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2023.07.30
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例のない毎日の暑さに比例して今年の蝉しぐれの激しいこと暑いがゆえに余計に必死に種の保存に励んでいるのかもしれぬ蝉しぐれ 樹々のあいだを 埋め尽くす 作者不詳
2023.07.27
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2023.07.27
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2023.07.25
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2023.07.25
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2023.07.24
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2023.07.23
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2023.07.21
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ふうらんにかぜのおとずれまつゆうべ 風子 10年以上も前に庭の柿の幹に着生させた風蘭去年はひどく弱っていて心配したが今年はすっかり回復してくれてたくさんの花をつけている爽やかな風が来ればいい香りを漂わせてくれる夏の夕べの楽しみのひとつ
2023.07.18
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うぶごえをあげることなくせみうまる 風子 蝉が生まれるといっても正確にはおおよそ7年の前に樹皮に産み付けた卵が孵って幼虫になった時をいうべきだろうだが長期間土中にいた幼虫が脱皮するところがあまりに劇的で神秘的だからこの瞬間を生まれると言うのも勘弁してもらおうともあれこの小さな蝉一つに限らず生命の誕生の瞬間というのはなんと神々しくも感動的なんだろう
2023.07.17
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2023.07.16
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ははかえるしろきパラソルたたむおと 風子 父が長年南方の戦地にいて母子家庭同然の我が家では小さい僕ら兄妹にとって働きに出ている母が帰るのは待ち遠しかった冬めくや一人の母をとりあへり 秀風互いにお母さんと連呼しつつ取り付く兄妹の様子にたまたま遭遇したおじが残した句に当時のことが偲ばれる
2023.07.16
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みずのべのかぜにゆられていととんぼ 風子
2023.07.15
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うるわしきはすのうまれはどろのなか 風子 いにしえの魂を繋いで大賀ハス蓮は池の泥中にうまれるものだがこの大賀ハスは二千年もの泥中での眠りから醒めて今に蘇った奇跡の花神秘的な特段の趣がある
2023.07.14
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2023.07.13
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さぼてんのはなのこどくやおいににて 風子 個性的といえばいえるがサボテンはなんとも不細工で棘だらけの個体だが一日花とはいえ芳香と神秘的とも言える花の美しさには驚くばかりだ孤独を孤立と混同してマイナスイメージで捉えがちだが孤高と捉えたいと思っている老いても個を大切に生きることで孤立することもない仙人掌にそんなことを教わる気がする花ことばは偉大、枯れない愛、燃える心だという
2023.07.12
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ねがいごともんどうむようつゆでみず 風子
2023.07.08
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おうによしかしこきどこのなつごろも 風子 鮮やかな橙色の花岩菲は和紙の雁皮とは全く別の花花色はオレンジというより古代色の黄丹色といったほうがこの花にはふさわしい黄丹色は山梔子の下染めに紅花を上掛けして染めた鮮やかな赤みの橙色で皇太子の袍の色とされ禁じ色だった、という鉢植えで楽しめるなんてありがてぇ話だ
2023.07.06
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2023.07.05
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てのとどくところにあらずてんにょばな 風子 大山蓮華(オオヤマレンゲ)修験者の山で知られる大峰山に自生する花六根清浄を唱え修行中の山伏たちが気高く白いこの花を目にしたときにまるで蓮華のようなその清らかな美しさに目を奪われたということから大山蓮華また天女が舞い降りた姿に喩え天女花ともいう花弁の清らかな白さは他の花の比ではない
2023.07.03
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しめんそかうまれかわりしぐきのはな 風子 虞美人草(ひなげし)虞姫の花とも世紀前200年代の中国秦の始皇帝亡きあとの動乱期熾烈な劉邦との戦いに破れた項羽は愛妾虞美人(虞姫)の身を案じたが虞姫は自ら首を切り、果てたその墓に咲いたのが血の色をしたひなげしで虞美人草と名付けられたという風がくると明日のいのちを察して心揺れる虞姫のように揺れるひなげしが哀愁を誘う
