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55号線からピンクの建物を目印に曲がり、遍路道に入ります。民宿ちばあたりのアスファルトの道は記憶にありましたが、恩山寺直前にこんな山道があったとは忘れていました。それとも前回は車道を歩いたのかなぁ。道は、修行大師像の脇に出ました。【18番:恩山寺】到着。(10:40)恩山寺にこんな石段があったかなぁ~とまた首をひねります。どうも恩山寺の印象は薄かったみたいです。『釈迦庵』経由で進もうと思っていたのに、修行大師像の脇道に入ってしまったので、気がつけばまた民宿ちばの前を通っていました。古い民家と大きな桜の木、この田園風景はたしかに見覚えがありました。お京塚の、静か過ぎて妖しい雰囲気も見覚えがあります。12:10、【19番:立江寺】到着。立江寺にはおびんづる様の向かいに、寿老人がおまつりされていました。ちょっと珍しい。天井画も新しいもののようですが、鮮やかできれいです。多宝塔。大師堂をお参りした後、『黒髪堂』の看板を見つけました。お京の髪の毛と頭皮が縄に巻きついているという伝説があります。お堂の中を覗いてみると、たしかに毛は見えました。時間が経ってちょっと茶髪っぽく変色していたようです。隣には『白杉大明神』立江寺のお楽しみは最後に門前の【酒井軒本舗】で「立江餅」を買うこと。黒米を混ぜた褐色の餅に、さっぱりしたこし餡が入っていて1個100円。翌日でも硬くならないので、遍路の行動食にはピッタリです。そして餅を買った後は、前回のように道がわからず「うぅ~ん」と店の前で考えてから歩き出します。一旦来た道に戻ればいいだけのことなのに、何故かこのあたりの道には混乱させられます。
2009年04月30日
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徳島5日目、6:00に宿を出発。昨日徳島まで進まず国府(こう)に泊まったのは、徳島市内を通らずに地蔵越えコースを行きたかったから。上鮎喰橋を渡り、地図のBコースに入ります。自転車に乗った地元のおじさんが、これからの道を説明してくれました。地蔵院の手前は少々登り坂になっています。池のほとりのトイレ棟。早朝から池の周りをウォーキングしている地元の方も多く、声をかけられました。池のほとりにある【地蔵院】(6:50)誰もいない早朝の境内は、清清しいです。本堂も立派で、龍の彫り物が目に留まりました。本堂に掲げられた日本画、花見の情景と地蔵菩薩の2枚も鑑賞。地蔵寺のおびんづる様。大師堂、桜も咲き始めてきれいです。境内には【穴不動古墳】がありました。【地蔵院】は意外に規模が大きく見所があって、立ち寄って良かったです。ロケーションも素敵。門前の池のほとりには、鴨も集まってきています。トイレを借りてから、いざ地蔵峠へ向かいます。車道を少し上がった脇にみちしるべが立っています。(7:10)水場もありますが、遍路道沿いには小川も流れています。時折「ボゴッ」という不気味な音がすると思ったら、小川にししおどしが設置してあってその音でした。他にもペットボトルで作った水車が、小川で回っていたり、手作りのベンチが置いてあったり、地元の方々が整備されていると感じさせられます。急登になり、やがて頂上。頂上にはお地蔵さんがおられました。(7:30)頂上のベンチではカリフォルニア出身の青年が休憩していました。数日前から時々見かけていましたが、彼は野宿専門なので宿で一緒になることはありません。大きな荷物で背が高いので、結構目立ちます。夕べは地蔵院の前の池の東屋に泊まったそうですが、「寒かったぁ~」と言っていました。遍路道を下ります。峠を越えると車道に出てだらだらと歩きます。市内を迂回できる道路として、地元の車がひっきりなしに通ります。途中、大勢休憩できるテーブルとイスのある休憩所を発見。宴会でも始まりそうな雰囲気です。だいぶ町なかに出てきました、八万の潜水橋を渡りました。法花(ほっけ)のバス営業所には待合所のなかにトイレもあって、トイレを借りて待合所のイスで休憩させてもらいました。(8:30)バスに乗りにきた地元のおじさんと少しお話しました。次の休憩ポイントは『露ヶ本遍路休憩所』勝浦川橋手前の55号線沿いにあります。(9:40)初めて利用させていただきましたが、新しい施設のようです。小松島のコンビニで、お昼ごはんを忘れずに調達しました。小松島から先は沼江(ぬえ)のローソンまでお店がなかった記憶があるので・・・。
