理想建築工舎CRAFT
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今月の中頃に、チョット神戸方面へ。。。毎度お馴染み?の「A氏」と待ち合わせ。まずは定番となってしまった「安藤建築」の探索です。今回は個人邸なので詳しい情報が無い…Webで見つけた写真が一枚。明石海峡大橋の位置から「舞子の浜」だと判断。どうにかたどり着いた…というか、とても解りやすい場所でした…(汗笑) 「4m×4mの家」と、「4m×4mの家(2)」近年の安藤建築としては珍しい個人住宅です。もちろん生活をされているので内部は見る事が出来ません。が、いろんな方がレポを上げていますので検索してください。一棟はRC、その後に別の方へ木造で。この辺りの感覚が…安藤氏のスゴイところなのでしょう。。。(汗笑)続いて「舞子ホテル」へ。大正14年建築の洋館です。現在は宿泊施設として使われていますので…中庭までソ~ッと入って眺めるにとどめました。男二人で泊るのはイヤだ…(笑) 海沿いへ車を走らせて到着したのは「移情閣」です。現在は「孫中山記念館」として公開されています。こちらは 大正4年の建物で、日本最古の「木造コンクリートブロック造り」だそうです。内部は中国風の装飾で非常に贅沢な作り。素晴らしい建物でした。その後は「塩屋~垂水」辺りをウロウロ…「ジェームス山」界隈に、興味のある建物がたくさんあったのですが…道が細く、曲がりくねっていてたどり着かない…(泣) で、諦めて宿へと向かいました…(汗笑)ユックリと温泉に浸かり、食事を取って早々に就寝。。。これも…建築物…(汗笑) インパクトはかなり大きいよね。この「橋」というのも素晴らしい構造美ですね。機能の集約なわけですから。「4m×4mの家」です。その名の通り。。。(笑)「舞子ホテル」のファサード。中から従業員の方が怪訝そうに…で、即退散!「移情閣」の外観。3棟の建物で構成されています。何とも贅沢な室内…中国の革命家らしい?作りですね。天井には2匹のドラゴ~ン!ちなみに壁は彩色された「唐紙」貼りです。明けて朝。しっかりと朝食を取り、向かったのは芦屋です。今回の最大の目的?の「ヨドコウ迎賓館」へ到着!開場前だったのでテラスでノンビリ。神戸の湊の先には瀬戸内の風景が広がります。素晴らしい光景と気持ちの良い風。これだけでも、ここへ来た値打ちがあるね。。。(穏)で。その迎賓館ですが、天下御免の「フランク・ロイド・ライト」氏の代表作です。10年ほども前から訪れようと思っていたのですが、ようやく叶いました。ライト独自の空間構成、細部のディテール、大量の大谷石を用いたテクスチャー。過剰とも言える装飾は「不規則の中の規則」を感じます。「光と陰」「広と狭」「明と暗」などの構成変化による空間表現は文句なしに素晴らしい!これらの要素を一般住宅にそのまま取り入れることは難しいと感じるでしょう。しかし、彼の意図した「理由」を考えれば納得が出来るのです。そして、それらを一般住宅に活かすことが出来るのです。「理由のあるデザイン」には、規模や予算は関係ないのです。。。(謎笑)ふう。。。お腹いっぱい!とライト建築を堪能したところで…どこへ行こう?東灘区を探索つもりだったのですが、急遽予定変更!にて「芦屋・六麓荘」へ。言わずと知れた「超高級住宅街」です。急な坂道を登っていくが…うん?まぁ、立派な家だけど…普通だよな? ところが、芦屋大学を超えた辺りで急に区画が大きくなり…なんじゃぁこりゃぁ~!!!な家ばかり…(驚) ケタが違う。一区画は300坪を超え、その建物は…「城」です…家じゃない。「白馬の王子」や「アラブの大富豪」が出てきてもおかしくない…(笑) ま、目の保養とネタにはなったが、参考にはならないな…(汗笑) で、個人宅なので写真は撮らずに下山いたしました。。。宿から見下ろした風景。立派なホテルの裏側はこんな感じでした。。。(汗笑)迎賓館の「一番見晴らしの良い部屋」を下から見上げたところ。その部屋の内部です。見事な「光と陰」の構成。。。天井の見切り間際に配された小窓…って…全部、小さなドアが付いてるぞ!ライト氏は「作り付けの家具」が大好き。複雑な構成の飾り棚です。和室の床の間。和洋折衷?不思議なデザインです。。。欄間は真っ青に錆びさせた細工銅板。こだわり、ってっか…もはや意地?(笑)今回の旅での収穫。「形は機能を伴う」←バウハウスの原則とも言うべき言葉ですが、単に機能追求を満たすだけではなく、自然との調和と共生、伝統や文化に加えて「遊び心」をも満たした上で成り立つ物があるのでは?ということ。ガウディーの自然倫理に根底を置くテクスチャー。ライトのデザイン。日本古来の城郭の美しさ。古民家の機能性。工業施設の無機的な機能美。イギリスやフランスの伝統的な建物。それらの持つ「美しさ」はなぜ生まれるのか。まだまだ私ではたどり着かない部分ではありますが、一律的な住宅とは全く違うデザインを提案し続けたいと思っています。。。
2009.07.27
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