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◆定金伸治・乙一・松原真琴『とるこ日記』(集英社2006・3・29)仲好し作家三人のトルコ旅行記。しかしこのお三人、仲が良いのだけれど、人とのコミニュケーションがかなり苦手な人ばっかり。乙一さんは旅行中、ひたすらパンツとシャツを洗濯しては、その乾きの悪さに悩み、松原さんはコンパクトデジカメを盗まれ、定金さんは最もアクティブだったがそれを冷ややかに二人に眺められ・・と、全く普通ではない出来事続出。左側ページが定金さんの旅行記、右側ページにそれに対する注という名の乙一さんと松原さんのツッコミ。途中、風景写真や食事の写真記録、松原さんのイラストなどがはいる。定金さん、松原さんは、顔写真の公開を積極的にしていないので、写真に写っているのはほとんど乙一さん。巻末には乙一さんのショートストーリー『毒殺天使』がオマケで。爆笑、というわけではない、クスッ、とかニヤッ、とかいう笑いが込み上げる旅行記。あ、副題がついていた。「ダメ人間作家トリオの脱力旅行記」ですって。
2006年03月29日
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◆本日のお買い物&借り物(本)買い物 定金伸治・乙一・松原真琴『とるこ日記』(集英社2006・3・29)借り物 伊坂幸太郎『砂漠』(実業之日本社 2005・12・15) 弥生美術館・中村圭子『昭和モダンキモノ 抒情画に学ぶ着こなし術』(河出書房新社 2005・1・20)『昭和モダンキモノ』は、高畠華宵、竹久夢二、加藤まさをなどの画集。私は蕗屋虹児の、どこか知的で小悪魔的な絵が気に入った。
2006年03月28日
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◆コクーン歌舞伎『東海道四谷怪談』北番(シアター・コクーン)午後1時開演開幕前から場内には椎名林檎&東京事変が流れる。舞台近くの空中に巨大な提灯。北番は斬新な演出。めったに上演されない「三角屋敷・小仏小平内」という場が上演されて、お袖と直助のその後がよくわかる。ラストシーンは、タテ長のシアターコクーンの空間をフルに利用して演出される。いや~、怖かった。橋之助が穴に落っこちそうで。お岩さまの抜け毛はいつもの三倍くらい。面変わりする場面は本当に怖かった。その分、補うように笑いもフルに強調される。
2006年03月28日
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◆三月大歌舞伎昼の部(歌舞伎座)午前11時開演『吉例寿曽我』様式美の曽我物。進之介の近江小藤太、愛之助の八幡三郎が鶴ケ岡八幡宮で立ち回り。そこから「がんとう返し」で舞台は一転して大磯へ変化。大磯では曽我物の主な登場人物が勢揃いでせり上がってくる。お人形が並んでいるみたいでとてもきれい。『吉野山』忠信が幸四郎というのが珍しい気がした。福助の静御前は妖艶。『道明寺』出ましたよ2時間の我慢!。席を途中で立つことがないよう、万全の対策をとって迎える。芝翫の覚寿。大の男を刺し殺す老女ってよく考えるとすごい。婿が嫁を殺し、その婿を姑が殺す。強烈な家庭の悲劇。苅谷姫(孝太郎)と菅相丞(仁左衛門)の別れには、ぐっとくるものがあった。
2006年03月27日
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◆四方田犬彦『かわいい』論(ちくま新書 2006・1・10)多方面から「かわいい」の本質に迫っていく論集。キティちゃんなどのキャラクター、日本のアニメの登場人物。「かわいい」という評価を、さまざまな世代や環境の人間はどうとらえているのか。雑誌はどのような「かわいい」を提供しているのか。秋葉原・池袋・新宿二丁目における「かわいい」の差違。こういったことに著者がかなり詳しい知識を持っていることがわかる、面白い考察だった。ところで、私はフェミニズムの視点からもしばしば注目される「セーラームーン」に触れる機会が無いままここまで来てしまったんだよなあ。世界的に人気がある秘密はいったい何だろう?
