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今回からは「国外の床材」についてお話を進めます。まずは種類の多い「パイン材」から。【フレンチパイン】…その名の通りフランス産。 樹齢50年~70年の物から製材しています。木目や色、硬度は日本の「地松」に似ていますので「和風」の建物にもマッチします。現地では「防腐処理」された素材をデッキ材などに使うことが多いそうです。「やに」は比較的少なく、25ミリ以下のものならばほとんど心配は有りません。価格は坪当たり「10000円」程度からです。【ボルドーパイン】…フレンチの中でも南西部の「ボルドー地方」の物をあえてこう呼びます。人工植林で、丁寧に管理されていることから「高品質、低価格」で安定した供給が可能です。私共も以前は多用してました。現在は輸入ルートの変更に伴い使用量は減りましたが、根強いファンは多いですね。。。「ステイン塗装」にも比較的に向いています。価格は坪当たり「10000円」程度から有りますが…お勧めは「15000円」位の物が良いでしょう。【ホワイトパイン】…一般的に「北欧」よりの輸入です。ノルウェー産、デンマーク産が多く見られます。ただ…この辺りになると「樹種」が混同されていて…私共も完全に把握は出来ていません。 日本とは材木に対する「考え方」や「基準」が違いますので…(^^;)材質は少し柔らかめです。その分「加工」は容易。床よりも「パネリング」や「天井材」向きですね。日本では「集成材」に加工して「柱」や「梁」などに多く使われています。価格帯は広く「8000円」程度から「18000円」ぐらいまで。品質は「価格相応」ですね…【レッドパイン】…その名の通り訳せば「赤松」ですが、やはり現地の認識は曖昧です… 割合にしっかりした素材ですので現在の主流となっています。。フィンランド産と聞きましたが…詳細は不明。日本の「唐松」に似た風合いです。価格は少し高めで「12000円」から。【ロッキーパイン】…「アメリカンパイン」「ダグラスパイン」とも呼ばれています。「カナダ産」の物と混同を避けるための「名付け」でしょう。。。心材と辺材の差はあまりはっきりしておらず、心材は淡黄色、辺材は白色~淡黄色。日本の「赤松」に似ているので「代用品」として使われてきました。「レッドウッド」よりは表情もおとなしく、加工も容易で使いやすい素材です。坪当たりの価格は「13000円」程度のものが多く見られます。次回は「パイン以外の床材」のお話をします。
2007.07.29
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今日は京都をウロウロと…(^^;) いや、一応は仕事です。ガーデニング系の昨今の流行のチェック。んで、知人のステンドグラス購入の立ち会い?いや、運転手、だな…(笑)京都の某所にてガーデニング系のイベント会場をチョロチョロと。まぁ、駐車場も無料だし…昼御飯も立派だし…(笑) 今回は買い物は無し。っても…広大な会場を3周はそれなりに疲れます…で。「お嬢様方」を引率しての訪問先は…いつもお世話になっている【Wellington】さん。ドアや壁面に埋め込むステンドグラスは全てコチラで手に入れてるのです。何よりも在庫が豊富で、もしかしたら日本最大かも!スタッフの方々も…いつも素敵な笑顔で迎えてくれるのです。。。プチソルグやモギトリでも逢うのですが、お店は3月に一度か…程度の良いチャーチチェアーの在庫も豊富なのです。はい!看板娘の「ツエツエ」さんです。。。(笑)今回はドアが大量入荷?全部欲しい…建具に使えそうな小形の物もたくさんあったなぁ。今が買い時、か…(悩)
2007.07.25
