ラジェンダ エリコムリ            L'agenda d'erikomri

February 4, 2006
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カテゴリ: 美食学
日本最南端の酒蔵に行ってきました。
熊本県葦北にある亀萬酒造さん。
蔵人さんは10人ほどの小さい蔵。

なんともラッキーなことに、
今日は新酒(原酒)の蔵出し日。
昼頃いったのですが、朝に蔵見学にきた人は
新酒の詰め作業がまだ終了していなかったので、
買うことができなかったとのこと。
できたての新酒、ほんとうにおいしかった。

最南端、ということで、当然他の場所よりは暖かい。
酒を造るのは、12~2月と、ほんのわずかな期間。
しかも、酵母の発酵の段階では、初期では氷を直接入れたり、
長期熟成が必要な大吟醸などにはまわりを常に氷で冷やしたり。
南国には南国の、苦労があります。

待ちに待った蔵出し日。
試飲のお酒をくれる様子はほんとにうれしそう。
「いくらでも飲んでって!」って、昼間から飲めないのが残念。

朝から瓶詰め作業をずっとしていてみなさんお疲れだったのに、
丁寧にいろんな段階の樽を見せていただきました。

1:今日仕込んだばかりの樽。ちょっとだけ発酵をはじめてます。
  氷はみえないかなあ。

s-sake_kouji.jpg


2:酒のタンクは多分3メートル以上高さがあって、
  梯子で登るのはけっこう怖い。

s-sake_tank.jpg


3:蔵人のみなさん。みんないい人でした。
  左が杜氏さん。
  酒への愛情をこめた語り口に、
  こちらまでうれしくなります。

s-sake_kuroudo.jpg


4:新酒できましたよ!のサインである杉でできたボール。
  これも今日店先にあげたばかり。
  時間を経るに従って、茶色くなります。

s-sake_matsu.jpg

ちなみに去年まで、醸造の現場には女子は入れなかったとのこと。
樽を覗いたときに、お化粧が落ちる心配があったからとのこと。
でも、今年から大丈夫になったそうです。今年でよかったなあ。

結局、本醸造のあらばしり(原酒)を数本とどぶろくを購入。
ここのどぶろくは、甘酒を加えて独特の甘さをだしているとか。
酸味がほどよく、でも甘すぎない。くせになる感じの酒。
これも、おいしいです。
大吟醸は買いませんでした。
飲みたかったけど。。。





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Last updated  February 5, 2006 10:18:31 AM
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