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堀江貴文著「拝金」を読みました。これは面白い。
特にマスコミが好きではない私が読んだからなのか、なおさらでした。
最近、 ツイッター
を始めたのですが(一人でぼやくことが多いのですが)、使い方をよく理解していなかった初期に、なんとなくフォローした20人ぐらいの中に、ホリエモンこと堀江貴文氏がありました。
1日たぶん数回はだれからともなくリツイートで、「拝金が面白い」というツイートが回ってきて、なんとなく気になっていました。
堀江氏自らも売り込んでいるようです。
90%近いノンフィクションのフィクション小説ですが、内容は当然、あの近鉄バファローズ(小説では「大阪バイソンズ」となっている)とフジテレビ(同「ヤマトテレビ」)の買収劇の内容を堀江氏の立場で書かれていることが中心になっています。
特にハイライトは183ページ以降である。ヤマトテレビ買収のための記者発表以降。マスコミ、東京地検特捜部を交えた国策捜査の様子が堀江氏の立場で書かれている点です。
「拝金」を読み終えた後で、小沢一郎氏の4億円の件を改めて考えると、いかに「マスゴミ」な連中かがわかるような気がする。
私はもともと堀江氏を「生意気で、逮捕されたのも、出過ぎた杭が打たれたから」という程度に思っていたが、これを読んで、と、最近のツイッターの内容を見て、飾らず率直だが、やや計算高い彼のキャラを改めて「すごい奴だなあ」と思うに至りました。
ミュージカルをやるそうですが、また話題になりそうですね。
話は変わり、最近日本経済新聞に月4,000円以上も払って新聞を取っているのが、なんとも無駄に思うようになりました。一定の政治経済の記事は、ほぼ無料でロイターやブルームバーグで提供されるのに、偏狭な見方が主流の日経新聞に金を払っている自分と、惰性でとっている自分がいて(家族からはチラシがほしいからとってほしいといわれているが)、はっきり言ってチラシ代しか付加価値のない媒体に 「一流経済新聞」 が成り下がったことも改めて思う次第。
応援よろしくお願いします。
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