2006年03月26日
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◆月組東京特別公演『THE LAST PARTYーフィッツジェラルド最後の1日ー』(東京芸術劇場)少し前に見た演目を、別の組が演じる。つくづく、私のツボにはまる芝居。うるうる。このミュージカル、一般演劇でもかけられる内容だと思う。しかしこれを見るたび、仕事の締め切りは守らなきゃいけないなあと、うしろめたい気分になる。
2006年03月25日
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◆本日のお買い物(HMVにてDVDと本)DVD 東京事変『ADULT VIDEO』本 後藤正文『ゴッチGO ROCK』銀座を歩いていたらスピッツのベスト盤のPRが。思わぬ所でHMV発見。「買いたいものがあるのじゃ!アダルトビデオなのじゃ!」というベタな冗談を言って同行者の失笑をかう。ついでに、どこの本屋でも見付けられなかったアジカン・ゴッチのエッセイを買う。ぴあ関東版に連載されていたものをまとめ、書き下ろしを加えたもの。著者の写真が一枚も無く、山本直樹氏によるイラストが多用されている。後にゴッチの本は、渋谷のブックファーストで大量に発見。なんで?
2006年03月24日
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◆三月大歌舞伎夜の部(歌舞伎座)午後4時30分開演『近頃河原達引』初めて観る演目。話の筋は知っている。文楽で遠い昔に一度観たか?。見どころのひとつは猿だと思う。あやつり人形の猿で、動きがとてもかわいらしかった。『二人椀久』何度か観たことがある演目。冨十郎が若々しすぎて不思議。菊之助は今、ものすごい勢いで上達しているような気がする。特に舞踊。幻想的で美しい舞踊だった。『水天宮利生深川』これも初めて。幸四郎演じる筆屋幸兵衛の狂気の演技がすごかった。怖いくらい。娘たちの帯結びをチェック。姉はつの出し、妹はやの字だった。現在一般的なお太鼓って、江戸期にはまだあまり普及していなかったんだよね。ところで、水天宮さまって、御利益は安産だけじゃなかったのね。
2006年03月24日
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◆本日の借り物&お買い物(着物) 平安寿子『センチメンタル・サバイバル』(マガジンハウス 2006・1・19) 畠中恵『アコギなのかリッパなのか』(実業之日本社 2006・1・25)買い物はまたウールの着物。少し薄めの記事で、色も薄いグレー。それに黒で「たてわく」というストライプ模様がはいっている。春から夏にかけて着たい。そしてこれまた格安の千円。
2006年03月22日
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◆本日のお買い物(コミック) 波津彬子『雨柳堂夢話 其之十一』(朝日ソノラマ 2006・3・30)新刊が出るのを常に待ちかまえている波津彬子さんの本。あいかわらず美しい絵。
2006年03月20日
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◆本日のお買い物(本)。何とな~く体調悪し。昼寝までしたよ。ちょっぴり出かけて京都のガイド本を購入。 甲斐みのり『京都おでかけ帳 12ヶ月の憧れ案内』(祥伝社 2005・11・5)
2006年03月19日
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本日、猫太郎先生が義太夫の発表会。わたくし、着物姿で見に行く。何か帯結びが決まらなくてもたもたしましたが、無事に。普段着好きで、ウールと半幅帯ばっかり。まだお太鼓が結べません。今日は紫地に白や黒や青緑の糸が少しずつ混じっているようなウールに、濃紫の献上柄の半幅帯。蝶結びにして、ほんの飾りに緑と黄色がグラデーションになった帯締を。半襟は薄い黄色地にクローバー柄。このウール、実は500円。ははは。私の着物ライフは安上がり。でもすごく楽しい。
2006年03月18日
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◆本日のお買い物(コミック)&借り物(評論)。 〈コミック〉 久米田康治『さよなら絶望先生 第三集』(講談社 2006・3・17) 加藤元浩『Q.E.D. 証明終了 23』(講談社 2006・3・17) 加藤元浩『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』(講談社 2006・3・17) 日高万里『V.B.ローズ 6』(白泉社 2006・3・25) 〈評論〉 四方田犬彦『かわいい論』(ちくま新書 2006・1・10) 荒川洋治『世に出ないことば』(みすず書房 2005・9・20)何だかせきを切ったように、一気に入手。
