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ヒルギノボリヨコバサミ(Clibanarius ambonensis)。飼育を始めてから2年10か月以上が経過した。思った以上に長生き~♪それにしてもタテジマヨコバサミによく似ている。歩脚や眼柄などを見れば違いがわかるのだが…。眼柄のラインがわかる写真はこちら。参考のためにリンクを貼っておく。それにしても癒される~♪またマングローブ域に遊びに行きたくなってきた(笑)。
2021年10月16日
Ciliopagurus babai。以前より飼育している和歌山産の深海性のヤドカリ。順調な飼育経過っす。ここには同じく深海性のコシオリエビの仲間がいる。この写真に2匹、最初の写真に1匹(ハサミだけ)が写っている。ほかの場所にも結構いるのだが、全体の数を把握できていないっす。ただ以前と比べると数は減ってきている…。わかっていたことだが再認識することで残念さが倍増っす。
2021年10月13日
お、これは…!まさか…!カルイシヤドカリがついに☆に…。と思いきや…。イソギンチャクの向こう側に宿に入ったヤドカリがいた。良かったぜ、脱皮殻だったのか。いつもながらに心臓に悪いぜ。ちなみにこれはちょっと前のこと。かなりヒヤッとしたのをよく覚えている。
2021年10月10日
Pseudopaguristes kuekenthali。ミギキキヨコバサミ属の一種。少し前より飼育している個体。やっぱりこの子の鮮やかさは半端ないなぁ~。これとは対照的に、宿としている巻貝の石灰藻は徐々に白化して死んでいってるけれど…。まぁええわ、こっちのほうは。今日はとりあえず、水換えと給餌やな。
2021年10月04日
Ciliopagurus alcocki。以前より飼育している和歌山産の深海性ヤドカリっす。ご覧の通り、ホオズキチョウチン(Laqueus rubellus)が襲われているっす(汗)。そんなの食べるんか~?ちなみにホオズキチョウチンは二枚貝のように見えるが二枚貝ではなく、深海性の腕足動物になるっす。少しだけ殻を開けていること多いので、その隙間にハサミを入れられて襲われたのかもしれない…。ほかにもたくさん飼育しているチョウチン類だが、この個体は定期的にスポイトで給餌していただけにかなりショックっす~(涙)。でもひょっとしたら、ダメになったホオズキチョウチンの臭いを嗅ぎつけたのかもしれない。それだったら仕方がないかな。
2021年10月03日
気温が下がり、低温水槽のクーラーの稼働が少なくなってきた。いい感じや。これとは別にいくつかの水槽ではヒーターが稼働している。人工海水も作りやすくなった。水温調整がやりやすくなり、そのまま使うことも多くなった。でももうすぐ冬やからお湯を使って水温調整しやなあかんけれど。そういや、インフルエンザワクチンの接種や。日程は決まったし、あとは接種するだけ。コロナのほうは3回目あるんやろうか。たぶんホムラspのところの病院はやるはず。来年になったら日程が決まるかもしれんな。さて話は変わり、こちらは和歌山産のヤドカリ。たぶん「エサくれ~!」やろ。おまえにはウイルス汚染惑星地球の現況なんか、到底わからへんやろうな。コロナ禍で逼迫している医療。最近はちょっとましやけれど、ホムラspの仕事量は激増している。がんばるしかないんやけれど、なんかストレスたまるな~。早く終わってくれー、コロナ禍。(あ~、海へ行きたい…。)追記:ヤドカリにはきちんとエサをあげたのであしからず。
2021年09月26日
解凍したオキアミを摂餌しているCiliopagurus babai~♪和歌山産の深海性ヤドカリっす。こちらも同様にオキアミを摂餌しているCiliopagurus alcocki~♪最初のヤドカリ同様、和歌山産の深海性ヤドカリっすね。Variationに富んだエサを与えようと思いつつ、冷凍エサばかりに偏ってしまう。このままではあかんやん。さらなる対策を検討中っす。ところでCiliopagurus alcockiだが、今回は摂餌しているものの、前回は食べなかった…。飼育ノートをもう一度見直してみると、確かに摂餌のペースが落ちてきている。ひょっとしたら、脱皮が近いのかもしれない。(もちろん他の原因もあると思う。)水換えにしろ、掃除にしろ、少し慎重になった方が良さそうや。ちなみにどちらのヤドカリも飼育してからすでに脱皮を経験している。確か以前のブログに掲載していたはず…。ん?ん?ん?掲載してないやんけ~!そうかブログをさぼっていたときや。ブログをさぼっていたときのイベントはほぼ書いていない…。磯採集、深海採集の記録もしんどくて途中で書くのをやめたし…。少しずつ書いていくしかないか…(汗)。