2009年04月29日
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国分寺から1.8k先の【16番:観音寺】には14:20に到着。団体さんと一緒になったので、少し時間をずらしました。観音寺から次の札所へは、宿に荷物を置いていきます。今夜の宿は鱗楼という旅館です。古い日本家屋を想像していましたが、モダンな外観です。井戸寺への道で、徳島の二人組お遍路さんとすれ違いました。荷物を持ってなかったので「(泊まりは)鱗楼ですか?」と訊くと「鱗楼」との返事。【17番:井戸寺】15:15着。ここへくる途中で頂いた、温かい午後の紅茶ミルクティを飲んで休憩。肌寒い一日だったので温かい飲物がとても嬉しかったです。境内にある【日限大師】とお堂の中の井戸。納経所は立派な宿坊の受付と兼用です。井戸寺からまたもと来た道をたどり、途中コンビニで明朝のおにぎりなどを買って宿に帰りました。夕食は1階の食堂に集まって、色々出してもらえました。翌日は鶴林寺の麓までの予定なので、朝食は無しで会計してもらいました。(6,825円:1泊夕食のみ)≪第4日目の歩行距離:27.4k≫
2009年04月28日
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12:00、【13番:大日寺】到着。朝は曇っていたのに、昼からは晴れました。13番から17番までは、距離が近いので余裕です。大日寺のご住職が亡くなって、韓国より嫁がれた奥様が昨秋から住職を務められているとTVで観ました。納経所の前にあるコンテナには、夏ミカンがいっぱい入れてあって自由にいただけるそうなので、1個頂きました。またリュックが重くなるけど・・・。12:55、2.3k先の【常楽寺】到着。ここは岩石がむき出しの野性的な境内です。木の上に鎮座する『あららぎ大師』自分が高所恐怖症なので、高いところに座って怖くないのかなぁと思いました。常楽寺のすぐ近くに奥の院である【慈眼寺】を今回初めてお参りしました。前回は車道を通ったので、全く気がつきませんでした。こちらは新築工事中。ピカピカの大師堂。【生木地蔵尊】は木にお地蔵様が彫り込まれていました。慈眼寺を出て、車道に戻って少し歩くと道沿いに【八祖大師(岩船地蔵尊)】鮮やかなカラーリングで印象に残ります。13:30、私の好きな【15番:国分寺】この古さと、何も無さがいいです。鐘楼も歴史を感じさせられます。
2009年04月27日
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第4日目の朝、雨は上がり曇り空でした。6:30からの朝食のときに、NTさんからまたチョコレートをいただきました。世間では私はオバサンの部類なのですが、NTさんはチョコレートをくれたり、名前が解らない時は「お嬢ちゃん」と呼んだり、納め札を渡したら「○○チャン」とちゃん付けで言ってくれたり、子供扱いされてるような、恥ずかしいような、でも嬉しい・・・。7:05なべいわ荘を出発。玄関前の白い木蓮がきれいでした。歩き出すと2階の窓からNTさんの声がして、振り向くと手を振ってくれていました。また嬉しい。鍋岩から大日寺までは、神山経由と玉ヶ峠経由と2通りコースがありますが、神山経由は距離が長く時間がかかりそうです。今日の行程では17番まで打ちたいので、前回と同じ玉ヶ峠コースをチョイスしました。なべいわ荘を少し下ったところの脇から舗装道に入り、水場のある登山口。薄暗い山道をぬけて、7:45に玉ヶ峠到着。ここはトイレも完備の理想的なお堂です。峠からは下り道です。この下りがなかなか手ごわいのです。途中、こんな風景が広がります。水場もあります。植村旅館の手前に【鏡大師(鏡石大師)】がありますが、前回は夕暮で時間がなく通り過ぎた思い出が。今日はまだ朝なので、お参りすることができました。ケモノ道のような細道を下ったところに小さな祠が建っていました。そしてこれがその鏡石。想像ではつるつるピカピカだと思いましたが、実際は普通の岩という感じでした。遍路道から植村旅館が見えます、懐かし~い。駒坂峠という小さい峠を越えたら、鮎喰川の潜水橋が見えてきます。この潜水橋を渡ってからは、車道沿いを延々と歩くことになります。河野橋を渡り、ペンションやすらぎの前を過ぎて11:10に『おやすみなし亭』。ここは是非とも立ち寄りたかった遍路小屋です。ミカンやコーヒーを頂き、よもぎあんぱんを食べて休憩。居心地がよくのんびりしていたら、後から出発してきたNTさんがやってきました。ここで30分も過ごしてしまいました。
