司馬遼太郎の著作「竜馬がゆく(全8巻)」をようやく読み終えました。「竜馬がゆく」というのは、ご存じ坂本龍馬を主人公とする長編小説です。

坂本龍馬といえば2年前のNHK大河ドラマで、イケメン俳優の福山雅治さんが主演しましたね。実は、僕もこの大河ドラマを毎週見ていて、坂本龍馬という人物に改めて興味を持ち、坂本龍馬の人生を知りたいと思い、本屋さんでこの本を見つけたのが、ほぼ2年前ということになります。
全部で8巻もあるので、若干、躊躇しましたが、思い切って購入しました。僕はこのように何冊もある長編の場合、いっきに読むのではなく、途中でほかの本を読んだりするので、結構、時間がかかります。
この「竜馬がゆく」も読み終えるまで2年以上の時間がかかりましたが、なかなか面白かったです。NHKの大河ドラマ「龍馬伝」では、三菱の創業者である岩崎弥太郎が、ドラマの中でナレータを務めており、坂本龍馬のことをよく知っているかのようでしたが、司馬遼太郎の小説の中では、岩崎弥太郎はほとんど登場しません。
岩崎弥太郎は、この司馬遼太郎の小説の中では、ときたまに登場するのですが、日本の将来のことを憂慮する坂本龍馬にとっては、お金のことばかりに関心のある岩崎弥太郎は取るに足らない人物という扱いでした。
それにしても、この司馬遼太郎の小説では、主人公の坂本龍馬をはじめとして、桂小五郎や西郷隆盛、近藤勇などの人物が生き生きと描かれていました。
なかでも、坂本龍馬の秘書のような役回りを演じる紀州藩の脱藩浪士であった陸奥陽之助がいろんな場面で活躍します。陸奥陽之助という人物は、のちの陸奥宗光のことで、明治新政府では外務大臣として辣腕をふるう人物です。
ところで、龍馬が創業した海援隊という組織ですが、龍馬の死後、どうなったのか気になっていましたが、結局、土佐の後藤象二郎が管理し、その後土佐藩が抱える借金を岩崎弥太郎に押し付ける際に海援隊の業務も一緒に岩崎弥太郎の差配するところとなったようです。
ということは、海援隊は三菱財閥に変身したともいえるのかもしれません。三菱を巨大企業にした岩崎弥太郎も大した人物だと思いますが、もし、坂本龍馬が暗殺されずにそのまま生きていたら、海援隊はどのような世界的な企業になっていたか、おそらく世界中の国々を相手に貿易をする日本を代表する企業になっていたでしょう。
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