2021年09月14日
Pseudopaguristes kuekenthali、ミギキキヨコバサミ属の一種。殻口の最大径が1cmほどの貝殻に入っている小さなヤドカリ。鮮やかな色彩に魅せられて購入してしまった。今までミギキキヨコバサミ属のヤドカリをほとんど飼育したことがなく、過去にシダラミギキキヨコバサミを飼育したことがあるくらい。でもかなり前のことなのですっかり忘れてしまっている。飼育ノートに何か書いていたかも?参考になるようなことでも書いてあればいいけれど。
2021年09月11日
2021年8月29日のブログに掲載したダルダヌス・ブラキオプス(Dardanus brachyops)。沖縄の深場からやってきたヤドカリ。ヤドカリが入っている貝殻にはイソギンチャクの付着がないとのことだったが、最近になって開き出したものがいた。何が開き出したかって…。ほら、ほら。ヤドリスナギンチャク科の一種(Epizoanthidae sp.)だと思う。開いていないものもあるけれど。2021年8月29日のブログを再確認すると、宿となる貝殻の上にうっすらと乳白色のものが付着している。一部の深海性のヤドカリが入った貝殻には時々付着しているのだけれど、今回は完全に見落としていたなぁ…。でもうれしい見落としであることには間違いないっす~♪
2021年09月07日
Strawberry Tartine。前回のブログに掲載した自分用のお菓子。サクッとした乾燥イチゴがすごく美味しい~♪クリームもまた最高。でもそろそろ、幸せなあま~い、あま~い世界からアクアの方に戻らなければ…。こちらは最近、和歌山で採集したベニワモンヤドカリ(Ciliopagurus strigatus)。やっぱりこの子~♪綺麗だし、かわいい。タカラガイやマガキガイの貝殻が多く見つかる紀南ではつい探してしまうヤドカリっす。でも今年はいつもより少ないような印象…。それとも探し方が悪いのかな?まだまだ磯採集に行くつもりなので、次回また探してみようっと。
2021年09月06日
ダルダヌス・ブラキオプス(Dardanus brachyops)。最近やってきた沖縄の深場採集の個体。ソメンヤドカリによく似とるやん。でもソメンヤドカリと異なって、めっちゃくちゃ毛深い。また鉗脚などにはたくさんの小さな突起。もさもさ、つぶつぶのヤドカリっす。Dardanus属はD. guttatusを除いて、あまり好きじゃなかったけれど、こいつには何だか好感が持てそうだ。
2021年08月29日
最近串本で採集した小さなヤドカリ。ちょこまかと素早い動き。ちょっとだけ見えるストライプな歩脚。なんだか期待できそう~♪とまぁ採集時には思ったのだが、お持ち帰りして観察してみると、めっちゃ小さなヤマトホンヤドカリ(Pagurus japonicus)だった…。ガーン!OMG…。俺のこの胸の高鳴りはなんやったんや…。俺のこの胸の高鳴りは…。俺のこの胸の…。まぁよくあることやけれど。今見れば最初の写真でも十分わかるんやけれど、採集時は期待が突っ走ってしまうんやな。そしてとりあえずキープしてしまう。また今度磯採集にでも行こうっと。
2021年08月20日
1cmほどの小さな貝殻に入っているアオヒゲヒラホンヤドカリ(Pagurus decimbranchiae)。いつも目立たず、地道に力強く、生きているね。そんな君の魅力に気付いたのはもうずっと前のこと。第1触角はブルーとイエローのストライプ。さりげないオシャレに今も昔と変わらず首ったけ。
2021年08月04日
