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2018.04.01
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カテゴリ: ゾンビ映画
1093 デッド・フライト

『1093 デッド・フライト』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・製  作  デヴィッド・ショーシャン
・監督・脚本 スコット・トーマス
・撮  影  マーク・エバール
・音  楽  ジェフ・ラス
・編  集  ウィルトン・クル

【キャスト】
・デヴィッド・チザム
・クリスティン・カー
・ケヴィン・J.オコナー
        『ヴァン・ヘルシング』『アミスタッド』
・デレク・ウェブスター
    『GODZILLA/ゴジラ』『インデペンデンス・デイ』
・レイモンド・バリー
     『トレーニング・デイ』『7月4日に生まれて』

『1093 デッド・フライト』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-1190
・製作年度  2006年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  PLANE DEAD
・発 売 元  ジェネオン エンタテインメント株式会社
・販 売 元  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  未公開
・リリース  ----
・収  録  94分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ
・音  声  1.英 語 (5.1chサラウンド)
       2.日本語 (2.0chステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、
       レンタル専用
・映像特典  ----

『1093 デッド・フライト』ディスク
※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:高度10,000m、迷惑客、大暴れ!!
・ウラ面 :飛行機パニック×戦闘機アクション×
      ゾンビホラー=究極のエンタテインメント!!
       高度1万メートル!乱気流の巻き込まれた
       ジャンボジェット機内で、ゾンビ大増殖!!
       感染率100%、パイロット死亡!燃料ゼロ!
       戦闘機からミサイル発射!!
       絶体絶命 逃げ場ゼロ!
       生き延びる道はあるのか――!?

B級ゾンビ映画らしくB級映画らしいジャケットだと思う。機体が爆発しているジャンボジェット機にカミナリが落ち、その背後には戦闘機が追撃している。その下にはタイトル。そして、ゾンビがあふれる機内の様子。どちらかと言うと、『エアポート』シリーズに傾倒したデザインだが、もう少しインパクトが欲しいところ。
ウラ面は、逆にインパクトがある。機内の奥行き感を、ここでも用いて良い出来映えになっている。閉ざされた空間が舞台なので、どうしても使える画像も同じようなものになってしまう。その辺りを、うまくクリアしている。
うん、地味だが、良いジャケットだ。(笑)

【感  想】
「意外な拾い物(笑)」

面白いゾンビ映画だった。ジェット旅客機を舞台にしているので、逃げ場はない。
このシチュエーションでどう見せるかが重要になるが、いろいろと頭を使って趣向を凝らしていた。然も、かなり派手だ。監督さんは「予算の都合で撮れませんでした」とは口が裂けても言えないタイプだったに違いない。かなり思い切り撮っている。その点は高評価だ。
確かに、序盤はタラタラしているが、中盤以降はスピード感も出て来て楽しめる作品に仕上がっている。いい監督さんだ。

――LA発パリ行きのジャンボジェット機は、進路上の台風を避けきれず突入してしまう。激しい乱気流の中、“特別な”積み荷が破損。中から現れた女性は見る間に“ゾンビ”に変化し、警護に当たっていた男を喰い殺してしまう。
一方、コクピットでは、異変を察知。積み荷のチェックと通信が途絶した原因も探るべく、副操縦士らが貨物室へと降りて行く。
そして、彼らがそこで見たのは、ゾンビと化した女性の姿だった。
……というお話し。

飛行機内の描写は、まるで『エアポート』シリーズのような雰囲気で人間模様を映し出す。
詐欺師を護送する刑事、シスター、頭の悪そうな若者たち、彼氏の親友と浮気をする女、特別な荷物を載せた謎の男たち、プロゴルファーとその妻……。
なかなか多彩な人物を登場させている。かなり予算も時間もかけたようだ。(笑)

ゾンビが登場した辺りから怒涛の展開。躊躇いがなく、テンポがいい。イメージが出来ていたのだろう。「こんなに乗客が乗ってたんだ」と思うくらいゾンビに喰われ、ゾンビが撃ち殺されて行く。(笑)

面白いのは、旅客機の床に穴を開けてゾンビが乗客を引きずり込んだりするところ。そうかと思うと、獲物をくわえて引きずって行くシーンもあった。肉食の野生動物のような描き方で、ちょっと感心してしまった。人間が倫理道徳観をなくし、感情を失ってケモノのようになるならば、そういう習性もあり得るかと納得した次第。
これなら、高い塀で囲ってサファリパークのようなところでゾンビを飼育することが出来るかも知れない。(笑)

特殊メイクを中心としたゴア・シーンは、なかなかのもの。殺し方にも創意工夫が見られ、ゾンビ・ファンも満足できるのではなかろうか。
その一方で、ジェット機の外観や戦闘機、爆破シーンなどにCGが使われているが、予算なりの出来映え。(そんなに悪くはないが、いま観るとね)
また、2007年度の作品のわりには、画質があまり良くない。粒状感がかなり残っている。個人的には好みだが、デジタルの映像を見慣れてしまうと、少し違和感があるかも知れない。

監督は、スコット・トーマス。取り立てて腕が良いとは思わないが、コメディテイストの演出や後半の畳みかけるような描き方なら、次回作を期待したくなる。(でも、本作品以降、映画づくりに携わっていないようだ。転身した?)

刑事のバロウズを演じるのは、デヴィッド・チザム。TVシリーズへのゲスト出演が中心で、いまのところ“当たり役”を得ていない。
そのバロウズに惚れるCAのメーガンを演じるのは、クリスティン・カー。やはりTV畑の方で、まだヒット作はない。(もうムリ?)

詐欺師のフランクを演じたのは、ケヴィン・J.オコナー。『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』で主人公オコーネルの部下だったベニー役が印象深い。
同じく『ハムナプトラ』で博物館の館長役を演じたエリック・アヴァリが、イカレた科学者ベネットを演じている。

航空保安官のポール・ジャドを演じたのは、リチャード・タイソン。セガール御大の『沈黙の帝王』で主役クラスだった。

最初のゾンビ(女性科学者)の夫役を演じるのは、デイル・ミッドキフ。メアリー・ランバート監督の『ペット・セメタリー』で主人公を演じた方。あれ以来、作品に恵まれていないようだ。
機長役のレイモンド・バリーも同じかな。オリバー・ストーン監督の『7月4日に生まれて』など、90年代はコンスタントに映画に出演していたが、ここ10年はTVシリーズやTVMばかりで、あまりパッとしない。

こうして見ると、キャスティングにも力が入っている。出演者が多いわりには、それぞれ見せ場が用意されており、どの役者さんも満足だったのではなかろうか。(笑)

観ているこちらも満足だった。オススメ!





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Last updated  2018.04.01 10:59:20
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