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アスパラガス、かぼちゃ、なす、にんじん、れんこん、プチトマト…。素揚げした旬の野菜が彩りよく器に並び、その明るい色の取り合わせに心が浮き立ちます。あっ!生姜の千切りのように見えるものは、チーズでしたよ。このカレーうどんにチーズが入ると、その溶けだした部分から、さらにまろやかな味わいに変わっていきます。最高。古奈屋 『旬野菜カレーうどん』 1,280円 クリーミーな『カレーうどん』で有名な 古奈屋。本店は、東京・巣鴨のとげぬき地蔵尊のすぐ隣にあるこじんまりとしたお店で、行列ができていても、カウンター席のおかげか回転がよさそう。 それに対し支店は、六本木ヒルズ、丸の内オアゾ、カレッタ汐留、コレド日本橋、みなとみらいのランドマークプラザ他、話題のスポットに出店。スマートな営業をされていますね。関西では、阪急西宮ガーデンズの中にあります。 冷蔵や冷凍麺として、スーパーでも販売されていますので、ご覧になったことのある方も多いのでは。実は私も時々愛用しています。簡単で美味しい~。 お店でいただくと、旬の野菜がゴロゴロ入った豪勢なメニューもありました。 『古奈屋 旬野菜カレーうどん』(この写真は携帯で撮影) トマトは火が入ると美味しさがぎゅっと凝縮されますね。その他の野菜にはしっかり食感が残っていて、おいしいおいしい。この季節、体がほかほかと温まります。 昨年12月より、古奈屋のメニューは新しいものに変わった (PDF) ようですね。『天使のえび天カレーうどん』や『バナナ天カレーうどん』など、ちょっと面白いメニューが色々。 古奈屋のカレーうどんの味がお煎餅に再現されているのを発見! カレーうどん 古奈屋 巣鴨本店古奈屋 巣鴨本店東京都豊島区巣鴨3-37-1 高岩寺(とげぬき地蔵尊)となり03-3940-6180営業時間 11:00~20:00 (L.O. 19:30) 定休日 なしJR山手線・都営地下鉄三田線 巣鴨駅より徒歩4分 日本の偉大な発明・カレーうどん☆ と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2011.02.20
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「オーガニックは美味しい」がコンセプトのデイルズフォード・オーガニック青山店。美容や健康に気をつかうお年頃としては、“ヘルシーで美味しい”と両立するのは、なんとも嬉しいこと♪野菜不足を自覚しているため、おいしい野菜はありがたい。 リアル・フード(本物の食材)にこだわるこのお店は、英国コッツウォルズ地方が発祥の地。シンプルな調理で肉・野菜などの本来の味を楽しむスタイルです。 デイルズフォード・オーガニック サラダ色々 昨年11月、青山に日本初出店の直前に、プレス向け発表会が行われました。その時の様子を少しお伝えしますね。 デイルズフォード・オーガニック青山店は、いくつかのコーナーに分かれています。1階の正面入口から右側は英国直輸入のオーガニック食品や雑貨を扱うグロサリー。1階左側は、カフェ・デリカテッセン。オーガニック食材を使った量り売りのお惣菜をお持ち帰りすることもできますし、その場でオーガニックのコーヒーや紅茶、ジュースなど飲物と共にカウンターでいただくこともできます。棚にはハード系パンを中心としたベーカリーのコーナーも。2階は、オーガニック食材を主に使ったランチ、ディナーをいただける明るいレストラン。ティータイムも続けて開いています。 こだわりのオーガニック野菜も1階で販売されています 左:オーガニックチキン胸肉、きんとき豆を使い、タイムで香り付けしたお惣菜右:青森県産オーガニック短角牛と玄麦のカッテージパイ カッテージパイ(Cottage Pie)は、英国を代表する家庭料理。諸説ありますが、羊の肉を使ったシェパーズ(Shepherd's 羊飼い)パイが牛肉で作られるとこの名で呼ばれるとか。(コッテージパイと発音することも。)牛肉でミートソースを作り、その上にマッシュポテトをのせてオーブンで焼いたもの。よく考えれば、パイ生地を使っていないのにパイと名がつく不思議な料理です。(私、実家でよく食べていました。美味しいですよ♪) ウエールズ風ラビット(Welsh rarebit =チェダーチーズトースト) チャツネ※試食用に小さくカットされています ウェールズで食べた時はウェルシュレアビットと発音したような…。チェダーチーズにビールやウスターソースをいれて作ると記憶していましたが、こちらではビールは入れず、別の素材を使われています。英国ウースターで作られたリーぺリン・ウスターソースも使用(日本のウスターソースとは味が違います)。 面白いのは、このウエルシュレアビットにチャツネを添えること。こういう食べ方はとても参考になります。チャツネは、1階で買うことができます。パンに塗ったりクラッカーにのせてそのまま味を楽しんだり、肉料理につけあわせたりお料理の隠し味に使ったり。ここであわせたのは、チーズと相性のよい『レッドオニオン&アップルチャツネ』。 スティッキートフィープディング (デザートは随時入れ替わります) ※試食用に小さくカットされています スティッキートフィープディングは、デーツ(なつめやし)を使った英国のデザート。スティッキー=べたべたする、トフィー=キャラメル味。通常はクリームを使って作りますが、オーガニックのクリームが入手できないため、オーガニック豆乳で作っている所が大きなポイント。豆乳のおかげでぐっと軽やかな食べやすいキャラメルソースになっています。 掛川哲司(かけがわ さとし)ヘッドシェフは、オーベルジュ オー・ミラドーでクラシックなフレンチを学び、2007年 レ・クレアシオン・ド・ナリサワのスーシェフ2010年 デイルズフォード・オーガニックのヘッドシェフに就任。 シェフに伺うと、素材自体に力があるので、料理に苦労はないとのこと。味は日本人として美味しいと思うところを出しているそうです。フレンチ出身のため、つい盛り付けがデコラシオンになってしまう(飾りすぎてしまう)のを、英国のスタイルでチーズはチーズ、ナスはナス、といった単体で見せるやり方に変えたそうです。 デイルズフォード 1階 英国直輸入のオーガニック食材などを販売ハートのパッケージが可愛いのは、オーガニックティーバッグやショートブレッドなど調味料もいろいろ 左:ホットペッパージェリーは、赤胡椒と唐辛子。辛さの中にほんのり甘さがあり、ローストした肉に添えればスパイシーな一皿に。パ右:パウンドケーキチョコレート&オレンジ、バナナ&ココ、くるみ&レーズンなどベーカリーコーナーパン・ド・ミ、リュスティック、ロデブ、ペイザン、カンパーニュ、バゲットなど1階 カフェ・デリカテッセン サラダ デリ 平日の遅い時間のランチとお茶の時間帯は、2階は特にのんびりとした雰囲気で穴場です。美味しい野菜。美味しく食べて健康に。青山という場所柄にぴったりのお店です。 デイルズフォード青山店2階レストランのオーガニックベジタリアンランチ オープン前、英国大使館で行われたデイルズフォード発表会デイルズフォード・オーガニック 青山店東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山1F・2F03-3486-0080営業時間 1F カフェ・ベーカリー 9:00~21:00 グロサリー 11:00~21:00 2F レストラン ランチ 11:00~14:00 カフェ 14:00~17:30 ディナー18:00~22:00(L.O.21:00)定休日 なし(年末年始12/31、1/1は特別休業)1Fカフェ20席、2Fレストラン50席駐車場あり(青山Ovalビル地下)東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅B2出口より徒歩4分場所は青山学院大学の向かい側、国連大学並び。ピエール・エルメ・パリ 青山のすぐななめ左隣です。ヘルシーな食べ物は大歓迎☆ と思われたら↓を押して応援して下さいね♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ
2011.01.17
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昨年11月に青山にオープンしたデイルズフォードの2階のレストランで、青山通りを眺めながらオーガニックランチをいただきました♪2011年1月 デイルズフォード 『オーガニックベジタリアンプレート』 1,800円 私が選んだのは、月替わりメニューのベジタリアンプレート。1月は、オニオングラタンスープ、3つの季節のサラダ、生野菜、ピクルス、ディップ、パンこの日のサラダは 『根菜のタイ風サラダ コリアンダーの香り』 (パッタイですね) 『さつまいものフリット大学芋風』 黒コショウとクローブでスパイシー 『キャベツとひよこマメのサラダ ハニーマスタードドレッシング和え』 分量は控えめのように見えますが、しっかりお腹にたまるボリュームでしたよ。オニオングラタンスープは、体の芯から温まるくらい熱々で、本当に美味♪『オーガニックベジタリアンプレート』 の オニオングラタンスープ オニオングラタンスープは濃い目の味付けになっていて、寒い冬にぴったり。うっかり多めに口の中に入れてしまい、あやうく火傷しそうに思えるほどあちっ!あつあつ、ハフハフハフハフ……。あわてました。すこしずつお口にいれるのがおすすめです。器が小さく見えましたが、このサイズで正解。 『オーガニックベジタリアンプレート』 パンは炭火で網焼きしたみたいなコゲ色がついていて、香ばしい。普段ならバターをつけるところですが、特に添えられていなかったので、そのままでオーガニックのパン自体の味を確かめることに。パンも自家製。オーガニック素材95%以上で作られています。 センターに置かれた白い器には、豆を使ったディップが。野菜をつけていただきます。野菜だけだと途中で飽きるかもと、ちょこっと心配していましたが、そんなことはなく気持ちよく完食。 『オーガニックランチプレート』 1,800円 連れは、お店のお薦めのランチプレートを注文。1月のメニューは、青森県産オーガニック短角牛のビーフシチュー、自家製ロースハム、2つの季節のサラダ、ピクルス、パン。パンがのっている黒い器がシチュー。少しお味見すると、お肉がとろっとろでリッチなお味~ この時の季節のサラダは、一つは赤レンズ豆のサラダ、もう一つは『オーガニックチキンとジャガ芋の英国風ミートパイ』。トマトを使ったミートソースのパイをイメージしていると、なぜ白い?と一瞬不思議に思います。が、これは全く違った美味しさ♪エシレバターを贅沢に折り込んだ英国風パイ生地で、じゃがいも、タマネギ、オーガニックチキンを柔らかく煮込んだコンフィーを巻きこみ、フィリングがパサつくことなくしっとりした食感で美味~。 ランチメニューには、単品も色々あります。+200円で飲物(コーヒー、エスプレッソ、紅茶、ハーブティー)がセットにできます。 デイルズフォード2階レストラン ランチタイムの終わり頃 2階は明るく広々としていてくつろげます。ランチタイムはカジュアルな雰囲気。 引き続きティータイムもありますので、ゆっくりお茶も楽しめます。この日のスイーツのメニュー(600~1,200円)は、パンプディング、パフェ、プリン、アイスクリームなど。スイーツにもこだわりのオーガニック素材が使われています。レストランのメニューで気にいったものを、1階のデリで買って帰ることも。 左:さつまいものフリット大学芋風 100g 473円 かりっ!♪右:オーガニックチキンとジャガ芋の英国風ミートパイ 1個630円 ※デリの中味は随時入れ替わります ※オーガニック・チキン= 遺伝子組み換え飼料を使わず、平飼いでのびのび元気に育った茨城県産の鶏 オーガニックチキンの生産地は、現在は日本に一ヶ所のみデイルズフォード 外観 すぐ右にピエール・エルメのお店がデイルズフォード これは別の日、夜遅くに通りかかった時の写真 デイルズフォードが最も大切にしていることは、「オーガニックは美味しい」。体に良いから、人と環境に優しいからといって苦手な味のものをがまんして食べるのではなく、納得のいく美味しさで楽しく味わえるオーガニックを提案しています。 オープン前、英国大使館で行われたデイルズフォード発表会を取材した記事はこちらデイルズフォード・オーガニック 青山店東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山1F・2F03-3486-0080営業時間 1F カフェ・ベーカリー 9:00~21:00 グロサリー 11:00~21:00 2F レストラン ランチ 11:00~14:00 カフェ 14:00~17:30 ディナー18:00~22:00(L.O.21:00)定休日 なし(年末年始12/31、1/1は特別休業)1Fカフェ20席、2Fレストラン50席駐車場あり(青山Ovalビル地下)東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅B2出口より徒歩4分場所は青山学院大学の向かい側、国連大学並び。ピエール・エルメ・パリ 青山のすぐななめ左隣です。 他のお料理、1階のデリの紹介など 次のページに続きますオーガニックで美味しいのは魅力☆ と思われたら↓を押して応援して下さいね♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ
2011.01.15
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元旦にいただいたのは中華おせちです。毎年のお楽しみ。銀座アスターのもの。2011年1月1日 銀座アスター おせち 壱の重 あたためていただくものも混ざっています。銀座アスター おせち 弐の重 壱の重筍と高菜漬けの炒め物、子持ち鮎の山椒香り煮、椎茸の香料煮、くらげの胡麻ソース和え、若桃の甘露煮、干し杏の蜂蜜漬け、蟹の爪の広東風揚げ物、広東風海老団子の揚げ物、胡瓜の北京風甘酢漬け、車海老の山東風味煮、金柑の蜜煮、伊勢海老の甘酢煮、殻付き鮑の紹興酒煮 弐の重くるみの北京風蜜煮、帆立貝の酒蒸し、あおりいかのXO醤炒め、白菜の北京風甘酢漬け、天然大海老の唐辛子ソース煮、焼き栗のブランデー蜜煮、真鱈の五香風味煮、銀座アスター特製蟹焼売、肉団子の甘酢あんかけ ちょっとエビカニが多いかな…。とっても美味しくいただきました。くるみの飴がけが、かりかりっと軽くて最高♪あわびはコリコリ。蟹の爪の広東風揚げ物と海老団子の揚げ物は、山椒塩でサッパリといただきます☆クラゲにかける胡麻ソースはイセエビの下に隠れていました。今年も美味しい情報よろしくね! と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2011.01.02
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赤坂サカスのブレッツカフェクレープリーで、ガレットとクレープをいただきました☆赤坂サカス ブレッツカフェクレープリー 『ガレットコンプレットトマト』1,150円 夜8時位でしたが、お店はとても賑わっていてほぼ満席。ちょうど空いたばかりの席に無事すべりこめました。夜遅くまでお店が開いているのは便利です☆ 軽食をつまんだ後でしたので、どっしり夕食というよりは何か少し食べたいといった腹具合。友人と、二人でガレットとクレープを半分ずついただくことに。 ブルターニュ地方の人々は、食事としてそば粉のガレットを食べ、デザートに甘いガレットかクレープを食べる習慣があります。最初聞いた時にはダブル粉モノ?と思いましたが、いざ食べてみると味わいも食感も違うので、大満足の組合せ。お腹に余裕がある時でしたら、一枚ずつ食べたいところ。 いつもガレットコンプレット(卵、ハム、チーズ)(コンプレットは「完璧な」という意味)にしてしまうところ、少し野菜が食べたい気分でしたのでトマトをプラス。このトマトが爽やかで、とてもよかった! 左『ガレットコンプレットトマト』かき混ぜ卵、ハム、スイスのグリュイエールチーズ、トマト入り右はデザートのクレープ このお店では、フランスのクレーピエ(クレープ専門職人)の指導を受け技をみがき、規定の試験に合格した社員だけが、生地を焼くことが許されています。 ちょっとした焼き加減で、同じ生地でも食感が変わってきますねー。ここでは、少し強めに焼きが入り、表面がやや強くパリッ。中はもっちりでした♪好みの食感です。『クレープフランベ ドゥシェス アンヌ』 1,250円 Duchesseは公爵夫人? 自家製りんごのコンポートが中に入り、カルバドスでフランベ。青紫色の炎が幻想的にゆらめきます。これは、客席でお酒をふりかけ、目の前で炎を見せてくれるサービス。アルコール度数が高いので、よく燃えること燃えること。美味しそう☆中にはりんごのコンポートがたっぷり~ 燃えてしまえば、アルコールに弱い私でも大丈夫。りんごの旨味だけがぎゅっと濃縮され、美味しさ倍増♪♪♪ブレッツカフェクレープリー 赤坂Bizタワー店(赤坂サカス)2010年12月17日 お店の前には赤坂サカスの美しい夜景が 今年で3年目の「White Sacas」のイルミネーション。今回のテーマは『暖かみのある雪景色』です。LED の灯りを使うと、それが表現できますね。 アーケードの上に雪の結晶がゆらゆら揺れていて、きれいでしたよ~。この夜景は、2011年2月14日(月)まで 16:00~24:00(予定)ブレッツカフェクレープリー 銀座店の記事はこちらブレッツカフェクレープリー 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂サカス 赤坂Bizタワー1F03-5545-6761営業時間 11:00~22:30(L.O.)年中無休東京メトロ千代田線 赤坂駅 3番出口より徒歩1分東京メトロ銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅 赤坂ベルビー出口より徒歩5分東京メトロ銀座線・南北線 溜池山王駅 10番出口より徒歩6分 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ クリスマスが終わると、あっという間に年末に。時間がたつのが速すぎる気がします。予告しておきながら書いていない記事もたくさん残してしまったままの年越しに!お正月休みにどんどん整理しないと。 年明けにはガレット・デ・ロワ、そしてすぐにバレンタインの時期に突入です。美味しい季節ですね☆ コメントのお返事が遅れたり、ブロ友さんのページになかなかお伺いできなかったりと不義理が続いています。本当にごめんなさい!いたってマイペースなブログですが、来年もおつきあいいただけると嬉しいです。あと二日!今年を振り返り、新しい年の準備をしなくては。ガレットもクレープも大好き☆ と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2010.12.30
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「ホンモノがわかる大人」のためのレストラン&バーというコンセプトで、昨日12月17日に赤坂にオープンしたレストラン&バー「ルチアーノショー」。内装費用 約4億円は、照明、空調、音響設備ほか、快適に過ごせる空間作りに力をいれたとのこと。 10階のレストランスペースは、イタリアンを中心としたヨーロピアンテイストの食事とカリフォルニア・ナパを中心とする約100種のワイン、外国人ダンサーのショー観覧。9階はワインやカクテルなどのバーフロアに約30種のキューバ産シガー、備長炭を使った炭火焼グリル、カードゲームができるコーナーあり…。 と、文字で並べると、どんなお店?とそれぞれ頭の中に想像の絵が浮かんできますよね。料理のイメージを表現したダンスとは?フロアのベースは何色? この非・日常感たっぷりの世界に、プレスプレビューで昨晩おじゃましました。写真で一気にご紹介しますねー。10階 コースメニュー3皿目『ルチアーノショー 12月スペシャル』 パンと一緒にいただきます (単品では2,400円) 2段になっているガラスの器の上段はビーツのグラニテと根パセリのムース。赤と白の対比になっています。根パセリというのは、私にとって初めて食べる味。 ころんと丸いパンは豚のリエット入り自家製フォカッチャ、日向夏のジャムのせ。厚みのあるもっちりとした生地。 ガラス器の上の部分を食べ終えた後は、器をフォカッチャの皿の上に移し、下段をいただきます。下段のガラス皿の下にはにぎやかにお花の飾りが。寒ブリの切り身にクレッセンツァチーズ、生姜、色とりどりの大根のカットとピンクペッパー。 細かく刻まれた大根は緑・黒・紅・黄など様々な色が。水野涼平シェフが無農薬有機野菜にこだわるようになったきっかけは、子どものアレルギー。今では、千葉・茨城・神奈川の農園に週3回通い、畑で料理を考えるようになったそうです。素材そのものの味を出すような調理をしているとのこと。 お花を使われた華やかな女性が好みそうなデザインになっていますので、ターゲットは女性と思って作られたのかとお聞きすると、特に意識されているということはなく、自分の表現でこういう形になったというお話でした。コースメニュー6皿目『マイクロパニーニ』(単品は1,200円) 親指と人差し指でOKマークを作ったくらいのサイズの丸いパニーニにはさまれた弾力のあるミニハンバーガーは、ハラペーニョ入り。ティースプーンに注がれたテキーラを先に口に含んでからいただくという演出。ほんの少しテキーラを口にすると、カ~ッ!これは楽しくいただきました。 美しいガラスのお皿はドイツのナハトマン(Nachtmann)。私の好きなブランドで、以前、東京ドームのテーブルウェア・フェスティバルの記事でご紹介したことがあります。※テーブルウェア・フェスティバル2011は、2月5~13日に開催 『マイクロパニーニ』 テキーラを口に含んでからコースメニューさいご10皿目デザート『艶─jet black』 (単品は2,200円) タンゴをイメージし、チョコレートタルトで女性の艶やかさを、タンゴの際にかぶるような帽子の飾りはプラチョコで。男性を表現。帽子の下はピンクペッパーのアイスクリーム。 この華やかな赤いガラスのお皿もナハトマン。10階レストランフロア 正面はショーのステージ 10階の夜のコースメニューは10皿で15,000円(税込・サービス料別、別途カバーチャージが必要)メニューの内容は2週間に一度変更の予定。アラカルトもあります。無農薬有機野菜にこだわる水野涼平料理長とダンサーの皆さん この日のダンスはマイクロパニーニにあわせた激しい動きのメキシカン。 ポーランド、アルゼンチン、ロシア、ウクライナ、ルーマニア、ブラジル、ニュージーランドなど、世界各国のダンサーが料理に合わせてサルサ、サンバ、バレエ、タンゴ、フラメンコルンバなどの妖艶なダンスを披露 レッドカーペットと人造大理石に特注のラメを散らした床 ドンペリ各色レッドカーペットからすぐ脇を見ると、赤坂サカスのスケートリンクが ワインセラーにぎっしりと並ぶお酒が見えますマリリン・モンローラベルってあるんですね ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~9階9階 バーフロア テーマは「ジェームズボンド」「自分もボンドガールになった気分でお楽しみ下さい」 9階の床も同じようにレッドカーペットと宇宙のようなイメージの人造大理石の床。シガーカウンターは5席。 炭火焼きグリルのカウンターは、ロシア人のアナスタシアシェフが担当。コースメニューは10皿、10,000円(税込・サービス料別・別途サービスチャージが必要)コースは2週間に1回変更になる予定。アラカルトあり。ルチアーノショー (Luciano Show)東京都港区赤坂5-4-7 The Hexagon 10F & 9F9F 03-3568-481810F 03-3568-4820営業時間9F 17:00~24:0010F 18:00~23:30(L.O.アラカルト~20:00、コース~21:30) ※ランチ営業は2011年春からの予定ドレスコード スマートカジュアル~インフォーマル~フォーマル マイコミジャーナルによると、プレビュー(私が訪れたのとは別の回)のゲストは杉本彩さんとパンチェッタ・ジローラモさんだったようですね。非・日常の世界… と思われた方↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ
2010.12.18
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赤坂サカスのスケートリンクとクリスマスツリーを見下ろすビルの9階と10階に、レストラン&バー「ルチアーノショー」がオープンしました。 “レッドカーペットで晩餐へ”がテーマのレストランでは、豪勢な内装、外国人ダンサーのショー、30種類のキューバ産葉巻きが揃うシガーバー、カードゲームができるコーナーなど、非・日常感たっぷり。 プレスプレビューにお邪魔しました。先にデザートだけご紹介しますね。こちらもキラッキラです『艶─jet black』 タンゴのイメージ タルトが女性、帽子が男性 もうちょっと見てみたい と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ
2010.12.17
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麻布十番でランチをしました。下調べをしていかなかったため、食事が美味しくて落ち着いておしゃべりもできそうなお店を、急遽、勘で探します。 メインストリート(商店街)に面した2階に、レストランを発見。ブラッセリー トモ というそのお店は、道の看板に簡単な説明が出ていました。それによると和も取り入れたフレンチレストランのようで、ランチも1,800円~とお手頃。和洋折衷というスタイルは実はそれほど好きではないのですが、この日はそれもいいかなという気分で、相談の上、そこに決定。 ご一緒して下さったのはブログ友達のhanacoromoさん。オーストリア大使館で行われた ティーレセプション の帰り道です。ブラッセリー トモ 『前菜盛り合わせ』 イベントの後ということと、この後にも用事がありましたので、できるだけ軽いコースを希望。前菜・メイン・コーヒーだけという軽いランチコースがあり、ちょうどよかったです。(他に2コースあり) フォークとナイフの他にお箸がセッティングされていました。久しぶり。 ざざっとメモしましたので正確ではないかもしれませんが…・栗の蜜煮・帆立とピオーネ・穴子の柿の葉寿司・石川芋の塩蒸し・さいまき海老、とんぶり、長芋のしんじょ、わさび 長芋のしんじょがプリプリ。わさびを溶かしていただきました。帆立とピオーネは相性がいいですね。ピオーネが果物というよりお料理っぽく感じます。 和食は器が色々な形があり、季節感があっていいのよねーと思いながら食べ進みます。帰宅後にHPを見ると、今年の5月にできたばかりのお店のようです。 お店に入った時、しばらくどなたも出てこられなかったり、お会計の時に人の気配がなかったりと、(無銭飲食されてしまいそうな?)おおらかな雰囲気のお店です。人当たりのよい柔らかな接客で、サービスの人の動きも笑顔もナチュラル。居心地の良さを感じます。メイン(本日の魚又は肉料理)『コクレ(coquelet ひな鳥)のロースト』 お料理の説明の際に、魚料理が1品、その他何品かは肉料理でしたので、お肉の方がお得意のお店かと思い、軽そうなひな鳥を選びます。 運ばれてきた瞬間、秋らしさを感じ、彩りがよいのが嬉しかったです。野菜も多めなのがいい感じ。あっさりさっぱりいただきました。フランスパンがつきます。hanacoromoさんは鴨。バルバリー産 鴨 つけあわせはひな鳥の方と同じように見えます。 こじんまりしているお店で、のんびりとお食事ができました。お会計の時、事前に何のアナウンスもなくサービス料が加算され、その上で税金がついた(外税?)ことと、レシートに店名も住所も何もなく日付けと合計金額だけが書かれていたことはちょっとした驚きでした。細かいことですけれどね。和洋折衷レストランとは、そういうものなのかな?実際はランチ1,800円ではなく2,079円~です。 近くには豆源や、いかにも美味しそうな雰囲気がみなぎるたい焼き屋さん(後で調べると「およげたいやきくん」のモデルになった浪花家総本店でした)など、所々に美味しそうなお店がありましたが、この後も寄る所があったので今回ここでは甘い物はパスです。残念。麻布十番は、また別の機会に再訪したいと思う町でした。和仏料理 ブラッセリートモ (Wafutu Restaurant Brasserie Tomo)東京都港区麻布十番1-6-5 ラミュウーズ十番ビル 2F 03-6447-0108 営業時間 Lunch : 11:45~14:45(13:45 L.O.)Dinner: 18:00~23:00(22:00 L.O.)定休日 日曜日都営地下鉄大江戸線 麻布十番駅7番出口から徒歩1分東京メトロ南北線 麻布十番駅4番出口から徒歩4分このビルの1階は、賑やかな印象の「浅草・恵比寿餃子」というお店麻布十番には面白そうなお店がいろいろ☆と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home食べログへ
