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トイモイ

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2019.01.12

首都サントドミンゴに観光に行くため、朝9時頃外に出る。

ボカチカ中心部に行ったら暇タクシーいっぱいいるだろう、カモがきたよー。30キロ先の往復だよー。交渉にしたら片道でいいよー。と呑気なものだ。こっちは。向こうは襲い掛かる獣だ。

事前ネット情報では片道30ドルぐらいから交渉すれば、あたりが妥当かなあ、みたいなところが分かってきて、まあ、帰りは公共機関のバスで数ドルで帰ってきてもいいんだけどなあ。てな感じ。

交渉の結果、35ドルで落ち着き、まあ、そうすっぺか、と思っていると、少し待てと彼はタクシーじゃないけど、民間の車でやってきた。まあいいけど。ドライバーは初老の気のよさそうな白人系で交渉人は若い30代ぐらいの黒人系で、乗り込む奴はしがない東洋人で、交渉人はそのまま車の助手席に乗った。こいつ暇か、多分暇なんだろう。

ボカチカビーチ通りもそろそろ開店準備の店がオープンし始める時間帯かな。

この行程でで地理を概ね把握し（どこいってもだいたい地図取り出して地図の全体を把握する癖あり）、空港超えてサントドミンゴに向かう。

そこいらは、サントドミンゴ、まあ、ここも最初にカリブ海に来た数年前のシカゴからプエルトリコ→メインのセントマーチン、ついでのアンギラ往復→アンティグアバーブダ経由でニューアークに行ったが、その時から一応狙っていた島(国)である。つまり、4，5年暖めていた国だ、あら、知れとる。

まあ、空港を超え、海沿いを走りつつ、サントドミンゴいったれや、まあ、そんな感じである。

で、ちょこちょこ旧市街に入ってきて、「ありがとざん」であるが帰りどうするか来てくるので勝手に返るといいつつ、分かった往復７０でどうだというので、往復割引なってないじゃん、と思いながら、まあいいよ、このコロンブス中央広場に2時間半後の12時に戻ってくるからというと、にこやかさわやか仲介人はＯＫした。そのかわりガイドやなんやとついてくるなよそれ以上金払わんどうせ帰るだけなら一緒に帰ろうやってことだぜみたいなことをいうと、というと、ああ分かったとのことで、にこやかさわやかの彼はコロンブス広場のベンチに座って急きょぼーっとした。
Pizzarelli Zona Colonial

とりあえず、朝食かな、何か現地食ぽいのな、と思って旧市街メーンストリートの歩行者天国を歩く。エルコンデ通りである。まだ店はそんな数件しか開いてなくて、10分ぐらい歩いて元の結局コロンブス公園前にあったオープンエアに座る。

あ、黒人ネゴシエーターおさっさん、まだ呑気にベンチに座っている。まあいいか。

お、朝はこれこれサントドミンゴ現地breakfast、バナナのぐちゃぐちゃにしたフォモンゴみたいなやつに、チーズトースト、ベーコンカリカリはまあどこでもか。おお8ドルかまあ、旅行だからいいよ。面倒だから。昔ならこれで品数減らして現地食堂で1ドル目指したけど。もう爺さんだからいいだろ。面倒だし。いやはや時間と場所を金で買ってるねー。

しかし、ちっとも商品が出てこない、あの交渉人向こう向いてずっとぼーっと座っているし。

実は何故か向こうのテーブルのお嬢さんが飲んでいるジュースが旨そうで頼んでしまった。病気の時の生ジュースは最高だ。出てきたの生ジュースじゃなかったけど、まあそれでも満足した。

しかし、やがて、何故か1時間が経過。隣の店の後から来た客が食べ終えてどんどん帰って行く。おいおいサントドミンゴ旧市街観光は2時間半だぜ、でももう1時間たってるぜ、と思ったが、思っただけど、まあされはそれでそっか、とまた呑気に思ってしまう。なんせ飛行機の時間に左右あれるんで、今日中にホテルに戻ったらいいじゃん、ってことじゃん。金髪に染めた従業員女性も素直に携帯携帯電話いじっているし。

1時間たって、遅くなってごめんと言われながら出てきたプレート。うんうん、いける。メインのバナナなのね。チーズトーストって、パンの上にチーズこんがりを置いたと思ったら、チーズをそのままトーストしれたのね、あ、トーストはパンという意味ではないか、なるほど。まあそういいながら食いきれなかったが満足した。

ドミニカはコーヒーも有名よ、蜂が来るほどに。

さて朝食が終わるともうすでに戻る時間まで1時間、交渉人黒人おっさんに見つかり、オメ、まだ集合場所にいるのかと突っ込まれ、大丈夫だ、今から1時間でぐるっと回ってくるから気にするな、と答えた。

そしてサントドミンゴ市内散策へと出かけるのであった。（まだ金払ってないから1，2時間遅れてもどうせオメそこにおるやろ、と、時間オーバーして追加言って来たら1,000円ぐらい払うよ）(結局、その後一か所寄ってもらい、2時間程度超過したが、追加の前に交渉人黒人おっさんが、世界各国、子供家族を養わないといけないからもうちとチップくれ作戦にでてきたので、500円払ったら、交渉人黒人おっさんがニコヤカ青年に変わったが)

2019年正月ドミニカ共和国行
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 コロンブスの墓
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 失意のうちに帰国
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