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2021.02.09
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カテゴリ: 邦画
2138 ひ・き・こ降臨


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・プロデューサー 小田泰之
・脚  本  宮崎大祐
・撮  影  御木茂則
・照  明  松隈信一
・録  音  西岡正巳
・効  果  丹 雄二
・衣  装  碓井章訓
・ヘアメイク 佐々木愛
・助 監 督  山下和徳
・制作担当  牧 信介
・編集・監督 吉川久岳
・製  作  アムモ98

【キャスト】
・秋月三佳
・小宮一葉
・サイボーグかおり
・針原 滋
・正木佐和
・松木来夢
・石橋征太郎
・広瀬彰勇
・恒吉梨絵(友情出演)


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  AMAD489
・製作年度  2014年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発  売  アムモ98
・販  売  アムモ98
・製  作  ----
・価  格  4,200円(税抜)
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  2014年劇場公開作品
・リリース  ----
・収  録  88分+新作情報
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.日本語 2.0ch ドルビーデジタル
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、SELL or RENTAL
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:ねぇ、私のこと、
      思い出してくれた…?
・ウラ面 :都市伝説最恐の女〈ひきこさん〉が、
      日本に恐怖を拡散する!

上から伸びた手が被害者(?)の髪の毛を掴んで引っ張って行く様子を描いたイラストのジャケットは、『ひきこさんの惨劇』にそっくりだ。そう思っていたら、同じ監督さんの作品だったのね。(納得)
「ひきこさん」というキャラクタを表現するには、いい構図なんだけど、この顔、秋月三佳さんなんでしょ? ヒドイなぁ。魅力的な女の子なんだからさ、こんなイラストじゃなくて、もっとイイ画像を使ってあげましょうよ。そうしないと女優さんは育たないぞ。(溜息)
私なら、ベッドの上に大の字になって寝たところを上から撮ったカットをオモテ面に使うな。加工はナシ。あとはタイトルだけ。彼女の腰まわりとフトモモの肉づき具合いが、多くの男子を魅了するはずだ。それだけでDVDの販売数はUPすると思うぞ。(うんうん)

【感  想】
「秋月三佳さんの魅力」

インディーズレーベルだからとタカをくくっていたら、これが予想外。よく出来たサイコ・ホラーだった。都市伝説の「ひきこさん」を題材にした作品群の中では異色とも言えるアプローチが、見事。演出も丁寧だし、出演者の演技もしっかりしている。ロケも素晴らしい。メイクや衣装、照明にも明確な意図がうかがえる。今までリリースされた「ひきこさん」映画の中では一番よく出来た作品だった。

――小学校の同窓会を企画した山口ゆかりだったが、来たのは二人だけ。仲が良かった紀里子のことは直ぐに分かったが、もう一人のニコのことは思い出せなかった。それでも三人は盛り上がり、夜更けまで楽しい時間を過ごした。その帰り道、ゆかりは空き地で立ち止まってしまった。小学生の時、ゆかりはこの空き地で、三人の男子にイジメられたことがあった。イヤな思い出だった。
……というのが序盤。

山口ゆかり役を演じたのは、秋月三佳さん。足が細くて長いくせにムッチリしている。スタイルの良さに、ついつい見惚れてしまって、ストーリーが頭に入って来なかった。(ベッドに大の字になって寝ているところを上から撮ったカットが秀逸)

――同窓会で気の合った三人は時間を見つけては、度々会うようになる。
或る日、ニコの運転でドライブに出掛けることになるが、途中で立ち寄ったのは、あの空き地だった。ニコは、その空き地にイジメっ子だった三人組の一人を拉致していた。子供の頃にやられたようにして復讐を果たすのだと言う。この異常な状況に怯えていたゆかりだったが、最後には自分がされたように相手にボールをぶつけてしまう。
……というお話し。

紀里子役を演じたのは、サイボーグかおりさん。ヘンな名前。簡単に欲望に負けてしまうフツーの人間の代表といった役柄だった。もう少しブッ壊れて行く様子を演じて欲しかったが、なかなかの好演だった。(ちょっと色気が足りないかなぁ)

――あの日以来、三人はターゲットを見つけては、さまざまなカタチで復讐を果たすようになる。ニコは、その様子を収めた動画をサイトにUPし始める。番組の登録者数やアクセス数が伸びるごとに、三人は我を失って行く。しかし、いつも上手く行くとは限らない。逆襲されて危険な時もあった。それを制したのは、ニコの過激なまでの暴力だった。さゆりは、冷や水を浴びせられたように、一気に復讐への熱が覚め、後悔だけが残った。
……という展開。

メフィストフェレスの役回りであるニコ(森ひきこ)役を演じたのは、小宮一葉さん。怪演だった。彼女は、自らの復讐を果たすために、ゆかりと紀里子を巻き込み、憎悪の塊となって行く。次第に本性を現し、「ひきこさん」になって行く様子が見事だった。

――さおりは、ニコと紀里子とは距離をおいていたが、同調する仲間を集めて組織を作ったニコに拉致され、再びあの空き地に連れて来られてしまう。そこには、ゆかりをイジメた 3人の最後の一人がロープで車に繋がれていた。さゆりは、これから起きる復讐に愕然とする。
……ということでクライマックスへ。

復讐は憎しみを煽り、憎しみは復讐の欲求を膨らませる。そんな構図が、さおりの両親を通して描かれる。厚みのある物語構造が、ニコ(森ひきこ)を中心とした組織に説得力を持たせている。

脚本は、宮崎大祐。
監督は、吉川久岳。
この二人、ファウンド・フッテージのOV『ひきこさんの惨劇(13)』のコンビ。スリラーにセンスのある宮崎さんとホラーに強い吉川さんの組み合わせのドラマは、面白い作品を生み出しそうだ。もう一度、組んでくれないかなぁ。

シャワーシーンもパン○ラもないし、ミニスカートの女子高生も出て来ない。「こんなんでホラー映画と言えるか!」と言いたいところだが、秋月三佳さんの魅力が、それを補って余りあるものがあった。主に、肢体。(←そこかい! 演出とかをほめてやれよ!)

なので、超オススメ!(笑)


【 『ひきこさん』作品 】
『1518 ひきこさん VS 貞子』
『2114 ひきこさん VS こっくりさん』
『2115 ひきこさん VS 口裂け女』
『2125 ひきこさん』
『2126 真ひきこさん』
『2127 エクスリベンジャーズ ひきこさん/ミ・ナ・ゴ・ロ・シ』
『2128 ひきこさんの惨劇』
『2133 都市伝説物語/ひきこ』





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Last updated  2021.02.09 05:30:07
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