2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
全5件 (5件中 1-5件目)
1
女性が 男性を意識するとき まず 手 を見る というひとは多い。そりゃあ その手で自分の髪をなで あんなことやこんなことまで してくださる と思ったら よくよく観察せざるをえない。ましてや 見ようと思えば 簡単にすぐ目にはいる。グラスをもつ手 煙草に火をつける一連の動きそんなところにオトコの色気を感じるのだという。だが あたしの場合 なんといっても 肩のライン。そこさえ 色気を漂わせてくれていれば多少お腹がもたついていようが 一向にさしつかえない。肌の色も なで肩だとかいかり肩だとかそんなことも 関係ない。あたしがその腕にすっぽり入ってしまうことを連想させるその肩に 色気を感じるのだ。これから職場に直行という ホテルで迎えた朝背を向けて着替える コイビトの肩が視界にはいってきてどきん とした。
2004年02月05日
逢瀬につきもののはずの情感が 彼からすっぽり抜け落ちたことを知る。久しぶりに朝まで一緒にいられるというのにビデオを観ようと言い出し せっかくだから とカラオケまで。愛を語らうこともなく やるべきことは お風呂で明るくとっとと終わらせ私達は また 慣れきったふたりに戻ってしまった。彼の昂ぶった感情が 剥き出しで伝わってくるほど 強く 強く 抱きしめられたりくる夜もくる夜も 逢いたい と ひたすらあたしを求めてくるあの懐かしい感覚が 心地よくてしばらくはそれに浸っていたかったのに。もう この関係に慣れたということか。あたしに身体のすみずみまで歓喜をもたらした それ は安定した穏やかな関係とは対極にあるもの。どちらが欲しいというのだろう。
2004年02月04日
今日 とった あたしの行動が「これでよかったか」 なんて そんなの自分で決めることだ。少なくても彼に決めてもらうことじゃない。だけど 肯定してもらったときに得る安心感。それが 何よりも心地よい。あたし は あたしのままでいい。過剰なぐらいに自信をもち 我が道をいく。だけど どこかで おびえているのだ。きっと常に。自分で自分を肯定してみても彼がくれる安心感には 程遠い。他人に認めてもらえることは こんなにも幸せ。
2004年02月03日
出来ることならふたりだけの閉じた世界で 生きていきたい。人間的な成長なんか放棄してお互いだけをみつめ 生きていきたい。外界の全てを遮断して。自立した大人のオトコとオンナがとるべき行動ではない。そんなことはわかっている。彼は 今日 あたしの知らぬ世界へと踏み出しはじめた。「君だけが生きがい だという状態から抜け出なくっちゃ」そう言って 以前から興味があると言っていた場所へひとり 出かけていった。たくさんのひとに会って たくさんの刺激をうけて興奮したメールを送ってよこす。「行ってよかったね」違う。そうじゃない。彼に友達なんかいなくったって 構わない。彼にとって あたしだけがすべてで それでいい。取り残されたような この感覚。"依存"の文字があたしの脳裏をかすめる。
2004年02月02日
「どうして オレが落ち着いてくると 今度は 君がダメになるの? しかも長期にわたって。 いつもそう。」まだ 若かった頃 相手を自殺未遂においこんだことがある。彼は三歳年下で 学生だった。彼のことは 大好きだったけど 私たちに将来などなかった。それは あたしにとって いわゆる『浮気』の範囲の恋だった。久しぶりの恋愛を むさぼるようにただ 自分のためだけに 彼を巻き込んだ。身勝手な恋。相手が 鬱めいてくると それを思い出す。「死なれたら 困る」コイビトは そんなに弱い人間ではない。もしも彼のためを思うならかえって 突き放したほうがいいに決まっている。だけど 防衛本能がはたらく。「あたしのせいで」という面倒な事態を避けたいだけかもしれない。なぜ 相手の落ち着きを認めた途端今度は あたしがダメになってしまうかって?そんなの 意図的だからに 決まっているじゃないか。
2004年02月01日
全5件 (5件中 1-5件目)
1