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2019.01.24
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カテゴリ: アクション映画
1391 ダークナイト/ライジング


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  クリストファー・ノーラン
・脚  本  ジョナサン・ノーラン
       クリストファー・ノーラン
・原  案  デイビッド・S.ゴイヤー
・製  作  エマ・トーマス
       クリストファー・ノーラン
       チャールズ・ローブン


※ウラ面

【キャスト】
・ブルース・ウェイン/バットマン
         …クリスチャン・ベール(檀 臣幸)
・アルフレッド……………マイケル・ケイン(小川真司)
・ゴードン市警本部長……
         ゲイリー・オールドマン(納谷六朗)
・セリーナ・カイル………アン・ハサウェイ(園崎未恵)


※チラシ

【仕  様】
・型  番  1000452508
・製作年度  2012年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  THE DARK KNIGHT RISES
・発 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ
・販  売  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  アンゼたかし
・吹替翻訳  アンゼたかし
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2012.
・収  録  本編: 165分/映像特典: 8分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープサイズ
・音  声  1.オリジナル <英語> (5.1chサラウンド)
       2.オリジナル <英語>
                (ドルビーサラウンド)
       3.日本語 (5.1chサラウンド)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 2層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、
       2 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、
       DVD、セル専用
・映像特典  スタッフ&キャストが語る
       “ダークナイト”


※シール

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :“職人技と呼ぶべき、究極の映画”
      ――Kenneth Turan, LOS ANGELS TIMES


※ポストカード

ジャケットのオモテ面には、バットマンとベインの対決シーンのクローズUP画像が使われている。なるほど、本作品のテーマを端的に現していると思う。いい選択だ。
でも、ウラ面にも、同じ画像が大きく使われている。これは、つまらないなぁ。(溜息)
シリーズ最終作にして超大作にしては、ちょっとお粗末なジャケットだと思う。
昨今は、ブルーレイが中心だし、ブルーレイ+DVDの2枚組が主流かも知れないが、各々のジャケットに、もっと力を注いでほしいなぁ。


※ピクチャディスク

【感  想】
「キャットウーマンのお尻と国際市場」

クリストファー・ノーラン監督によるシリーズ3作品目にして完結編。 160分を超える超大作。力作である。

――地方検事ハービー・デントの死から数年。組織犯罪を取り締まるデント法の施行によって、ゴッサム・シティは犯罪のないクリーンな街に生まれ変わっていた。
一方、デントとの戦いで恋人を失ったブルース・ウェインは、心身ともに傷つき、屋敷で隠遁生活を送っていた。平和が訪れた街にバットマンも必要なかった。全ては順調であるかのように思われた。
しかし、真相を知るゴードンが忸怩たる日々を送っているのと同じように、何かが闇の奥深くで動き始めていた。
或る夜、屋敷にメイドを装った女盗賊が忍び込み、ブルースは母親の形見のネックレスを盗まれてしまう。然も、彼の指紋を採取したフシがある。その目的が何なのか皆目見当がつかなかった。
そして、闇の中から最強の敵、ベインが姿を現す。
……というお話し。

相変わらず丁寧な作りで、羨ましくなってしまった。(笑) 別段、同じ業界で働いているわけではないので、私が羨ましく思う必要もないのだが、普段からB級映画ばかりを観ているだけに、本作品は眩し過ぎる。千分の1以下の予算でカメラを回す人たちの悲哀をヒシヒシと感じることが多いだけに、この丁寧さには、やっかみの一つも言いたくなる。

ストーリーについては、何も言うことはない。脚本もお見事。 CGにしても、CGであることを忘れてしまうような出来映えだ。「どんだけお金をかけてんだよ」と思ってしまった。(これも、やっかみね)

キャストも続投。バットマン=ブルース・ウェイン役は、クリスチャン・ベール。弱いヒーロー像を嬉々として演じている。意図的なのか、格闘シーンも等身大だ。驚異的なスピードでパンチをくり出したりしない。蹴りだって鈍重な感じ。叩かれるだけ叩かれる。C.ベールのマゾっぽい性向(別な言い方をすると求道的な性格)と相俟って、実にヘンな感じだった。奈落の底に落ちていても、彼だけは嬉しそうだった。(笑)

キャットウーマン=セリーナ役は、アン・ハサウェイ。劇中、そう呼ばれてはいないが、キャットウーマンなのだろう。全身を写すカットが少ないのが、残念。コスチュームも地味めだが、バァンとはったお尻が魅力的。色気のある女優さんではないが、後ろ姿のあの1カットだけはリピートしてしまった。(この歳になって何をやっているんだろ)

フォックス役は、モーガン・フリーマン。ホント、何にでも出ているな、この方は。(笑) 出ていない作品を数えた方が早いんじゃないか? ――そんなわけないか。(笑)

ゴードン役は、ゲイリー・オールドマン。最早、ゲイリー・オールドマンに思えない。フレームの太い眼鏡と演技でスターの威光を見事なくらい消している。「引き算の演技が出来る役者は一流だ」と言うが、彼は超一流のクラスだ。一枚看板のスターをこんな風に使えるなんて、何て贅沢なんだろう。(これもやっかみだな)

ベイン役は、……。知らない。マスクしていたし。(笑)

ミランダ役のフランス人女優さんも、イマイチだった。重要なキャラのはずだが、ブルースが信用するほどの誠実さとか魅力とかは感じられなかった。ヴィジュアル的にも、フランス人女性特有の体型になりつつあり、ちょっと残念なキャスティングだった。いい女優さんなんだろうけどね。

昨今のメジャースタジオは、端から国内だけでペイ出来るとは考えていない。国際的な市場を視野に入れている。そのため、キャスティングも国際色豊かになりつつある。昔は東洋系とか欧州系とか、大雑把な括りでもOKだったが、今はその国での興収を上げるため、ピンポイントのキャスティングになっている。
日本以上にコミック文化が浸透した仏国での成功を狙うなら、フランス人俳優の起用は必要不可欠だ。ミランダ役のキャスティングには、そんな思惑を感じずにはおれない。

ケン・ワタナベの起用だって、そうだ。残念ながら『バットマン/ビギンズ』は14億の興収にとどまった。期待外れに落胆したことだろう。この年の『ハリー・ポッター』は 115億だったのだから、較べるまでもなく、如何に低調だったかが分かる。せめて、30億円を超えていればベスト10にランクイン出来た。そうすれば、トム・ハーディの代わりに西田敏行さんがベイン役を演じていたかも知れない。「マスクで顔を隠しているんだから誰が演じたって同じじゃん」と思ったが、西田さんの顔じゃ、マスクで隠し切れないか。れないか。(笑)

日本人俳優が外国映画に出演したら、ちゃんと観に行ってあげなければ、と思った次第。観ることが、スターを育てる早道だ。劇中の扱いがカスでも我慢しましょう。市場の原理が働けば、興収を上げれば神様だ。
日本人俳優が出演すれば 150億円は下らない、主演にすれば 500億円は確実だ、となれば、ハリウッドも日本映画界に平伏す。日本政府は、漫画やアニメの輸出を云々するより、そっちに力を入れるべきだと思うなぁ。

兎にも角にも、これで『バットマン』シリーズも完結。ちょっと優しいエンディングが好みだった。
長い作品だったので、レビューも長くしてみました。(笑)

オススメ!





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Last updated  2019.01.24 05:30:05
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