2010.10.10
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イタリアンランチの途中、3品いただいた所でだいぶお腹がふくれてきたような気がしましたが、そこに大迫力のメインが運ばれてきます。おおっ! 初訪問のエクイリブリオ。フォアグラ・穴子・牡蠣 と続き、そして目の前に現れたのは…。9月に咲く花 店内写真撮影禁止ですので、お店近くに咲いていたお花の写真を◆メインは、山形の三元豚!すごい厚みがある大きなステーキです。ボリュームたっぷり。脂身も厚い。 およそ2.5cm(もっとかな?)はあろうかという厚切りの炭火焼き三元豚ステーキが、お皿の上でど~んと構えています。これ、(摂取カロリー的に)全部食べきってよいものかどうか、迷いながらもするするとナイフを入れると、カット面は全体的にきれいなピンク色。牛ステーキでいうところのウェルダン?もう少し火入れが手前の所が私の好みですが、こちらはおまかせコースですので、シェフがこの状態がいい、と思われた所まで焼かれているような気がしました。 この豚…すごくいい素材という気がします。かなり分厚い脂身を(さすがに少し残しましたが、)お肉と一緒に食べても大丈夫というのは、ここ最近なかった体験です。添えてあるのはポルチーニ(イタリアのキノコ)ソース。つけあわせには、日本のキノコとごぼうのソテー?(すみません、少し記憶があいまいで)。 お皿の上に大きなピンクの豚、茶色のソースに茶色のお野菜。見た感じとしてはちょっと地味目の印象で、トマトのような「緑黄色野菜が欲しいところかも」と友人と話していましたら、おっと、こんなところに。 じゃがいもパンを食べ終える頃、続けて持ってきて下さったのはトマトが練り込まれた食パン。サンドライドトマトか濃縮ペーストを使われているかのような、しっかりした濃い凝縮されたトマトの香りがします。トマトパン自体が元々大好きなので、かなりおなかが膨れてきた時にいただくのは残念でした。私はトマトパンも完食。友人は、食べたそうな感じでしたが、満腹感で手が出せず。食パンサイズモチモチのじゃがいもパンでおなかが膨れていたのかもしれません。それにしても、パンに緑黄色野菜がひそんでいたとは。 二子玉川 ライズプラザモール階段周辺◆お料理が終わると、ドルチェは何かしら~?イタリアンのデザートというと、パンナコッタやティラミス、ズッパイングレーゼ、ザバイオーネ…。大皿で作って大スプーンでとるイメージもあります。 空気の泡が散りばめられた涼しげなガラスの器(中央が深くくぼんでいるもの)が登場。中には、巨峰がゴロゴロとヨーグルトのソルベ、紫色の泡々が。オリーブオイルも少し。ぶどう果汁100%のジュースを使ったジュレも添えられています。 …まさか、皮をむいただけの巨峰のはずがないよね…。お酒やシロップでマリネしてあるのかも、と一粒丸々口に放り込むと。きゃっ~サプライズがありました~。これは、種明かししない方が、これから行かれる方のためにもいいかと思います。何も知らずに口の中に放り込んだ方が絶対に楽しい。というわけで、ここでは明かしませんが、ブログに書いていらっしゃる方もお見かけしますので、どうしても知りたい!と思われたら私にメールを下さるか、他の方のブログをお探し下さいね☆ …食べ終えると、エスプレッソなど飲み物をいただきます。驚きの爽やかデザートでしたが、ちょっと甘さとしては物足りなかったかな、と思った心を読まれたかのように、生チョコがコーヒーに添えられて登場してきました。上にカカオニブが散らしてありますので、大人のビター感を期待。ほどよい甘さと苦さで美味しくいただきました。やっぱりシメはこうでなくちゃ。 ランチメニューの看板(裏はディナーメニュー) お店の外にシェフとスタッフのかた(マダム?)がお見送りに出て下さいました。温厚な雰囲気の優しい笑顔が素敵なシェフと、いかにも仕事ができそうなシャープな動きで、引き抜きのスカウトが次々とかかりそうなスタッフのかた。まだお店をオープンされて2か月たつかたたないかですので、色々とたいへんな時期かもしれません。来年の今頃は、どんなお店になっているのか、想像を膨らませます。 お店を出た所に、メニューが書かれた看板が立っていました。入る時にはこれに全く気付きませんでした!ランチは税・サービス料込5,000円、ディナーは税・サービス料別で10,000円のワンコースのみ。 1コースのみというのは、行く方としてはその日の体調によって食べたいものが選べず、ちょっとつらいところがあります。大きく変貌しつつある二子玉川の街のように、そのうちにメニューの選択肢も増える可能性があるかも?と期待。 ライズプラザモール案内板 看板にシルエットで写っているのが敷地内の高層マンション この日は強い雨が降ったりやんだり。二子玉川駅改札を右に出て、すぐ左へ回り込んだ道から3棟の高層マンションに向かって進み、信号の脇にある階段を上がると、すぐ左にショップ群が見えます。平屋ですが、ライズプラザモール2階という表示になります。 一番手前はまだ空店舗。このあたりは、二子玉川駅ビルのグランドオープンとともに、一気に賑やかになるのでしょうね。そのお隣にすぐエクイリブリオが。並びに入っているのは、内科・歯科・薬局など。レストランに特別感を持って出かけたい時には、生活臭が漂わないことを望みます。夜はまったく気にならないと思います。私がでかけた日は雨が幸いして、おかげで静かな環境でよかったかもしれません。 お店とマンションの間にはかなりゆったりと広い空間があり、圧迫感はありません。二子玉川 大開発中 グランドオープンがいつになるのか、待ち遠しい二子玉川の駅前。今はまさに大きく変貌を遂げている真っ最中で、古い建物を壊している途中であったり、新しく建設中だったり。 いつの間にこんな大きな建物が!と驚きました。エクイリブリオ(equilibrio)小笠原圭介シェフ東京都世田谷区玉川1-15-6 ライズプラザモール 2F03-3700-4647 営業時間 12:00~14:00(L.O) 18:00~21:00(L.O)定休日 水曜東急田園都市線 二子玉川駅から徒歩7分要予約店内写真撮影禁止変化する二子玉川に期待☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeオーストリア・フランス 14日間「地方菓子を巡る鉄道の旅」真夏の韓国旅日記
2010.10.02
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フォアグラ・穴子・牡蠣などなど。目の前に現れるお料理を見るたびに「闇鍋」という言葉が浮かびます。メニューが渡されずにスタートしたイタリア料理 エクイリブリオ のコースランチ。次に何が出てくるのかわからないまま、手探りのように食べ進みます。たまにはこういう趣向も面白い。 大開発途中の二子玉川。高層ビル近くにフランス料理のテイストも取り入れたイタリアンの新店がオープンしたと聞き、友人とランチに出かけました。ランチといっても都心と同じ価格設定ですので、今迄の二子玉川にない満足度を密かに期待します。 2010年9月28日 エクイリブリオ 入口 店内写真撮影禁止とHPにまでしっかり明記。「お食事を楽しんでいただきたい」お店の方針に従います。店内はシンプルモダン。おとなしめの落ち着いた雰囲気。半透明の白いカーテンごしに外がぼんやり見えますが、雨のため人通りはなく、隔絶された雰囲気になっていていい感じでした。 食べログ等でメニューの下調べをしすぎ、当日サプライズがなくなって大失敗したことがありますので、今回は何も読まずに出かけました。「牡蠣は大丈夫ですか?何か苦手なものはありますか?」とだけ尋ねられ、メニューなしにいきなりコースがスタート。そこで初めておまかせコース1種類だけだと気付きます。牡蠣は嫌いではありませんが、大好きというほどでもなく…。でもこうしてシェフに丸投げおまかせすると、普段自分では注文しない美味に出合えるかもしれません。ちょっとドキドキ。 この先、写真がない分、詳しく書いてしまいますので、これから行かれる方はお読みになるかどうかよくお考え下さいね。帰ってから読まれてもいいと思いますよ。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ ガラスの位置皿は、私の前には青いぐるぐる模様、友人の前には緑のぐるぐる。去ったばかりの夏を思わせる清涼感が。◆そのガラス皿の上に、アミューズ(食前の小さなお楽しみ)、透明袋入りで口がとじられた『プチシュー』がのせられました。もしこれが食後のミニャルディーズなら「食べきれないようでしたらお持ち帰り下さい」といった風情です。(“アミューズ”とフレンチ寄りの表現ですね)最初からお持ち帰りはありえませんし、アミューズなら中は甘いクリームではなくサレ系のはず。何が入っているのかな~。わくわく。ここで種明かしはなく、中が何なのか想像しながらいただきます。「○○のシューです」と最初に言われてしまっては面白さが半減する所でした。お店の配慮が嬉しいところ。 親指と人差し指でくるんとOKマークを作った位のサイズのプチシューは、底が丸くくり抜かれ、何かが詰められた様子。ぱくっと半分かじります。わぁ、滑らか~。濃厚なこれ、フォアグラですね。かなりたっぷり詰まっています。ちょっと多め。中のホロ苦い味はキャラメルソース。食べたのを確認し、タイミングよく『フォアグラとキャラメルのシュー』と説明がありました。 右側がエクイリブリオ 外観◆続いては、黄色のソースが白いお皿に鮮やかに映える一品。所々に泡々が。『穴子のフリット』は、ふわふわふわカリッ!ととても軽やか。歯切れがよく、場所によって味が淡く感じる所と塩味がしっかりの所があります。 カボチャかと思った黄色のソースは、サフランで色づけしたじゃがいものピュレ。穴子の肝のソースがチョコンと固まっているところだけお味見してみると、ガリガリガリッとパンのクラムをバターソテーしたような苦さ。これだけをつついてはいけなかったですね。オイリーです。ほろ苦さという点ではフォアグラシューのキャラメルと若干かぶりますが、これが淡白な穴子に変化をもたせます。最近見慣れた泡々は、しっかりセロリ味がしました。エクイリブリオ 外観入る時には全く気付きませんでしたが、この緑色の看板にメニューが!◆かなり厚切りの四角い食パン?が黒い木の角皿に出されます。このパンが印象的な美味しさ♪指先で遊びたくなってしまうほどぶりんぶりんと弾力のあるパンです。これだけ買って帰りたい~。同じく細長い黒の木製皿の上には、食塩不使用の風味豊かな発酵バター。端から切って取りやすい形に細長く整えられています。◆次は『パスタ』。最初に予告された牡蠣の登場です。手打ちの細うどんのような緑色のパスタはジェノベーゼ。ということはバジルが練り込まれたもの?それを覆い隠すかのようなぷっくらパツパツに膨らんだ3つの大きな塊は北海道アッケシ産の牡蠣で、フォークを突き刺すと風船のようにパンッ!と弾けそうに張っています。ちょっと嬉しくなって口にすると、熱々、あちあち、ハフハフ。味を中に閉じ込めるように周りは香ばしくグリルされ、中はとろとろ~。これはすごい。 …?おかしい。一皿ごとのボリュームはさほどではないように思っていたところ、この時点でだいぶお腹が膨れてきています。振り返れば、フォアグラ・穴子・牡蠣。ガス入りのお水を飲んで膨張?そして後で聞いたところ、美味パンはじゃがいもが練り込まれたパンでした。まぁ。私の中ではこのあたりでドルチェ、と思いましたが、友人が「もう一皿あるでしょう」と。………。そうですね。確かに、このあと大迫力のもう一皿メインがありました~! エクイリブリオ ロゴ 店名のエクイリブリオはイタリア語で「均衡、平衡」。この単語、一度聞いただけでスッと覚えられたらすごいですね。 ロゴの中で「i」の文字が、緑・青・赤になっています。国旗の色から、緑はイタリア、青はフランス、赤は日の丸で日本…でしょうか。 小笠原圭介シェフはイタリアンのアロマフレスカ、フレンチのカンテサンスと今更説明の必要もないほどの人気店を経て独立。こちらのお料理は、ジャンルでいうとイタリアンになるかと思いますが、フランス料理の食材・手法も柔軟に取り入れた“小笠原シェフ流”料理になっています。後編・大迫力のメインと驚愕のドルチェに続きますああ、写真がないのが本当に残念!美しいピンク色でしたエクイリブリオ(equilibrio)小笠原圭介シェフ東京都世田谷区玉川1-15-6 ライズプラザモール 2F03-3700-4647営業時間 12:00~14:00(L.O) 18:00~21:00(L.O)定休日 水曜東急田園都市線 二子玉川駅から徒歩7分要予約店内写真撮影禁止美味しそう☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeオーストリア・フランス 14日間「地方菓子を巡る鉄道の旅」真夏の韓国旅日記
2010.09.30
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はらドーナッツは、安心・安全をテーマに、防腐剤や保存料を一切使わない手作りドーナッツで人気を集めるお店です。昭和43年神戸で創業の原とうふ店が昔ながらの製法で作る豆乳とオカラが主原料。同じく厳選素材を使ってケーキを作る姉妹店はらロールも、同じコンセプトで足並みを揃えます。 2010年9月21日(火)、グランドオープンのアトレ吉祥寺 地下1階に、はらドーナッツが初めてチャレンジするカフェ、はらのキッチン が誕生しました。ドーナッツ、ロールケーキをはじめ、安心・安全おいしいごはんがいただけます。 『はらドーナッツ』と『はらロール青巻』 スタッフのお話では、はらドーナッツは、元々“お母さんが子どもに作るおやつ”を作りたいと思い、安心安全をテーマに素材選びを。計量から何から全て手作りにこだわったお店づくりをされています。ごはんを作る時も、素材そのものが美味しいものを厳選するため、あまり手をかけることなく仕上げていきます。 季節感も大切に。秋のドーナッツには、黄金千貫(さつまいも)、安納芋、かぼちゃ等を使用。秋のロールケーキは、かぼちゃ、ほうじ茶オレンジ、いちじく等。かぼちゃはもうすぐ登場、いちじくは10月中には姿を消してしまいます。 はらのキッチン ごはんメニュー(一例)(2~3日ごとにメニューが変わる)『(豆腐丼など)どんぶりセット(スープ、サラダつき)』 950円 『ヌードルセット(サラダつき)』 950円(日替わり)『豆乳キッシュセット(サラダ添え・スープつき)』850円+150円で、珈琲、紅茶、カフェオレがつけられます。お手頃価格で健康ご飯♪ 特にランチタイムという時間帯は設けず、11:00~20:00の営業時間内は、全時間同メニュー。お昼の時間をはずして食べそびれてしまった時に助かりますね☆ 『はらドーナッツ』 初めていただきました! オカラと国産の無調整豆乳が入っていると聞くだけでヘルシー気分。豆腐臭さは大丈夫でしょうか? ぱくっ。あ、甘くない!いわゆるアメリカンドーナッツとは全く違います。弾力たっぷり。むっちり。まわりにお砂糖もついていませんので、本当にシンプル。素朴です。「おかあさんのおやつ」ってこんな感じ。豆腐臭さなど気になる匂いもなく、意識せずにいただけました。 さらに『はらロール青巻』も クリームの量が多い!一個いただいた時にクリームが少し余るのでは、との思いも杞憂に終わります。こちらも実に甘さ控えめ。同じく豆乳臭さがなく、食べやすいお味です。「豆乳本来の美味しさを活かした軽めのヘルシーなケーキ」という説明通り、確かに軽い。クリームがいっぱいでも、もたれる感じはありません。 黄色がかった生地は口どけがよく、ふんわりしていてわずかに甘さが。クリームが甘くないので、生地がこのくらい甘くてちょうどよいバランス。クリームが残ることなく、生地と同時に食べきりました。 はらロールの定番には、この青巻の他に白巻があります。青巻が最初にできて、もう少し甘さがあるものがあってもよいということで白巻が登場。白巻は、豆乳に北海道産の練乳と、藤原養蜂場のあかしあ蜂蜜を加えたまろやかな甘みが特徴のロールケーキ。少し甘い方がお好みの人向けですね。 白巻はクリームが白いのでわかるとしても、青巻は何が青?という素朴な質問をしました。お菓子には青い色はあまり使われませんので、どうしてかな?と。 答えは明快。はらロールのHPを見てもわかるように、テーマカラーが白と水色だから、その水色を「青」という言葉で表現したそうです。納得。この水色、優しい色合いですね。はらのキッチン 半分オープンになって解放感のあるスペースは、中にも外にも座席があります。場所は地下1階。ゆらぎの広場に面しています。はらのキッチンアトレ吉祥寺 地下1階 2番街東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-240422-22-2329◆同じアトレ吉祥寺の東館1階(東館北口近く)に、はらドーナッツ、はらロールの店舗もあります。電話は2店共通で0422-22-1472◆はらドーナッツの原材料を扱う原とうふ店について、詳細は朝日放送「NEWSゆう+」原とうふ店レポート(2009年6月) を。新・アトレ吉祥寺のショップリストはこちら※記事も写真も、許可をいただいて掲載していますお豆腐・豆乳・健康ごはん☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeオーストリア・フランス 14日間「地方菓子を巡る鉄道の旅」もくじ へ真夏の韓国旅日記 もくじ(完結) へ
2010.09.25
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2010年9月21日(火)、アトレ吉祥寺が新たに181店を加え、全218店が揃ってグランドオープンします。プレス内覧会におじゃましました。 200gのハンバーグをしっかり試食させて下さったのは、ハンバーグ専用石窯を使い焼き上げるというニュースタイルの「いしがまや ハンバーグ」。 運んできたスタッフがテーブル脇で“仕上げ”の最中 こちらのお店のこだわりは3点。1. 黒毛和牛を父にもち、オーストラリアで育てられた豪州黒牛100%を使用2. ハンバーグ専用石窯を使い、肉汁を閉じ込めふんわり焼き上げ3. 生の香味野菜を使い、和風だしをきかせた無添加の醤油ベースのソース 「成長ホルモンを使わず、抗生物質をできる限り使わない健やかに育った牛肉」と説明が。野生のエミューが走り回っているというオーストラリアの広大な土地で、健康的に育てられた牛。黒毛和牛の血筋というのも魅力的に聞こえます。 「僕らが近づくと、(牛は)逃げていくんですよ」とスタッフの一人が語ります。あ~、この人たちは、自分たちが使う牛を、きちんと現地まで行って自分の目で見て確かめているのね、と信頼がおける気持ちに。 カットして中心を底の鉄板にあて、中にも色をつける ぷっくらした姿 目の前に現れたハンバーグは、ぷくっと膨れてボールのような形。何故かそれを、運んできた人が「仕上げます」と言い中央から縦二つに切り始めます。なぜ? 「遠赤外線で焼き上げると中心から火が通りますが、焼きあがっているのに中に赤い色が残るので、こうして切って鉄板で軽く色をつけできあがりです」 えっ?そんなに切ってしまっては、肉汁が流れ出すのでは。もったいない。 いざ、試食。あ、かなり弾力があります。はねかえしてくる力が強い。心配した肉汁も、たっぷり閉じ込められていてジューシー。なるほど、なるほど。これはお肉とお窯のおかげ。 こだわりの石窯は、パン焼き窯に使われているフランス産煉瓦石と、ピザ焼き窯に使われるイタリア産煉瓦石など複数を組み合わせて作ったオリジナル窯。ハンバーグ専用石窯の写真はこちら プレミアムハンバーグステーキプレート スペシャルセット 1,780円200gハンバーグ、ライスかパン、サラダ、スープ、ドリンク サラダ、スープなしのレギュラーセット1,380円もあります。 私が注文するなら野菜は絶対つけたいですねー。そうそう、こちらのお店を取材したかった理由の一つは、メゾンカイザーのパンを出されると知ったから。パンにこだわるお店であれば、お肉も美味しいに違いない、という逆からの推測です。 メゾンカイザーのパンは、当初予定していたバゲットモンジュではハンバーグとあわせた時に少し硬い印象があるということで、コンプレに変更されたとのこと。全粒粉のパンでさらにヘルシー。 お子さん連れでも、一人でも入りやすそうな店内 壁のレンガは石窯を連想させますねいしがまやハンバーグ 入口 ガラスごしに調理している所が見えます kichiriスタッフブログのページの下の方に、いしがまやハンバーグのスタッフが勢ぞろいした、若さはじけてます!っていう感じの写真が いい笑顔♪いしがまや ハンバーグ 2010年9月21日openアトレ吉祥寺 地下1階 5番街(ダイニングコート)東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-240422-22-1678新・アトレ吉祥寺のショップリストはこちらたまにはお外でハンバーグ☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeオーストリア・フランス 14日間「地方菓子を巡る鉄道の旅」もくじ へ真夏の韓国旅日記 もくじ(完結) へ
2010.09.19
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青山1丁目の老舗ブラッスリー、フランス菓子店ルコントが2010年9月26日(日)18:00をもってお店の歴史に幕を閉じることとなりました。↑ すみません、訂正です!9月26日(日)ブラッスリー、パティスリーとも15:00 閉店です。(最後のこの日は、日曜ですが営業) 昨晩、幸せのケーキ共和国 平岩理緒さん主催の、ルコントお別れディナー会「ルコントの夕べ」に参加しました。 料理は、あえて昔からの定番のクラシックなフレンチを特注。懐かしいお味に舌鼓をうち、閉店を惜しみます。2010年9月11日 青山一丁目 ブラッスリー・ルコント冷製オードブル 『フレッシュなガスパチョ、柔らかな茄子と共に』 今年の夏は長~い猛暑でしたので、“去りゆく夏を惜しむ”…といった寂寥感は全く感じられません。そこに登場した、このドロンとした濃い野菜ジュースのような冷たいガスパチョ。これは、真夏に楽しまれるものであり、まだまだ残暑が続く今いただくのにぴったりの季節感です。 しかしながら、ルコントお別れ会の一番最初のお料理となると、やはり今が盛夏ではなく秋のはじめにさしかかっていて、ガスパチョは夏の最後を華やかに飾っているのだ、と、感慨深いものがあります。 変わらないようでいて、季節は確実に先へ先へと動いていく。真夏のオードブルから始まり、秋へと続くお料理の流れに、完全閉店してしまうことへのシェフのお別れのメッセージが隠されているような気がしました。(深読みしすぎ?) 『ガスパチョ』と自家製『ライ麦パン』 実は私はガスパチョはあまり得意とはいえません。ニンニクの香りがきつく、見た目より遥かに強烈なお味だからです。生まれて初めて食べた時の衝撃が、はっきりと思いだされます。うーん。ルコントのガスパチョもニンニクがかなり強い。とんがっていて、刺すように迫り来る刺激の中に、ボタボタッとした塊の柔らかなナス。うわっ、これほど攻撃的なお料理は久しぶり。怖い物見たさのように味を確かめながら一口、また一口と食べ進みます。けっこうたっぷりな量がありましたが、気付けば完食。思わずひきこまれました。温かいオードブル 『セップ茸のフラン、バジルの香り』 2品目は一転して、熱々で秋の気配。セップ茸(イタリア語ではポルチーニ茸)というキノコが主役の秋の味覚です。写真を撮り終えてからいただいても、まだまだ 熱っつあつ。滑らかでふわふわんとした食感は、これも、ねっとりかと想像したのとは違って、嬉しい驚きが。また、周りに添えられたバター(と生クリーム?)のソースが実にクラシック!しっかりした味わいは、昔「フランス料理では、パンをちぎってお皿のソースをぬぐい、ソースを残さず食べきる」と教わった当時のもの。コクがあり美味しいソースです。 『セップ茸のフラン』 ルコントの生みの親アンドレ・ルコント氏は、フランスでホテル・ジョルジュサンクのシェフパティシエを経て、1963年ホテルオークラの招聘で来日。 以来、1999年にお亡くなりになるまで、本場フランスと同じ素材とレシピで「万事フランス流に…」をモットーに、日本にフランス料理・菓子を広められました。ルコント氏の亡き後もお店は続いていましたが、このたび、パティスリー、ブラッスリーをはじめ、百貨店を含む全ての店舗が完全に終了することに。お魚料理 『スズキとオマールのムースのパイ包み(アンクルート)』 特注のお料理の中でも、これは特別。まとまった人数で分ける時でないとこの姿は見れませんね。 ムースやすり身をパイで包んで焼いたお料理、アンクルート(en cro?te)。 cro?te=パイの皮 切り分ける前に“尾頭付き”の状態で見せていただきます。集まったメンバーから同時にうわ~っ!と歓声が上がり、次の瞬間、一斉にワサワサワサッ、と全員が立ち上がり、カメラが取り囲む撮影大会状態に。仕切りがしてあり、一般のお客さんとは隔離された席ですので、遠慮はいりません。大興奮。『スズキのアンクルート』 中央にオマール海老のムースが入ります。こちらも実にクラシックスタイル。セップ茸のソースに続き、クリーム系の懐かしいソースです。ソースのお味は磯の香り系。海の幸をたっぷり感じられるオマールのソースが、淡白な白身の味をふくらませます『骨付き子羊のロティ、季節の野菜添え』 子羊は、見事なまでに臭みがなく、王道といえる調理法で周りが香ばしく焼かれたお肉の中心の色は、淡いピンク色♪こちらは肉汁を使ったソース。深みはあるけれどサラッと食べやすく、お肉の味を引き立てます。おいしい、おいしい、おいしい~☆☆☆ 今回のメニューの組立ては、この会の主催者平岩さんとルコントとで相談され考えられたクラシック版。懐かしいお料理を一気にいただこうという特注になっていますので、普通にお食事をすることを考えると、、かなりヘビーです。 ブラッスリールコントブラッスリー・ルコント(Brusserie Leconte)東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル東館B1F03-3479-2838営業時間 月~金 10:30~20:30(L.O. 19:30)土・祝 10:30~20:00(L.O. 19:00)定休日 日曜(2010年9月26日は営業)2010年9月26日 15:00クローズ予定最寄駅 東京メトロ銀座線・半蔵門線・大江戸線 青山一丁目から直結さらに…迫力満点のデセール に続きます老舗がなくなるのは淋しい… と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeオーストリア・フランス 14日間「地方菓子を巡る鉄道の旅」もくじ へ真夏の韓国旅日記 もくじ(完結) へ
2010.09.12
