのですが・・・。
この類似例と言うか。模範としては、日本と韓国の慰安婦問題で御座います^^;

日本は既に日韓基本条約からの、さらには日韓合意による10億円の提供までしている。
これ以上の事について日本が何らかの行動をする必要は無い。
後は全て韓国の問題。韓国の国内問題だ。韓国人が何とかしろ。・・・って奴ですね^^;

コレと同じ事をパレスチナに対して仕掛けるわけです。
ほぼ確実に成功すると私は見ております^^
その上で、問題を解決出来ないパレスチナ人が悪い。
パレスチナ人の問題にイスラエルが巻き込まれている。イスラエルは被害者だ。と、
そこまで中東諸国の世論を持っていければグッドですね^^



・・・まっ。それにさぁ。

当たり前と言えば当たり前の話ですけれど・・・。
いかにハマスが悪い。と言ってもね。
そのハマスの暴走。ハマスのテロ行為を止められないパレスチナ人にも責任はある。
うん。そうですね。
まったくもってパレスチナ人には責任が無い。と言うのは無理があると私は思います。

自分達の責任の全てを棚上げして。
ただひたすらにイスラエルが。ユダヤ人が悪い。と言い続けるのは・・・。
これは韓国人と同じレベルで醜悪なのではないか。と私には思われてなりません。

今後はパレスチナ人にも責任を背負ってもらう。と言うのが道理であるでしょう。




・・・まっ。んー。もう少し話を付け加えるのならばね^^;

ガザ地区と言うのは非常に厄介でした。
イスラエルとエジプトの国境沿いに隣接している事。また、海にも面している事。
この事からハマスの封じ込めは極めて困難だったはずです。
まず間違いなくイスラエル政府。ユダヤ人の方々も苦労した事でしょうね^^;

それと比較すればヨルダン川西部は内陸になります。
まあ、隣国のヨルダンとの国境に面してはいるんですけれど^^;
それでもガザ地区のように物資全般。武器全般を密輸するのは確実に難しくなります。
とまあ、その点でもね。
ガザ地区を消滅させる事はイスラエルにとって非常に重要なわけですね。




うん。まっ。こんなところかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^













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最終更新日  2024年01月07日 01時28分53秒
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