2009年04月26日
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山道を登りきると、焼山寺の参道に出ました。参道から山門へは、奉納された石柱の名前をみながら歩きました。11:40【12番:焼山寺】到着。焼山寺のおびんづる様は、納経所の前に鎮座しておられました。今日の宿泊は『なべいわ荘』なので、だいぶ時間に余裕があります。境内のベンチで残ったおにぎりを食べたりして、1時間以上休憩しました。一緒に休憩したのが神戸市のご夫婦で、1日目の休憩所で会った方です。私の家からもそう遠くはなくて親近感を持てました。予約した宿泊先のリストを見せてもらったら、20泊くらいの予約をされていてかなり早いペースで進む計画になっています。山門の仁王像に挨拶をして、焼山寺を後にしました。晴れていれば奥の院まで回りたかったのですが、今にも雨が降り出しそうなので山を下ります。13:10、【杖杉庵】を参拝。【杖杉庵】の横には私の大好きな無人販売所がありました。国産の梅干300円は安いです、お買い得です。【杖杉庵】を少し下った小屋にも無人販売所。干し柿、干し芋、梅肉、大梅、小梅、梅塩漬など豊富な品揃え。お遍路でなければ買えるんだけどなぁ~。この日、鍋岩の手前のトイレのある駐車場の前にテントが張ってありました。ミカンも販売していたり、お店のような感じです。通りかかると、休憩していきませんかと声をかけられました。まだ14時すぎだったので、宿に入るにも早すぎてちょうど良いタイミング。お言葉に甘えてテント内のベンチに腰掛けさせてもらいます。今日はこのお宅の長男さんの誕生日で、近所の人たちも集まって餅つきをしたとのこと。きび餅やみかんをご馳走になりました。地元の方々と30分以上も話をして、のんびりさせていただきました。2巡目にもなると、結構厚かましくなるもんです。15時近くになったので納め札をお渡しして、『なべいわ荘』へ向かいました。玄関の前には真っ白な花をつけた木蓮の木が枝を広げていました。その木蓮の前の1階の「こすもす」の間が私の部屋。何が嬉しいって、茶菓子がいっぱいあったこと。部屋着に着替えて洗濯をしながら、部屋でゆっくりおやつの時間です。15:30に突然すごい勢いで雨が降り始め、物凄い雷が近でド~ンと鳴りました。早めに宿に入る今日の行程は正解でした。洗濯場にいたなべいわ荘のワンちゃんは、先ほどの雷にすっかり怯えて体を震わせていました。なべいわ荘の風呂は檜造り、部屋もお風呂も山荘の雰囲気で良いです。夕食には「あまご」が出ました。昼間休憩所で出会った大阪の88歳のNTさんと、楽しい夕食でした。NTさんも何巡目かで、以前愛媛の峠の下り坂で転倒し怪我をしたことがあるのだそうです。その時は、たまたま一人のお遍路さんを追い越して、その人が後から追いつき、その先のバス停から町に移動した。そのお遍路さんはその日そのバス停から帰る予定だったので、時間も調べてあって終点が病院だった。杖の上に体が転び、杖は折れたが体は守られ、額を何針か縫ったくらいですんだ。そんな不思議な話を聞きました。隣の70代のお遍路さんは、病気を抱えながらも区切りで逆打ちしていて、コンビニのおにぎりが食べられないそうです。わずかな添加物や保存料にも体が反応するので、お昼のおにぎりは宿で作ってもらうのだそう。高齢にもかかわらず、こうして歩いているお遍路さんを目の当たりにすると自分はまだまだだなぁと思いました。尊敬してしまいます。≪第3日目の歩行距離:16.9k≫
2009年04月25日
