全5件 (5件中 1-5件目)
1
今回は「セメント系屋根材」について。俗に「セメント瓦」などと呼ばれますが、瓦とは全く別の物と考えてください。しかし、見た目には本物の瓦と間違えるほどの物も多く見受けます。耐久性に関してはあまり高いとは言えません。一般に25年ぐらいですね…それでもメンテナンスを的確に行なえば40年程度までは寿命を延ばせます。【セメント瓦】…セメントと砂の比率が「1:3」程度の配合で作られます。デザイン的には「和型」「スパニッシュ」「フラット」など多種多様。元来「瓦」の模倣品として開発されましたが手軽さが受けて定番となった時代もありました。最近までハウスメーカーや工務店のミドルクラスには良く使われていました。【厚型スレート瓦】…砂とセメントの比率は「1:1」ぐらいです。それに 繊維質を適量加えた物。含まれる繊維によって強度を高めています。比較的軽量で扱いやすい素材です。後述の「石綿スレート瓦」の上級グレードという設定で紹介されています。【石綿スレート瓦】…ハウスメーカーや建売住宅で一般的に使われていた物です。80%以上がセメントで砂は使いません。強度確保のために繊維質を混入しています。「屋根材」の中では軽い物として広く使われています。色調も豊富です。なお、過去においてスレート瓦の補強には石綿繊維(アスベスト)が一般的に使われていました。その発ガン性が指摘され、現代の製品は「ノンアスベスト化」されています。旧製品の解体や廃棄に関しては、厳しく法律で規制されていますので御注意ください。次回は「鋼板系屋根材」について。
2008.08.24
コメント(2)
さぁ!盆休みも終わりました。皆さんは充実したお休みでしたか?私は…告知通りにでした… まぁ、誰も訪ねてこないのでノンビリ仕事できましたが…(汗笑)振り返れば…CRAFTも設立より10年を超えていました。当初は何もかもをたった一人でやっていたので、必然的に仕事を絞らなくてはなりませんでした。結果として「新築一戸建」だけしかお受けできない日々が続いていました。いや、それが一番好きだったし、楽しいから。満足な日々ではありました。その後、スタッフも増えたり減ったりでしたが、工事の責任者を置いたところで安定。リフォームや店舗関係の案件も受けることが出来るようになったのです。で…ここ数年、店舗の設計や施工の御依頼が増加しています。特に昨年からは倍増!もちろん、思い当たる「理由」はあるのですが…(謎笑)現在取りかかっている「ネパール料理店」も、ほぼ完成となりました。店舗に携わるのは、建築デザインを生業とする者にとって重要な意味を持ちます。多くの方々が足を踏み入れる店舗。自己のデザイン能力や知識、経験が試される場となります。ある意味での「冒険」が出来るチャンスでもあり、設計段階からワクワクの連続。。。しかし…その評価はお客さまによりシビアに下されます。お店の使い勝手は、オーナーや従業員さんの作業性に関わるので寸法もミリ単位で設定。来店者は…そのお店の雰囲気までもが評価の対象なので、決して気は抜けません。我々の提案は収益やコストに関して大きく関与する事になります。責任は重大…と…ここまで書いて、ふと気付く事…「CRAFTの建てた家は、雑誌に載ってるお店みたいですねぇ」「CRAFTのデザインしたお店って、自宅みたいに落ち付くねぇ」………ふむ。そう言うことか…そんな声がいつも聞こえてくるのは「基本的コンセプト」が変わらないからでしょう。たとえ店舗でも、見かけ倒しのデザインでごまかすことはしたくない。そのお店を使う人、そのお店に来る人のことを最優先に考えたいのです。「住宅屋」だからこそ、細かい部分まで気遣いたいと思うのです。住宅においては、機能やコスト、流行だけに走ることは避けます。必要な機能を満たし、その上で個性のある空間創りをめざしています。住まう方々の想いや遊び心を「住宅」というキャンバスに描き出したいのです。夢みたいな話し?いいえ、決して夢なんかじゃないのです。。。
2008.08.20
コメント(4)
今日からお盆休みに突入!なんて方もおられるでしょうね。最長で9日間?故郷へ帰省されるのでしょうか?それとも家族旅行?放浪の旅、なんてイイですね!私の盆休みは…11日~12日にキャンプへ。それ以外は事務所でお仕事…(泣笑)帰省。「田舎へ帰ります」という言葉に思い浮かぶのは山里の風景。縁側に腰掛け、庭先の打ち水に涼を取り、スイカの種を吹き散らす。。。ところが…現実は都会のマンションであったり、地方のキレイな住宅地だったり。残念ながら「♪うさぎ追いし…♪」のフレーズは似合わないですね…それにしても蒸し暑い日々が続きます…(泣)データーによると、「大阪」は日本一暑い街なんだそうです。コンクリート亜熱帯地域…コンクリートやアスファルトに蓄熱された熱が夜中に放出されるわけです。窓を閉め切ってエアコンを全開にしなければ寝ることが出来ないでしょうね…私共の住む奈良県もベスト5に入るほど暑いのです。何より問題なのは、「湿度」が類を見ないほど高いということです。これは日本一!盆地特有の気候でもあるのですが…夜中にはピタッと風が止ってしまいます。窓から入る僅かな風は湿気を帯び…不快指数100%… で、エアコンのお世話に…(汗)住宅に「24時間換気」が義務付けられましたが、これは「シックハウス」の対策が主旨。それももちろん大切なことなのですが、併せて「湿気対策」にも有効に使える可能性があります。吸気と排気のバランス、風向きなどを考えて、家屋内に「上下の風の動き」を作るのです。地面が熱く熱せられているなら「腰窓」から吸気を取ります。濡れ縁などがあれば掃出し窓から。チョットした工夫で快適に過ごす。あなたのアイデアを実践してみてください。。。
