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2018.03.31
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カテゴリ: ゾンビ映画
1092 ゾーン・オブ・ザ・デッド

『1092 ゾーン・オブ・ザ・デッド』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・製  作  ロリス・クルチ「HATE 20」
・監  督  ミラン・コニェヴィッチ
       ミラン・トドロヴィッチ
・撮  影  スティーヴ・ブルック・スミス
・美  術  イヴァナ・ステファノヴィッチ
   「アルティメット2:マッスル・ネバー・ダイ」

【キャスト】
・ケン・フォリー「ゾンビ」「ナイトライダーズ」
・クリスティーナ・クレベ「ハロウィン」
・エミリオ・ロッソ「カウントダウン/地球滅亡の日」
・アリアドナ・シャブロル
          「パフューム/ある人殺しの物語」

『1092 ゾーン・オブ・ザ・デッド』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  TMSD-249
・製作年度  2009年
・製 作 国  イタリア・スペイン・セルビア
・原  題  ZONE OF THE DEAD
・発 売 元  株式会社トランスフォーマー
・販 売 元  株式会社トランスフォーマー
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ブレインウッズ
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 101分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英語 (一部セルビア語) ステレオ
       2.日本語吹替 ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
       2.吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、
       レンタル専用
・映像特典  ----

『1092 ゾーン・オブ・ザ・デッド』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:ジョージ・A.ロメロ「ゾンビ」の
      ケン・フォリー主演
・ウラ面 :世界一危険な地帯《ゾーン》を脱出せよ!
      このパニックは、
      もう誰にも止められない――
        ジョージ・A.ロメロ「ゾンビ」の
        ケン・フォリー再び!

ジョージ・A.ロメロ監督『ゾンビ』に主演したケン・フォリーが、再びゾンビ映画で主演することが、こんなに宣伝コピーになるとは思ってもいなかった。(笑)
確かに、ゾンビ映画ファンにとって、『ゾンビ』は忘れ得ぬ作品だし、それに主演したケン・フォリーの姿は脳裡に焼き付いている。でも、30年近く経っているし、それが今でも有効だとは……。
オモテ面のデザインは、醜悪なゾンビの顔面を上方に配置し、中央にタイトル、その下に主要な登場人物の緊張した姿。もちろん、その背後には、ゾンビ! 定番のデザインだが、細部までキチンと仕上げられている。
ウラ面のデザインもいい。良いジャケットだ。

【感  想】
「ユーゴ」

ディズニーチャンネルのコメディドラマ『グッドラック・チャーリー』の映画版に、“ユーゴ”が登場する。旧ユーゴスラビアで生産輸出されていた小型車で、10年くらい前に生産中止となっている。(実際には、その前から生産されていなかったらしい)
映画ではデンバーからパームスプリングスまでの母と娘の珍道中が描かれる。彼女たちは、途中で立ち寄った自動車修理工場でボロボロの“ユーゴ”を50ドルで譲り受けるのだ。
カタカタと走り、下り坂になって「時速25キロにスピードUPよ!」と叫ぶ場面があったりして面白かった。
どことなくVWのゴルフに似た雰囲気のデザインで、低価格だが、故障がち。愛されていたようだが、必ずしも評判はよくなかったらしい。(笑)
本作品でも、外国人の記者が乗った車がエンストし、「これたがらユーゴの車は……!」と毒づいていた。(未確認だが、あの車は“ユーゴ”だったのかな?)

本作品は、そんなセルビア製のゾンビ映画。ジョージ・A.ロメロ監督の『ゾンビ』で主演を勤めたケン・フォリーを担ぎ出したりして、気合いが入っている。
物語の展開としては途中でダレるし、ツッコミどころ満載だが、ところどころでマニアがニヤリとする設定やセリフがあって飽きさせない。
製作サイドの愛情が感じられる1本だった。こういう作品は好きだ。

――セルビア。国際刑事警察機構のレイエス捜査官は、逮捕された指名手配犯を護送する任務に就く。地元警察のミーナと数名の警察官の同行を得て、ベオグラードに向かう。簡単な仕事のはずだった。
しかし、途中で不審者の襲撃を受けて、事態は一変する。住民は凶暴な暴徒と化し、人間を襲い、食い始めていた。
……というお話し。

物語に厚みがあって、数十年前、工場現場から発見された遺体からウィルスが発見される。ウィルスはアンモニアとベンジンに長い間浸かっていたことで変異し、死んだ細胞を復活させる特性を得ていた。
軍は、その特性に着目して兵器化を目論む。しかし、そのガスが移動途中で漏れ、町の住民がゾンビと化してしまう。
そういう設定が、本編中に映像や台詞で語られる。落ち着いていて悪くない印象だ。

面白いのは、ガスを吸ってゾンビになった者は“1次感染者”と呼ばれ、動きが機敏だ。叫び声を上げて、他のゾンビを動かしたりもする。
1次感染者に噛まれてゾンビ化した者は“2次感染者”と呼ばれ、動きが遅い。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』に登場したゾンビ並みだ。
これで行けば、3次感染者とか4次感染者になると、さらに動作は緩慢になるのかな? ジイさんよりも遅くなったら、全く脅威でなくなるんじゃないか? むしろ、社会的な弱者として介護付き“ゾンビ”ホームに入居させて面倒をみてあげないといけなくなるかも知れない。
ヘルパーさんが足りないとか、虐待とかが社会的な問題としてニュースになる時代が来るかも……。面白い設定だが、ちょっとツッコミたくなってしまった。(笑)

少し焦臭い社会情勢が反映されているのか、軍事演習中なので携帯電話やGPSが使えないことになっている。
通信手段が途絶することが、日常的にあるという描き方に、ちょっとビックリしてしまった。兵役があるとかの話しではなく、一般人の生活にも軍事演習の影響が出ているのに、普通のことのように対処していたからだ。
セルビアとして独立しながらも、コソボを抱えているが故に、難しいバランスの上に成り立っていることがよく分かる作品だった。

モブシーンにも力が入っているし、特殊メイクの出来映えも良い。ちぎれた足や腕、脊椎を引きずりながら動く頭とか、マニアくんが喜びそうなカットも用意されている。
一方では、残弾数を確認しながら、それ以上の弾数を撃ったりして、ついついツッコミたくなる。“ボルトとナットの寄せ集め”と揶揄されていた“ユーゴ”みたいだ。(笑)

万人向けの作品ではないが、ゾンビ映画のファンなら外せないない1本だと思う。

オススメ!





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Last updated  2018.03.31 06:35:07
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