平成25年1月28日(月)
午前6時起床。霜降。寒い一日でした。
このところ、床を離れるのが遅い。午前4時頃、一度目が覚めます。しかし、眠気が勝って二度寝します。理由は判っています。花粉症の薬アレロックを飲んでいるからです。前もっての備えです。副作用は睡魔です。処方は朝晩ですが、日中は仕事です。うとうとするわけにはいきません。夕食後のみの服用です。
終日デスクワーク。弊社も新年度の事業計画と予算案件が大詰めです。隣のフロア、財務の方は慌ただしい。
夕方運動公園へ。ラン8km。練習を中4日休みました。身体が重い。こんなことではいけない。太ってしまう。食べた分はしっかり走って燃やさなければ。
寒い中、着替える場所から波越の山が見えます。薪を採りに入るあたりです。夕闇が迫り、暗く沈んでいます。この時間、人焼場だったあの場所はどんなだろうと想像しました。気味が悪かろうと思う一方、今すぐにそこへ行ってみたくなる気持ちがふと首をもたげました。怖いもの見たさとは違います。何かに惹かれるという感じです。心だけはもうそこへ行ってしまっているの感が帰宅するまで続きました。
居間に薪を誂えました。運び込む前に焼酎に手を出しかけて、妻にこっぴどく叱られました。「あなた、ブログを読んだら、美味しいものを食べ放題、お酒も飲み放題、驚いたわ、散財もですが少しは健康を考えて下さいよ」青菜に塩となりました。そんなにガミガミ言わなくても。「どんなに飲んでも食べても1次会でピシャリ打ち止めだろう。ハシゴは登らないよ、きちんと走っているし」でも弱々しい弁解の通じるはずがありません。旗色悪し。而して焼酎は不味い。お湯割り1杯にしました。
読み物について少し。
文庫や新書の最後に、帳尻合わせのページがあります。そこにはその文庫や新書の刊行物が紹介されています。例えば岩波新書。辰濃和男「ぼんやりの時間」の巻末には、新赤版から文学、随筆、芸術のくくりに分類されるものが並んでいます。どれにも関心があります。なかでも随筆に興味を惹かれます。著者の名前を挙げると、新藤兼人、永六輔、矢野誠一・・・。辰濃和男の他の本もあります。大江健三郎も4冊。しかし、彼の本はちょっとね。話を戻します。ふとしたことからこんなところに目が移り、別の世界に引き込まれるのは心地よいです。小説もいいけれど、随筆はことのほか味わい深いです。
メモ
高木護「人間畜生考」未來社
H・D・ソロー飯田実訳「森の生活」(上・下)岩波文庫
同上「市民の反抗」同上
今日の写真はツバキです。熊野神社の境内にあったものです。先日、薪にしました(小切って割りました)。それぞれを両の手で持って打ち合わせるといい音がします。キンキン。よく乾かして燃やすと、煙が出ない。薪として一等です。
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