2023.07.02
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めがさえてねつけぬよいのねむのはな 風子合歓の木は花は夜冴え冴えしているが就眠運動で葉は夜には閉じる見習いたいがときに羨むこともある
2023.06.26
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ようたしはどくだみのかにかこまれて 風子 尾籠な話で恐縮だが昔の田舎の家では厠(トイレ)は外に建ってて子供の頃夜の用足しは暗いしとても怖かったがこの時期周りのどくだみ(十薬といった)の香がよく匂っててなにかホッとした記憶があるあの頃の話
2023.06.24
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ごせんぞにげしをしらせるはなかいう 風子昨日は夏至だった一日の一番長い日仏壇に母の好きだったカラー(海芋)を供えてある海芋の花と言われるのは実は仏炎苞という萼の変化したものだという花は仏様よろしく苞の中に鎮座している
2023.06.22
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2023.06.21
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つゆはれまかがやくなみだアガパンアス 風子 アガパンサス和名:紫君子蘭南アフリカ産花言葉:愛の訪れ、誠実な愛清々しく品のいい青紫の花が魅力的
2023.06.21
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うれいなくものおじもせずアマリリス 風子
2023.06.19
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くちなしのはなさびてなおかをのこす 風子
2023.06.18
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くちなしや匂いのこしてやみにいる 風子 山梔子(くちなし)は日本三大香木(春の沈丁花、夏の山梔子、秋の金木犀)の一つだともに花の寿命は長くないだからか、好かれる渡哲也のヒット曲「くちなしの花」これはこれでいい歌なんだけれども、何度も書いたがそもそもの歌作りの動機は亡くなった特攻兵の許嫁への別れの自作詩にプロデューサーが心動かされたもので作詞作曲の段階で今の歌にまるで変わったというエピソードがあるこの歌を口ずさむたびにぼくはこのことが頭をかすめる
2023.06.15
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てっせんのさくのりこえててっせんか 風子 雨上がりの鉄線花は凛として美しい細い蔓が太いフェンスの鉄線以上に硬いように思う逞しいなかにも品を漂わせているやはり夏の花
2023.06.13
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りんとしてみやびただようてっせんか 風子
2023.06.12
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うきうきとみずべにえがおはなしょうぶ 風子 氣の重い日が続くがいま紫陽花と花菖蒲が競って咲いていて和ませてくれる花菖蒲も種類は多いが江戸系、肥後系、伊勢系が三大花菖蒲と言われているこれは伊勢花菖蒲伊勢花菖蒲は三重県の指定天然記念物で県花でもある江戸、肥後系に比べ三英咲きでちりめん状の花弁が薄く垂れ下がる女性的で優雅な花であるセラちゃんの故郷松阪が発症の地と言われ地元では松阪花菖蒲と呼び三大珍花のひとつとして保存活動も盛んである花はすこぶる優雅であるがここの女性が優雅かどうか、はなんともいえないそもそもこのような話題こそジェンダーだとお叱りを受けるのだろうか
2023.06.12
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むらさきのよひらになみだけさのあめ 風子
2023.06.05
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2023.06.03
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2023.05.31
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とうこうのかさうきうきとつゆにいる 風子
2023.05.29
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いちめんにこがねひそめてむぎのあき 風子
2023.05.26
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かぜがきてやぐるまそうのにわさわぐ 風子 昨今は大きな鯉のぼりをあげる家もなくなって矢車のカタカタと回る音を聞くくこともなくなったせめて矢車草にがきのころを偲んで見る
2023.05.18