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部屋でおにぎりとパン、ヨーグルト。粉末のカフェオレを作って飲みました。車の出発が6:40だということで、5分前にチェックアウト。私のほかには男性のお遍路さんが3人相乗りです。6:50に藤井寺の駐車場に到着。天気予報では降水確率80%で、どんよりと曇っています。雨具を準備している人もいます。藤井寺にいってきますの参拝を済ませて、登山道に入ります。薄暗い遍路道にはミニ八十八ヶ所めぐりが設けられています。今にも降りだしそうな空模様。登り始めて1時間で『長戸庵』。『長戸庵』での休憩時に、夕べ同じビジネスホテルに宿泊していた徳島の男性お遍路2人組に納め札をいただきました。お遍路をする四国の人とは初めて出会いました。さて、少し早かったのですが、ここで出かける間際にBH尾池でいただいたおにぎりを1つ食べました。おにぎりも沢庵も個別にラップされていて、丁寧なお弁当でした。長戸庵の少し先にある展望所からの眺望。杉木立に入りなおも登りつづけていくと、長戸庵から1時間ほどで『柳水庵』奥の院です。奥の院の建物は最初、納屋か物置かと思いました。『柳水庵』の屋根が現れてきました。広場には湧き水もあります。冷たい水を飲みました。お堂。廃業した民宿。まだまだ営業できそうに丈夫な民家です、もったいない。『柳水庵』前のベンチで、よもぎあんパンを食べながら10分休憩。『柳水庵』を少し下ったところには、きれいなへんろ小屋も建っています。『柳水庵』から45分くらいで『浄蓮庵』にたどり着きました。石段の上を仰ぐと大師像が見えます。大木を背にたたずむ大師像。厳かな気分にさせられます。『浄蓮庵』でも10分休憩をして、再び歩き出します。(10:15)ここからは一旦下りです。地図では城川内あたりの集落です。このあたりの民家の塀や、棒に吊り下げられている茶褐色のモノ・・・。これは、もしかしてイノシシの毛皮ではなかろうか。塀に干してあるものもあって、顔の横で通り過ぎたときはギョっとしました。またイノシシだけではなく、このあたりでは梅の産地でもあるらしく、梅の木畑がたくさんありました。山を下りきると焼山寺への最後の登りです。前回は発見できなかった有名な看板も、ちゃんとみつかりました。結構、苔むしていました。あとはこの看板通り、登り坂を頑張るのみです。
2009年04月24日
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切幡寺より一本道で順調に歩いていると、【しあわせ地蔵】のお堂がありました。しあわせにしてください!とお参りしていく。八幡にある私設休憩所。屋根と壁で囲まれているので雨の日も安心。吉野川の最初の橋を渡ります。中州の土地に畑が広がり、その中の農道を進みます。鳥居に『善入寺』とは何だろうと思い、帰ってきてから調べたところ、この中州は『善入寺島』という総面積500haもある日本最大の川の中の無人島なんだそうです。2番目の橋は大き目、川島橋です。川を渡った先に水道付きの遍路小屋があるので、お昼休憩です。(11:40)おにぎりとソーセージを食べました。15分ほど休憩して出発です。『八坂神社』という名前はどこにでもあるのだなぁ。【11番:藤井寺】には12:45に到着。咲いている桜。藤井寺のおびんづる様。明日登る焼山寺の入口。さて、藤井寺のあとは前回に泊まった『民宿吉野』に泊まるつもりでしたが、一週間前に電話をすると、もう満室で断られました。門前の『ふじや旅館』も、その日は用事があって休みにしているとのこと。でも『ふじや旅館』の女将さんが「鴨島駅前のオイケさんってとこがあるから、そこに電話してみなさい。送迎もしてくれるから!」とおすすめされました。藤井寺を出たのが13:20、時間が早かったので鴨島まで歩くことにしました。15分くらい歩くとスーパーや郵便局などのある町に出ます。マルナカ鴨島店の前から『ビジネスホテル尾池』に何時からチェックインできるか電話で尋ねました。14時前でしたが「今からで構いませんよ」という親切なお言葉。素泊まりで予約していたので、スーパーで食料を調達してホテルへ向かいます。若いご夫婦が経営されているようで、対応がきちんとされています。部屋もツインのシングルユースで広々、ただビジネスホテルなのに冷蔵庫は付いていませんでした。時間があるので鴨島の町をぶらぶら。駅には24時間営業ではないコンビニ、駅前にはネットカフェがありました。商店街には和菓子店、たこやき屋、喫茶店など。夕食は2日連続でマルナカのお惣菜。サラダ巻き、きんぴらごぼう、豚の竜田揚甘酢、ヨーグルト。≪第2日目の歩行距離:18.5k≫
