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トイモイ

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2019.02.19

それも年超しもせずに凱旋帰国である、それも朝5時だから、ホテルは4時頃起きてタクシーを呼んでもらったと淡く記憶する。フラフラしていたので、自分でフロントにタクシー頼んだのかどうかも記憶が薄っすらである。勿論、値段はいくらぐらいか聞いた覚えもないし、早朝料金を鑑みることもなかったような気がする。

ドミニカンリパブリクにはラクダはいないよ、と細い心で思う。

早朝なので、ラスアメリカス空港に来た昼間と印象が違ったような気がするのだが、何が違うか、まったく覚えがない。

フライトタイムは、まー、4時間ぐらいかなー。

エスパーニャ島の3分の１は、大阪なおみ選手選手のハイチ、この国は地震もあって、大変だ。

朝食出たのだが、しまった、食べた瞬間に吐いてしまった。自分史上、飛行機で吐いたのは初めてだ、というか、吐いたって食べた瞬間に吐いたので、どちらかというと、逆流したって感じか。大学入ったときの歓迎コンパで、何故河原でするのか、何故先輩がオールを持っているのか不明であったが、それは今では禁じられている一気飲みだ、どんぶり3杯日本酒鬼殺し一気飲みである。1杯目飲んだ瞬間からだが拒絶反応し、垂直に吐く。それからその後20年は日本酒を飲めなかった。そんな感じのクイックアンドレスポンスの吐き方だったような気がする。

やがて、朝になってきた。

アメリカよ、そのまま、2，3時間で日本に乗り継ぎできるのだが、こりゃ、やめとくわ、アメリカに1泊するわ、吐いたときに決める。それでも帰国は5日早めたってことだ。

朝日。

少し前にも書いたが、イスパニョーラ島はドミニカ共和国とハイチに今は別れ、特にハイチは最貧国であるが、コロンブスが上陸するまでは、真珠の島なんかいわれてたみたいで、たちまち、ヨーロッパ人は酋長を宴会に集めて油断させて、皆殺しにするという、南米お決まりのパターン、そしてお決まりのパターンで免疫のない先住民は病気や過酷な労働でばたばた死んでいき、それで人がいなくなってアフリカからまた奴隷連れてきて、先住民からごっそり白人と黒人の島に取り替わってしまっている。まあその前に、近隣の他の島々の先住民を連れてきてたみたいだが、勿論どんどん死んでいったってわけだ。

そういえば、昔、日本も貧乏な頃は棄民政策で、南米の悪に建たない土地に追いやったよねえ。ブラジルやPeruやボリビアやパラグアイに、役に立たない土地与えられて頑張り通した日系人いっぱいいるが、ドミニカ共和国にも送られてきた。

ドミニカに鹿児島の農民長男以外ってのが多かったようである。勿論、他の国と同じでにほんせいふは、いい土地用意してまっから、と約束なんかしていたが、他の国と同様、ダメな荒地や塩害の土地がどどーんと与えられ、怒りまくった日本人は日本政府が金を出して帰りたい人かえっていいよってことになって8割が日本に帰ったという。
確か、数百人しかいないんじゃないか？まず見ない、見なかった。

しかし、棄民政策は戦後の話なんだよねえ。1950年代。

マンハッタンが見えてくる。

空港でネットに接続、1日あるからマンハッタン行けよ、だが、元気ないので、空港近くのトランジットホテルを選択、近くにアウトレットまで歩けるところを選択、そこでスープを飲んだだけで、ホテルに戻り、14時からまたもや睡眠。ニューヨークでも16時間ぐらい寝た。ここ3日ぐらいずっと14時間睡眠だ。

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