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今回は「国産床材」の第二弾です。【唐松】…強く、ほどよい硬さもあるので,床材には向いています。色調は「赤み」が強く、また「木目」がはっきりとしているため「ワイルド」な感じですね。乾燥度合いの低いものは「あばれ」がおきやすいので注意。「節」はあまり目立たず、違和感無く使えます。価格は坪当たり「15000円」程度のものが多いようです。最近は品薄との事。【赤松】…古来より「梁」などの構造材に使われてきました。床材としても優秀です。「黄色」から「薄桃色」のコントラストは美しく、「古民家」の再生に良く使っています。「唐松」よりもはっきりとした「節」を持つので「節あり」は好き嫌いは分かれるところ…坪当たり「15000円」程度から。しかし「輸入品」に押されて生産量は減少しています。【桜】…木目は優しく、どこか「女性的」なイメージ。日本建築の「広縁」などに用いられてきました。「薄桃色」が美しく、「洋風住宅」の床へも違和感無く収まります。床材としては充分な硬さを持ちますが、水分を含むと「虫害」の恐れが・・・価格が上昇中。坪当たり「20000円」以上?納期も少し長く必要です。次回からは「輸入木材」の床についてお話します。国産の床材が減少する中、海外の優れた木材を利用するのも一案ですね。
2007.07.22
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進行中の現場が二つだけなので…最近はノンビリなのです。時間の調整がしやすいので講習会やセミナーにも参加できるのは良いのですがね。。。クーラーの効いた事務所でゴソゴソしてばかりじゃぁ気が重たくなる。で、チョコチョコと現場巡りです。「大東@現場監督」がバッチリと段取りを組んでるのであまり出る幕はないのだが…やはり詳細の収まりや意匠の確認をしなきゃぁね。で、追加&変更が出てきて…まぁ、監督も職人さんも慣れたもの。「また、でっかぁ~」「今度は何しますのん?」と苦笑い…(汗)さてさて。月初に棟上げした新築ですが…仮称【豊田の町家】としておきます。屋根(ガルバリウム鋼板)葺き、外壁下地、サッシの組み付けが終わり、そろそろ断熱工事に。雨仕舞いが出来たので一安心、てトコです。。。「純和風」とはひと味違った外観でしょ!室内側から見た丸窓です。一番下のは小屋裏収納の明かり取りです。ダイニングの角に立ってる柱は…(秘密)この日は大工さんは「刻み場」で削り物の加工中。誰も居ない現場でウロウロしながら構想を立てるのです。和室のイメージを少し変えよう…それぞれの居室の天井高も設定を変えよう(許容範囲内にて)かな。ココのたれ壁には倉庫に置いてある丸太を使うか…などと、ニヤニヤしたりシカメッツラしたり…の楽しい時間なのです。。。
2007.07.20
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【新潟県中越沖地震】への支援要請!ご存じの通り【新潟県中越沖地震】では多大なる被害が出ている様子です…長野の【全防災支援ネット】 代表理事の「バード氏」より災害支援の要請がありましたので公告致します。******************************************************【現地作業ボランティア参加者募集】●20日~22日までの3日間 ●10名程度 ●現地で作業が出来る方 ●宿泊先は富山県を予定 ●長野集合で富山から入るルートになります。【物資支援のお願い】●ブルーシート・土嚢袋・ガラ袋・ロープ・軍手・米●20日までに本部へ 第一陣となります。詳しくは bird@ten-ryu.net までご連絡ください。17日・18日・19日まで受付しています。本部所在地 〒399-1202 長野県下伊那郡天龍村神原3666番地天龍村基地 〒399-1203 長野県下伊那郡天龍村長島713-15番地本部連絡先 電話・FAX 0260-22-3367 メール bird@ten-ryu.net******************************************************詳細、速報はこちらにて→【おいでなんしょ!天龍村in南信州】
2007.07.17