2008.08.09
コメント(2)
東京へ「2泊1.5日」の出張?に行ってきました…(汗笑)季節がよければ車(小さなキャンピングカーです)の窓を開ければ涼しく過ごせます。今回、行きは「中央道経由」のルートだったので「駒ヶ岳SA」に泊まることにしました。気温は22度。湿度も低くてこれなら大丈夫かな?と思ったのですが…周囲の大型トラックはエンジンをかけっぱなし!で、仕方なくこちらも同じように…でも、夜中には切っちゃいました。さすがに信州は涼しいなぁ、と実感。。。さて、知り合ってから6年以上にもなるのクライアント様…ついに条件に合った土地をGET!現在はプランを煮詰めているところです。76条申請が必用な住宅地なのでハードルも多い…GLが2Mほどあるので、これを利用して「面白いこと」計画中です。。。楽し~~~♪CRAFTの場合、「まずは土地探しから」という方がかなり多いのです。それでは「土地探し」で大切な事って何でしょう?最優先は…もちろん「予算」ですね~(汗笑) 買えなきゃ検討する意味もない。土地の予算がオーバーすれば、建物にかける予算を圧迫します。結局、「庭」にかける予算はゼロに…いやいや、これはよくある話しなんです。奥様が楽しみにしていたガーデニングが…数年後の話になっちゃうなんて本末転倒…最終的に必用な予算を割り振りし、無理のない計画を。。。(某金融会社ではありません…)他の検討すべき条件はどうでしょう?やはり「方位」でしょうか。一般的に南向きの土地は人気が有ります。「やっぱり明るいよね!」って。ところが…南向きの家ならば、玄関やバルコニーもおそらく南向きってプランが多くなります。とすれば…一階の部屋が、南側に面する面積が減ります。キッチンは真っ暗!なんてことも。洗濯物も「道路側」に干す事に。道行く人は色とりどりの洗濯物を眺めて歩くのでしょう。他には「間口の広い家」とか「角地」「高台」「駅に近い」「学校に近い」などかな?どれも、不動産屋さんの広告でよく見かけるフレーズですねぇ。。。(汗笑)「間口が広い家」や「角地」「高台」は「外構費用」がかさみますし、プライバシーの問題も。駅やスーパーなどに近い場合は?いずれも賑やかな場所が多いですね。少し騒がしいかな?学校に近いって条件もよく聞きますが、通学路となればコドモタチの悪戯も覚悟しなくては…「一般論」では正解!でも、万事が当てはまるとは言い切れません。「正論」に対する「逆説」をも考慮する必要があります。一般的に「良い」と言われている条件も裏返せば「悪い」になり得ます。大切なのは「条件の順位」です。本当に必要な条件から土地を絞り込まなくては…と、ここまで「建築理論」に基づいたお話をして参りましたが…本当に大切なこと!それは。。。「勘」です。。。(汗笑)どんなに素敵な家が欲しくても、土地が無ければ建ちません。そして、土地は「これからの生活」の基盤となる重要な要素。安易には決められません。しかし、最終的に迷ったときの「第六感」なんてのも大切なんです!その土地との「フィーリング」ってヤツ?「なんとなく…イイ感じだよねぇ♪」なんてね。非理論的ですが、「感覚的」な物も、以外に「当り」だったりするのです。。。【CRAFT】は「不動産会社」では有りません。ですから「建売」はやっていません。しかし、土地探しにたいする充分な知識と経験は持っていると自負しております。貴方が「土地選び」に迷っているならばお気軽にご相談ください。総合的に諸条件照らし合わせ、貴方の判断のお手伝いをさせて頂きます。あぁ、「勘」の部分は…貴方にお任せしますが…(汗笑)
2008.08.06
コメント(4)

えぇっと…「大工の荒井」さんのレスより補足写真を追加。。。お察しの通り「無双窓」です。が…チョイと変わっています。一般的な無双窓は無地の板を重ね合わせた物ですが…「六華苑」ではハイブリッド!「磨りガラス」を組み合わせてあります。日中は柔らかな陽射しが入り込みます。注目すべきはそのデザイン!ウネウネ~っとした曲線は、当時の日本建築では見かけません。もしかすると、コンドル氏の提言があったのかな?なんて想像してしまいます。。。ちなみに素材は杉の柾目。厳選された赤身材でした。寒冷期にはこの状態。赤身の杉と磨りガラスのコントラストが美しいね。。。解放すると心地良い風が流れます。機能と意匠の見事なバランス。それではオマケ写真を~♪こちらは「客間」の板欄間です。やはり杉の赤身ですが、こちらはあえて中杢の板目を選んだようです。透かし彫りのラインは1mmの乱れもなく、その角は切れるほどに立ち…なんとも技術の高さ、繊細さを感じました。紋様は「菊」を中心に桐をシンメトリーに配置してあります。黒塗り縁の重厚さとのコントラストが素敵でした。桐の周りは唐草かな…? 見事な逸品でした。。。
2008.08.02
コメント(2)
全5件 (5件中 1-5件目)
1
![]()
![]()