2009年04月23日
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法輪寺へ向かうアスファルトに記された文字、「↑九番札所」こういうの、いいなぁ。8:30、田園に囲まれた【9番:法輪寺】に到着。本堂と大師堂が仲良く並んだこじんまりした札所です。法輪寺を出て15分ほど歩くと『小豆洗大師』のお堂があります。小豆洗い場はこんなふうで、現在では小豆を洗う気にはなれません。お大師さまゴメンナサイ。台所の水道で洗いますね。その先、水田という場所に1巡目もお世話になった私設休憩所があります。昔は商店でもしていたかのような民家の軒下に、ベンチやお茶を置いて下さっています。そして手製の巾着袋(賽銭袋)が「どうぞご自由にお持ちください」と並べてあるのです。今回も記念にいただきました。基本のデザインは同じですが、ツートンカラーになってました。切幡寺の入口に差し掛かると、うどん屋さんのご主人が「荷物はここに置いていったらいいよ」と親切に声をかけてくださいました。お言葉に甘えて、表の縁台にリュックを置かせてもらいました。9:45に【10番:切幡寺】、山門が新しくなっているような気がします。石段の多さはしっかりと記憶にあります。以前は気が付かなかった切幡観音像。また以前は気が付かなかった大塔。大塔から境内を見渡せます。魚の石灯籠も見つけました。2年前は雨の日だったので参拝してそそくさと次へ向かったのですが、晴れた日は境内をゆっくり見て回れるので楽しいです。お手洗いへの通り道に、お寺の飼犬たちが日なたぼっこをしていました。おとなしくてノンビリしたワンちゃん達です。切幡寺の門前には巡礼用品を扱うお店がありますが、私の輪袈裟はここの浅野総本店『スモトリ屋』で吟味して購入したものです。何が気に入ってるって、この看板です。新バージョン。旧バージョンも味があって素敵。
2009年04月22日
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明けて2日目、天気は完全に回復。同宿の女性2人連れのお遍路さんは早朝に発ち、私は自転車遍路さんとリビングでのんびり朝食。昨日買っておいた明太子おにぎりとメルヘンハット(帽子パン)、夕べの残りのフライドチキン、ヨーグルト。宿のコーヒーも頂きました。2人連れお遍路さんを、昨日迎えに行った場所まで送りにいった大将が帰ってきて、リビングで喋っていたら出発予定時刻の7時をとうに過ぎてしまいました。そろそろ私たちも出発しますか・・・と準備をして玄関に荷物を運んでいたら。空き部屋を点検していた大将が「忘れ物があった」と、女性2人連れのお遍路さんに電話をかけていました。7番を打って、もう8番に着いているというので、忘れ物を届けに車でゆく・・・ということに。このタイミングでこのシチュエーションは、きっと弘法大師が乗っていけ!とおっしゃっているに違いない。熊谷寺への2.2kを、あっさり便乗させてもらうことにしました。1巡目、かたくなに歩いていた人から、2巡目はちょっと柔軟な人へ変貌してます。車で5分、7:35には【8番:熊谷寺】の駐車場に到着。喋りすぎた30分はここで取り戻せました。山門には昨日の地蔵寺と同じタイプの軍人風のお二方。ご詠歌のテープが境内に流されている中、ゆっくり参拝します。納経所は駐車場にあるので、納経後に駐車場のベンチで荷物を整理していると片隅の怪しい小屋が目に入りました。駐車料を回収する管理人の小屋のようですが、カーテンがひかれ笠と金剛杖がたてかけてある。しばらくすると中から若い男性遍路が出てきました。ここに宿泊していた模様。中はどうなっているんだろう・・・興味シンシン。9番に向かう途中に熊谷寺の巨大仁王門をくぐりました。最初に仁王門を見たときは、あまりの大きさに意表をつかれたものでした。仁王像も堂々とした風格があり、ゆっくりと鑑賞できます。やはり仁王門は熊谷寺の目玉です。
2009年04月21日
