PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
YOUTUBEのライナーをそのままタイトルにしていいのかどうかわからないが、あまりに素晴らしい内容なのでそのままとした。MJQは戦後まもなく発足したモダンジャズのコンボで、4人組の素晴らしいコンビネーションで20世紀末まで活躍した長い歴史を持つコンボである。ジャズファンなら知らないものはいないほど有名なのだが、いまの若い人には通用しないと思うので、簡単な説明をした。
このYOUTUBEの内容が素晴らしいのは、わたしたちがこの演奏ソースを手に入れるのに、LP3枚分の購入費用およそ9000円ぐらいになろうが、これをねん出するのにひと苦労したが、いまはこのソースが無料で、しかも削除されるまではいつでも聴けることである。そんな意味でもYOUTUBEは現代の図書館、視聴覚センターと言っても過言ではない。一日中YOUTUBE内をサーフィンしていても飽きることはない。FAKEニュースあり、歴史物語あり、ゲームのライブありと、楽しませるソースがたくさんあり、気づくと一日PCの前にいるなんてことになるので、気を付けてはいる(笑)
演奏についてだが、やはりこのグループのすばらしさは、リーダーのジョン・ルイスのクラシック趣味と、ミルト・ジャクソンのブルースフィーリング溢れる演奏の絡み合いで、ち密な編曲とジャクソンの枠からはみ出しそうではみ出さないすれすれのところが聴くものを飽きさせないのだろう。来日した時に学生だったわたしは仕送りを使い込んでチケットを買い、いまはなき厚生年金会館に潜り込んで聞いた覚えがある。当時スイングジャーナルと言う専門雑誌があり、批評家たちによれば、リーダーのルイスがグループの村八分を食らっていたようだとあるが、そのプレイはそんなことをまったく感じさせないものだった。またルイスの声が意外と黒人ぽくなく、若々しい声だったと記憶している。
このようなソースを提供してくれる関係者とYOUTUBEに感謝したい。
なぜジャズ喫茶は流行らないのか 2022.12.08
夏にふさわしい? 2022.06.05
色々な教え方(ピアノ発表会にむけて) 2022.05.13