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2010年11月11日(木)、東京・青山のメインストリートに、新しくオーガニックカフェ&フードホールがオープンします。 英国コッツウォルズ地方で1970年代に誕生した デイルズフォード・オーガニック は、オーガニック農法でリアル・フード(本物の食材)を生産し、新鮮な旬の食材をシンプルに調理。食べ物本来の美味しさを引き出し、人気を集めています。 千鳥ヶ淵のそばにある英国大使館で行われた記者発表会に行ってきました♪記者発表の会場から場所を移して試食会の会場へ英国大使館内の一室にブッフェスタイルで料理が用意されています。『4種の豆のサラダ』 きれい!健康に良いだけでなく、見た目も大切『オーガニック・チキン』遺伝子組み換え飼料を使わず、平飼いでのびのび元気に育った鶏塩をつけただけでいただくと、その深い旨味にびっくり☆全くパサつく感じもなく、シンプルなのに実に心に残る美味しさです。 メニューは開店に向け開発中ですので、これらが実際店頭に並ぶものと全く同じというわけではありませんが、「オーガニックは美味しい」「オーガニックはライフスタイル」というコンセプトに沿ったものをお味見させていただきます。 掛川哲司(かけがわ さとし)ヘッドシェフに、特に目玉となるお薦めは?とお聞きすると、即答されたのは「肉です!」「この鶏肉は他に類を見ない力強さを持ち、ピュアな味。」「野菜が美味しいのはとてもありがたい。それ以外の所にもオーガニックがあると提唱したい。」 素材の質と鮮度にこだわるデイルズフォードでは、英国内の店舗には、コッツウォルズ地方のグロスター州にある自社農園で作るオーガニックの野菜・果物・乳製品・食肉・パンを直接納品。 鮮度を大切にするため、その他の国(ドイツ、韓国、日本)では、各々の国産の信頼のおける素材を厳選。素材選びはとても重要ですね。 さらに掛川シェフに、レシピを考える上で苦労された点は?とお聞きすると、明るい笑顔で「苦労はございません!」とスパッと言いきられました。 強いて苦労というなら、予定していた材料が突然、良い状態ではないため手に入らなくなった時の対応がたいへんとのこと。レシピありきで動くのではなく、素材ありき。信頼する生産者を尊重し、最高の状態のものを出すように動くのは「僕らの力が試されている。それが面白い。」 『ペンネ』 『夏野菜グリルサラダ』英国料理を前面に出すというよりは、オーガニック素材を美味しくいただくデイルズフォードスタイルで 『オーガニックチキンのミートパイ』 特別に用意された『チェダーチーズ』♪ お料理は、どれもお世辞抜きでたいへん美味しくいただけました。パンも自家製 オーガニック素材95%以上で作られます バゲット、ペイザン、パンドミー、カンパーニュ、リュスティックなど このパンを使ったサンドイッチがまた美味しいっ♪見た目より食べやすかったです。この時は、短角牛のハンバーグを使ったサンドと若鶏もも肉のバジル風味のサンド大使館のご厚意で、扉が開け放たれ、芝生の庭園に出ることができました色々盛り合わせたお皿を手に、外を見ながらお料理をつまみます。 まだ暑い日でしたが、もう少し気候がよければ、外で食べるのにもぴったりなメニューだとここで気付きます。 このお料理のラインナップは…ハンパーを連想。ピクニックにでかけるためのバスケットです。サラダ、ハム、チーズ、パン、ワインや果物のジュースをバスケットいっぱいに詰めて出かけ、木陰でクロスを広げて…。その様子は、昔からよく絵画に描かれたりしていますね。ハンパー デイルズフォード・オーガニックの商品 会場には、ブルーベリーのスパークリングジュース、リンゴのスパークリングジュース、洋梨のジュース、リンゴのジュースが用意されていました。爽やかな口あたりで飲みやすいジュースです。 ハート模様の箱には、ショートブレッドやクッキーが。デザートに関しては、旬の果物を使ったものなどオーガニック素材を揃える関係上まだ検討中の部分が多いということで、11月のオープン時に大いに期待します。英国大使館 ※この部分だけは建物の外観の撮影許可をいただけましたちゃんと煙突がありますね。2010年11月11日(木)東京に新オープン予定デイルズフォード・オーガニック 青山店 外観(画像はイメージです)内装は自然素材のコーディネーション1階はカフェ・デリカテッセン、オーガニック食品、パンの販売2階はオーガニック食材を主に使ったレストラン 場所は青山学院大学の向かい側、国連大学並び。ピエール・エルメ・パリ 青山の近く。 英国はオーガニックの先進国とご紹介があり、パリでもBIOの文字は普通によく見かけるようになりました。日本では、そういったお店もあるにはありますが、まだまだ特別なものといった感が多く、「オーガニックは美味しい」という見方はあまりされていない気がします。“環境に負荷をかけず、資源を枯渇させず、大地を育む農法”オーガニック。 「体にも環境にもいいけれど美味しくないものをがまんして食べる」のではなく、本当に美味しいものをおしゃれに気持ち良く食べる…そんなふうに変わっていかれるといいですね。11月のオープンに向け、期待が膨らみます。美味しいオーガニック食品は魅力的♪ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home真夏の韓国旅日記 もくじ(完結) へ
2010.09.09
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「料理1皿にデセール数皿」という逆転の発想でデセールに力を注ぐ新形態レストラン リベルターブルが、2010年7月12日に表参道駅近くにオープン。開店から10日後のランチに訪問。 同じ建物内に移転したフランス料理 ランベリーからお料理が一品運ばれ、甘い物続きにならないのが嬉しいところ。友人と二人で森田一頼シェフのデセールの世界をたっぷりと堪能☆ 2010年7月21日 リベルターブル アミューズ・ブーシュ位置皿に薔薇の花びらとシュガーでお出迎えのアート 金皿の美しいデコレーションを眺めていると、右上の空間にアミューズの小皿が置かれ、お皿が完成。 エディブルフラワーは、見た目には美しいけれど、味としてはそれ自体が感動の美味しさというものにほとんど巡りあったことがなく、あまり好きなアイテムではありません。ここでの薔薇は食べられる側に回らず、潔くお皿の一部となりアートに徹しているところが非常に好印象。席についた瞬間に「わあっ♪」と浮き立つ気分に。 アミューズ・ブーシュ 最初に目にしたのは、甘い物?塩味? ころん、とした丸型はバニラアイスクリームのコロッケ。上に削ったナッツが。これはカットせず一口でぱくっ。薄皮がパリッと音をたてるかのように繊細に割れ、ひやっとしたアイスクリームが飛び出して口の中に広がり、目のさめる思いが。最初のインパクトは抜群です。 次のスプーン上のクネル型クリームは、冷たそうに見えるのをいい意味で裏切り、トリュフ入り塩味のクリームというお料理っぽさ。 ピモン(piment=唐辛子)とグリュイエールチーズの細長いパイは、ワインのおつまみ風。とても軽やかでサクサクサクサク。この3品、最初から甘くないのがちょっと嬉しい♪花ズッキーニの若鶏のファルス コリアンダーの香り ランベリーのお料理がこちらで一品いただけるのは嬉しいサービス。 下にはインゲン豆のソース。少し泡々。花ズッキーニの中にはふんわりとした詰め物が入り、周りの食感との対比もあり、とても美味しい☆ お肉の焦げた部分は苦手なので切り捨て、ぷりっとした食感を味わいます。(皮のバリッとした部分が楽しめなかったのは心残り) 花ズッキーニ(Fleurs de Courgette) カヌレ型のパン登場。かわいい~。赤ワインと苺入りで、ふんわりではなく凝縮された感のあるパンでした。 地下というのに、斜め上からたっぷりと差し込む日差しがテーブルに映り、不思議なほどの明るさに心がなごみます。ビルに植えられた木々の間を通り抜け、食器の上にちらちらと葉っぱの形を見せながら深い森の木漏れ日のように光が降り注ぎます。都会の昼下がりの時間が、ゆるゆると過ぎていく贅沢さに浸ります。山形庄内産アンデスメロンのスープとシブーストクリーム濃縮牛乳のアイスと軽いミントのグラニテ“夏のかき氷のイメージで” デセール一品目は、猛暑の時期にぴったりの爽やかさ。テーブルに出されてからメロンのスープが波々と注がれる嬉しい演出。 中には、シブーストの薄くキャラメリゼされた部分が潜み、香ばしくパリッとした食感でアクセントを与えます。ミルクのアイスクリームは濃厚。いくつもの複雑な味わいが重なり、見た目以上の面白さが。 実はミントやハーブはそれほど得意ではないのですが、こういう使い方だとさっぱりと美味しくいただけます♪シェーブルとオレンジピュレの塩マカロン ここで箸休め。塩マカロンはどんなお味? これが意外なほど、はまりました。周りにまぶされた塩の粒は、ガリッと噛み砕くとぶわっと味が広がります。マカロン自体は、薄い軽やかな皮の中に上品な柔らかさが嬉しい正統派。お料理の一品のような満足感が。お土産に買って帰りたい~。パンデピスの香る温かいチェリー,赤ワインのソースよく冷えた桃のコンポートとフロマージュブランのアイスクリーム 旬の果物、桃とチェリー。半冷凍で解凍途中のシャリ感のある桃と、温かいチェリーのソースでショーフロワ。“熱い・冷たい” 写真を撮るうちにアイスクリームの上のチェリーが目の前でするっ、と滑り落ちかけます。これは急いで食べなくては。今の季節、桃デザートにマニアの興味は集中しますが、こちらに限っていえば、強さは 桃 < チェリー かも。 パンデピスは、今回の旅でディジョンでたくさん食べ、持ち帰り、色々なタイプがあることがわかっています。エピスの香りと赤ワインは、相性抜群。ミニャルディーズ ここまでで相当な満足感がありますが、更に楽しかったのはミニャルディーズ。 まず登場した瞬間に、可愛いっ!と目を奪われます。同じ形のキューブ型にきちきちっとお行儀よく揃ったその姿は、どことなくユーモラス。ガレットブルトンヌが丸型でなく四角くなっている所など、もう最高~☆全ての面に焼き色がついているところから、大きく焼いてカットしたのではなく、このサイズの型で焼かれたものだとわかります。 コーヒーに添えられたミニミニサイズの角砂糖がキュート。リベルターブルでは器にも非常にこだわりをみせ、特注品を使用。器好きの方、必見。 急いで食べなければいけないのは、ピックが刺さった一品。これだけが冷菓で、パッションフルーツのアイスクリームがチョコレートコーティングされています。こちらも一口で、冷え冷え。 中央は、ルッコラの…何だったか、すみません、美味しくいただきましたが印象は薄め。端のガレットブルトンヌのキューブ版の方に心をつかまれました。後で森田シェフにお聞きしたところ、きれいな焼き色をつけるため試作を重ね、コツをつかんだとか。その苦労の甲斐あって、見るからに美味しそうな焼き色に。 青森県大西農園の無農薬ハーブを使ったハーブティー 私はコーヒーを、友人はハーブティーを注文。ベルヴェンヌとレモングラスがたっぷり詰まった透明のポットが現れ、最後の最後まで目を楽しませてくれます。 さらに一品、なんとミルキーを使用。エスプーマをかけてあわあわに膨らませ、赤いフルーツと緑トマトのコンフィチュールを添えてミニグラスに。こちらも冷たそうな見た目に反し、常温のような温度帯。最後に、甘く懐かしい味が。 店内は、一人掛けのカウンター席も充実。夜になるとぐっと雰囲気が変わりそうです。リベルターブル入口 ビル全体のオープンは8月。この時はまだ工事中でしたので全体の看板はなく、うっかり通り過ぎてしまいました。 リベルターブルと移転したランベリーは、表参道駅から根津美術館方面に向かいプラダとカルティエの間を右折してすぐ、プラダの裏側にあるビルの地下です。ランベリーとリベルターブルはこの新しいビルの地下に 自由(liberte)と食卓・食事(table)を組み合わせた造語、リベルターブル。「既成の考え方にとらわれず、自由な表現をテーブル上、ステージで繰り広げていくという思いの言葉」という通りに、今までにない新しい喜びを与えてくれる楽しみなスポットになりそうです。森田シェフの手腕に、大いに期待。以前のランベリー 森田シェフのデセールのレポートはこちらリベルターブル (Libertable)森田一頼シェフ東京都港区南青山5-2-11 R2-A棟 B1F03-6427-3229ランチ 11:30~14:00(L.O.)サロン・ド・テ 14:00~17:00(Close)ディナー 18:00~24:00(Close)※コース料理は21:00(L.O.)定休日 日曜・月曜ドレスコード:スマートカジュアル東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅より徒歩3分8月にはランベリーへ。そちらも楽しみ~ 次はベルギーの佐々木シェフの講習レポート、その次はウィーン旅行記に戻ります☆ここ一カ月位で訪れたサローネ2007、OGINO、ルウレ、カルヴァ、フェリチタ、ジェルボー、ナッシュカッツェ他の記事は、所々でアップしますのでお楽しみに♪オーストリア・フランス 2010 「地方菓子を巡る鉄道の旅」 目次行ってみたい☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home
2010.07.30
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ホテル西洋 銀座で行われた、今田美奈子食卓芸術サロン の同窓会ランチパーティに参加しました。 アビランド ルーブシエンヌの華やかな食器にクリストフルのカトラリーでクラシックなフレンチをいただき、日本各地からお越しの大先輩方との再会、新しく会員になられた方々との交流を楽しみました。 前菜 海の幸の宝石箱 涼やかなグラスに盛られた彩り豊かな冷たい前菜は、北海道のタラバガニを活きたまま塩ゆでし、滑らかなマヨネーズと混ぜたものとアヴォカドのムース。トマトのフレッシュソースが爽やかです♪見た目にもとても美しく、夏の食卓のスタートにぴったり。※写真は全て許可を得て撮影・掲載しています 今田美奈子先生のご挨拶 アビランド ルーブシエンヌの器は、マリー・アントワネットの愛した矢車草と薔薇のモチーフ。 温かいサラダ フランス産ホワイトアスパラガス 赤座海老 フォアグラ クレッセントのゴージャスな金彩の器にのったホワイトアスパラガスは、日本人向け上品サイズで。しっかり塩味が効いたぷりっぷりの赤座海老と、しつこすぎないこちらも上品なお味のフォアグラと交互にいただいて幸せ気分も3倍に♪ 温サラダ 主菜主菜 房州産すずきと北海道産帆立貝のポワレ メインはフライパンで香ばしく焼き色がつけられた魚介に、サフランをきかせた南仏風のソース。ソースを味わう王道のフレンチですが、こってりしていないので食べやすいお味。グルマンディーズ デザートは、暑い時期にぴったりの果物のジュレ、夏をイメージしたココナッツソルベにアングレーズソース、いちじくのタルトという季節のフルーツを意識したシェフパティシエ 浦野義也シェフのスペシャリテ。お料理の組み合わせを見て、それにあわせて提案したアシェットデセールです。 いちじくのタルトは、21cmで作り16カット。パートシュクレにラム酒をきかせたクレームダマンド、生クリーム、生いちじくの組み合わせ。浦野シェフには何度かお菓子を教えていただいたことがあります。シェフのお菓子は、以前も思いましたが、シンプルな組み合わせの中にハッとするような美味しさが感じられる極上のお味です。このいちじくのタルトも、見た目にはわからないしみじみとした美味しさが♪2008年 浦野シェフへのインタビューの様子はこちら ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ お料理とデザートを堪能したところで、今田先生からお歌のプレゼントが。プロの歌手として活躍中の高木椋太氏のシャンソンを、ごく間近で聴かせていただきました。めったにない機会です。 「さくらんぼの実る頃」 「ラストダンスは私に/ろくでなし/サントワマミー」 メドレー 「コン・テ・パルティロ」 (サラ・ブライトマンが英語版「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を歌った) 「糸」(中島みゆき) しっとりとした曲、テンポのよい曲、朗々と歌い上げる曲など、よく知られている曲を取り混ぜて。超・マダムのお菓子教室の大先生方から、非常にタイミングよく「ヴラヴォ!」の立派な掛け声がかかったのには驚きました~。大きな拍手が。 最後の曲で歌われた、『縦の糸(あなた)と横の糸(私)が織りなす布』という歌詞には、今田先生と生徒さん方に例えられているような思いがして、静かな感動の幕切れに。 歌手 高木椋太氏 ※許可を得て掲載しています 東京都出身。北海道大学卒業後、雑誌編集者を経てシャンソン界へ (編集者時代に今田美奈子先生を取材) 2000年よりNHK「パリ祭」に連続出演 今年の模様は7月31日(土)15:00~16:30 NHK-BS2で放送予定 2010年10月30日(土) 草月ホール 高木椋太コンサート開催予定 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 2010年7月11日 今田美奈子先生 今田先生から今後の展望と夢が膨らむお話をいただいて、華やかなランチパーティは、お開きに。 来年の35周年は、さらに盛大に行われるようですので、とても楽しみです。美しい装い、華麗な食器やカトラリー。美味しいお食事。薔薇の花。「よそにない夢の世界を構築する」今田美奈子先生とお目にかかれる次の機会が待ち遠しくてなりません。 アビランドパーティーのお料理のさらに詳しい解説はこちら昨年の同窓会の様子は こちらこれまでの今田美奈子先生とサロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコに関する記事の目次は こちらオーストリア・フランス 2010「地方菓子を巡る鉄道の旅」 目次↑続きも書きますので、ご安心を~。「連載小説のようで毎回楽しみ♪」と言って下さる方がいらっしゃいました。とっても嬉しい励ましのお声です。たまにはクラシックな世界で優雅なひと時を☆ と思われたら ↓ を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home
2010.07.14
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渋谷でいつも行列ができる カレーやさん LITTLE SHOP に行ってきました~。学生さんやビジネスマンに混ざって私の年代の女性が一人で並ぶのはちょっと勇気がいります。でも、どうしても行きたかったので、思い切って並びましたよ☆ このお店、「デカ盛り」で何度もメディアに取り上げられている人気店ですが、“大盛りで安い”というだけでなく、とても美味しいですよ~。 まずはデカ盛り。『Cセット 気まぐれ』にプチトマト+チーズを足した『スペシャルカレーセット』のお写真を。LITTLE SHOP 『スペシャルカレーセット』 800円 2010年 5月 7日※“気まぐれ”の内容はその時によって変わるようです どうだっ!と目の前に出されたら、思わず「まいりました」と頭を下げてしまいそうな大迫力! 「受け皿までカレーがあふれるほど注ぐ」のがこのお店の大盛りの特徴。…テレビや他のブログで何度も見ていますが、リアルに目にすると「本当にあるんだ、デカ盛りって…」と、どこかすがすがしいような爽やかな気分になり、思わずつぶやいてしまいます。 「ガレットさん、こ・これを完食…!?」という驚きの声が、ハッキリ聞こえてくるような気がします。まさか? おほほほほほほ。…そうです。カレーは好きなものの、このボリュームを一気に胃袋におさめる自信はありません 実は、一度デカ盛りの実物を見てみたいと思っていましたが、さすがに自分で注文するわけにもいかず、一緒に出かけて食べてくれる相手も思いつかず、諦めていたんですよ~。 カレーやさん LITTLE SHOP 基本メニュー 他にトッピングがいろいろ 注文したものを食べ始めて少しした時、千載一遇のチャンスが。たまたま、カウンターで隣の隣の席についたビジネスマン二人が「スペシャルを」と、さらっと注文しているのを耳にしました。ラッキー♪ “大人の女性”としては一瞬の躊躇がありましたが、この際そんなことは言っていられません。頃合いを見計らって、背後から忍び寄り、全く見知らぬ初対面の男性に「すみません、あの、写真撮らせていただいてよろしいでしょうか…」と。 突然のことに、かなりびっくりされたと思います。失礼しました。温かい笑顔でOKしていただいて助かりました。ここで断られてしまっては、相当マヌケですものね。「ブログにのせるの?」と明るく尋ねられ、「そうなんです~」と、ささっと撮影しながら更に明るい声で答える私。ああ、はずかしい。でもツイてる というわけで、無事、上の写真が撮れました。デカ盛りのスペシャルカレーが2つカウンターに並ぶと、それはそれは大迫力!二人のビジネスマンが元気よく食べ始めます。その食べっぷりがまた、たくましい☆…ここは肉食男子が集うお店…(あ、私の他に、一人女性もいました)熱々の湯気が立ちのぼっているのがわかります?私が食べたのは ↓ これですよ♪ カレーやさん LITTLE SHOP 『カレーセットC 気まぐれ』 700円 この日は、豚カツ4切れ、鶏のから揚げ4個、厚揚げ、ひじき、目玉焼き素揚げのナス、ピーマン※“気まぐれ”の内容はその時によって変わるようです 普通サイズでもかなり量が多いと知っていましたので、注文時に「ご飯少なめに」とお願いしておきます。それでもけっこうな量があります!手加減なしのトッピングの量~! …これが食べたかった『カレーセットC 気まぐれ』 スプーンを口に運ぶと、まず第一に感じるのはその意外な甘さ。辛いけれどあま~い☆いくつもの野菜(もしかして果物も)の甘さが溶けだしているような自然な甘口のカレーには、お魚の香りが。行列している時に、このカレーの香りが、風にのってぷ~ん、と漂ってきました。 大迫力のトッピングは、お肉の量がかなり多め。この厚揚げやひじきが、お肉とお肉を食べる間の箸休めになり、とても重要な役割を果たします。きみたちがいてくれてよかったよ。ルーの上に素揚げの野菜をのせるのも、あいますね。ナスがとろける~。『カレーセットC 気まぐれ』 ほぼ完食 本当にごめんなさい!最後の数切れのお肉が、どうしても入らない。これ以上食べられませんー。いっぱいいっぱい。ごちそうさまでした。とても美味しくいただきましたよ☆ カレーのお味に関しては甘口ですので、好みがあう人はやみつきになり、はまってしまうと思います。辛口を好む方は、調味料で調節するか、他のお店へ。カレーやさんLITTLE SHOP は、この味が好き!という人がリピーターになって集まってくる、とても吸引力があるお店だと思いました。 お店を切り盛りするマスターの柔らかく人懐っこい笑顔、無駄な動きがなくキビキビと働くスリムなマダムの魅力が、このお店の味に大きく花を添えています。 何度かお店の前を通りかかっても、なかなか扉が開いていることのない不思議なお店。営業時間は非常に短く、お昼に開店してからカレーを売り切ったらおしまい、といういさぎよさです。(夕方からは、翌日の仕込みにかかるのでしょうね。) 渋谷の東急本店に向かって左の道を少し進んだ左側に、小さなお店の入口があります。斜め奥には、以前ご紹介したクレープリーのガレットリアがありますよ。支店はありませんので、このお店のカレーをいただけるのは、ここだけです。小さなお店で、行列ができることも多いため、中でゆっくりおしゃべりをしてくつろぐのではなく、美味しく食べてさっさと移動、という使い方を。デカ盛りというだけでなく、大事にしたいお店ですね。カレーやさん LITTLE SHOP 東京都渋谷区円山町10-15 1F03-3770-1304営業時間 11:00~カレーがなくなり次第終了(13:30頃?)定休日 日曜日京王井の頭線 神泉駅から徒歩4分渋谷駅から徒歩11分 デカ盛りグルメガイドLITTLE SHOPは、この本にも掲載されています☆カレーが食べたくなってきました!と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home食べログへ
2010.05.14
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鰯のつみれとお野菜が、鍋の中でぐつぐつぐつぐつ…。ふぅ、温まる。 4月も半ばすぎというのに、この寒さはいったいどうしたことでしょう。外には先ほどまで「みぞれ」が降っていました。 バンクーバーオリンピック真っ最中の頃、ランチにお鍋を食べに行った時の記事をアップしそびれていたのを思い出し、ここでご紹介しますね。あぁ、思い出すだけで、ほかほか。場所は三軒茶屋。 割烹 味とめ の非日常的な空間の中に私はいました。昭和にタイムスリップしたような、不思議な感じ。2010年 2月 割烹 味とめ メニューが壁一面に貼られています 母とお昼を食べに行くことになっていた日。いつもあまりリクエストをしないのに、なぜかこの時に限って、テレビで見たというこのお店に行ってみたいと言うので、それならば、と訪ねてみました。何かの情報番組で紹介されたのでしょうか、「いわしのすいとんのお鍋」…のようなものがいただけると言います。 三軒茶屋のお店に到着。…。入口を見て腰がひけてしまった私。女性二人ではかなり入りにくい雰囲気。と、思う間もなく、せっかく来たのだから、と母が入口の扉を開け、中へ入ってしまいました。こういう所は実に行動が早く、勇気がある人です。 確か午後2時近かったか、普通のランチタイムの終わり間近、ゆる~い時間帯。最も混んでいる時間は過ぎていると思いましたが、入った瞬間に、目に飛び込んできたのは、畳の上でくつろいでお食事をしているおじさん、おじさん、おじさん、おじさんたちの群れ…。壁を背もたれにしてコの字型に人がいる真ん中に飛び込んでしまったような、(実際はそうでもなかったのですが)そんな雰囲気でした。 ひぇぇぇぇ~。私たち、場違いでは?今からでも遅くない、失礼しようよ~と目で訴える私を尻目に、明るく元気よく迎えて下さった女将さんの声に導かれ母は席に向かいます。 靴を脱いでお座敷へ。 …昭和レトロ?珍しい!レストランの中にテレビが置いてあります。ちょうど、オリンピック男子フィギュアスケートが映っていました。メニューが壁一面に貼られています。「いわし」の文字が目立ちますので、やっぱりここは鰯に自信があるお店なのですね。 テレビを見て鰯のお鍋を、と説明すると、お昼はやってないんですよとのお答えが。あらっ。よく考えてみれば、そうですよね。お昼の定食がいくつかあるようで、さてどうしましょう。と頭を切り替える間もない速さで、朗らかな女将さんが、いいですよ!夜と同じにやりますよ!遠くから来たんでしょう?テレビ見て来てくれる人、たくさんいるんですよ、と大らかに請け負って下さいました。フレンドリー。 隣の席には、「先生」?に連れて来てもらった風の、取引先の?女性の姿も。席に落ち着いてしまえば、周りを見回す余裕も出てきます。実は小心者の私。 味とめ 『いわしつみれのすいとん風鍋』 昼食を終えた人たちがどんどん帰り、店内は静かに。女将さんがつきっきりでお鍋を作って下さったのには恐縮です。よくしゃべる元気がいい女将さんは、きっとこの店の看板娘。 例えば、大学生とか社会人一年目の息子がいて、遠方で下宿生活を送っている場合。あるいは、単身赴任のお父さん。きっとこのお店に来ると、温かく声をかけてもらって会話を楽しみ、一人暮らしでも淋しい思いをせずにすむのではないか、などと想像してしまいました。女性同士、何か話があってランチする場合には不向きですね。(この日は、母ととりたてて混みいった話があったわけではないので、ノープロブレム) それより母によると、このお店を訪ねるキーワードとなった「すいとん」をいただけるのを楽しみにしている様子。 ぐつぐつと煮たったお鍋の中へ、竹の筒から鰯のペーストを団子状にして入れていきます。そして、たっぷりのお野菜も。味とめ 『いわしつみれのすいとん風鍋』 夜は1,500円くらいのメニューですが、昼ということで900円弱(800いくらだったか思い出せません~)にしていただけました 柔軟な対応、嬉しいですね。 味噌ベースでバターの風味が少し。(札幌ラーメンを連想)味噌はぐつぐつ煮たてると香りが飛ぶ?とチラッと頭をよぎりましたが、そんなことよりも、寒い冬に体が温まる!といった豪快な鍋の前では、何の理屈も関係なくなってきます。 お味はまろやか。いわしのつみれもふんわりとして滑らかな食感。あつあつあつ人が作ってくれたものは美味しい。 …!途中で気付いた私たち。「すいとん」ではなく「すいとん風」だと母はテレビを真剣に見ていたわけではなく、きっと何かをしながらのアバウト見。正確にうけとめていたのではなかったようで…。 あら~ 勘違い。 はば海苔 シメは雑炊 これが、番組に出た「はば海苔」。と、女将さんが説明してくれます。カッチリした食感で磯の風味が強く、珍しい品。初めて見ました。 はば海苔雑炊 味とめ 女将さん ※写真は、すべて掲載許可をいただいていますシメの雑炊はとってもなめらかでした ひょんなことから、日頃体験できないタイプのお店に出合いました。女将さんとの陽気なおしゃべりを求め常連さんたちが集い、楽しく飲んで食べるお店なのでしょうね 味とめ 帰りには、女将さんがお店の外までお見送りして下さいました割烹 味とめ東京都世田谷区太子堂4-23-703-3422-5845営業時間(月~金) 10:30~24:00(土・日・祝) 15:30~24:00不定休東急田園都市線・世田谷線 三軒茶屋駅下車徒歩1分 すずらん通り(マクドナルドと交番の間の細い道) 帰宅後に調べるとその番組は「とんねるずのみなさんのおかげでした」のこのコーナー。面白体験☆と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home食べログへ
2010.04.16