2006年03月17日
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◆映画『蝉しぐれ』原作藤沢周平。幼なじみで互いに淡い恋心を抱いていた少年と少女。少年は義にかたく、剣の道に精進していたが、父が藩内のお家騒動にまきこまれて刑死。冷たい世間の目にさらされつつ、村廻りの役人として地道に生きている。少年との仲を裂かれた少女は、江戸の上屋敷に奉公して殿のお手付きとなり、若君を生む。あまりにもかけはなれてしまった二人の生き方だったが、かつて少年の父をまきこんだお家騒動が、再び今度は殿の側女となった少女を狙い、やむをえず少年はまきこまれる。非常事態の中で再開した二人は、互いの気持ちを確かめるが、再び二人の道は分かれる。そしてそれぞれ家庭を持ち、子供を育て上げた身となって再会した二人。幼い日の思いと、今も抱き続ける思いを確認するが、やはり二人の道は重ならない。「いくらくやんでもくやみきれない一生の後悔」と告げるかつての少年は、黒塗りの豪奢な駕籠の格子戸に指をからめ、静かに涙を流し続けるかつての少女を見送る。主演、市川染五郎&木村佳乃。見る前は、男の人が抱きがちな浪漫だよなあ、と思ってあまり乗り気ではなかったのだが、拍子抜けするほどすんなり受け入れられて、じーんときた。映像の力だ。ひたすら苦しい半農の下級武士の生活。田舎道を横切る蛇。少年が毎朝顔を洗い、少女が洗濯をする小川。盛夏の蝉時雨と冬の深い雪。アマガエル。さりげない映像がとてもきれいだった。木村佳乃、和服似合うぞ。主人公市川染五郎の親友を演じた今田耕治とふかわりょうがかなり印象的で、しかもいい味を出していた。
2006年03月17日
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◆本日のお買い物(CD&文庫本) CD アジアンカンフージェネレーション『ファンクラブ』(アルバム) 本 奥田英朗『イン・ザ・プール』(文春文庫 2006・3・10)アジカンのアルバムは発売日前日フライング入手。今回のジャケットはうさぎを抱いたバレリーナみたいな衣装の女の子と、さまざまな動物たち、さりげなくメンバーのシルエット。そんなものがモノトーンで細かく描き込まれている。歌詞カードはオール縦書き。意味深で何となく聞き流すことを許さない、つきささる言葉の数々。曲は複雑で凝っていて、でも自己満足ではなく、聴き手をまきこんでいく感じ。シビアな現実を突き付けながら、そこから少しも逃げない、力強い大人のロック。公式HPを時々チェックしているのだが、BBSに最近になって30代以上の人の書き込みが増えているように思う。アジカンちゃんと届くよ、大人の胸にも。メジャーデビューしてからは4年くらいだけれど、今年結成10周年。もうじき30代突入!。ははは。直木賞を受賞した『空中ブランコ』の前作が『イン・ザ・プール』。すごく変で、ある意味患者より変な神経科医が、なんとな~く症状を改善してしまう。するするっと楽しく読みやすいので、軽い作品と思いきや、実は作家にすごく読ませる力があるからなのではないかと後で思い直す。
2006年03月14日
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◆猿之助十八番の内『當世流小栗判官』(国立劇場大劇場)第1部・第2部猿之助一座が師匠の指導を受けて演じる小栗判官。右近の小栗に笑也の照手姫。1部・2部通しで見ると、筋が繋がる趣向。1部2部どちらとも演者によるサービスたっぷりの解説が付き、たいへんわかりやすい。あの~、自分でもこんな毒気のある感想を持つとは思わなかったんですがね。やっぱりいいわ~、役者全員がやる気を持って取り組んでいて、セリフが途切れる心配の無い芝居は!国立劇場で、こんなに安心して見られる芝居を見たのは久しぶりのような気がするんですよ、ええ。少なくとも、全員やる気だもんねえ。お客さんに楽しんでもらいたいという気持ちがあふれている。もうそれだけで、観客としては嬉しいよ。うう。段治郎さんのいい男っぷりとアクション、右近さん渾身の三枚目(いや~、誰だかわからなかったよ)が楽しめる第1部、春猿・笑三郎・笑也による恋する女と親子のドラマ、そして白馬に乗った宙乗りが楽しめる第2部。ふたつ続けて見てもあっという間で楽しかった。
2006年03月12日
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◆本日のお買い物(コミック) さいとうちほ『銀の狼』(小学館文庫 2005・12・10) 〈収録作品〉銀の狼/彷徨のレクイエム/トウランドット/天使の微笑・悪魔の涙/バレンシアの熱い花過去に宝塚歌劇団で上演された演目を、『少女革命ウテナ』で知られるさいとうちほがマンガ化したもの。『彷徨のレクイエム』はロシア皇帝一家の中で唯一生き残ったという伝説があるアナスタシア皇女の話、『天使の微笑・悪魔の涙』はゲーテの『ファウスト』。楽しかったけれど、原典読んでないなあとか、元のオペラ見たことないぞとか思いながら読んだ。比較してみたい衝動。本当にどれもハッピーエンドなんでしょうか。いや、『バレンシアの熱い花』はちょっとせつない話でしたが。