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十楽寺の山門もまた龍宮城のような・・・。(16:00)十楽寺にはもう一つ中門があります。そしてこの『遍照院殿』と書かれた門の2階部分は、参拝できるようになっていました。中は豪華絢爛。ここの宿坊は1巡目の時は工事中でした。あらためて出来上がりを見ると、とても立派で綺麗。朝のスタートが遅かったので、のんびりする間もなく宿へ急ぎます。急ぐ割には、民家で飼われている牛を眺めたり・・・。16:55、本日の素泊まり宿『越久田屋』に到着。先に到着していた男性の自転車お遍路さんと一緒に、大将の車で『御所の郷』に送ってもらいます。なんだかんだでここへ来るのは、もう3度目ですがやっぱり天然温泉はいいです。館内にレストランも併設されていますが、私はいつも帰りにスーパーに寄ってもらって食料を買出しします。スーパーマルナカで夕食と朝食を買って帰りました。まるで自分の家同然に、民宿のリビングでお遍路の資料をチェックしながら夕食。ちらし寿司、なら和え、フライドチキン、デザートにはヨーグルト。徳島のちらし寿司には、なんと甘い煮豆が乗っかっていました、新発見。“なら和え”は油揚げとれんこんなどの根菜類が酢の和え物になっているもの。奈良の和え物って意味なのかな~(謎)食後にくつろいでいると、同宿の自転車遍路さんもリビングにやってきました。この方、私がザックカバー付きのリュックを四苦八苦しながら背負ってるときに、手助けしてくれた人でした。話の中で面白かったのは、この人のお線香早立てキット。お線香3本をもたもたと取り出すのが嫌で、太めのストローにあらかじめ3本入れてセットしておくのだそうです。線香を立てるときは、ストローごと取り出して先端から線香を少し出して火を点け、ストローのまま灰に突き刺してからストローだけシュッ!と抜き取る。ストローでカバーされているので、線香も折れにくいとのこと。そのユニークな早業、実際に見てみたいと思いました。≪第1日目の歩行距離:21.0k≫
2009年04月20日
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梅もまだ咲いていました。『八坂神社』はどこにでもあるんですね。橋を渡ったところにある『小柿休憩所』に立ち寄ると、ご夫婦のお遍路さんが既に休んでおられました。今回が2巡目で、今日は十楽寺の宿坊に泊まられるとのこと。ほどなくもう一組、ご夫婦のお遍路さんが入ってこられました。こちらは初めてのお遍路で、安楽寺の宿坊を予約できたそうです。2巡目の夫婦遍路さんが出発され、残った広島のご夫婦の奥さんが明るくて話し好きな方。質問したいことが山盛りあるそうで、一緒に出発しました。とにかく解らないことだらけなのよ~と笑ってます。とりあえず20kくらいづつの間隔で宿は予約したそうで、今回は恩山寺までの区切り打ちなんだそう。二人で色々とお話しながら歩いていると、あっという間に龍宮城のような山門の【6番:安楽寺】に着きました。(15:10)安楽寺では、宿坊の横の桜がきれいでした。仁王像の鎖骨にお賽銭が乗っかっているのが、なんとなく気になりました。大師堂でお参りを終えたときに、3~4人を引率してこられた女性の先達さんが私に「よいお参りができますように」と言ってご自分の錦のお札を下さいました。奈良の方でした。とても嬉しい、お守りにします。広島のご夫婦はここの宿坊にチェックインするためここでお別れです。明日以降のペースが違うので、もう会う事もないと思いますが楽しいお遍路になりますように!天気は回復して、青空が広がります。安楽寺を出ると、石碑や向う側の木立にたたずむ大師像を見ることができました。
2009年04月19日
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大日寺から地蔵寺までは2k、30分の道のりです。(13:25)地蔵寺に隣接した【五百羅漢】は拝観料が500円かかります。1巡目も通過したのですが、今回も素通りしてしまいました。バチが当たりませんように・・・・・・・。五百羅漢から地蔵寺は目と鼻の先。地蔵寺の裏から境内に入り込み、本堂~大師堂と参拝。大師堂の彫刻の装飾がきれいです。鳳凰、唐獅子、鹿と紅葉。山門には仁王様ではなく、このお二人。山門をよく観察すると『勝軍地蔵大菩薩』の文字がありました。だからお二人は勇ましい姿をしているのだな~と納得。この山門の前で、地元の方々がお接待活動をされていました。“原田トマト”と印刷されたメッセージカード入りのプチトマトです。あとでトマトを頂きましたが、新鮮で甘味があってとても美味しかったです。元気が出たところで、安楽寺へ!(13:45)