何度も掲載しているCiliopagurus alcockiという水深220mより採集した深海性ヤドカリ。現在食事中なり~。宿となる巻貝にはカンザシゴカイ類の石灰質の棲管がたくさん固着している。そのうちのひとつ。大半がもともと空っぽだったが、この個体は鰓冠が開いている。ヤドカリの飼育を始めてしばらく経つが、まだ生きていることはうれしい。ちなみに後方のオレンジ色の個体はホオズキチョウチン。深海採集でたくさんとれる生体のひとつ。これもしばらく経つが、開いていることが多く、元気そう~。またいつか掲載したいと思う。こちらはCiliopagurus babai。先程と同様に何度も掲載している深海性ヤドカリ。現在食事中~。宿貝に開いている鰓冠は見つからなかった。なんだかさみしいな。ただこのケースにはイソギンチャクが数個体いる。そのうちのひとつがこちら。以前より飼育している熊野灘産の深海性イソギンチャク。名前はわからないが、元気そう~。ほんのりとした黄緑色がきれい。ただ非常に小さい個体で開いていないと、どこにいるのかわからなくなる。エサやりも大変。海水に溶かしたエサをスポイトで与えるようにしているが、この個体はまだだったようだ(汗)。早速給餌を行った。
2021年07月30日
ホンヤドカリ(Pagurus filholi)。ホムラspがいく採集場所ではそこらじゅうにいるヤドカリなのだが、採集直後は宿貝から出てこなかったので、何者かわからず。よっていったんお持ち帰りした。宿貝のサイズは小さく、アオヒゲヒラホンヤドカリが背負う宿貝程度。といってもアオヒゲヒラホンヤドカリを知らないとわからないな。まぁとにかく小さな宿貝であった。よって中に入っているヤドカリも小さい。少しだけ期待したのだが、結果は最初の写真のごとくホンヤドカリ。でも、でもね、こうやってみるとこの小さなホンヤドカリ、結構美しいやん。ちょっとだけ見直したわ。追記:そろそろ磯採集記、深海生体採集記を書いていかなければ…。写真があまりにも多く、敬遠していた結果、ずいぶんとたまってしまった(汗)。ということで、過去の磯採集記、深海生体採集記を少しずつ掲載していこうと思う。
2021年07月22日
和歌山の水深200-250mより採集した深海性のホンヤドカリ科の一種(Paguridae sp.)。いずれもクマサカガイを宿としており、クマサカガイが生息する砂地、砂泥地に生息しているのだろうと推測している。鉗脚、第1および第2歩脚はいずれもかなり毛深い。個人的な興味から、ヨコヤホンヤドカリのように毛にヨコエビの共生がないかと探したが、見つからなかった。次回採集した際にまた探してみようっと。現在、ほかの未同定のヤドカリといっしょに飼育中。
2021年07月20日
和歌山の水深200-250mより採集したヒメヨコバサミ属の一種(Paguristes sp.)。結構たくさん採集できたので、お持ち帰りは一部だけ。現在は何か所かに分けて飼育しているが、一時期飼育場所がなく、濾過槽に入れていたこともあった。ヒメヨコバサミ属はよく似た種が多い。同定に際し悩ましいものが多いので、少し敬遠気味…(汗)。時間があるときにでもまた見直してみようと思う。さぁやってきた、ヤドカリ on the ヤドカリの時間。(何の時間やねん!と一人でツッコミ。)最初のヤドカリの宿貝の上にはもう1匹のヤドカリがいるのだが、わかるだろうか。答え合わせ~♪小さなヤドカリ。宿である巻貝に固着したゴカイ類の石灰質の棲管に入っている。ヤドカリの宿に棲むヤドカリ!面白すぎ~♪ところでヒメヨコバサミ属のヤドカリが水深200-250mより採集されたということはこの小さなヤドカリも水深200-250mより採集されたということ。セルプラヤドカリとかに近い種なんだろうか?よくわからないので、時間があるときにでも調べたい。
2021年07月18日
2021年6月29日のブログに掲載したカルイシヤドカリ(右)と2021年7月4日のブログに掲載したカニ(左)を写真のケースへ引越しさせた。ここにはもともと和歌山の水深200-250mより採集した深海性ヤドカリ(中央)がいる。ほかにも写真には写っていないがセルプラヤドカリなどがいる。それにしても密だな(汗)。短期間の密の予定なので、もう少しだけ待ってくれ。
2021年07月12日
