JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.12.13
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カテゴリ: 海外旅行
北京市上空に機体・カタール航空QR812便は近づく。



そして北京の上空へ。



濃い黄色の照明の場所が故宮博物館(紫禁城)であろう。



故宮博物館(紫禁城)をズームで。



格子状に区画される街区が美しかった。



しばし北京の夜の絶景を楽しんだのであった。



空には三ヶ月と金星?が。



カタール・ドーハ空港からの飛行ルート。
離陸後ペルシャ湾➡イラン➡アフガニスタン上空を通過し、その後中国の北部・新疆ウイグル地区
➡甘粛省➡内蒙古自治区上空をひたすら横断して北京上空を通過し、漸く渤海湾手前まで。



天津港周辺。



渤海湾に出る。



河北省唐山市滦南县の上空を通過。



2回めの機内食。



そして韓国上空を横断して隠岐の島上空を飛行。



松江、米子の街の灯り。



羽田空港到着まで残り54分、到着予定時間は22:55との表示。



京都市内、京都御所のある京都御苑そして桂川、大阪湾に注ぐ淀川も確認できた。
その上には、関西空港の灯りも。



写真中央付近の灯りがない場所が京都御苑、そしてその右側が二条城では。



写真右下に琵琶湖大橋が確認できた。そして写真上には近江大橋も微かに。



米原市上空から南の街並みを見る。
琵琶湖に浮かぶ沖島の姿も確認できた。



知多の伊勢湾沿岸の工業地帯。



浜松駅そして駅下を通る広小路通り、中田島街道も確認できた。



そして相模湾から東京湾に入っていく。



千葉市内上空へ。



そして着陸態勢に入り、羽田空港に到着。時刻は22:50。
そして入国審査も無事通過し、荷物を受け取ろうとするが荷物がなかなか出て来ない。
2~30分待ったであろうかようやく出て来たが、私のトランクのベルトが行方不明。
お世話になった旅友との挨拶も済ませながら荷物の最後まで待ったが出て来ず、
海外旅行保険の手続きの20分程度かかるとのことで諦め、駐車場の送迎車に乗り込む。
時間は23:55。帰路の遅れで公共交通機関に最終便にも間に合わずTXを利用した方
帰宅出来ずにホテルに1泊された方もいたとのことであった。
我々も駐車場を0:15に出発し、我が家まで旅友Sさんの愛車で送っていたもらったのであった。
そして我が家に無事0:55に到着したのであった。

「ルーマニア 国旗」の画像検索結果「ルーマニア 国旗」の画像検索結果「ルーマニア 国旗」の画像検索結果「ルーマニア 国旗」の画像検索結果「ルーマニア 国旗」の画像検索結果「ルーマニア 国旗」の画像検索結果

10/24(木)からカタール航空にて成田➡ドーハ➡ソフィアへの長時間移動の格安ツアー旅行・
『秋彩ルーマニア・ブルガリア8日間』、総勢28名(女17名、男9名、
添乗員:日本から&現地2名を含む)、平均年齢70歳?前後の和気藹々の賑やかなツアーであった。
我がグループも、2008年からお付き合いさせて頂いている女性2名も久しぶりに
一緒に参加され、楽しいツアーであったのだ。



旅の名称は『秋彩ルーマニア・ブルガリア8日間』であったが、まず最初に訪れたのは
何故か『ブルガリア』であった。
ブルガリアはバルカン半島に位置する東欧諸国の1つで、ルーマニア、ギリシア、トルコと隣接。
このためヨーロッパの中でもアジアの影響を強く受けている国であった。
15年ほど前は治安の悪い国として知られていたが、2007年にEU加盟してからは経済が安定し、
治安がよくなったと。
とはいえ、国民1人あたりのGDPはEU加盟国内では最も低い国(2017年時点)とのことで
物価が安いことも特徴のひとつとして実感できたのであった。
またブログ内でブルガリアといえばヨーグルトと書いが、ブルガリアは実はバラの名産地。
アロマセラピーなどで使われるローズ製品の世界シェアは7割もあると。
ローズ製品の香りに使われているバラはダマスクローズという種類で、ブルガリアの
ダマスクローズは特に香りが良く最高級の品質と言われているのだと。
ブルガリアのダマスクローズの栽培地としてはバラの谷が有名。
バラの谷の中心は、 トラキア人の墳墓があった
カザンラ クという都市でブルガリア中部、
首都ソフィアから東に約200kmの場所にあったのだ。
そして、カザンラクのバラ祭り自体は5月中旬から6月初旬にかけて行われるが、
メインイベントは6月第1週の金曜から日曜の3日間に渡って開催されのだと。