2009年04月18日
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金泉寺を出て、板野の町を歩きます。武士の像のある休憩所も見つけました。大師堂、とだけ書いてあるお堂。地図にある導引大師かな。『振袖地蔵』(振袖姿のお地蔵様、別名カヨ地蔵)というのもありました。桜はまだ咲いていませんが、春の息吹はあちこちに見られます。これは紅白の花が一緒に咲いていました。遍路道に『蓮華寺』の本堂と大師堂、ここはちょうど良い休憩所です。お堂の前にアンケートが置いてあって、今回も記入させていただく。1巡目に軒下をお借りして、昼ご飯を食べたのは、ここでした。どんよりした曇り空ではあるけれど、遍路道は菜の花やみかんに飾られ明るい気分にさせてくれます。前回は『愛染院』には立ち寄らなかったので、今回初めてお参りします。本堂の壁には、おびただしい数のワラジが奉納されていました。私もこれから益々健脚になるように、道中膝が痛くなりませんように、とお願い。大師堂もちゃんとあります。愛染院にいた猫たち。山門で挨拶して、大日寺へ向かいます。山門にも大ワラジ。民家の横からへんろ道が続いています。祝日でイベントがあっているようです。ウォーキングの会の人たちが、たくさん駐車場で休憩していました。山門が見えてきます。12:30、【4番:大日寺】に到着。本堂の渡り廊下には数体の仏像が並べられていて、拝観できるようになっています。その中でも綺麗どころは、こちら。なまめかしさが漂います。大日寺のおびんづる様。おびんづる様について珍しく表記してありました。飲んだくれの仏様と思っていましたが、ここでは修行で熱く燃えたぎるサマを赤い姿で表現したと好意的に解釈されています。この注釈も前回は見落としていたようです。
2009年04月17日
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極楽寺からは「これぞへんろ道!」と言いたくなるような、あぜ道を歩きます。れんぎょうとみかんの小道、春らしい色彩です。35分で【3番:金泉寺】の横っちょから境内へたどり着きました。(10:45)段取り良くお参りと納経を済ませ、境内を見物。子安観音の前の球体の中に、黄金色の子供が入っている像があって神秘的な感じです。今から生まれてくるという意味合いなのでしょうか。観音堂も華やか。龍のオブジェ、干支の守り仏、赤い橋。しつこいくらいに『黄金地蔵尊井戸』を覗いて、顔が映ることを再確認。境内にはテントを張った下にベンチが設けられており、ここで小休憩におにぎり1個とバナナを食べていると、夫婦連れのお遍路さんから「もうお昼ご飯?」とひやかされました。「いえ、ほんのおやつです」と言うと、「バナナは完全栄養食だからねぇ、いいよね」と言って行かれました。実は大きなバナナ3本リュックに忍ばせて来たのです。すごく重いけど。食べ終わって、リュックを担ごうとしましたがザックカバーの紐とリュックの紐が絡まってうまく背負えないでジタバタしていると、タバコを吸って休憩していた男性お遍路さんが背負うのを手伝ってくれました。入る時にはくぐらなかった山門を最後に通ります。(11:15)こちらもシンプルな仁王様でした。
2009年04月16日
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霊山寺から徒歩15分で【2番:極楽寺】、仁王門もじっくり拝見します。(9:45)クラシックな仁王像です。さて、手と口を清めるために手水場へ近寄ると、『余裕のある方は上を見てください』と書いてある。思わず見上げると、凝った装飾の天井になっていました。(舞い踊る天女の図)洒落ています。私の好きな感じ。境内に咲いているつつじとお地蔵さんも良い雰囲気。しかし、もう2番からこんな石段だったけ?と記憶をたぐる。長命杉には長生きをお願い、意地悪ばあさんになって生き永らえている予感が、自分でもします。門前の『長寿庵』という遍路用品店(兼納経所)に入りますが、1巡目に私の買物に丁寧に対応してくださった優しいおばさんはいらっしゃいませんでした。元気な女性店員さんが「お弁当買って行ってね、この先食べる店がないから」と熱心に言われます。しかし初日は、用意周到におにぎり持参なのでここで弁当を買う事はありませんでした。外のお茶サーバーで温かいお茶を頂いて、10:10出発。
