2006年10月17日
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カテゴリ: 倭人の末裔
では、この闇(一~四)を切り裂くものは何か。
それは、公開の原則と選択の拡大による自由競争の導入である。
公開の原則とは、関係者総てに痛みの伴うものである。しかし、実はこの痛みこそ曲者で、この痛みなどは本来あるはずの無い幻想なのである。
すなわち、公開とは、プライバシーの公開に他ならない。多くの利用者=障害者およびその家族ないし保護者たちは、障害者の日常を隠したがる。かつて座敷牢などというものがあって、障害者は表に出せなかった時代もそう遠い昔のことではない。
しかし、今や時代は変わろうとしている。変えなければならない時に来た。多くの人に接してこそ人生の幅も増え、人の目に触れてこそ、身だしなみも整えるというものである。そして何より、ヘルパーのしていることが白日にさらされるのである。これに勝る安全は無い。
障害を、その人の個性として捉え、総ての人が、差別されずに世を送っていける、そのような、一種桃源郷的理想郷を描くのであれば、正に、そのような隠したがる性癖こそが我々の前進を妨げている。
ただし、それらの言葉はやはり建前であって、やっぱり見せたくないものは見せたくない。その本音もやっぱり認めて欲しい。そのバランスのうちに平和が保たれているのであろう。
まあ、仕方ないのか。
で、その次の、選択の拡大というのは何かというと、今の制度では、介護事業に携わろうとするものはほぼ、例外なく資格というものをくぐらねばならない。資格を持つというふるいにかけられるのである。このことの弊害を私は言いたいのである。
すなわち、ここでは真の競争は無いと言ってもよい。
無資格のヘルパーが居ても良い。そのヘルパーが有資格者より、良い介護をしたなら、それでよいはずだ。認可を受けた事業所でこのようにいじめや虐待が起こるのなら、そのような認可にこだわる必要性は無いとも言える。
次回は、介護の根本問題について考え、まとめとする。





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最終更新日  2006年10月31日 21時19分34秒
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