フランスの大統領にフランソワ・オランド氏が選出され、現職のニコラ・サルコジ氏が破れるという結果になったそうです。サルコジ氏が進めていた緊縮財政政策に反対するオランド氏がフランス国民の支持を集めたということのようです。

欧州は、ギリシアやスペイン、イタリアなどが財政破綻をきたしそうだということで、比較的経済が安定しているドイツとフランスが協調して、ヨーロッパ全体の安定を目指そうとして、緊縮的な財政政策を採用しています。
もともと、フランス人は比較的楽天的であり、他国のために自分たちが犠牲になって緊縮財政を行うことに納得しない性格だと思います。
あの規律を重んじるドイツ国民でさえ、今回のギリシアを発端とする金融危機に対する緊縮政策により、なぜドイツが犠牲にならなければならないのか!という声も上がっているくらいです。
ましてやフランス国民はより一層、規律や規則で縛られたりすることを好まないでしょうから、今回の大統領選挙の結果もある程度は納得できるものがあります。
しかしながら、オランド氏の公約がそのまま守られたりすると、ヨーロッパの財政が心配です。ヨーロッパ経済が危機に陥るということにでもなれば、アメリカも日本も危機的状況になることが予想され、今後フランスがどのような方向に進むのか、世界中が注目することになると思います。
ちなみに、今回のフランス大統領選挙での投票率は80%を超えているとのこと。日本の衆議院や参議院の選挙の際の投票率と比べると雲泥の差がありますね。
なお、日本の場合は首相を国会議員が選出するという制度になっているため、国民が直接首相を選ぶことができません。首相が国会議員に選ばれるせいでしょうか、首相は国民よりも国会議員のほうを向いて政治をしている雰囲気もあると思います。
いっそのこと首相公選制として、首相を国民が選出することにすれば、選ばれた首相ももっと国民の立場に立った政策を行うかもしれませんし、国民の政治離れも多少は解消されるのではないでしょうか。
大阪維新の会なども提案しているという首相公選制には、各々メリット・デメリットがあるでしょうが、この際、導入を検討しても良いかもしれません。
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和活喜さん