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グラス入りの爽やかなカニサラダ仕立ての前菜、まろやかなリエット、深みのあるスープと旬の食材を使った主菜。池尻大橋の気取らないフランス料理店 OGINO のランチコースは、終盤にさしかかります。いよいよお楽しみのデザート。OGINO ランチのデザート ? 『ブルーベリーのタルト ホワイトチョコアイスクリーム添え』 『生チョコのパートフィロ包み焼き 木苺のソルベ添え』 『苺がハミ出たシュークリーム』←この日 初登場 最初にコースメニューを決める時に、デザートも一緒に選びます。普通のランチもおまかせランチも共通で、デザートはこの日 3種類から選択。 『苺がハミ出た…』というユーモラスな書き方にシェフの思い入れを感じ、それにしようかな~と迷いましたが、説明時の“このくらい”といった手の動きがちょっと大きそうに見えたことと、チョコレートとフランボワーズの組合せが好きなので、生チョコのデザートに決定。 パートフィロとはお料理や製菓にも使う素材で、春巻きの皮のようなペラペラなシートです。巻いたり底に敷いたりして他の材料と共に使い、焼くとパリパリッとして薄いパイ生地のような食感。 パートフィロー 『生チョコのパートフィロ包み焼き 木苺のソルベ添え』? …目の前に現れたデザートを見て、微妙な違和感が… ◆今日のお話は、ちょっと長くなります。ざざっと読み飛ばして下さいね あれっ?赤くない。上にあるのはどうみても白いアイスクリーム。フランボワーズのソルベ(木苺シャーベット)は、どこに?焼いたパートフィロの中にソルベが入り上にアイスクリームがのっているとしたら、かなり斬新な構成。いや、まさか。 ひょっとして、木苺ソルベとアイスクリームをのせ間違えた? このままいただくこともチラッと考えましたが、チョコレートにバニラアイスでは面白くないので、念のためお聞きしてみることに。(もしかしたらホワイトチョコレートのアイスかもしれませんが、それならチョコにチョコ…) どうせなら本来のチョコレートと木苺の組合せが食べたい。そう、頭は木苺の酸味とチョコレートとの相性のよいマリアージュへと動き出していました。やっぱり確認しなくては。 お店の人に声をかけると、「あっ!」と反応し、「少しお待ち下さい」と “そのお皿を放置したまま” 厨房へ。しばらくの間戻られなかったので、目の前にあるそれをどうしたものかと私はフリーズ。当然友人たちの手も止まります。ほんの数十秒かもしれませんが、こういう時は時間が長く感じられますね~。気まずい。どうして下げてくれないのかしら。アイスが溶ける。 結局、お詫びの言葉とともに、グラスに入った木苺ソルベを1個、追加で持ってこられました。(のせ間違いだったようです) でも、これはいけない。この形だと、「生チョコ+パートフィロ+白いアイスクリーム」で一皿食べ、プラス木苺ソルベということになってしまいます。一個おまけしてもらえて嬉しい、という話ではありません。本当に残念。 うるさい奴にあたってしまって運が悪かったと、お店の方に申し訳ない気がしないでもないのですが、あえてここで書きますね。予約をして2カ月待つ客というのは、そういうものです。このお店に来るのを楽しみにしていましたので、期待も大きくて。 うっかりミスは誰にでもありますので、そのフォローの方がはるかに大切。 これは、チョコレートと木苺の組合せを楽しむデザートだとすると、お皿を一旦下げて完成した形で持ってきていただきたかった。 しばし考えた後に私は、白いアイスクリームを別のお皿にどけて、自分でパートフィロの上に木苺ソルベを移動。幸い、白いアイスクリームはほんの少し溶けていただけでしたので、きれいに移すことができました。ふぅ。OGINO ランチのデザート『生チョコのパートフィロ包み焼き、木苺のソルベ添え』 できた。ソルベ移動完了。 仕切り直して、いただきます。パートフィロをカットすると、中の生チョコは、どろり~んとやや溶け気味で心地よい柔らかさ。ん?ここでも何か違和感が。 温度ですね。生ぬるいというか、ちょっとぼけた印象です。! もしかして、このデザートって…。ショーフロワ?熱い生地に冷たいソルベをあわせ温度差を楽しむデザートだったりして…。 と、思った瞬間、隣の席のグループから「熱い♪」「冷たい!」と、思わず振り返ってしまうようなよく響く声があがり、つられて目線を動かすと、このデザートが。上には赤い木苺ソルベがしっかりのっていましたので、私たちは顔をみあわせて静かにうなずきます。「すごい!」だか「美味しい!」だか忘れましたが、熱くて冷たいデザートは称賛をあびていました。やっぱり熱かった? さて、この生地は本当は熱いものかどうか…今となっては、謎。(後でこのお店をよく利用されている知人にお聞きすると、それほどものすごい熱々で出てくるというわけではない、というお答えが。) ◆どうにも気になって、帰宅後にこのデザートのことを調べてみました。すると、OGINO の夜のデザートには『木苺風味のガナッシュのパート・フィロ包み焼き シュトゥルイゼル添え』が。 行かれた方のお写真を拝見すると、アイスが…白い!? …一瞬、ザ~ッと冷や汗が。もしかして私、クレイマーみたいなことをしてしまったのかしら。本当は、上が白いアイスで中のガナッシュが木苺味? さらにこちらの写真によると、上に白いアイス、更に木苺のソルベが添えられています! きゃ~っ!私、間違えてしまったのかも!!!………。そこで思いだしたのは、隣席に赤いソルベがのったプレートが運ばれていたこと。おちついて、おちついて。昼と夜のデザートのメニューは違う違う違う。深呼吸を。 なるほど、似ています。でも内容は違うものでした~。これでは、ついうっかり取り違えることもあるかもしれません。 友人たちは『ブルーベリーのタルト ホワイトチョコアイスクリーム添え』 結局、別のお皿によけたアイスクリームは、溶かしてしまうのももったいないので、後でいただきました。慌てて食べたので味は“乳”を強く感じたとしか覚えていませんが、ホワイトチョコレートのアイスだったのかもしれません。口あたりは非常に滑らかで、とても美味しいものでした☆ この内容のランチコースで2,500円というのは抜群のコスパの良さですし、味のよさを考え合わせると人気が高いのもうなずけます。今回はデザートでちょっとゴタゴタしてしまいましたが、それを差し引いても、ぜひまた訪れたいお店といえます。 夜のメニューの方がこだわりの食材も幅広いようですし、話を聞けば聞くほど、あれこれ食べてみたいと思うようになっています。色々教えて下さった方とお話しているうちに、近々夜に食べに行きましょう、という約束がまとまりました♪ 帰りがけには、出口でバナナの焼き菓子をお土産に手渡していただきました。もしかしてデザートのお詫び?と思ってしまいましたが、後で友人に確認したところ、皆さんにお渡ししているものだそうです。 心のこもった笑顔、柔らかな接客。今回の出来事はそれはそれとして、お店自体はとても好印象ですので、これを読んで下さっている皆様に、自信をもっておすすめできるお店だと思います。あ、ますます予約がとりにくくなってしまうかもしれませんね。フレンチレストラン オギノ OGINO東京都世田谷区池尻2丁目20-9 1F03-5481-1333ランチ (土・日・祝のみ) 11:30~13:30 Loディナー(火~土) 17:30~23:30 Loディナー(日・祝) 17:30~21:30 Lo定休日 月曜日東急田園都市線 池尻大橋駅より徒歩5分 地図 OGINO の帰りは 三宿散策。英国アンティークのTHE GLOBE、ケーキ&パン屋のラ・テール、アルティザンテラ、シニフィアン・シニフィエと徒歩圏内に素敵なお店が点在しています。世田谷公園では桜が満開 2010年 4月 世田谷公園の噴水世田谷公園の桜おまけ 通りがかりに見つけた やまぶきの花終わりよければすべてよし…ですが★ と思われましたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.04.08
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渋谷から田園都市線で一駅。池尻大橋のフレンチレストラン OGINO にランチに行ってきました このお店のランチは、土日祝日のみ。平日にはありませんので、予約は必至。初訪問となる今回は、同行する友人にお願いして 2カ月前から予約を入れてもらいました。わくわく。以前のお店はR246号線の反対側にあったそうで、南側に移転後に少し広くなったようです。ランチ前菜 『カニサラダとそのコンソメ 焼きカリフラワーのピュレ添え』 最初にここを何で知ったのか、きっかけは忘れてしまいましたが、ずっと行ってみたかったお店です☆ 知人から耳にする話でも、ここは美味しい♪と高評価。事前に下調べをしすぎてサプライズが薄れてしまった ロオジエ の初訪問から学び、今回は、ほとんど調べることなしにお出かけしました。 ランチのコースは 2種類。前菜、スープ、メイン、デザート、飲物 “ランチコース” 2,500円前菜、魚料理、肉料理、デザート、飲物 “シェフおまかせコース” 4,000円 この日は魚と肉の両方では重いかと思ってランチコースにしました。お味とコストパフォーマンスのよさに驚くことになります。 『穴子と山菜の衣揚げ』に心魅かれながらも、私の選んだ前菜は、蟹を使ったサラダ仕立ての一品。これはとっても美味!上には涼しげなコンソメのぷるっぷるのジュレ、グラスの底には蟹入りのふんわりとしたエアリーなクリーム状のピュレが。その中にゴロゴロと入ったアスパラガスの、シャキシャキッとした食感が実にいい刺激に。蟹の甘みが楽しめる、今の季節にぴったりの冷たく爽やかな前菜に心躍ります。おいしい~っ♪ 前菜 『カニサラダ~』☆☆☆ 前菜 『パテ・ド・カンパーニュ』 友人たちは前菜に田舎風パテを。私の側からささっと↑写真を撮らせていただいたので、お皿の向きは逆です。失礼。こちらのお店ではこのパテが看板商品らしく、お店でのお持ち帰りや(後で調べたところによると)HPからの通販もされていらっしゃるようですね。『リエット』 そこに、『リエット』登場。大瓶が、どか~ん!とテーブルに置かれます。パテとリエット…。この肉・肉ラインには、以前白金の ルカンケ で体験したデジャヴが。もしかしてこのお店は、お肉料理がお得意なのでは?とちらっと頭に浮かびます。 リエット…。丁寧に手をかけてお肉をペースト状にしたリエットは、滑らかで美味しいですよね。完成するまでに実に手間がかかることを考えると、これがいただけるのは嬉しい。さて、どのくらいの量を食べましょうか。脂がしっかり練りこまれていることを考えると、とりすぎは禁物ですが、そうしょっちゅう食べるものでもないので、ここはたっぷりと…。いえいえ、食べすぎてはいけませんね。 リエット 前菜を気持ちよくいただいている所へ、お店のスタッフが登場。瓶を下げたいのでお皿にとってほしい、というようなことを告げられます。 あわただしい。この瓶を他のテーブルに持っていきたい?忙しさに少し鼻白む思いをしつつ、どのくらいとったらよいのか迷いながら、このくらい。…ちょっと少なかったかも。 ※ 後日、よくOGINOを利用されている友人にこの話をすると、次のような解説が。◆リエットは、以前はココットで個別に出されていたのが、お店の移転を機に大瓶で出されるように。各自パン皿に取り分けた後、一度さげますが、お代わりは何回もできるシステム。(あの量では食べきれず、テーブルに出しっぱなしだと傷んでしまうため)リエットを出す時にそのように説明されるはずが、抜けてしまったようですね。夜のアラカルトで、パテ・ド・カンパーニュが丸ごと出されてお好きなだけどうぞというOGINOらしいリエットの出し方だと、結構人気のシステムです。また、最近、新人のサービススタッフが急に増えたようで、今までの2名とマダムに加えて2~3名?◆ なるほど。それで納得です。花びらの形の照明は、天井に美しい影を描きだしています 続いては、『コーンスープ』か『ジャガイモとポロネギのスープ』か。食べてみたかったのは後者。今の時期だともう冷製もありえるかと思いましたが、前菜が冷たいものでしたので、温かい方がいいな、と思っていたところ期待通りのものが登場。このスープがまた絶品~♪『ジャガイモとポロネギのスープ』 一口食べて、感じる違い。ジャガイモだけではこのお味はでませんね。ベーコン?のコクが加わりポワローの甘さが膨らんで、なんともいえない美味しさ。このスープ、何をどうすればこの味がでるのかしら~?ああ、美味しい!幸せ。 『ジャガイモとポロネギのスープ』 メインはお魚に 好きなものをそれぞれに注文します。このメンバーで行くと、不思議と食べたいものが重なることが多く、この日も全員がメインをお魚に。 お皿が現れたとたん、桜エビの香りがぶわっ、と鼻をくすぐります。桜鯛の上に張り付く桜エビ。見た目に珍しい一皿です。さくら~さくら~『桜鯛の桜エビ付け焼き バルサミコソース』 この日は、静岡からいらしたブログ友達の ヴェルデさん とお友達とご一緒させていただいたのですが、彼女の説明で、桜エビ漁は静岡県の駿河湾が有名なのだと初めて知りました! 日本一の桜エビ漁を誇る由比港漁業協同組合のHPはこちら さて、このお料理は…。普通に美味しかったです。厚みのある桜鯛に香ばしくバリンと焼きあがった桜エビ。ボリュームがありますので、途中からほんの少し単調に思えてしまったのが残念。(後で聞くところによると、やはりOGINOはお肉料理の方が人気のようでした)あれっ?のデザートに続きますフレンチレストラン オギノ OGINO東京都世田谷区池尻2丁目20-9 1F03-5481-1333ランチ (土・日・祝のみ) 11:30~13:30 Loディナー(火~土) 17:30~23:30 Loディナー(日・祝) 17:30~21:30 Lo定休日 月曜日東急田園都市線 池尻大橋駅より徒歩5分 地図 ~ * ~ * ~ * ~ * ~◆ 3月30日発売 書店、コンビニなどで発売中!P.70にスイーツブロガー・ガレットとしてコラムのページをいただきました~ 大人が食べたい!東京定番スイーツ終わりよければすべてよし…ですが★ と思われましたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.04.06
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マクドナルドのハワイアンバーガー。新聞折り込みチラシなどで目にするたびに、なぜかすごく気になっていました。ファーストフード系のお店にほとんど行かなくなってから何年もたつのに…? 食べるつもりでいたわけではなかったのですが、昨日、お昼時にお店の前を通りかかった時に、突然思い立ち、ついにマックの中へ。久しぶりに一人でモサモサとバーガーを食べてしまいました 我ながら不思議な行動を。2010年 3月11日 マクドナルド ハワイアンバーガー ハンバーガーを食べたのは、おそらく表参道のEAT で神戸バーガーをいただいて以来、約半年ぶり。 昔のクオーターパウンダーと同じサイズというお肉(約113g!)は食べ応えあり。卵もチーズも野菜もベーコンも入って、確かに日本で普通に売られているものとは一味違ってボリュームたっぷり。 写真では見えていませんが、ほどよく甘めのソースが、多めにしっかりからんでいます。ここは一気に食べ進まなくては。強く焼きこまれたバーガーには、むか~しハワイか西海岸で食べた時の味の記憶?が。ファッティーですが、あ~、こういうのもまぁ、たまには…いいかな。初めて食べるのに、なぜか懐かしい味がしました☆ マクドナルド ハワイアンバーガー 同じ写真でごめんなさい。携帯から読みにいらして下さる方のために、このサイズでしたらpcビューアーを使わなくてもそのままご覧いただけますので。 そう、マックの中で写真を撮るのは気恥かしいものがあり、一枚しか写しませんでした★袋から出すと崩れそうでしたので、そのままパシャッあやしい動きをしてしまいました。そして私は、袋から出さずにカプッとかじりつき、勢いよく食べ進みます。 じつは、お昼に召し上がったものを淡々と書きつづっていらっしゃる 銀座の歯医者さん のブログでこれを見つけ、「大人が食べてもいいのね~~」と密かに食べたい思いが盛り上がっていたのです。(先生の奥様のお菓子作りの腕前はすごいんですよ~♪) なんだか楽しくなってきました。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 価格破壊の波は、安い物へ、さらに安い物へと動き、その先はどこまで?と不安になるようなデフレスパイラル。そこに一石を投じるように、「品質に納得できれば、それに見合う価格を支払う価値がある」「満足感を得るために支払うお金は惜しくない」と、はっきり示してくれたマクドナルド。その功績は大きいと思いますよー。 今回のこのバーガー戦略は、4個が続けざまに売りだされ、シリーズなのだと最初に打ち出してきたところにも成功の要因が透けて見えますね。世界のバーガーが期間限定でいただける珍しさ、一つ食べると次も食べてコンプリートしたくなる心理、大人心をくすぐるラインナップ。まさに企画の勝利 あ~、まんまとそれにのせられてしまいました。そして、狙い通り、満足している自分がここにいます。 ハワイアンバーガーが終わると、3月中旬からはカリフォルニアバーガー、そして下旬からは復活テキサスバーガー。(もうひとつ、終わってしまったもの何でしたっけ?)ビッグ・アメリカの企画は、日本を元気にするような気がします☆ 今日はウィーン菓子のご紹介をするはずが、マックに脱線…。次の記事をお楽しみに。たまにはガッツリ ハンバーガーを♪ と思われたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.03.12
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アジアのお惣菜を家に持ち帰り、夕食に。店頭でパッケージに入れられている時よりも、やはりお皿に移した方が美味しそうに見えますね☆焼きそば、焼き鳥、カレーなど、普段よく食べているものですが、アジアの風味がちょっと加わると目新しい感じがします。以前よく凝って食べていた時があったわ~、と思い出しつつ、改めて食べてみるとまた美味しい♪ <チャン・ノイ> フルーツベジタブルカービング実演 2010年2月15日※すべて許可をいただいて撮影・掲載しています[追記]コメント↓で、上の写真の薔薇は本物?とご質問いただきましたので、写真のアップを追加しますね。下の花はかぼちゃ、オレンジ色の花はニンジン?右のピンク色の薔薇も、本物ではなくベジタブルカービングで掘ったものでした。野菜を掘って花の形に 写真は、伊勢丹新宿店で2月22日(月)まで開催中のフェア「アジアの力」の初日に撮影。会期中連日掘り続けていくのか、あるいは一定の数が掘れたら実演をストップするのか、確認しそびれましたその場で見ていると、野菜がどんどん姿を変えていく姿に感動♪ タイ風焼きそば 840円 エビすり身フライ、タイ風さつまあげ… ↓ <チャン・ノイ> 『パッタイ』(タイ風焼きそば) 家でお皿に出すと、けっこうぎっしり詰まっていてこんもりと盛り上がりました。温めてレモンをかけていただきます。湯気がたって熱々になると、アジアの香りがたちますね~。味付けがきつくなく、食べやすくて好きですー。屋台の味。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ <シターラ SITAARA> カレーの種類も多く色合いもきれいシターラ 常設コーナー カレー色々 カラフルなお惣菜 フェアでは、移動式のタンドール釜を使い、ナンやシークカバブを実演。シターラは、伊勢丹新宿店の同じ地下1階に常設コーナーがあります。 パッと目をひくのは、その色使いの美しさ。カレーといえば、普通オレンジがかった茶色のイメージ。それをくつがえすように、インド各地の膨大な数から選びぬかれたカレーが彩りよく並びます。ナンもサモサなどお惣菜も、着色料に頼らない自然の色合い。 インド人はカレーを熱々の状態で食べているわけではないそうで、シターラでも常温で十分に美味しく食べられるようにと工夫されています。(もちろん温めても美味しい☆)常設コーナーには、ちょこちょこと色々食べたい日本人むけ『ミニナン弁当』も。<シターラ> 家で並べると、鮮やかなビタミンカラー♪かぼちゃのナン、ほうれん草とチーズのカレー、バターチキンカレー ほうれん草の方がスパイシーでぴりっ。バターチキンカレーはまろやかな甘さがあり、二つの全く違った味を楽しめて幸せ♪二種類買ってよかった。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ <シンガポールマジック> 『サテー』 2本481円 落花生のたれに漬け込んで焼いた焼き鳥この日は、なぜかおまけ?で同じ値段で3本入っていました♪サテー大好き☆※確認すると、この期間中は3本でこのお値段でサービスとのこと ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ <リーポール> 『マンゴープリン』 525円お薦めの『マンゴープリン』と『ライチとカヤのルクム』を購入。 マンゴープリンは、国産のフレッシュマンゴーを裏ごしして使い、コクを出すために沖縄のきび砂糖で優しい甘みに。なめらかでしっかりとした食感、分量もあるのでマンゴーをはっきり感じました。 『ライチとカヤのルクム』は、まだ食べていないので感想はのちほど。袋の上からそっと触った感触はマシュマロのように弾力があって柔らかいルクム(もちもちとした砂糖菓子)にココナッツパウダーをまぶし、カヤクリームをサンドしたものです。食べるのが楽しみ。『カヤモンブラン』 420円 カヤ風味のカスタードクリームと和栗で、アジアと日本の味の融合 カヤジャムやパンダンリーフなど日本にない素材と和素材を積極的に使い、和菓子にもない洋菓子にもないような食感・味を作り出していきたい、とリーポールのスタッフが展望を語ってくれました。大味、甘すぎる、大きい!など、物によっては現地のお菓子を直接日本に持ち込むと受け入れにくいことがあるため、積極的に「融合」をはかります。日本人好みの“一口サイズ”も開発。楽しみなブランドができましたね。 今回は、買いそびれてしまったカヤモンブラン。これは気になるのでリピートしたい~☆リーポールは、地下1階マ・パティスリーに3月2日(火)まで出店中。「フードコレクション アジアの力特集」伊勢丹新宿店 地下1階食品売場2010年2月15日(月)~22日(月)アジアの屋台フードは元気があっていいな♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.02.18
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英国のコンフィチュールを模して、卵・砂糖・ココナッツ・パンダンリーフを煮詰めて作ったという『カヤジャム』。薄緑色でとろんとした見た目からは、材料を聞いても味を想像するのはちょっと難しいかもしれません。 <ヤクン・カヤ・トースト> 『ヤクン・カヤ・ジャム』買ったのはちょこっとお味見用サイズのカヤジャム80g 341円。(普通サイズ290g 681円もあります) このカヤジャムは、朝食やおやつとしてシンガポールなどで地元の人に親しまれているといいます。店頭では、ヤクン・カヤ・トースト(Ya Kun Kaya Toast)のお店の人が、実演販売をしていました。(1個281円)私は作り方を見て、カヤジャムを買い、翌朝自宅で作ってみました☆ コツは、パンがクリスピーの方が美味しい(カリカリすぎてはだめ)ということで、一枚のパンをトーストした後で長ナイフでスライス。たっぷりのカヤジャムを塗り、薄切り有塩バターをのせてサンドしていただきます。シンガポール発祥のカヤトーストに使われる現地のパンは、きめがちょっと粗いパンということです。カヤトーストのイメージはこんな感じ自分用なので、ちょっとジャムの量は少なめ。本当はもう少したっぷりつけます。カヤトーストのイメージお店では、確かパンの耳はおとしていたような気が… さて、お味は、といいますと…ぱくっと一口。……イモクリ系? 何のジャムだか言われなかったら「焼き芋ジャム」と答えていたかもしれません。買う前にお店の方に、何に似た味ですか?とお聞きすると、ちょっと考えて「…栗きんとん」と答えていらっしゃいました。ああ、そんな感じです。 ココナッツミルクとパンダンリーフというヤシの香りのするハーブが入っているジャムですが、なぜか食べたことのあるような不思議に懐かしい思いがするジャムでした。カヤトースト シンガポールでは、1944年にヤクン・カヤ・トーストのカフェが誕生し、以来このトーストは定番の人気商品。マレー半島に移り住んだ中国系移民の子孫プラナカンたちが好むお味が、遠く日本で懐かしい気持ちでいただけるとは、面白いですね。※許可をいただいて撮影・掲載していますトースト用のパン(売り場で) カヤジャム80g 2個入り 661円 今回の催事では、このカヤジャムを使って日本のメーカーが期間限定のコラボスイーツを2月22日(月)まで各売場で販売中。<銀座木村家> カヤジャムコッペパン<クローバー> カヤジャムシュー<シェ・シーマ> クレームアンジュ・カヤ<エディアール> ビエノワ・カヤ、カヤ・コロネほか色々 カヤジャムに使われるパンダンリーフは、マレー半島特産のハーブ。パンダンの葉を乾かして作ったカゴは、よくみかけますね。 パンダン 卵を使っているジャムということで、最初カヤジャムは、レモンカードからレモンを抜いたようなお味なのかと想像していましたが、違いました チップトリー レモンカード「フードコレクション アジアの力特集」伊勢丹新宿店 地下1階食品売場2010年2月15日(月)~22日(月)シンガポールのカヤジャムを食べてみたい♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.02.17
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デパ地下に降りる階段にまで漂ってくる勢いのある匂いは、まぎれもなくアジアンフード。活気のある音とともに屋台を連想させます。引き寄せられるのは、タイ料理、インド料理、シンガポール料理、マレー料理などなど、親しみやすい味わいのものばかり。アジアの素材を使ったスイーツも登場。知られざる食べ物との出合いや、「アジアの食と和の食材、フランス菓子との融合」を楽しめる催しが始まりました。 <リーポール> 『ライチのパイ、パイナップルのガレット、ゴマのフィナンシェ』などシンガポールをイメージしてデザインされたBOXや袋が美しい※全て許可をいただいて撮影・掲載しています<ヤクン・カヤ・トースト>『カヤジャム』卵・砂糖・ココナッツ・パンダンリーフを煮詰めたジャム そのお味は… トーストにカヤジャムをたっぷり塗ってバターと一緒にサンドする「カヤトースト」は、プラナカン(マレー半島に移ってきた中国系移民の子孫)の朝食の定番。 <チャン・ノイ> フルーツカービング アジアの力売場では、フルーツカービングを実演したり、その場で調理したり。みなさんマスクをかけて料理を作っているので、写真うつりはいまいち。活気あふれる雰囲気をご想像下さいね。 <リーポール> <シンガポール・マジック> 『牛肉のスパイシー炒め、サテー』 <シンガポール・マジック> 『ペーパーチキン』たれに漬け込んだ鶏肉を油紙で包んで揚げると余分な油は落ち、肉はやわらか~<シターラ> 鮮やかな色合いが美しく、思わず足がとまるインド料理<マンゴツリー>『ガパオ(豚ひき肉のバジル炒め)』 『ガイヤーン(鶏のグリル)』 少し残念なのは、調理実演もあって美味しそうな匂いが充満しているこの場所(地下一階食料品売場)で、すぐにいただけるスペースがないところ。食欲をそそる匂いに誘われてお腹がすいてきたので、すくその場で食べたい!と思ってしまいました。 お天気がよければ、ここで買って屋上で食べることはできるそうです。 あるお店のスタッフにお話を伺ったところ、日本ではデリ(お惣菜)としてお持ち帰りやお弁当の需要が多いので、持ちかえっても美味しくいただけるように工夫をされているということ。私も夕食のおかずに何品か買って帰りました。 食べたもののお話は次のページから「フードコレクション アジアの力特集」伊勢丹新宿店 地下1階食品売場2010年2月15日(月)~22日(月)アジアの屋台の匂いは食欲をそそる♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.02.16