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天理市の閑静な住宅地にたたずむシンプルなプロバンスディテールの家。。。クライアントは新婚のご夫婦でした。テーマは「新築時からオールドプロバンス」でした。限られた予算の中でどれだけリアリティーを追求できるかが大きなポイントでした。スタッコ塗り放しの外壁にテラコッタのスパニッシュ瓦。窓のデザインと位置を均一化してシンプルで安定感のあるデザインとしました。ドアは桧の無垢材にローとアイアンのオーダーハンドルとヒンジ。キッチンもすべてオーダーメイド、室内のアイアン関係は京都の新鋭アイアンアーチスト【Fe★NEEDS】の小宮君に依頼しました。彼は現在は鎌倉へ移住…残念。ガーデニングはすべてご主人の手によるもの。コツコツと手作りされました。床材や室内の建具はすべて「吉野桧」です。玄関先には荒削りの丸太を配置。全体的にラフなイメージなのですが、それでも荒々しくない、そんなイメージで作り上げました。余計なものを省いた「フワリ」としたイメージの外観。外部のアイアンは海外の職人さんに依頼しました。階段の踏み板も桧の無垢材。ステンドは30年代のリアルアンティーク。ダイニングは対面のセミクローズです。キッチンの扉は家具作家【松村郁三】氏の力作!ハンドルもすべてオーダーです。手洗い鉢は陶芸家【平井明】氏によるもの。和室の…床の間?ガラスブロックから柔らかい光を取り入れています。●竣工…2003年12月 ●工期…5ヶ月 ●総工費…1500~2000万円●延床面積…110.94平米 ●構造…改良軸組工法瓦葺二階建
2007.07.15
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早起きは苦手なのですが…(汗笑) 7時に起床、自転車で大和小泉駅までパタパタと。通勤ラッシュは過ぎてるが、ヤッパ電車は苦手だな…なぁんとなく気持ちが良くないのです。今日は【自立循環型住宅セミナー】なる物へ参加。以前から【バウ・ビオロギー】に関しては探求していたのですが…サスティナブル系に関しては少しアウェイだったのです。主宰は(財)建築環境・省エネルギー機構なんて…お堅い組織。ボクには向いてないかなぁ?と思いながらの参加でした。で。【自立循環型住宅】ってナンヤネン!まぁ~た、訳のワカランものに首を突っ込んでるなぁ! との声が聞こえてきましたので…すが。興味のある方はググッテ下さい。。。←(いつもながらのWeb任せ…)昨年から身を乗り出した【バウ・ビオロギー】なのですが、深めていくと際限がないのです。サスティナブルハウス、ロハス、ナチュラリスト…どうにも「それらしい」言葉が氾濫していてねぇ。ま、「真実」なんてのは、結局は「自己満足」なのですから。ボクはボクなりに。ボクを信じてくれるクライアントのために精一杯を。。。休息中の会場。参加者は200人弱かな…講師の方々はみんな一生懸命!有り難うございました。。。「午後ティーロイヤル&フレスク&目薬」は必需品…(笑)で。セミナーの内容なんだけど…ホントに世界レベルで必須なことの啓発。建築に携わる人間としては極めてアタリマエな事なんだけど、99%の人々は興味を持っていないのです。確かに…目前の利益は大切なんだけどね。早く借金返さなきゃ、今のうちにお得意さんを増やさなきゃ…もちろん、それも解るんだけどね…なぁんか、ね…しかし…あまりにも深い内容を、たった一日でってのは…無理!講師の先生方は、限られた時間で精一杯の講義をしてくれるのですが…どうしてもテキストの説明で終わってしまう。まして、セクション毎に質疑応答の時間を設けるのですが…参加者の質問が稚拙すぎる。そんなことも知らずにココに来たの?ってレベル…時間の無駄…で。セミナーが終わってから講師の方に個人的な質問を。。。「芝浦工業大学」の【秋本孝之】博士を捕まえちゃいました。。。お忙しい中、本当に丁寧にボクの質問にお応えいただきました。バウ・ビオロギーの先駆者である「渡邉先生」や「石川先生」の事もご存じだったようで、ボクの質疑の主旨をすぐにご理解いただき、見解を頂戴しました。。。(感謝)結果…【CRAFT】が進めている「家創り」は間違っていないと。今までの知識と経験、多方面で活躍されている先駆者の見解と助言。ボクが依頼をいたいたクライアントに胸を張って対応できるのは、そんなミナサマのお陰なんです。今日も出会いに感謝!
