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2021.02.21
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カテゴリ: 邦画
2150 リング


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監  督  中田秀夫
・脚  本  高橋 洋
・原  作  鈴木光司「リング」(角川ホラー文庫)より
・主 題 歌  HⅡH(ポニーキャニオン)
・エグゼクティブ・プロデューサー 原 正人
・プロデューサー 河井真也
       一瀬隆重
       仙頭武則
・製  作  「リング」「らせん」製作委員会

【キャスト】
・浅川玲子……松嶋菜々子
・高野 舞……中谷美紀
・大石智子……竹内結子
・倉橋雅美……佐藤仁美
・山村 敬……沼田曜一
・高山竜司……真田広之


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  PCBE 70503
・製作年度  1998年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  角川書店
・販 売 元  ポニーキャニオン
・製  作  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  1998年 1月31日
・リリース  ----
・収  録  98分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.日本語 オリジナル 5.1ch サラウンド
         ドルビーデジタル
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  1.国内版TVスポット
       2.台湾版TVスポット
       3.「リング2」「死国」オリジナル予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:鈴木光司原作デュアル・ムービー
      その恐怖は「らせん」へつながる。
・ウラ面 :ビデオに殺されるなんて。

都市伝説と言えば、やっぱり「呪いのビデオ」は外せない。もっと早くに取り組みたかったのだが、どうもこのジャケットが好きじゃなくて、食指が動かなかった。(苦笑)
丸いリングの中に女性の顔が浮かんでいる。「このリングは、何?」「この女性は誰?」ってことである。タイトルが『リング』だから輪っかをモチーフにするのは分かるけど、分かり易くして欲しかったなぁ。(公開時から、このポスターはキライだった。赤黒い色合いが血のようで気味悪い)
ウラ面は、誰かの目。うーん、誰の目?(苦笑)
レイアウトそのものは、可もなく不可もなくと言ったところ。もう少し[本編画像]は、大きくてもいいかなぁ。

【感  想】
「きっとくる~きっとくる~♪」

その後の日本のホラー映画のスタイルを形作った作品。いわゆるエポックメイキングである。良くも悪くも、貞子のヴィジュアル・イメージは、インパクトが強かった。おかげで、有名になり過ぎて、今やコメディアンである。(苦笑)

――高校生の姪が突然死し、納得出来ない母親の頼みで、この事件を調べることになったTV局のディレクター、浅川玲子。すぐに高校生の間で「呪いのビデオ」の噂が飛び交っていることを知る。そのビデオを見ると電話が架かって来て、1週間後に死ぬと言う。然も、姪が一緒に旅行に行った友人たちも皆、同じ時刻に死んでいた。噂では、彼らは旅行先で、そのビデオを見たらしい。
玲子は、彼らが宿泊したロッジを訪れ、貸しビデオの棚にラベルのない1本のビデオテープを見つける。
……というお話し。

大袈裟な音響効果とBGMに時代を感じるものの、ストーリーの語り口は滑らか。テンポよく引っ張って行くところに、メガホンを取った中田秀夫監督の手腕が光る。

冒頭のシーンに登場する女子高生二人を演じたのは、佐藤仁美さんと竹内結子さん。
佐藤仁美さんは、同じ倉橋雅美役で、シリーズ最新作の『貞子(19)』にも出演していたけど、あれは蛇足だったなぁ。本作品では、大石智子を押し倒す場面だけが見せ場だった。(あー、ファンに殺されそうだな)
大石智子役は、昨年逝去された竹内結子さん。TVシリーズや映画で主演をはれるような方だっただけに残念に思う。(ご冥福をお祈り致します)

――「呪いのビデオ」の噂が本当だと気づいた玲子は、元夫の高山竜司に助けを求める。陽一の父親だ。彼は、人とは違う能力を持っていた。
玲子に残された時間はわずかしかない。二人は、呪いを解くために調査を始める。やがて、エセ超能力者として糾弾された山村志津子を巡る悲劇や、彼女の娘である貞子の陰惨な事件が浮かび上がる。けれど、それがどう「呪いのビデオ」に繋がるのか、どうすれば助かるのか皆目見当もつかなかった。
そんな折り、陽一がビデオを見てしまう。
……という展開。

浅川玲子役を演じたのは、松嶋菜々子さん。背が高くてスタイルがいいので人気があるのは分かるけど、お芝居はイマイチ。(やっぱり、ファンに殺されるな)

高山竜司役を演じたのは、真田広之さん。この方、いつもビミョーに何だか体が動いている。じっとしていない。時々、病気じゃないかと思うことがある。大丈夫かな?(やっぱり、ファンに殺されるな)

大学講師である高山の研究助手で、あやしい雰囲気(教師と教え子のHな関係?)の高野舞役には、中谷美紀さん。おかっぱ頭のミステリアスな女子大生役だが、似合っていた。本作品では出番は少ないけれど、『らせん(98)』と『リング2(99)』では主人公になっている。ちなみに彼女は、この頃の方が肉付きがよくて、アングルによって違う表情を見せる。若い方がイイよなぁ。(絶対に、ファンに殺されるな)

既に語り尽くされた感じがする作品だが、実のところ、さまざまな作品の影響がうかがえる。スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング(80)』とかね。
その一方で、後世に与えた影響は絶大なものがある。1999年から連綿と続いているOV『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズは、タイトルから推して「呪いのビデオ」の噂や本作品をフィクションとして扱うことで成立している。まぁ、本作品が製作されなくても、いずれリリースされたとは思うが……。

「呪いのビデオ」は、様々な姿にカタチを変えて、コンテンツとして今も生き続けている。VHSが廃れ、DVDが廃れつつあり、ブルーレイに多少の価値を見出だせても、時代はネット動画に白羽の矢を立てている。既に、メディアは物質としてのカタチを捨て去ろうとしているかのようだ。或る意味、鈴木光司さんの原作シリーズは、そんな未来を見越していなぁと改めて思う。

失礼な言い方かも知れないが、ちっとも怖くない作品だが、映画史の一画を占める(歴史的な価値がある)作品なので、観ていない方は、是非一度ご覧になって下さい。オススメ!(それに、いま観ても、面白い)


【 『リング』シリーズ 】
『2093 貞子』

【 中田秀夫監督関連作品 】
『2140 クロユリ団地』
『1954 MONSTERZ/モンスターズ』
『1981 L change the World』
『1982 World of change the World』
『0156 ダーク・ウォーター』

【 松嶋菜々子出演作品 】
『1970 祈りの幕が下りる時 [劇場版『新参者』]』

【 竹内結子出演作品 】
『2015 ストロベリーナイト [ブルーレイ]』
『0166 ミッドナイトイーグル』
『0211 はやぶさ』

【 佐藤仁美出演作品 】
『1949 海猿 EVOLUTION 1』
『1950 海猿 EVOLUTION 2』
『1951 海猿 EVOLUTION 3』
『1952 海猿 EVOLUTION 4』
『1953 海猿 EVOLUTION 5』





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Last updated  2021.02.21 05:30:06
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