牝馬2冠を狙う関東馬キストゥヘヴンは美浦Wコースを単走で追われ、5ハロン68秒5、終い12秒7。鞍上の仕掛けに俊敏に反応し、さらに研ぎ澄まされた印象だ。決して目立つ時計ではない。しかし、気合のこもった終い重点の動きは、桜花賞馬の貫禄を感じさせる。2冠制覇に向けて、キストゥヘヴンが最終調整をスムーズに完了した。
「終いの感触を確かめることを重点にやりました。折り合いがついて、いつでもゴーサインを出せる状態だったし、反応も良かったです。非常に落ち着きがあって、いい状態ですね」
どんよりとした栗東の空の下。一際輝く栗毛の馬体が躍動した。あと一歩のところで目の前からスルリと逃げた桜の女王。雪辱を期す桜花賞2着馬アドマイヤキッスが抜群の動きで樫の女王へ猛アピールだ。「速すぎるやろ」。松田博調教師は苦言を呈したが、その顔は笑っていた。「具合は間違いなくエエやろな。前走は半年ぶりの競馬(チューリップ賞1着)を使った後の反動があったかもしれん。今回は間隔があるから、(調整に)余裕がある。体も増えて出られるやろ」と、前走以上の充実ぶりに柔和な表情だ。
文句なしの予行演習を済ませて、戴冠の希望が大きく膨らんできた。桜花賞3着馬コイウタは、横山典騎手が騎乗して、坂路を軽快に疾走。スピードに乗った走りで前半から11秒台のラップを刻み、4ハロン49秒2の猛時計をマークした。3ハロン37秒8-14秒0と、ラスト1ハロンこそ時計を要したが、最後は流す感じでのフィニッシュ。けっしてバテたわけではなく、時計、内容とも満足の追い切りだった。
自ら志願して騎乗したノリは「初めて調教で乗ったが、なかなか元気がよかった。時計も50秒を切ってきたから速かった」と十分な手応えを得た様子。奥平雅調教師も「ちょうどいい内容」と、納得の表情だ。
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