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以前、NHKの週刊ブックレビューで、紹介されていた本。PCでデジカメ写真をプリントアウトしている間に読み始めて、ついつい読了。----物語は、入れ墨の入った男たちが出入りする三村家を舞台に、父に死なれ母と共に母の実家に戻った少年「駿」と弟の「悠太」の成長を追う物語。いっぱしの組を構える伯父の龍彦、龍彦の身代わりとなって刑務所に入る弟の文治、文治の子分(後に神戸で一旗あげる)正吾、分けあって三村家に身を寄せていた井口、そして、駿にだけ声の聞こえる若くして自殺した哲也という名の叔父。三村家には、祖母がいて、祖父がいて、文治の内縁の妻がいて、母がいて、母の妹がいて・・・。駿と悠太は幼い頃から、暴力と性の渦の中にいた。二人は、それぞれ別の道を歩んでいった。----
2005.09.30
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昨日の夜から読み始めて読了。---小淵沢の側にある清海町にあるシーク協会の環境教育事業部が舞台の3つの短編が収録されている。物語の主人公は、高校生の若杉翠。そして彼女が恋をしているのが、シーク協会の自然観察指導員で「笑うと泣きぼくろが笑いじわに消える」深森護。どれもが、物語の背景に静かに「死」が横たわっている。けれども、主人公・若杉翠の一人称で語られるので、他の登場人物が抱えている「死」というものは表に出てこない。物語は、家族の死、婚約者の死、という重たい現実をつきつけられた人たちが、シークの森の中で、そして護さんの語りにより癒され再生していく様が描かれている。護さんの語る言葉、シーク協会のキャンプのゲストである児童文学作家、星野さんの語る言葉、物語の会話の端々に、ふっと目のさめるような言葉がちりばめてあって、自分も癒されていく気がする。個人的には、第三話が良かった。シーク協会でのキャンプのこと、森のことが生き生きと表現されている。森へ行きたくなるそんな1冊だった。---もろりんさんの紹介で、この本を読みたいと思い続けて半年(!)やっと読むことが出来ました。読みはじめて、まず意外な出会いがあり、おやっ?小淵沢近く、清海という地名、これって、ひょっとして清里のキープ協会がモデル?やはり最後に作者によるあとがきで、紹介されていた。(起こる事件、登場人物はすべてフィクションです)わたしも何度か訪れたことがあるので、主人公たちを包み込む風景をより身近に感じられた。実は、大学時代の友人の中に、環境教育の事務所を興しスローライフ、パーマカルチャーなどの指導を実践している人がいる。彼は、キープ協会のキャンプにも関わっていたはず。読み進めると、どうも深森護を友人と重ねて見てしまった(笑)笑いじわもあるし、歩き方も似ているし。ただ、わたしの友人は護さんのように物静かなタイプじゃないけれどね。(注:わたしたちはお互いを恋愛対象としては見ることがなかったので、今でも貴重な男友達)文中で引用されていた、「センスオブワンダー」を知ったのも彼が卒論のゼミで取り上げたことがあったから。心の深いところで癒されたとともに、森の空気を感じ懐かしい気持ちになった1冊でした。
2005.09.29
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先週から仕事が忙しくて昼休み読書も出来ない状態。この短編集も、少しずつ読んでやっと読了。表題の「見知らぬわが子」はじめ7つの短編が収録されている。---「見知らぬわが子」は、ある日、自分の娘が仕事から帰ったら瓜二つの別人に入れ替わっていた。家政婦は、気づかないが、母親にはわかる。ユリ子がユリ子でないことが。何の目的で。夫の愛人だった女から電話がはいり呼び出された先で見たものは・・・。「死ぬより辛い」は、不慮の事故により昼寝中に子供が死んでしまった母親が、夫にその事実を伝えられないまま、夫に睡眠薬を飲ませ無理心中を図ろうするが、ふと手にした封筒から、意外な真実を知ることになり・・・。---子供が絡むものは辛いのだけれど、とくに「死ぬより辛い」は、女の恐ろしさを垣間見た気がする。見知らぬわが子
2005.09.23
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今日、楽天からのメールを見ていたら楽天ブックスでもポイントの利用ができるようになり、さらにいまならポイントで購入すると3倍のポイントがつくとか。詳細はこちらそれならと早速購入。メインのクレジットカードを楽天にしているので、6000円分ほどポイントがついているのです。全部は使わず、とりあえず、図書館にも入っていなくて、本屋さんでもなかなか出会えなかった、この本を購入。もろりんさんがおすすめしていて、ずっと読みたかった本なのです。届くのが楽しみ(^^)
2005.09.21
