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2024.10.23
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テーマ: 生き方上手(689)
カテゴリ: カテゴリ未分類
前回からの続きです。
(1)あの世が存在する場合
人のために生きておれば、人に感謝され、評価され、名を残すこともできます。
自分も満足します。自分の喜びともなります。
以前述べたようにD.カーネギーの言う自分の重要感を満たすことができるからです。
人のために生きておれば、あの世が存在するとした場合、死んだ後おそらく天国にいくでしょうから、この世でもあの世でもいいことずくめです。
逆に、もし自分のためだけに生きたなら、人に感謝されることもなく、評価されることもありません。
死んだ後、天国に行けるかどうかも保証の限りではありません。地獄かそれに近い世界に行く可能性が高いでしょう。
(2)あの世が存在しない場合
人のために生きておれば、人に感謝され、評価され、名を残すこともできます。
自分も満足します。自分の喜びとなります。前述したとおり自分の重要感を満たすことができます。
もし、この世かぎりだと思って、自分のためだけに生きて、享楽主義に生きれば、誰も尊敬しないでしょう。
また誰も協力者となることはなく、この世的に、一時的に成功したとしても、長続きはしないでしょう。
名を残すこともないでしょう。むしろ自己中心に生きた結果、他人に害を与え、悪名を残す事になるかもしれません。
それでもいいと強がっても、心の底では、そんな生き方を望んではいません。
自分の心に正直になる必要があります。
よく自分の心の内を見てみる必要があります。悪人でも自分を本当の悪人だとは思いたがらないそうです。
かつて全米をふるえあがらせた暗黒街のギャングの王者アル・カポネは「おれは働き盛りの大半を、世のため人のためにつくしてきた。
ところが、どうだ、おれの得たものは、世間の冷たい非難と、お尋ねものの烙印だけだ」と、なげいたそうです。
カポネほどの極悪人でも、自分では、悪人だと思っていませんでした。
以上をまとめると次のようになります。
人のために生きるべきである。
それが本当の自分自身のためになる。
なぜなら、あの世は存在する可能性が高く、人のために生きておれば、この世的には人から評価され、さらに死後はあの世の天国生活が待っている可能性が高いからです。
逆に、自分のためだけに生きれば、この世的には、一時はいいかもしれないが、長い目でみれば、人から敬遠され、誰も協力者が現れず、死ねば、地獄での苦しい生活が待っています。
もしあの世が存在しない場合でも、人のために生きておれば、少なくともこの世的には人から評価され、分自身の喜びともなって、前述した人間の渇望してやまない欲求を満たすことになります。
従ってあの世の存在の有無に関わりなく、自分のためだけに生きることは割に合いま





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最終更新日  2024.10.23 07:20:39
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