新型コロナウイルスのPCR検査の陽性者のすべてが感染者ではないのに、以前として陽性者を感染者として扱っている。陽性者の中には免疫によりウイルス増殖が抑えられ、発症しない方もいるわけで、この場合感染者にはならない。また検査時にたまたま粘膜にごく少量のウイルスがいた場合でも陽性になることがある。今後ワクチン接種率が高まるにつれ、粘膜にウイルスがいても発症しない方が増えていくだろう。PCR検査をすれば陽性になるかもしれないが、ワクチンを接種しているので発症しない。こういった方を感染者とするのだろうか。陽性者数が感染者数ではないことを知っておいても損はないだろう。余談はさておき、現在のCiliopagurus属の深海性ヤドカリのこと。まずはこちらのCiliopagurus alcocki。オキアミが余ったのでこれを与えたところ、むしゃむしゃと食べ始めた。少し前に与えたばかりなのに。こちらはCiliopagurus babai。同様に余ったオキアミをもう一度与えると、勢いよく食べ始めた。いつもの給餌量では足らないのだろうか。深海ではあまりエサにありつけず、それほど食べないと思っていたが、違うのだろうか。それとも食べられるときにたくさん食べて、食いだめしているのだろうか。よくわからないが、給餌量・給餌回数を一度再考してもよさそうだ。
2021年07月03日
以前より飼育しているカルイシヤドカリ(Pylocheles mortensenii)。和歌山の水深150mより採集した個体である。カルイシヤドカリと言えば、名前のごとく軽石を宿とすることが多いが、写真の個体の宿はどうみても軽石ではない。既存の管腔状の構造物に入っている。ゴカイ類の石灰質の棲管とか、ヘビガイ類の殻とか、そんな感じのやつ。軽石に穴を掘って入るんじゃないのか。手を抜くなと言いたいところだが、ぴったりの宿があったのなら、まぁ仕方ないな。
2021年06月29日
ヨコヤホンヤドカリ(Propagurus obtusifrons)。和歌山の深海より採集された個体。(かなり前の写真、現在飼育しておらず。)タンカクホンヤドカリと混同して掲載していたこともあり再掲載。すでにタンカクホンヤドカリは別の種であることがわかっている。以下のリンクの写真は混同していたときのもの。1、2、3、4、5、6、7、8Retrospectiveに確認するとすべてヨコヤホンヤドカリである。
2021年06月24日
遠州灘の水深200-400mより採集されたヤドカリ。2021年2月21日のブログに掲載した個体。宿となる巻貝が異なるのは引越したため。さてこのヤドカリだが、飼育開始から6か月目になる。ちなみに以前にもこれとよく似た熊野灘産のヤドカリを飼育したことがあるが、長期飼育できなかった経験がある。このヤドカリは今のところ順調に見える。このままうまく飼育できればいいが、やはり危惧すべきことは脱皮の成否だろうな。どうなることやら。
2021年06月22日
2021年6月10日のブログに掲載した深海性の小さなヤドカリ(中央左上)。水深200-250mより採集した個体。動きは速いのだが、普段はじっとしていることが多い。ちなみにここにはほかにもいろいろいる。コシオリエビ類、セルプラヤドカリ、アカサボテン、ナスビイソギンチャク…。写真に写っているだけでもこんなに。正直なところ、このヤドカリ以外はめちゃくちゃたくさんいるので、そこらじゅうに散在しているのが現状である。さてタイトルのこと。2021年6月10日のブログの写真では淡いオレンジ色だったのに、飼育しているとご覧の通りほんのりピンク色になってきた。照明の影響があるのかもしれないが…。まぁこれはこれで美しいと思う。
2021年06月19日
以前に和歌山の水深100-150mより採集したセルプラヤドカリ(Lophopagurus triserratus)のうちの1匹。現在かなりの数を飼育しており、その大半がゴカイ類の石灰質の棲管に入っているが、写真の個体は巻貝を宿としていた。以前掲載した個体はカイメンあるいはカイメンの付着した棲管に入っていた。いろいろなものを宿にすることができる腹部の構造に興味がわく。
2021年06月16日
ペットボトルのキャップに収まる小さなヤドカリ。和歌山の水深200-250mより採集したホンヤドカリ科の仲間である。淡いオレンジ色の体色がとても美しく、歩脚はうっすらと半透明。ホムラspのちょっとしたお気に入り~♪でも名前がよくわからな~い。そもそも名前はあるのだろうか?また時間があるときにでも調べてみようっと。
2021年06月10日
こちらはユメオキヤドカリ(Paragiopagurus diogenes)。和歌山の水深100-150mより採集した個体。宿貝には多数のヒドロ虫の付着があるようだ。申し訳ないが、現在ジャンボタライで飼育中。比較的たくさん見つかるヤドカリなので、こんなところですみません(汗)。他にも掲載していないヤドカリがたくさんいる。いつか掲載したい。名前がわからないやつもいるが。タイトル、「海水魚が好き!」から「ヤドカリが好き!」になりそうやな(笑)。