2009年04月15日
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準備の時間はたっぷりあったはずなのに、結局ドタバタで写経一つしてない。四国地方もうちの近所も天気予報では曇り時々雨、初回と同様また雨の中のスタートかとちょっと気が滅入ります。冬の間は冬眠と称して怠惰な生活をしていたので早起きできるかと心配でしたが、ちゃんと目が覚めて7時前に家を出ました。2巡目も高松行きの高速バスで鳴門西バス停下車。(8:40)バスを降りた私を迎えてくれたのは、雨のしずくに濡れた椿ちゃん。鳴門西PAは整っていて、トイレ休憩の観光客に紛れてトイレに入り白衣着用。杖の袋から金剛杖を取り出し、菅笠も袋から出す。かろうじて傘はささなかったけど、念のためにリュックにだけはザックカバーを付けました。準備完了したら、さっそくどんよりしたへんろ道へ踏み出します。この一般道出口を過ぎれば、さらば俗世、修行の道へ突入です。バス停からも遍路シールが意外とあって、順調に8:55、【1番:霊山寺】に到着しました。1巡目でそそくさと立ち去った札所なので、今回は丁寧にお参り。境内もゆっくり観て回ります。こんな庭園があったのか、と気が付きました。「原爆の火」も前は見落としていた気がします。納経所で納経帳の1ページ目にめでたく初朱印を頂きます。1巡目の納経帳は主人の実家に進呈したので、再びさらの納経帳でスタートです。“歩き遍路ノート”にも記帳しました。本日スタートのお遍路さんの記入は、私の前に2組でしたが、境内ではたくさん見かけたのでこのノートの存在を知らない方もいるのでしょう。しかし、相変わらず団体おへんろさんや観光客が多いので、長居は無用。9:30には霊山寺を出発しました。
2009年04月14日
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桜の花のなかを、思い切り歩くのが夢でした。この春、お大師さんの呼び声がして、また四国を旅する機会に恵まれました。2順目は1.なるべく行ったことのないコースを選ぶ2.なるべく泊まったことのない宿屋を選ぶ3.前回は宿坊を避けたので、今回は宿坊も取りいれてみる4.道々の小さなお堂にも極力お参りをするということを心がけました。そして今まででは最長の区切り打ちとなるので、郵便局に資金を預け入れたり、膝のサポーターを用意したり、あったら嬉しい小物を荷物に加えたり準備をすすめました。ちなみにあったら嬉しい小物とは、「入浴剤」ビジネスホテルのUB(ユニットバス)のときに少しでも心豊かに過ごせるように。疲れもとれるし、気分もリフレッシュできる気がします。「粉末のカフェラッテ」朝ちょっと飲みたい時に、熱湯とお湯のみがあれば即カフェ。「バナナチップス」生のバナナは持ち歩くのに重いし、傷みます。チップスに加工されていれば、軽くて日持ちも良くて、果物が食べたい時にこれでしのげます。「粉末C1000タケダ」「粉末アクエリアス」出がけに宿でお茶をもらうこともできますが、もらえないホテルや施設では飲み水にこの粉末を溶かして飲料を作ります。今回持っていかなくて、あったら嬉しいと思ったものは、「美容マスク」室戸岬のあたりで、連日つける日焼け止めと潮風にあたるせいで、顔がガサガサになりました。パックを二晩続けたら、やっと肌が回復しました。出かける前に、夫に新しいデジカメを買ってもらったので操作が不安でしたが、今までのデジカメの充電器よりはるかに小さい充電器になったのですごく良かったです。荷造りをして体重計で重量を量ったら、リュックが7kと巡礼バッグが2kでした。多分おやつが多すぎ・・・・・。
2009年04月13日
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