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16日から伊豆へ旅行に行ってきました。1日目は、西伊豆でキャンプ、2日、3日目は伊豆高原でホテルの経営するコテージに泊。コテージの近くにあったブライアン・ワイルドスミス絵本美術館に行ってきました。石坂浩二訳の「マザー・グース」の絵本や絵本界の最高の栄誉である「ケイト・グリーナウェイ賞」を受賞した「ワイルドスミスのABC」が有名で、これまでに約80冊が出版されているそうです。1階が展示室、2階が企画展示室になっています。ちょうど1階で、この↓「くまごろうのだいぼうけん」の原画が展示されていました。印刷物では表現しきれない質感やタッチなどを感じることが出来て、とてもよかったです。小さい美術館ですが、建物もいい雰囲気で、時間があればもっとゆっくりとしていたかったです。絵本も、自由に閲覧できるようになっていて、長女は熱心に読んでいました。パンフレットの表紙にもなっていた「りすのはなし」と、ポストカード類を自分のおみやげとして買って来ました。りすのはなし
2005.09.18
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遅い夏休みで旅行に行ってきます。キャンプ1泊、ホテル2泊の旅。というものの、まだ支度が未完了。ここのところ、正直支度どころじゃなかった。本当は、新しい洋服も買いたかったのに・・・。仕事を残しての休みは、気になってしまうため、とにかく残業残業。3つ同時並行している仕事のうち、2つは期日までのスケジュールを締め切り前に完了。残る一つは締め切りが延びたので、休み明けでも大丈夫そう。旅行の支度としてまずしたことは、持って行く本選び。旅行鞄の中に入れたのは、「眉山」さだまさし「その時は彼によろしく」市川拓司本をゆっくり読む時間はあるかな?疲れてすぐに寝てしまいそうです。さて、これから支度をしなければ・・・。
2005.09.15
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ついに、ハウルの動く城のDVDの予約がはじまりましたね。早速予約してしまいました。(予約したのは、下のリンク先ではありませんが)娘(6才)と見に行って、また見たいねぇと話していたところだったので。まだ、見たことのない息子(3才)とも一緒に見たいです。11月が待ち遠しいです。
2005.09.11
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今日は選挙の帰りにブック○フに行きました。クーポン券が350円分貯まっていたのでそれを使おうと。今日買ったのは、次の5冊。締めて1515円なり。どれもハードカバーなのでかなりお値打ち。1「海峡」伊集院静2「春雷」伊集院静3「岬へ」伊集院静4「流星ワゴン」重松清5「風味絶佳」山田詠美1~3は、自伝的長編集だそうで、3部作になっている。読み応えたっぷり。4は、図書館から借りてきて読んで、手元に置いておきたかった本。わたしが一番好きな重松作品。「風味絶佳」は、他の方のブログの感想が皆良かったので。読むのが楽しみ(^^)
2005.09.11
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今日も電車通勤だったので、つり革読書。臨床心理学者・河合隼雄氏と、作家・吉本ばなな氏 による対談を1冊にまとめたもの。若者のこと、しがらみのこと、日本のこと、仕事のこと等々を、関西弁の河合氏と、江戸っ子の吉本ばなな氏が、飾ることなく自然に対話している。おもしろおかしく語られている言葉の奥底に、これはと思うような言葉がたくさん潜んでいて、またいつか読み返してみたいなと思わせる対談集でした。吉本ばななの作品は、割に好きで読んでいたけれど、作家 吉本ばななのことは、あまり知らなかった。彼女の生い立ちや、学生時代の話が赤裸々に語られていて、興味深かった。
2005.09.08
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今日は、イベントのリハーサルで出張。待ち時間がたくさんあったので、昼休みに会場の近くの市立図書館へ行き本を1冊だけ借りた。----高校のソフトボール部の仲間(チーズこと牧千寿子)の死をきっかけに連絡を取り合うようになった7人の女性。そんな彼女たち一人一人を主人公にした、七人七色の物語。短編集かと思いきや、それぞれの短編が絡まり合って、千寿子の死と里穂の失踪という謎が明らかになっていく。同じ時を過ごした彼女たちが、高校卒業後別々に歩んできた道(保育士、栄養士、出版社勤務、専業主婦、看護婦、フリーター)を、それぞれの視点で語っている。---はじめは、普通の短編集だと思い、「ひよこ色の天使」から読み始めました。読み進めるにつれ、これが連作であることに気づき、あわてて前に戻って読んだ。ちょっと、偶然が多い気もしますが、あまり気にはならなかった。終わり方には、ちょっと不意をつかれた感がある。