2021年06月01日
以前より飼育しているヤマブキホンヤドカリ(Pagurus similis)。写真はやってきた当初に撮影したもの。見ての通り、左鋏脚が欠損していた。脱皮による再生を期待するか…。ということでバリエーションに富んだエサをたっぷりと与えながら飼育した。そして少し前にようやく脱皮を行った。小さな左鋏脚が再生していた。ただPagurus属のヤドカリなので、もともと左鋏脚は小さい。(右奥に脱皮殻あり。)それにしてもよかった~♪無事再生したこと、それと脱皮を失敗しなかったこと。本当に脱皮の失敗は怖いからな…。先程の写真の左鋏脚がわかりにくかったので、本日朝に撮影した写真を追加で掲載。宿貝にヤドカリイソギンチャクを付けている。
2021年05月31日
深海性のヤドカリ、Ciliopagurus alcocki。和歌山の水深220mより採集した個体。面白い宿に引っ越したので、思わず撮影したが、実際はめっちゃ焦った。と言うのもいつもの宿貝(巻貝)にいなかったから。別の宿貝も探したが見つからず。まさかこんなところにいるとは…。このあと数個の宿貝を入れておいたら、引っ越していた。それにしても心臓に悪い…。
2021年05月29日
ヒルギノボリヨコバサミ(Clibanarius ambonensis)。マングローブ域に生息するヤドカリ。飼育開始から2年半が過ぎている。思った以上に長生きである。とは言うものの、当初と比べてずいぶんと減ってしまったが(汗)。そういや飼育開始時はこのヤドカリのために、小型のオーバーフロー水槽を購入し、立ち上げた。汽水にしてメヒルギの苗を入れたが、一度も登らんかったな。苗じゃないほうがいいのかな。
2021年05月22日
和歌山の水深100-150mより採集したセルプラヤドカリ(Lophopagurus triserratus)。デトリタスや泥が付着するカイメンらしきものに入っていた。ただ個人的には、ゴカイ類の棲管にカイメンが付着したものだと思うのだが、わざわざ剥がす必要もないので、ずっとこのまま~。実際、ゴカイ類の石灰質の棲管に入っているものがほとんどである。さてこのセルプラヤドカリだが、時々行く深場採集の際には、かなりの数が見つかる。ゴカイ類の棲管を丹念に調べていくと、高確率で入っているので、当初の新鮮さは薄れてしまった。時々棲管から出ている個体も見つかる。実際、出ることはしばしばあるようだ。多数の個体を飼育してわかったことだが、石に固着した棲管に入っていたヤドカリが出て歩いていたりするし、いつの間にか、ほかの空の棲管に入っていたりする。個人的には、エサにありつけない場合に棲管から出て、移動するのかもしれないと思っている。ただ最初の写真のように自由に移動できる宿なら、その必要性も少ないと思われる。あと、棲管以外の宿、例えば巻き貝なども利用するようなので、今後確認したいと思う。
2021年05月18日
和歌山の水深220mよりやってきたCiliopagurus alcocki。ケースに入れていっしょに撮影した。宿となる貝殻は殻口が狭く細長いもの(写真上の宿貝)、そうでないもの(写真下の宿貝)とvariationに富んでいた。ただ見てわかるように、写真上の個体は大きく、それに比して殻口が狭く細長い宿貝を選んでいる。実際、Ciliopagurus alcockiの体は扁平であり、ベニワモンヤドカリなどと同様に殻口が狭く細長い宿貝を選ぶことが多いと予想される。今後、採集した個体を観察していきたい。
2021年04月18日
和歌山の深海で採集したCiliopagurus babai。以前より飼育している個体と並べて撮影した。激レアと書いたが、Ciliopagurus alcockiとともによく見つかるので、意外と多いのかもしれないな…。
2021年04月13日
遠州灘の水深200-400mより採集されたヤドカリ。2020年10月28日のブログに掲載した遠州灘の深海性ヤドカリの続き。色彩の濃淡に違いがあるが、2020年10月28日掲載のヤドカリと同じ種類なのだろうか?今回のヤドカリの第2触角には羽状の毛があり、明らかに違うように見える。ただ2020年10月28日のブログの写真ではうまく写せなかった可能性もある。よくわからない。