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ランチのデザートは3種類。二人ともクレームブリュレを注文しました。ビストロの定番デザートといえば、これこれ。 白金台の一軒家フレンチレストラン ルカンケ (REQUINQUER) で、『豚の顔』を食し、ボリューム満点のランチをいただいた後にしずしずと登場。アイスクリームがのっています。2009年11月26日 ルカンケ デザート 『クレームブリュレ』 日本のお菓子屋さんではココットに入れて持ち帰れるようにしているお店もありますが、ここはやっぱりキャラメリゼされた表面がパリッとしている焼きたてでいただきたいところ。パリのレストランやビストロでは、この平たいお皿で登場することが多いような気がします。 こちらのクレームブリュレも表面は軽くパリンと割れ、中はとろんと柔らかいプリン状態。う~ん定番♪と思ったところ、上にのっていたアイスクリームが意外なお味!バナナアイスでした。これは意表をつかれます。何も考えずに絶対にバニラだと思い込んでいましたので、ちょっとしたサプライズ。なるほど~。最後の最後まで、驚かせていただきました。やっぱりこのお店、楽しい クレームブリュレ (バナナアイス添え) プチマドレーヌ付コーヒー 飲み物にはプチマドレーヌ付。女心をくすぐります。ルカンケ 2階 この日通されたのはお店の二階。平日の昼でしたが、ほぼ満席の賑わい。明るく日差しが差し込む店内では、窮屈な思いはしませんでした。お店のスタッフの応対も明るく丁寧。ハキハキした態度はとても好感が持て、居心地のよい思いを。笑顔もナチュラルで、明るい帰りにはシェフもお見送りに出て下さいました。いい雰囲気です。 ルカンケ 外観 ルカンケは、白金台のプラチナ通り沿いにあるのではなく、お茶もできるケーキ屋さんレトルダムールの角をまがり、細い路地に入ってすぐの所にあります。通りがかりに見つけてふらっと入る感じではないですね。この時はオープンしてまだ一ヶ月たっていなかったのですが、皆さん、美味しいお店はよくご存知~!一度行くと他のお友達をつれ、リピートしたくなる。そして口コミでお店の評判が伝わっていく、そんな印象をうけました。2009年11月26日 プラチナ通りのゴージャスなイチョウ お店の外に出て数十歩進むと、もうそこは大通り。プラチナ通りという豪華な通称が似合う美しいイチョウ並木が続いています。素敵な道です。(“シロガネーゼ”という言葉が流行った時には、その軽さに頭がハテナになりましたが、やはりこのあたりは憧れの土地) 後に、このお店のことを教えて下さったグルメな先輩に「行ってきました」とお話すると、古屋壮一シェフのお料理は、ボリュームがあるしっかりタイプとのこと。納得です。 ただひとつ、困った点は…お店の名前が一度では覚えられませんでした~。「なんとかなんとか…“ケ”」「ル…………??」「カタカナ4文字!」ルカンケ(requinquer)とは、“元気づける”、“元気になる”という意味のフランス語。耳慣れない単語ですが、これを機会に覚えましょう、っと。ルカンケ (REQUINQUER) 東京都港区白金台5-17-1103-5422-8099営業時間 ランチ 11:30~14:00 L.Oディナー 18:00~21:30 L.O 定休日 月曜(祝日の場合は火曜) ※2009年12月31日~2010年1月6日昼まで冬休み地下鉄南北線・三田線 白金台駅1番出口より徒歩4分JR目黒駅東口より徒歩12分ルカンケのブログ 「ルカン家の食卓」クレームブリュレはシンプルながら心惹かれるデザート☆と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.12.10
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西麻布の名店 ビストロ・ド・ラ・シテ を経て独立された古屋壮一シェフ。 2009年11月3日に白金のプラチナ通りからほんの少し入ったところに、三階建ての小さな一軒屋レストランルカンケ (REQUINQUER)をオープン。ランチに伺いました。2009年11月26日 ルカンケ オードブル 『田舎風テリーヌ』 「フランス伝統料理を肩肘張らず、気軽なビストロの雰囲気で味わっていただきたい」という言葉通りに、一品一品が完成された味わい。ランチといっても一切の手抜きがないように思えます。しっかりしたお料理に対し、お店は明るく親しみやすい内装。こじんまりとした店内ですが、隣席と近いわりにさほど窮屈さは感じません。この日は2階でいただきました。 テリーヌはオードブルとしてはやや大きめ。食べ応えがあります。野菜が美味しい。 この日、駐車違反で警察に出頭 してしまった私。動揺していたのかノートを忘れ、しかもお料理をメモした紙を紛失 記憶を頼りに書いていますので、細かいところまでご紹介できません~ ランチは、1,900円~4,400円の5種類。友人と私は、前菜・スープ・メイン・デザートのコース(3,000円)を。パン・リエット(肉のペースト)・コーヒー又は紅茶付きです。メニューはこちら『ごぼうのポタージュ』 臭みもなく、身体によさそうで温まります。『パンとリエット』 全てのランチについています ビストロっぽいメニューこれで二人分 パンは天然酵母を使った自家製。弾力があって美味しい☆ リエットとはお肉のペーストで、パンに塗っていただきます。ごく最近自由が丘のパリセヴェイユのトレトゥール(パティスリーのお惣菜)講習で、鴨のリエットを習ったばかりでしたので、その作り方が非常に繊細で手のかかるものだと知っただけに、ありがたみがひしひしと…。すごく美味しいんですよね~、リエット。でも、お肉の脂がたっぷり練りこまれているため、カロリー高そう。食べ過ぎに注意です。 そして、メイン。4種類の中から選ぶ時に、『テット・ド・コションのソテー』という文字が目にとまります。うろ覚えのフランス語の単語の中で、コションは豚。テットは確か…頭?首? 私には、海外を旅する時は特に、メニューに何かよくわからないものがあるとそれを頼んで冒険してしまうという困った癖があります。それで楽しめることもあり、大失敗もあり。 まさか丸焼きの豚の頭が運ばれてくるはずはないとは思いましたが、これには興味深々。お店の方に尋ねると、豚の顔の部分の肉を全部使って組み立ててソテーにしているとのこと。確か「コラーゲンたっぷり」という言葉を耳にして、好奇心もあり、それを選んだ私。結果は…『テット・ド・コションのソテー』 tête=(人・動物の)頭、首、顔、表情 cochon=豚、豚肉 誤解を恐れずに感想を即物的に言ってしまうと、「非常に脂身の多い肉の塊」…。 フォークで脂身の部分をぷよ~んと押すと、じゅわわわ~~~っとオイルが滲み出してきます。 ううーむ。 これは、私のセレクションミスでした。テリーヌ~(ごぼう)~リエット~豚の顔 ごぼうを除いて、肉・肉・肉。若者でしたらなんともないのかも。いえ、これがきっとパリのビストロそのものの味。美味しくないわけではないのに、消化できず、最後まで食べきれずに残してしまったのは久しぶり。つけあわせの野菜がとっても美味でした。 ちなみに友人は、オードブルに生ガキを選択。(おいしそう~♪) そして、ごぼうのスープ、リエットとパンと続き、友人のメインはカリッと焼けた子羊のロースト。友人の主菜セレクション 『仔羊のロースト』 お皿の反対側からみると、仔羊の下には温野菜がぎっしり。これにすればよかった。 とはいえ、珍しいものに挑戦した!という満足感が残ります。白金でパリを体験。これはまた楽しい。 そして、美味し~いビストロ定番デザートに続きますルカンケ (REQUINQUER) 東京都港区白金台5-17-1103-5422-8099営業時間 ランチ 11:30~14:00 L.Oディナー 18:00~21:30 L.O 定休日 月曜(祝日の場合は火曜) ※2009年12月31日~2010年1月6日昼まで冬休み地下鉄南北線・三田線 白金台駅1番出口より徒歩4分JR目黒駅東口より徒歩12分ルカンケのブログ 「ルカン家の食卓」メニューの組み立ては大切☆と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.12.09
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盛りだくさんのデザートが次々と登場した後、しめくくりに第3のデザートが静々と運ばれてきました。振り返って眺めると、どこに焦点をあわせたらいいのかわからない!こまごまとしたプチフールとコンフィズリーであふれた3段のワゴンがテーブルの脇に近寄っています。かわいい~♪ 2009年11月18日 レストラン ロオジエ 『プチフール』のワゴン プレデセール、メインのデセールに次いで、最後に現れたのがこれ。一通りお菓子の説明があり、お好きなものをどうぞ、と言われ、おもわず「全部」と言いそうになる自分が怖い怖い うろうろと目がさまよいます。ロオジエ プチフール 1段目 カカオ分の数字が書かれた棒つきの丸チョコレート、パルミエ、キャラメル、ヌガー、クロッカン、色とりどりのメレンゲなどなど。棒つきのものがポップで現代風。逆に子どもの頃を思い出すような懐かしさも。大人心をくすぐられます。わ~。コンフィズリーレストランのデザートでコンフィズリーがこんなに出されるのは珍しいのでは。 キャラメルは、塩、りんご、チョコレート、洋梨味など。柔らかく作りたてのよう。ロオジエ プチフール 2段目 2段目には、まさに一口サイズながらケーキの要素がぎゅっと縮小されたプチフール(生菓子)や、ドライフルーツ、シュー菓子、パート・ド・フリュイ(砂糖がまぶしてあるゼリーのようなもの)など。 やっぱり生菓子に目がいってしまいます。 下段では、串にさされた苺が目につきますね。バニラ、サフラン、シナモンのフレーバーつきシュガーをつけていただきます。チョコレートが3種、チョコレートのギモーヴも♪本当に盛りだくさん! こちらの器も前述のsugaharaガラスのもののようですね。素敵。ロオジエ プチフール 食べきれる分だけを選びます。ロオジエのシールが貼られた洋梨のキャラメルはやわらか~く、手で持つと変形するほど。バニラビーンズがたっぷり入って、とってもフルーティ。すごく美味しい!!! 一番手前の地味な焼き菓子は、とろんとしたキャラメルとカルバドスが入って、こんなに小さいのにどうしてこれほど印象的なのと驚くほど。まわりが少し糖衣がけしてあるようにぱりんとした膜が貼り、かじると中のしっとり感との対比が楽しく、非常に心に残ります。 ミニミニのビターチョコレートタルトも、これだけ小さいのに存在感抜群!つやっと光るガナッシュは、とろりんとしていて柔らかいおいしい~~~。 洋梨とオレンジの2種のパート・ド・フリュイ(正方形のゼリー)も、果物感がたっぷり残っていて美味。パート・ド・フリュイというと、もう少し薄切りにするイメージがありましたが、このくらいの立方体も食べ応えがあっていい感じ。ロオジエのプチフール フィンガーボールが出ていましたので、全て手でつまんでいただきます。串にささった苺は、好奇心からサフランシュガーをつけてみましたが、サフランと苺の相性は???…お料理っぽい感じで、微妙~。私としては、サフランじゃなくて素直にバニラシュガーにしておけばよかった、と。。。 ユズのトロンとしたクリームがのったサブレも、メレンゲ入りミルクチョコレートがくしゅっと包んであるようなプチフールも、上に削りホワイトチョコがのったスフレとマスカルポーネクリームのプチフールも、それぞれに味が変わって楽しかった☆ お料理の時には三人で楽しく会話をしていましたが、デセールに入ってから、はっ!と気づくと私、見入ってメモして写真を撮って食べて、かな~り集中してしまい、黙って一人静かに自分の世界に入り込んでいる!!!あらららら、いかん、いかん。と、途中で正気に戻りましたが、一瞬連れがいることを忘れてしまうマニアックな危ない方向へ。本当に怒涛のように次々と現れるデセールに、心を射抜かれました 厳密に言えば、私の最高に好きな“濃い味わい”のタイプのフランス菓子とはちょっと方向性が違うデザートでしたが、とにかく楽しくて、ふんわりと幸せな気分になれました。ロオジエ 店内 真っ先に店内に入った時には、低くBGMが流れる中、デジカメのシャッター音が響くと困る、と気になるほどの静けさ。それが、デザートのワゴンがまわる頃にはそれぞれの席で会話がはずみ、かなり活気がある室内に。騒がしいほどではなく、隣の席も気にならず、ちょうどいい居心地のよい雰囲気でした。ロオジエの柳がモチーフになった階段 楽しい時が終わり、名残惜しさを感じながらも席を立ちます。私を含め、三人とも満ち足りた表情。帰りはエレベーターでクロークのある一階に降ります。シースルーのエレベーターからふと動くものに目をやると、ブルーノ・メナールシェフがととととととっと螺旋階段を軽快に駆け下りる姿が。…?まさか私たちのために…?まさかね。 荷物をうけとり正面の扉に向かう私たちの前に、満面の笑みを浮かべたシェフのお見送りの姿が。あら~。 最後の最後まで、心地よい思いでロオジエを後にしました。自腹で気軽に何度も伺えるお店ではありませんが、機会を設けて再訪したい、と思いましたねあー、楽しかった。レストラン ロオジエ 外観レストラン ロオジエ RESTAURANT L'OSIERブルーノ・メナール(BRUNO MENARD)シェフ東京都中央区銀座7-5-5 03-3571-6050 営業時間 デジュネ12:00~、 ディネ18:00~定休日 日曜、祝日にあたる月曜※完全予約制(電話)二日前にリコンファーム(確認電話)が必要ドレスコード 昼夜ともに男性はジャケットが必要 ジーンズ不可全席禁煙東京メトロ銀座駅 B6出口から徒歩7分JR新橋駅、東京メトロ新橋駅 5番出口より徒歩7分駐車場10台あり☆☆☆ ロオジエのランチ もくじ ミシュランガイド東京(2010)プチフール、どれにするか迷う!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.11.24
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ふわっふわの抹茶クリームがふわっふわの弾力のある柔らかい生地の間に二段に絞り込まれ、それと組み合わされるのはなんと苺のコンフィチュール!緑と赤のコントラストが目に飛び込んできます。日本を代表するフランス料理の名店 レストラン ロオジエ。そのランチでは驚かされることばかりでしたが、これには仰天! この柔らかさは、日本人の好みにあわせた日本ならではのデザートでしょうか。斬新さに目がひきつけられます。ロオジエのお料理はモダンともネオ・クラシックとも言われていますが、いわゆる頭に思い描くフランス料理のデザートとは全く違い、食を発信する都市“TOKYO”を強く感じました☆可愛らしい~♪ …見た目は確かにハンバーガー!?ロオジエ 『抹茶とイチゴのハンバーガー 大納言とチェリーのチャツネ』 外から見ただけでは、大納言とチェリーの存在は全くわかりませんね。ナイフで切ると、全体がふわふわのため、断面図を綺麗に撮るのは難しい ほんの少し、食感をもたせるために中にはサクサクのシュトロイゼルのようなものが隠れていたような…。(時間がたってしまったので記憶があいまいですみません)サクサク感は、プレデセールの瓶入り冷菓の薔薇のカスタードのところにもありました。柔らかいものだけで構成するのではなく、これはフランス菓子です、とフランス人の好むカリカリとかザクザクという食感をほんの少し忍ばせて控えめに主張しているような気がします☆抹茶とイチゴのハンバーガー 上の抹茶と苺の滑らかなアイスクリームが、二色になっていて、これまた目を楽しませてくれます♪ ヴェルデさんとお友達はお二人ともマロンのアイスを。『マロンのアイスクリームと野バラのクーリ メレンゲの軽いクリーム』 手で持つアイスクリームのコーンがつきささったような、斬新さ。エグランティーヌ(野バラ)の香りは、薔薇の香りよりも野性的?これもいただいてみたかったです~~。 コーヒーは量が少なくなるとさりげなく注がれます。ロオジエのサービスが素敵なのは、何人もの人の手が右から左から、お皿を出したり下げたり飲み物やコーヒーをついだりと色々と動くところ、私たちの会話を全くさえぎることなく邪魔にならないところ。 かといって監視されているような息苦しさを感じることもなく、過不足ないサービスがじつになめらかに行われるのがありがたかったです。フォークを置いた瞬間にお皿を下げられるような「見られている感」もなく、一息おいてからいつの間にか下げていただく、そのタイミングは嬉しかったですね。フレンドリーな応対、きびきびとした動き、どれをとっても満足感が高い!お料理やデザートの質をスタッフがさらに高めている印象が。レストラン ロオジエ RESTAURANT L'OSIERブルーノ・メナール(BRUNO MENARD)シェフ東京都中央区銀座7-5-5 03-3571-6050 営業時間 デジュネ12:00~、 ディネ18:00~定休日 日曜、祝日にあたる月曜※完全予約制(電話)二日前にリコンファーム(確認電話)が必要ドレスコード 昼夜ともに男性はジャケットが必要 ジーンズ不可全席禁煙東京メトロ銀座駅 B6出口から徒歩7分JR新橋駅、東京メトロ新橋駅 5番出口より徒歩7分駐車場10台ありデザートはまだまだ続きます プチフール へ☆☆☆ ロオジエのランチ もくじ ミシュランガイド東京(2010)この上、さらにプチフール?と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.11.23
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チーズのリゾット の優しい味わいに舌鼓を打った後は、いよいよ待望のデザートの時間です。銀座の レストラン ロオジエ のランチの中で、お料理と同じくらいデザートを楽しみにしていました☆2009年11月18日 レストラン ロオジエ 『プレデセール』 3人分 マカロン、ラズベリーとメレンゲのプチフール、お米のクリスピー菓子、くるくる巻いたパート・ド・フリュイのようなもの などの可愛らしい盛り合わせ※メニューに詳細はないので、この名前は正確なものではありません ここを訪れるきっかけとなったパティスリー スリール 岡村シェフ が製菓長をしていらした時代のワゴンデザートとは大きく変わり、プレデセール、デセール、プチガトーと、なんと三回に分けてデザートが次々に現れる趣向。 ここで一つご注意が もし、これからロオジエに行かれ、ランチをコースで召し上がる予定がある方は、この先のデザートについて、お読みになるかどうか、よくお考え下さいね。もしかしたら帰宅されてから読まれた方がいいかもしれません。 実は私、お店訪問の前に食べログで、行かれた方々の写真や感想、注意点などを大いに参考にさせていただきました。その際に“ロオジエのデザートは仰天するほど盛りだくさんな内容”と、あらかじめ知ってしまったのです~! そこがガイドの難しいところ。事前にかなりの部分を予習してしまうと、いわゆる「ネタバレ」状態になり、驚きが半減してしまうことが。もちろん、味も雰囲気も、写真と実体験とでは全く違うので平気、と思われる方はよいのですが…。 私の場合「わぁ」という嬉しさが、もし何も知らずに出かけた場合、もっともっとハートが乱れ飛ぶような感想になっていたかも…? さて、本題。 最初に運ばれてきたのはこのセット。まずは見た目で笑顔がこぼれます。抑えた色調なのに、とってもラブリー 次々と色々なものが登場するため、最初に出されたこれらのお菓子は、実は、食べたのは一番最後。 金色の輪っか(「これは食べられません」と、お店のスタッフがお茶目に警告)の上にのっているのは、メレンゲを使ったプチフール。ガリッと硬く焼きこんであるのかと思えば、意外なもろさ。周りが軽くぱりっと抵抗した後は、クシュクシュッと中に向かって崩れる繊細さで、絞りこまれたクレームパティシエールの甘さとラズベリーの酸味とあわさり、シンプルな見た目に反し驚くべき存在感。ちょっとびっくりの楽しさです。 袋ごと持ち帰ったライスクリスピー状のものは、軽くサクサクかと思えば、これまた想像を超えて濃厚なキャラメル味。癖になりそうな、好みのお味~このほろ苦さが、なんともまた。ガリガリボリボリ、帰宅してからロオジエを思い出しながらいただきました。全てのデザートの中で一番強いお味だったかも。 マカロンなど食べきれなかったものは、お願いしてお持ち帰りにしていただきました。感想は、召し上がったヴェルデさんのページでご覧下さいね。彼女は、ロオジエの三段階のデセールを「怒涛のデザート」と表現していました。言い得て妙です。 小ぶりの銀のトレイが素敵ですね~。(欲しい!)こちらもカトラリー同様、おそらく純銀製のピュイフォルカのものでしょう。リュバンクロワゼ模様から、ルイ16世様式でしょうか。両側のガラスのモダンな器と並んでも違和感がないところが面白いですね。 ブログ友達のうきぽさんに、ロオジエで使用しているガラス器は、職人さんのハンドメイドのsugaharaガラス(スガハラガラス)のものだと教えていただきました。柔らかく温かみのあるカーブがとても優雅。 うきぽさんは、千葉の sugaharaガラス 工場見学に行かれています。 sugaharaガラス 製品いろいろ さて、プレデセールが終わると、次はメイン…ではありません。プレデセール第二弾は、こちら↓ロオジエ プレデセール エッグスタンドのような小さい器に入った一口サイズのクレームブリュレ。最初は銀のトレイの中央に3つ並んでいて、一枚目の写真は、さらに華やかでしたよ。ささっと移動。 まず、昔のヨーグルト瓶のような(確かそういう瓶、ありましたよね?記憶があいまい)なんだか懐かしい~感じの器に入っているのは、洋梨とライチのシャーベット、薔薇の香りのカスタード、ラズベリーと薔薇のゼリーという組み合わせ。お店の方の説明も、わかりやすい言葉を使われているので、とても親切な感じがします。お料理とデザートの間のサッパリとお口直しといった感じで、するすると気持ちよくいただきます。薔薇の香りはきつくありません。ロオジエ プレデセール 瓶入り冷菓とクレームブリュレ 瓶のデザートを食べ終え、さて、次はクレームブリュレを、と思ったタイミングで、事前に選んだメインのデザートがドーンと登場してしまいましたブリュレがサイドによけられてしまったのは、せわしない感じ。この間合いだけが、ちょっぴり残念でした。気持ちがブリュレに向いていましたので、メインを置いたままクレームブリュレにとりかかります。 ホテルやパティスリーのクレームブリュレは、表面の飴の部分が薄くパリッと割れますが、カフェのブリュレはなかなか手ごわい。2001年の映画 「アメリ」 の中で、彼女が働くカフェでは、クレームブリュレは平たいお皿に入って登場します。表面の飴は、スプーンでコンコンと軽くたたいたくらいではびくともしないほどガッチリ硬い。レストランでもカフェでもひんぱんに登場するクレームブリュレは、フランス人にすごく愛されている定番デセールという気がします。 さて、このちっちゃなブリュレのお味は…。スプーンをあてるとパリッと表面は軽く割れ、すくっていただくと、とろ~んと柔らかい食感は濃厚♪この一口ブリュレ、すごくおいしい~っ!こんなにさりげない小さいデセールが、心に残るって素晴らしい。この時点で、かなりの満足感が。 そして、この後、キュートなメインデザートに続きます。私がいただいたのは、不思議なハンバーガー。☆☆☆ ロオジエのランチ もくじレストラン ロオジエ RESTAURANT L'OSIERブルーノ・メナール(BRUNO MENARD)シェフ東京都中央区銀座7-5-5 03-3571-6050 営業時間 デジュネ12:00~、 ディネ18:00~定休日 日曜、祝日にあたる月曜※完全予約制(電話)二日前にリコンファーム(確認電話)が必要ドレスコード 昼夜ともに男性はジャケットが必要 ジーンズ不可全席禁煙東京メトロ銀座駅 B6出口から徒歩7分JR新橋駅、東京メトロ新橋駅 5番出口より徒歩7分駐車場10台ありどんなハンバーガー?!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.11.22
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銀座のレストラン ロオジエのランチで、ビーツのサラダの前菜に続き、季節感あふれるキノコのスープが登場。これが目の前に現れた時、一瞬何を注文したのか度忘れ状態。泡で盛り上がったカップは、アントレの一種かと思いました2009年11月18日 レストラン ロオジエ『シャンピニオンのスープ しいたけのロワイヤル スモークした紅茶の香り カプチーノ仕立て』 …あわあわ…。 今年は、本当によく泡立つ料理をいただきました。あちらで泡々、こちらの店でも泡々。調理の技法としてすっかり定着したようですね。その中でも、この泡立ち具合は半端でなくモリモリ。カプチーノ仕立てをここまで盛り上げると、見栄えがいい!とっさにメレンゲを連想したような気がします。 ですから、スプーンで一口いただいた時、泡で閉じ込められたこのスープの温かさを意外に感じ、次の瞬間、その温かさにほっとする思いが。(よく考えてみれば、この季節、スープが温かいのはあたりまえですが、一目見て頭が勝手に冷たいデザートと認識したのでしょうか、そのギャップが私には嬉しいサプライズに) キノコ大好きセップ茸、エリンギ、マッシュルームのスープは、濃厚というより、すっきり。底には“茶碗蒸しのような”と、とてもわかりやすい説明をしていただいた椎茸のフラン(椎茸のロワイヤル)が隠れる二層構造になっています。 プリン状の底を掘ると栗がゴロン。続いて少しほっくりとした百合根も掘り出され、和素材の椎茸風味と相まって更にリッチな食感に。所々に塩味がぴりっ。“スモークした紅茶の香り”は記憶に残っていませんそんな複雑な香りがあったとは…。もしかして泡の上の点々?ブルーノ・メナールシェフ、気づかなくてごめんなさい!楽しく美味しくいただきました。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ そして、いよいよメインへ突入。リゾット&鶏肉、金目鯛、白金豚の三種の中から選びます。 ヴェルデさんとお友達は、何故か好みが似ていて、同じものを注文されることが多いそうで、この日も同じチョイス。お二人は白金豚を。 お皿がしずしずと運ばれる時、冷めないようにお料理の上には銀のドーム型のカバーがのせられています。テーブルの上に置かれると同時に、サービスの方が流れるようになめらかに手を動かしカバーをさっとはずすと、色鮮やかなお料理が目の前にパッと現れます。 ← こんな形(写真はステンレス製) これこれ、フランス料理といえばこの銀のカバー子どもの頃、映画かテレビか何かでこのシーンを見て心をときめかせ、フランス料理に強く憧れたものです。この器だけは、普通の家庭ではみかけません。(このフタのようなドーム型の銀器の名前を忘れてしまいました!おわかりになるかた、ぜひお教え下さい~!)〔追記〕お友達で、食器に詳しいうきぽさんが教えて下さいました♪これは「ドームカバー」または「プレートカバー」と呼ぶそうです。ありがとうございました。スッキリ!『緑茶をまぶした白金豚のロティ秋野菜添え ベルジュ風味のジュ』 jus(ジュ)=汁、ジュースverjus=酸味のあるぶどう汁sauce verjutée=酸味のあるぶどう汁で味付けしたソース 付け合せは、ヴェルデさん絶賛の小玉ねぎとオリーブ、じゃがいものミニパンケーキのようなもの。オリーブとパンケーキを可愛くサクランボのようにつなぐのは、松の葉。(これだけは食べられません、と説明あり。)抹茶のオイルとベルジュのソース、ピンク色の肉に、ロオジエのお皿の黄色と揃って美しい♪ プラチナ豚とはまたゴージャスなお名前♪(「はっきんとん」と読むようです)※ 初めて目にする名のため、もしや楽天にある?と念のため調べると…ありました!原則業務用で小売はしていないそうですが、こちらには登場。びっくりです。 説明は→ 岩手県花巻市の白金豚 肉の周りに緑茶をまぶしてじっくりと長時間火を通し、厚切りに。このお肉を切るナイフは こちら ↓シャトー ラギオール(Château LAGUIOLE)のモダンなカトラリー シャトーラギオールのソムリエナイフ は世界的に有名。その会社が作るナイフは、このお店に現代的な風を持ち込みながらも、ロオジエを表す柳の緑色・黄色と調和し、店内のインテリアにもすんなりと溶け込んでいます。 さて、私が選んだお料理は ↓こちら リゾットに惹かれました。『シャンピニオンのリゾット 鶏手羽先のファルシィ ローリエの香り』 パルミジャーノの他、もう一つ別のチーズを混ぜてまろやかに仕上げたリゾットの上には、食感のある刻みエリンギ。お米は芯が残らないギリギリの硬さ。柔らかすぎるよりも好みです。 きのこやほうれん草を巻き込んだ鶏肉は、ぷりんぷりん。手羽先餃子を連想しては申し訳ないのですが、格段に洗練されているものの、なんとなくなじみのある食感に親しみを覚えます。じつに食べやすいお味。 ソースでいただくのがフランス料理。といっても、バターや生クリームでこってりしたソースが一面に敷かれているわけではなく、ローリエのオイルと鶏のオイル、そしてコクを出すためのフォアグラのオイルと、シンプル。たくさんいただいたのに消化がよかったのは、こういう理由からですね。全く胃にもたれませんでした。 こちらのカトラリーは、なんと憧れの ピュイフォルカ!バターナイフなどもピュイフォルカです。 シャンピニオンのリゾット 鶏手羽先のファルシィ ローリエの香り左側のフォークの写真は省略 ピュイフォルカ(PUIFORCAT)のカトラリーが実用使いされているのに出合ったのはこれが初めて ひそかに大興奮♪ピュイフォルカはフランスの銀器の中でも最高峰の品質を誇り、大統領官邸のエリゼ宮の晩餐会でも使われている格式の高いカトラリーです。 純銀と呼ばれる純度の高さを誇り、クラシックなものからモダンなものまで、時代にあわせたデザインは様々。 帰宅してから調べると、いつのまにか2004年に、丸の内に ピュイフォルカの旗艦店ができていたのですね。知りませんでした~。パリの本店は1820年創業。HPは こちら 銀のスプーンでいただくリゾットは、冗談ではなく口当たりがいいんですよ~。幸せ気分が盛り上がります。レストラン ロオジエ RESTAURANT L'OSIERブルーノ・メナール(BRUNO MENARD)シェフ東京都中央区銀座7-5-5 03-3571-6050 営業時間 デジュネ12:00~、 ディネ18:00~定休日 日曜、祝日にあたる月曜※完全予約制(電話)二日前にリコンファーム(確認電話)が必要ドレスコード 昼夜ともに男性はジャケットが必要 ジーンズ不可全席禁煙東京メトロ銀座駅 B6出口から徒歩7分JR新橋駅、東京メトロ新橋駅 5番出口より徒歩7分駐車場10台あり次は 仰天デザート ♪☆☆☆ ロオジエのランチ もくじ ミシュランガイド東京(2010)どんなデザート?と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ
2009.11.21
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レストラン ロオジエの平日のランチは、想像以上の賑わいでした。年齢層はやや高め。華やいだ雰囲気のご婦人方が多く、明るい印象。服装は、お昼ですので気取りすぎず、すっきりとした装いにアクセントの光物といった感じでしょうか。服をはずして浮いてしまうと肝心のお料理が楽しめなくなってしまいますので、直前まで多少の不安がないでもなかったのですが…普通にキレイな格好で全く問題ありませんでした。よかった~。 アミューズ・ブーシュに続く前菜は、赤や黄色のビーツを使ったサラダを。2009年11月18日 レストラン ロオジエ 前菜『ビーツのサラダとパルメザンチーズのムース カカオとピーナッツのテュイル添え』 ちょうど照明の加減で手元が影になる席で、なんだか訳のわからない写真になってしまいました立ち上がって回り込むわけにもいかず、そこは我慢。中央の平たい濃い赤がビーツ。薄切りにして半分に折り、パルメザンチーズのムースを巻き込んでいます。また、黄色いビーツを食べたのは初めてかもしれません。ロオジエ 前菜 お店全体の主要な色は柳の緑と黄色 丁寧なお料理の説明を聞いた時から、このサラダは色合いが鮮やかに違いないと思っていました。その通りに、赤・黄色・緑と、ポップな元気色が登場。 左側の黄色い塊は濃厚な卵黄の味わい、またサラダの所々に塩気あり、酸味も感じ、さらに右側のクネルは野菜アイスクリーム状でひんやりと冷たい♪次々と口の中に忙しく現れる違った食感・温度が興奮を誘います。これは単純に面白い~! 「ピーナッツをまぶした甘さのないカカオのテュイル」思わず、どれがカカオですか?と尋ねてしまいました。ついつい目がチョコレート色の瓦状のものを探していましたので。意表をついて、上にのっている細い棒がカカオ。 甘くないのね~と、カカオマス(カカオ分100%)の強烈な苦さを覚悟しながら、おそるおそるかじります。すると、パリッといかにも軽いぞという音をたてて割れ、口の中へ。…ほんのり上品な甘みを感じます。細かいピーナッツの軽快な食感ともよくあい、意外な美味しさ。さくさくさく。カカオマスを口にすると、その後の味が何だかわからなくなってしまうと心配した私が馬鹿でした。ほっ、と一息。 ブルーノ・メナール(BRUNO MENARD)シェフに代わられてから、ロオジエの料理はシャープな(とんがった?)味わいに変わったという感想をいくつか目にし、どんなお料理なのかと想像していました。確かに和の素材を積極的に使われたり、色々な刺激があったりしますが、思った以上に親しみやすく食べやすいお味。攻め込んでくるというよりは、こんな素材がフレンチになるんですよ、面白いでしょ、と語りかけられているように感じます。パンはというとこの中から好きなパンを選びます♪ どれも美味しそう! 一番左のいちじくのパンに惹かれます。三人とも迷うことなくそれを。いちじくがごろごろと入っているのではなく、姿は見えないのにいちじくの味。練りこまれているのでしょうね。ああ…全種類食べてみたい。 事前に食べログで下調べをしましたら「デザートの量が多いので、パンを食べ過ぎると最後にお腹がきつくなる」という意見が。それを参考に、ここはぐっとこらえて2つにしておきます。メゾン・カイザーへの特注のパンのようですね。 バターは有塩・無塩の二種類。区別するために有塩バターの上には塩の塊が、無塩の方には彩りに赤いパプリカの粉が、ちょこんとのせられています。こういう細やかな配慮が嬉しい。 眠気ざましに使えそうな、小気味よいガリガリバリッという音が頭に響く、個性的なお味の海苔のバゲット。これをお料理の一番最後までおいてしまったのは失敗でした。二口三口残っていたバゲットを口にすると、強い磯の香り?が、メインのお料理の後口をかき消してしまい、余韻に浸る時間があまりにも短かった!フレンチのお料理の最後に残る海苔の香り…。ちょっとマヌケなことに。 今回ご一緒したのは、ヴェルデさんとお友達。夏の終わりに、静岡からいらしたヴェルデさんと、下高井戸のル・プチ・リュタンでランチ、ノリエットでケーキをいただいて以来の再会です。彼女たちとのおしゃべりは本当に楽しい!時間がたつのがあっという間に思えます。 ロオジエ訪問の動機は、ミシュランの三つ星めあてという訳ではないんですよ~。それよりも、このブログでも何度かご紹介しているパティスリー スリールの岡村尚之シェフが、以前ロオジエの製菓長をされていたからです。岡村シェフのデザートが本当に素晴らしく、そのご出身のロオジエとはどんなお店なのか、訪ねてみたいと思ったのがきっかけ。ヴェルデさんたちにその話をしたところ、とんとん拍子に話がまとまり、早い時期に予約を。 岡村シェフにロオジエのことをお伺いすると、シェフがいらした頃はワゴンデセールでしたが、今は大幅に変わっているとのこと。というわけで、三つ星レストランのお味はもちろん楽しみですが、じつは最大のお目当てはデザートです ちょうど私たちがランチに訪れる前日、ミシュランが来年度の出版会見を開き、星つきの店を発表。ミシュランガイド東京(2010) は、なんと本日(11月20日)発売ということで、妙にタイムリーな訪問になってしまいました。 ロオジエは連続して三つ星 を獲得。ちなみに2010年度は、三つ星11店、二つ星42店、一つ星144店の大盤振舞い。フランス料理の三つ星はロオジエの他は カンテサンス と ジョエル・ロブション。残りの三つ星は全て日本料理(寿司を含む)です。 ミシュランガイド東京(2010)レストラン ロオジエ RESTAURANT L'OSIERブルーノ・メナール(BRUNO MENARD)シェフ東京都中央区銀座7-5-5 03-3571-6050 営業時間 デジュネ12:00~、 ディネ18:00~定休日 日曜、祝日にあたる月曜※完全予約制(電話)二日前にリコンファーム(確認電話)が必要ドレスコード 昼夜ともに男性はジャケットが必要 ジーンズ不可全席禁煙東京メトロ銀座駅 B6出口から徒歩7分JR新橋駅、東京メトロ新橋駅 5番出口より徒歩7分駐車場10台あり次は スープとメイン に続きます☆☆☆ ロオジエのランチ もくじどんなスープかな~?と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.11.20
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日本を代表するフランス料理店、銀座の レストラン ロオジエ。ひょんなことからそこでランチをすることになり、昨日行ってきました。2009年11月18日 レストラン ロオジエ アミューズ・ブーシュ 「前菜、スープ、メイン、デザート、プチフール」のコースを選び、たっぷり時間をかけてランチをとります。メニューの文字にはおさまらないような、盛りだくさんの内容のお料理やお菓子が次々と登場。わくわくするような遊び心にあふれたおもてなしは、はるかに想像を超え、とても楽しかったですよ~ 前菜の前、最初に現れたのは、アミューズ・ブーシュ。ほんの一口のお楽しみから、ロオジエの世界へとぐいぐい引き込まれていきます。 ロオジエ アミューズ・ブーシュ 見た目の軽やかさに気をとられた次の瞬間、ナッツの香りがふわ~っと漂い、鼻の先をくすぐります。 底にはマグロのタルタル。ふんわりとした口当たりのよい白いクリーム状のカリフラワーのムースの上には、薄く削られたマカデミアナッツが。 まるでデザートのような食感に、いきなり最初から目尻が下がり、外食の楽しさがふつふつと。ああ、嬉しい。 しょっぱなから登場した、和の素材を思いおこさせるマグロ。ブルーノ・メナール(BRUNO MENARD)シェフの創り出すネオ・クラシックな料理への期待が大きく膨らみます。2009年11月18日 レストラン ロオジエ 店内 ※ 許可をいただいて撮影しています 銀座を象徴する「柳(osier)」(店名はこれに定冠詞がついてロオジエ)の淡い緑と黄色が、アール・デコを基調としたストレートなラインを冷たくなりすぎずに程よくおさえ、とても居心地のよい温かい雰囲気になっていますね。ともすれば「日本最高峰のフレンチレストラン」という言葉に感じてしまう緊張感は全く消え、くつろぎさえも感じます。じゅうたんの柄も、柳がモチーフ。 ロオジエ じゅうたん(部分) 前菜は、ビーツのサラダか鴨のテリーヌ(スープを注文していない人はスープを選ぶことも)から選びます。 続きは、次のページへ☆早く続きを書いてね♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.11.19
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マカロンや生菓子は食べたことがありましたが、パティスリー・サダハル・アオキ・パリのお店で甘くないものをいただくのはこれが初めて。白を基調とした店内は明るい。奥のテーブル席は座席数も多く、ゆったりとしたスペースで落ち着きます。 いただいたのは平日限定ランチセット。パティスリー・サダハル・アオキ・パリ サンドイッチプレート 1,300円 アボカド・海老・卵のサンドイッチ、クラムチャウダー、 じゃがいもとアンチョビのサラダ、紅茶(またはコーヒー) 具がこぼれ落ちそうにぎっしり詰まったサンドイッチは迫力満点パンをいただくというよりは“お料理”といった感じ。 単品で注文するとプレートで1,600円くらいのものが、平日ランチではセットで1,000~1,300円とお得。飲み物もつくのが嬉しいですね。 サンドイッチは想像以上に美味しい!ケーキ屋さんのおまけのようにあるランチではなくブラッセリーの軽食のように思え、しっかりと味わい豊か少なめに見えても、ちゃんとお腹にたまってくれました。ランチは飲み物つきサンドイッチプレート サダハル・アオキ・パリ 東京ミッドタウンランチは他に、パスタのセットやクロワッサンかパン・オ・ショコラとスープのセット、キッシュのセットなどが1,000円。ランチデザートは500円。全体的にお値段がお高めのアオキの中では、この平日ランチは穴場です。お友達とゆっくりおしゃべりをしたい時におすすめ。アオキ 上の階から見下ろすアオキ キッシュのランチ 1,000円(飲み物つき) 友人が注文したのはキッシュのランチセット。栗とベーコンの秋のキッシュです。一口いただきました。ふんわり。秋の味覚~。 パティスリー・サダハル・アオキ・パリ Pâtisserie Sadaharu AOKI Paris東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリアB1F03-5413-7112営業時間 11:00~21:00(L.O.料理・デセール20:00 ケーキ・飲み物20:30)東京メトロ 千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩約3分 都営地下鉄 大江戸線六本木駅8番出口より直結 東京メトロ 日比谷線六本木駅4a出口側から地下通路→8番出口より直結駐車場あり(有料)イートインありアオキは生菓子以外も魅力的♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.10.21
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フランス菓子店 ノリエット の永井紀之シェフ経営のビストロ ル・プチ・リュタンが、今年6月に世田谷から下高井戸に移転。ランチをしました。本日のランチ 前菜 豚タン&ベビーリーフ パルマ産生ハム・イベリコのサラミ・鴨の胸肉・オリーブ スペイン風 トマトスープ(ガスパチョ) 三連の器はモダン。クロスの上に重ねたランチョンマット、ナイフレストというセッティングは、かなりカジュアル。 よくみかけるダックスフンド型ではなく、脚の長い犬型ナイフレストでしたよ☆ 食べやすく、お酒にあいそうな前菜 豚タンは臭みもなく柔らか。何の肉だか一瞬わかりませんでした。ヴィネガーでサッパリ。 ガスパチョと聞き、まさかニンニクたっぷり?とあせりましたが、こちらもあっさり。さらっとしたお味で一安心。冷たくて爽やか。癖がなく気持ちよくいただけます。 前菜の器を横からみるとおちょこ型 大きなナイフを使うと器が小さく不安定で非常に切りにくいので、この場合はフォークで突き刺し一口で食べるべきでした…(ナイフレストがありますので、もちろんカトラリーはワンサイズ) ランチメニューは2種類。+200円でコーヒーも。<ガレットランチ> 前菜・そば粉のガレット・ノリエットからのデザート(選択可)1,800円<本日のランチ> 前菜・パン・メイン(肉か魚)・デザート(選択可)1,800円 実はこの日、以前からブログで仲良くしていただいている静岡のヴェルデさんが東京にいらして、彼女とそのお友達とランチをご一緒することに。初めてお会いするというのに、お互いによく知っている気になるのがブログ友達の不思議さ お友達も私のブログを読んで下さっているということで(ありがとうございます)、話がはずみます。 お料理が出る間隔はゆっくりゆっくり。日曜ということもあり、テーブル席はほぼ満席。予約をした方がいいですね。隣席から「ガレットが」の声にぎょっ!そば粉のガレットについてのお話でした。岩手県産鶏モモ肉のプロヴァンス風ハーブソテー 私は鶏肉を。皮がカリッと焼けていて香ばしい♪スパイスがよくきいています。黒い粒々っとしたソースの塩味が美味しかったので何か尋ねると、スタッフがハキハキとした笑顔で「タプナードです」と即答。(こちらのスタッフは、皆さん物腰が柔らかで笑顔がとても感じいい) タプナード…聞き覚えはありますが、何だったかしらと思い更にお聞きすると、オリーヴをすりつぶし他に色々加えた南仏のソースとのこと。ああ、そうでした、オリーヴ。以前 ビゴの店 藤森シェフの タプナードという名のパンをいただいたのを思い出しました。そうそう。タラのムニエル キャベツの煮込み添え ヴェルデさんとお友達は、お魚。みるからにプリプリッ☆ ……。メインが並んだ時、微妙~な違和感が。なんとなく男っぽい印象。パッと見て、レストランで食事をする時に感じるウキウキする色味がないから?全体的に、色合いは薄茶色で統一…。といって、特に“秋”を強く感じる素材というわけでもないような? 最近、赤や緑など何らかの目を楽しませる色があり、ちょこちょこと異なる味が楽しめるような料理に慣れていましたので、非常に女性向きでない男っぽさを感じます 鶏肉が二つ、どん!ど~ん!とあり、底にマッシュポテト。お味はとても良いのですが、ひたすらお肉を食べ続けます。野菜も食べたい。初対面という遠慮が少々あり、一切れお肉とお魚を交換します?と言い出せなかったことも…。(本当はマナーとしてはお料理の交換はいけないのですが、きどらないお店で親しい人となら、ちょっと一口交換、というのは「あり」かと) 鶏肉がどかん!どかん!たっぷりのマッシュポテトでお腹が膨れます。 やや酸味を感じるパンは温めてあり、お料理とよくあい美味しい。バターなしでいただきます。 そして次は、ケーキ屋さんではいただけないデザート皿盛りを期待♪数種類から選択。フロマージュブラン 私はこれ↑ ようやく華やかな色合いが登場☆美味しい塩味を堪能し、甘い物が食べたくなっていたので、期待が膨らみます。!?…甘くない。生チーズ・フロマージュブランに、ベリー類とソース。これって家でもできる組合わせ?と思いつつ、もしかして中に何かハッとするようなソースが隠れているかもと思い食べ進みます。が、最後の最後まで甘くない。あ~、そうでした!フランスではチーズは普通甘くして食べないんですよー! 永井シェフが目指すのは、著書『パティシエ』の中で語るように『日本では触れることが難しい「フランス」に出合ってもらえるような空間をつくりたい』。甘くないチーズのデザート。ああ本当、まさにフランス文化。 この後ノリエットに移動しケーキを食べる予定でしたので、ここで甘いデザートでなくてもよかったのですが、食事の終わりとしては美味しいのに不完全燃焼…。ヴェルデさんは ノワゼッティーヌ…デザート皿盛りではなく、お皿にケーキがのっています。もちろん味は最高。日本酒も並ぶカウンター お店は世田谷の頃と比べ、こじんまり。引き継がれた重厚な色合いの家具のサイズでは若干窮屈。商店街のど真ん中の窓から目に飛び込むごくごく日常的な看板の数々に、ちょっと(かなり)違和感が 目隠ししてほしいです~。夜なら気にならないかも。(夜は看板が光る?)イスの後ろの鏡の上に並ぶ白木っぽい色のハンガーが、ごく日常的。 フレンチという言葉に感じる特別感を期待せずに行くのが正解。『近所の人がふらりとやって来て、ひとときを過ごし、そして、二度三度と足を運んでくれる』、下高井戸住民に愛されるお店だと感じました。 人が多く、店内の写真を撮りそびれました!ブログ「今日の下高井戸」さんのお写真を参考に。 階段の上に入口の扉が。以前は皿皿というパスタ屋さんだったようです。看板には「フレンチ食堂」の文字。 taverne=(古風な田舎風の)料理店、居酒屋ル・プチ・リュタン(Le petit Lutin) 東京都世田谷区赤堤4-45-10 安心堂ビル2F03-6304-3443営業時間 ランチ 11:30~14:30 (L.O. 13:30)ディナー 17:30~23:00 (L.O. 22:00) 定休日 水曜日 京王線・東急世田谷線 下高井戸駅西口徒歩1分松沢小学校 隣のビル 1Fは本屋 lutin=いたずら好きの、小妖精、いたずら小僧 そして私達はノリエットへ。気軽なフレンチ!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.09.22
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気軽にいただけるいなり寿司が現代的にアレンジされ、粋なお弁当に変身して目の前に現れました。みるからに、職人の技がぎゅぎゅっと詰まっている気配が。それがとっても可愛い♪四季いなり 源十 2009年5月いなりとおかず 化粧箱入り風呂敷包み 2,500円 季節はずれでごめんなさい~。この写真は春に撮ったもの。美味しい食べ物をリアルタイムでご紹介するタイミングを逃し、パソコンの中に写真が眠ってしまったのを復活させる 自称 [お蔵入りシリーズ] です。 化粧箱入り風呂敷包みのお弁当は、お得意様や楽屋への特別な方への差し入れを連想しました。四季いなり 源十 5月 筍の木の芽味噌和えのいなり こちらの品は、二子玉川や自由が丘から近い上野毛駅に、今年2009年5月にオープンしたばかりの 四季いなり 江戸料理 源十 のもの。 藤村俊二さんがオーナーの落ち着いた大人の雰囲気で知られる南青山のワインバー オヒョイ'ズ(O’hyoi’s)の料理長で、フレンチのシェフ夏目安彦さんがこのお店をプロデュース。現代的にアレンジされたこだわりのお味がおいなりさんの中で小宇宙を作り出しています。 いなり寿司は江戸時代から親しまれていて、天保の大飢饉の時には煮た油揚げの中におからを詰めて売り出したという史実が。源十では江戸時代の文献・料理人の技術を参考に、その おからいなり を可愛らしい一口サイズにし、油揚げの口を開いたまま季節の食材をのせる形に。とってもキュートです。 化粧箱入りの方は大勢で分けて食べましたので、次は来客時の自宅用に。四季いなり 9個入り 2009年5月 1,350円 ひとつひとつ丁寧に作られていますよ~☆眺めて楽しみ、ぱくっ、と口へ。アボカドと蟹とか、煎り卵と蕗の昆布〆とか、組み合わせも面白い~。 大豆・油揚げ・お米は、こだわりの素材としてパンフレットに説明書きがありました。おからが詰まっているおいなりさんの名前は「古」と書いて「いにしえ」。定番商品の名は「時知らず」。風情がありますね のせるお皿は、現代的なものがあうと思い、この形を。急いでいましたので、下の紙を取り忘れています。はずすべきでした量が少ないかと思いましたが、意外におなかがふくれます。いなり寿司を食べているというよりは、しっかり和食をいただいた満足感が。 3ヵ月が過ぎ、一つ一つの味の細かな感想を忘れてしまいましたので、お伝えできないのが残念~~! 9月中には秋のメニューに変わるそうです。 この秋の味覚を楽しみたいですね。お弁当の種類もお値段も色々ありますので、ぜひいらしてみて下さいね~。四季いなり江戸料理 源十 (げんじゅう) 東京都世田谷区中町3-25-16 MNビル1F03-5758-5557営業時間 10:00~20:00 (売切れ次第閉店)定休日 年中無休東急大井町線上野毛駅より徒歩7分お持ち帰りのみ いなり寿司現代版は粋!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.09.05
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渋谷から電車で一駅。池尻大橋駅から三宿・三軒茶屋方面へ歩くと、国道246号からほんの少し引っ込んだ所に斜めに入る脇道があります。その角に“フランス料理をベースにした和食フレンチの創作料理”というコンセプトのビストロが。鴨肉のロースト 訪れたのは Cuisine濱下(キュイジーヌ濱下)。「はました」というのはシェフのお名前のような感じですね。ランチは満席のため時間をずらし、1時20分頃に入るとちょうど他のお客さんたちが帰りかけていて、ゆっくりと食事が楽しめました。 こんなところにいつの間にお店が?と、秀吉の一夜城のような驚きが。かなりインパクトのある外観ですが、大通りから少し下がっているため気づきにくいのかも。昨年(2008年)12月のオープンだそうです。スタイリッシュなお店は、もっと都心に似合いそう。池尻・三宿のあたりは、昼間は何があるわけではない普通の町ですが、夜になると点在する素敵なお店に人が集まってきます。都心から近く便利な場所ですので、隠れ家的要素がたっぷり。 “創作料理”の言葉には大きく当たりハズレがあるような気がしないでもないですが、ネットでの評判の良さと美味しそうという勘を信じて中へ。 鴨に添えて ネギ、ベーコン、ジロール茸 お昼はパスタランチセット(1,000円)と日替わりランチコース(1,400円)の二種類。パスタも日替わりのメインも、プリフィクス方式で数種類から選べます。私は日替わり、鴨肉のローストを注文。 鴨はジューシー。かみごたえがあるのは鴨の特長ですが、嫌な脂っぽさは全く感じません。つけあわせにフランスのキノコ「ジロール茸」が。まぁ♪夏から秋にかけての旬の食材。食感はエリンギと少し似て歯ごたえあり。 キノコ ジロール 夜のメニューも黒板に手書きされていて、それをちらっと見るとフレンチ食材が所々に。おっと、グルヌイユもある~~~!!!…。カエルです。ぎゃー!これだけは絶対に食べられない もちろん昼にはそんなものは出ませんが、素材にこだわりがあるのは伝わってきます。チラシには「旬の食材・有機野菜を使ったメニュー」とあり、これはポイントが高い。スイカのポタージュ 順番が前後しましたが、最初に登場したのはミニミニスープ。デミタスほどのサイズです。見た感じは伊勢海老のアメリケーヌを連想させる色合い。これが驚きのスイカのポタージュ口にいれるとスパイスの香りが広がり、その核となるのは確かにスイカ。面白い~。冷製といってもキンキンに冷えてはいないのでいただきやすく、去りゆく夏を惜しみます。胡椒がきいた強い味のため、この分量で正解。 前菜が終わる頃にお店で焼いているというパンが登場。中心まで温かく、ちぎる時に変形する弾力が。ほんのり甘さを感じますので、バターなしでいただきます。 前菜 さんまのマリネ 肝ソース これが美味しかった!↑ さんまのマリネ。鴨肉も食べやすくよかったのですが、最も印象に残ったのはさんまです。お酒なしでいただいては申し訳ないくらいにお酒にあいそうな前菜。肝を使ったソースの苦味が、強く食欲を刺激。 メインは次の中から選びます若鶏骨付もも肉のコンフィ(+100円)、ビーフストロガノフ バターライス添え(+200円)、鴨肉のロースト(+300円)、鶏モモ肉のグリル、スモークサーモンのポワレ。若鶏骨付モモ肉のコンフィ ビーフストロガノフ お肉料理が多い。どちらかというとお肉の方が得意なシェフ?それとも夏のこの時期にはしっかりお肉が食べたくなる人が多いと読んでの戦略かも。あるいは、このあたりのお客さんはお肉を好むのかもしれません。R246をはさんだ反対側にはステーキハウスもあります。 ビーフストロガノフも薄切り肉ではなくお肉の塊がゴロゴロ。ビーフストロガノフはロシア料理・パスタはイタリアン?…そこは創作料理ですから気にしません。ただ、男性が食べるにはビーフストロガノフに添えられたバターライスがとてもお上品な分量のため、コースのあとで「まだラーメンが一杯食べられる」状態になってしまうのはいたしかたなし。 ところで、果物のコンフィといえば砂糖漬け(オレンジピールやマロングラッセなどをイメージしてくださいね)ですが、お肉のコンフィってどういう調理法だったかしら? …注文時にわからないことがあれば、その場で尋ねてみるに限ります。「低温の脂で揚げて、あとで皮がカリカリになるようにしたもの」と即答が。中は柔らかく、まわりがカリッと。おいしそうですね~。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~クレームブリュレ ミント風味 上には洋梨のスライスが デザートはどうされますか?との問いで、ミント風味のクレームブリュレを。実はミントやハーブはあまり得意ではないのですが、この日のようにカンカン照りの真夏日には、口の中がサッパリしそうで食べたくなります。平たいお皿で登場。焦がしたお砂糖の膜は薄くパリッと割れ、軽やかでいい感じ。中の刻みミントがスキッと効果的に香ります。バナナロールケーキ ロールケーキを頼んだ人は…。ブリュレにすればよかったという感想。普通。手書きメニュー 帰宅後にメニューの写真を見ると、右下にデザート:チーズケーキの文字が。?もしかして「本日のデザート」を頼まなければ、コースに小さいケーキがついていた?謎です。いえ、これだけ充実したコース内容で、このお値段でデザートまで出るはずはありませんね。そこまで欲張ってはいけません。 食べ終えた時の印象は、「もう少し野菜をたくさん食べたかった」。最近メタボを怖れ、“食事の最初にできるだけサラダなどの野菜を多く食べる”という習慣になっているせいかもしれません。有機野菜をお使いということで大量に出すのは予算的に難しいでしょうが、ランチコースのオプションとしてグラスワイン(+500円)、デザート(+600円)のように、+いくらかで温野菜またはサラダがあるともっとよかったかな~。…こちらの客層は、メタボを気にする年齢よりもっとずっと若い? 外からみると窓が小さく、中は薄暗いのではとの想像に反し、サイドの窓が大きいため店内は意外に明るく広々としています。隣の席との空間も十分。17席とこじんまりしています。夜はかなりいい雰囲気になりそう。カウンターに二人並んでも、また一人でふらっと立ち寄っても。Cuisine 濱下 お店はR246からほんの少し下がった所に 創作料理といっても、奇抜なものを先鋭的に作る攻撃的な印象よりは、既存の料理にシェフのこだわりをプラスし、ジャンルに関わらずお客さんが楽しめるお料理を創り出す柔軟な姿勢を感じました。雰囲気がとてもよく、スタッフの対応も柔らかくて心地よい空間を楽しめましたので、また行きたいと思うお店でした。 入口 Cuisine 濱下(キュイジーヌ濱下)東京都世田谷区池尻2-36-1103-3412-5511 営業時間 11:00~14:00(L.O.) 17:00~22:30(L.O.) 定休日 月曜・第三日曜東急田園都市線池尻大橋駅より三宿方面へ徒歩5分予約をおすすめします池尻や三宿には隠れた名店がぞろぞろ☆と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ
