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たった一本の電話で あたしの気持ちがこんなにも解きほぐれていくことをきっと彼は 知らない。メールにしても 電話にしても 他の人達の連絡の取り具合の頻度なんかきいてみたところで 実際どうでもいい。こうした問題に「フツウ」の物差しなんか 要らない。あんなにも交わしたメールの文字数が 何年か経てば自然に少なくなりそのうち毎晩届いていた「おやすみ」のメールも来なくなって生きているのか 死んでいるのか それさえわからない日々が間にはさみこまれるようになってくる。最初からそうだったなら それならそれでちっともかまわないのだ。ただ だんだんと 離れていく感覚が厭なだけ。気持ちが醒めていくのを 目にするのが怖いだけ。あんなに 愛してるって言ってたのに。そう思う自分の醜さを 知りたくないだけ。
2004年09月30日
立ったまま 強引に入ってこようとする彼。壁一枚へだてた向こう側は 共用の廊下になっている。声が 洩れる可能性がある。どう考えたって あたしの好きなシチュエーションだった。なのに どういうこと?自分の身体の反応が 予想外なことに戸惑う。彼は まだ 気付いていない。相手に対する激しい感情を持たなくなればセックスも 穏やかなものしか受け付けなくなるのか?まいったな。
2004年09月24日
こと恋愛に関して言えば あたしは 幼子のようになる。相手の事情を汲むことも自分の感情を抑えることも まったく出来なくなってああ そうすれば 相手があたしを重荷に思うようになることなど容易に想像できるじゃないか。そうはいっても「いま めんどくさいオンナって思ったでしょ」とか逃げ腰になっている相手の気持ちに全く気付かないほどバカでもない。だから 自分の気持ちを軽くするために いろいろ試してはみたのだ。他の男性に 手を出してみたり仕事だったり趣味だったり 完全に切り離せる時間を多くもとうとしたりこれまでも いろんなことをやってはみた。だが どれも上手くはいかない。すれ違う時間が どんどんふたりの距離を広げていったり不安が不安を呼んで さらなる重症ぶりを発揮したり相手を疲れさせ 消耗させていくだけだというのにそれでもあたしは エスカレートしていく。もっと愛して。あたしだけを見て。相手を大事に思えば思うほど 失いたくないと感じれば感じるほど それはひどくなる。それはきっとあたしが 自分のためだけに彼を必要とするからだ。何度 恋をしても あたしが うざいオンナであることには変わりがない。彼を失いたくないと思うたびに いつも この問題にぶつかってしまう。そう。相手を追い詰めていくような こんな愛し方は 愛とは呼ばない。
2004年09月22日
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