2005.09.07
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重松清の新刊を探して、会社のビルの中にある小さな書店に行ったが、入荷していなかった。残念。ぷらぷらと棚を眺めて目についた、この本を購入。世代の違う二人の対話が面白そう。帯には、「言葉の名手 VS 対話の達人」ちらりと読んだけれど、面白くて、このまま読んでしまいそうなのでSTOP。~~余談~~台風14号が接近しています。明日、明後日は、全国的な会議の助っ人に呼ばれました。お茶だしで・・・締め切りのある仕事があるのに、本業のほうが出来ません(TT)
2005.09.06
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森絵都初めての短編集なのだそう。3つのピアノ曲がタイトルとなった3つお話。♪「子供は眠る」ロベルト=シューマン<子供の情景>より♪「彼女のアリア」J=Sバッハ♪「アーモンド入りのチョコレートのワルツ」エリック=サティ音楽に詳しい方は、きっと読んでいるとそのタイトルとなった曲が頭の中で流れるのでしょうけれど、クラッシックにうとい私には、BGMは流れこなかったのが残念。けれど、音楽をたとえ知らなくても楽しめる作品です。音楽を聴くと、2倍に楽しめるのでしょうね。印象に残った作品は、章くんの別荘にあつまった少年たちの夏の日々を描いた「子供は眠る」が良かった。楽しい合宿生活の毎晩決まって行われるのは、章君に強制的に参加させられる夜のレコード鑑賞。少年たちのささやかな反抗、そして夏は終わろうとしていた。「ピアノの音色は人の心の足りないところをうめてくれる。」というおばあさんの言葉が印象的でした。~~余談~~そういえば、クラッシックといえば、子供の頃、学研の音楽図鑑というものが我が家にあった。クラッシックの曲とそれにあわせた絵本、楽譜入りで箱に入っている。1巻3000円くらい。30年前の3000円なのだから、当時の我が家にしては結構な出費だったと思う。今、その全集は、我が家の押し入れの中に眠っている。懐かしくて、持ってきたのです。わたしは、絵本のほうが印象に残っていて、何度も何度も眺めていたようだ。はげ山の一夜、胡桃割り人形、魔法使いの弟子、白鳥の湖、動物の謝肉祭(カーニバル)等々、絵が素敵でした。村上勉や柿本幸造等、豪華です。絵本だけでも押し入れから出してみようかしら。
2005.09.05
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今日は、日曜出勤でした。イベントのお手伝いです。結構空き時間(待機時間)があったので、本を持参。午前中で読み終えてしまいました。---芥川賞受賞作品。幼い頃に母に捨てられ一時的に失語症になった帰国子女の恵理子。祖母と叔母と、隣に住む「ネコババ」と共にすごした日々を、叔母の死をきっかけに振り返る形で語られる物語。この他、「神の落とし子」、「リリスの長い髪」を収録。----読みやすい。さらさらと読める文体。同年代の作家かと思いきや、昭和14年新潟生まれだそうで、びっくり。---と、いつも通りに、本の感想を書きましたが、今日はとても辛いこともありました。今日は、イベントの仕事のあと、その足で、職場の上司のお子さんのお通夜に皆で参列しました。18才、早すぎる死。半年間の闘病生活を送られていたとか・・・。職場で、そのことを知っていた人は数人でした。気丈に仕事を続けていらしたけれど、毎日どんな思いで過ごされていたか・・・・。本当に切なく、辛い、お通夜でした。制服姿の同級生たちのご焼香の列は長く長く続きました。ご冥福をお祈りします。
2005.09.04
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実は、にわか、スターウォーズファンの私。帝国の逆襲を映画館でみたという、年季の入ったスターウォーズファンのダンナの影響で、はじめてスターウォーズの旧作をすべて見たのが、数ヶ月前のこと。それまでは、食わず嫌いというか、見たことがなかったのです。(珍しい人)7月公開時から、見たい見たいと思いながら見れずにいて、終了間際、駆け込みで見に行ってきました。たとえ、ダースベイダーの謎が解けたとしても。すっきりすることがなく、切なくて、哀しくて・・・。なんだか、悩み事があって胸のあたりがもやもやとしているような、そんな感覚でした、・・・・。ああ、アナキンの痛々しい姿、見てられなかった。ダンナは、スターウォーズ6作品の中で、本作が一番好きだとか・・。わたしは、アナキンとパドメの恋愛を描いた前作が好きかな。ダンナが買った↑このCDをカーステで聴きながら映画館へ行きました。
2005.09.03
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