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2020.12.24

2020.12GOTO　おかん招待旅行　石垣島　野底マーペー登山 Ishigaki

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Isigakijima 第2の第2高峰282メートル(低っ)である野底岳に挑むのである。

尖った三角形と岩肌の露出した山頂であり、遠くから見ると山が歪んでいるようだ。

自然と目に止まる存在感のある山なので、確かに石垣にくるたびに、あいつか、またお会いしましたなあ、と思っていたのであった。

石垣島は、どうやら5度目である。標高はしれているが、岩が積み重なった山頂からの眺めは360度石垣島随一の迫力のはずだが、うーん、天気がなア、雨だからなー。

しかし、私もそんなに暇ではない、飛行機の時間が決まっているからだ。

車で8合目200メートルまで行けるショートカットコースから行くのである。山麓カラコースからだと登頂に約1時間かかる道のりが、ここからなら約15分82メートルほぼ直登で登頂できてしまう。15分とはいえ、直登なので、口呼吸となる。

山頂は人工に造られたものではなく、自然に岩が重なり出来た展望台替わりである。岩に登る際には、注意が必要だが、岩が濡れていて、奈落にいっちまう可能性があったので、今回はやめといたるわ。

とにかく、足元は赤土で滑りやすいため、木の根が飛び出したところを足場にして登ってきた。雨で道がジュクジュクなので、脇に張られたロープや木を掴んだりしながら、登り下りする。

山頂には安山岩の巨岩が屹立しており、この巨岩にまつわる伝承が残っているのである。

マーペーHPより
野底マーぺー伝説はとても切ない恋愛に関する伝説なんです。
琉球王国時代に人々を強制移住させられていました。その移住の際に、石垣島から約20km離れた離島である黒島から、現野底山があるエリアへ移住させられたある女性がいました。その女性の名前はマーペーと言いました。マーぺーには、移住前の黒島にカニムイという恋人がいましたが、強制移住を強いられてしまったのです。マーぺーはカニムイのことをとても愛しており、毎日のようにカニムイのことを想い泣いていました。どうしてもカニムイのことを忘れられないマーぺーは、カニムイがいる古里だけでも見たくなり野底岳へと向かいました。しかし、山頂から黒島の方角へは於茂登岳がそびえたっており、古里は望むことはできませんでした。その衝撃にマーぺーは嘆き悲しみ、祈る姿のまま石になったといわれています。野底岳頂上にはマーペーが祈っている姿のような岩があることから、マーペーを憐れんで野底マーペーと呼ぶようになりました。
とのこである。

しかし、山頂にだけ、巨石が乗せられており、不思議な感じだ。山の上に50メートル級の巨人が岩を置いたような感じだ。雨などで、土が流れ落ちてしまったのか、不思議な感じだ。

それに、山頂近くになると、高木がなくなり、急に明るくなる、まあ、それは分かるが、よく来たねエ、というウエルカム感があっていい感じだ、多分、あともう少しで頂上なのだなと感じることが出来る。

いやはや、15分とはいえ、直登、登った感ありやね。明日、まあ、筋肉痛かねえ。毎日山登りしている母は何ともないようだが。感じるのは、俺も激しい運動をして鍛えた高校時代の基礎体力は30台までで終了。40代からは、だめになっちまった感じはある、が、まあ、あるくのはまだ平気だ、海外に行けば８時間ぐらい街歩きしている。

というか、山頂まで登った山、いつ以来や。

結局、一回、油断して坂じゃないところで滑って転んでもたがな。

お手軽登山であったが、登山ちゃうな、トレッキング、いや、泥の坂道歩きかな。

ところで、母は毎日、山に登っているので体力はあるのだが、どうやら加齢によりバランスが悪くなるというか、方向が分かりにくくなるようであった。下山は滑るけれども、前向きに慎重に歩く私であるが、後ろ向きにロープにつかまりながら母は下山していた。危険と感じるようだ。そうか、体力だけではなく体力以外のところが危うくなっていくのか。