2009.08.30
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月島の駅を出るとすぐ現れる通称「もんじゃ街」には、道の両側にもんじゃ焼きのお店がいっぱい。なんと約75店舗ものもんじゃ屋さんがひしめいています。こんなにたくさんあって、よくお客さんのとりあいにならないわねー、と感心しながら夕暮れ時の街をもんじゃを求めて歩きます。つきしま 小町 『コンビーフもんじゃ』 950円 じゃ~ん!すっごい写真でしょう。はみ出ていますね。 この日は、夫と二人で宝塚歌劇 「太王四神記 II」 の夜の部を観劇。その前に、有楽町から電車で3つ先の月島へと足を伸ばし、もんじゃ焼きで少し早めの夕食を。 ずっと食べに来たかった月島のもんじゃ。なんとなく夏のイメージがあります。(私は飲めませんが)ビールにあいそう。10年ほど前に一度この街で食べたことがあります。その時は一人だったのと、記憶が薄れているので期待がふくらみます。 訪れたのは、つきしま小町。夫に食べログで評判のいいお店を探してね、と頼んだところ、ピックアップしたのがこのお店。 入口には、「つきしま小町 もんじゃ」とだけ書かれたのれんがかかっています。他に何の表示もないので、一見さんには入りにくい雰囲気…。と思った瞬間には夫は扉をあけていました。躊躇しないのね。まぁ、助かります。つきしま 小町 建てかえたのか?新しい店構え。 店内はスッキリ。思ったより広々とした空間に天板を囲んで何組かお客さんが入っており、所々の空席には「予約」のカードが。夕方5時ごろでしたので、するっと席につけました。よかった。その後、次々とお客さんが顔をのぞかせては「予約でいっぱい」と断られていました。この時間に入って正解。 すぐに注文した『餅・明太・チーズもんじゃ』が目の前に。二品頼んでも一度に焼けるのは一種類ですので、最初にひとつ、食べ終えるともう一つ持ってくる方式。(同じ品を二人分頼むと、まとめて焼いてしまうようですが) あっ!という間に山は崩され、焼き始めてしまいましたので、残念ながら焼く前の写真を撮りそびれました一番上の写真は二品目の『コンビーフもんじゃ』。その姿からご想像下さいね。同じように大迫力で具がはみ出ていました。 当然焼き方がわからないので、おかみさんにご教授いただきます。「ドンブリまっすぐ持っててね~。ちょっとでも傾けると中から汁が出て危険ですよ」片手で持つドンブリが重そう。汁が天板にこぼれると、跳ねて危ないようです。『餅・明太・チーズもんじゃ』 1,250円まず最初はキャベツを置き、明太子やお餅は外側に。「どてを作って、(汁は)3回で入れてくださいねー」と、威勢のいい声がとんできます。なんだか非日常的。いい感じ 大阪や広島のお好み焼きは非常に有名ですが、東京ですべての人がもんじゃ焼きに親しんでいるかというとそんなことはなく、完全に下町名物。そのため、観光気分でわくわくする思いで焼き上がりを待ちます。…ん?焼き上がりってどういう状態? 月島もんじゃ振興会でいただいた もんじゃ屋さん地図 キャベツを“こて”で切るように、と指示があり、それから全体をまぜまぜまぜまぜ…。 隣の席の若い男女も、もんじゃ初体験のよう。おかみさんの「ハイ、オッケーです」との焼き上がりの合図に、イマドキの服装の男の子は「オッケーでましたっ!」と、つられて勢いよく答えていました。素直。 こちらは佳境を迎え、できあがる直前にチーズをのせます。チーズがとろ~んと溶けたらOK。 小さなヘラで直接口に運びます。あち、あちあちちっ。 おお!これが本場・月島のもんじゃ焼き。 濃く味がついた生地にはぷちぷちと明太子が散らばり、柔らかくなったお餅とチーズの三重奏は、実にベストな組み合わせ。もち~っとのびる食感と少し焦げかけた生地の香ばしさ。これは想像以上の美味しさ最初はのびるのびると楽しみ、後になるとぱりぱりっと焦げてくる薄い生地をはがしてそのペリペリ感をじっくり味わいます。夕食にはやや早い時間なのに食欲をそそる匂いにひかれ、どんどん食べ進む私たち。いえ、猫舌気味の夫を後に残し、気づくと私の方がたくさん食べていました!あらたいへん。 一枚ぺろっと食べ終えると、冒頭の写真の『コンビーフもんじゃ』が登場。何故コンビーフを頼んだの?と尋ねると「いや、最近食べてないかな、と思って。」ごもっとも。確かに久しぶりのコンビーフでした。こちらは普通においしい。二枚目のため、所々アドバイスをうけながらも自分で焼きました。 斜め後ろの席では『餅明太チーズもんじゃ』と並んで人気の『小町もんじゃ』(海鮮Mix 1,300円)を焼き始めていました。ものすごいボリューム! 一時間あまりで一気に食べ切って、大満足で駅へと戻ります。黄昏時の 月島西仲通り商店街 もんじゃ街と高層ビル この商店街だけでも見に来る価値あり。昭和で時がとまったような、今の東京にまだこんなお店が残っていたの!?と驚く昔ながらの町並みです。 洋装品店、文房具屋さん、食器屋さん、おもちゃ屋さん、ふとん屋さん、駄菓子やさん…。そうそう、昔はこういうお店が一軒ずつ軒を連ねていましたっけ。なつかしい~感じのたたずまい。昔ながらの商店街は貴重 ただこのレトロな商店街は、この一列だけのテーマパーク状態。一歩裏の道を見ると空き地も目立ち、どんどん新しい建物が建ってくる気配。この街は明治村のように都会の真中に残された歴史施設のよう。(いつまでも残っていてほしい!) 大満足のお腹をかかえ、少し切ない気分でメトロに乗って東京宝塚劇場へと急ぎます。月島 もんじゃ街の脇の露地 家と家とをつなぐ渡り廊下?奥には超高層ビルがそびえ立つ 商店街のお煎餅屋さんで、月島もんじゃソース味おこげ煎餅を購入。 月島もんじゃ焼きつきしま 小町東京都中央区月島3-20-403-3531-1239 営業時間 11:00~21:30 都営大江戸線 月島駅・勝どき駅より徒歩約5分東京メトロ 月島駅7番出口予約をするか食事時をずらしていくのがおすすめです月島もんじゃ街に行ってみたい!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログ へ
2009.08.28
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ハンバーガーを最後に食べたのはいつでしょう?とっさに思い浮かばないくらい、最近は縁遠かった存在。もしかしてここ10年くらい食べていないかも。。。ひょんなことから北青山のアメリカンダイニングで本格派の神戸バーガーをいただくことに。神戸バーガー 1,000円 (ダブルは1,400円) 今年から、食べ歩きブロガーが集まるポータルサイト「ブロぐるめ!」に参加していますが、その『食ブロガー勉強会』の帰りに、皆さんとご一緒に遅い時間の夕食を。 こんな時間にがっつりお肉を食べて大丈夫?!と一瞬ひるみ、クラムチャウダーやサラダにうろうろと目がいきます。でも、このお店の代表メニューは、どうやら『神戸バーガー』らしい…。ええい、食べてしまえ。 おしゃべりに夢中になっていましたので詳しくレポートできませんが、それでも口にするとぎゅっと詰まったお肉の味に、思わず「おっ!」と手元を見てしまいました。牛肉以外、余計なものは加えていない感じ。玉ねぎなどが入るふんわりした家庭のハンバーグとは全く別物。あら~、“お肉”を意識してハンバーガーを食べたのは久しぶり。はるか昔にサウサリートで豪快に食べたハンバーガーの香ばしく焦げた味がふっと記憶の底から一瞬よみがえります。(あの時は、日本で食べているハンバーガーと全く違う!と肉の存在感の大きさに驚いたものですが)アメリカ~~。 押し戻してくる力のあるバンズにシャッキリ歯ごたえのよいレタス、トマトにお肉とソースがからまって、シンプルながら印象に残る味わいでした。はぁ。ハンバーガーっておいしい。いえ、このお店だから美味しいと思ったのかもしれません。 ハンバーガーを上品に食べるのは難しい。フォークとナイフで削るように切って口に運びます。センターの串は差したまま。最後まできれいにいただけました。 右隣の方は、ハンバーグステーキ。メニューをみると黒毛和牛100%のようです。ジュウジュウジュウゥゥ…。 左隣の方は、神戸バーガーにドライカレーをトッピング(+150円)。トッピングは他にワカモレ(アヴォガドで作ったメキシカンサルサ)、目玉焼き、チーズなど色々。 なぜ斜めに? こだわりのブロガーさんは、あっという間に更に美味しく見えるようにとバーガーを斜めにずらし、ドライカレーをかけて演出。写真を撮る前に演出するのね~~!お勉強になります。 こちらのお店には、他にも『ケージェンラムバーガーとローストパプリカ』とか『ベジタブル“ラタ”サンドイッチ』、『パスタ』、『ガテマラ風タコライス』などバーガー以外のメニューも豊富。 シェフはロサンゼルスマガジンでTOP10に2度選ばれたMICHIさん。トップ10って、全米で上から10人の人気シェフ!?アメリカの(本物の)セレブリティが顧客だったとか、元はホテルでフレンチのシェフをされていたとか、情報の断片が目や耳をかすめます。壁にもなにやらストーリーのありそうな写真が貼ってあります。ゆっくり取材に伺いたい~~。 場所は、青山ベルコモンズの左側のすぐ裏。カウンター中心のこじんまりとしたお店です。同行した人のお話では、付け合せには『生のイモで作るフレンチフライ』M 350円・L 600円がおすすめとのこと。カウンターに、じゃがいもがごろごろと籠に入って置かれていました。 「神戸バーガー」の名は、MICHIシェフと神戸牛精肉会社の山晃食品(株)のプロデュースによるところからきているようです。E★A★T (読みはイーエーティー)東京都港区北青山2-12-27 ハレクラニ北青山1F03-6459-2432営業時間(月)~(土)11:30~15:00、17:30~22:30(日)11:30~15:00 東京メトロ銀座線 外苑前駅3番出口から徒歩2分テイクアウト可。包材代+50円(容器持参の場合は不要)本格的ハンバーガー、美味しそう~!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home へ
2009.08.25
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「都心でランチする?」と友人と誘い合わせて青山へ。彼女とはいつも地元でささっとお昼ということが多いのですが、その日は仕事が休めると聞き、たまには違った街へ。サックリふんわり 「あべ鶏」の油淋鶏 [ユーリンチ(ュ)ー]甘酢でさっぱりベビーリーフ添え 銀座・恵比寿・東京駅・中目黒など色々な候補の中から便利な青山(表参道)へ。この日は“カジュアル中華”気分。もしすごく暑くなっても中華なら気持ちよくいただける気がしました。(日中は太陽が輝くものの、秋風?と思わせるひんやりした風も少し。今年の夏は変な気候) 表参道駅から渋谷を背にして青山通りを5分ほど歩きます。Chinese Restaurant Essence (チャイニーズレストラン エッセンス) メインが選べるプリフィクスランチ 1,470円 2009年8月5日 外食では、普段家で食べない珍しいもの・味が想像しにくいものを選びたい☆そこで、日替りメニュー叉焼と花ニラのふわとろ玉子炒めと「あべ鶏」の油淋鶏を、二人で分けることに。メインは他に麻婆豆腐・海老のチリソース煮・いろいろ野菜と生湯葉の温サラダ 少し待つと、目の前にトレイが運ばれ、どーんとまとめて料理が現れたのには驚きました。どれから食べましょう?まずはスープ。冬瓜の塊のとろんとした食感から。二十四節気の薬膳スープ 大暑 7/23~8/6冬瓜、トマト、金針菜、冬菜、豚スネ と、壁に説明が貼ってあります。このスープで、この季節に期待される効能は何々と解説も。 お店の入口には薬膳に使われる食材?が入った瓶がずらっと並び、手書きのラベルがいい雰囲気。 今回、このお店に来たかったのは、オーナーシェフ 薮崎友宏 氏の“国際薬膳調理師”という肩書きに、ヘルシーな中華料理という印象を持ったため。意外に食べる機会がない薬膳。美味しくて体に良いものであれば、試してみたい♪ 二十四節気=太陰暦を使っていた時代、一年を24に分けて季節を現したもの。日付は毎年少しずつ変化。大暑(たいしょ)は夏を表す6個のうちの最後の一つ 小菜三種類盛り合わせ 本日の焼き物(鶏)・本日の冷菜(お漬物のようなもの)・本日の点心(水餃子) 「黒酢でお召し上がり下さい」という説明通りに水餃子をいただきます。手作りっぽい厚みのあるもっちりとした皮とジューシーな具。一瞬 “熱々でない小龍包” をちらっと連想。(小龍包ほど汁がピュッと飛び出してくる感はありませんが、なんとなく頭に思い浮かびました)黒酢でさっぱり感がプラスされ、あと2,3個食べたい感じ この小菜を箸休めに、黒米入り雑穀のお粥をいただきます。(白いご飯も選べます。大盛無料)こちらはやや強めの塩味。汗をかく夏にはこのくらいでちょうどいいかな、という味付けで、意外にたっぷりと量があり、食べ応えあり。温かいお粥がどろどろ~んとした食感で、ゆるい満足感を誘います。なんだか体に優しくしみこんでいくような…。そういえばお粥を食べるのは久しぶり。全てのお皿が空になる時には、けっこうお腹一杯に。空腹の男性には少なめの量かもしれませんが、私自身はこれで十分。ちょうどいい量でした。お粥 食欲をそそる色…とはいえませんが、食べやすく、量が多くても完食 ◆ランチの予約を問い合わせると、3,500円のランチコースを注文する場合のみ予約を受けるとのこと。行列は嫌、と思いましたが、11:30の開店と同時なら入れそうか状況を尋ねると、混むのは12時少し前からで、開店の頃に行列ができることはまずないというお返事が。(当日お店でも感じましたが、スタッフの応対は明るく丁寧で、とてもいい印象) ということで、この日は11:30に入店。他には女性4人組だけで、がらんとした店内が意外。カジュアルなカフェといった雰囲気にクーラーがよくきき、思わず上着をはおります。この時点では広東料理のお店に来た、という感じは全くしません。 ところが、12時近くなると、来る来る来る来る、どこからともなくぞろぞろと人が入ってきて、あっという間に満席に。お店が一気に活気づきます。若い女性同士が多いものの、年齢の高めの女性グループも居心地が悪い感じは全くありません。近くの男女二人も溶け込んでいる様子。男性二人連れは、お店の外の席に。今年はそう暑くないので、日よけの下なら大丈夫。◆本日の日替わり 叉焼と花ニラのふわとろ玉子炒め これはちょっと惜しい。私の好みでは、もうあと少し火が入る手前でとめてほしかった!面白かったのは、この汁なし坦々麺 うわ~、ほんの一口。と、小鉢で出てくる量の少なさに驚きましたが、これは非常にインパクトあり。夜に再訪したら、必ず注文しそうな勢いが。 一瞬、メキシコ料理かと思った不思議な味わい。何だろう~??記憶をさぐります。チーズ?ではないはずですが、チリパウダーやタコスのようなイメージ。幅広麺はパスタのようでもあり、面白い!ナッツの粒々がカリッと口の中で砕け、アクセントに。この小さな一品が最も印象に残りました。 なつめ 「箸置きはなつめで、そのまま食べれますよ」、とお店の方が。ほんとだ~。ドライフルーツのなつめです。ぱくっ。薄い皮は硬いけれど、実には甘さが。種を食べないよう注意。 あ!しまった。デザート写真撮り忘れ!小さなコーヒーゼリー風の黒いぷるんとした物が目の前に。喉のお薬になる羅漢果を使っているということで、甘さがほとんどなく、薬膳っぽさを盛り上げます。面白いですね。Essence 外観 茂みの奥は外の座席 この後、表参道の反対側に歩き、ケーキとお茶を。イタリア菓子・ウィーン菓子・ハンガリー菓子・フランス菓子の、どのお店に行ったでしょう~? 金針菜 花ニラ なつめChinese Restaurant Essence (チャイニーズレストラン エッセンス)東京都港区南青山3-8-2 サンブリッジ青山1F03-6805-3905営業時間 月~金 ランチ11:30~16:00(L.O) ディナー18:00~26:00土・日・祝 ランチ11:00~17:00 ディナー17:00~21:30(L.O)定休日 なし ※ 2009年8月23日(日)・24日(月)は夏季休業東京メトロ 銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅から徒歩5分または銀座線 外苑前から徒歩5分青山ベルコモンズの斜め向かい側(表参道寄り)に立つavexビルとコンビニ「ポプラ」の間の細い道(長者丸通り)を入ってすぐ右薬膳で体の中からすっきりと!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ
2009.08.06
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新宿タカシマヤのサロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコ で、今田美奈子先生主催のランチパーティーがありました。ティールームのメニューに軽食はありますが、この時はしっかりコースのランチを。メニューにのっていないそのお料理とは。サロンの雰囲気については ↓こちらをサロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコ2009年7月26日 オードブル かつおのテリーヌ トマト、かつおのたたき、焼きナスを組み合わせたテリーヌ。炙ったかつおの香ばしさが強く、ナスがとろんトマトの冷たさが今の季節に心地よく、バルサミコの甘さとオリーブオイルでさっぱりと。フォアグラのプリン 見た感じは、少し色が暗めの、まさにプリン。スプーンにやや硬めの手ごたえがあります。 濃厚フォアグラがねっとり…を覚悟していたのですが、意外に食べやすくあっさりとしたつくりに。底にはカスタードプディングと同じようにカラメルが敷いてあり、ほとんど甘さを感じないのにカラメルのほろ苦い風味はしっかり口の中に広がります。食べている時はかなり甘さ控えめかと思いましたが、最後に残ったカラメルだけをすくって口にするとほんのり甘い。お菓子のようでいてお菓子ではない、不思議な一品。かつおテリーヌ フォアグラプリン 底にカラメルが 何故、ティールームなのにお料理が? こちらのサロンでは、奥はガラスの扉で仕切って20~30名程度の貸切が可能。サロンの通常のお食事メニューは、『キッシュ』『鶏肉の赤ワインビネガー煮』『スープ』などの軽食。それらは、お飲物がついて1,500円前後で、一日中注文できます。 貸切の場合には、事前に打ち合わせをし、通常の軽食とは全く違うケータリングのお料理をとることができます。 なるほど!これは賢明な方法。ケーキとお茶を楽しむティーサロンに、常にコース料理のメニューを揃えておくことはお店の負担も大きく、また数も読めず無駄も多いでしょう。必要な時に必要な分だけをお取り寄せ。非常に今日的なシステムですね。メニューにないお料理を楽しめるというのも魅力的です 金目鯛・大根の煮込み・マッシュポテトとあさつきのソース 非常~に薄味。熱々の大根はジューシーで、ブイヨンと一番だしの味がふわっ。余計な物は加えず、塩が全てを決めている印象。素材の味をそのまま生かそうとする思いを感じます。ソースは、もったりとしたジャガイモのスープを連想させるお味。 フランス料理が和食に近づいているこの頃。最近では、フレンチの有名店でも和の素材が使われるようになっていると今田先生が解説されます。今回は、“今、時代にこういうものもある”ということでお楽しみいただければ、というお話でした。金目鯛と大根 パン どちらかというと私自身は和洋折衷のスタイルは苦手で、あえていただこうとはしていませんでした。確かにこうした形で提案されると、素材自身の味を生かすことを第一に考えたフレンチ、というのは今の時代にあっているように思えます。ココナッツのブラマンジェ ぶどう添え …ということは、この黒いソースも和のテイスト?いただいてみると、ちょっとびっくり。なんと黒蜜でした~!これがまたいい感じにブラマンジェとあう、あう。白と金のシンプルな食器は、全て今田先生の紋章つき(オリジナル) 今田先生は、伝統を大切にするというスタンスでありながら、それに固執することなく現在の傾向もしっかり捉え、使えるところは使っていくという柔軟な対応をされています。その姿勢から、多くを学ばせていただいています。サロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコSalon de thé Musée IMADA MINAKO東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 新宿タカシマヤ4F03-5361-2992営業時間 10:00~20:00(土曜日は20:30まで)定休日 なし(新宿タカシマヤに準じる)JR・小田急線 新宿駅新南口から徒歩すぐ新宿タカシマヤ 地図・駐車場案内お菓子・お教室に関するお問い合わせ先今田美奈子食卓芸術サロン03-3376-6011受付時間 10:00~18:00 展示品をゆっくりご覧になりたい時は、午前中または夕方5時すぎがおすすめです。場所は4階の婦人服売場の奥、東急ハンズ寄りです。 4Fフロア地図ランチパーティのサプライズ に続きますサロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコ もくじ 『お祝いのシュガーケーキデコレーション』 『貴婦人が愛した食卓芸術メニューにないお料理は魅力的!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓↓こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.07.27
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「主婦ランチがしたい」と海外赴任から一時帰国中の友人のリクエストがあり、青山へ。この日はいかにも梅雨という感じで、雨が降ったりやんだり 途中強く降ったりもしていたので、できるだけ濡れずに行かれる駅近くの感じのいいお店を選びました。 出かけたのは、リストランテ フェリチタ(Felicità)。当日の朝10:30に予約をいれましたが、到着すると満席でしたので、直前でも予約をいれておいてよかった~。青山 フェリチタ 2階 前菜盛り合わせ 左上から順に生ハム&いちじく、野菜のテリーヌ、ゴーヤ入りオムレツのようなものツナ&りんご甘煮とクルトン、カプレーゼ、白身魚のカルパッチョサーモン、ズッキーニ&バルサミコ酢、ホタテの燻製 ゴーヤはあまり苦さを感じなくて食べやすいお味。野菜のテリーヌが綺麗♪何より見た目が可愛らしく、イタリアンの前菜をちょこちょこといただける楽しさが☆ バジルのパン 一階のバーでも軽く食事ができます。(1,200円ランチあり)二階・三階がリストランテ。 この日はおしゃべり中心。二階でゆっくりお食事を。二人とも前菜・パスタ・デザート・飲物の1,900円ランチ(+10%サービス料で2,090円)を選択。他に、お肉や魚のつく 3,700円、5,000円、8,000円(各々+10%サービス料)など。ランチメニュー パスタは三種類の中から選びます。 私は、見慣れない名前の温かいパスタを。説明を伺うと、自家製パスタの名はキタッラ。サルシッチャというソーセージを崩したような豚肉とからみ、オリーブと共にしっかり塩味。キタッラはパスタというより焼きそばのような食感。二色になっていました。 こういう場合、たいてい私は知らないものがあるとそれを注文したくなります。それで大喜びの時と、オーソドックスなものにしておけばよかった~!と後悔する時と色々ですが、やっぱり外食は珍しいものを食べたくて友人が注文したのは、ナス・豆・海老の冷製パスタ。 友人も私も感じたのは、第一印象が冷製パスタの清涼感・透明感をあまり感じさせず、ナスがもたもたっとして見えたのがちょっと残念。温かいパスタにありそうな見た目でした。あ、でも見た目の話だけで、友人は残さず食べていましたので、美味しかったのだと思います☆キタッラ ナスの冷製パスタ デザート オードブルのワクワク感に比べ、色合いがちょっと地味かな~。でも、美味しかったですよ♪パイナップルのシャーベット、濃厚なプリン、パネトーネの間にマスカルポーネが。青山 フェリチタ カプチーノ 飲物は、コーヒー、紅茶、カプチーノ、エスプレッソから選べます。カプチーノにはちゃんとお絵かきもしてあり、心をくすぐられます。 青山のこの雰囲気でこれだけしっかりいただいて 2,090円は嬉しい。気取らない楽しい主婦ランチに話が弾みましたフェリチタ 二階の座席はゆったりした間隔で落ち着いた雰囲気 カップルでお食事をしている人たちが数組。あとは女性同士が多かったです。表参道駅から本当に近く、雰囲気もよいので、こういうお店を一軒知っておくと便利ですね。予約をしてから行かれるのがおすすめ★ 青山 リストランテ フェリチタ 青山通りから入ってすぐ 静かな雰囲気左にはキルフェボン青山店が。フェリチタ(Felicità)東京都港区南青山3-18-403-3408-0141(予約専用番号)営業時間2F・3Fレストラン 11:30~13:30(L.O.) 18:30~21:30(L.O.) 1F BAR 18:00~ 定休日 月曜・祝祭日 東京メトロ銀座線・半蔵門線 表参道駅A4出口から徒歩2分 地図フェリチタ最新情報(ブログ)ランチがお得♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.07.05
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ランチタイムを過ぎてしまい、変な時間に小腹がすいて困った…と渋谷でうろうろ。こういう時に便利なのが、だし茶漬けのお店 和食屋の惣菜 えん。東急のデパ地下、東急フードショーの端っこにあります。和食屋の惣菜 えん 初夏限定季節のだし茶漬け 『焼津産初がつおのにんにく醤油だし茶漬け』 780円 だし茶漬けは全て、お漬物と小鉢2品つきのセット。650円~900円程度で、食券を買って入る気軽なお店。 和惣菜のお店、というだけあって、だしにこだわりが。昆布といりこに加え、時間差で宗田節、鯖節、鰹節を加えた和風だしに、鶏がらスープを合わせているとのこと。だしは急須に入って登場。 季節のだし茶漬け(セット) この日の小鉢は、胡麻だれのかかった豆腐と筍のかか煮。 カウンターとテーブル席は、私がよく行く平日午後2時半すぎくらいの半端な時間帯でも、一人ふらっと立ち寄ったといった風情のお客さんが次々と入れ替わります。デパ地下の一角ということもあり、女性客が多い感じですね。一人で食事をするのが苦手な方でも、ここなら大丈夫 だし汁をかけたところ だしをかけるとかつおの周りがボォ~ッと白くなり、食欲をそそります☆いつもは『蒸し鶏と青菜のだし茶漬け』を選ぶことが多いのですが、この日は季節限定品を。 強烈に香るというわけではなくて助かるにんにく醤油に一緒に漬け込まれたタマネギもサッパリ感を助けます。だしはもう少し量があった方が嬉しいかな~。ちょうどぴったり、といった分量。まさに「小腹がすいている時にいい感じ」。おすすめのお店です 和食屋の惣菜 えん だし茶漬けの詳しいメニューはこちら だし茶漬けがいただけるお店のすぐ隣には、同じお店が経営する惣菜 えんがあります。ここで『ごろごろ野菜のじゃこきんぴら』とかコロッケとか、お惣菜やお弁当などを時々買っています便利ですよ~。抹茶や玄米緑茶、豆乳を使ったソフトクリームや豆乳じゅーすのコーナーも併設。和食屋の惣菜 えん(渋谷東急フードショー店 ) 渋谷区渋谷2-24-1 B1F03-3477-4484 営業時間 10:00~21:00定休日 なし(東急フードショーに準じる)お店の場所は、サンジェルマンタンドレス(パン屋)の並び渋谷マークシティ イーストモール地下一階連絡通路(井の頭線渋谷駅連絡口)からすぐイタリアンジェラートで人気のパリヤの向かい ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~話は全くとびますが、さきほどTV「人生が変わる1分間の深イイ話」を見ていましたら、今回は“旨イイ話”。出演者全員一致でこれは美味しい、と太鼓判を押したのが、お茶屋さんが作る上質な抹茶を使った抹茶バターケーキ 『抹茶満月』。お取り寄せはあまりしたことがないのですが、抹茶をたっぷり使った上品なお味という講評を聞いているうちに、すごーく食べてみたくなって、検索。想像通りものすごい反響。売り切れ、売り切れと、申し込む片端からアウト。9月お届けくらいまで追いかけて、リタイアしましたよ~すごいことになっているようです。そのお店のHPは→ 茶の環さきほどはまだ注文を受け付けていましたが、今見るとやはりパンク状態。島田紳助さんの影響力はすごいですねー。むむむ、手に入らないと思うと、ますます食べてみたくなる!? ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~サッパリ だし茶漬けが食べたい!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.06.15
