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2022.07.29
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カテゴリ: 雑感

われわれ(1949年生まれ)が習ったのは世界史と日本史で、受験はどちらかを選択したっけ。世界史は大学に行くとなくなり、より細分化して西洋史とかアジア史とかに分かれた。しかし近代になるとその区別はあいまいになり、教科書のページもめくるのが早くなってあっという間に終わってしまうのだ。もっとも期末には受験が控えていたので仕方ないところもある。

今の日本人が体験している「世界史」の最大のイベントは、やはりコロナとウクライナ戦争と大地震だろう。この三つがわずか10年の間に起きて、われわれは物価高、物不足、医療貧困という不便さに直面している。世界が日本と直結しているから、とても日本だけは安泰と言うわけにはいかないからだ。江戸時代には日本史は純粋に存在した。外国で何が起きてもほとんど国内には影響なく、周囲を海に囲まれた国土では独自の歴史が刻まれていった。時々外敵が攻めてきたり、こっちから外征したりと言うのはあった。幕府が倒れた時、世界は西欧の強国が陣取り合戦の真っ最中で、アジアもまたその勢いに吞まれていた。そんな意味では、明治維新は日本という国が興廃の瀬戸際にあったころと言えるのかもしれない。明治維新がまさに日本史が世界史に仲間入りするエポックだったのだろう。

我々は日本は加工貿易で暮らしていると教わった。優れた加工技術を持ち、しかも賃金は安いので価格も競争力があった。今は中国がそれにとってかわり、世界第二位の経済大国となった。習近平が何を考えているかが我々の生活に大きな影響を及ぼす時代、アマゾン川で一匹の蝶が羽ばたくと日本が台風に襲われるというのも冗談ではなくなりつつある今、ニュースの聴取は欠かせない日常事だ。

現代にそぐわない無力に近い国連は再編成され、国としてではなく地域として参加する機関ができるかもしれない。東アジア連合、西欧州連合とか北米連合とかなんたらかんたらキリがない。これに加わらない国はこの新機関が軍事的に征服するとか、経済的に協力するとかで、いまのEUがその先進的テストケースになりうるかもしれない。「かもしれない」ばかりだが、その程度の話ではある。






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最終更新日  2022.07.29 04:56:39
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