最初に訪ねたソフィアはブルガリアの西部に位置し、周囲を山に囲まれた自然豊かな都市。
緯度は北海道と同じ程度、冬は11月から3月頃まで降雪も見られ、気温は氷点下になることも
多々あるのだと。一方夏は気温30度程度にあがるものの湿度が低く、過ごし易いと。
ソフィアはヨーロッパ最古の都市のひとつであり、ローマ帝国時代の遺跡も残っていたが、
ブルガリア内の観光や経済の中心でもあるためショッピングセンターなども多くあった。
古さと新しさ、アジアのような雰囲気とヨーロッパらしさなど、様々な面を持っているのが
ソフィアの魅力なのであった。

2日目:『ソフィア市内観光』







3日目:『早朝散歩』『ボヤナ教会』『リラ修道院』





4日目:『ブロブディブ』『カザンラク』





5日目:『早朝散歩』『ヴェリコ・タルノヴォ』 『イワノボ』







そしてブルガリアからドナウ川を渡りルーマニアへ。



ルーマニアは、訪ねる前には、体操のナディア・コマネチとドラキュラ伝説の他には、
私にはあまりなじみのない国であった。また、共産主義だったころの独裁者、チャウシェスクの
名前、そしてあの処刑の場面のニュース映像を想い出し、どちらかといえば暗いイメージが
あるこの国であったが、首都ブカレスト等の市街地においては今ではその姿を大きく変えていた。
2007年1月に隣国ブルガリアと一緒にEU加盟を果たし、EU27ヵ国の一つに名を連ねた。
人口1,904万人と中東欧ではポーランドに次ぐ規模、国土の面積は23.8万㎢で日本の本州と
ほぼ同じ、EU 加盟国では9番目の大きさ、国土の多くは肥沃な大地で、歴史的にも農業が
大きな役割を占め、石炭や鉄鉱石だけでなく、欧州大陸では珍しく石油とガスを産出する
天然資源にも恵まれた豊かな国との予習情報でもあった。
しかし、近年、ルーマニアは経済発展がもたらす貧富の差の増大、及び不景気による
雇用情勢悪化等から、治安状況は毎年徐々に悪化傾向にあり、スリ、ひったくり、
自動車窃盗などの財産犯罪が増大しているほか、横領、脱税、汚職などの経済犯罪が
増加しているのだとルーマニア添乗員が自ら語ったのであった。
そしてルーマニアは低迷する出生率と加速する国民流出状況がもっとも深刻化している国の1つ。
ルーマニアは過去においては、欧州のなかでも高い経済成長率を誇っていたが、国民の生活水準は
改善しておらず、多くの国民は希望を見いだせず、西ヨーロッパに移住して行くと。
移住先で人気が高いのは北欧やドイツであると。
ルーマニアも以前のブルガリアと同様に出生率は1.6と少子高齢化が進み、
若年層の西ヨーロッパへの人口流出が激しく、この30年で人口は2300万人から
1900万人以下となり、3~400万近くまで減少しているのだと。
よって現在の総人口の15~20%近くに相当する数がいなくなったことになるのだ。

美人国といわれるルーマニアだが、街を歩く『若い!!』女性は長身で色も白くなるほどと。
バルカン諸国で唯一のラテン系民族、ラテンの中でも言語はイタリア語に近く、
スペイン・フランスなどの国にも非常に親近感を持っていると。
一方周囲がブルガリア、ウクライナ、セルビア、スロバキアなどスラブ語圏民族に
囲まれている中で、ローマ帝国拡大の歴史の下にバルカンで唯一のラテン系の国なのであった。
106年ローマ帝国軍が、この地の先住民ダキアを征服、その結果移住したラテン系の多くの
ローマ人が、ダキア人と混血となり、ラテンを基にした言語の源流ができ、また
ローマ帝国崩壊後、7世紀ごろにかけてこの地域に移動して来たスラブ人の影響も受けて、
現在のルーマニア語になって行ったのだと。