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お皿に残ったソースをパンでぬぐって最後まで食べきる…。そんなクラシックな食べ方をしたのは久しぶりかも。 懐かしく、そして美味しい時間を与えてくれたのは、帝国ホテル東京 トラディショナルダイニング ラ ブラスリー。インペリアルタワーの地下にあります。 クリームソースがクラシック♪2009年4月1日 メイン『そいの白ワイン蒸し 菜の花のクリームソース』 じゃがいものピューレ添え 淡白で身がぷりぷりっとした白身魚の「そい」。弾力があり嬉しい食感コッテリというほどはしつこくなく、サラッとしすぎていない適度な濃度のソースをからめていただくと、古典的なフランス料理が現代でも美味しくいただけるのがよくわかります。食べやすいように作り方は現代風に微調整されているのでは、と思えるような、“ちょうどよさ”。クルミのパンなど、シンプルなパンをちぎってはソースをぬぐい、ちぎってはつけて。これがまた美味しい♪ 参考・黒ソイは白身魚 この日はお友達とランチ。アールヌーヴォー様式のダイニングということで静かなお店をイメージしていましたが、ちょっと違います。広々とした店内は平日ビジネスランチの男性客が多く、スーツ姿がめだちます。お昼時は、想像以上に活気があふれていて、ちょっとびっくり。でも、天井が高いため話し声が響くこともなく、隣の席も気になりません。気軽な雰囲気でお食事を楽しめました。 オードブル、メイン、デザートワゴンのコースを選択。ネットで事前にメインのお料理を見て、だいたいこれにしよう、と選ぶことができてよかったですよ。予約もインターネットで。便利な時代~。ランチメニューと予約オードブル『魚介のテリーヌ』 ホタテ、うに、サーモン、カレイの卵で一層、その下にジュレが挟まり、更にカボチャのピューレと豆でもう一層。蒸したホタテのソースとアスパラガスピューレから作った緑色のソースでいただきます。カレイの卵がプチプチプチプチッなめらか~なテリーヌの中に魚介がごろごろ。 真上から見たところ 友人はメインにお肉を選択。『リブアイステーキ』 こちらもトラディショナル お店のスペシャリテは『ローストビーフ』。隣席の外国人を含むビジネスマングループは全員がローストビーフを食べていました。そのやわらかそうでジューシーな見た目と色加減にぐらぐらっと心惹かれ…。とってもおいしそうでしたよ☆アールヌーヴォーといえば アルフォンス・ミュシャ帝国ホテル トラディショナルダイニング ラ ブラスリー東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテルタワー地下1階03-3539-8073営業時間 ランチ 11:30~14:30(L.O.)ディナー 17:30~21:30(L.O.) 席数 115席 (禁煙席76席) ※土日祝(11:30~14:30)全席禁煙 華やかなワゴンデザートに続きます♪ 帝国ホテルのお菓子とランチ 帝国ホテル ガルガンチュワで 世界パティスリー1位の焼き菓子 『ヴォワイヤージュ』販売開始フランス料理も最近はそんなに重くない…と思われたら、 ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home
2009.04.03
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ジランドールのリンゴのパイをご紹介しましたので、ついでにその日に食べたものと他の方々が注文したデザートの写真ものせておきますね。[お蔵入り写真シリーズ 2007年 4月 4日]メニュー内容も金額も当時のものですパークハイアット東京 41階 ジランドール オニオングラタンスープこのお店は天井が大きく吹き抜けになっていて開放感があり、メインダイニングのような気取りがないので友人たちと気楽におしゃべりをするのにうってつけ。友人が予約をいれておいたため、夜景の見える窓側で奥の方の、ゆるく他とは仕切られたようなスペースに案内されました。久々に会った友人たちとのおしゃべりを楽しみたかったので、この配慮はありがたかったです☆お料理は、それぞれに好きなものをアラカルトで注文。前菜かスープ、メイン、デザートでサービス料とあわせて確か7,000円位だったと。ホテルのディナーでこのお値段は気持ちが楽でした。メニューはフレンチだと思っていたところ、イタリアンもありのコンチネンタル。瀬戸内真鯛の香草オリーヴオイル焼きと蕪(カブ)のリゾット会話に集中していたので、お料理の記憶はあまり残っていません。お味は可もなく不可もなく、夜景の方に気をとられていたかも。最も印象に残ったのは、前ページに書いた、私がいただいた『リンゴのパイ アイスクリーム添え』でした。以下、友人たちが注文したデザートです。アイスクリームやクレームブリュレ、パンナコッタというよく目にするものをホテルっぽい盛り付けにしてあります。リンゴのパイほどのインパクトはありませんが、それぞれきれいですね。『3種類のナッツのセミフレッドと天草のソース』 \1,200※ セミフレッドとはイタリア語で「半分凍った(冷たい)」という意味素朴なアイスクリームのような冷菓です。『クレームブリュレとミックスベリーシャーベット』 \1,200クレームブリュレといえば、映画『アメリ』の中で主人公が好きなのは、スプーンでブリュレの上の飴を割って食べること、と紹介され、一躍知名度が上がったデザート。ココットなどで作ります。バーナーで焦げ目をつけてすぐが食べごろ♪『パンナコッタと季節のフルーツスープ』 \1,200パンナコッタはイタリアのピエモンテ州発祥のデザート。パンナ=生クリーム コッタ=煮た 砂糖と生クリームを火にかけゼラチンを溶かし、お酒などで香りをつけ、カラメルソースを入れた型に流して作るデザートです。カラメルソースの代わりにフルーツソースをあわせることも。イタリア伝統のデザートもこんなグラスに入れるとモダンになりますね。ジランドール(GIRANDOLE)東京都新宿区西新宿3-7-1-2 パークハイアット東京 41階 03-5323-3459営業時間 朝 食 7:00~11:00 ランチ 11:00~15:00 スナック 15:00~17:00 ディナー 17:00~23:00JR新宿駅より徒歩12分都営大江戸線都庁前駅より徒歩8分新宿西口エルタワー前よりホテルまで無料送迎バスあり地図デザートは美しさも大切!と思われたら↓を押して応援して下さい☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 2日目 もくじガレットのお菓子日記 Home食べログ
2009.01.15
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浜松町は、年一回ジャパンケーキショーの時くらいしか訪れないよく知らない街。駅前の道から東京タワーが正面に見えます。会場を歩き回って堪能し、帰路につこうとした時、昼食代わりに食べたケーキが消化されてきたのか、微妙に小腹がすいてきました!甘くないものが何か食べたい…。とりあえず駅前の世界貿易センタービルの地下街へ。パスタ、お寿司、ラーメン、お蕎麦、カレー…。さて、何が食べたいのかピンときません。少しウロウロ歩き回り、ひきつけられたのは、韓国家庭料理 ノルブネの文字。辛そうノルブネ 石焼ビビンバ午後2時頃と遅いランチのためお店もすいていて、ゆったりお食事。大勢で食べにきて色々つついたらよさそうな、気になるメニューがたくさんありました。チヂミも食べたかったな~。ノルブネ 石焼ビビンバランチスープとサラダは特徴なし。かかっているドレッシングがちょっと嫌。あつあつの湯気がたっているうちに全部をスプーンでしっかりかき混ぜると、卵黄が器の熱さでいい感じに半熟になり、ご飯にからみます。じゅうじゅういう音もごちそう。耳からの刺激で期待が高まります。だから石焼が好き。冷めないうちに、早くまぜなくては!よ~く混ぜて、混ぜて、混ぜて。それからいただきます♪味はやや薄め。普通に美味しいところ、ちょっと辛味がたりない気もして、途中で気づいてキムチも入れて混ぜ混ぜ。キムチはちょっと焼いて温かくなったところを食べるのが好きなので、ビビンバの器で温められ、ちょうどいい感じ。あつあつ、ハフハフ…。どんどんスプーンが動き、無事、完食こちらはチェーン店展開をしているようで、店舗があちこちにあるようです。韓国家庭料理 ノルブネ 浜松町店港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルB1F03-3432-7706営業時間 11:00~15:00 , 17:00~23:00土日祝 11:00~15:00 , 17:30~22:00定休日 日曜日JR、モノレール 浜松町駅前ビルの地下ビビンバ食べたい♪と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.10.20
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上野の東京都美術館でフェルメール展を見終えると、お昼ごはんの時間に。夫は一蘭のラーメンが食べたいと主張。一蘭のラーメンは好きだけれど、暑くてラーメンという気になれないのと、隣の席との間が衝立てで仕切られて食べることだけに集中しなければならないのが慌しく、この日は却下。その代わりに「うなぎ」を…。上野恩賜公園を抜け、不忍池(しのばずのいけ)のすぐ向かい側、池の端 うなぎ割烹 伊豆榮(いずえい)へ。創業260年、江戸時代中頃、徳川八代将軍吉宗の頃から続く老舗。お店のパンフレットによれば、明治時代には「上野の博物館を見たあと、山を下って池の端へ出、伊豆榮の鰻を食べて、本郷へ抜ける…」というコースが、いわゆる“文化的散歩道”としてもてはやされ、森鴎外、谷崎潤一郎ほか様々な作家の文芸作品にその名が登場しているそうです。こちらの鰻は、愛知一色産 三河鰻咲(まんさく)の鰻。愛知一色産といえば、いつぞやは中国産鰻がここの鰻と偽装されてニュースになった、あの有名な鰻ですね~。ああ、それなのに私ったら…。四季弁当 きも吸、香の物付 鰻はカロリーが高いかな、などと思い、ちょこっとだけにしようと他に色々な具がのっているお弁当にしてしまいました。これはこれで楽しめたのですが、やっぱり、もっとガッツリ鰻がのっているものにすればよかった~、と後で激しく後悔 素直にうな重にしておけばよかった。。。食べ足りない…。夫は…殿重(とのじゅう) きも吸、香の物付なんと、鰻が二段重ね!ごはんの中にも鰻が隠れていました。(…ああ、鰻がたっぷり…)伊豆榮 レトロな お品書き伊豆榮は、上野や池の端、鰻にちなむ浮世絵を所有。左は鰻をさばく職人の絵、右の絵の右端には「いづ栄」の文字が。メニューの中身はこちら普通「松竹梅」がランクに使われる場合、松のお値段が一番お高いのかと思っていたのですが、こちらのお店は高い順に特・梅・竹・松。ちょっと不思議です。お聞きすると、決まりはないんですよ、とのこと。ほぉぉぉぉ~っ。うなぎ割烹 上野池の端 伊豆榮 本店台東区上野2-12-2203-3831-0954営業時間 11:00~22:00(L.O.21:30)年中無休JR 上野駅しのばず口・御徒町駅北口から徒歩5分 東京メトロ 銀座線上野広小路駅浅草方面出口から徒歩3分 東京メトロ 千代田線湯島駅から徒歩5分都営地下鉄 大江戸線上野御徒町駅から徒歩3分京成線上野駅から徒歩3分 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ そして、ここに来る前に目の端に飛び込んできたピンク色の花が気になりましたので、食べ終えた後、道を渡って不忍池へ。不忍池 淡い色が美しい蓮の花あら~。いつのまに、こんなにたくさん蓮の花が!蓮の花が真夏に咲くとは知りませんでした不忍池一面に、よく育った背の高い蓮の花が!!!ふさふさ。トトロの傘?のようにしっかりピンと張った大きな葉がゆらゆら揺れている様は圧巻 こんな都心のど真ん中に~。右端に見える白い建物は、今年5月に国宝 薬師寺展を見に行った時にランチに立ち寄った上野精養軒思いがけず優雅な気分になりました ただこのお花、花びらが散った後はシャワーの蛇口(と夫が表現)のようになってしまいますので、見に行く時期を間違えるとちょっと悲しいことになるかも…。お気をつけ下さいね。旧岩崎邸 見学と 宇治金時 に続きます上野は歴史のある町♪と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.16
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展覧会に行く前に、渋谷で待ち合わせてランチを。真夏の陽射しがあまりに暑く、外を動き回りたくなかったので、駅前の 渋谷マークシティ 4階にあるつばめグリルに入りました。つばめグリル 和風ハンブルグステーキ じゅうじゅう音をたてて登場ハンバーグを外で食べるのは、すごく久しぶりかも。なんだか懐かしい感じ。大根おろしのお皿にお醤油のたれをかけ、辛子をつけながらいただきます。ふっくら。つけあわせの丸ごとじゃがいもがネットリ…弾力があっておいしいおいしい♪つばめグリルのランチには、フランスパン(またはご飯)と、よく冷えたトマトのファルシがついてきます。こういう場合、無意識にパンを頼んでしまいますが、和風ハンブルグステーキにはご飯の方があうかもしれません。 ランチタイムの行列ができていましたが、動くのも嫌なので椅子に座って待ちました。(椅子があるのは嬉しい)それほど列が長くないかと思ったらフェイントで、一旦椅子の切れ目があり、その先にも行列が。気づきませんでした。最初から大勢待っているとわかったら入るのをやめてしまったかも?お店のほうも考えていますね。それでもちょうど第一弾の人たちが食べ終わって入れ替わるくらいの時間でしたので、そう長く待たないうちに席に着くことができました。よかった。 待っている時、目の前には、食材が陳列されている棚が。通路の棚に野菜や調味料などが置かれている倉庫状態なのですが、今の時代、使っている材料を見せてもらえるのは「正直の証」のような気がして、これはいいアイデアかも。見られることを意識し、雑然と積み上げてあるのではなくきれいに“陳列”されています。 マークシティの3Fにはステファン・ヴューシェフのスタイリッシュで繊細なチョコレートを扱うデカダンスデュショコラの支店が入っています。ここのチョコ、大好きこの後、品川へ移動し、ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展と、同時開催のターシャ・テューダー展へ。たまには外でハンバーグもいいなぁ!と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.14
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エコール・クリオロ菓子学校で行われた、ロートンヌの神田広達シェフの特別授業の後、1階のお店で6月1日から軽いランチがいただけるようになったと聞き、早速利用してみました パニーニ ツナ 単品 \500 ツナ、きゅうり、レタス、チーズパニーニとは、イタリアのホットサンドイッチ。もちろんパンは自家製です。まわりはカリッと焼かれ、中はもっちり。けっこうボリュームがあります。ナイフを立ててサクッサクッと切り、手でいただきます。この食感の対比がとってもいい感じ ランチセットA \900胡桃パンのサンドイッチ+特製ヴィシソワーズサンドイッチは「ツナ・アボカド・レタス」又は「卵・トマト・きゅうり」 ランチセットB \900パニーニ+特製ヴィシソワーズパニーニは「たっぷり野菜の特製ラタトゥユ・チーズ」他3種類の中から選択。プラス\100でミニアイスプラス\150でコーヒー、紅茶、カフェオレ、カプチーノ↑袋に入って出されます。このままかじりつきたい気分。 パニーニメーカー注文が入ってからパニーニメーカーで焼くため、出てくるまでに10分以上かかります。ちょっと手持ち無沙汰なので、その間、明るくきれいな店内を眺めることに。コーヒー 単品 \380 飲み物とランチはこちらで注文。セルフサービスです。ケーキは売り場で別にお支払い。オレンジ色がテーマカラーの明るい店内焼き菓子の他、ワイン、コーヒー、紅茶なども販売。この後続けてケーキをいただきました。東京メトロの副都心線が開通し、渋谷からエコール・クリオロのある千川駅まで、乗り換えなしで一本で行かれるようになりました。便利です☆副都心線 平日 朝9:40頃の車内どのくらい混んでいるかと心配しましたが、この日はすいていました。エコール・クリオロ ECOLE CRIOLLO東京都豊島区要町 3-9-703-5917-503710:00~19:00定休日 火曜 ('09年7月より第3水曜は営業)イートインあり東京メトロ有楽町線・副都心線 千川駅3番出口より徒歩2分 地図 『お菓子づくりでまよったら(サントスシェフのサイン入り)』『チョコレートでまよったら(サイン入り)』副都心線に乗ってエコール・クリオロへ!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.06.29
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2008年6月14日に「池袋・新宿・渋谷の三大副都心がひとつにつながる。」という謎のコピー(※)とともに、東京メトロ 副都心線が華々しく開通。いつも賑わう渋谷ですが、交通整理の係員も多く、なんとなく普段より更に活気があるような。着いたのがお昼すぎでしたので、まず腹ごしらえ。ラージマハールでフィッシュカレーのランチを。 お皿からはみ出るほどの大胆なサイズのナンがふわっと(周りはパリッと)していて、美味しい~。土曜日でもランチのセットがありました。以前ご紹介した3つのミニカレーセットの他、カレー1種類、ナン、タンドーリチキン1本がついて確か1,000円位+以前と違って飲み物(ラッシーなど)が200円と、別料金に変わっていました。物価上昇の折り、お店も苦労されていますね。その後、東急文化村ザ・ミュージアムで、マリー・アントワネットやジョゼフィーヌに仕えたフランス宮廷画家、ルドゥーテのバラ図鑑(大判フォリオ版)の展覧会を鑑賞。 「薔薇空間」 詳細は後日見終わった後、文化村のエスカレーターを上っている途中、目の端に気になる物体が飛び込んできました。シアター コクーン前に立っていたのは…あらっ。なぜ、大阪のくいだおれ太郎くんがここに?まるで副都心線開通を祝っているかのようなタイミングが、ちょっと面白い♪実際は、6月10日~15日の6日間のみ、シアター コクーンで開演中の中村勘三郎のコクーン歌舞伎 第九弾「夏祭浪花鑑」の応援に駆けつけた(?)とのこと。通りがかりの人が皆、携帯で撮影していました~。なんとなく、おめでたい感じがいいですね。(※) 冒頭で「謎」と書きましたのは、池袋・新宿・渋谷は、もともとJR山手線でつながっているのでは?と思ってしまったからです。要するにこの副都心線開通の大きな意味は、東武東上線が森林公園から乗り入れている“埼玉県和光市駅から、池袋で乗り換えることなく地下鉄一本で渋谷まで速く出れるようになった”ということですね。(小竹向原駅には飯能から西武有楽町線・池袋線が乗り入れています)つまり、埼玉方面の方が新宿三丁目(伊勢丹のあたり)、明治神宮前(ラフォーレ原宿の目の前)、渋谷まで乗り換えなしに今までよりもかなり速く(和光市から最速渋谷まで25分)着けるようになりました。ぐっと便利になりましたね。逆に考えると、渋谷方向からはエコール・クリオロのある千川駅に、乗り換えなしで一本で行かれるようになりました♪ この前日には東急東横店地下一階の東急フードショー(デパ地下)で開催中の、デセール・ドゥ・ラ・プライム2008に行き、素晴らしいデザートをいただき、大満足。二日連続で出かけた渋谷は、活気がありました 渋谷へ行こう!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ [追記]6月16日のニュースによると、開業後初の平日を迎えた副都心線では、係員の不慣れのため細かなミスが重なり、各駅停車が急行と勘違いされ停車駅を誤って通過する他、かなりの混乱がみられたようです。30分以上もの遅れを出し、更に乗り入れている各社への影響も。うまく使えばとても便利な路線ですので、早く慣れていただいて、今後、東武・西武・有楽町線が相互乗り入れする複雑な運行が、滞りなく行われるといいですね。《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.06.15
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前菜6品盛り合わせと大根パイをいただき、期待がふくらんだ所でいよいよ上海蟹が登場。小さい声で“おおーっ!”というどよめきがあがるような一瞬です。3.上海蟹姿蒸し蟹って蒸すと赤くなるのねと素朴な感想を持ってしまいました。そういえばそうでした。(前ページの調理前の蟹の色と比較して下さいね)丁寧にばらしたものが登場します。さてさて、お味は~。 蟹味噌と思える物を食べてみたのですが、想像していたほど濃厚でもなく、ねっとりとしているわけでもなく、豊かな味わいと感じられません。これでいいのか?とハテナが。なんとなく他の人たちの蟹に比べ見た目が違うので、お店の方に、他の人のものと見かけが違うのですが、とお聞きしてみました。すると、これでいいのですよ、というようなお返事が。そこで私は、大切なことに気づいてしまったのです。…!私ったら、「これぞ最高に美味しい上海蟹味噌」のスタンダードを知らないんだわ~、と。もしかしてこれが“最高級の美味しさの上海蟹味噌”だとしたら、私、上海蟹のことをそれほど好きではないのかも!と。。。長い年月生きてきて、何故今までそれに気づかない、私。ああ。何の疑いもなく、上海蟹を食べたら、絶対に衝撃の美味しさに出会えると信じていた私って…。おかしい。そう頻繁ではないにせよ、以前他の種類の蟹味噌を食べた時には美味しいって感じたはずなのに。上海蟹と、他の蟹って、別物~上海蟹の脚蟹が小さいだけに身の部分に驚くほどの美味しさがあるわけではなく、上海蟹といえば蟹味噌が勝負、と、聞いたことがあるような…。美しくばらして下さったので、食べやすい。もくもくといただきます。4.本日の野菜料理 黄ニラと押し豆腐野菜料理4品の中から2品選び、友人とわけていただきました。木綿と絹ごしを使った硬めの豆腐かんを、黄ニラと塩味で炒めたもの。これは鶏肉のような食感で、上品な薄味が非常に美味しかった記憶が。4.本日の野菜料理 トマトと卵炒めこれも実に印象的な美味しさ。今でもしっかり覚えています。非常にスモーキーな香りづけがしてあり、シンプルな材料なのにどうしてこんなにいいお味?と驚くほど。お店の方にとても美味しいと伝えると、作り方を説明していただけました。ポイントはいくつかありましたが、一つには強火でかなり煙が出るまで炒めること。鍋に蓋をするのではなく、煙が蓋となりこの香りがつくのだとか。卵とトマトの自然な甘みが感じられ、とても美味しかった 5.上海蟹味噌坦々麺汁なし坦々麺にちょっとびっくり。炸醤麺(ジャージャー麺)のイメージ。蟹味噌に豆板醤がしっかりと効き、がっつりと「美味しいだろう~。ほらほら~」と迫ってくるわかりやすい美味しさ。私が考えていた上海蟹味噌に近いのはこれかも。上海蟹味噌坦々麺をはじめ、ほとんどが分量はこのくらい。上品です。6.温かいデザート 芝麻湯圓(黒胡麻ペースト入り団子のスープ)なんとなく揚げ胡麻団子がでてくるものと思っていましたので、いい意味で裏切られました。香り付けに金木犀が使われ、塩味が。ふんわりとふくよかな味わいのお団子が美味しい♪7.冷たいデザート (三種から選択) トマトとバジルのソルベ白い方がバジル。グレープフルーツかライムがベースになっているような爽やかさ。バジルの色も形も見えませんが、ちゃんとバジルの香りがしました。7.冷たいデザート マンゴースープ↑一口いただきました。とろみがあり、濃いけれどサッパリしたお味。角切りいちご(夏はマンゴー)が添えられています。もう一つの選択肢は、黒トリュフのアイス(+1,000円)蜂蜜のヴァニラアイスに刻んだ黒トリュフ入り。欲をいえば、デザートまで同じリモージュのお皿だったのにちょっとがっかり。リモージュは好きですが、ここからがデザート、というワクワク感が薄れてしまったような気が。これはフレンチの感覚かもしれませんが…。さて、みなさま。いよいよ楽しい時間はお開きに。お会計の時間がやってまいりました。たっぷり3時間。お食事とお茶を楽しみ、このランチ、おいくらだったと思います?ここでちょっとこれまでのいきさつを。実は、最初に上海蟹ランチに行きましょうとお話があった時、大体の予算は4,000円弱と聞き、私も行く前に(メゾン・ド・ウメモト上海の公式HPはありませんが)ネットで検索したところ、某社HP(2008年6月現在でも存在します)に、このお店のランチの予算(3,800円+サービス料10%)が出ていました。そのくらいの金額+α でも5,000円程度かな、ちょっと贅沢だけれど、珍しい物を食べるのだし、まあいいか、と思って出かけました。お店に着き、出されたメニューには、\7,350(2名様より)、\10,500(2名様より)の2つのコースが書かれていましたが、私の頭の中には先ほどの予算が刷り込まれていましたので、二名で7,350円+税・サービスかな?と勝手に読み替えていたんですよ~。最初の予算を頭にいれて食べているうちは、このお値段でこんなに素晴らしいお料理をいただけてものすごく幸せ、と思っていたところ、最後にガツン。結局一人あたり、一万円札を出してわずかなつり銭がきただけでした。自分の勘違いを棚に上げて、その時の私の心の中は…このくらいの金額をランチに払えば、美味しくてあたりまえじゃん、この金額なら、もっと行きたいお店はあったのに~~~~(いけませんね、動揺して言葉遣いが乱れています)重厚なゴージャスフレンチの方がよかったー、敷居の高いあのお店にもこのお店にも行かれたし、それよりお気に入りのミラヴィルのランチに3回弱は行かれる金額!ああ、ばかばかばかっ!… 一万円札、持っていてよかった …普段、スーパーの買い物までカードを使ってしまう私は、(とてもマダムと呼んでいただけない有様ですが)たまにお財布に一万円札が一枚も入っていないことが。危うく大恥をかく所でした。あぶない、あぶない。それより何より、夫には言えないわ~!(夫は私のブログを読まないので大丈夫)一介の主婦が記念日でも何でもなく、ランチに使う金額としては、ちょっと…。そのことで、せっかくの楽しい気分が吹き飛んでしまったのが、かえすがえすも残念で。最初から高いと覚悟し、わかっていて、でも美味しいものを食べたいから行く、と思って行けば、全く違った感想になったと思うのですけれどね~。やっぱりここはスポンサーと一緒にでかけ、笑顔で「ごちそうさまうふっ」と言える美女か、接待か、グルマンか、富裕層でなければ足を踏み入れてはいけない聖域だったのでは。(OL時代と違い、メタボな小太り主婦にごちそうしてくれる人なんていないので、全て自腹。ううう…)というわけで、「これだけの品を食べたら1万円くらいするのはあたりまえ!」「上海蟹を食べたらお高いのを知らないの?愚か者め!」とののしる声が聞こえてきそうな気もしますが、ここまで贅沢な食材を使ってお高いランチではなく、品数が少なくて蟹味噌の量もちょっぴりでよいので、もう少しリーズナブルな上海蟹ランチをいただけたらよかったな~、と思ってしまいました。昨年11月にこのお店に行き、ブログにアップしそびれていたのは、そんな理由からです。おもいきり季節はずれの話題になってしまってごめんなさいね~。そろそろ笑い話にできる頃かな、と。わはははは…。 くすん。。。メゾン・ド・ウメモト上海東京都港区西麻布03-5467-2837 営業時間 11:30~13:00(L.O.) 15:00 Close 18:00~22:00(L.O.) 24:00 Close定休日 日曜・祝日東京メトロ六本木から徒歩13分 広尾から14分 表参道から15分失敗を繰り返し、人間は成長する! と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《ガレットのお菓子日記》Homeへ
2008.06.08
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