金刃プロ初完投新人5勝一番乗り
=5/31 ニッカンスポーツ=
巨 人ルーキー金刃が、ソフトバンク打線を7安打2失点に抑え、プロ初完投で5勝目を挙げた。7回までは二塁さえ踏ませぬ好投。9回に2失点したものの、150球を投げ、最後までマウンドを守り抜いた。 試合終了直後に見せたのは、投げ抜いた安堵(あんど)の笑みだった。8回2死満塁のピンチをしのぎ、1度はベンチ裏に引き揚げた。だがその裏に味方が4点を追加すると、続投で完封のチャンスが巡ってきた。「正直、完封したかった。スコアボードを見て意識しちゃいました」。残りアウト2つから完封を逃し、試合後は思わず苦笑い。会心の笑みはお預けとなった。 快投のヒントは思わぬところに落ちていた。遠征から帰り、久々に寮で過ごす夜だった。スポーツ番組でロッテ渡辺俊が、軸足へのタメについて語るのを偶然見た。「渡辺さんの言ってた『カチッ』という感じが、すごくピッタリでした」。金刃は持ち球にシュートを取り入れたことで、体を開くクセが出ていた。前回登板した日本ハム戦での4失点の原因もそれだった。「軸足にしっかりタメができれば(開きは)抑えられる」。早速ブルペン練習で取り入れ、修正は見事に成功した。「今日は全然シュート回転しなかった」と、手応えは十分だった。 プロ初登板から9試合目、わずか2カ月で目標とする2ケタ勝利の半分をクリアした。チームもセ・リーグ30勝一番乗り。原監督は「今日がキレ、制球力ともに一番良かった」と、ルーキーの成長に目を細めた。初勝利と初完投と着実に階段を上っている。 ...[記事全文] |
熱投150球!巨人・金刃プロ初完投でルーキートップ5勝目!
=5/31 サンスポ=
無 我夢中だった。勝利の瞬間、考えていたガッツポーズさえ忘れていた。熱投150球。金刃がセ界で一番乗りとなるルーキー初完投勝利だ。 「いや~、最高でした。和田さんもテンポがよかったので、それに合わせて投げることができました。みなさんのおかげで、完投することができました」 リベンジの気持ちで臨んだマウンドだった。3月4日のオープン戦(ヤフードーム)。“プロデビュー”を飾ったのが、ソフトバンク戦。緊張から腕が縮まり、2回3失点のホロ苦デビューとなった。 今は違う。成長した姿を見せた。松中、小久保らを擁し、12球団最強ともいわれるホークス打線を相手に、七回までは二塁すら踏ませない。八回は無死一塁からブキャナンにあわや本塁打の大ファウル。ヒヤリとさせられたが、この回は無失点。九回は守護神・上原の登板も考えられたが原監督の温情で続投。松中に目の覚めるような一発を浴びるなど2失点。完封は逃したが、何とか最後までたどり着いた。 ...[記事全文] |
李V弾、G30勝セ一番乗り
=5/31 スポーツ報知=
4 回1死。フルカウントからの7球目。和田がストライクを取りに来た外角真ん中スライダーを逆らわずに運んだ一撃は、左翼席中段に届く7試合ぶりの先制12号ソロ。2年連続交流戦キングが今年“初アーチ”だ。 少年時代からあこがれ、まねをした王監督の目の前で見せたのは、トレードマークの「一本足打法」ではなかった。交流戦に入ってからの李は右足を高々と上げてボールを呼び込む従来のスタイルを捨て、右足を地面に滑らせる「スリ足打法」に変えている。 韓国・サムスン時代の03年。一時期、スランプに陥った李は「スリ足打法」で不調を脱し、結果的にアジア新記録となるシーズン56本塁打を達成した。「もう少し。もう少し」いずれは一本足打法に戻す。今は我慢の時だ。 相手ベンチには王貞治、球団ブースには長嶋茂雄がいた。ONの前で、北京五輪の韓国代表候補に名を連ねる「巨人の4番」が打った。「偉大な方たちの前でホームランを打ててよかった」もう一度、高々と右足を上げた時、アジアの大砲は世界の本塁打王に近づいていく。 ...[記事全文] |
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