2006年03月11日
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先日病で実現できなかった「お台場フジテレビにマンモスを見に行く計画」をやっとのことで実行。フジテレビをゆっくり見学。サハ共和国というところで発見されたそう。知らなかったよその国。まるっきりアジア系の人達だね。まずはマンモスの実物大剥製とさまざまな解説資料を見る。思ったより大きい!とりあえずインド象よりは大きい。よくこんなのつかまえて食料にしたなあ。少なくとも5人以上がかりで捕まえないとだめだな。でも一頭倒したらどのくらい分の食料になるかな。そして、巨大な冷凍庫に保管されたマンモスの頭部を見学。マンモスくんは、軽く目を閉じ、お口を「む~」と言うような形にして、すやすや眠っているみたいだった。永久凍土の中で眠っていたのに、出て来ちゃったんだねえ。地球温暖化でとけちゃったから。そう考えるととても複雑な気持ち。話は変わって、アジカン、ストレイテナーのライブ先行予約抽選にはずれてちょっと落ちる。愛しているのになあ。
2006年03月09日
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◆本日のお買い物(CD) シングル Double『Call Me』 アルバム ストレイテナー『Dear Deadman』 倖田來未『BEST -second session-』Doubleと倖田來未はDVD付きを入手。帰宅してすぐ鑑賞。倖田來未はソウルヘッドと一緒に歌っている『D.D.D』が結局一番好き。
2006年03月08日
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◆生誕80周年記念『マリリン・モンロー 綺麗のヒミツ』(日本橋高島屋)マリリン・モンローって私が生まれる前に亡くなっていた人だったのね。なのになぜ、これほど鮮やかにいろいろな姿が心に残っているのだろう。実はワタクシ、「M」の付く三人の女性が大好きだ。マレーネ・ディードリッヒ&マリリン・モンロー&マドンナ。会場内には70代ぐらいの方もたくさんいて、もう、本当に嬉しそうにポストカード等を買っていく。現代の美意識から考えると、彼女の魅力は理解されにくいだろうなあ。あの腕や脚のやわらかい肉付きに、比較的小柄な体。現代のモデルや女優とは、ボディラインも体のバランスも全く違う。失礼を承知で言うと、私は非常に親近感を持ったぞ、その体形。貴重な遺品のドレスがボディに着せて展示してあるのだけれど、あきらかに肩や胸のあたりがあまっていて、きれいに見えない。でもそれを身に付けたマリリンのポートレイトはとても素敵。あのやわらかい体が中にはいってこそ、素敵なドレスなのねえ。ショールカラー、ホルダーネック、プリーツやドレープの絶妙な入り方。アクセサリーはパールとラインストーンを好んだそう。ソレスの色はシャンパンゴールドやベージュが多い。あんまり宝石にも執着しなかったみたい。黙って真面目な顔をしていれば、とても知性的で頭が良さそうに見える。あの無防備な口元と、流し目になったとたん、かわいらしくてセクシーにかわる。会場には「バローダの月」という、伝説に彩られた巨大なイエローダイヤが展示されていた。これを身に付けた女性的は、必ず世界的な名声を得るんですって。もちろんマリリンは身に付けたそう。
2006年03月07日
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◆宝塚歌劇星組公演『ベルサイユのばらーフェルゼンとマリーアントワネット編ー』宝塚を代表する演目、ベルばら。実は今回初めて見る。湖月わたるのフェルゼンと、白羽ゆりのアントワネット。オスカルは安蘭けい。もう古典的な名作なので、細かい説明はナシ。いきなりフェルゼンとアントワネットは愛を語らっている。お~、コミックの名場面が舞台化されてるぞ~とか思いながら見る。私は白羽ゆりの独特のセリフまわしというか、間合いのようなものが結構好きなのだが、気になる人もいるだろうなあ。安蘭けいのオスカルは情熱的で大胆だった。朝海ひかるはどんなふうかな~っと。
2006年03月06日
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◆ベオグラード国立美術館所蔵フランス近代絵画展(日本橋三越)フランスの画家の作品を集めた美術展。数人の画家の作品をまとめて、じっくりと見ることが出来ておもしろかった。ドガの作品なんて、ちょっとしたスケッチのわずかな線が、ちゃんと何かを表現している。絵ってすごい。何かを表現できる線が引けるかどうかって、やっぱり才能かなあ。
2006年03月05日
