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2019.01.25
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1392 F.R.A.T. フラット/戦慄の武装警察


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 デヴィッド・J.バーク
・撮  影  フランシス・ケニー
・製  作  ランドール・エメット
       ジョージ・フーラ
       ジョン・トンプソン

【キャスト】
・モーガン・フリーマン(坂口芳貞)
・ケヴィン・スペイシー(大塚芳忠)
・ジャスティン・ティンバーレイク(竹若拓磨)
・LL・クール・J(東地宏樹)
・ディラン・マクダーモット(山路和弘)
・ケアリー・エルウィズ(森田順平)
・パイパー・ペラーボ(魏 涼子)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  DABR-0417
・製作年度  2005年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  EDISON
・発 売 元  角川映画株式会社
・販 売 元  株式会社角川エンタテインメント
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  栗原とみ子
・吹替翻訳  久保喜昭
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2008.03.05.SN
・収  録  本編 99分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英 語 オリジナル 5.1chサラウンド
         ドルビーデジタル
       2.日本語 日本語吹替 2.0chステレオ
         ドルビーデジタル
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  オリジナル予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:真実は、銃撃の果てに現れる
・ウラ面 :美しい街を守るはずがの精鋭部隊
      「F.R.A.T.」は敵か味方か!?
        ジャーナリスト
        モーガン・フリーマン
        『ミリオンダラー・ベイビー』
        アカデミー賞助演男優賞受賞
        捜査官
        ケヴィン・スペイシー
        『アメリカン・ビューティ』
        アカデミー賞主演男優賞受賞
        『ユージュアル・サスペクツ』
        アカデミー賞助演男優賞受賞
      オスカー受賞の名優2人が競演!
      モーガン・フリーマン
          ×
      ケヴィン・スペイシー

ジャケットのオモテ面は、なかなかの出来映え。力作だ。LL・クール・Jにケヴィン・スペイシー、モーガン・フリーマン、ジャスティン・ティンバーレイクときた。でも、片手落ちなのが、悪役のディラン・マクダーモットの扱いが小さいこと。正義の味方が横並びに4人並んでいるから仕方ないのかも知れないが、タイトルの上に小さい画像でチョコっと出ているだけなのは寂しい。あれだけ熱演していたのだから、もっとクローズUPしても良いと思うぞ。
ウラ面も然り。重鎮のM.フリーマンとK.スペイシーの扱いが大きい。
確かに、こうしてみると、誰が主人公なのか分からないところがある。J.ティンバーレイクでは主役をはれないってことだろうなぁ。その辺りのことが如実に表れたジャケットだと言える。(このジャケットが、劇場未公開の理由を明らかにしている)

【感  想】
「豪華なキャスティング」

モーガン・フリーマンにケヴィン・スペイシー、ジャスティン・ティンバーレイクやディラン・マクダーモット、LL・クール・Jも出演している。なかなか豪華なキャスティングだ。これだけ揃えて日本では劇場未公開とは、プロデューサーも予想外だったに違いない。スティーヴン・セガール御大のしよーもないアクション映画すら劇場にかかるって言うのに……。(笑)

確かに、映画そのものの出来映えは微妙な感じがする。各エピソードの堀り下げが浅いし、何のためのシーンなのかカットなのか分からないところが多々ある。勧善懲悪でもないし、悟ったような若造のモノローグで幕を引かれても、俄には納得できないよな。(溜息)

然も、ジャスティン・ティンバーレイク演じるミニコミ誌『ハイツ・ヘラルド』の駆け出しの記者ポラックが、全く活躍しない。真相を突き止めるワケでなし、若さから無茶な行動を取ったりもしない。ただボコボコにされるだけ。(そもそも、彼が証拠を掴んだり目撃するわけではないので、自分の記事に入れ込む動機が希薄である)
観客が彼に期待するのは、周りの迷惑を顧みずに突っ走り、最後にはそれを反省して成長する姿だろう。なのに、礼儀正しくて鈍臭いところを見せられてもガッカリだ。(溜息)

そのミニコミ誌の発行をしているアッシュフォードを演じるのが、モーガン・フリーマン。嘗ては、ピュリッツァー賞を受賞する名ジャーナリストという役どころ。残念ながら、過去に何があったのかは明かされない。
でも、久しぶりにM.フリーマンがチョイ役ではなく、助演クラスでフル出演。その点は嬉しかった。
それに、ポラックを鍛える役まわりにも関わらず、画面に出て来ると、すっかり場をさらってしまう。何と言うか、器の違いだな。

アッシュフォードと一緒にポラックを担ぎ上げてF.R.A.T.(フラット)を追い詰める調査官ウォレスを演じるのは、ケヴィン・スペイシー。こちらもまた、出て来ると他を圧倒する。個人的にはのっぺりした顔立ちとヅラみたいな髪型が好みではないが、さすがだと思う。
劇中、凄腕の調査官と評価されていたが、それなら何故、いままでフラットを糾弾して来なかったんだ? それに、あのラストは、保身に動いたようで気持ち良くない。みんな死んだ後、タバコをくわえる演出は、彼がフラットの後を継いだように見える。やっぱり、気持ち悪い。

フラットの新人隊員のリードを演じるのは、LL・クール・J。笑顔を封じて真面目な顔で出演。悪に染まりそうになりながらも善人の道に戻る。やっぱり、彼に悪役は似合わないよなぁ。
善人の彼が、どうしてフラットに入ったのか分からなかった。けれど、クライマックスの暴れっぷりで、それも納得。(笑) でも、唐突だよなぁ。それに、火炎放射機って……。銃撃戦の最中にそんなのを背負って走るなんて、危ないと思うぞ。

そんなリードと対照的にフラットに命を捧げて来たラザロを演じるのが、ディラン・マクダーモット。熱演だった。
タバコをくわえながら平気で人を撃ち殺し、階段の吹き抜けから人を突き落とし、一般人をボコる。そのイカレっぷりは、なかなか見応えがあった。
腐敗した街を浄化するために、超法規的な警察組織フラットが出来たのだろう。当初は、彼のイカレっぷりが大きな力になったことは想像に難くない。
それが、街がキレイになって厄介者になって行くところは、どこの世界においても改革者の末路だ。身につまされる。
彼の視点から描いた方が、本作品は面白かったんじゃないか?

本作品で失敗だったのは、架空の都市を舞台に、架空の組織を描いたことだろう。リアリティがなかった。思い切って、SFにしてしまった方が、まだ納得出来たかも知れない。

カット数は多いし、映像面では満足のいく出来映えだっただけに、浅い脚本と勘違いした製作方針が恨まれる。

惜しいっ!





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Last updated  2019.01.25 05:30:06
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