2021年02月21日
こちらは遠州灘の水深200-400mより採集されたヤドカリ。そういや、熊野灘でも同じヤドカリが採集されていたな。ヤドカリが好きなホムラspにとってはとても興味深い個体である。
2020年10月28日
ちょっと前のこと。インターネットで活餌としてエサ用のエビを購入。写真は届いたエビをバケツに入れたところ。よく見ると中央のやや下あたりにネットに重なる淡い黒いものがある。実はこれヤドカリ。インシデンタルに紛れ込んだのだろう。ラッキー?でもいらないかな…。といって捨てるわけにもいかない。とりあえずいろいろなヤドカリが入っている水槽へ放り込んでおいた。今はどうなっているのかわからないけれど。
2020年02月03日
和歌山の深海(水深220m)よりやってきたCiliopagurus alcocki。以前紹介したCiliopagurus babaiとともに美しい深海性のワモンヤドカリの仲間である。採集場所もほぼ同じであった。よく似た種が数種類いる。例えば、Ciliopagurus pacificusとか、Ciliopagurus hawaiiensisとか、Ciliopagurus vakovakoなどであり、いずれも深い場所に生息している。ほかの深海性のワモンヤドカリの仲間も飼育してみたいものだ。
2020年01月03日
タンカクホンヤドカリ(Propagurus obtusifrons)です。ヨコヤホンヤドカリとも呼ばれています。(こっちのほうがわかりやすいかな。)個人的に興味があるのは宿貝のイソギンチャクとか、ダルマハダカエボシとか、体表に共生するヨコエビとかですが、この個体にはイソギンチャクしか付着していませんでした。少し残念。定番の深海性ヤドカリですが、ホムラspのところではほかのヤドカリに押され気味かも…。ほかのヤドカリはまた掲載します。
2019年11月30日
和歌山の深海(水深220m)よりやってきたCiliopagurus babaiというワモンヤドカリの仲間です。よく似たCiliopagurus majorとの区別に少しだけ悩みました(汗)。それにしても美しいヤドカリです。でも少し毛深いけれど(笑)。現在でおよそ4か月が経過。このまま頑張って飼育したいと思います。これとは別に最近もう1個体をゲット~♪意外と見つかるものなんですね。
2019年11月21日
以前より飼育しているアカモンオキヤドカリ(Oncopagurus monstrosus)。熊野灘産の深海性ヤドカリである。ヒメヤドカリスナギンチャクと共生している。今まで飼育してきた個体と比べて長生きだ。この原因として考えているのが、飼育環境。この経験を今後に生かしたい。
2018年08月24日
2018年6月中旬に行ったエビとカニの水族館の備忘録。カイメンホンヤドカリ(Pagurus pectinatus)。まだ飼育したことがないヤドカリ。コルクカイメンの一種らしきものを宿としていた。ただ小さい個体は巻貝を宿とするらしい。興味深いなぁ~。いつか飼育したい。つづく。
2018年06月23日
2018年6月中旬に行ったエビとカニの水族館の備忘録。イガグリガニ(Paralomis hystrix)。ホムラspも飼育したことがあり、スタッフさんにいろいろ尋ねた。いつものごとく質問攻めなり。ヤスリヤドカリ(Strigopagurus boreonotus)。イガグリガニの歩脚の上に乗っていた。歩きにくくないか。現在、ホムラpも数個体を飼育している。深海性のヤドカリの中では飼育しやすいほうだと思う。つづく。
2018年06月22日
2008年5月21日のブログに掲載したヤドカリの別の写真。ハダカホンヤドカリ(Pagurus gracilipes)もしくはシマハダカホンヤドカリ(P. nipponensis)、あるいはこれらの近似種と思う。当時はろくに調べもしなかったヤドカリで正体不明のままであったが、あるときハダカとシマハダカについて調べていて、過去のこの写真のことを思い出して気付いたのである。
2018年05月20日