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◆本日のお買い物(コミック)なかなら・ももた/イタバシマサヒロ『のんdeぽ庵 5(了)』(講談社 2006・2・13)毎回、おいしいそうなもの満載だったこの居酒屋マンガが終わってしまった。ちょっと寂しい。
2006年03月04日
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◆本日のお買い物(本)青木直己『幕末単身赴任下級武士の食日記』(NHK出版 2005・12・10)鷲田小弥太『社会人から大学教授になる方法』(PHP出版 2006・3・3)鷲田小弥太氏の著書、今まで未読だった。『大学教授になる方法』も未読。で、今回読んでみたが、身につまされることも多くて思わず姿勢を正した。ははは。だけど、日本文学をめぐる状況はこんなもんじゃないぞ。つくづく特殊な状況にいることを実感。『食日記』は何だか楽しそう。
2006年03月03日
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緊急につき、簡潔にお知らせいたします(って、たいしたことではありませんが)。え~、本日、うちの猫太郎先生の実家に、「振り込めサギ」もどきの電話がかかってきたそうです。電話の内容は以下の通り。「おたくの猫太郎先生が、自分の車を借りていったきり返してくれなくて大変困っている。至急連絡をとりたいので、連絡先を教えてほしい。」目的は個人情報なんでしょうか。この電話の内容、我が家のライフスタイルを知っている人なら爆笑モノである。もちろん、実家の両親もどう考えても信じられない内容だったので、教えなかったとのこと。とりあえず、世の中にはこのような手口があるということで御報告。この犯人、猫太郎先生の実家の電話がわかっていて、現在の連絡先を知らないということなので、学生時代の名簿か何かが情報源である可能性がありそうですね。というわけで、類似した手口に皆様御用心あそばせ。
2006年03月03日
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◆3月じょぎ・2日目(お江戸広小路亭)午後6時半開演『傾城阿波鳴門 巡礼歌の段』竹本越華・鶴澤津賀榮『加賀見山旧錦絵 草履打の段』竹本越春・鶴澤弥吉『生写朝顔話 舟別れの段』竹本越京・鶴澤駒清『生写朝顔話 宿屋の段』竹本土佐恵・野澤喜恵博珍しく着物姿で聴きに行く。千円のウール着物に100円ショップで買った手ぬぐいを半襟にして、1900円の半幅帯。貝の口に結んだのでいただきものの帯揚げを締め、足袋ソックスに下駄履き。トータルいくらのコーディネイトだよ。でも楽しい。体に気合いがはいっているので、居眠りもナシ。下駄に足袋ソックスはちと滑るがね。楽しく見たのだが、何かすごくマナーの悪いおじさんがいてイライラする。考えたことをいちいち口に出して言っている感じで、上演中もずっとそう。貴様、他人の鑑賞の邪魔をするなよ。オマエが買いきってるわけじゃないんだぞ。
2006年03月02日
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◆3月じょぎ・1日目(お江戸広小路亭)午後6時半開演『生写朝顔話 舟別れの段』竹本綾一・鶴澤津賀花『生写朝顔話 薬売りの段』竹本佳之助・鶴澤紋榮『染模様妹背門松 蔵前の段』竹本越孝・鶴澤三寿々『絵本太功記 尼ヶ崎の段・奥』竹本越若・鶴澤賀寿「薬売りの段」って面白いんだけれど、チャリ場だから、あんまり劇場での上演では出ない。でも言葉遊びや早口言葉があって、やる方は難しそうだし、きく方は楽しい。この日唯一の時代物、尼ヶ崎の段が、後室の悲しみを重々しく表現していてとても良かった。
2006年03月01日
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たいしたことを調べていたわけではないのだが。「ほぼ日手帳spring2006」を入手したわたくし。本日より2日で1ページがはじまる試運転期間。どこでも手軽に書けてインクの乾きが良いとなると、油性ボールペンかなと思い、何が適しているか、文具好きの人のサイトをいろいろまわってさがしてみる。目的を達して寄り道していると、ひょっこり馴染みのパン屋の名前が。わたくしの出身地、北九州市の小倉駅前、「シロヤ」というパン屋のサニーパンが安くておいしいとの情報。練乳が練り込まれている感じだそうだ。へ~、パン好きには有名でしたの?そういえば黒崎駅前「ホームラン軒」の餃子も久しく食べてないな。付いてくる油胡椒を醤油に溶いて付けて食べるの。亡き父は会社の帰りにここで土産の餃子を頼み、うちにカエルコールして、焼き上がるまでの間にラーメン一杯をたいらげるのが習慣だったらしい。なぜか書き物をさがして食い物に行き着いてしまった。ふふん。
2006年03月01日
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