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2019.02.16
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1414 アサイラム・バスターズ


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 ポール・オイエ
・脚  本  シェルスティ・ヘレン・ラスムセン
・製  作  アイナル・ロフテスネス
       ベンディク・ヘゲン・ストレンスタット
・撮影・編集 トロンド・ビヤークネス
       ロイ・ウェスタッド

【キャスト】
・エレン・ドリト・ピーターセン
・アンドレス・バースモ・クリスティアンセン
・トマス・ノーシュトレム
・ボード・オーヴェ
・マッズ・シェーゴード・ペテルセン


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  TWAD-1394
・製作年度  2015年
・製 作 国  ノルウェー
・原  題  VILLMARK2/ASYLUM
・発  売  株式会社トランスワールドアソシエイツ
・販  売  株式会社トランスワールドアソシエイツ
・提  供  ----
・価  格  4,700円+税
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 approx.93分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・音  声  1.オリジナル (ノルウェー語) 5.1ch
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD、セル or レンタル
・映像特典  オリジナル予告編


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:廃墟に潜む狂気!
      今宵、奴らをバスターせよ!!
・ウラ面 :廃墟と化した病院内で
      次々と消息を絶つ男女5人。
      生存者は生きるために孤独な闘いを挑む!
      得体の知れないものとの格闘を描く
      サスペンス・スリラー!!

著しく、宣伝コピーが間違っているジャケットだ。(笑)
「廃墟に潜む狂気!」
まぁ、これは間違いではないな。
「今宵、奴らをバスターせよ!!」
でも、これは、ないでしょ?(汗) なんで、こんな勇猛な煽り文句を使うんだ?
ウラ面に転じると、ますます混迷が深まる。
「廃墟と化した病院内で次々と消息を絶つ男女5人。」
状況的には、合っているかな。
「生存者は生きるために孤独な闘いを挑む!」
いやいや、これじゃあ、まるでチャールズ・ブロンソンかドルフ・ラングレンの主演映画みたいじゃないか。
「得体の知れないものとの格闘を描く」
正体が分からないだけで、“得体の知れないもの”ではなかったぞ。心霊系ホラーかよ。
「サスペンス・スリラー!!」
はいはい、確かにサスペンス・スリラーって風情でした。
でも、本編を観た後に、この宣伝コピーを読むと、笑える。いろんなことを考える人がいるんだなぁ。(笑)

【感  想】
「アサイラム製作のホラー映画ではありませんので、念のため」

『ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女』のヒット以来、北欧ミステリーが一時期ブームだった。緻密な構成と卓越した映像センス、魅力的なロケーションと相俟って、私もかなりハマっていた。特に空気感とも言うべき独特な映像の雰囲気は、ほとんど“麻薬”だった。多少のアラも、それで隠れてしまう。色白の女の子が美人に見えるのと同じだな。(笑)

本作品は、ノルウェーのホラー映画。ノルウェーと言えば、『処刑山/デッド・スノウ』や『ヘンゼル&グレーテル』を撮ったトミー・ウィルコラ監督を思い出す。彼の作品はコメディ調だが、本作品はストレートなホラー映画だ。
廃病院に解体前調査に赴いたチームが、恐怖の体験をする、というもの。ウィリアム・マローン監督の『TATARI/タタリ』やモキュメンタリーの『グレイヴ・エンカウンターズ』に近いストーリー展開だった。

ノルウェーの役者さんは馴染みがないが、皆さん、しっかりした演技をされる役者さんばかりで好感が持てた。

調査チームのリーダーであるリーヴェを演じるのは、エレン・ドリト・ピーターセン。『孤島の王』に出演されていた女優さん。

オーレ役のアンドレス・バースモ・クリスティアンセンは、『コン・ティキ』でヘルマン役を演じた方だ。

フランクを演じたトマス・ノルシュトレムは、俳優として89本もの長いフィルモグラフィを持っている。日本ではほとんど未公開なのはザンネン。

廃病院の管理人カール役のボード・オーヴェは、ラース・フォン・トリアー監督のTVシリーズ『キングダム』に出演していた。(のちに『スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル』としてリメイクされる)

不気味な看護士役に、エヴァ・マジャル。『X-MEN/ファースト・ジェネレーション』で、マグニートーの母親役を演じた女優さん。かなりインパクトのある方だった。

原題の『VILLMARK2/ASYLUM』から察すると、どうやら本作品は『VILLMARK』というシリーズの2作目らしい。いろいろ調べたところ、『VILLMARK/DARKWOODS』というのが、1作目のようだ。残念ながら、日本ではリリースされていない。台湾バージョンがネットで買えるが、続きモノではないようなので、そのうちヒョイとリリースされるのを待つ方が良さそうだ。登場人物がノルウェー語を喋り、繁体字の中国語の字幕では組み合わせが悪すぎる。(苦笑)

どうしてノルウェーの映画を、もっと日本で紹介しないんだろう。古くは、『イワン・デニーソビッチの一日』や『ピンチクリフ/グランプリ』。『NAKED/ブービートラップ』、『テール/しっぽのある美女』、『ラグナロク/オーディン神話伝説』、『トロール・ハンター』も面白かった。ドキュメンタリーの『Maiko/ふたたびの白鳥』にしても、味わい深い作品が多い。ジャンルも多彩だ。
確かに、本作品もそうだが、映像で語る部分が多く、セリフやストーリーで語らせない傾向がある。そのため、ハリウッド映画を見慣れてしまうと不親切な感じがするのも否めない。
どの作品も、途中で中弛みのような時間があるのは、確かだ。でも、どれも悪い出来映えではない。(でも、ホラー映画に関して言えば、恐怖に対する感性が、日本のそれとは微妙に異なっているような気がする)

オーソドックスとも言えるホラー映画は、現代では地味かも知れない。いまの観客は、もっと強い刺激を求めているし、おぞましい映像を見慣れている。少々物足りないかも知れないが、異国の文化に触れるという意味で、ちょっぴりオススメにしておきましょう!





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Last updated  2019.02.16 05:30:06
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