シマヨコバサミ(Clibanarius rhabdodactylus)。昨年沖縄で採集した個体です。底面の残餌を処理する目的を兼ねて飼育しているのですが、いっしょにいる魚がすべて食べてしまうため、ほとんど餌にありつけないのが現状です。結局のところそれぞれのシマヨコバサミに対してピンセットで給餌を行っています。それでも横取りされることがあるので、給餌後はきちんと食べているかどうかしばらく観察。でも本当はヤドカリだけ飼育したほうがいいのかもしれませんね。
2018年04月21日
ウキボリヤドカリ(Cancellocheles sculptipes)です。石を宿とする深海性のヤドカリです。熊野灘産です。飼育開始からしばらく経ちました。今までの飼育経験ではすぐにダメになってしまう個体が多かったのですが、この個体は順調そうです。エサ食いも今のところ問題なし。このままうまくいってほしいものです。~~~~~訂正:カルイシヤドカリ→ウキボリヤドカリカルイシヤドカリはこちら。
2018年04月20日
タンカクホンヤドカリ(ヨコヤホンヤドカリ)。以前より飼育している深海性のヤドカリ。いつの間にか脱皮していた。脱皮殻は破損していない。給餌日だったので、ヤドカリに給餌棒でエサを近付けたがじっとしたまま。脱皮してからそれほど時間は経っていないようだ。
2018年04月07日
少し前にやってきた深海性のヤドカリ、ウキボリヤドカリ(Cancellocheles sculptipes)。ご覧の通り、石のようなものを宿としている。石に掘られた穴は円筒状で、この中にヤドカリの細長い体が入っている。ヤドカリはこの円筒状の穴を軸として回転することができる。万一、宿である石がひっくり返った時には、歩脚が地面に付く位置にまで体を回転させることで、これに対応するのである。おまけ。石に付いていたもの。コケムシの仲間かな。個人的にはとても興味津々~。~~~~~訂正:カルイシヤドカリ→ウキボリヤドカリ軽石→石カルイシヤドカリはこちら。
2018年04月05日
飼育場所が少なくなってきて、そのとばっちりを受けたヤドカリ。深海性のヤドカリで、おそらくトゲヒメヨコバサミ(Paguristes acanthomerus)。隔離ケースへと移動させた。メリット、デメリットがあると思うが、狭くなった点はデメリットかもしれない。エサを与えやすくなった点はメリットだろう。脱皮時に襲われない点もメリットだと思う。(ここには襲うような生体がいない。)個人的にはそれほど悪くないとばっちりだと思う。
2018年03月27日
リフジウム水槽で飼育しているゼブラホンヤドカリ(Pylopaguropsis zebra)。いつかここから移動させようと思っていたのだが、しばらく移動させることができなくなった。というのもこの水槽と連結しているメイン水槽には以前病気になったクルマダイがいるから。(クルマダイは現在治癒している。)ヤドカリには無害な病原菌や寄生虫かもしれないがこれがヤドカリや宿貝に付着していると、移動させることで病気の水平感染を生じさせるおそれがある。そう考えると移動できないなぁ…。このヤドカリだけを取り出して、別水槽で水換えなどを行いながらしばらく単独飼育を行い、その後移動させるのがいいのかもしれないが、とりあえず今はこのまま。
2018年03月25日
ツノガイに入った深海性ヤドカリのこと。まずは写真を。ご覧の通り脱皮を失敗していた。ショックだなぁ…。少しだけ動いているが、このまま☆になってしまう可能性はあるだろう。でも今は見守るだけしかできない…。明日もしくは明後日にこのままの状態で生きていたら、脱皮殻の一部を切り取ってみようかと考えている。
2018年03月01日
深海よりやってきたヤスリヤドカリ(Strigopagurus boreonotus)が脱皮した。脱皮の失敗は命にかかわるため、今回の成功はとてもうれしい。このヤスリヤドカリは写真のごとく、脱皮した殻をハサミでごそごそと漁っていた。そして何かを口元へ運んでいた。殻を食べているのかもしれない。海棲のヤドカリの中で脱皮殻を食べるものがいる。このことを某博物館の先生にお尋ねしたところ、食べているところをよく見かけるとのこと。また脱皮殻をいったん砂の中に埋めてから、あとで掘り返して食べることもあるらしい。(面白すぎる~♪)ということでこの脱皮殻はこのまま放置しておく。ヤスリヤドカリにとって大切な食料かもしれないので。
2018年02月12日
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