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今日は一日中、経営者に関する本を読み漁っていました。ヤマトの小倉さん、グッドウィルの折口さん、サイバーの藤田さん、印象に残っているのはこの3方、共に斬新なアイデアと類い希な行動力で業界のトップに立った人たちだ。特に折口さんの話は僕と同じ境遇を経験されているので共感が持てた。僕にも可能性があるんだって思わせてくれますね。さてこれから夜勤です。未来の経営よりも今は直近の生活のが大事。いつかはリバイバル。必ずリバイバル。
2005.07.28
これは森村誠一さんの最新作。3月に乳がんで亡くなられた歌人宮田美乃里さんと森村さんとの出会いから亡くなられるまでの僅かな間のお二人の交わりを元に書かれたものです。先日ワイドショーで知り、すぐに本やネットで彼女の事を調べました。森村さん自身もアラーキーが彼女の写真集を出版したのを知り、すぐさま会いに行ったそうです。彼女を“永久の恋人”と称しているように僕も何故か彼女に惹かれてしまった。彼女の生き様の判断は置いといて時間のある方は是非読んで頂きたい。
2005.07.07
昨日は給料日だった。待ちに待った給料日。うちは10日ごとの週給と1ヶ月ごとの月給の2本立て。昨日は週給日だったのだ。が、しかし、このところ持ち合わせが乏しくて、昨日仕事場へついたときには230円しかなかった!これが全財産!銀行には一円のお金も入っていません。食事はそのおとといの夜、松屋で豚めしを食べてから何も食べていない。昨日の一日は勤務が終わるまで断食をしていたのです!勤務は10:30~19:30で1時間休憩の8時間労働。業務は巡回が主なのですが、巡回とは常に歩き回らないといけない仕事でこれが空腹には堪える。が、今は飲み食いできるお金は一円もないのだからせめて一日は我慢しようと思って仕事に臨んだ。えっ?230円は使わないのかって?いやいや、このお金は週給を取りに事務所へ行くための交通費、これを使ってしまったら給料を取り損ねてしまいます。昨日の一日はそんなわけでつらい勤務ではありましたね。巡回といっても、周りの人たちから見られているわけですからキチンとしていなければならない。疲れた顔をしているとすぐにお客さんやスタッフからクレームが入る。不審者を探すのが主な仕事なんですが、予めピックアップしている人たちもいて、その人たちにもなめられてしまうからだ。喉の渇きはどうしようもないから、近くの神社に行って水を飲んでしのぎました。 昨日の僕はどのようにして耐えたかというと、1.祈る2.休憩時間はひたすら寝る3.勤務終了後の満腹になった自分を想像する。もう満腹になったつもりで思い描く こんなことで昨日の勤務を乗り切りましたね。 それで勤務終了後事務所にすっとんで行き、週給を手にしたその足で居酒屋に入り、まぐろの刺身や、サーモンのマリネを目一杯頬ばることが出来ました。ほぼ、満席に近い居酒屋でお酒も飲まず、ただ刺身やマリネをがっついている私を周りの人はどのようにみていたんでしょうね。でも私は無我夢中で目の前の食べ物にありつきました。昨夜はいいようもない幸せを感じたものです。飯が食えることって本当に幸せなことだなって。 実は昨日は途中何度もへこたれそうになったので、兄弟たちにも祈りを求めました。僕のために皆必死に祈ってくれました。その祈りが通じたんでしょう。週給も本当は時間外なので危うく受け取り損ねるところだったんです。でもね、会社も何とかやりくりして給料を用意してくれました。会社のビルに着いても入り口が閉まっていて入り損ねるところでした。でもそれも関連会社の事務員さんがたまたま入り口付近に居てね、施錠を解いてくれたからビルに入ることが出来ました。奇跡がいろいろあったからこそ週給を手に入れることが出来たのでしょう。本当に感謝です。ありがとうございました。そんなわけで今日はオフですが、明日からも仕事にがんばります。
2005.07.01
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