2007.07.11
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さて、今回と次回は「無垢の床」の中でも「国産材」についてお話します。【桧】・・・硬さは少し柔らかいほうです。ですから傷もつきやすい。しかし独特の芳香、優しい木目、触れたときの肌触りは素晴らしいです。新しいうちは「淡い黄色」と「桃色」のコントラストが清潔な印象。年数を経ると「飴色」になってきます。そんな「なじんだ雰囲気」はとてもいいものですよ。「節無し」の板は非常に高級品になってしまいました。坪当たり「25000円」以上…「節あり」の一等品ならば「15000円」ぐらいから。「吉野桧」で「18000円」ぐらいです。【杉】・・・柔らかく加工性は良いのですが・・・傷がつきやすいのが難点。その分「消音性能」「断熱性能」は非常に優れています。触った感じが暖かい。見た目ですが「白太」と「赤身」がはっきりしているので好き嫌いは分かれます。「白太」の良質な部位は和室の「造作材」などに使われます。とても高価…「赤身」は無地は「高級建具」に珍重されます。節が多いものは床材に。両方が入り混じっているものは「紅白」と呼びます。吉野では「源平」とも。新しいうちは「白」と「濃茶」がはっきり出ます。古びてくると違和感はなくなります。少し「泥臭い」感じで仕上げるのには持ってこい。【CRAFT】でも頻繁に使っています。価格は「節あり・一等材」で「10000円」程度から。「無地」は「15000円」ぐらいからですね。【栗】・・・「タンニン」が多く含まれているため腐りにくく、「土台」などに使われていました。素材は非常に硬く丈夫。木目もおとなしいので和洋問わずに使えます。奈良県内ではほとんど生産されていませんので「東北地方」からの入手になります。「割れ」や「反り」を避けるために5年~10年ほど自然乾燥させてから製品化します。流通しているものはほとんど「小節」か「無地」です。価格は「20000円」前後より。「色付き」も良く、国産の床材で「洋風」ならば最適だと思います。次回は【唐松】【赤松】【桜】についてお話いたします。
2007.07.10
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今日は「橿原市豊田町」で上棟なのです!って…朝から気合い充分で挑んだので少々…疲れました…(汗笑)心配していた雨ですが、午前中は問題なし。少し涼しいぐらいでしたが…昼ご飯時に降り出した…ヤバイかな…(悩) 案ずるよりも、ってね。小雨は体を冷やしてくれるので丁度いい。この時期で太陽が出ると屋根の上は強烈な状況になるのです。結果から見れば最高の「上棟日和」でした。。。さあて、仕事しましょう!2階の床組は「在来木造」と「2×4工法」を取り入れたオリジナル。奧の方はレッカーさんが見えないので「手付き」だけでコントロール!今回は和風住宅。平三尺の軒を軽く見せるため「二重破風」としました。屋根の上からは奈良盆地が一望!今回は簡易的な上棟祭。さぁて、これからが本番だぞ。。。テーマは…「ネオ・ジャパネスク」かなぁ… 今後も詳細をご報告いたします!
2007.07.06
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今日は朝から現場を一回りです。新築は基礎工事が完了、リフォームの現場も構造部位。最近は「大東@現場監督」もボクのクセ?を把握してきたので現場へ顔を出す必要性も少ないのですが、やはり気になるのです。葛城市の増築工事は構造部がほぼ完成!橿原市豊田町では基礎工事と土台伏せが完了。今後の主流となりそうな「ヘッダー配管」です。木工家の湯浅氏を訪ねたが不在。作業台には作りかけのカホンが。。。葛城市の増築&リフォーム工事はかなりの大仕事!昨年は2階をすべてリメイクしました。今回は設備関係とLDKです。「キッチン・浴室×2・トイレ×3・洗面×2」と・・・さらにホームバーを新設!今日はカウンターの天板に使う「大理石の一枚板」の打ち合わせでした。どうやらその後の話では巨大モニター&ミラーボールの設置の話が…(謎笑)橿原市豊田町の新築現場は6日に上棟なのです。雨が降らなきゃいいんだけどなぁ…(願)
2007.07.03
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それではまず「住宅の床材」についてお話ししましょう。まず、住宅の床に使われる材料とは…多くの場合は「カラーフロア」というもの。一般的に「フローリング」と呼ばれています。これは「合板」や「MDF」(木質繊維を圧縮した素材)などに薄い「本物の木」を貼り付けてあります。見た目にも美しく耐久性に富み施工も簡単。価格も比較的安価なものからそろいます。メンテナンスも楽だし色合いも豊富。最高の材料ですねぇ。。。(謎笑)もちろんその「性能」を否定はしませんが、【CRAFT】では「無垢材」を多く使用しています。「無垢の床」には多くの欠点があります。汚れやすい、傷つきやすい。割れや反りの可能性も。しかし、その優れた「調湿性能」と「断熱性能」、さらに「本物の風合い」は無垢材ならではのもの。「経年変化」をも楽しめる。そんな気持ちであれば実生活に困るようなことにはなりません。その他の床材としては「クッションフロア」や「タイル」なども有ります。これらに関してはそのうちに掘り下げてお話します。「カラーフロア」が必要であればその特性を最大限に生かして生活する。「無垢の床」が好きであればその持ち味を楽しむ。大切なことは「素材」を理解して「的確な判断」をするということだと思っています。次回は「無垢の床」を何種類か取り上げて詳しく解説いたします。
2007.07.02
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