一方ルーマニアには、ロマと呼ばれるいわゆるジプシーが多く住んでいるのだと。
その数は180万人とも200万人とも。総人口が1900万人であり人口の10%近くを占めるのであった。
彼らは東方から移動をしてきた民族で、ルーマニアでは14世紀にジプシーの移民が急増。
定住するジプシーも少数居たものの、多くは、追放されたり、定住を避けるための
さまざまな措置を各国が取ったことから、差別を受け、社会の外側に置かれ、生き残る
戦略として、移民・移住し続けたのだと。
今回訪ねた世界遺産の観光地にも、お金を強請る子供たち、そして乳飲み子を抱く若い母親の
姿があったのであった。現在、欧州には約1,000万人近いジプシーが居るといわれており、
多くは、ルーマニア・ブルガリア・ハンガリー・セルビアなどのバルカン地域を移動している
場合が多いのだと、これもルーマニア人の現地添乗員から。

ルーマニアの1人当たりGDPは8,000ドル強で、EU27ヵ国中26番目であるとのことだが、
首都のブカレストと車窓から見えた地方の農村の間のギャップは他の国のそれとは
比較にならないほど大きいのではと感じられたのであった。
短時間の滞在いや通過であったが人口190万人を数える首都ブカレストは国際価格並みの
ホテル、レストランも数多く、カルフール、メトロ、イケアなど西欧資本の
スーパーマーケットも多く進出し、他の西欧・中欧の大都市とあまり変わらない顔を
見せつつあると実感できたのではあったが・・・。
しかし、ブカレスト市街から外に出ると、広大な農地が広がり、車で通る集落では
家の前のベンチで穏やかな老人や女性たちがおしゃべりを楽しむ、牧歌的な風景が
ごく当たり前に続いていたのであった。現在に於いても主要産業が工業ではなく
農業が主要産業であり、車窓からは大きな工場等は精油所以外は皆無に近いほど
目に入って来なかったのであった。
所々に穴があき凸凹の主要国道に、農具と家族を載せ馬車が何台も闊歩しているのが、
ルーマニアの現実の姿と感じざるを得なかったであった。

6日目:『早朝散歩』『シギショアラ』











7日目:『ブラン』 『シナイア』 『ブカレスト』











最後に、日本人にとってまだなじみの薄い国・ルーマニアであろうが、今後、鉄道網の改修、
高速道路の整備、港湾などのインフラが良くなることで、そのポテンシャリティーがさらに
高まるのは間違いないのであろう。
現在、自動車産業以外にも既に日本企業400社近くがルーマニアに進出しているのだと。
小売りスーパー業、加工製造業だけでなく、その他の企業においても世界展開の中の重要な
国の一つであり、欧州、とりわけEUの今後を見据えて、その投資の魅力はさらに高くなるものと
思われ、将来が非常に楽しみな国でもあるのではと門外漢ではあるが。
昨年2018年1月に安倍晋三首相は、日本の総理大臣として初めてルーマニアを訪問したが
この様な背景、展望の下での訪問であったことは間違いないであろう。
しかし、訪問前日にルーマニア首相が辞任を表明するという事態が発生したとテレビ報道され
政局が不安定な国であると報道していたと記憶しているが。
我がこのブログを訪ねてくださった皆さん、是非一度ブルガリア、ルーマニア両国を
訪ねてみてはいかがでしょうか?

8日目:『帰路』



ブカレスト空港~ドーハ空港~羽田空港への「 long‐distance flight」にも耐え
機窓から眼下に拡がるトルコの白き山々、北京、京都、琵琶湖、大阪、関空の市街の夜景を
逆に楽しめる帰路となったのであった。

そして次回は、来年2月の『​ 中国 6つの絶景巡り 7日間 ​』👈リンク を予定しているのである。


                              ・・・​ もどる ​・・・



                  ・・・完・・・





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Last updated  2019.12.13 10:49:23
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Re:秋彩ルーマニア・ブルガリア8日間の旅へ(その38・10/31)                帰路:ブカレスト~ドーハ~羽田へ(その2)(12/13)  
オジン0523  さん
長編のブログご苦労様でした。
最後の二編の写真枚数も多いいですね。
私は通路側でしたので、枚数がが少なく一遍で終了。
32編で終了しました。
最後の纏めも大変ですね。
流石ブログ歴が長いと、私は簡単に終了です。
明日からはいよいよ弥次喜多道中? (2019.12.13 10:33:14)

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