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トイモイ

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2020.01.08

ジッダには空港が3つあり、残念ながら国内線に乗り遅れる

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夜にサウジアラビア入国を果たしたのだが、翌朝早くの国内線出発だったので、空港近くのホテルに泊まるが、それでも割と走った。

まあ、2時間10分ぐらい前にチェックアウト、タクシーないかフロントで聞くと、外に出ると、いくらでも流しのタクシーがあるよとのことで、出る。
泊まったホテルだが、周辺荒れてる感じだなあ。

タクシーすぐあるってどこよ？それでも、流しのタクシーをすぐに捕まえ、ドメステックといっても、いまいち通じてないようで、まあ、とにかく空港だ。1,200円の言い値でOKとする。

暫く走ると、昨日着いた空港に到着したが、空港内モニターを見ると、国際線ばかりで、しかもサウジアラビア航空がないので、インフォメーションに聞くと、これはノースエアポートだといわれ（ここはサウス）、連絡バスに乗っていくか、タクシーで行けとのことだったので、バスを待つが、10分経過しても来ないので、タクシーで行くことにした。

タクシーの勧誘はうっとうしいので、グーグー寝ていた若者を起こし、1,500円で行ってもらうこととした。またしても、まったく言葉が通じず、おまけに様子がおかしい奴で大音量で音楽鳴らしたり、奇声を上げたり、急にスピード上げて笑ったり、運転中もずっと足を組んでいた。
それで15分ほどして、ようやく空港に着くと、おお、モニターにサウジアラビア航空あるなと思って、探すが、ウラー行きがない。どこだ、また係員に聞くと、これはサウス空港だといわれ、まだ他にも空港あるんかいな！と驚き、時計を見ると7時20分である。出発は8時である、こいつはやばい、急いでまたタクシーを止めるが、ガンと3,000円を要求、普通なら無視するが、もう急ぎ、すぐ乗って、とにかく急げ、国内線のウラー息に乗るんだ！
サウジ、広いなあ、なんもないし。ひたすら高速で走る。

そこから15分ほど走り、ピカピカの空港に到着した。人も少ない。モニターにもアルウラー行きがある。チェックインカウンターにも誰も並んでない、急いで、行くと、若い女性係員は、手続きをしてくれ、荷物はあるの？パスポートも通したが、手が止まった。魅力的な目で、私に言い放った。もう手続き時間終了しているわ。出発25分前であったのだが・・・。
先ほどの2空港は人で溢れ、カウンターの列にもいっぱい人が並んでいて、施設も古かったのに、なんだ、ここは、てか乗せてほしかった。

えー、とショックで茫然とする。女性係員は、向こうのカウンターで切り替え便の手続きしてね、と魅力的な目で言われる。しかし、アル・ウラー行きには1日1本である。モニターにはボーディング中と。8時っていっても今7時40分じゃん、日本の国内線チェクイン締切時間とは違うんだねえ。（本当は1時間以上前にチェックインする予定だったのだが…）

昨晩、ネットで宿も予約していたので、キャンセルのメールしようとしたが、ホテル名がアラビア語でホテル名が分からない（空港でそれ見せたらタクシーが連れて行ってくれるだろうからね）。
フリーワイファイはサクサクつながるので、諦めてジッダのホテルを予約する。

空港の前には大型テントの屋根がいっぱいあったが、ハッジ（大巡礼）大バスターミナルになるようだ。

キング・アブドゥルアズィーズ国際空港の名は、イブンサウードのことだ。この国は、この部族の国なのだ。

あとから空港地図を見ると、うわ、３つ隣接しているのに、何で、タクシーで15分も20分も離れているんだよ、ぐるーっと回るからみたいだ。

アルウラにあるアルヒジュル古代遺跡は、2008年にサウジアラビア初の世界遺産として登録された。サウジアラビア北西部の都市、メディナから車で約4時間。巨大な岩に施された細密な彫刻は一見の価値ありのようだったのだが・・・。隣国ヨルダンのぺトラ遺跡に次いで2番目に大きい、ナバテア人による遺跡だと言われている。アル・ウラーにある古代都市遺跡「マダイン・サーレハ」には、130を超える墓石が残っているというのだが・・・諦めた。

カックンと2時間ほどネットサーフィンしたあとは、タクシーでジッダ市内へ1,500円で行く。

本日4人目で一番いいドライバーであった。言葉も通じだわ。しかし、チケット、宿代の多大な損失に茫然としながら市内に向かう。
失ったものは大きい、でも皆分かってくれると思うんだ。
サウジアラビア観光ビザが発行されるようになって2か月、さすがにドライバーも、君はビジネスだろ、それともムスリムか？ということであったが、観光だよ、観光ビザほら、と見せると、ドライバーもサウジアラビアが変わり始めたことを実感したようであった。