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こどものひははへかんしゃのかしわもち 風子関西ではちまきが代表的で関東ではかしわ餅らしい当地は関西圏なんだけどかしわ餅であったり茨餅であったりするちまきはは中国伝来だがかしわ餅や茨餅は日本古来のもので柏や茨の葉には滅菌、保湿、香りつけの効用があるから田畑で働く女性の携帯食であったらしい田植えを終えた端午の節句には女性をねぎらいかしわ餅で感謝する風習になった柏の木は新芽が出るまで古い葉が落ちないということから子孫繁栄の意味もあった田植え後のねぎらいの一時を野上がりといって子供の頃は楽しみだった先の大戦時、空襲警報下下校中帰宅直行せず母方の野上がりの餅食べたさに祖母の家に向かう途中米軍の戦闘機のスナイパーに容赦ない機銃掃射を浴びせられた恐怖の記憶は前にも書いた仏壇に柏餅を供えるたびに母にこっぴどく叱られた日のことを思い出す
2023.05.06
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なつどなりまごうかたなきくさのせい 風子 空き家の屋根の棟瓦のもとに毎年生える雑草その生きるたくましさには目を瞠るばかりだが日々にますその勢いに夏の近いことを感じる
2023.05.04
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けんぽうのきねんびみんぞくいどうちゅう 風子 ぼくには関係のない話なんだけど大型連休も今日から後半に入る観光・旅行業界にとっては朗報なんだろうある調査によればこの連休中に35%の人が旅行にゆくといううち国内が50%、海外が10%らしいよくもわるくも驚きだ民族大移動といえば大げさかナ連休中の今日は憲法記念日であるが意識した人がどれくらいいるのだろうかなり寂しい氣がする基本的な権利である選挙の投票率は依然として半数を割るという状況で護憲の声も鈍化しているある調査では憲法改正に賛成するひとが過半数を超えたとも伝えられる小さな幸せを紡ぐのはいいが大好きなニッポンが密かに戦前回帰の空気に包まれ薄っぺらな国になって来てるそんな気がしてならない憲法記念日
2023.05.03
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ははなくもよくぞそだてりにぎぼうず 風子
2023.05.02
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いちねんせいすこしなれたりかきわかば 風子
2023.05.02
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画像はYouTube CBCテレビニュースより借用おおぜいのひとたびにでてしがつじん 風子 ゴールデンウイーク初日の昨日は地区自治会の総会があった南海トラフ地震対策での移住もあってかかつて80戸だった自治会も倍近くの戸数になったコロナ禍で総会も自粛されていて久々の総会会員も随分代替わりし若い人が多く吾人ひとり最長老のようだった世の中どんどん変わりつつあるってことやテレビのニュースは国の内外に旅行する人々の様子を嬉々として流していた先日まで経済の低迷軒並みの物価高賃上げも対象者は4割り程度と不調と悲観的ムードだったののに加えなにか硝煙のにおいも漂ってきそうな世の動きもあるなかうそのような浮かれよう…旅に出ることで経済が活性化すればそれもよいが平和ボケと戦前回帰が同時進行してるようでおいおいこれでええのかえ?と問いたい気もする
2023.04.30
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にげみずをおいしわがみをくいはせず 風子 これからの季節行く手に水たまりが見え近づいても近づいてもまた先へ移動して見える逃げ水に出くわすことがある路上が熱せられ空気の屈折によって生じる蜃気楼現象だが…子供のの頃はともかく思慮分別ができるようになると人生なんて逃げ水を追うが如きものだと思いしらされることは屡々あるそれでも懲りもせず幻影を追う哀しい人間の性かと思いつつこの歳まできたでも悔いはない逃げ水を追うて八十路もあと僅か
2023.04.29
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しゅんげふやあさきゆめみじぐにかえる 風子 いろは唄はいいことをいうもう浅はかな夢など見ることもない見ようとも思わないやはり愚にかえるのが一番のようだ
2023.04.28
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ケープきしスノーフレークはるのいろ 風子 雪片のようなといわれるスノーフレークは花が鈴蘭に似て葉は水仙に似ていることから和名鈴蘭水仙とも…純白で清楚な花は小さな児が白いケープをはおっているようでもある桜もすっかり葉桜に装いを変え春の色だが寒暖差も激しく体調管理も大変だ
2023.04.11
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たんぽぽのわたふくすぎしひのそらへ 風子 このテーマのブログではノーコメントにしてましたが、コミュニケーションも必要かと思いコメント頂けるよう設定しました
2023.04.06
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はなかえでにわいちぐうをあかるうす 風子
2023.04.05
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うばざくらももにかけたるはなむしろ 風子 今日はちょっと車で出かけた桜並木の傍らを走るともうすごい桜吹雪に気も晴れる来年もこんな嬉しい思いがしたいと思う帰って近くの古刹を覗きにゆくこちらはもうすでに花筵を敷いたようちょっと艶っぽいショットに思いついた凡句ひとつ姥桜というと年甲斐もなくといった老女の否定的な言い回しで使われるが本来は女盛りを過ぎても色気があって美しい女性を指す褒め言葉なんだよ
2023.04.03
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